JP2820136B2 - レーダデータ処理システム装置 - Google Patents

レーダデータ処理システム装置

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JP2820136B2 JP8300357A JP30035796A JP2820136B2 JP 2820136 B2 JP2820136 B2 JP 2820136B2 JP 8300357 A JP8300357 A JP 8300357A JP 30035796 A JP30035796 A JP 30035796A JP 2820136 B2 JP2820136 B2 JP 2820136B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一次レーダ装置ま
たは/および二次レーダ装置で検出されたレーダ目標デ
ータを入力信号とし、このレーダ目標データに対する航
跡追尾データおよび航跡データを含む多数のデータの処
理を中央演算処理装置(以下、「CPU」と略記す
る。)によって行なうレーダデータ処理システム装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のレーダデータ処理シス
テム装置には、航空機の安全な運行のために、レーダ装
置,CPUおよび表示装置が備えられている。
【0003】このようなレーダデータ処理システム装置
の動作について説明すると、次に示すようになる。すな
わち、一次レーダ装置または二次レーダ装置で検出され
た目標の位置データ等がCPUに送られ、ここで航跡追
尾データ処理や識別処理等が行なわれる。この後、レー
ダ装置で検出された航空機に対するコールサイン,飛行
高度,飛行速度および飛行方向等の情報が抽出され、表
示データとして管制用のコンソールに送られる。そし
て、これらデータは、コンソールの表示画面上にシンボ
ルおよびタグ表示される。
【0004】一方、管制官は、コンソールの表示画面を
視認して管制対象とする航空機の状況や隣接する他の航
空機との間の位置関係を把握し、必要に応じて対空無線
やデータリンクによって航空機に指示を出し、安全な運
行を確保できるようにしている。
【0005】ところで、この種の航空管制用のレーダデ
ータ処理システム装置においては、高速に飛行する航空
機の安全を確保することが目的であるため、高い信頼性
が要求されている。
【0006】従来、この種のレーダデータ処理システム
装置には、特開平5−6290号公報に「異常処理方
式」として開示されたものがある。これは、CPUが二
重化され、CPUの異常発生時には運用系から待機系に
切り替わる構成となっている。
【0007】このようにCPUの二重化による異常検出
は、各系からの定期的なタイミング信号を検出し、これ
が所定の時間連続して検出されなかった場合にその系を
「異常」と判定する。このとき、運用系から待機系への
系切り替えが行なわれ、レーダデータ処理システム装置
としての動作が継続される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のレー
ダデータ処理システム装置において、システム装置とし
ての信頼性をより高めるためには、CPUのみならずC
PU制御用のプログラムを新規に追加する必要が生じ、
装置全体が大型化するという問題があった。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、システム装置としての信頼性を高めるためにC
PUおよびその制御用プログラムを不要とし、装置全体
の小型化を図ることができるレーダデータ処理システム
装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のレーダデータ処理システム
装置は、レーダ装置で検出されたレーダ目標データを入
力信号としこのレーダ目標データを分配するデータ分配
手段と、このデータ分配手段からの出力信号を受けレー
ダ目標データに対する航跡追尾データおよび航跡データ
を含む多数のデータを処理する中央演算処理装置と、こ
の中央演算処理装置による処理データを表示する表示装
置とを備え、この表示装置は中央演算処理装置の動作異
常によってレーダ目標データを表示可能な表示装置から
なる構成としてある。したがって、表示装置に通常はC
PUで処理されたデータが表示され、CPUに異常があ
った場合にレーダ側からのレーダ目標データが直接表示
される。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のレ
ーダデータ処理システム装置において、中央演算処理装
置から定期的に出力される信号が予め設定された時間内
に検出されない場合に異常動作信号を出力するアラーム
検出手段を含ませた構成としてある。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のレーダデータ処理システム装置において、レーダ
装置が複数のレーダ装置からなる構成としてある。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1,2また
は3記載のレーダデータ処理システム装置において、表
示装置が複数の表示装置からなる構成としてある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面を参照して説明する。図1は本発明の第一実施
形態に係るレーダデータ処理システム装置を示すブロッ
ク図である。同図において、符号1で示すレーダデータ
処理システム装置は、データ受信手段116とデータ分
配手段117,118,124とCPU119,120
と表示装置121〜123とを備えている。
【0015】次に、このようなレーダデータ処理システ
ム装置の動作について説明する。すなわち、レーダ側か
らのレーダデータが回線データ101としてデータ受信
手段116に送られると、データ受信手段116が回線
データ101をベースバンド信号102に変換した後、
これをデータ分配手段117に送る。そして、データ分
配手段117がベースバンドのレーダデータ102をレ
ーダデータ103とレーダデータ104に2分配し、各
々をデータ分配手段118とデータ分配手段124に送
出する。
【0016】このうち、データ分配手段118は、レー
ダデータ103をさらにレーダデータ105とレーダデ
ータ106に2分配し、CPU119,120に送出す
る。ここで、CPU119,120は、一方が運用系と
して他方が待機系として動作し、航跡追尾データ処理,
識別処理,表示処理およびローカル・エリア・ネットワ
ーク(以下、「LAN」と略記する。)制御処理等を行
なった後、処理データ(航跡データ)107または10
8を出力する。
【0017】これら処理データ107,108は、LA
N109,引き込みライン110〜112を介して表示
装置121〜123に送られる。これら表示装置121
〜123では送られてきた処理データ107,108を
表示画面(ディスプレイ)上に表示して航空管制に供す
る。
【0018】一方、データ分配手段124は、レーダデ
ータ104を表示装置121〜123の個数分に分配
し、直接表示データ113〜115として表示装置12
1〜123に送出する。これら表示装置121〜123
は、通常LAN109を介してCPU119,120か
らのデータを受けて表示するが、LAN109からデー
タが途切れた場合には直接表示データ113〜115を
表示する。この場合(データが途切れた場合)、表示装
置121〜123には、アラーム検出手段(図示せず)
によって異常動作信号が出力される。
【0019】したがって、2個のCPU119,120
が同時に故障した場合には、CPUを新規に追加するこ
となく、レーダ装置からの生データ(レーダ目標デー
タ)を表示装置121〜123に直接表示することによ
り、CPU119,120からのデータが途切れた状況
においても運用継続することができる。
【0020】なお、CPU119,120による処理デ
ータ107,108は、例えば航空機の位置および速度
について相関し、誤差,欠落部分が平滑化されたデータ
である。一方、レーダデータ105,106は、レーダ
装置による位置誤差を含むデータであるが、ビーコンコ
ードや高度の情報を含んでいるため、緊急時にもこれら
の情報で航空機を管制することは可能である。
【0021】次に、本発明の第二実施形態につき、図面
を参照して説明する。図2は本発明の第二実施形態に係
るレーダデータ処理システム装置を示すブロック図であ
る。同図において、符号2で示すレーダデータ処理シス
テム装置は、光モデム230,231とデータ分配器2
32,233とラインスイッチ234とデータスイッチ
235とCPU236,237とシステムコンソール2
39,241と磁気ディスク装置240,242とデー
タ分配器243と表示装置244〜246とを備えてい
る。
【0022】光モデム230,231は、レーダ側から
ファイバ回線を介して送られてくるレーダデータ20
1,202を受信しRS232Cレベルのレーダデータ
203,204に復調する。
【0023】データ分配器232は、RS232Cレベ
ルのレーダデータ203を同じくRS232Cレベルの
レーダデータ205,206に2分配する。データ分配
器233は、レーダデータ204を同じくRS232C
レベルのレーダデータ207,208に2分配する。
【0024】ラインスイッチ234は、レーダデータ2
05またはレーダデータ207のいずれかを運用回線と
して手動選択し、運用回線のレーダデータ209,21
0として出力する。データスイッチ235は、データ分
配器232,233で分配されたレーダデータ206,
208を入力信号とし、このうちいずれかを運用回線と
して手動選択した後RS422のレベルデータ217に
変換して出力する。
【0025】CPU236,237は、レーダデータ2
09,210を入力信号とし航跡追尾データ処理,識別
処理,表示処理およびLAN制御処理等を行なった後に
処理データ(航跡データ)211,212として出力す
る。
【0026】共通磁気ディスク装置238は、運用系と
待機系の切り替え時の引継データを格納する。システム
コンソール239,241は、CPU236,237の
制御監視を行なう。
【0027】磁気ディスク装置240,242は、運用
プログラムを格納しシステム装置立ち上げ時にこれをC
PU236,237のメモリにダウンロードを行なう機
能を有している。
【0028】データ分配器243は、RS422レベル
に変換されたレーダデータ217を受信し再度RS23
2Cレベルに変換した後にこのレーダデータ217を直
接表示データ218〜220に分配して出力する。
【0029】表示装置244〜246は、データ分配器
243からのレーダデータ218〜220を表示しCP
U236,237からLAN213,引き込みライン2
14〜216を介して送出された処理データ211,2
12を表示する。
【0030】次に、このように構成されたレーダデータ
処理システム装置の動作について説明する。なお、第二
実施形態における動作は、第一実施形態で述べた動作と
ほぼ同様であるため、ここではレーダデータ回線が二重
系であることによる動作と表示装置でのLAN回線異常
の検出動作について説明する。
【0031】すなわち、二重系のデータはラインスイッ
チ234とデータスイッチ235にまで送られ、ここで
運用回線が選択される。ラインスイッチ234の回線選
択はシステムコンソール239または241で行なわ
れ、データスイッチ235での回線選択はデータスイッ
チ235により行なわれる。
【0032】一方、LANシステムの動作監視のため、
CPU236または237は周期的(周期はパラメータ
で設定)にテストメッセージを出力しており、このテス
トメッセージを表示装置244〜246で表示し、所定
の時間(時間はパラメータで設定)テストメッセージが
受信されない場合は両CPU236,237の故障と判
断し、この後各表示装置244〜246は直接表示デー
タ218〜220を表示する。この場合、アラーム検出
手段(図示せず)によって異常動作信号が出力される。
【0033】なお、本発明におけるレーダ装置および表
示装置の個数は、特に限定されるものでないことは勿論
である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
ーダ装置で検出されたレーダ目標データを入力信号とし
このレーダ目標データを分配するデータ分配手段と、こ
のデータ分配手段からの出力信号を受けレーダ目標デー
タに対する航跡追尾データおよび航跡データを含む多数
のデータを処理する中央演算処理装置と、この中央演算
処理装置による処理データを表示する表示装置とを備
え、この表示装置は中央演算処理装置の動作異常によっ
てレーダ目標データを表示可能な表示装置からなるの
で、表示装置に通常はCPUで処理されたデータが表示
され、CPUに異常があった場合にレーダ側からのレー
ダ目標データが直接表示される。
【0035】したがって、システム装置としての信頼性
を高める場合にデータ分配手段と表示装置の機能追加に
よって行なうことができるから、従来のようにCPUを
新規に追加する必要がなくなり、装置全体の小型化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係るレーダデータ処理
システム装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の第二実施形態に係るレーダデータ処理
システム装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
102〜104 レーダデータ 107,108 処理データ 113〜115 直接表示データ 117,118 データ分配手段 119,120 CPU 121〜123 表示装置 124 データ分配手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/00 - 7/64 G01S 13/00 - 13/95

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーダ装置で検出されたレーダ目標デー
    タを入力信号とし、このレーダ目標データを分配するデ
    ータ分配手段と、 このデータ分配手段からの出力信号を受け、前記レーダ
    目標データに対する航跡追尾データおよび航跡データを
    含む多数のデータを処理する中央演算処理装置と、 この中央演算処理装置による処理データを表示する表示
    装置とを備え、 この表示装置は前記中央演算処理装置の動作異常によっ
    て前記レーダ目標データを表示可能な表示装置であるこ
    とを特徴とするレーダデータ処理システム装置。
  2. 【請求項2】 前記中央演算処理装置から定期的に出力
    される信号が予め設定された時間内に検出されない場合
    に異常動作信号を出力するアラーム検出手段を含ませた
    ことを特徴とする請求項1記載のレーダデータ処理シス
    テム装置。
  3. 【請求項3】 前記レーダ装置が複数のレーダ装置から
    なることを特徴とする請求項1または2記載のレーダデ
    ータ処理システム装置。
  4. 【請求項4】 前記表示装置が複数の表示装置からなる
    ことを特徴とする請求項1,2または3記載のレーダデ
    ータ処理システム装置。
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