JP2818088B2 - 立体駐車場における車底検知装置 - Google Patents
立体駐車場における車底検知装置Info
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- JP2818088B2 JP2818088B2 JP3233193A JP3233193A JP2818088B2 JP 2818088 B2 JP2818088 B2 JP 2818088B2 JP 3233193 A JP3233193 A JP 3233193A JP 3233193 A JP3233193 A JP 3233193A JP 2818088 B2 JP2818088 B2 JP 2818088B2
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- Japan
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- vehicle
- parking lot
- vehicle bottom
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、立体駐車場における車
底検知装置に関するものである。
底検知装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】機械式立体駐車場、例えばゴンドラ式の
立体駐車場においては、車両を載置するための搬器（ゴ
ンドラ）の載置床の床面の両側には、車輪を案内するた
めのガイド用溝部が形成されていた。
立体駐車場においては、車両を載置するための搬器（ゴ
ンドラ）の載置床の床面の両側には、車輪を案内するた
めのガイド用溝部が形成されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記搬器の構成による
と、両側に車輪のガイド用溝部が形成されたものである
ため、載置床の床面中央が突出した状態となり、したが
って車両が搬器の載置床上に移動する時に、車体の底部
が低い場合には、その最底部例えばデフレンシャルギヤ
部のケースなどが載置床中央の突出部に接触してしま
い、車体に傷が付くという問題があった。
と、両側に車輪のガイド用溝部が形成されたものである
ため、載置床の床面中央が突出した状態となり、したが
って車両が搬器の載置床上に移動する時に、車体の底部
が低い場合には、その最底部例えばデフレンシャルギヤ
部のケースなどが載置床中央の突出部に接触してしま
い、車体に傷が付くという問題があった。
【０００４】そこで、本発明は上記問題を車体に傷が付
くのを防止し得る立体駐車場における車底検知装置を提
供することを目的とする。
くのを防止し得る立体駐車場における車底検知装置を提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の立体駐車場における車底検知装置は、搬器
に車両を載置して格納する立体駐車場の少なくとも入庫
部に設けられる車底検知装置であって、入庫部の床面上
にかつ車両の左右車輪の内側において、左右一対の弾性
支柱体を立設し、一端部が上記一方の弾性支柱体の上端
部に連結されるとともに他端部が他方の弾性支柱体の上
端部を経由して所定箇所に設けられた検出スイッチに連
結された紐状の検出部材を設けたものである。
め、本発明の立体駐車場における車底検知装置は、搬器
に車両を載置して格納する立体駐車場の少なくとも入庫
部に設けられる車底検知装置であって、入庫部の床面上
にかつ車両の左右車輪の内側において、左右一対の弾性
支柱体を立設し、一端部が上記一方の弾性支柱体の上端
部に連結されるとともに他端部が他方の弾性支柱体の上
端部を経由して所定箇所に設けられた検出スイッチに連
結された紐状の検出部材を設けたものである。
【０００６】
【作用】上記の構成において、立体駐車場の入庫部の床
面上に、車両を載置するための搬器の載置床の突出部よ
りも、少し高い位置で弾性支柱体を介して紐状の検出部
材を張設しておくことにより、例えば車体の最底部が載
置床の突出部に接触するような車両が移動してきた場
合、上記検出部材が引っ張られて、この検出部材に連結
されている検出スイッチが作動し、そのことが例えば警
報ブザーなどにより、運転者、係員などに知らされる。
面上に、車両を載置するための搬器の載置床の突出部よ
りも、少し高い位置で弾性支柱体を介して紐状の検出部
材を張設しておくことにより、例えば車体の最底部が載
置床の突出部に接触するような車両が移動してきた場
合、上記検出部材が引っ張られて、この検出部材に連結
されている検出スイッチが作動し、そのことが例えば警
報ブザーなどにより、運転者、係員などに知らされる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１および図２に
基づき説明する。図１および図２において、１は例えば
ゴンドラ式立体駐車場の入出庫室で、この入出庫室１に
は車両を載置するための搬器（ゴンドラ）２が鉛直面内
で循環移動するように構成されている。
基づき説明する。図１および図２において、１は例えば
ゴンドラ式立体駐車場の入出庫室で、この入出庫室１に
は車両を載置するための搬器（ゴンドラ）２が鉛直面内
で循環移動するように構成されている。
【０００８】なお、この立体駐車場における搬器２の載
置板３の床面には、車両の両側車輪Ａを案内するための
ガイド用溝部３ａが形成され、したがって載置板３の床
面の中央には、上方に突出する突出部３ｂが形成されて
いることになる。
置板３の床面には、車両の両側車輪Ａを案内するための
ガイド用溝部３ａが形成され、したがって載置板３の床
面の中央には、上方に突出する突出部３ｂが形成されて
いることになる。
【０００９】そして、上記入出庫室１の出入口部の床面
１ａ上でかつ搬器２の端部に対応する位置には、入庫す
る車体の最底部の高さを検知する車底検知装置４が設け
られている。
１ａ上でかつ搬器２の端部に対応する位置には、入庫す
る車体の最底部の高さを検知する車底検知装置４が設け
られている。
【００１０】この車底検知装置４は、床面１ａ上の左右
位置で支持板１１Ａ，１１Ｂを介してそれぞれ立設され
た左右一対のコイル状の第１および第２ばね体（弾性支
柱体の一例で、例えばゴム製の支柱を使用してもよい）
１２Ａ，１２Ｂと、第２ばね体１２Ｂの支持板１１Ｂ上
に設けられるとともに引抜ピン１３ａにより検出動作を
行うピン引抜式の検出スイッチ１３と、一端部が上記第
１ばね体１２Ａの上端部に連結されるとともに，他端側
が第２ばね体１２Ｂの上端部に設けられた挿通穴部１４
を挿通された後、その他端部が上記検出スイッチ１３に
の引抜ピン１３ａに連結された繊維製の紐体（検出部材
の一例で、例えばピアノ線などの金属製の紐体を使用し
てもよい）１５と、上記検出スイッチ１３の検出動作に
より、例えば警報ブザーを鳴らす警報器（図示せず）と
から構成されている。
位置で支持板１１Ａ，１１Ｂを介してそれぞれ立設され
た左右一対のコイル状の第１および第２ばね体（弾性支
柱体の一例で、例えばゴム製の支柱を使用してもよい）
１２Ａ，１２Ｂと、第２ばね体１２Ｂの支持板１１Ｂ上
に設けられるとともに引抜ピン１３ａにより検出動作を
行うピン引抜式の検出スイッチ１３と、一端部が上記第
１ばね体１２Ａの上端部に連結されるとともに，他端側
が第２ばね体１２Ｂの上端部に設けられた挿通穴部１４
を挿通された後、その他端部が上記検出スイッチ１３に
の引抜ピン１３ａに連結された繊維製の紐体（検出部材
の一例で、例えばピアノ線などの金属製の紐体を使用し
てもよい）１５と、上記検出スイッチ１３の検出動作に
より、例えば警報ブザーを鳴らす警報器（図示せず）と
から構成されている。
【００１１】また、上記両ばね体１２Ａ，１２Ｂの上端
部同士間に張設される紐体１５の高さは、勿論、上述し
た載置板３の床面の突出部３ｂよりも、少し高い位置に
設定されており、さらに上記紐体１５の他端部側には、
紐体１５が他方の支持板１１Ｂ側から離れるのを防止す
るために、連結用ばね体１６が設けられている。
部同士間に張設される紐体１５の高さは、勿論、上述し
た載置板３の床面の突出部３ｂよりも、少し高い位置に
設定されており、さらに上記紐体１５の他端部側には、
紐体１５が他方の支持板１１Ｂ側から離れるのを防止す
るために、連結用ばね体１６が設けられている。
【００１２】したがって、上記構成において、例えば搬
器２の突出部３ｂの高さよりも車体の最底部が低い車両
が搬器２上に移動しようとすると、搬器２の手前に設け
られた、車底検知装置４の紐体１５に引っ掛かり、紐体
１５が前方に引っ張られるため、引抜ピン１３ａが引き
抜かれる。
器２の突出部３ｂの高さよりも車体の最底部が低い車両
が搬器２上に移動しようとすると、搬器２の手前に設け
られた、車底検知装置４の紐体１５に引っ掛かり、紐体
１５が前方に引っ張られるため、引抜ピン１３ａが引き
抜かれる。
【００１３】引抜ピン１３ａが引き抜かれると、検出ス
イッチ１３が作動し、その検出信号が警報器に送られて
警報ブザーが鳴り、このことが運転者、係員などに知ら
される。したがって、車体の底部に傷がつくなどの事故
を防止することができる。
イッチ１３が作動し、その検出信号が警報器に送られて
警報ブザーが鳴り、このことが運転者、係員などに知ら
される。したがって、車体の底部に傷がつくなどの事故
を防止することができる。
【００１４】また、上記実施例においては、搬器とし
て、ゴンドラを説明したが、例えば車両を所定場所まで
搬送する走行台車の場合にも適用し得る。この場合、走
行台車側には、車の前輪および後輪をそれぞれ載置し
て、車の受渡しを行う前部および後部ベルトコンベヤが
設けられており、例えばこれら両ベルトコンベヤ間の部
分に、車体の最底部が接触する場合があるからである。
て、ゴンドラを説明したが、例えば車両を所定場所まで
搬送する走行台車の場合にも適用し得る。この場合、走
行台車側には、車の前輪および後輪をそれぞれ載置し
て、車の受渡しを行う前部および後部ベルトコンベヤが
設けられており、例えばこれら両ベルトコンベヤ間の部
分に、車体の最底部が接触する場合があるからである。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、立
体駐車場の入庫部の床面上に、弾性支柱体を介して紐状
の検出部材を張設するとともに、この検出部材の端部を
検出スイッチに連結したので、上記検出部材の高さを、
例えば車両を載置する搬器の床面の突出部高さよりも少
し上方に設定しておくことにより、搬器の突出部高さよ
りも、車体の最底部の高さが低い車両が搬器に移動しよ
うとした場合、そのことを容易に検出することができ、
したがって車体の底部に傷が付くという事故を防止する
ことができる。
体駐車場の入庫部の床面上に、弾性支柱体を介して紐状
の検出部材を張設するとともに、この検出部材の端部を
検出スイッチに連結したので、上記検出部材の高さを、
例えば車両を載置する搬器の床面の突出部高さよりも少
し上方に設定しておくことにより、搬器の突出部高さよ
りも、車体の最底部の高さが低い車両が搬器に移動しよ
うとした場合、そのことを容易に検出することができ、
したがって車体の底部に傷が付くという事故を防止する
ことができる。
【図１】本発明の一実施例における車底検知装置の要部
正面図である。
正面図である。
【図２】同実施例における車底検知装置の概略構成を示
す平面図である。
す平面図である。
１ 入出庫室 ２ 搬器 ３ 載置板 ３ａ ガイド用溝部 ３ｂ 突出部 ４ 車底検知装置 １２Ａ，１２Ｂ ばね体 １３ 検出スイッチ １３ａ 引抜ピン １５ 紐体 １６ 連結用ばね体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E04H 6/42
Claims (1)
- 【請求項１】搬器に車両を載置して格納する立体駐車場
の少なくとも入庫部に設けられる車底検知装置であっ
て、入庫部の床面上にかつ車両の左右車輪の内側におい
て、左右一対の弾性支柱体を立設し、一端部が上記一方
の弾性支柱体の上端部に連結されるとともに他端部が他
方の弾性支柱体の上端部を経由して所定箇所に設けられ
た検出スイッチに連結された紐状の検出部材を設けたこ
とを特徴とする立体駐車場における車底検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3233193A JP2818088B2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 立体駐車場における車底検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3233193A JP2818088B2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 立体駐車場における車底検知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06240916A JPH06240916A (ja) | 1994-08-30 |
| JP2818088B2 true JP2818088B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=12355966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3233193A Expired - Lifetime JP2818088B2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 立体駐車場における車底検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2818088B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP3233193A patent/JP2818088B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06240916A (ja) | 1994-08-30 |
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