JP5599277B2 - レーザ装置およびレーザ加工装置 - Google Patents

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本発明は、パルスレーザ光を発生するレーザ装置およびこれを用いたレーザ加工装置に関する。
下記特許文献1では、光を発生し増幅するレーザ媒質(励起ヨウ素原子)と、1枚の部分透過鏡と少なくとも1枚の全反射鏡からなる光共振器と、該光共振器から出力するレーザ光のビーム径を拡大するビームエキスパンダと、複数枚の全反射鏡を前記レーザ媒質を挟んで対向配置することにより該レーザ媒質を複数回通過する増幅部を形成し、前記ビームエキスパンダからの光を該増幅部で増幅して出射するように構成された増幅器とを備える気体レーザ共振器が提案されている。光共振器内には、レーザ光をパルス発振させるための光学的スイッチ素子が設けられる。
特開平9−246632号公報 特開2002−198604公報
上述の気体レーザ共振器は、レーザ媒質をレーザ光の発振および増幅の両方に利用するとともに、光共振器でのパルス発振により高出力のパルスレーザ光を発生している。
しかしながら、連続的なパルス発振によってレーザ媒質の利得が低下してしまい、その結果、高繰り返しかつ再現性の高いパルス群を供給できないという問題がある。
本発明の目的は、高出力、高繰り返しかつ再現性の高いパルス群を安定に供給できるレーザ装置およびこれを用いたレーザ加工装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るレーザ装置は、
第1方向に移動するレーザ媒質と、
レーザ媒質中にパルスレーザ光を発振する発振領域を備えた光共振器と、
第1方向と交差する第2方向に沿った光軸を有し、レーザ媒質中に、光共振器からのパルスレーザ光を増幅する増幅領域を備えた光増幅器と、
第1方向および第2方向に交差する第3方向に沿った放電によってレーザ媒質を励起する放電領域を形成するための一対の放電電極と、
光共振器のQ値を周期的に変化させるためのQスイッチ素子と、
光増幅器の増幅動作を所定の周期で所定の時間幅だけ停止させるための制御部とを備え、
前記発振領域は、レーザ媒質の移動方向に関して前記放電領域の上流側に配置され、
前記増幅領域は、レーザ媒質の移動方向に関して前記放電領域の下流側に配置され、
前記増幅領域の第1方向に沿った寸法は、前記放電領域の第1方向に沿った寸法よりも小さく設定され、
前記所定の時間幅は、レーザ媒質が増幅領域を横切る時間以上で、放電領域内に存在するガスが全て入れ替わる時間よりも短く設定されることを特徴とする。



本発明によれば、光増幅器の増幅動作を所定の周期で所定の時間幅だけ停止させることによって、レーザ媒質の利得低下を回避できるため、高繰り返しかつ再現性の高いパルス群を安定に供給することができる。
本発明の実施の形態1を示す構成図である。 増幅領域の配置を示すもので、図2(a)は光軸方向に観察した側面図であり、図2(b)はレーザ媒質の上流側から観察した正面図である。 Qスイッチング動作の様子を示すグラフであり、図3(a)はQスイッチ素子の駆動波形、図3(b)は光共振器のQ値の変化、図3(c)は光共振器から出射されるレーザ光のパワーPOSC(瞬時値)、図3(d)は光増幅器から出射されるレーザ光のパワーPamp(瞬時値)をそれぞれ示す。 図4(a)は制御部の動作を示すフローチャートであり、図4(b)は制御回路の動作を示すフローチャートである。 比較例として、従来のレーザ装置のQスイッチ動作を示すグラフであり、図5(a)は光共振器のQ値の変化、図5(b)は光増幅器から出射されるレーザ光のパワーPampをそれぞれ示す。横軸は時間である。 本発明の実施の形態2を示す構成図である。 本発明の実施の形態3を示す構成図である。 本発明の実施の形態4を示す構成図である。 本発明の実施の形態5を示す構成図である。 Qスイッチ動作とガルバノミラーの動作タイミングを示すグラフであり、図10(a)は光共振器のQ値の変化、図10(b)はガルバノミラーの角速度Vをそれぞれ示す。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1を示す構成図である。レーザ装置は、放電電極1,2と、レーザ媒質Gと、ミラー11,12を含む光共振器と、伝送ミラー51、52と、ミラー53,54,55,56を含む光増幅器と、Qスイッチ素子21と、Qスイッチ素子21を駆動する駆動回路31と、駆動回路31を制御する制御回路32と、光増幅器の増幅動作を制御する制御部33などで構成される。ここで理解容易のため、光共振器および光増幅器の光軸方向をX方向、レーザ媒質Gを励起する放電の方向をY方向、レーザ媒質Gを供給する方向と平行な方向をZ方向とする。
放電電極1,2は、金属プレートまたは、金属プレートと誘電体コートの組合せで形成されており、高周波電源(不図示)から交番電圧が印加されると、電極間の放電空間3の内部でY方向に沿ったグロー放電が発生する。放電電極1,2は、例えば、金属部分が3cm×100cm程度の表面を有し、放電空間3は、例えば、3cm×3cm×100cm程度の直方体形状である。
グロー放電によってレーザ媒質G中の分子または原子がレーザ上準位に励起されると、光の増幅作用を示すようになる。例えば、レーザ媒質Gとして、CO分子を含む混合ガスを使用した場合、CO分子の振動準位間の遷移により波長10.6μmのレーザ発振光が得られる。ここでは、レーザ媒質GとしてCOを使用した場合を例示するが、他のレーザ媒質、例えば、CO,N,He−Cd,HF,Ar,ArF,KrF,XeCl,XeFなどを使用した場合も本発明は適用可能である。
レーザ装置は、レーザ媒質Gを外気と遮断するための筐体(不図示)を備え、筐体内部には、熱交換器、ブロワ、ダクトなどが設けられる。ブロワは、筐体内に封入されたレーザ媒質Gをダクト内面に沿って循環させる。これにより放電空間3に向けてレーザ媒質Gが−Z方向に沿って供給される。放電空間3を通過したレーザ媒質Gは、熱交換器で冷却され、再びブロワに戻る。放電空間3では大気圧より低い圧力に維持されており、レーザ媒質Gは、図1の矢印の方向に空間的に均一な速度分布、例えば、100m/s程度の速度で移動する。
ミラー11,12は、放電空間3を挟んで互いに対向するように配置される。ミラー11として、例えば、凹面または平面の全反射鏡が用いられ、ミラー12として、例えば、凹面または平面の部分反射鏡が用いられ、2つのミラー11,12で光共振器を構成している。光共振器は、レーザ媒質Gの移動方向(−Z方向)と交差する方向、好ましくは直交するX方向に沿った光軸を有する。光共振器の光軸上には、レーザ光のビームモードを制御するためのアパーチャ(不図示)が設けられ、アパーチャの開口部と、レーザ光が放電空間3を通過する距離とで規定される円柱状の空間が発振領域になる。発振領域は、レーザ媒質Gの上流側に位置している。
Qスイッチ素子21は、光共振器のQ値を高速に制御する機能を有し、光共振器の内部で放電空間3の外側に設けられる。Qスイッチ素子21として、音響光学素子、電気光学素子、機械式シャッタ、チョッパなどが使用できる。Qスイッチ素子21として音響光学素子を使用した場合、数10MHzの交流電圧を供給する駆動回路31が接続される。
駆動回路31には、マイクロプロセッサ等で構成される制御回路32が接続される。制御回路32は、Qスイッチ素子21の動作を制御することによって、光共振器のQ値を周期的に変化させる機能を有する。例えば、光共振器のQ値が高くなるオン期間T1を5μsに設定し、光共振器のQ値が低くなるオフ期間T2を5μsに設定してQスイッチ動作を行うと、繰り返し周波数100kHzのパルスレーザ光が発振し、その一部がミラー12から出力される。本実施形態では、平均出力10W程度で、ミラー12でのビーム半径が1mm程度のQスイッチパルスレーザ光41が出力される。
制御回路32には、マイクロプロセッサ等で構成される制御部33が接続される。制御部33は、Qスイッチ素子21の動作を制御し、所定の周期で所定の時間幅だけ光共振器のQ値を発振閾値未満に維持する機能を有する。なお、ここでは理解容易のため、制御回路32と制御部33を別個の構成要素として示したが、単一の構成要素として一体化したものでも構わない。
伝送ミラー51,52は、光共振器からのレーザ光41を光増幅器に入射させる折り返しミラーとして機能する。本実施形態では、伝送ミラー51として凸面の全反射ミラー、伝送ミラー52として凹面の全反射ミラーが用いられ、レーザ光のビーム径を拡大するビームエキスパンダを構成している。本実施形態では、ミラー12上でビーム半径1mm程度のレーザ光41を、放電空間3に再入射する直前でビーム半径4mm程度になるようにビーム径を拡大し、コリメートしている。こうした構成により、光共振器ではレーザ光のビーム径を小さくして、単一モード発振を確保するとともに、光増幅器ではビーム径を大きくして、レーザ光の増幅効率を向上させている。
ミラー53〜56は、放電空間3を挟むように配置され、光増幅器を構成している。レーザ光は、伝送ミラー52→放電空間3→ミラー53→放電空間3→ミラー54→放電空間3→ミラー55→ミラー56→放電空間3の順で進行する際、励起されたレーザ媒質Gによって増幅される。本実施形態では、光増幅器に入射したレーザ光が、放電空間3を5回通過することによって増幅され、最終的に平均出力1kWのレーザ光が取り出される。
光増幅器は、レーザ媒質Gの移動方向(−Z方向)と交差する方向、好ましくは直交するX方向に沿った複数(ここでは、5本)の折り返し光軸を有する。これらの折り返し光軸がY方向に沿って配列することによって、各光軸で受けるレーザ媒質Gの利得が均等化され、その結果、安定した増幅動作を実現できる。このときレーザ光が各光軸に沿って放電空間3を通過する空間が増幅領域4になる。増幅領域4は、レーザ媒質Gの下流側に位置している。
伝送ミラー51,52およびミラー53〜56は、光軸調整のための角度微調機構を介して筐体等に取り付けられる。
図2は、増幅領域4の配置を示すもので、図2(a)は光軸方向に観察した側面図であり、図2(b)はレーザ媒質Gの上流側から観察した正面図である。図2(b)において、光増幅器の折り返し光軸を細い実線で表示し、光ビームが進行する領域を点線で表示している。増幅領域4は、各光軸からビーム半径以内の空間であって、5つの円がシフトして重なり合ったような断面形状を有しており、放電空間3においてレーザ媒質Gの下流側に位置している。一方、発振領域10は、上述したように、放電空間3においてレーザ媒質Gの上流側に位置している。例えば、増幅領域4に入射する直前でのビーム半径が4mm程度であり、増幅領域4は、Z方向に約8mm、XY面において約28mm×1mの広がりを持つ。
次に動作について説明する。Qスイッチ素子21として音響光学素子を使用した場合、駆動回路31から交流電圧が印加されると、音響光学素子を通過したビームは光軸から外れる方向に曲げられる。一方、交流電圧が印加されないときは、ビームは音響光学素子をそのまま直進する。光共振器のミラー11,12は、交流電圧が印加されない状態でアライメントされているため、交流電圧が印加されたときは光共振器のQ値は発振閾値よりも高くなり、交流電圧が印加されないときは光共振器のQ値は発振閾値よりも低くなる。
図3は、Qスイッチング動作の様子を示すグラフであり、図3(a)はQスイッチ素子21の駆動波形、図3(b)は光共振器のQ値の変化、図3(c)は光共振器から出射されるレーザ光41のパワーPOSC(瞬時値)、図3(d)は光増幅器から出射されるレーザ光のパワーPamp(瞬時値)をそれぞれ示す。横軸は時間である。
Qスイッチ素子21のパルス駆動によって、光共振器のQ値が高くなるオン期間T1と光共振器のQ値が低くなるオフ期間T2が交互に出現する。ここでは、制御回路32によりT1=5μs、T2=5μsに設定した場合を例示するが、これ以外の数値に設定しても構わない。オン期間T1のとき、光共振器において繰り返し周波数100kHzのパルスレーザ光が発振し、後段の光増幅器によってレーザ光のパワーが増大する。
図4(a)は制御部33の動作を示すフローチャートであり、図4(b)は制御回路32の動作を示すフローチャートである。制御回路32は、T1=5μs、T2=5μsのタイミングでQスイッチ素子21を周期的に駆動している。制御部33は、制御回路32の周期的駆動を間欠的に制御することによって、Qスイッチ素子21の動作を制御し、所定の周期Tiで所定の時間幅Tnだけ光共振器のQ値を発振閾値未満に維持している。ここでは、制御部33によりTn=80μs、Ti=105μsに設定した場合を例示するが、これ以外の数値に設定しても構わない。
例えば、オン期間5μs、オフ期間5μs、オン期間5μs、オフ期間5μs、オン期間5μsのパルスパターンでは、繰り返し周波数100kHzの3つのレーザパルスが発生し、続いてオフ期間Tn=80μsが追加されて1つのシーケンスが終了する。このシーケンスを繰り返すことによって所望のレーザ加工を実施することができる。なお、こうしたパルスパターンのパルス幅およびパルス数は、レーザ加工条件、加工材料等に応じて適宜選択できる。
オフ期間Tnは、レーザ媒質Gが増幅領域4を横切る時間をTgとして、Tn≧Tgを満たすことが好ましい。例えば、放電空間3におけるレーザ媒質Gの移動速度が100m/s、増幅領域4のZ方向寸法が8mmである場合、Tg=80μs(8mm÷100m/s)と計算される。従って、1回のパルスパターンにつき80μs以上のオフ期間Tnを追加することによって、次のパルスパターンが開始するまでにレーザ媒質Gの置換が確実に完了することになる。
図5は、比較例として、従来のレーザ装置のQスイッチ動作を示すグラフであり、図5(a)は光共振器のQ値の変化、図5(b)は光増幅器から出射されるレーザ光のパワーPampをそれぞれ示す。横軸は時間である。
特許文献1のような従来のレーザ装置では、連続的なQスイッチ動作によって一定周期のレーザパルスを発生している。そのため、Qスイッチパルス発振開始直後の1パルス目は最高のパワーまで増幅されているが、2パルス目、3パルス目、…が続くと増幅後のパワーが徐々に低下し、最終的にパワーが低下した状態で飽和する現象が観測される。この現象は、連続的なパルス発振によってレーザ媒質の利得が低下することに起因している。
これに対して本実施形態では、図3に示したように、制御部33によってQスイッチ素子21の動作を制御して、光共振器の発振動作および光増幅器の増幅動作を所定の周期Tiで所定の時間幅Tn、好ましくは、少なくともレーザ媒質Gが増幅領域4を横切る時間だけ停止させている。これにより高出力、高繰り返しかつ再現性の高いパルス群を安定に供給することができる。
また、光増幅器における複数の折り返し光軸をY方向に沿って配列して、増幅領域4の形状がレーザガス流方向に対して扁平(即ち、Z方向寸法<Y方向寸法)になるように設定することによって、各光軸で受けるレーザ媒質Gの利得が均等化され、高繰り返しかつ再現性の高いパルス群を安定に供給することができる。
また、本実施形態では、光共振器でのQスイッチ素子21の動作を制御することによって、パルス発振そのものを停止して光増幅器の増幅動作を一時的に停止しているため、比較的簡単な構成で信頼性の高いレーザ装置を提供できる。
また、本実施形態では、発振領域と増幅領域とで同じレーザ媒質を共用する場合を例示したが、発振領域で使用するレーザ媒質と増幅領域で使用するレーザ媒質を別々にしてもよい。例えば、発振領域ではスラブ型または導波路型のレーザ媒質を用い、増幅領域では上述のような強制対流させたレーザ媒質を用いた構成でも構わない。
近年、穴あけ加工などの材料処理における生産性の需要向上により、材料処理用のレーザ装置はより高い出力および繰り返し周波数が求められている。穴あけ加工であれば出力がkW級、繰り返し周波数が10kHzオーダとなる。そのうえ、加工の安定性の観点から、各穴加工に対して実質同等のエネルギーを注入するという仕様も同様に満足させる必要がある。
繰り返し周波数が数kHzのオーダであれば、放電領域のガスを全て入れ替えることが可能(例えば、特許文献2)であるが、繰り返し周波数が10kHzのオーダでは対応が現実的に困難であった。そこで、本実施形態では、レーザガス流方向に扁平な領域の媒質を用いて増幅を行い、かつ、レーザガスが増幅領域を横切るのに要する時間だけ増幅領域にレーザ光を入射しない時間を設ける制御部33を備えたことで、10kHzオーダの繰り返し周波数で均一なエネルギーを持ったパルス群を提供することが可能になる。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2を示す構成図である。レーザ装置は、放電電極1,2と、レーザ媒質Gと、ミラー11,12を含む光共振器と、可動ミラー81と、伝送ミラー52と、ミラー53,54,55,56を含む光増幅器と、Qスイッチ素子21と、Qスイッチ素子21を駆動する駆動回路31と、駆動回路31を制御する制御回路32と、光増幅器の増幅動作を制御する制御部33などで構成される。
本実施形態は、光共振器および光増幅器に関して実施の形態1と同様な構成を有するが、光共振器から光増幅器への光伝送を制御するための光スイッチ素子として可動ミラー81を設けている。制御部33は、可動ミラー81の動作を制御し、所定の周期Tiで所定の時間幅Tnだけ光増幅器へのレーザ光入射を阻止する。
可動ミラー81は、例えば、高速応答が可能なデジタル・マイクロミラー・デバイス等で構成でき、制御部33の指令によって、光共振器からのレーザ光41を光増幅器の光軸方向に反射するオン動作、あるいは光増幅器の光軸から外れるようにダンパ82に照射させるオフ動作という2通りのポインティング動作を行う。
動作に関して、図3と同様に、Qスイッチ素子21のパルス駆動によって、光共振器のQ値が高くなるオン期間T1と光共振器のQ値が低くなるオフ期間T2が交互に出現する。制御回路32によりT1=5μs、T2=5μsに設定した場合、オン期間T1のとき、光共振器において繰り返し周波数100kHzのパルスレーザ光が発振し、後段の光増幅器によってレーザ光のパワーが増大する。
例えば、オン期間5μs、オフ期間5μs、オン期間5μs、オフ期間5μs、オン期間5μsのパルスパターンでは、繰り返し周波数100kHzの3つのレーザパルスが発生し、続いて、可動ミラー81のオフ動作により、オフ期間Tnが追加されて1つのシーケンスが終了する。このシーケンスを繰り返すことによって所望のレーザ加工を実施することができる。なお、こうしたパルスパターンのパルス幅およびパルス数は、レーザ加工条件、加工材料等に応じて適宜選択できる。
オフ期間Tnは、レーザ媒質Gが増幅領域4を横切る時間をTgとして、Tn≧Tgを満たすことが好ましい。例えば、放電空間3におけるレーザ媒質Gの移動速度が100m/s、増幅領域4のZ方向寸法が8mmである場合、Tg=80μs(8mm÷100m/s)と計算される。従って、1回のパルスパターンにつき80μs以上のオフ期間Tnを追加することによって、次のパルスパターンが開始するまでにレーザ媒質Gの置換が確実に完了することになる。
なお本実施形態の構成では、Qスイッチ素子21を常時オンに設定して光共振器においてCWレーザ光を発生させ、続いて、可動ミラー81のポインティング動作の切り替えによって、光共振器からのレーザ光を光増幅器に断続的に入射させて、増幅されたパルスレーザ光を取り出すような運転も実施可能である。このような運転では、Qスイッチ発振を行っていないため、Qスイッチ共振器特有の急激な発振開始がなく、実施の形態1に比べて低ピーク・長パルスのレーザ光を供給することも可能である。従って、本実施形態では、実施の形態1の効果に加えて、1台のレーザ装置で広範囲のピーク出力とパルス長を持つ高出力パルスレーザを供給することが可能である。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3を示す構成図である。レーザ装置は、放電電極1,2と、レーザ媒質Gと、ミラー11,12を含む光共振器と、伝送ミラー51,52と、音響光学素子83と、ミラー53,54,55,56を含む光増幅器と、Qスイッチ素子21と、Qスイッチ素子21を駆動する駆動回路31と、駆動回路31を制御する制御回路32と、光増幅器の増幅動作を制御する制御部33などで構成される。
本実施形態は、光共振器および光増幅器に関して実施の形態1と同様な構成を有するが、光共振器から光増幅器への光伝送を制御するための光スイッチ素子として音響光学素子83を設けている。制御部33は、音響光学素子83の動作を制御し、所定の周期Tiで所定の時間幅Tnだけ光増幅器へのレーザ光入射を阻止する。
音響光学素子83は、光の伝搬方向を制御するビーム偏向素子として機能するものであり、制御部33の指令によって、光共振器からのレーザ光41を光増幅器の光軸方向に反射するオン動作、あるいは光増幅器の光軸から外れるようにダンパ82に照射させるオフ動作という2通りのポインティング動作を行う。
動作に関して、図3と同様に、Qスイッチ素子21のパルス駆動によって、光共振器のQ値が高くなるオン期間T1と光共振器のQ値が低くなるオフ期間T2が交互に出現する。制御回路32によりT1=5μs、T2=5μsに設定した場合、オン期間T1のとき、光共振器において繰り返し周波数100kHzのパルスレーザ光が発振し、後段の光増幅器によってレーザ光のパワーが増大する。
例えば、オン期間5μs、オフ期間5μs、オン期間5μs、オフ期間5μs、オン期間5μsのパルスパターンでは、繰り返し周波数100kHzの3つのレーザパルスが発生し、続いて、音響光学素子83のオフ動作により、オフ期間Tnが追加されて1つのシーケンスが終了する。このシーケンスを繰り返すことによって所望のレーザ加工を実施することができる。なお、こうしたパルスパターンのパルス幅およびパルス数は、レーザ加工条件、加工材料等に応じて適宜選択できる。
オフ期間Tnは、レーザ媒質Gが増幅領域4を横切る時間をTgとして、Tn≧Tgを満たすことが好ましい。例えば、放電空間3におけるレーザ媒質Gの移動速度が100m/s、増幅領域4のZ方向寸法が8mmである場合、Tg=80μs(8mm÷100m/s)と計算される。従って、1回のパルスパターンにつき80μs以上のオフ期間Tnを追加することによって、次のパルスパターンが開始するまでにレーザ媒質Gの置換が確実に完了することになる。
なお本実施形態の構成では、Qスイッチ素子21を常時オンに設定して光共振器においてCWレーザ光を発生させ、続いて、音響光学素子83のポインティング動作の切り替えによって、光共振器からのレーザ光を光増幅器に断続的に入射させて、増幅されたパルスレーザ光を取り出すような運転も実施可能である。このような運転では、Qスイッチ発振を行っていないため、Qスイッチ共振器特有の急激な発振開始がなく、実施の形態1に比べて低ピーク・長パルスのレーザ光を供給することも可能である。従って、本実施形態では、実施の形態1の効果に加えて、1台のレーザ装置で広範囲のピーク出力とパルス長を持つ高出力パルスレーザを供給することが可能である。
実施の形態4.
図8は、本発明の実施の形態4を示す構成図である。レーザ装置は、放電電極1,2と、レーザ媒質Gと、ミラー11,12を含む光共振器と、伝送ミラー51,52と、電気光学素子84と、薄膜ポラライザ92と、ミラー53,54,55,56を含む光増幅器と、Qスイッチ素子21と、Qスイッチ素子21を駆動する駆動回路31と、駆動回路31を制御する制御回路32と、光増幅器の増幅動作を制御する制御部33などで構成される。
本実施形態は、光共振器および光増幅器に関して実施の形態1と同様な構成を有するが、光共振器から光増幅器への光伝送を制御するための光スイッチ素子として、電気光学素子84を設けている。制御部33は、電気光学素子84の動作を制御し、所定の周期Tiで所定の時間幅Tnだけ光増幅器へのレーザ光入射を阻止する。
電気光学素子84は、光の偏光を制御する偏光制御素子として機能するものであり、後続の薄膜ポラライザ92は、垂直方向(XY面)の直線偏光を透過し、水平方向(ZX面)の直線偏光を反射する機能を有する。電気光学素子84は、制御部33の指令によって、光共振器からのレーザ光41を光増幅器の光軸方向に反射するオン動作、あるいは光増幅器の光軸から外れるようにダンパ82に照射させるオフ動作という2通りのポインティング動作を行う。
動作に関して、図3と同様に、Qスイッチ素子21のパルス駆動によって、光共振器のQ値が高くなるオン期間T1と光共振器のQ値が低くなるオフ期間T2が交互に出現する。制御回路32によりT1=5μs、T2=5μsに設定した場合、オン期間T1のとき、光共振器において繰り返し周波数100kHzのパルスレーザ光が発振し、後段の光増幅器によってレーザ光のパワーが増大する。
例えば、オン期間5μs、オフ期間5μs、オン期間5μs、オフ期間5μs、オン期間5μsのパルスパターンでは、繰り返し周波数100kHzの3つのレーザパルスが発生し、続いて、電気光学素子84のオフ動作により、オフ期間Tnが追加されて1つのシーケンスが終了する。このシーケンスを繰り返すことによって所望のレーザ加工を実施することができる。なお、こうしたパルスパターンのパルス幅およびパルス数は、レーザ加工条件、加工材料等に応じて適宜選択できる。
オフ期間Tnは、レーザ媒質Gが増幅領域4を横切る時間をTgとして、Tn≧Tgを満たすことが好ましい。例えば、放電空間3におけるレーザ媒質Gの移動速度が100m/s、増幅領域4のZ方向寸法が8mmである場合、Tg=80μs(8mm÷100m/s)と計算される。従って、1回のパルスパターンにつき80μs以上のオフ期間Tnを追加することによって、次のパルスパターンが開始するまでにレーザ媒質Gの置換が確実に完了することになる。
なお本実施形態の構成では、Qスイッチ素子21を常時オンに設定して光共振器においてCWレーザ光を発生させ、続いて、電気光学素子84のポインティング動作の切り替えによって、光共振器からのレーザ光を光増幅器に断続的に入射させて、増幅されたパルスレーザ光を取り出すような運転も実施可能である。このような運転では、Qスイッチ発振を行っていないため、Qスイッチ共振器特有の急激な発振開始がなく、実施の形態1に比べて低ピーク・長パルスのレーザ光を供給することも可能である。特に、電気光学素子などの偏光制御素子は、応答が数nsと速く、ジッタも少ないため、高速で高い時間精度のスイッチング動作が可能になる。また、電気光学素子84の偏光制御を3値以上のデジタル制御、望ましくは実質的に連続値のアナログ制御とすることによって、薄膜ポラライザ92を透過するパルスの波形を任意に制御することができ、増幅領域4を透過した後のパルスの波形制御が可能である。従って、本実施形態では、実施の形態1の効果に加えて、1台のレーザ装置で広範囲のピーク出力とパルス長を持つ高出力パルスレーザを供給することが可能であり、さらにパルス波形の制御自由度が高くなる。
実施の形態5.
図9は、本発明の実施の形態5を示す構成図である。本実施形態では、上述したレーザ装置を用いてレーザ加工装置を構成した例を説明する。なお図9では、実施の形態1の構成を例示しているが、実施の形態2〜4の構成も同様に適用可能である。
レーザ加工装置は、実施の形態1〜4に係るレーザ装置と、後続の伝送光学系61と、ガルバノミラー71などで構成される。
伝送光学系61は、複数のミラー、レンズ、ビームスプリッタ、マスク等で構成され、光増幅器から出力されたレーザ光を、加工処理に適したビーム形状に整形する機能を有し、必要に応じてビーム分割を行ってもよい。
ガルバノミラー71は、所望の角度で位置決め可能な可動ミラー等で構成され、伝送光学系61から供給されたレーザビームを被加工物の所望の位置に照射する機能を有する。駆動装置72は、モータ等で構成され、ガルバノミラー71を回転駆動する。
制御部33は、制御回路32を介してQスイッチ素子21の動作を制御するとともに、駆動装置72への指令を通じてガルバノミラー71の角度を制御する。
図10は、Qスイッチ動作とガルバノミラーの動作タイミングを示すグラフであり、図10(a)は光共振器のQ値の変化、図10(b)はガルバノミラー71の角速度Vをそれぞれ示す。横軸は時間である。
図3に示したように、例えば、オン期間5μs、オフ期間5μs、オン期間5μs、オフ期間5μs、オン期間5μsのパルスパターンで、繰り返し周波数100kHzの3つのレーザパルスが発生し、続いてオフ期間Tn=80μsが追加されて1つのシーケンスが終了する。
Qスイッチレーザパルスが発生する25μsの期間中は、ガルバノミラー71は停止している。続いて、レーザパルスが発生しないオフ期間Tnにおいて、ガルバノミラー71は角変位してレーザビームを次の加工点へ移動させ、次のQスイッチ動作が開始するまでに停止する。なお、オフ期間Tnは、上述したように、レーザ媒質Gの移動速度と増幅領域4のZ方向寸法の関係で設定しているが、加工点の間隔が大きく、ガルバノミラー71の移動に不足する場合は、80μsより長く設定することが好ましい。
このシーケンスを繰り返すことによって、切断、マーキング、穴あけ、溶接、溶着、表面改質などのレーザ加工を実施することができる。なお、こうしたパルスパターンのパルス幅およびパルス数は、レーザ加工条件、加工材料等に応じて適宜選択できる。
1,2 放電電極、 3 放電空間、 4 増幅領域、 10 発振領域、
11,12,53,54,55,56 ミラー、 21 Qスイッチ素子、
31 駆動回路、 32 制御回路、 33 制御部、 41 レーザ光、
51,52 伝送ミラー、 61 伝送光学系、 71 ガルバノミラー、
72 駆動装置、 81 可動ミラー、 82 ダンパ、 83 音響光学素子、
84 電気光学素子、 92 薄膜ポラライザ、 G レーザ媒質。

Claims (7)

  1. 第1方向に移動するレーザ媒質と、
    レーザ媒質中にパルスレーザ光を発振する発振領域を備えた光共振器と、
    第1方向と交差する第2方向に沿った光軸を有し、レーザ媒質中に、光共振器からのパルスレーザ光を増幅する増幅領域を備えた光増幅器と、
    第1方向および第2方向に交差する第3方向に沿った放電によってレーザ媒質を励起する放電領域を形成するための一対の放電電極と、
    光共振器のQ値を周期的に変化させるためのQスイッチ素子と、
    光増幅器の増幅動作を所定の周期で所定の時間幅だけ停止させるための制御部とを備え、
    前記発振領域は、レーザ媒質の移動方向に関して前記放電領域の上流側に配置され、
    前記増幅領域は、レーザ媒質の移動方向に関して前記放電領域の下流側に配置され、
    前記増幅領域の第1方向に沿った寸法は、前記放電領域の第1方向に沿った寸法よりも小さく設定され、
    前記所定の時間幅は、レーザ媒質が増幅領域を横切る時間以上で、放電領域内に存在するガスが全て入れ替わる時間よりも短く設定されることを特徴とするレーザ装置。
  2. 前記所定の時間幅は、レーザ媒質が増幅領域を横切る時間と等しく設定されることを特徴とする請求項1記載のレーザ装置。
  3. 前記増幅領域には、第3方向に沿って配列した複数の折り返し光軸が設けられ、
    前記増幅領域の光軸に垂直な断面形状は、第1方向の寸法が第3方向の寸法よりも短いことを特徴とする請求項1記載のレーザ装置。
  4. 光共振器から光増幅器への光伝送を制御するための光スイッチ素子をさらに備え、
    制御部は、Qスイッチ素子の動作を制御して光共振器においてCWレーザ光を発生させ、光スイッチ素子の動作を制御して光増幅器において増幅されたパルスレーザ光を発生することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のレーザ装置。
  5. 光スイッチ素子は、可動ミラー、音響光学素子または電気光学素子であることを特徴とする請求項4記載のレーザ装置。
  6. 光スイッチ素子は電気光学素子であり、その偏光制御を3値以上のデジタル制御で行うことを特徴とする請求項5記載のレーザ装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のレーザ装置から出力されるレーザ光を用いて、切断、マーキング、穴あけ、溶接、溶着または表面改質を行うことを特徴とするレーザ加工装置。
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