JP4072544B2 - ガスレーザ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、気体をレーザ媒質とするガスレーザ装置に関する。
気体をレーザ媒質とするガスレーザ装置は、加工、医療、計測等の分野で広く用いられている。ガスレーザ装置を構成するレーザ発振器は、一般に、レーザ媒質である流動ガス(本願で媒質ガスと称する)を励起する励起部(放電、光、熱、化学反応等による)と、励起部により励起した媒質ガスの光エネルギを増幅してレーザビームとして出射する光共振部(一対のミラーを有する)と、励起部及び光共振部に接続され、媒質ガスが圧力下で流動する媒質回路を形成する循環路と、循環路に設置され、媒質ガスを媒質回路内で強制的に高速循環させる送風機とを備えて構成される。
この種のガスレーザ装置において、発振されるレーザビームの特性(或いは品質)は、光共振部を構成する一対のミラーの曲率や反射率、励起部を構成する一例としての放電管の径や電極の幅、媒質回路を流れる媒質ガスの速度や脈動状態等の、種々の物理的パラメータの影響を受ける。ここで、従来のガスレーザ装置は一般に、レーザビームを作用させる対象物体の属性(材料、寸法等)や要求される作用精度(例えば加工精度)に対応して、最適な特性(或いは品質)を有するレーザビームを発振できるように、上記した種々のパラメータを予め固定的に設定している。
他方、従来のガスレーザ装置において、発振形式を連続波(CW)型とパルス型とで切り換えて、異なる特性のレーザビームを適宜選択して発振できるようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載されるガスレーザ装置は、上記した一般的構成のレーザ発振器に加えて、媒質回路を流動する媒質ガスの、流動圧力及び組成の少なくとも一方を変えるための媒質ガス貯蔵部を備えて構成される。媒質ガス貯蔵部は、高圧タンクと低圧タンクとを有し、両タンクがそれぞれ、制御部による制御下で開閉動作する電磁弁を介して媒質回路に接続される。高圧タンク及び低圧タンクには、媒質ガスを組成する複数の成分ガス(例えばヘリウム(He)、窒素(N)、二酸化炭素(CO))が、所定の圧力及び混合比でそれぞれ貯蔵されている。レーザビームの発振形式を連続波(CW)型とパルス型とで切り換えるときには、制御部が、高圧タンク及び低圧タンクのいずれか一方と媒質回路との間の電磁弁を開くことにより、媒質回路内の媒質ガスの圧力及び組成の少なくとも一方を、連続波(CW)型又はパルス型の発振形式に適したものに調整する。
特開昭63−42188号公報
ガスレーザ装置を用いたレーザ加工システムにおいて、近年、薄板鋼板の切断工程の高速化及び切断面の平坦化(すなわち面粗度の向上)に対する要求が高まっている。また、多品種少量生産を推進するために、薄板鋼板の加工と厚板鋼板の加工とを、共通のガスレーザ装置を用いて任意の順序で行うことも要求されている。このような状況下で、加工対象ワークの属性(材料、寸法等)や要求される加工精度が変わるに伴い、1台のガスレーザ装置で発振するレーザビームの特性(或いは品質)を、適宜調整して最適化できることが望まれている。
例えば、薄板鋼板の高速切断を実行するためには、加工点に集光したレーザビームのエネルギ密度を確保することが重要であり、集光特性に優れたレーザビームを高出力で発振できることが求められる。また、厚板鋼板の高速切断を実行するためには、十分な量のアシストガスを通過させる切除幅を確保することが重要であり、そのような比較的大きな集光径のレーザビームを高出力で発振できることが求められる。これに対し、平坦な切断面が得られる高精度切断を実行するためには、レーザビームの出力の経時変動が少ないことが重要であり、その目的で、媒質ガスの層流化や脈動を低減することが求められる。しかし、媒質ガスの層流化や脈動を低減することは、レーザビームの高出力化とは相反するものである。
従来のレーザ加工システムにおいて、加工対象ワークの属性(材料、寸法等)や要求される加工精度の変更に伴い、光共振部内に設けられるアパーチャの寸法を切り替えてビームモードを制御したり、加工機内のビーム伝播路に設置したミラーの曲率を可変式にしたり、加工ノズルに設置した集光レンズを交換可能にして焦点距離や集光径を制御したり、レーザ発振器内の媒質ガスの流速を制御したり、レーザ発振器に媒質ガスの脈動を低減する整流器を設置したりすることは、既に試行されている。しかし、ワークの属性や加工精度の変更に伴い、使用する媒質ガスの組成を直接的に調整することにより、レーザビームの特性(或いは品質)を最適化することは、従来行われていない。
この観点で、前述した特許文献1に記載される技術は、レーザビームの発振形式を連続波(CW)型とパルス型とで切り換えることを主眼とするものであって、ワークの属性や加工精度の変更に臨機応変に対応して、レーザビームの特性(或いは品質)を最適化することは困難である。なお、レーザ加工システムに限らず、医療用途(例えば診断や治療)等の他のレーザシステムにおいても、レーザビームの作用対象物体(例えば皮膚)の属性や要求される作用(例えば切開)精度の変更に、臨機応変に対応できるようにすることが望まれている。
本発明の目的は、気体をレーザ媒質とするガスレーザ装置において、レーザビームを作用させる対象物体の属性や要求される作用精度の変更に伴い、使用する媒質ガスの組成を直接的に調整することによりレーザビームの特性を最適化できるガスレーザ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、媒質ガスが圧力下で流動する媒質回路を有するレーザ発振部と、レーザ発振部の媒質回路を流動する媒質ガスの組成を調整するガス組成調整部とを具備するガスレーザ装置において、ガス組成調整部は、レーザ発振部の媒質回路に、組成の異なる複数種類の媒質ガスを、それぞれの流量を調整可能に供給する給気部と、レーザ発振部の媒質回路から媒質ガスを排出する排気部と、レーザ発振部で発振されるレーザビームの加工対象物体の属性及び加工精度の、少なくとも一方を含む発振条件に従い、給気部及び排気部を制御して、媒質回路を流動する媒質ガスの組成を調整する制御部であって、発振条件の記述を含むレーザ加工プログラムにおける発振条件の変更指示に従い、給気部及び排気部を制御するとともに、排気部を制御して媒質回路から実質的に全ての媒質ガスを排気させた後に、給気部を制御して、複数種類の媒質ガスから得られる発振条件に従った組成の媒質ガスを媒質回路に供給させる制御部と、を具備することを特徴とするガスレーザ装置を提供する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のガスレーザ装置において、給気部と媒質回路との間に設置され、給気部から媒質回路に供給される発振条件に従った組成の媒質ガスの供給圧力を調整する圧力調整部をさらに具備する、ガスレーザ装置を提供する。
請求項3に記載の発明は、請求項に記載のガスレーザ装置において、給気部が圧力調整部に脱離自在に接続される、ガスレーザ装置を提供する。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のガスレーザ装置において、給気部は、それぞれが複数の成分ガスを所定比で混合してなる複数種類の媒質ガスを、制御部による制御下で媒質回路に供給する、ガスレーザ装置を提供する。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のガスレーザ装置において、給気部は、複数の成分ガスを所定比で混合してなる少なくとも1種類の媒質ガスと、少なくとも1種類の成分媒質ガスとを、制御部による制御下で媒質回路に供給する、ガスレーザ装置を提供する。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のガスレーザ装置において、少なくとも1種類の成分媒質ガスが、少なくとも1種類の媒質ガスに予め含まれる成分ガスと同じ種類のものである、ガスレーザ装置を提供する。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載のガスレーザ装置において、少なくとも1種類の成分媒質ガスが、少なくとも1種類の媒質ガスに予め含まれる成分ガスとは異なる種類のものである、ガスレーザ装置を提供する。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載のガスレーザ装置において、給気部は、媒質回路に供給される複数種類の媒質ガスの流量を、制御部による制御下で個別に調整する複数の流量調整要素を備える、ガスレーザ装置を提供する。
請求項1に記載の発明によれば、レーザ加工やレーザ治療等の作業を遂行している間に、レーザビームが作用する加工対象物体(ワーク)の属性(材料、寸法等)や、要求される加工度が変更になった場合にも、制御部が、そのような変更された内容の発振条件に従い、給気部及び排気部を制御して、媒質回路を流動する媒質ガスの組成を、最適化すべく調整することができる。その結果、加工対象物体の属性や加工精度の変更に臨機応変に対応して、レーザビームの特性(或いは品質)を最適化することができる。また、レーザ加工プログラムに記述される種々の加工条件の1つとして、発振条件を予め記述しておくことで、ワークの属性や加工精度の変更に随時対応して、加工プログラムに従い最適なレーザ加工を実行することができる。さらに、発振条件の変更に伴って、媒質回路を流動する媒質ガスを実質的完全に入れ替えることができる。しかも、媒質ガスの所要の成分比は、給気部における流量制御だけで確保できるので、容易かつ正確にレーザビームの特性(或いは品質)を最適化できる。
請求項2に記載の発明によれば、媒質回路内の媒質ガスの圧力を一定値に維持できる。
請求項3に記載の発明によれば、媒質ガスの組成調整機能を有さない従来一般的なガスレーザ装置に対し、給気部をいわゆる外付けで設置して機能追加することができる。
請求項4に記載の発明によれば、複数種類の所定組成の媒質ガスのうち、発振条件に見合った最適組成の媒質ガスを自動的に選択して、媒質回路に供給することができる。
請求項5〜7のいずれか1項に記載の発明によれば、少なくとも1種類の所定組成の媒質ガスと、少なくとも1種類の単成分媒質ガスとから、発振条件に見合った最適組成の媒質ガスを混合生成して、媒質回路に供給することができる。
請求項8に記載の発明によれば、複数種類の媒質ガスの流量を調整するための制御部による制御が容易になる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
図面を参照すると、図1は、本発明に係るガスレーザ装置10の基本構成を機能ブロック図で示す。ガスレーザ装置10は、媒質ガスMが圧力下で流動する媒質回路12を有するレーザ発振部14と、レーザ発振部14の媒質回路12を流動する媒質ガスMの組成を調整するガス組成調整部16とを備える。ガス組成調整部16は、レーザ発振部14の媒質回路12に、組成の異なる複数種類の媒質ガスM1、M2・・・を、それぞれの流量を調整可能に供給する給気部18と、レーザ発振部14の媒質回路12から媒質ガスMを排出する排気部20と、レーザ発振部14で発振されるレーザビームの作用対象物体の属性及び作用精度の、少なくとも一方を含む発振条件Cに従い、給気部18及び排気部20を制御して、媒質回路12を流動する媒質ガスMの組成を調整する制御部22とを備えて構成される。
上記構成を有するガスレーザ装置10によれば、レーザ加工やレーザ治療等の作業を遂行している間に、レーザビームが作用する対象物体(ワーク、皮膚等)の属性(材料、寸法等)や、要求される作用精度(加工精度、切開精度等)が変更になった場合にも、制御部22が、そのような変更された内容の発振条件Cに従い、給気部18及び排気部20を制御して、媒質回路12を流動する媒質ガスMの組成を、最適化すべく調整することができる。
媒質ガスMの組成が変わると、媒質回路12内での流れやすさや屈折率が変化し、レーザ発振部14における励起状態が変化する。その結果、レーザ発振部14で発振されるレーザビームのモード次数、ビーム伝播特性、時間軸の出力変動等が変化するので、作用対象物体の属性や作用精度の変更に臨機応変に対応して、レーザビームの特性(或いは品質)を最適化することができる。したがって、本発明に係るガスレーザ装置10は、1台で広い範囲の作業を実行できるものとなる。
上記構成において、給気部18は、制御部22による制御下で、組成の異なる複数種類の媒質ガスM1、M2・・・のそれぞれの流量を調整して、発振条件Cに見合った最適な成分比を有する媒質ガスを媒質回路12に供給することができる。このとき、制御部22は、先に排気部20を制御して、媒質回路12から実質的に全ての媒質ガスMを排気させた後に、給気部18を制御して、複数種類の媒質ガスM1、M2から得られる上記発振条件Cに従った最適な組成の媒質ガスを、媒質回路12に供給させるように構成することが有利である。このような構成によれば、発振条件Cの変更に伴って、媒質回路12を流動する媒質ガスMを実質的完全に入れ替えることができる。しかも、媒質ガスMの所要の成分比は、給気部18における流量制御だけで確保できるので、容易かつ正確にレーザビームの特性(或いは品質)を最適化できる。
上記したガスレーザ装置10をレーザ加工システムに採用する場合は、制御部22は、発振条件Cを含むレーザ加工プログラムに基づいて、給気部18及び排気部20を制御するように構成できる。このような構成によれば、レーザ加工プログラムに記述される種々の加工条件の1つとして、発振条件Cを予め記述しておくことで、ワークの属性や加工精度の変更に随時対応して、加工プログラムに従い最適なレーザ加工を実行することができる。この場合、制御部22は、ガスレーザ装置10に接続されるレーザ加工装置(ロボット、工作機械等)の動作制御部に、機能的に組み込まれることもできる。なお、制御部22がレーザ加工装置の動作制御部を兼ねる場合は、レーザ加工プログラムとして、数値制御プログラムを採用することが有利である。或いは、加工プログラムによらず、オペレータが任意で機械スイッチをオンオフ操作することにより、制御部22が発振条件Cに従い給気部18及び排気部20を制御するように構成することもできる。
図2は、上記基本構成を有する本発明の第1実施形態によるガスレーザ装置30の構成を模式図的に示す。なお、ガスレーザ装置30において、図1に示す基本構成要素に対応する構成要素には、共通の参照符号を付してその説明を省略する。
ガスレーザ装置30のレーザ発振部14は、媒質ガスMを励起する励起部32と、励起部32により励起した媒質ガスMの光エネルギを増幅してレーザビームとして出射する光共振部34と、励起部32及び光共振部34に接続され、媒質ガスMが圧力下で流動する媒質回路12を形成する循環路36と、循環路36に設置され、媒質ガスMを媒質回路12内で強制的に高速循環させる送風機38とを備えて構成される。励起部32は、一対の電源40に接続される電極対(図示せず)を有する放電管として形成される。励起部32の軸線方向両端には、光共振部34を構成するリアミラー(全反射鏡)34aと出力ミラー(部分透過鏡)34bとが、それぞれ保持機構を介して固定的に保持されている。
励起部32の一対の電源40は、対応の電極にラジオ周波数領域の交流電圧を印加する。このような通常の発振動作は、図示しない制御装置が実行するシーケンス制御により起動される。電源40が起動されて放電が生じ、励起部32内の媒質ガスMが励起されて光共振部34で増幅されると、出力ミラー34bからレーザビームが出射される。励起部32内の媒質ガスMは、放電を受けて高温になるが、送風機38の上流側に設置した熱交換器42で冷却されて送風機38に吸引される。送風機38は、媒質ガスMを圧力下で吐出側へ送り出す。この圧縮過程により昇温した媒質ガスMは、送風機38の下流側に設置した熱交換器44で再度冷却される。送風機38から送り出された媒質ガスMは、冷却後、循環路36を流動して励起部32に供給される。
レーザ発振部14の媒質回路12を構成する循環路36は、圧力調整部46を介して、ガス組成調整部16の給気部18に接続される。圧力調整部46は、給気部18から送られる任意組成の媒質ガスの圧力を指定値に調整して循環路36に供給し、それにより、媒質回路12内の媒質ガスMの圧力を常に一定値に維持する。また、ガス組成調整部16の排気部20は、例えば排気ポンプから構成され、圧力調整部46から離れて循環路36に接続される。排気部20は、ガス組成調整ステップとは別に、媒質回路12内の媒質ガスMの一部を継続的に外部に排出するように機能する。
ガス組成調整部16の給気部18は、一対の切換弁(すなわち流量調整要素)48、50を有する。それら切換弁48、50は、組成の異なる2種類の媒質ガスM1、M2を個々に貯蔵した一対のガスボンベ52、54に、それぞれ流路56、58を介して接続され、媒質回路12に供給されるそれら媒質ガスM1、M2の流量を、制御部22による制御下で個別に調整する。ガスボンベ52、54に貯蔵される2種類の媒質ガスM1、M2は、それぞれが複数の成分ガスを予め定めた比で混合してなるものである。図示実施形態では、例として、一般的な炭酸ガスレーザの成分ガス(ヘリウム(He)、窒素(N)、二酸化炭素(CO))を通常の混合比で組成した媒質ガスM1と、媒質ガスM1と同じ成分ガスを異なる(ヘリウム濃度が高い)混合比で組成した媒質ガスM2とを使用する。
ここで、前述した高速軸流型のレーザ発振部14で発振される炭酸ガスレーザは、媒質ガス中のヘリウム濃度が高くなるほど、レーザビームの時間変動が低減され、結果として例えばワークの切断面が平滑になることが、実験により判明している。また、光共振部34を構成するリアミラー34a及び出力ミラー34bの曲率が同一の条件下では、媒質ガス中のヘリウム濃度が高くなるほど、発振されるビームモードが低次化することが判明している。その反面、ヘリウム濃度が高くなると、通常濃度の場合に比較して、レーザ出力が早く飽和してしまい、効率よく高出力を得ることが困難になる傾向がある。
ビームモードが低次化することにより、レーザビームをレンズで集光したときの焦点のスポット径が縮小する。焦点の単位面積当りのエネルギ密度は、スポット径の2乗に反比例する。したがって、例えば薄板鋼板を切断する際に、スポット径を縮小することで、切断に寄与しないエネルギを減らすことができ、低出力でも切断速度を増加させることができる。このように、レーザ発振部14の媒質回路12に収容されている通常混合比の3種混合媒質ガスM1を、ヘリウム濃度が高い3種混合媒質ガスM2に置換することにより、レーザビームの時間変動が少ないことが要求される高精度切断工程(切断面粗度向上)、及び集光性に優れる低次モードのレーザビームが要求される薄板高速切断工程に、的確に対応することができる。
図示のガスレーザ装置30において、レーザ加工プログラムにより、一般的な(すなわち通常組成の媒質ガスを用いた)加工作業から、切断面重視の薄板高速切断工程への変更(すなわち発振条件Cの変更)が指示された場合の、各構成要素の動作を説明する。通常時は、制御部22による制御下で、給気部18の切換弁48が開くとともに切換弁50が閉じて、ガスボンベ52から通常の成分比の媒質ガスM1が、レーザ発振部14の媒質回路12に送給されている。この間、圧力調整部46及び排気部20の動作により、媒質回路12内の媒質ガスM1が一定圧力を維持しながら少量ずつ更新されている。
レーザ加工プログラムにおいて、発振条件Cの変更が指示されると、レーザ加工装置の加工作業動作を停止した後、レーザ発振部14の励起部32における放電を停止するとともに、制御部22による制御下で給気部18の切換弁48を閉じて、媒質ガスM1の供給を停止する。このとき、制御部22による制御下で、排気部20による排気動作を継続して実行することで、媒質回路12内の圧力を、放電を停止した瞬間の数千Pa(数十Torr)から133Pa(1Torr)以下まで低下させる(すなわち真空引きする)。
真空引きの完了後、制御部22による制御下で、切換弁50を開き、ヘリウムの組成比が高い媒質ガスM2を、圧力調整部46を介して媒質回路12に供給する。そして、圧力調整部46の動作により、媒質回路12内の圧力が整定した段階で、レーザ発振部14の励起部32における放電を再開する。それにより、切断面重視の薄板高速切断工程を、最適な特性を有するレーザビームを用いて開始する。以上の作業フローにおいて、放電の停止から異種加工開始まで、実際には数十秒を要するのみである。
上記構成において、ガス組成調整部16の給気部18は、それぞれが複数の成分ガスを所定比で混合してなる3種類以上の媒質ガスを、制御部22による制御下で選択して媒質回路12に供給することもできる。この場合、3個以上の切換弁(すなわち流量調整要素)が、3種類以上の媒質ガスを個々に貯蔵した3個以上のガスボンベに、それぞれ流路を介して個別に接続される。そして、例えばレーザ加工プログラムにより発振条件Cの変更が指令されたときに、個々の切換弁の動作により、その発振条件Cに見合った最適組成の媒質ガスが自動的に選択されて、媒質回路12に供給される。
図3は、図1の基本構成を有する本発明の第2実施形態によるガスレーザ装置60の構成を模式図的に示す。ガスレーザ装置60は、ガス組成調整部16の給気部18の構成以外は、第1実施形態によるガスレーザ装置30と実質的同一の構成を有するので、対応する構成要素には共通の参照符号を付してその説明を省略する。
ガスレーザ装置60におけるガス組成調整部16の給気部18は、組成の異なる2種類の媒質ガスM1、M3を個々に貯蔵した一対のガスボンベ52、62に、それぞれ流路56、64を介して接続される二組の流量調整要素群を備える。すなわち、媒質ガスM1のための流量調整要素群は、ガス遮断部66と圧力一定制御部68と流量調整部70とを有し、これら流量調整要素群が圧力制御部46に対し直列に接続される。また、媒質ガスM2のための流量調整要素群は、ガス遮断部72と圧力一定制御部74と流量調整部76とを有し、これら流量調整要素群が圧力制御部46に対し直列に接続される。これら流量調整要素群は、媒質回路12に供給される媒質ガスM1、M3の流量を、制御部22による制御下で個別に調整する。具体的には、圧力一定制御部68、74で、2種類の媒質ガスM1、M3を同一圧力に制御した後、流量調整部70、76がそれら媒質ガスM1、M3の流量を指定流量比に調整する。それにより、レーザ発振部14に供給される媒質ガス(媒質ガスM1、M3の混合ガス)Mの組成比が決められる。
ガスボンベ52、62に貯蔵される2種類の媒質ガスM1、M3は、複数の成分ガスを所定比で混合してなるものと、単一の成分ガスを含有するものとである。図示実施形態では、例として、一般的な炭酸ガスレーザの成分ガス(ヘリウム(He)、窒素(N)、二酸化炭素(CO))を通常の混合比で組成した媒質ガスM1と、媒質ガスM1に含まれるいずれか1つの成分ガスと同じ種類の成分ガス(図示実施形態ではヘリウム)のみを含有する媒質ガスM3とを使用する。
図示のガスレーザ装置60において、レーザ加工プログラムにより、一般的な(すなわち通常組成の媒質ガスを用いた)加工作業から、切断面重視の薄板高速切断工程への変更(すなわち発振条件Cの変更)が指示された場合の、各構成要素の動作を説明する。通常時は、制御部22による制御下で、給気部18のガス遮断部66が開くとともにガス遮断部72が閉じて、ガスボンベ52から通常の成分比の媒質ガスM1が、圧力一定制御部68及び流量調整部70を経由して、レーザ発振部14の媒質回路12に送給されている。この間、圧力調整部46及び排気部20の動作により、媒質回路12内の媒質ガスM1が一定圧力を維持しながら少量ずつ更新されている。
レーザ加工プログラムにおいて、発振条件Cの変更が指示されると、レーザ加工装置の加工作業動作を停止した後、レーザ発振部14の励起部32(図2)における放電を停止するとともに、制御部22による制御下で給気部18のガス遮断部66を閉じて、媒質ガスM1の供給を停止する。このとき、制御部22による制御下で、排気部20による排気動作を継続して実行することで、媒質回路12内の圧力を、放電を停止した瞬間の数千Pa(数十Torr)から133Pa(1Torr)以下まで低下させる(すなわち真空引きする)。
真空引きの完了後、制御部22による制御下で、一対のガス遮断部66、72の双方を開き、通常成分比の媒質ガスM1と単成分(ヘリウム)の媒質ガスM3とを、一対の流量調整部70、76によって決まる流量比で混合して、圧力調整部46を介して媒質回路12に供給する。そして、圧力調整部46の動作により、媒質回路12内の圧力が整定した段階で、レーザ発振部14の励起部32における放電を再開する。それにより、切断面重視の薄板高速切断工程を、最適な特性を有するレーザビームを用いて開始する。以上の作業フローにおいて、放電の停止から異種加工開始まで、実際には数十秒を要するのみである。
上記構成において、ガス組成調整部16の給気部18は、複数の成分ガスを所定比で混合してなる媒質ガスと、それぞれが単成分からなる2種類以上の媒質ガスとを、制御部22による制御下で指定流量比に調整して互いに混合し、媒質回路12に供給することもできる。この場合、3組以上の流量調整要素群(ガス遮断部、圧力一定制御部、流量調整部)が、3種類以上の媒質ガスを個々に貯蔵した3個以上のガスボンベに、それぞれ流路を介して個別に接続される。そして、例えばレーザ加工プログラムにより発振条件Cの変更が指令されたときに、個々の流量調整要素群の動作により、その発振条件Cに見合った最適組成の媒質ガスが混合生成されて、媒質回路12に供給される。
また、上記構成において、複数の成分ガスを所定比で混合してなる媒質ガスに対し、その媒質ガスに予め含まれる成分ガスとは異なる種類の成分ガスのみを含有する媒質ガスを、指定流量比で混合することもできる。例えば、一般的な炭酸ガスレーザの3種混合媒質ガスに対し、一酸化炭素を含有する単成分媒質ガスを混合して、特性の異なるレーザビームを発振する4種混合媒質ガスを媒質回路12に供給することができる。さらに、これら幾つかの変形例を互いに組み合わせて、本発明に係るガスレーザ装置を構成することもできる。
図4は、図1の基本構成を有する本発明の第3実施形態によるガスレーザ装置80の構成を模式図的に示す。ガスレーザ装置80は、ガス組成調整部16の給気部18をレーザ発振部14に対して着脱自在な構成とした点以外は、第1実施形態によるガスレーザ装置30と実質的同一の構成を有するので、対応する構成要素には共通の参照符号を付してその説明を省略する。
ガスレーザ装置80では、レーザ発振部14、排気部20及び圧力調整部46を内蔵する筐体82に対し、給気部18が、例えば別の筐体に内蔵された形態で、圧力調整部46に脱離自在に接続される。このような構成によれば、媒質ガスの組成調整機能を有さない従来一般的なガスレーザ装置(レーザ発振部、排気部及び圧力調整部を有する)に対し、本発明における特徴的な給気部18を、いわゆる外付けで設置して機能追加することができる。この場合、従来のガスレーザ装置における制御部のソフトを変更して、本発明における制御部22として機能させれば良い。
以上、本発明の幾つかの好適な実施形態を説明したが、本発明は、これら実施形態に限定されず、種々の修正を施すことができる。例えば、上記したガスレーザ装置30、60、80はいずれも、医療用途(例えば診断や治療)等の、レーザ加工システム以外のレーザシステムにも適用できる。
本発明に係るガスレーザ装置の基本構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態によるガスレーザ装置の構成を模式図的に示す図である。 本発明の第2実施形態によるガスレーザ装置の構成を模式図的に示す図である。 本発明の第3実施形態によるガスレーザ装置の構成を模式図的に示す図である。
符号の説明
10、30、60、80 ガスレーザ装置
12 媒質回路
14 レーザ発振部
16 ガス組成調整部
18 給気部
20 排気部
22 制御部
32 励起部
34 光共振部
36 循環路
38 送風機
46 圧力調整部
48、50 切換弁(流量調整要素)

Claims (8)

  1. 媒質ガスが圧力下で流動する媒質回路を有するレーザ発振部と、該レーザ発振部の該媒質回路を流動する媒質ガスの組成を調整するガス組成調整部とを具備するガスレーザ装置において、
    前記ガス組成調整部は、
    前記レーザ発振部の前記媒質回路に、組成の異なる複数種類の媒質ガスを、それぞれの流量を調整可能に供給する給気部と、
    前記レーザ発振部の前記媒質回路から媒質ガスを排出する排気部と、
    前記レーザ発振部で発振されるレーザビームの加工対象物体の属性及び加工精度の、少なくとも一方を含む発振条件に従い、前記給気部及び前記排気部を制御して、前記媒質回路を流動する媒質ガスの組成を調整する制御部であって、前記発振条件の記述を含むレーザ加工プログラムにおける前記発振条件の変更指示に従い、前記給気部及び前記排気部を制御するとともに、前記排気部を制御して前記媒質回路から実質的に全ての媒質ガスを排気させた後に、前記給気部を制御して、前記複数種類の媒質ガスから得られる前記発振条件に従った組成の媒質ガスを前記媒質回路に供給させる制御部と、
    を具備することを特徴とするガスレーザ装置。
  2. 前記給気部と前記媒質回路との間に設置され、前記給気部から前記媒質回路に供給される前記発振条件に従った組成の媒質ガスの供給圧力を調整する圧力調整部をさらに具備する、請求項1に記載のガスレーザ装置。
  3. 前記給気部が前記圧力調整部に脱離自在に接続される、請求項に記載のガスレーザ装置。
  4. 前記給気部は、それぞれが複数の成分ガスを所定比で混合してなる前記複数種類の媒質ガスを、前記制御部による制御下で前記媒質回路に供給する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のガスレーザ装置。
  5. 前記給気部は、複数の成分ガスを所定比で混合してなる少なくとも1種類の媒質ガスと、少なくとも1種類の成分媒質ガスとを、前記制御部による制御下で前記媒質回路に供給する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のガスレーザ装置。
  6. 前記少なくとも1種類の成分媒質ガスが、前記少なくとも1種類の媒質ガスに予め含まれる成分ガスと同じ種類のものである、請求項5に記載のガスレーザ装置。
  7. 前記少なくとも1種類の成分媒質ガスが、前記少なくとも1種類の媒質ガスに予め含まれる成分ガスとは異なる種類のものである、請求項5に記載のガスレーザ装置。
  8. 前記給気部は、前記媒質回路に供給される前記複数種類の媒質ガスの流量を、前記制御部による制御下で個別に調整する複数の流量調整要素を備える、請求項1〜7のいずれか1項に記載のガスレーザ装置。
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