JPS6238999Y2 - - Google Patents

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JPS6238999Y2
JPS6238999Y2 JP2433283U JP2433283U JPS6238999Y2 JP S6238999 Y2 JPS6238999 Y2 JP S6238999Y2 JP 2433283 U JP2433283 U JP 2433283U JP 2433283 U JP2433283 U JP 2433283U JP S6238999 Y2 JPS6238999 Y2 JP S6238999Y2
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JP
Japan
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paper
roller
auxiliary roller
paper feed
feed roller
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JP2433283U
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English (en)
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JPS59130844U (ja
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、紙送り機構に係り、特に送るべき紙
にシワが発生することを防止する機能を備えた紙
送り機構に関する。
このようなシワ発生の防止機能付き紙送り機構
は、例えば感熱転写方式等における記録部の紙送
りに好適に適用できる。
〔従来技術〕
即ち、感熱転写方式に用いられるカーボン紙は
その厚さが6〜20μmときわめて薄く、また記録
ヘツド部において選択的に部分加熱される等のた
めシワが発生し、正常な転写記録がさまたげられ
るという問題点がある。このため、紙送り機構に
おいてシワ発生防止機能を持たせることが望まれ
るのであるが、従来は確実にシワ発生を防止でき
る機構は開発されていなかつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は送紙の供給側で紙幅方向に張力
を与えることによつて、容易な構成によりしかも
確実に送紙に際してのシワの発生を防止できるシ
ワ防止機能付き紙送り機構を提供することにあ
る。
〔考案の概要〕
この目的を達成するため、本考案においては、
紙送りローラの送紙供給側に補助ローラを設け、
この補助ローラを紙送りローラに対して傾けるこ
とにより該補助ローラに紙送りローラのどちらか
一方の外側稜線部を接触させ、さらに該補助ロー
ラを紙に対して接触させて配置することにより、
紙送りローラの回転に伴つて、該紙送りローラと
逆の回転力を補助ローラに与え、この補助ローラ
の回転によつて紙に対して送紙方向と逆でしかも
紙幅を広げる方向に張力を与え、これにより紙の
シワの発生を防止する構成としたものである。
本考案は、シワの発生を防止するための手段の
一つに紙送りローラに対して供給側の紙に送紙方
向、紙幅方向共に張力を与えることが有効である
ことに着目し、かかる張力を与えるために補助ロ
ーラを設け、これを紙送りローラの直前で紙送り
ローラ軸芯と角度をもたせ、かつその駆動力を紙
送りローラの回転からえるようにすべく検討の結
果、上記構成に到達してなしたものである。この
構成により、紙に与える搬送力が逆方向で、両ロ
ーラ軸のなす角度分の幅方向分力が同時に生じる
機能を満足することが出来、これによつて紙にお
けるシワ発生を防止できる。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例を第1図及び第2図によ
り説明する。この例は、感熱転写フアクスの記録
部において極薄のカーボン紙を感熱ヘツドに搬送
する機構に、本考案を適用したものである。
第1図は本例の上面図、第2図は側面図つまり
第1図における方向矢視図である。第1図、第
2図において、紙送りローラ1が紙3を送紙する
のであるが、補助ローラ4が設けられ、この補助
ローラ4を紙送りローラ1に対して傾ける(図の
角度α)ことにより、補助ローラ4を紙送りロー
ラ1のいずれかの外側稜線部に接解させる。
上記のようにすると、紙送りローラ1の回転に
伴い、補助ローラ4は該紙送りローラ1と逆に回
転する。この結果、補助ローラ4は、紙送り方向
(図の矢印A方向)と逆で、しかも紙幅を広げる
方向(図の矢印B方向)で紙3に張力を与えるこ
とになる。これにより、紙3がシワが生じないよ
うに幅方向に引張られることになり、容易かつ確
実にこの防止が達成される。
更に詳しく説明すると、本実施例は以下のよう
な構成及び作業になつている。
紙送りローラ1は、第2図の如く従動ローラ2
との間で紙3をはさんで回転し、矢印Aの方向に
紙3を搬送する。補助ローラ4は紙送りローラ1
の両側稜線部と接し第1図のように給紙側に紙送
りローラと角度αをもたせ、その外周の一辺が紙
に接するように配置されている。更に本例の補助
ローラ4は、その長さが紙送りローラ1の長さの
1/2以下で配置されている。紙送りローラ1が第
2図に示した矢印Cの方向に回転すると、補助ロ
ーラ4はこれと接しているため矢印Dで逆回転す
る。この回転に基づき、第1図の矢印B方向に紙
3を搬送する力が生じる。この時紙送りローラ1
と従動ローラ2が紙3をはさんでいることにより
生じる摩擦力より補助ローラ4が紙3に接するこ
とにより生じる摩擦力を小さく構成しておけば、
紙3は紙送りローラ1と従動ローラ2により搬送
され、補助ローラ4と紙3はスリツプし、第1図
の矢印Bの方向へ張力が生じる。補助ローラ4で
生じた矢印Bの張力はこの紙幅方向分力により紙
幅を広げる張力となり、またこれと直角方向分力
によつて紙送りローラ1に伝搬し、シワの生じな
い搬送を可能とする。紙幅方向分力を増大させる
ときは補助ローラ4と紙3の接触力を増大させれ
ば良いが、第2図のように紙ガイド5を設けて補
助ローラ4を圧接しても良い。
〔考案の効果〕
本考案によれば、送紙と共に紙に幅方向張力と
逆紙方向張力を与えることにより、紙のシワ発生
を確実に防止することができる。また本機能に要
する動力は紙送りローラから直接受ける構成であ
るため、シワ防止のための新たなる動力伝達機構
が不要であり、簡明容易な構成によつて、かかる
機能を果たさせることができる。
なお当然のことではあるが、本考案は図示の実
施例にのみ限定されるのではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るシワ防止機能
付き紙送り機構の上面図である。第2図はその側
面であり、第1図における方向矢視図に対応す
る。 1……紙送りローラ、3……紙、4……補助ロ
ーラ、A……紙送り方向、B……張力方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙送りローラにより送紙する紙送り機構におい
    て、紙送りローラの送紙供給側に補助ローラを設
    け、この補助ローラを紙送りローラに対して傾け
    ることにより該補助ローラに紙送りローラのどち
    らか一方の外側稜線部を接触させ、さらに該補助
    ローラを紙に対しては接触させて配置することに
    より、紙送りローラの回転に伴つて該紙送りロー
    ラと逆の回転力を補助ローラに与え、この補助ロ
    ーラの回転によつて紙に対して送紙方向と逆でし
    かも紙幅を広げる方向に張力を与え、これにより
    紙のシワの発生を防止する構成としたことを特徴
    とするシワ防止機能付き紙送り機構。
JP2433283U 1983-02-23 1983-02-23 シワ防止機能付き紙送り機構 Granted JPS59130844U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2433283U JPS59130844U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 シワ防止機能付き紙送り機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2433283U JPS59130844U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 シワ防止機能付き紙送り機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59130844U JPS59130844U (ja) 1984-09-03
JPS6238999Y2 true JPS6238999Y2 (ja) 1987-10-05

Family

ID=30155376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2433283U Granted JPS59130844U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 シワ防止機能付き紙送り機構

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6554223B1 (en) * 2000-04-04 2003-04-29 The Procter & Gamble Company Apparatus and a method for aligning a web
JP2019116041A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 コニカミノルタ株式会社 搬送装置及び画像形成装置

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JPS59130844U (ja) 1984-09-03

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