JP2816813B2 - エキシマレーザ装置 - Google Patents

エキシマレーザ装置

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JP2816813B2
JP2816813B2 JP6255478A JP25547894A JP2816813B2 JP 2816813 B2 JP2816813 B2 JP 2816813B2 JP 6255478 A JP6255478 A JP 6255478A JP 25547894 A JP25547894 A JP 25547894A JP 2816813 B2 JP2816813 B2 JP 2816813B2
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laser
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beam intensity
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理 若林
計 溝口
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/30Structure or shape of the active region; Materials used for the active region
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/10Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating
    • H01S3/13Stabilisation of laser output parameters, e.g. frequency or amplitude
    • H01S3/131Stabilisation of laser output parameters, e.g. frequency or amplitude by controlling the active medium, e.g. by controlling the processes or apparatus for excitation
    • H01S3/134Stabilisation of laser output parameters, e.g. frequency or amplitude by controlling the active medium, e.g. by controlling the processes or apparatus for excitation in gas lasers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/14Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range characterised by the material used as the active medium
    • H01S3/22Gases
    • H01S3/223Gases the active gas being polyatomic, i.e. containing two or more atoms
    • H01S3/225Gases the active gas being polyatomic, i.e. containing two or more atoms comprising an excimer or exciplex

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、縮小投影露光用光
源、材料の微細加工、材料の表面改質等に用いられるエ
キシマレーザ装置に関し、特に出力レーザ光のビーム強
度分布を安定させるための改良に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、ハロゲンガスを用いてエキシマレーザ装置を運転す
る場合、運転にしたがって電極材料の蒸発、レーザチャ
ンバ構成材料との化学反応によりハロゲンガスが消費さ
れる。したがって、従来はハロゲンガスの消耗によるレ
ーザ出力の低下を補うために次のような制御を行うよう
にしていた。
【0003】すなわち、レーザの出力はレーザを励起す
るためにコンデンサに蓄積しておいた電気エネルギーを
放電空間に投入してレーザ媒質ガス中で放電することに
より得るが、このコンデンサの充電電圧を大きくすると
レーザ出力(パワー)は増加する。従って、従来におい
てはレーザ出力を検出し、この検出にしたがって充電電
圧値を制御することでレーザ出力を安定化するようにし
ている。この制御をパワーロック制御と呼ぶ。
【0004】しかしながら、この制御によっても長時間
の運転を続けているとハロゲンガスの消耗によって発振
効率が低下し、次第に充電電圧を高くしていかないと所
定の出力を維持できなくなる。
【0005】そこで、従来は、或る所定の電圧以上に充
電電圧が上昇したときに一定量のハロゲンガスを補給す
るようにして上記ハロゲンガスの消耗に対処するように
している。
【0006】この従来技術におけるハロゲンガスの補強
方法について、図23、図24にしたがって説明する。
【0007】すなわち、図23は一般的な放電励起エキ
シマレーザ装置のガス補給にかかる構成部分を示すもの
で、この場合ガス注入用のボンベとして、ハロゲンガス
(F2、HClなど)が充填されたボンベ1、Krなど
のレアガス(希ガス)が充填されたボンベ2、Ne又は
Heなどのバッファガスが充填されたボンベ3を備えて
いる。
【0008】レーザチャンバ4から出力されたレーザ光
は、ビームスプリッタ5を介してその一部が出力検出器
6に入射され、出力検出器6によってその出力値Eが検
出される。検出された出力値Eはコントローラ7に入力
される。
【0009】また、圧力センサ8によってレーザチャン
バ4内のレーザガス圧(全圧)PTが検出され、その検
出値PTもコントローラ7に入力される。
【0010】コントローラ7はこれら検出値E,PTに
基づいて放電電源9の充電電圧値Vを制御すると共に、
ガス供給排気装置10を制御してレーザガスの供給排気
制御を実行する。
【0011】その詳細について説明すると、例えば、ガ
スをハロゲンガス:レアガス:バッファガス=4:40:2
456(torr)の割合で充填した後、目標レーザ出力Ec、最
適制御充電電圧範囲Vm(Vmin〜Vmax)などを設定す
る。
【0012】運転が開始されると、コントローラ7は、
出力検出器6によって検出されたレーザ出力Eを取り込
み、該レーザ出力Eを目標レーザ出力Ecと比較し、E
<Ecであれば充電電圧Vを微小電圧ΔVだけ、E=Ec
であれば充電電圧Vをそのままとし、E>Ecであれば
充電電圧Vを微小電圧ΔVだけ下げるような制御を実行
する。
【0013】さらに、コントローラ7は充電電圧Vを充
電電圧最大値Vmaxと比較し、V>Vmaxのときはハロゲ
ンガスボンベ1からハロゲンガスを所定量だけレーザチ
ャンバ4に補給するような制御を行う。
【0014】図24は上記制御に関するタイムチャート
を示すもので、(a)はレーザ出力E、(b)は充電電圧V、
(c)はハロゲンガス分圧、(d)はレアガス分圧、(e)はビ
ーム幅を示すものである。すなわち、充電電圧VがVma
x以下のときはレーザ出力Eを一定にするために充電電
圧Vを変化させ(この場合は増大している)、t1,t
2,…,t6の各時点で充電電圧Vが最大許容値Vmaxに
到達しているので、これらの各時点でハロゲンガスを注
入している。
【0015】この制御によれば、ハロゲンガス注入の
際、ガス排気を行っていないので、レアガスKrの分圧
は一定となっているが、ハロゲンガスは補給回数が多く
なってくるに伴なって次第に過補給となって最終的には
ガスのバランスが崩れてしまう。すなわち、上記従来手
法によれば、ハロゲンガスを補給する毎に、レーザチャ
ンバ内の混合ガスの最適組成バランスが崩れてゆき、コ
ンデンサへの充電電圧をいくら制御してもレーザ出力を
一定に維持する事ができなくなる。
【0016】ところで、レーザ出力だけを一定に制御す
る上記従来手法によれば、レーザ出力に関しては一定制
御をなし得るが、ビーム強度分布に関しては何の制御も
行っていないので、ビーム強度分布が大きく変化すると
いう問題が発生していた。ビーム強度分布の具体例とし
ては、出力レーザの放電方向に垂直な方向のビーム幅な
どがあり、図24(e)に該ビーム幅Wの経時変化を示し
ている。この図からも判るように、上記ビーム幅Wはハ
ロゲン分圧と同様に、大きな変化をしている。
【0017】このビーム強度分布の変化は、露光又は加
工面におけるレーザ光のエネルギー密度を変化させ、露
光品質や加工品質を劣化させる要因となる。なお、ビー
ム強度分布を変化させる要因としては、電極形状、運転
放電電圧、ガス組成、ガス圧力などがある。
【0018】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、励起強度(充電電圧)およびガス組成等の変
動に起因するビーム強度分布の変動を確実且つ的確に防
止するエキシマレーザ装置を提供することを目的とす
る。
【0019】ここで、ビーム強度分布の変動を防止する
ために、ガス組成を変化させた場合には、出力レーザ光
のパワーの変動を招来する。
【0020】そこで、本発明は、また、こうした出力レ
ーザ光のパワーの変動を防止するエキシマレーザ装置を
提供することを目的とする。
【0021】
【0022】
【0023】
【課題を解決するための手段および作用】この発明で
は、所定種類のレーザガスがレーザチャンバ内に封入さ
れ、前記レーザチャンバ内で放電を行うことにより前記
レーザガスを励起し、レーザ発振光を出力するエキシマ
レーザ装置において、出力されたレーザ光のビーム強度
分布を検出するビーム強度分布検出手段と、前記ビーム
強度分布検出手段の検出結果に基づいてビーム強度分布
を一定の所望の形状にするように、前記所定種類のレー
ザガスの組成または全圧を制御するガス制御手段とを具
えている。
【0024】すなわち、ビーム強度分布とレーザガスの
組成または全圧とは、略比例関係等の所定の関係にある
ので、この関係に基づいてガスの補給量等を調整するこ
とによって、ビーム強度分布を一定の所望形状に制御す
ることが可能となる。
【0025】また、この発明では、所定種類のレーザガ
スがレーザチャンバ内に封入され、前記レーザチャンバ
内で放電を行うことにより前記レーザガスを励起し、レ
ーザ発振光を出力するエキシマレーザ装置において、出
力されたレーザ光のビーム強度分布を検出するビーム強
度分布検出手段と、前記ビーム強度分布検出手段の検出
結果に基づいてビーム強度分布を一定の所望の形状にす
るように、充電電圧(励起強度)を制御するとともに、
前記所定種類のレーザガスの組成または全圧を制御する
制御手段とを具えている。
【0026】すなわち、ビーム強度分布と充電電圧、そ
してビーム強度分布とレーザガスの組成または全圧と
は、それぞれ略比例関係等の所定の関係にあるので、こ
れら関係に基づいて充電電圧を制御したりガスの補給量
等を調整することによって、ビーム強度分布を一定の所
望形状に制御することが可能となる。
【0027】また、この発明では、ハロゲンガスを含む
レーザガスがレーザチャンバ内に供給され、前記レーザ
チャンバ内で放電を行うことにより前記レーザガスを励
起し、レーザ発振光を出力するエキシマレーザ装置にお
いて、出力されたレーザ光のビーム強度分布を検出する
ビーム強度分布検出手段と、前記ビーム強度分布検出手
段の検出結果に基づいてビーム強度分布を一定の所望の
形状にするように、前記ハロゲンガスの供給量を制御す
るハロゲンガス供給手段とを具えている。
【0028】すなわち、ビーム強度分布とハロゲンガス
分圧とは、略比例関係等の所定の関係にあるので、この
関係に基づいてハロゲンガスの供給量を制御することに
よって、ビーム強度分布を一定の所望形状に制御するこ
とが可能となる。
【0029】また、この発明では、希ガスを含むレーザ
ガスがレーザチャンバ内に供給され、前記レーザチャン
バ内で放電を行うことにより前記レーザガスを励起し、
レーザ発振光を出力するエキシマレーザ装置において、
出力されたレーザ光のビーム強度分布を検出するビーム
強度分布検出手段と、前記ビーム強度分布検出手段の検
出結果に基づいてビーム強度分布を一定の所望の形状に
するように、前記希ガスの供給量を制御する希ガス供給
手段とを具えている。
【0030】すなわち、ビーム強度分布と希ガス分圧と
は、略比例関係等の所定の関係にあるので、この関係に
基づいて希ガスの供給量を制御することによって、ビー
ム強度分布を一定の所望形状に制御することが可能とな
る。
【0031】また、この発明では、所定種類のレーザガ
スがレーザチャンバ内に封入され、前記レーザチャンバ
内で放電を行うことにより前記レーザガスを励起し、レ
ーザ発振光を出力するエキシマレーザ装置において、出
力されたレーザ光のパワーを検出するパワー検出手段
と、出力されたレーザ光のビーム強度分布を検出するビ
ーム強度分布検出手段と、前記パワー検出手段の検出結
果に基づいて出力レーザのパワーを所望の値にするよう
に、充電電圧(励起強度)を充電電圧(励起強度)制御
手段と、前記ビーム強度分布検出手段の検出結果に基づ
いてビーム強度分布を一定の所望の形状にするように、
前記所定種類のレーザガスの組成または全圧を制御する
ガス制御手段とを具えている。
【0032】すなわち、ビーム強度分布の変動を防止す
るために、レーザガスの組成または全圧を変化させた場
合には、出力レーザ光のパワーが変動する。しかし、こ
うした出力レーザ光のパワーの変動は、充電電圧を制御
することによって抑制される。
【0033】
【実施例】以下、この発明を添付図面に示す実施例に従
って詳細に説明する。
【0034】図1はこの発明の実施例を示すもので、先
の図23に示した従来装置と重複する構成要素について
は同一符号を付している。この図1の実施例は、先の図
23に示した従来装置に対し、ビームスプリッタ15お
よびビーム強度分布検出器20を追加したものである。
【0035】図1において、レーザチャンバ4内には、
レーザガスであるハロゲンガス(F2、HClなど)、
レア(希)ガス(Kr,Xeなど)、バッファガス(N
e,Heなど)が充填されている。放電電源9によって
図示しない充電コンデンサに電気エネルギーが蓄積さ
れ、該蓄積された電気エネルギーが放電電極11を介し
て放電空間に投入されることによりレーザガスが放電励
起される。この放電によって発光した光がフロントミラ
ー14及びリアミラー13から成る共振器によって共振
することによりレーザ発振が行われる。レーザ光は、ウ
ィンドウ12、フロントミラー14を介して出力され
る。
【0036】出力されたレーザ光の一部はビームスプリ
ッタ5およびビームスプリッタ15によってサンプリン
グされ、該サンプリング光は出力(パワー)検出器6及
びビーム強度分布検出器20にそれぞれ入力される。
【0037】出力検出器6はレーザ出力(パワー)Eを
検出し、該検出出力Eをコントローラ7に入力する。
【0038】ビーム強度分布検出器20は、ビーム強度
分布として例えば、放電方向に垂直な方向のビーム幅W
を検出するもので、その検出出力をコントローラ7に入
力する。ビーム強度分布検出器20の詳細については後
述する。
【0039】ハロゲンガスボンベ1にはF2、HClな
どのハロゲンガスが充填され、レアガスボンベ2にはK
r,Xeなどのレアガスが充填され、バッファガスボン
ベ3にはNe,Heなどのバッファガスが充填されてい
る。ガス供給排気装置10は、コントローラ7からの指
令に従って前記各ボンベに充填されたガスをレーザチャ
ンバ4に対して供給すると共に、レーザチャンバ4内の
ガスの排気制御を実行する。なお、ハロゲンガスボンベ
1は、通常バッファガスで希釈されている。
【0040】圧力センサ8は、レーザチャンバ4内のガ
ス圧PTを検出し、その検出出力PTをコントローラ7に
入力する。
【0041】コントローラ7は、出力検出器6で検出し
たレーザ出力E、ビーム強度分布検出器20で検出した
ビーム幅W、および圧力センサ8で検出したガス圧PT
に基づいて放電電源9の充電電圧Vを制御すると共にレ
ーザチャンバ4に対するガスの供給排気制御を実行す
る。
【0042】図2は、ビーム強度分布検出器20とレー
ザチャンバ4との配置関係を示すもので、(a)は平面
図、(b)は側面図である。
【0043】この場合、ビーム強度分布検出器20はラ
インセンサ21を含んでおり、ラインセンサ21は放電
方向(平面図(a)においては紙面に垂直な方向)に対し
垂直な方向のビーム幅Wを検出するべく配設されており
(紙面を含む方向に配設されている)、その受光出力を
コントローラ7に入力する。なお、ビーム幅Wに対応す
る値としては、半値全幅または1/e2幅でもよい。
【0044】図3(a)(b)は、ビーム強度分布検出器20
の具体例を示すもので、図3(a)においては、レーザ光
を集光レンズ22によって集光してラインセンサ21に
入射するようにしている。なお、集光レンズ22の替わ
りに凹レンズまたは凸面鏡を配置してビームを広げてレ
ーザ光を検出するようにしてもよい。
【0045】図3(b)では、転写レンズ23によってレ
ーザ光をラインセンサ21上に転写するようにしてい
る。
【0046】ここで、発明者等の実験によれば、ビーム
強度分布検出器20によって検出されるビーム幅Wは、
ハロゲンガス分圧、充電電圧(励起強度)、バッファガ
ス分圧には大きく依存するが、レーザガス全圧PTには
あまり依存しないことが判明した。
【0047】図4にハロゲンガス分圧とビーム幅Wの関
係を示し、図5にハロゲンガス分圧とレーザ出力Eの関
係を示し、図6に充電電圧Vとビーム幅Wの関係を示
し、図7に充電電圧Vとレーザ出力Eの関係を示し、図
8にガス全圧PTとビーム幅Wの関係を示し、図9にガ
ス全圧PTとレーザ出力Eの関係を示し、図10にレア
ガス分圧とビーム幅Wの関係を示し、図11にレアガス
分圧とレーザ出力Eの関係を示す。
【0048】これらの図によれば、特にハロゲンガス分
圧とビーム幅Wとは広い範囲において傾きが比較的大き
な略比例関係等の所定の関係にあるため(図4参照)、
この関係に基づいてハロゲンガスの補給量または補給速
度を調整することによってビーム幅を制御することが可
能になる。
【0049】また、図6、図10によれば、充電電圧V
またはレアガス分圧もビーム幅とほぼ比例関係にあるた
め(これらの傾きはハロゲンガス分圧とビーム幅との関
係ほど大きくはないが)、充電電圧Vまたはレアガス分
圧を調整することによってもビーム幅Wを制御すること
ができる。
【0050】以下、コントローラ7による充電電圧制御
及びガス供給排気制御について図12のフローチャート
にしたがって説明する。
【0051】最初にオペレータは、定格レーザ出力Ec
およびビーム幅目標値Wcを所望の値に設定する(ステ
ップ100)。
【0052】次に、レーザを発振させた後、出力検出器
6によってレーザ出力Eを検出すると共に、ビーム強度
分布検出器20によってビーム幅Wを検出する(ステッ
プ110)。
【0053】そして、検出したレーザ出力Eを定格レー
ザ出力Ecと比較すると共に、検出したビーム幅Wを目
標値Wcと比較する(ステップ120)。
【0054】次に、上記比較結果に応じて充電電圧V、
ハロゲンガス補給量ΔH、バッファガス補給量ΔB、レ
アガス補給量ΔR、排気量ΔG、または全圧PTを計算
し、該計算した値Vを放電電源に送って充電電圧Vを制
御すると共に、前記計算した値をΔH、ΔB、ΔR、Δ
G、またはPTをガス供給排気装置10に送ってガスの
供給排気制御を行う(ステップ130〜150)。
【0055】これらの制御を繰り返し実行する。
【0056】・第1例 次に、上記ステップ120及び130で行う計算サブル
ーチンの詳細について図13にその第1例を示す。
【0057】この図13においては、ステップ200〜
ステップ230の処理と、ステップ300〜ステップ3
30の処理とが並行して行われる。
【0058】ステップ200においては、レーザ出力E
を定格レーザ出力Ecと比較し、その比較結果がE<Ec
となった場合は充電電圧VをΔVだけ増加し(ステップ
210)、E>Ecとなった場合は充電電圧VをΔVだ
け減少し(ステップ230)、E=Ecの場合は現状の
充電電圧Vを維持する(ステップ220)。なお、ΔV
は一定量であってもよいし、EとEcとの差に応じた量
としてもよい。
【0059】一方、ステップ300においては、ビーム
幅Wを目標値Wcと比較し、その比較結果がW>Wcとな
った場合はハロゲンガス補給量ΔHをΔhだけ少なくし
(ステップ310)、W<Wcとなった場合はハロゲン
ガス補給量ΔHをΔhだけ増加し(ステップ330)、
W=Wcの場合は現状のハロゲンガス補給量ΔHを維持
する(ステップ320)。Δhは一定量であってもよい
し、WとWcとの差に応じた量としてもよい。なお、こ
こではハロゲンガス補給量を制御したが、連続的にハロ
ゲンガスを補給する場合は補給流量を制御するようにし
てもよい。
【0060】図14に上記制御による各種状態量のタイ
ムチャートを示す。
【0061】この図によれば、レーザ出力一定制御によ
り充電電圧Vが徐々に上昇する。そして、充電電圧Vが
最大許容値Vmaxとなった時点t1以降は、これ以上充電
電圧Vを上げることができないので、レザー出力Eは徐
々に低下している。また、ステップ300〜330の処
理によりビーム幅Wが目標値Wcとなるようにハロゲン
補給量が制御されているので、ビーム幅は常に一定とな
っている。さらに、図4に示したように、ハロゲン分圧
とビーム幅は比例関係にあるので、一定に制御されてい
るビーム幅に対応して、ハロゲンガス分圧も常に一定と
なっている。
【0062】・第2例 次に、図15に上記計算サブルーチンの第2例を示す。
【0063】この第2例では、先の図13のフローチャ
ートにステップ400〜430の手順を追加している。
【0064】すなわち、ステップ200〜230の手順
を終了すると、充電電圧Vが最小許容値Vminおよび最
大許容値Vmaxの範囲に入っているか否かをチェックし
(ステップ400)、V<Vminの場合はレーザガスの
全圧をΔPTだけ減少させ(ステップ410)、V>Vm
axの場合はレーザガスの全圧をΔPTだけ上昇させ(ス
テップ430)、Vmin≦V≦Vmaxの場合はガスを補給
しないように制御する(ステップ420)。全圧を上昇
する手法としては、ハロゲンガスを供給する、バッファ
ガスを供給する、レアガスを供給する、バッファガス及
びレアガスの両方を供給する等の手法があり、また全圧
を減少させる手法としてはレーザガスの排気制御があ
る。
【0065】かかる図15の制御による各種状態量のタ
イムチャートを図16に示す。
【0066】この図16によれば、レーザ出力一定制御
を行うことにより充電電圧Vが徐々に上昇し、充電電圧
Vが最大許容値Vmaxとなった各時点t1,t2,t3にお
いて、ガス全圧PTをΔPTだけ上昇させている。この全
圧PTの上昇によりこれらの時点t1,t2,t3において
はレーザ出力Eが上昇するため、これに対応して充電電
圧Vは降下している。
【0067】時刻t4以降においては、全圧PTが最大値
Pmaxに到達し、また充電電圧Vもこれ以上上げること
ができないので、レーザ出力Eが徐々に低下している。
【0068】なお、この場合においても、ステップ30
0〜330の処理によりビーム幅Wが目標値Wcとなる
ようにハロゲン補給量が制御されているので、ビーム幅
は常に一定となっている。また、ハロゲンガス分圧もビ
ーム幅に対応して一定となっている。
【0069】・第3例 次に、図17に、前記計算サブルーチンの第3例を示
す。
【0070】この第3例は、先の図15に示したステッ
プ410およびステップ430をそれぞれステップ44
0およびステップ450で置き換えたものである。
【0071】すなわち、V<Vminの場合は、ガスの全
圧PTを下げるべくΔG(一定値またはVとVminの差に
応じた量)の排気工程を行い(ステップ440)、V>
Vmaxの場合は、ガスの全圧PTを上げるべくバッファガ
スまたはレアガスまたは両者の混合ガスを補給するよう
にしている(ステップ450)。Vmin≦V≦Vmaxの場
合は前記同様ガス補給を行わないようにしている(ステ
ップ420)。
【0072】・第4例 次に、図18に、前記計算サブルーチンの第4例を示
す。
【0073】この第4例は、先の図15に示した第2例
のステップ400〜430をステップ500〜520に
置き換えたものである。
【0074】すなわち、この第4例においては、ステッ
プ200〜230の手順を終了後、充電電圧Vを最大許
容値Vmaxと比較し、V≦Vmaxである場合はガスを補給
せず、V>Vmaxである場合に全圧PTをΔPTだけ上昇
させるようにしている。この第4例と先の第2例との違
いは、V<Vmaxである場合に、ガスを補給しないよう
に制御するか(第4例)、全圧をΔPT下げるように制
御するか(第2例)の違いのみであり、それ以外は両者
は全く同じである。したがって、この第3例における各
種状態信号のタイムチャートは先の第2例の場合とほぼ
同じとなる。
【0075】・第5例 次に、図19に、前記計算サブルーチンの第5例を示
す。
【0076】この第5例は、先の図18に示した第4例
のステップ520をステップ530に置き換えたもので
ある。
【0077】すなわち、この第5例においては、ステッ
プ200〜230の手順を終了後、充電電圧Vを最大許
容値Vmaxと比較し、V≦Vmaxである場合はガスを補給
せず(ステップ510)、V>Vmaxである場合に全圧
PTを上昇させるべくバッファガスまたはレアガスまた
は両者の混合ガスを補給するようにしている(ステップ
530)。
【0078】・第6例 次に、図20に、前記計算サブルーチンの第6例を示
す。
【0079】この第6例は、先の図15に示した第2例
のステップ410をステップ440に置き換え、ステッ
プ430をステップ460に置き換え、ステップ300
〜330をステップ600〜620に置き換えたもので
ある。
【0080】すなわち、この第6例においては、ステッ
プ200〜230の手順を終了後、充電電圧Vが最小許
容値Vminおよび最大許容値Vmaxの範囲に入っているか
否かをチェックし(ステップ400)、V<Vminの場
合はレーザガスの全圧を下げるべく排気工程を行い(ス
テップ440)、V>Vmaxの場合はレーザガスの全圧
を上昇させるべくハロゲンガスをΔHだけ補給するとと
もに(ステップ460)、Vmin≦V≦Vmaxの場合はガ
スを補給しないように制御するようにしている(ステッ
プ420)。
【0081】一方、ステップ600においては、ビーム
幅Wを目標値Wcと比較し、その比較結果がW≧Wcとな
った場合はレアガスを補給しないよう制御するとともに
(ステップ610)、W<Wcとなった場合はレアガス
をΔRだけ補給するようにしている(ステップ62
0)。ΔRは一定量であってもよいし、WとWcとの差
に応じた量としてもよい。
【0082】この第6例においては、ビーム幅Wとレア
ガス分圧が、図10に示したように、略比例関係等の所
定の関係にあるのに着目し、レアガスの供給制御によっ
てビーム幅Wを一定に制御するようにしている。
【0083】・第7例 次に、図21に、前記計算サブルーチンの第7例を示
す。
【0084】ステップ700においては、レーザ出力E
を定格レーザ出力Ecと比較し、その比較結果がE<Ec
となった場合はレーザガスの全圧PTをΔPTだけ増加し
(ステップ710)、E>Ecとなった場合はレーザガ
スの全圧PTをΔPTだけ減少し(ステップ730)、E
=Ecの場合は現状のガス圧PTを維持する(ステップ7
20)。なお、ΔPTは一定量であってもよいし、Eと
Ecとの差に応じた量としてもよい。
【0085】上記手順が終了すると、レーザガス圧PT
をその最大許容値Pmaxと比較し、PT≦Pmaxの場合は
ガスを補給しないよう制御し(ステップ810)、PT
>Pmaxの場合はハロゲンガスをΔHだけ補給するよう
にしている(ステップ820)。ΔHは一定量であって
もよいし、PTとPmaxの差に応じた量としてもよい。
【0086】一方、ステップ900においては、ビーム
幅Wを目標値Wcと比較し、その比較結果がW<Wcとな
った場合は充電電圧VをΔVだけ大きくし(ステップ9
10)、W>Wcとなった場合は充電電圧VをΔVだけ
小さくし(ステップ930)、W=Wcとなった場合は
現状の充電電圧Vを維持するように制御する(ステップ
920)。
【0087】この第7例では、充電電圧Vを制御するこ
とによりビーム幅Wの制御を行うようにしている。図6
に示したように、充電電圧Vとビーム幅Wはほぼ比例関
係にあるので、このような制御も可能である。
【0088】また、レーザ出力Eの制御も、充電電圧V
ではなくガス圧PTによって行っている。
【0089】以上説明したレーザ出力制御及びビーム幅
制御は、図4〜図11に示したような、各パラメータと
レーザ出力Eまたはビーム幅Wとの関係をメモリテーブ
ルに記憶しておくことで容易に実現できる。その動作手
順を図22に示す。
【0090】すなわち、まず、上記メモリテーブルから
所要のデータを読み出した後(ステップ950)、レー
ザ出力Eおよびビーム幅WをEcおよびWcと比較し、こ
れらの比較結果に応じて前記読み出したデータから最適
なパラメータ値を選択するようにする(ステップ96
0)。
【0091】なお、実施例ではビーム強度分布として、
放電方向に垂直な方向のビーム幅Wを用いるようにした
が、他に、放電方向のビーム幅またはビームの対称性な
どを用いるようにしてもよい。要は、ビーム強度分布を
一定の所望形状にできるパラメータであればよい。
【0092】また、上記実施例では自然発振のエキシマ
レーザに本発明を適用するようにしたが、スペクトルを
狭帯域化した狭帯域エキシマレーザに本発明を適用する
ようにしてもよい。
【0093】つぎに、ガス注入回路等が上記実施例とは
僅か異なる実施例について説明する。
【0094】・第8例 図25は第8例の実施例装置の構成を示すブロック図で
あり、図26は図25の実施例装置で行われる補給処理
の処理手順を示すフローチャートである。
【0095】まず、図25に示すレーザ装置のガス注入
回路について説明すると、このガス注入回路は、Neや
He等のバッファガスで希釈されたF2、HCl等のハロ
ゲンガスが充填されたボンベ38と、Kr、Xe、Ar等
の希(レア)ガスが充填されたボンベ39と、NeやHe
等のバッファガスが充填されたボンベ40と、各ボンベ
38〜40からレーザチャンバ34までの各ガスごとの
ガス供給路上に配設された各ガスごとの注入開閉弁4
1、42、43とから構成されている。
【0096】なお、この図25のレーザ装置は、いわゆ
るフッ素系エキシマレーザ装置を想定しており、ボンベ
38には、F2ガスとNeガスとが、F2:Ne=5:95
(%)の濃度割合で充填されており、また、ボンベ39
にはKrガスが充填されており、また、ボンベ40には
Neガスが充填されているものとする。なお、またボン
ベ39、40を同一のボンベとし、予め希ガスとバッフ
ァガスとを所定の組成割合で混合、充填しておくように
してもよい。
【0097】なお、バッファガスとしてNeガスを使用
した場合を想定しているが、もちろんHeガスを使用し
てもよいし、NeガスとHeガスとを任意の混合比で混ぜ
合わせたものをバッファガスとして使用してもよい。
【0098】また、実施例装置におけるガス補給回路
は、上記ボンベ38と、このボンベ38からレーザチャ
ンバ34へ至るまでのガスの供給路44上に配設された
各種ガス補給用開閉弁とから構成されている。この実施
例装置の場合、説明を簡略にするために、ガス補給用開
閉弁は、サブタンク45と、このサブタンク45の前後
に直列に配設された下流側開閉弁46および上流側開閉
弁47とからなっているものとしているが、実際には、
その他、図示せぬ様々な微量流量制御弁が配設されてい
るものとする。
【0099】また、実施例装置のガス排出回路は、真空
ポンプ50と、レーザチャンバ34から該真空ポンプ5
0へ至るまでのガスの排出路48上に配設されたレーザ
チャンバガス排気弁49とから構成されている。
【0100】また、各種ガスを注入する時期、ハロゲン
ガスを補給する時期、このハロゲンガスの補給量等に関
するデータは、図示せぬ入力手段より入力され、制御器
31に加えられる。
【0101】発振器32はパルス発振を行うための発振
器であり、この発振器32から発振信号が放電電源33
に出力される。放電電源33は、発振器32から出力さ
れる発振信号に応じてレーザチャンバ34内の2つの電
極間で放電を行わせるものであり、制御器31から出力
される指令充電電圧Vaに応じた電圧で充電回路におい
て一旦充電が行われ、たとえばサイラトロン等のスイッ
チ素子の動作により放電を行う。この放電電源3におけ
る充電電圧Vは所定のセンサで検出され、制御器31に
加えられる。
【0102】レーザチャンバ34において放電が行わ
れ、レーザガスが励起されるとレーザ発振が行われ、発
振されたレーザ光は光共振器内で共振され、フロントミ
ラーから有効な発振レーザ光として出力される。なお、
放電は所定のパルス幅をもって所定の間隔で行われ、レ
ーザ光が断続的に出力される。
【0103】こうして発振されたレーザ光は出力モニタ
36に入射され、この出力モニタ36において出力レー
ザ光のエネルギーE(以下「レーザ出力E」という)が
検出される。この検出されたレーザ出力Eは制御器31
に加えられる。
【0104】ビーム強度分布検出器37は、上記ビーム
強度分布検出器20と同様に、レーザ光をラインセンサ
に入射するようにしたものであり、発振レーザ光のビー
ム幅Wを検出し、これを制御器31に加える。
【0105】圧力モニタ35は、レーザチャンバ34内
のガスの圧力(全圧)PTを検出するセンサであり、検
出された圧力PTは制御器31に加えられる。また、発
振器32から発振信号が出力されるごとに、1パルス発
振されたことを示す信号Pが制御器31に加えられる。
【0106】制御器31は、これら各モニタ等32、3
3、36、37の出力に基づき後述するよう指令充電電
圧Vaを演算し、これを放電電源33に出力し、放電電
圧を制御するとともに、圧力モニタ35の出力に基づき
後述するようハロゲンガス補給時におけるレーザチャン
バ34からのガス排出の際、レーザチャンバ34内の圧
力が所定の一定圧力になるように弁44、46、49の
開閉を制御する。また、制御器31はレーザの運転前に
おけるガス交換の際、つまり各種レーザガスをボンベ3
8、39、40からレーザチャンバ34内に注入する際
に、弁41、42、43の開閉を所要に制御してレーザ
チャンバ34内のガス組成が所定の割合になるようにす
る。
【0107】ところで、このガス注入は以下のような手
順で行われる。
【0108】すなわち、レーザの運転起動前において、
まず、レーザチャンバ34内の旧ガスが上記ガス排出回
路によって排出される。
【0109】そして、ボンベ39からKrガスが40t
orrだけレーザチャンバ34内に導入され、つぎにボ
ンベ38からF2ガス(上述の通り、Neガスで希釈され
ている)がレーザチャンバ34内に80torrだけ導
入され、最後にレーザチャンバ34内の全圧が2500
torrとなるように、ボンベ40からNeガスがレー
ザチャンバ34内に導入される。この実施例装置の場
合、レーザチャンバ34内のガス組成は、F2:Kr:N
e=4:40:2456(torr)、つまりF2:K
r:Ne=0.16:1.60:98.24(%)の濃度
割合となるようにされる。なお、各ボンベ38、39、
40からのレーザチャンバ34内への各ガスの導入に際
しては、制御器31は、圧力モニタ35の出力に基づき
チャンバ34内圧力が上記所定圧2500torrとな
るよう各開閉弁41、42、43を開閉制御する。
【0110】さて、前述したようにエキシマレーザ装置
の運転を継続していくと、運転の経過に伴いハロゲンガ
スが消費され、レーザ出力が低下する。このレーザ出力
は、レーザを励起するためにコンデンサに充電した電気
エネルギーを放電空間に投入してレーザ媒質ガスを活性
化させて得るため、このコンデンサへの充電電圧Vaを
制御することによって該レーザ出力を変化させることが
できる。すなわち、ハロゲンガスが消費しても、消費に
よる出力低下の相当分だけコンデンサへの充電電圧Va
を上げることによって該レーザ出力を一定に維持するこ
とができる。
【0111】そこで、この実施例では、充電電圧Vaに
関し最適制御充電電圧範囲Vc(Vmin〜Vmax)を予め
設定しておき、この充電電圧Vaがこの範囲を越えた場
合、つまりVa>Vmaxに至ると、ガス交換を行う必要
がある旨のアラーム信号を出力するようにしている。
【0112】なお、このガス補給時期や補給量は、上述
したように入力手段から入力されたデータに基づき決定
され、ガス補給は上記ガス補給回路によって行われ、ま
た、ガス補給時はその都度、レーザチャンバ34内の全
圧を所定圧力に維持されるよう、上記ガス排出回路によ
って該レーザチャンバ34内のガスの一部が排出するよ
うにしている。
【0113】図26は、かかる補給処理の処理手順を示
したものであり、目標レーザ出力Ec、最適制御充電電
圧範囲Vc(Vmin〜Vmax)、指令充電電圧増減量Δv
(絶対値)、1回分の補給ガス量ΔG(初期値)、目標
ビーム幅Wc、パルス数しきい値Pc、最適制御ガス補給
量範囲ΔGc(ΔGmin〜ΔGmax)、補給ガス増減量Δ
g(絶対値)が入力データに基づき予め設定される(ス
テップ1010)。なお、これら設定値Ec、Vc、Δ
v、ΔG、Wc、ΔPc、ΔGcとしては、マニュアル制
御であれば、少なくとも必要時前に設定すればよく、上
述のように最初に設定する必要はない。また、マイコン
による完全制御の場合には、これら設定値は、上述のよ
うに最初に設定、記憶しておく必要がある。
【0114】つぎに、上記出力モニタ35、放電電源3
3、発振器32およびビーム強度分布検出器37より検
出値E、V、P、Wが入力される(ステップ102
0)。
【0115】ついで、検出されたレーザ出力Eと目標レ
ーザ出力Ecとが比較され(ステップ1030)、この
比較の結果、E<Ecであれば、つぎに検出されるレー
ザ出力Eが目標レーザ出力Ecまで上昇するように、検
出された充電電圧Vに増減量Δvが加えられ、この加え
られたものが指令充電電圧Vaとして放電電源33に出
力される(ステップ1040)。また、比較結果がE=
Ecであれば、検出された充電電圧Vがそのまま指令充
電電圧Vaとして放電電源33に出力される(ステップ
1050)。また、比較結果がE>Ecであれば、つぎ
に検出されるレーザ出力Eが目標レーザ出力Ecまで低
下するように、検出された充電電圧Vから増減量Δvが
減算され、この減算されたものが指令充電電圧Vaとし
て放電電源33に出力される(ステップ1060)。
【0116】ここで、この指令充電電圧Vaと最適制御
充電電圧範囲Vcの最大値Vmaxとが比較される。この結
果、Va≦Vmaxであり適正範囲内であれば、手順は再
びステップ1020に移行され同様な処理が行われる
が、Va>Vmaxであれば、指令電圧が許容範囲外とな
ったことを警告し、ガス交換を促すアラーム信号が出力
され、オペレータに警告を与えるようにする。
【0117】一方、ステップ1070では、新しいガス
がレーザチャンバ34内に注入された時点から現在まで
の累算パルス数Pnがパルス発振Pをカウントすること
により検出されており(ステップ1070)、この累算
値Pnとしきい値Pcとが比較される(ステップ108
0)。この比較の結果、累算パルス数Pnがしきい値Pc
以下であれば、そのままガス補給をしなくても何等問題
はないと判断して再び手順はステップ1020に移行さ
れる。しかし、累算パルス数Pnがしきい値Pcに達した
時点で、しきい値Pcに対応する補給量ΔGだけガス補
給が行われる。
【0118】このガス補給は以下のようにして行われ
る。
【0119】すなわち、弁46を閉じるとともに弁47
を開いて一定量の容積を有したサブタンク45内に希釈
ハロゲンガスを充填する。そして、充填されたならば、
弁46を開くとともに弁47を閉じてサブタンク45か
らハロゲンガスを排出してレーザチャンバ34内にガス
を供給する。かかる処理を所定回数だけ繰り返し行うこ
とにより所定量ΔGのガス補給が行われる(ステップ1
090)。なお、この補給の際、補給に伴いレーザチャ
ンバ34内の全圧は上昇するが、全圧PTは圧力モニタ
35で検出され、この検出値PTに基づきレーザチャン
バ34内の圧力が所定圧になるよう、バルブ49の開閉
が制御される(ステップ1100)。
【0120】さて、ここで上記ガスの補給量ΔGは、必
ずしもステップ1010で設定された初期値であるとは
限らず、ビーム幅Wに応じて可変するものである。
【0121】すなわち、検出されたビーム幅Wと目標ビ
ーム幅Wcとが比較され(ステップ1110)、この結
果、W<Wcである場合には、つぎに検出されるビーム
幅Wが目標ビーム幅Wcまで広がるように補給量ΔGに
対し所定増減量Δg(絶対値)が加えられ、このΔgだ
け増加した補給量ΔGがレーザチャンバ34内に供給さ
れる(ステップ1120)。また、比較結果がW>Wc
である場合には、つぎに検出されるビーム幅Wが目標ビ
ーム幅Wcまで狭まるように補給量ΔGから増減量Δg
が減算され、このΔgだけ減少した補給量ΔGがレーザ
チャンバ34内に補給される(ステップ1140)。ま
た、比較結果がW=Wcである場合には、現在の補給量
ΔGを増減することなくレーザチャンバ34内に補給さ
れる(ステップ1130)。
【0122】このようにガス補給量ΔGの増減がなされ
ると、それに応じて上述したサブタンク45を用いた充
填、排出処理の回数が変化され、この変化された回数だ
け充填、排出する処理を行うことにより増減された補給
量ΔGのガスがレーザチャンバ34内に補給されること
になる。
【0123】ここで、補給量ΔGに関しても制御可能な
範囲が最適制御ガス補給量範囲ΔGmin〜ΔGmaxとして
設定されており、現在の補給量ΔGがこの範囲にあるか
否かの判断がなされる。この結果、補給量ΔGが上記範
囲内であれば、レーザ光を用いた所定の処理(露光処理
等)が精度上問題がないとして、手順は再びステップ1
020に移行されるが、補給量ΔGが上記範囲外となっ
た場合には、露光装置の照明系の光の均一性の低下が招
来するので、その旨のアラーム信号を外部の制御装置
(露光装置)に出力する。この結果、レーザ光を用いた
処理を停止させる等所定の措置をとることができる。
【0124】・第9例 つぎに、他の実施例について図25、図26と同様な図
27、図28を用いて説明する。なお、図27において
図25と同一機能を有するものには同一符号を付けてい
る。この実施例装置では、ガス補給路44上に開閉弁5
1とマスフローコントローラ(質量流量制御装置)52
とを配設するようにしている。なお、このマスフローコ
ントローラ52は質量流量が所望の一定値となるように
ガス補給路44を通過するガス量を制御するものであ
る。
【0125】図28は、図27の装置において行われる
補給処理の処理手順を示したものであり、上述した第8
例と同様に、目標レーザ出力Ec、最適制御充電電圧範
囲Vc(Vmin〜Vmax)、指令充電電圧増減量Δv(絶
対値)、1回分の補給ガス量ΔG(初期値)、目標ビー
ム幅Wc、補給ガス増減量Δg(絶対値)、最適制御ガ
ス補給量範囲ΔGc(ΔGmin〜ΔGmax)が入力データ
に基づき予め設定される(ステップ2010)。
【0126】つぎに、上記出力モニタ35、放電電源3
3、発振器32およびビーム強度分布検出器37より検
出値E、V、P、Wが入力される(ステップ202
0)。
【0127】ついで、検出されたレーザ出力Eと目標レ
ーザ出力Ecとが比較され(ステップ2030)、この
比較の結果、E<Ecであれば、つぎに検出されるレー
ザ出力Eが目標レーザ出力Ecまで上昇するように、検
出された充電電圧Vに増減量Δvが加えられ、この加え
られたものが指令充電電圧Vaとして放電電源33に出
力される(ステップ2040)。また、比較結果がE=
Ecであれば、検出された充電電圧Vをそのまま指令充
電電圧Vaとして放電電源33に出力される(ステップ
2050)。また、比較結果がE>Ecであれば、つぎ
に検出されるレーザ出力Eが目標レーザ出力Ecまで低
下するように、検出された充電電圧Vから増減量Δvが
減算され、この減算されたものが指令充電電圧Vaとし
て放電電源33に出力される(ステップ2060)。
【0128】ここで、この指令充電電圧Vaと最適制御
充電電圧範囲Vcの最大値Vmaxとが比較される。この結
果、Va≦Vmaxであり適正範囲内であれば、手順は再
びステップ2020に移行され同様な処理が行われる。
また、Va>Vmaxとなったときには、指令電圧が許容
範囲外となり、ガス交換を促すアラーム信号が出力さ
れ、オペレータに警告を与えるようにする。
【0129】さて、この第9例では、単位時間あたりの
発振パルス数、つまり発振パルス速度f(P)に比例し
た速度で補給が行われるマスフローコントローラ52を
用い希釈ハロゲンガスの補給を行なうにしている。
【0130】すなわち、パルス発振Pに基づき現在の発
振時におけるパルス発振速度f(P)が演算されており
(ステップ2070)、この速度f(P)に比例する補
給量ΔGをもってハロゲンガスがレーザチャンバ34内
に補給される。
【0131】このガス補給は以下のようにして行われ
る。
【0132】すなわち、弁51を開くとともに、マスフ
ロコントローラ52によりガス補給路44における流量
が上記速度f(P)に応じた一定値となるように流量を
制御する。したがって、弁51が一定時間開状態とさ
れ、上記流量をもってガスが補給されることにより、所
定量ΔGのガスがレーザチャンバ34内に補給されるこ
とになる。
【0133】また、マスフロコントローラ52により制
御される流量を一定値に固定しておき、上記速度f
(P)に応じた時間だけ弁51を開状態にする制御も可
能である。この場合も、弁51の開時間と、マスフロー
コントローラ52により制御される流量とに応じて所定
量ΔGのガスがレーザチャンバ34内に補給されること
になるれる(ステップ2080)。なお、この補給の
際、補給に伴いレーザチャンバ34内の全圧は上昇する
が、全圧PTは圧力モニタ35で検出され、この検出値
PTに基づきレーザチャンバ34内の圧力が所定圧にな
るよう、バルブ49の開閉が制御される(ステップ20
90)。
【0134】さて、ここで上記ガスの補給量ΔGは、必
ずしもステップ2010で設定された初期値であるとは
限らず、上記ビーム強度分布検出器37で測定されたビ
ーム幅Wに応じて可変するものである。
【0135】すなわち、検出されたビーム幅Wと目標ビ
ーム幅Wcとが比較され(ステップ2100)、この結
果、W<Wcである場合には、つぎに検出されるビーム
幅Wが目標ビーム幅Wcまで広がるように補給量ΔGに
対し所定増減量Δg(絶対値)が加えられ、このΔgだ
け増加した補給量ΔGがレーザチャンバ34内に供給さ
れる(ステップ2110)。また、比較結果がW>Wc
である場合には、つぎに検出されるビーム幅Wが目標ビ
ーム幅Wcまで狭まるように補給量ΔGから増減量Δg
が減算され、このΔgだけ減少した補給量ΔGがレーザ
チャンバ34内に補給される(ステップ2130)。ま
た、比較結果がW=Wcである場合には、現在の補給量
ΔGを増減することなくレーザチャンバ34内に補給さ
れる(ステップ2120)。
【0136】ここで、補給量ΔGに関しても制御可能な
範囲が最適制御ガス補給量範囲ΔGmin〜ΔGmaxが設定
範囲が設定されており、現在の補給量ΔGがこの範囲に
あるか否かの判断がなされる。この結果、補給量ΔGが
上記範囲内であれば、レーザ光を用いた所定の処理(露
光処理等)の精度上問題がないとして、手順は再びステ
ップ2020に移行されるが、補給量ΔGが上記範囲外
となった場合には、露光装置の照明系の光の均一性の低
下が招来するので、その旨のアラーム信号を外部の制御
装置(露光装置)に出力する。この結果、レーザ光を用
いた処理を停止させる等所定の措置をとることができ
る。
【0137】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
レーザ光のビーム強度分布を一定の所望値にすることが
できるので、レーザ光のエネルギー密度が安定して均一
性が向上し、露光品質や加工品質を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例についてそのシステム構成を
示すブロック図。
【図2】ビーム強度分布検出器とレーザチャンバの配置
関係を示す図。
【図3】ビーム強度分布検出器の構成例を示す図。
【図4】ハロゲンガス分圧とビーム幅の関係を示す図。
【図5】ハロゲンガス分圧とレーザ出力の関係を示す
図。
【図6】充電電圧とビーム幅の関係を示す図。
【図7】充電電圧とレーザ出力の関係を示す図。
【図8】ガス全圧とビーム幅の関係を示す図。
【図9】ガス全圧とレーザ出力の関係を示す図。
【図10】レアガス分圧とビーム幅の関係を示す図。
【図11】レアガス分圧とレーザ出力の関係を示す図。
【図12】コントローラによる充電電圧制御及びガス供
給排気制御の概略を示すフローチャート。
【図13】充電電圧制御及びガス供給排気制御の具体的
な第1例を示すフローチャート。
【図14】第1例の制御による各種信号の経時変化を示
すタイムチャート。
【図15】充電電圧制御及びガス供給排気制御の具体的
な第2例を示すフローチャート。
【図16】第2例の制御による各種信号の経時変化を示
すタイムチャート。
【図17】充電電圧制御及びガス供給排気制御の具体的
な第3例を示すフローチャート。
【図18】充電電圧制御及びガス供給排気制御の具体的
な第4例を示すフローチャート。
【図19】充電電圧制御及びガス供給排気制御の具体的
な第5例を示すフローチャート。
【図20】充電電圧制御及びガス供給排気制御の具体的
な第6例を示すフローチャート。
【図21】充電電圧制御及びガス供給排気制御の具体的
な第7例を示すフローチャート。
【図22】メモリテーブルを用いた計算の手法を示すフ
ローチャート。
【図23】従来技術のシステム構成を示す図。
【図24】従来技術の各種信号の経時変化を示すタイム
チャート。
【図25】第8例の構成を示すブロック図。
【図26】図25の実施例装置で行われるガス補給処理
の処理手順を示すフローチャート。
【図27】図25と異なる第9例の実施例装置の構成を
示すブロック図。
【図28】図27の実施例装置で行われるガス補給処理
の処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…ハロゲンガスボンベ 2…レアガスボンベ 3…バッファガスボンベ 4…レーザチャンバ 5…ビームスプリッタ 6…出力検出器 7…コントローラ 8…圧力センサ 9…放電電源 10…ガス供給排気装置 11…放電電極 12…ウィンドウ 13…リアミラー 14…フロントミラー 15…ビームスプリッタ 20…ビーム強度分布検出器 31…制御器 34…レーザチャンバ 37…スペクトル幅モニタ 38…ハロゲンガス用ボンベ 44…ガス補給路 45…サブタンク 46…開閉弁 47…開閉弁 51…開閉弁 52…マスフローコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01S 3/134 H01S 3/104 H01S 3/225

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定種類のレーザガスがレーザチャ
    ンバ内に封入され、前記レーザチャンバ内で放電を行う
    ことにより前記レーザガスを励起し、レーザ発振光を出
    力するエキシマレーザ装置において、 出力されたレーザ光のビーム強度分布を検出するビーム
    強度分布検出手段と、 前記ビーム強度分布検出手段の検出結果に基づいてビー
    ム強度分布を一定の所望の形状にするように、前記所定
    種類のレーザガスの組成または全圧を制御するガス制御
    手段とを具えたエキシマレーザ装置。
  2. 【請求項2】 所定種類のレーザガスがレーザチャ
    ンバ内に封入され、前記レーザチャンバ内で放電を行う
    ことにより前記レーザガスを励起し、レーザ発振光を出
    力するエキシマレーザ装置において、 出力されたレーザ光のビーム強度分布を検出するビーム
    強度分布検出手段と、 前記ビーム強度分布検出手段の検出結果に基づいてビー
    ム強度分布を一定の所望の形状にするように、充電電圧
    (励起強度)を制御するとともに、前記所定種類のレー
    ザガスの組成または全圧を制御する制御手段とを具えた
    エキシマレーザ装置。
  3. 【請求項3】 ハロゲンガスを含むレーザガスがレ
    ーザチャンバ内に供給され、前記レーザチャンバ内で放
    電を行うことにより前記レーザガスを励起し、レーザ発
    振光を出力するエキシマレーザ装置において、 出力されたレーザ光のビーム強度分布を検出するビーム
    強度分布検出手段と、 前記ビーム強度分布検出手段の検出結果に基づいてビー
    ム強度分布を一定の所望の形状にするように、前記ハロ
    ゲンガスの供給量を制御するハロゲンガス供給手段とを
    具えたエキシマレーザ装置。
  4. 【請求項4】 希ガスを含むレーザガスがレーザチ
    ャンバ内に供給され、前記レーザチャンバ内で放電を行
    うことにより前記レーザガスを励起し、レーザ発振光を
    出力するエキシマレーザ装置において、 出力されたレーザ光のビーム強度分布を検出するビーム
    強度分布検出手段と、 前記ビーム強度分布検出手段の検出結果に基づいてビー
    ム強度分布を一定の所望の形状にするように、前記希ガ
    スの供給量を制御する希ガス供給手段とを具えたエキシ
    マレーザ装置。
  5. 【請求項5】 前記ビーム強度分布検出手段は、放
    電方向に略垂直な方向のビーム幅を検出するものである
    請求項1または2または3または4記載のエキシマレー
    ザ装置。
  6. 【請求項6】 所定種類のレーザガスがレーザチャ
    ンバ内に封入され、前記レーザチャンバ内で放電を行う
    ことにより前記レーザガスを励起し、レーザ発振光を出
    力するエキシマレーザ装置において、 出力されたレーザ光のパワーを検出するパワー検出手段
    と、 出力されたレーザ光のビーム強度分布を検出するビーム
    強度分布検出手段と、 前記パワー検出手段の検出結果に基づいて出力レーザの
    パワーを所望の値にするように、充電電圧(励起強度)
    を充電電圧(励起強度)制御手段と、 前記ビーム強度分布検出手段の検出結果に基づいてビー
    ム強度分布を一定の所望の形状にするように、前記所定
    種類のレーザガスの組成または全圧を制御するガス制御
    手段とを具えたエキシマレーザ装置。
  7. 【請求項7】 前記ビーム強度分布検出手段は、放
    電方向に略垂直な方向のビーム幅を検出するものであ
    り、 前記ハロゲンガス供給手段は、ガス交換により新しいレ
    ーザガスが前記レーザチャンバ内に封入されてからの発
    振パルス数を累算し、この累算された発振パルス数が所
    定数に達した場合に、該所定数に対応する所定量のハロ
    ゲンガスを供給するものであり、さらに、検出されたビ
    ーム幅が所望のビーム幅よりも小さい場合には前記所定
    供給量を増加させ、検出されたビーム幅が前記所望のビ
    ーム幅よりも大きい場合には前記所定供給量を減少させ
    るように前記ハロゲンガス供給量を変化させるものであ
    る請求項3記載のエキシマレーザ装置。
  8. 【請求項8】 所定容量のタンクが前記レーザチャ
    ンバとハロゲンガス供給源との間のガス供給路に設けら
    れ、前記ハロゲンガス供給手段は、前記ハロゲンガス供
    給源より前記タンク内に所定容量のガスを充填した後、
    このタンクより前記ガス供給路を介して前記レーザチャ
    ンバ内にハロゲンガスを供給する処理を所定回数行うこ
    とにより、所定供給量のハロゲンガスの供給を行うもの
    であり、さらに、前記所定回数を変化させることにより
    前記所定供給量を変化させるものである請求項3または
    7記載のエキシマレーザ装置。
  9. 【請求項9】 所定容量のタンクが前記レーザチャン
    バと希ガス供給源との間のガス供給路に設けられ、前記
    希ガス供給手段は、前記希ガス供給源より前記タンク内
    に所定容量のガスを充填した後、このタンクより前記ガ
    ス供給路を介して前記レーザチャンバ内に希ガスを供給
    する処理を所定回数行うことにより、所定供給量の希ガ
    スの供給を行うものであり、さらに、前記所定回数を変
    化させることにより前記所定供給量を変化させるもので
    ある請求項4記載のエキシマレーザ装置。
  10. 【請求項10】 前記ハロゲンガス供給手段は、レ
    ーザ発振光の単位時間当たりの発振回数を演算し、この
    単位時間当たりの発振回数に比例して前記補給量を変化
    させるものである請求項3記載のエキシマレーザ装置。
  11. 【請求項11】 前記レーザチャンバとハロゲンガ
    ス供給源との間のガス供給路に定流量制御弁および供給
    路開閉弁が設けられ、前記ハロゲンガス供給手段は、前
    記開閉弁を所定時間だけ開状態にするとともに、前記演
    算された発振回数に応じて前記定流量制御弁により制御
    される定流量の流量値を変化させることにより前記補給
    量を変化させるものである請求項10記載のエキシマレ
    ーザ装置。
  12. 【請求項12】 前記レーザチャンバとハロゲンガ
    ス供給源との間のガス供給路に定流量制御弁および供給
    路開閉弁が設けられ、前記ハロゲンガス供給手段は、前
    記開閉弁の弁閉じ時間を変化させることにより前記補給
    量を変化させるものである請求項3または10記載のエ
    キシマレーザ装置。
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