JP2818115B2 - 記録媒体の幅寄せ装置 - Google Patents

記録媒体の幅寄せ装置

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JP2818115B2
JP2818115B2 JP24688994A JP24688994A JP2818115B2 JP 2818115 B2 JP2818115 B2 JP 2818115B2 JP 24688994 A JP24688994 A JP 24688994A JP 24688994 A JP24688994 A JP 24688994A JP 2818115 B2 JP2818115 B2 JP 2818115B2
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正幸 瀬川
恵 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、通帳等の記録
媒体を基準位置に幅寄せする記録媒体の幅寄せ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、通帳処理機などの媒体処理装置
においては、挿入された通帳を所定の基準位置に幅寄せ
するために、幅寄せ装置を具備している。このような幅
寄せ装置として、例えば、図4に示すようなものが既に
本出願人から提案されている(実願平5−54453
号)。
【0003】図4において、基準ガイドG上の記録媒体
Pは、矢印方向に回転する送りローラ10によって搬送
される。幅寄せローラ16は、支持部材14によって記
録媒体Pの搬送方向(図4の紙面と垂直方向)と平行な
軸回りで回転自在に支持されている。支持部材14は、
上記幅寄せローラ16の回転軸線と平行方向の支軸14
dを支点にして回動自在に支持されている。支持部材1
4の突片14eに開設された係合孔14fには、図示し
ない駆動手段によって上下方向に移動される係合ピン1
8が遊挿されている。なお、押圧ローラ12は、記録媒
体Pの搬送時には、基準ガイドGの開口部Wから上方に
突出して記録媒体Pを送りローラ10に押圧するが、幅
寄せ時には、下方に退避して記録媒体Pから離間するよ
うになっている。
【0004】したがって、係合ピン18が下方位置Pd
に移動されている場合には、支持部材14は一点鎖線で
示すように上方に退避している。係合ピン18が上方位
置Puに移動すると、支持部材14は、幅寄せローラ1
6の自重によって実線で示す位置に下降する。この結
果、幅寄せローラ16の伝動面16bは、図5に示す平
面図のように、送りローラ10の伝動面10bに押圧接
触されるので、送りローラ10に従動して矢印で示す方
向に回転される。これと同時に、幅寄せローラ16の外
周面、すなわち幅寄せ面16aは、記録媒体Pの上面に
接触しているので、記録媒体Pは、その側端部が基準ガ
イドGの基準面Hに衝接されて幅寄せされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、幅寄せロー
ラ16は、支軸14dで回動自在に支持された支持部材
14によって支持されているため、幅寄せする記録媒体
Pの厚みが薄くなると、その中心位置は、時計回り方向
に回動して下がる。一方、送りローラ10は、駆動軸1
0xによって回動自在に支持されており、基準ガイドG
に対する高さ方向の位置は固定されている。また、送り
ローラ10及び幅寄せローラ16は、同一の直径であっ
た。
【0006】したがって、記録媒体Pの厚みが薄くなる
に従って、送りローラ10の回転中心位置に対する幅寄
せローラ16の回転中心位置が相対的に低下していく。
その結果、幅寄せローラ16の伝動面16bにおける送
りローラ10の伝動面10bに接触する接触部分は、相
対的に上方に移動する。この結果、幅寄せローラ16
は、送りローラ10によって下方に押圧されて巻き込ま
れる方向の力を受けるため、送りローラ10によって幅
寄せローラ16が巻き込まれて支持部材14から脱落し
たり、上記両ローラの接触部分の接触圧が大きくなって
磨耗が増加したりする問題が生じていた。本発明は、こ
のような事情に基づいてなされたもので、その目的は、
幅寄せする記録媒体の厚みが薄い場合でも、幅寄せ動作
を円滑に行い、かつ、送りローラ及び幅寄せローラの磨
耗を少なくすることにより、幅寄せ動作の信頼性を向上
させた記録媒体の幅寄せ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の記録媒体の幅寄
せ装置は、記録媒体の搬送方向と平行な軸回りに幅寄せ
ローラを回転自在に支持する支持部材を回動自在に支持
し、前記支持部材を所定方向に回動することにより、幅
寄せローラの伝動面を送りローラの伝動面に接触させて
従動回転させつつ記録媒体に接触させて幅寄せを行うも
のにおいて、記録媒体の厚みが最小の場合に、幅寄せロ
ーラの伝動面における送りローラの伝動面との接触部分
が送りローラ中心位置以上の高さに位置するように、幅
寄せローラの幅寄せ面の直径を設定したことを特徴とし
ている。
【0008】
【作用】記録媒体の厚みが最小の場合に、幅寄せローラ
の伝動面における送りローラの伝動面との接触部分が送
りローラ中心位置以上の高さに位置するので、送りロー
ラが幅寄せローラにそれを巻き込む方向の押圧力を与え
ることがない。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の記録媒体の幅寄せ装置の一実施例
を示す要部側面図であり、幅寄せする記録媒体の厚みが
最大の場合を示す。図2は、図1を上方から見た平面図
である。図3は、幅寄せする記録媒体の厚みが最小の場
合を示す要部側面図である。なお、図1〜図3におい
て、従来例を示す図4と同一または相当する部材には同
一の符号を付し、その説明を省略する。
【0010】図1及び図2は、幅寄せ動作を実行するた
めに、支持部材14が下降した状態を示している。押圧
ローラ12は下方に没入して記録媒体Pから離間してい
る。送りローラ10は、記録媒体Pに接触して搬送する
ための外周面10aと、次述する幅寄せローラ20に回
動力を付与するための伝動面10bとを有している。伝
動面10bは、回動力を円滑に伝動するために、頭切円
錐状の傾斜面に形成されている。
【0011】幅寄せローラ20は、記録媒体Pに接触し
て幅寄せを行うための幅寄せ面20aと、送りローラ1
0の伝動面10bに接触して回動力を受けるための伝動
面20bとを有している。伝動面20bは、回動力を円
滑に受けるために、上記伝動面10bと同様な頭切円錐
状の傾斜面に形成されている。また、上記幅寄せ面20
の直径は、送りローラ10の外周面10aの直径よりも
大きい値に設定されている。
【0012】したがって、送りローラ10及び幅寄せロ
ーラ20が互いの伝動面10b,20bを接触させた状
態で、送りローラ10が矢印A方向に回転することによ
り、幅寄せローラ20は、矢印B方向に従動して、その
幅寄せ面20aによって記録媒体Pを矢印方向Cに幅寄
せする。なお、支持部材14を上方に退避させることに
より、幅寄せ動作を停止することは、従来と同様であ
る。
【0013】ところで、図1に示すように、記録媒体P
の厚みd1が最大の場合には、幅寄せローラ20の中心
位置CL2は、送りローラ10の中心位置CL1よりも
上方に位置している。したがって、幅寄せローラ20の
伝動面20bにおける送りローラ10の伝動面10bと
の接触部分の位置は、上記中心位置CL2よりも下方と
なる。このため、送りローラ10は、幅寄せローラ20
にそれを巻き込む方向の押圧力を与えることがない。
【0014】図3は、記録媒体Pの厚みd2が最小の場
合を示している。すなわち、記録媒体Pの厚みは、d2
<d1という関係になるので、幅寄せローラ20は、上
記厚みに応じて下方に移動する。このとき、幅寄せロー
ラ20の中心位置CL2が送りローラ10の中心位置C
L1よりも上方又は同じ高さに位置にするように、予
め、幅寄せ面20aの直径を定めておく。したがって、
幅寄せローラ20の伝動面20bにおける送りローラ1
0の伝動面10bとの接触部分の位置は、上記中心位置
CL2よりも下方又は同じ高さとなる。このため、幅寄
せローラ20には送りローラ10により下方に押圧され
ることがなく、巻き込まれることが防止される。
【0015】以上説明したように、本実施例によれば、
記録媒体Pの厚みが最小の場合に、幅寄せローラ20の
伝動面20bにおける送りローラ10の伝動面10bと
の接触部分が送りローラ10の中心位置以上の高さに位
置するので、送りローラ10が幅寄せローラ20にそれ
を巻き込む方向の押圧力を与えることがない。したがっ
て、送りローラ10によって幅寄せローラ16が巻き込
まれることがなく、支持部材14から脱落することが防
止される。また、送りローラ10及び幅寄せローラ20
の接触部分の接触圧が増加しないので、磨耗が低減され
る。この結果、幅寄せする記録媒体の厚みが薄い場合で
も、円滑に幅寄せ動作ができ、かつ、送りローラ及び幅
寄せローラの磨耗を少なくすることができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の記録媒体
の幅寄せ装置によれば、幅寄せする記録媒体の厚みが薄
い場合でも、円滑に幅寄せ動作ができ、かつ、送りロー
ラ及び幅寄せローラの磨耗を防止することができるの
で、幅寄せ動作の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録媒体の幅寄せ装置の一実施例を示
し、記録媒体の厚みが最大の場合を示す要部側面図であ
る。
【図2】図1の要部平面図である。
【図3】同実施例において記録媒体の厚みが最小の場合
を示す要部側面図である。
【図4】従来装置を示す要部側面図である。
【図5】従来装置の要部平面図である。
【符号の説明】
10 送りローラ 10a 外周面 10b 伝動面 20 幅寄せローラ 20a 幅寄せ面 20b 伝動面 CL1 送りローラの中心位置 CL2 幅寄せローラの中心位置 P 記録媒体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体の搬送方向と平行な軸回りに幅寄
    せローラを回転自在に支持する支持部材を回動自在に支
    持し、前記支持部材を所定方向に回動することにより、
    前記幅寄せローラの伝動面を送りローラの伝動面に接触
    させて従動回転させつつ前記記録媒体に接触させて幅寄
    せを行う記録媒体の幅寄せ装置において、 前記記録媒体の厚みが最小の場合に、前記幅寄せローラ
    の伝動面における前記送りローラの伝動面との接触部分
    が前記送りローラ中心位置以上の高さに位置するよう
    に、前記幅寄せローラの前記幅寄せ面の直径を設定した
    こと、 を特徴とする記録媒体の幅寄せ装置。
JP24688994A 1994-09-14 1994-09-14 記録媒体の幅寄せ装置 Expired - Fee Related JP2818115B2 (ja)

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