JP2817216B2 - 自動車の物品収納装置 - Google Patents

自動車の物品収納装置

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JP2817216B2 JP1168795A JP16879589A JP2817216B2 JP 2817216 B2 JP2817216 B2 JP 2817216B2 JP 1168795 A JP1168795 A JP 1168795A JP 16879589 A JP16879589 A JP 16879589A JP 2817216 B2 JP2817216 B2 JP 2817216B2
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悦郎 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車体側部に外側から物品を収納できる部分
を設けた、2ボックスタイプの自動車の物品収納装置に
関するものである。
(従来の技術) 自動車には、乗員が着座するシートを設けた車室の内
部あるいは外部に、手荷物あるいは物品を収納する部分
を設ける必要がある。このために設けられる物品収納装
置も、自動車の形態によって種々のものがある。従来の
自動車の物品収納装置のうち、いわゆる3ボックス車の
場合には、物入れ空間としてのトランク室を車室とは別
個に後方に設けるのが普通である。一方、バンタイプあ
るいはワゴンタイプの1ボックス車、および第7図に示
すような2ボックス車の場合、車体1にはトランク室を
設けておらず、物入れ空間は車室内の後席後部等に設け
られるのが普通である。これらの自動車において物品を
搬入出するには、3ボックス車の場合トランク蓋を、ま
た1ボックスあるいは2ボックス車の場合、バックドア
(第7図破線部参照)2またはサイドドア3を、それぞ
れ開いて行なうことになる。
第8図は第7図におけるサイドドア3より後方部分を
示すものであり、車体側部が、インナパネル4とアウタ
パネル5を、上下部分において接合して形成されたとこ
ろを示している。符号6で示すものは、開閉機構の一部
である。
(発明が解決しようとする課題) このように従来の自動車の収納装置は、特に1ボック
ス車あるいは2ボックス車の場合、物入れ空間が車室内
に設けられるのみの構造であることから、物品を複数箇
所に振り分けて収納することができない。これにより、
水滴や汚れが付着した物品も、他の物品と一緒に収納す
ることになり、水滴や汚れが他の物品に付着するという
問題が生ずる。また、その水滴や汚れが運転者や同乗者
に付着したり、不快感を有する匂がある物品では、その
影響も生ずることになる。本発明は、現状の収納装置が
有するこれらの問題を解決することを目的として成され
たものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するための手段として、サ
イドドア3より後方で、後側サイドウインド9の下方の
車体1の側部を、インナパネル4とアウタパネル5との
接合により形成した2ボックスタイプの自動車におい
て、前記インナパネル3に開口部を設けず、アウタパネ
ル5の一部を車体1の前後方向に沿ってインナパネル4
側に凹ませ、該凹ませた部分に、ロック部材11によりロ
ック可能にした蓋板8を開閉自在に設け、該蓋板8と前
記アウタパネル5との間を、前記蓋板8側にのみ開口す
る物入れ空間7に形成した構成としたものである。
(作用) 上記構成としたとき、ロック部材11を解放して蓋体8
を外方に開けばその部分に物入れ空間7が現れるので、
そこに物を収納し再び蓋体8を閉じることになる。物入
れ空間7の内壁は車体のアウタパネル5の一部を凹ませ
て形成されており、アウタパネルに開口部を設けて形成
したものではないので、車体の強度は物入れ空間7を持
たない従来のものと変わらず、むしろ物入れ空間7を形
成するために凹ませた部分がリブの作用をして、車体剛
性が向上することになる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図について、第7図および
第8図と同一部材には同一の符号を付して説明する。本
発明に係る自動車の収納装置にあっては、第1図および
第2図に示すように、アウタパネル5の一部にインナパ
ネル4側に凹ませて車体1の前後方向に沿って延設され
た物入れ空間7を形成し、この物入れ空間7に蓋板8を
取付けた構成としてある。この物入れ空間7は、第3図
に示した後側サイドウインド9の下方に、車体1の前後
方向に沿って延設してある。このため物入れ空間7と車
室とは、インナパネル4、アウタパネル5および両者間
の前記空隙によって隔離されることになる。物入れ空間
7は前端部の断面を半月形状に開口し(第2図参照)、
蓋板8の前端部には物入れ空間7の前端部断面に対応し
た半月形状に形成してある。また物入れ空間7の途中部
位および後端部は、蓋板8によって閉鎖される。蓋板8
は下側辺をアウタパネル5に、一対のヒンジ(第1図参
照)10,10によって取付けてあり、これにより蓋板8は
アウタパネル5に対し、開閉自在に取付けられたことに
なる。
第1図に符号11で示したものは、蓋板8の上側辺の概
略中央部に設けたロック部材であり、このロック部材11
は、図示を省略したキーによって開閉操作され、この操
作によって物入れ空間7の開口部周縁に設けた係止爪
(図示省略)に係止、またはこの係止を解除することが
できるようになっている。なお、以上説明した実施例に
おいては、ヒンジ10,10を蓋板8の下側辺に、またロッ
ク部材11を蓋板8の上側辺に配置したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、ヒンジ10,10とロック部材1
1との配置を交換してもよい(第4図および第5図参
照)。第5図および第6図に符号12で示したものは物入
れ空間7または蓋板8の内壁に設けた防壁であり、この
防壁12は物入れ空間7または蓋板8、および被収容物
(物品)を保護する作用をする。なお、物入れ空間7の
開口部周縁、または蓋板8の外周部には、図示を省略し
たパッキンを設けることにより、水漏れを防止するよう
にしてある。本発明の収納装置は車体の一方の側部、ま
たは両側部に設けることができる。
このように構成された本実施例に係る収納装置にあっ
ては、ロック部材11を操作して蓋板8を開放したのち、
物入れ空間7に所望の物品を搬入し、ロック部材11を操
作して蓋板8を閉じる。このとき、水滴や汚れが付着し
た物品、あるいは刺激臭を放つ物品を物入れ空間7に搬
入することにより、匂の影響を回避することができる。
(発明の効果) 本発明は、以上説明したように構成したものであるか
ら、既存の収容装置の他に、車体の側部に独立した収容
装置を設けることができる。これにより、未使用であっ
た車体の空間部を、収容装置として有効に活用すること
ができるばかりではなく、物入れ空間に搬入される物品
が、これらに付着している水滴や汚れの影響を互いに受
けることがなくなる。さらに物入れ空間は車体のアウタ
パネルを凹ませて形成されており、アウタパネル、イン
ナパネルのいずれにも開口部を設けて形成したものでは
なく、物入れ空間と車室とは隔離されているので、物入
れ空間に搬入された物品の匂等によって刺激されること
がなく、運転者や同乗者に不快感を与えることを防止で
きる。そして、収納空間として乗員の居住空間を減少し
ない上に、収納作業が無理な姿勢をせずに行えるという
特長もある。また、収納空間をサイドウインドの下方部
に設けるので、長さ寸法や容積を十分に大きくとれると
いう利点もある。そしてアウタパネルのインナパネル側
に凹ませた部分がリブとして機能することになるので、
車体剛性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部を示す平面図、第2図
は第1図のものを設ける部分を示す斜視図、第3図は第
1図および第2図の孔と蓋の部分を拡大して示した断面
図、第4図は第3図と異なる状態を示した断面図、第5
図は第4図のものの一部断面図、第6図は本発明の他の
実施例の一部断面図、第7図は自動車の一例を示す側面
図、第8図は第7図に示した自動車の一部の正面図であ
る。 1……車体 3……サイドドア 4……インナパネル 5……アウタパネル 7……物入れ空間 8……蓋板 9……サイドウインド 11……ロック部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイドドアより後方で、後側サイドウイン
    ドの下方の車体側部を、インナパネルとアウタパネルと
    の接合により形成した2ボックスタイプの自動車におい
    て、前記インナパネルに開口部を設けず、アウタパネル
    の一部を車体の前後方向に沿ってインナパネル側に凹ま
    せ、該凹ませた部分に、ロック部材によりロック可能に
    した蓋板を開閉自在に設け、該蓋板と前記アウタパネル
    との間を、前記蓋板側にのみ開口する物入れ空間に形成
    したことを特徴とする2ボックスタイプの自動車の物品
    収納装置。
JP1168795A 1989-06-30 1989-06-30 自動車の物品収納装置 Expired - Lifetime JP2817216B2 (ja)

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JPH0332949A JPH0332949A (ja) 1991-02-13
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JPS61154137U (ja) * 1985-03-18 1986-09-24
JPS62115947U (ja) * 1986-01-17 1987-07-23

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