JP5850969B2 - レーザガスの組成比を推定可能な炭酸ガスレーザ発振器 - Google Patents

レーザガスの組成比を推定可能な炭酸ガスレーザ発振器 Download PDF

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Description

本発明は、レーザガスの組成比を推定可能な炭酸ガスレーザ発振器に関する。
一般に、炭酸ガスレーザ発振器に用いられるレーザガスは、炭酸ガスと窒素ガスとヘリウムガスとを主成分としており、これらを所定の組成比で混合したレーザガスがレーザ発振器に供給される。このレーザガスの供給に関し、炭酸ガスを供給するガス流路と窒素ガスを供給するガス流路とヘリウムガスを供給するガス流路とを設け、各ガス流路のバルブを開閉することにより、レーザガス混合容器内に所定の組成比のレーザガスを生成するようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平6−244478号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の装置のように、レーザガス混合容器内に所定の組成比のレーザガスを生成したとしても、レーザ発振器内を循環するレーザガスの組成比が変化し、レーザ発振器を良好に動作させることが困難な場合がある。このような場合、ガスの成分分析器等を用いてレーザガスの組成比を把握する必要があるが、成分分析器を用いて組成比を把握するのは、容易ではない。
本発明の一態様は、炭酸ガス、窒素ガスおよびヘリウムガスの1つまたは複数を主成分とするレーザガスの組成比を推定するレーザガス推定装置であって、レーザガスが封入され、レーザガスを循環させる送風機と、放電管と、送風機に電力を供給する送風機電源部と、放電管に電力を供給する放電管電源部とを有するレーザ発振器と、レーザ発振器内に封入されたレーザガスのガス圧、送風機に印加される送風機電圧、送風機に供給される送風機電流、放電管に印加される放電管電圧、および放電管に供給される放電管電流の少なくとも1つを検出する検出部と、検出部により検出された検出値に基づいて、レーザガスの組成比を推定する組成比推定部と、を備え、送風機に印加される送風機電圧、送風機に供給される送風機電流、放電管に印加される放電管電圧、および放電管に供給される放電管電流は、レーザガスのガス圧の関数になり、組成比推定部は、レーザガスの組成比をパラメータとして、パラメータの合計値が100%になる方程式、各ガス成分に対応した送風機電圧と送風機に印加される送風機電圧との関係の方程式、各ガス成分に対応した送風機電流と送風機に供給される送風機電流との関係の方程式、放電を行っている期間中の各ガス成分に対応した放電管電圧と放電管に印加される放電管電圧との関係の方程式、および放電を行っている期間中の各ガス成分に対応した放電管電流と放電管に供給される放電管電流との関係の方程式のうち、少なくとも1つの方程式を用いて、検出値に対応した組成比を演算することを特徴とする。
本発明によれば、レーザガスのガス圧、送風機電圧、送風機電流、放電管電圧、および放電管電流の少なくとも1つを検出し、その検出値に基づいて、レーザガスの組成比を推定するようにしたので、ガスの成分分析器を用いることなく、組成比を容易に把握することができる。
本発明の第1の実施形態に係るレーザガス推定装置の概略構成を示す図。 本発明の第1の実施形態に係るレーザガス推定装置の制御構成を示すブロック図。 図2の記憶部に記憶されたガス圧と送風機電流との関係を表す特性の一例を示す図。 図2の設定部に設定されたレーザガスの組成比と目標ガス圧と目標放電管電流との関係を示す図。 本発明の第2の実施形態に係るレーザガス推定装置の概略構成を示す図。 本発明の第2の実施形態に係るレーザガス推定装置の制御構成を示すブロック図。 図6の変形例を示す図。
−第1の実施形態−
以下、図1〜図4を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るレーザガス推定装置100の概略的な構成を示す図であり、主に炭酸ガスレーザ発振器1の構成を示している。
図1に示すように、レーザ発振器1は、レーザガスが循環するガス流路2と、ガス流路2に設けられた放電管11〜14と、放電管11〜14を挟むように配置された出力鏡4およびリア鏡5と、各放電管11〜14に電力を供給する電源部21〜24と、ガス流路2に沿ってレーザガスを循環させる送風機7と、送風機7の上流側および下流側にそれぞれ配置された熱交換器8,9とを備える。
ガス流路2は、レーザガス容器により形成される。レーザガス容器には、所定の組成比のレーザガスが大気から遮断された状態で封入されている。ガス流路2には圧力計17が設けられ、圧力計17により、レーザ発振器1内のレーザガス圧が検出される。レーザ発振器1でレーザ光を生成しているときは、レーザガスの圧力(レーザガス圧)は真空に近い圧力(例えば10kPa程度)に制御され、レーザガス容器は密閉された真空容器を構成する。
電源部21〜24は高周波電源であり、放電管11〜14は電源部21〜24から供給される電力により高周波放電を行う。このとき、レーザガスは放電管11〜14を通過中に励起されて励起状態となる。放電管11〜14により生じた光は、出力鏡4とリア鏡5との間で増幅され、その一部がレーザ光10として出力鏡4から出力される。このレーザ光10は、図示しないレーザ加工機に供給される。レーザ加工機は、例えば板金切断用の加工機であり、レーザ発振器2から供給されたレーザ光10が対象物である板金に照射され、板金が切断される。
送風機7は、電動モータにより駆動するファンあるいはブロアにより構成される。送風機7には図示しない送風機インバータを介して電源部25(図2)から電力が供給され、この電力により送風機7は回転し、ガス流路2に沿ってレーザガスを循環させる。熱交換機8,9には所定の冷媒(例えば冷却水)が流される。レーザガスは、この冷媒との熱交換により熱交換器8,9の通過時に冷却され、所定温度に保たれる。
ガス流路2には、給気流路31と排気流路32とが接続されている。給気流路31および排気流路32には、それぞれ弁開度を調整可能な給気弁33および排気弁34が設けられている。給気流路31は、レーザガスが貯留された高圧のタンク部35に接続され、給気弁33の開閉に応じてタンク部35からガス流路2にレーザガスが供給される。排気流路32は、排気ポンプ36に接続され、排気ポンプ36の駆動によりガス流路2からレーザガスが排気される。レーザ発振時には、給気流路31と排気流路32を介してガス流路2にレーザガスが給排され、レーザガス容器内におけるレーザガスの微量の入れ替えが行われる。
レーザ発振器1に供給されるレーザガスは、炭酸ガス、窒素ガスおよびヘリウムガスを主成分とし、これらを所定の組成比で混合したものをガスメーカから購入する。しかしながら、レーザガスの組成比は所定の組成比であるとは限らず、指定した組成比から大きく乖離している可能性がある。このようなレーザガスをレーザ発振器1に供給してレーザ発振器1を起動すると、高周波放電のインピーダンスが異なってアラーム停止し、レーザ加工を行うことが困難となる場合がある。この問題に対処するためには、実際のレーザガスの組成比を把握することが必要となるが、成分分析器等を用いて組成比を把握することは容易ではない。そこで、本実施形態では、以下のようにしてレーザガスの組成比を推定する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るレーザガス推定装置100の制御構成を示すブロック図である。制御部40には、圧力計17と、ユーザがレーザ発振開始や保守点検開始等の各種指令を入力する入力部18とからの信号が入力される。制御部40は、CPU,ROM,RAM,その他の周辺回路などを有する演算処理装置を含んで構成され、機能的構成として推定部41、記憶部42、設定部43およびレーザ発振器制御部44を有する。制御部40は、放電管用の電源部21〜24と、送風機用の電源部25と、給気弁33と、排気弁34と、排気ポンプ36とにそれぞれ制御信号を出力する。
推定部41は、圧力計17により検出されたレーザガス圧Pに基づいてレーザガスの組成比を推定する。レーザガスの主成分である炭酸ガスと窒素ガスとヘリウムガスの組成比(体積比)を、それぞれX1,X2,X3とする。レーザガスは他の成分を含まない、あるいは、含んだとしてもそれは微量であるため、次式(I)が成立する。
X1(%)+X2(%)+X3(%)=100(%) ・・・(I)
記憶部42には、レーザガスの成分毎に、ガス圧Pと送風機7を流れる電流(送風機電流)との関係が予め記憶されている。図3は、記憶部42に記憶されたガス圧Pと送風機電流TAとの関係を表す特性の一例である。図中、特性G1は炭酸ガスの特性、特性G2は窒素ガスの特性、特性G3はヘリウムガスの特性である。ガス圧Pが増加するに従い、送風機7に作用する負荷が大きくなる。このため、図3に示すように、いずれの特性G1,G2,G3においても、ガス圧Pの増加に伴い送風機電流TAが増加している。また、炭酸ガスと窒素ガスとヘリウムガスとでは互いに重さが異なり、炭酸ガスが最も重く、ヘリウムガスが最も軽い。したがって、同一のガス圧P1で比較すると、炭酸ガスの送風機電流TA1が最も大きく、ヘリウムガスの送風機電流TA3が最も小さくなっている。
送風機電流TAはガス圧Pをパラメータとした関数である。例えば圧力計17により検出されたガス圧がP1であるとき、予め記憶した図3の特性G1,G2,G3から、各ガス成分に対応した送風機電流TA1,TA2,TA3を導出できる。このとき、送風機7を流れる送風機電流をTA0とすると、次式(II)が成立する。
TA1×X1+TA2×X2+TA3×X3=TA0 ・・・(II)
図示は省略するが、記憶部42には、レーザガスの成分毎に、ガス圧Pと送風機7に印加される電圧TV(送風機電圧)との関係、ガス圧Pと放電管11〜14に供給される電流RA(放電管電流)との関係、およびガス圧Pと放電管11〜14に印加される電圧RV(放電管電圧)との関係も予め記憶されている。これらの関係は、図3と同様、ガス成分毎の特性によって表され、ガス圧Pが定まると、ガス成分毎の送風機電圧TV、放電管電流RA、放電管電圧RVが定まる。
ここで、圧力計17により検出されたガス圧がP1であるとき、記憶部42に記憶された特性により求められる各ガス成分(炭酸ガス、窒素ガス、ヘリウムガス)に対応した送風機電圧をTV1,TV2,TV3とし、送風機7に印加される送風機電圧をTV0とすると、次式(III)が成立する。
TV1×X1+TV2×X2+TV3×X3=TV0 ・・・(III)
また、圧力計17により検出されたガス圧がP1であるとき、記憶部42に記憶された特性により求められる各ガス成分に対応した放電管電流をRA1,RA2,RA3とし、放電管11〜14に供給される放電管電流をRA0とすると、次式(IV)が成立する。
RA1×X1+RA2×X2+RA3×X3=RA0 ・・・(IV)
さらに、圧力計17により検出されたガス圧がP1であるとき、記憶部42に記憶された特性により求められる各ガス成分に対応した放電管電圧をRV1,RV2,RV3とし、放電管11〜14に印加される放電管電圧をRV0とすると、次式(V)が成立する。
RV1×X1+RV2×X2+RV3×X3=RV0 ・・・(V)
送風機7には、制御部40からの指令により電源部25を介して電流が供給および電圧が印加され、放電管11〜14には、制御部40からの指令により電源部21〜24を介して電流が供給および電圧が印加される。このため、制御部40は、送風機電流TA0、送風機電圧TV0、放電管電流RA0および放電管電圧RV0をそれぞれ検出できる。したがって、上式(I)〜(V)における未知数は、X1,X2,X3である。推定部41は、上式(I)〜(V)を連立させて解くことで、組成比X1,X2,X3を算出する。なお、未知数は3つであるため、組成比X1,X2,X3を算出するにあたっては、上式(I)〜(V)の全てを用いなくてもよい。上式(I)〜(V)の全てを用いる場合、複数組の組成比が得られるが、複数組の組成比を平均して、最終的に1組の組成比X1,X2,X3を求めればよい。
以上では、レーザガスの組成比X1,X2,X3をパラメータとし、ガス圧Pの関数である送風機電流TA、送風機電圧TV、放電管電流RA、および放電管電圧RVに関する方程式を用いて組成比を推定した。これに対し、レーザガスの組成比に対するガス圧Pと、送風機電圧PVと、送風機電流PAと、放電管電圧RVと、放電管電流RAとの関係を予め記憶部42に記憶し、この関係を用いて推定部41が組成比を推定してもよい。例えば、ガス圧Pを一定とした状態で、組成比を5%ずつずらした複数の組成比の組み合わせに対応する送風機電流TA、送風機電圧TV、放電管電流RA、および放電管電圧RVをそれぞれ記憶部42に記憶するようにしてもよい。
設定部43は、推定部41で推定されたレーザガスの組成比に応じて、レーザ発振器1を動作可能なレーザガスの目標ガス圧Paとレーザ発振器1の出力指令に対応した目標放電管電流RAaとを設定する。例えば、記憶部42に図4に示すような組成比と目標ガス圧Paと目標放電管電流RAaとの関係を予め記憶しておき、この関係を用いて組成比に対応した目標ガス圧Paと目標放電管電流RAaとを設定する。図4では、放電点灯時、0Wの出力指令時、1000Wの出力指令時、2000Wの出力指令時の目標放電管電流RAaがそれぞれ記憶されている。したがって、レーザ出力指令に応じて目標放電管電流RAaを設定する。
レーザ発振器制御部44は、設定部43により設定された目標ガス圧Paと目標放電管電流RAaとに応じて電源部21〜25に制御信号を出力する。すなわち、圧力計17により検出されるレーザ発振器1内のレーザガス圧Pが目標ガス圧Paとなるように電源部25に制御信号を出力して送風機7の回転を制御するとともに、放電管11〜14に目標放電管電流RAaが流れるように電源部21〜24に制御信号を出力する。なお、レーザ発振器制御部44は、電源部21〜25だけでなく、給気弁33と排気弁34と排気ポンプ36とを同時に制御するようにしてもよい。
このように、設定部43で、推定された組成比に応じてレーザ発振器1を動作可能な目標ガス圧Paと目標放電管電流RAaとを設定し、レーザ発振器制御部44で、この目標ガス圧Paと目標放電管電流RAaとにガス圧Pと放電管電流RAとを制御する。これにより、レーザガスの組成比が所定の組成比(メーカに指定した組成比)からずれている場合であっても、安定した高周波放電を維持することができ、レーザ加工を効率よく継続することができる。すなわち、組成比が所定の組成比からずれている場合、レーザガス圧Pや放電管電流RAを変更しないと高周波放電が困難となるが、本実施形態では、推定された組成比に応じてレーザガス圧Pと放電管電流RAとを自動的に設定するため、安定した高周波放電が可能であり、レーザ加工も継続的に行うことができる。
第1の実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)レーザ発振器1は、レーザガスを循環させる送風機7と、放電管11〜14と、送風機7に電力を供給する電源部25と、放電管11〜14に電力を供給する電源部21〜24とを有する。レーザガス推定装置100は、レーザ発振器1内に封入されたレーザガスのガス圧Pを検出する圧力計17と、圧力計17により検出されたガス圧Pに基づいてレーザガスの組成比を推定する推定部41とを備える。これにより、ガスの成分分析等を用いることなく、レーザガスの組成比を容易に把握することができる。したがって、組成比が所定の組成比からずれている場合に、迅速に対処できる。
(2)推定部41は、レーザガスの組成比をパラメータとし、ガス圧Pの関数である送風機電圧TV、送風機電流TA、放電管電圧RVおよび放電管電流RAに関する方程式(上式(II)〜(IV))を用いて、検出されたガス圧Pに対応した組成比を演算する。これによりレーザガスの組成比を容易に推定することができる。
(3)ガス圧P、送風機電圧TV、送風機電流TA、放電管電圧RVおよび放電管電流RAと、レーザガスの組成比との関係を予め記憶部42に記憶し、推定部41は、この記憶された関係を用いて、検出されたガス圧Pに対応した組成比を推定することもできる。これによりレーザガスの組成比を精度よく推定することができる。
(4)レーザガス推定装置100は、推定部41で推定されたレーザガスの組成比に応じて、レーザ発振器1を動作可能なレーザガスの目標ガス圧Paとレーザ発振器1の出力指令に対応した目標放電管電流RAaとを設定する設定部43と、設定された目標ガス圧Paおよび目標放電管電流RAaに応じて、電源部21〜25を制御するレーザ発振器制御部44とをさらに備える。これによりレーザガスの組成比が指定した組成比からずれている場合であっても、レーザガス圧Pと放電管電流RAとが自動的に最適な値に設定され、レーザ発振を安定的に行うことができ、効率的なレーザ加工が可能である。
−第2の実施形態−
図5〜図7を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。図5は、本発明の第2の実施形態に係るレーザガス推定装置100の概略的な構成を示す図であり、図6は、レーザガス推定装置100の制御構成を示すブロック図である。なお、図1,2と同一の箇所には同一の符号を付し、以下では第1の実施形態との相違点を主に説明する。
図5に示すように、ガス流路2には、ヘリウムガスが貯留されたタンク部351と、窒素ガスが貯留されたタンク部352と、炭酸ガスが貯留されたタンク部353とが、それぞれ流路311〜313を介して接続されている。各流路311〜313にはそれぞれ弁開度を調整可能な給気弁331〜333が設けられ、給気弁331〜333を介してヘリウムガスと窒素ガスと炭酸ガスとを、それぞれ単独で流路2に供給可能であり、これによりレーザガスの組成比を調整することができる。図5の構成によれば、レーザ発振器1でヘリウムガスと窒素ガスと炭酸ガスの混合ガスが生成されるため、ガス混合器を別途準備して混合ガスを生成する必要がない。したがって、レーザガス推定装置100の構成を容易にすることができる。
図6に示すように、制御部40は、推定部41と記憶部42と設定部43とレーザ発振器制御部44とに加え、流量制御部45を有する。流量制御部45は、給気弁331〜333と排気弁34と排気ポンプ36とに制御信号を出力し、レーザ発振時に、推定部41で推定された組成比が所定の組成比(目標組成比)からずれている場合に、そのずれを修正する。例えば、推定されたヘリウムガスの組成比が目標組成比より大きく、推定された窒素ガスの組成比が目標組成比より小さい場合、給気弁331の弁開度を大きくし(例えば全開)、給気弁332の弁開度を小さくする(例えば全閉)。
また、圧力計17により検出されたガス圧Pが、予め定められたレーザ発振時の目標ガス圧よりも大きい場合には、排気弁34の弁開度を大きくする(例えば全開)とともに、排気ポンプ36を駆動し、ガス圧Pを目標ガス圧に調整する。反対に、ガス圧Pが目標ガス圧よりも小さい場合には、排気弁34の弁開度を小さくし(例えば全閉)、ガス圧Pを目標ガス圧に調整する。
排気弁34を全閉とした場合には、排気ポンプ36の駆動を停止するとともに、給気弁331〜333の弁開度の割合を一定に保ったまま、給気弁331〜333の弁開度を同時に大きくする。例えば給気弁331〜333の弁開度の割合が1:1:1であれば、1:1:1を保ったまま3つの弁開度を同時に大きくし、弁開度の割合が1:2:1であれば、1:2:1を保ったまま3つの弁開度を同時に大きくする。以上により、レーザ発振時に、レーザガスの組成比を目標組成比に調整することができるとともに、ガス圧Pを目標ガス圧に調整することができる。したがって、組成比が目標組成比からずれている場合に、組成比が目標組成比に修正され、レーザ発振器1の良好なレーザ発振が可能である。
入力部18により、例えば保守点検を開始する指令が入力されると、流量制御部45は、レーザ発振器1内のガス圧を大気圧まで増大させる。この場合、流量制御部45は、給気弁332を開放するとともに、給気弁331,333を閉鎖する。これにより、ガス流路2に窒素ガスのみが供給される。このように保守点検時等、レーザ発振器1の非動作時において、ガス流路2に安価な窒素ガスのみを供給することで、ランニングコストを低減することができる。保守点検時にガス流路2に外気を導入しないので、水分や汚れをレーザガス容器内に取りこむことも防止できる。
図7は、図6の変形例を示す図である。図7に示すように、制御部40には、圧力計17と入力部18の他、ユーザにより選択操作される切換スイッチ19が接続されている。切換スイッチ19は、レーザガスの目標組成比を指令するスイッチであり、ノーマル位置、品質優先位置およびコスト優先位置の3位置に切換可能である。ノーマル位置は、通常のレーザ加工を行う場合に選択される。この場合、レーザガスの目標組成比は、例えば炭酸ガス:窒素ガス:ヘリウムガスウムガス=5:55:40に設定される。
品質優先位置は、レーザ加工の切断面の品質を優先する場合に選択される。ヘリウムガスの濃度が高いと切断面が滑らかになるため、この場合の目標組成比は、例えば炭酸ガス:窒素ガス:ヘリウムガスウムガス=5:25:70に設定される。一方、コスト優先位置は、コストを優先する場合に選択される。ヘリウムガスは炭酸ガスと窒素ガスに比べて高価であり、ヘリウムガスの濃度を低くすると、コストを低減できる。したがって、この場合の目標組成比は、例えば炭酸ガス:窒素ガス:ヘリウムガスウムガス=5:65:30に設定される。このように切換スイッチ19により組成比を選択可能とすることで、ユーザの要求を満たす加工を容易に行うことができる。
なお、上記実施形態では、炭酸ガス、窒素ガスおよびヘリウムガスを主成分とするレーザガスの組成比を推定するようにしたが、これら炭酸ガス、窒素ガスおよびヘリウムガスの少なくとも1つを主成分とするレーザガスの組成比も同様に推定することができる。上記実施形態では、圧力計17により、レーザ発振器1内に封入されたレーザガスのガス圧Pを検出するとともに、制御部40自体が、送風機7に印加される送風機電圧PV、送風機7に供給される送風機電流PA、放電管11〜14に印加される放電管電圧RV、および放電管11〜14に供給される放電管電流RAを検出するようにしたが、検出部の構成はこれに限らない。検出部は、ガス圧P、送風機電圧PV、送風機電流PA、放電管電圧RVおよび放電管電流RAの少なくとも1つを検出するものであってもよい。
上記実施形態では、レーザガスの組成比をパラメータとして、ガス圧Pの関数である送風機電圧PV、送風機電流PA、放電管電圧RVおよび放電管電流RAに関する方程式(II)〜(IV)を用いて、推定部41が、検出値に対応した組成比を演算するようにしたが、いずれか1つの方程式を用いて組成比を演算することもできる。上記実施形態では、ガス圧P、送風機電圧PV、送風機電流PA、放電管電圧RVおよび放電管電流RAと、レーザガスの組成比との関係を予め記憶部42に記憶し、この記憶された関係を用いて、推定部41が、検出値に対応した組成比を推定するようにしたが、ガス圧P、送風機電圧PV、送風機電流PA、放電管電圧RVおよび放電管電流RAのいずれか1つとレーザガスの組成比との関係を予め記憶し、この関係を用いて組成比を推定することもできる。すなわち、検出部により検出された検出値(例えばガス圧P)に基づいてレーザガスの組成比を推定するのであれば、組成比推定部としての推定部41の構成はいかなるものでもよい。
上記実施形態では、設定部43で、推定部41で推定されたレーザガスの組成比に応じて、レーザ発振器1を動作可能なレーザガスの目標ガス圧Paとレーザ発振器1の出力指令に対応した目標放電管電流RAaとを設定し、レーザ発振器制御部44で、これら目標ガス圧PAおよび目標放電管電流RAaに応じて、電源部25(送風機電源部)および電源部21〜24(放電管電源部)を制御するようにしたが、設定部とレーザ発振器制御部の構成はこれに限らない。
上記実施形態(図5)では、レーザガス推定装置100が、レーザ発振器1へヘリウムガス、窒素ガス、炭酸ガスをそれぞれ供給する流路311〜313(ヘリウムガス供給経路、窒素ガス供給経路、炭酸ガス供給経路)と、各流路311〜313を介して供給されるヘリウムガス、窒素ガス、炭酸ガスの供給量をそれぞれ調整する給気弁331〜333(ヘリウムガス調整部、窒素ガス調整部、炭酸ガス調整部)とを有し、推定部41により推定された組成比に応じて、レーザ発振器1内のレーザガスの組成比が所定の組成比(目標組成比)となるように、給気弁331〜333を制御するようにしたが、流量制御部の構成は上述したものに限らない。
上記実施形態では、保守点検時等のレーザ発振器1の非動作時において、レーザ発振器1内のガス圧Pを所定圧まで増大させるとき、レーザ発振器1内に窒素ガスのみを供給するように給気弁331〜333を制御したが、他のガスを供給するようにしてもよい。上記実施形態(図7)では、切換スイッチ19の操作により目標組成比をユーザが選択可能としたが、レーザガスの目標組成比を指令する指令部の構成はこれに限らない。例えば、ユーザが目標組成比の数値を直接入力するようにしてもよい。この場合、推定部41により推定された組成比に応じて、レーザ発振器1内のレーザガスの組成比が指令部により指令された目標組成比となるように、給気弁331〜333を制御するのであれば、流量制御部の構成は上述したものに限らない。
上記実施形態では、レーザ発振器1の構成として、レーザガスが封入され、レーザガスを循環させる送風機7と、放電管11〜14と、送風機7に電力を供給する電源部25(送風機電源部)と、放電管11〜14に電力を供給する電源部21〜24(放電管電源部)とを含むようにしたが、レーザ発振器の構成はこれに限らない。放電管や放電管電源部の個数は4個以外(例えば2個)であってもよい。上記実施形態では、レーザ発振器1で生成したレーザ光をレーザ加工用に用いるようにしたが、他の用途に用いることもできる。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態および変形例の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。すなわち、本発明の技術的思想の範囲内で考えられる他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。また、上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能である。
1 レーザ発振器
7 送風機
11〜14 放電管
17 圧力計
19 切換スイッチ
21〜25 電源部
40 制御部
41 推定部
42 記憶部
43 設定部
44 レーザ発振器制御部
45 流量制御部
311〜313 流路
331〜333 給気弁

Claims (4)

  1. 炭酸ガス、窒素ガスおよびヘリウムガスの1つまたは複数を主成分とするレーザガスの組成比を推定するレーザガス推定装置であって、
    前記レーザガスが封入され、前記レーザガスを循環させる送風機と、放電管と、前記送風機に電力を供給する送風機電源部と、前記放電管に電力を供給する放電管電源部とを有するレーザ発振器と、
    前記レーザ発振器内に封入されたレーザガスのガス圧、前記送風機に印加される送風機電圧、前記送風機に供給される送風機電流、前記放電管に印加される放電管電圧、および前記放電管に供給される放電管電流の少なくとも1つを検出する検出部と、
    前記検出部により検出された検出値に基づいて、レーザガスの組成比を推定する組成比推定部と、を備え
    前記送風機に印加される送風機電圧、前記送風機に供給される送風機電流、前記放電管に印加される放電管電圧、および前記放電管に供給される放電管電流は、レーザガスのガス圧の関数になり、
    前記組成比推定部は、前記レーザガスの組成比をパラメータとして、パラメータの合計値が100%になる方程式、各ガス成分に対応した送風機電圧と前記送風機に印加される送風機電圧との関係の方程式、各ガス成分に対応した送風機電流と前記送風機に供給される送風機電流との関係の方程式、放電を行っている期間中の各ガス成分に対応した放電管電圧と前記放電管に印加される放電管電圧との関係の方程式、および放電を行っている期間中の各ガス成分に対応した放電管電流と前記放電管に供給される放電管電流との関係の方程式のうち、少なくとも1つの方程式を用いて、前記検出値に対応した組成比を演算することを特徴とするレーザガス推定装置。
  2. 請求項1に記載のレーザガス推定装置において、
    前記組成比推定部で推定されたレーザガスの組成比に応じて、前記レーザ発振器を動作可能なレーザガスの目標ガス圧と前記レーザ発振器の出力指令に対応した目標放電管電流とを設定する設定部と、
    前記設定部により設定された前記目標ガス圧および前記目標放電管電流に応じて、前記送風機電源部および前記放電管電源部を制御するレーザ発振器制御部と、をさらに備えることを特徴とするレーザガス推定装置。
  3. 請求項1または2に記載のレーザガス推定装置において、
    前記レーザ発振器へ炭酸ガスを供給する炭酸ガス供給経路と、
    前記レーザ発振器へ窒素ガスを供給する窒素ガス供給経路と、
    前記レーザ発振器へヘリウムガスを供給するヘリウムガス供給経路と、
    前記炭酸ガス供給経路を介して供給される炭酸ガスの供給量を調整する炭酸ガス調整部と、
    前記窒素ガス供給経路を介して供給される窒素ガスの供給量を調整する窒素ガス調整部と、
    前記ヘリウムガス供給経路を介して供給されるヘリウムガスの供給量を調整するヘリウムガス調整部と、
    前記組成比推定部により推定された組成比に応じて、前記レーザ発振器内のレーザガスの組成比が所定の組成比となるように、前記炭酸ガス調整部、前記窒素ガス調整部および前記ヘリウムガス調整部を制御する流量制御部と、をさらに備えることを特徴とするレーザガス推定装置。
  4. 請求項3に記載のレーザガス推定装置において、
    レーザガスの目標組成比を指令する指令部をさらに備え、
    前記流量制御部は、前記組成比推定部により推定された組成比に応じて、前記レーザ発振器内のレーザガスの組成比が前記指令部により指令された目標組成比となるように、前記炭酸ガス調整部、前記窒素ガス調整部および前記ヘリウムガス調整部を制御するレーザガス推定装置。
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