JP2009176944A - ファイバーレーザ装置及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】励起光のオンオフ制御による高平均出力化を、レーザパルス光の立ち上がり時に生ずる緩和発振を抑制しつつ可能にするとともに、レーザパルス光の波形制御を可能にするファイバーレーザ装置及び制御方法を得ること。
【解決手段】制御装置10は、発振部1の駆動電源6a,6bに、発振部1の光ファイバー3aにおける励起状態がレーザ発振しきい値の状態となるまで、発振部1の半導体レーザ5a,5bに駆動電流を供給させる制御を行った後に、発振部1の駆動電源6a,6bと増幅部2の駆動電源6c,6dとを個別に制御して、対応する半導体レーザに供給する駆動電流の電流値とその供給時間とを制御する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ファイバーレーザ装置及び制御方法に関し、特に、レーザ加工装置のレーザ光源として好適なファイバーレーザ装置及び制御方法に関するものである。
ファイバーレーザ装置の特徴点としては、(1)非常に細長い光ファイバーのコアを活性媒質とするので、ビーム径が細くなり、ビーム広がり角度の小さいレーザ光が容易に得られること、(2)光ファイバーの中に入射した励起光が光ファイバー中の長い光路を伝搬する間に何度もコアを横切ってほぼ全てが吸収されるので、非常に高い発振効率でレーザ光を発生させることができること、(3)光ファイバーのコアでは、活性媒質にロッド状のNd:YAG結晶などを用いる固体レーザ装置で見られる熱レンズ効果を起こさないので、励起入力を変化させてもレーザ出力のビーム品質は変化なく非常に安定していること、(4)活性媒質にロッド状のNd:YAG結晶などを用いる固体レーザ装置では得ることが困難であった基本モード発振が容易に得られること、などが挙げられる。
なお、特許文献1では、Qスイッチによるパルス発振によって種光となるパルス光を発生する種光パルス光源と、該種光パルス光源の出力端に接続され種光パルスを増幅して出力する光ファイバ増幅器とからなるファイバーレーザ装置に、種光パルスが発生してから光ファイバ増幅器による増幅を開始するまでの遅延時間を変化させて、ファイバーレーザ装置から出力されるパルスを安定化させる遅延時間調整手段を設ける技術が開示されている。
特開2007−234943号公報
ところで、一般に、レーザ光を用いて板金の加工(切断、溶接、穴開けなど)を行う加工装置のレーザ光源には、平均出力として少なくとも500W以上のパルス光出力が必要である。これに対して、従来のファイバーレーザ装置で採用されているレーザ発振は、例えば特許文献1に開示されているように、レーザ発振の過渡現象を利用したQスイッチパルスを用いるので、出力されるレーザパルス光は、尖頭値は高いがパルス幅はナノ秒オーダであり、平均出力は高々100W程度と出力不足である。
そのため、従来では、500W以上の平均出力を得るために、Qスイッチパルスを用いるのではなく、レーザ発振を連続発振が可能な状態にしておいて、励起光をオンオフしてレーザ出力光をチョッピングすることで、パルス幅がマイクロ秒オーダのパルス光を得るようにしている。
しかし、このように、励起光をオンオフすると、励起光がオフからオンに立ち上がる時に、レーザ媒質内部に発生する励起状態の急激な変化によって、レーザ発振の立ち上がり時に、尖頭値が定常発振時(連続発振時)の値を大きく超えるパルスを発生する緩和発振が現れる。この緩和発振を伴うレーザパルス光は、その立ち上がり時でのレーザ強度がその後の定常発振時よりも過大になる。
したがって、励起光をオンオフして高平均出力化を図った従来のファイバーレーザ装置をレーザ光源に用いる板金加工装置では、加工品質が、レーザパルス光の立ち上がり時とその後の定常発振時とで異なるものとなり、加工品質に悪影響を与える。
なお、上記したレーザパルス光の立ち上がり時の緩和発振は、レーザパルス発振が立ち上がるまでの時間を長くすることで、ある程度抑制できることは知られている。しかし、レーザパルス光の立ち上がり時間を長くすると、今度は、そのレーザパルス光が立ち上がるまでの間に、ビーム品質が変化する。板金加工装置では、このビーム品質の変化が加工状態に悪影響を与え、高品質な加工が困難になる。
この緩和発振が現れる問題は、固体レーザ装置に特有の問題であり、Qスイッチパルスを用いるレーザ発振でも同様に起こるので、上記した特許文献1では、Qスイッチパルスを用いるファイバーレーザ装置において、緩和発振を抑制するために、種パルス光源から安定な出力パルスが出力されるようになった後に、光ファイバ増幅器による増幅を開始するという技術が開示されている。しかし、この特許文献1に記載の緩和発振を抑制する技術では、レーザパルス光の波形制御ができない。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであり、励起光のオンオフ制御による高平均出力化を、レーザパルス光の立ち上がり時に生ずる緩和発振を抑制しつつ可能にするとともに、レーザパルス光の波形制御を可能にするファイバーレーザ装置及び制御方法を得ることを目的とする。
上述した目的を達成するために、この発明にかかるファイバーレーザ装置は、レーザ共振器内に配置され、レーザ媒質がドープされた光ファイバー、前記光ファイバーに励起光を供給できるように光結合された半導体レーザ、及び前記半導体レーザに駆動電流を供給する駆動電源を備える発振部と、一端が前記発振部の光ファイバーの光出力端に光結合され、他端が外部への光出力端である光ファイバーであってレーザ媒質がドープされた光ファイバー、前記光ファイバーに励起光を供給できるように光結合された半導体レーザ、及び前記半導体レーザに駆動電流を供給する駆動電源を備える増幅部と、前記発振部の駆動電源に、前記発振部の光ファイバーにおける励起状態がレーザ発振しきい値の状態となるまで、前記発振部の半導体レーザに駆動電流を供給させる制御を行った後に、前記発振部の駆動電源と前記増幅部の駆動電源とを制御して、対応する半導体レーザに供給する駆動電流の電流値とその供給時間とを個別に制御する制御装置とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、励起光のオンオフ制御による高平均出力化を、レーザパルス光の立ち上がり時に生ずる緩和発振を抑制しつつ可能にするとともに、レーザパルス光の波形制御を可能にするファイバーレーザ装置が得られるという効果を奏する。
以下に図面を参照して、この発明にかかるファイバーレーザ装置及び制御方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるファイバーレーザ装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、この実施の形態1によるファイバーレーザ装置は、発振部1と増幅部2と出力部である光学素子8と制御装置10とを備えている。
発振部1は、この実施の形態1では、レーザ発振を行う光ファイバー3aと、レーザ共振器を構成する反射ミラーとしての、例えば、ブラッグ型回折格子4a,4bと、励起光源としての半導体レーザ(以降「LD」と記す)5a,5bと、LD5a,5bを1対1の関係で駆動する駆動電源6a,6bと、LD5a,5bの出射光を1対1の関係で光ファイバー3aのクラッド部に導光する光結合素子7a,7bとを備えている。
光ファイバー3aは、いわゆるダブルクラッドファイバーと呼ばれているもので、レーザ発振に必要なレーザ媒質(例えば、Yb(イッテルビウム)等の希土類元素)がドープされているコア部と、その外周を被覆するクラッド部とで構成される。
そして、レーザ共振器を構成する反射ミラーの一方であるブラッグ型回折格子4aが、光ファイバー3aの一端側のコア部に形成され、レーザ共振器を構成する反射ミラーの他方であるブラッグ型回折格子4bが、光ファイバー3aの他端側のコア部に形成されている。要するに、光ファイバー3aは、ブラッグ型回折格子(4a,4b)付きの光ファイバーである。
なお、図1に示す配置構成例では、増幅部2側(光ファイバー3aの他端側)のブラッグ型回折格子4bの反射率は約5%に設計され、反対側(光ファイバー3aの一端側)に位置するブラッグ型回折格子4aの反射率は約99%に設計されている。
LD5a,5bは、それぞれ、複数のシングルエミッタで構成され、各シングルエミッタのレーザ光出射部には、コア直径が100μm程度の光ファイバー接続されている。
そして、LD5aを構成する各シングルエミッタのレーザ光出射部に一端が接続されている光ファイバーの他端は、束ねられて光結合素子7aの一端に融着接続されている。光結合素子7aの他端は、ブラッグ型回折格子4aが形成されている光ファイバー3aの一端に融着接続されている。
また、LD5bを構成する各シングルエミッタのレーザ光出射部に一端が接続されている光ファイバーの他端は、束ねられて光結合素子7bの一端に融着接続されている。光結合素子7bの他端は、ブラッグ型回折格子4bが形成されている光ファイバー3aの他端に融着接続されている。
駆動電源7a,7bは、制御装置10の指示に従って、対応するLD5a,5bへの駆動電流の供給とその停止を行う。
次に、増幅部2は、この実施の形態1では、レーザ発振を行う光ファイバー3bと、励起光源としてのLD5c,5dと、LD5c,5dを1対1の関係で駆動する駆動電源6c,6dと、LD5c,5dの出射光を1対1の関係で光ファイバー3bのクラッド部に導光する光結合素子7c,7dとを備えている。
光ファイバー3bは、いわゆるダブルクラッドファイバーと呼ばれているもので、レーザ発振に必要なレーザ媒質(例えば、Yb(イッテルビウム)等の希土類元素)がドープされているコア部と、その外周を被覆するクラッド部とで構成される。
LD5c,5dは、それぞれ複数のシングルエミッタで構成され、各シングルエミッタのレーザ光出射部には、コア直径が100μm程度の光ファイバーが接続されている。
そして、LD5cを構成する各シングルエミッタのレーザ光出射部に一端が接続されている光ファイバーの他端は、束ねられて光結合素子7cの一端に融着接続されている。光結合素子7cの他端は、光ファイバー3bの一端に融着接続されている。
また、LD5dを構成する各シングルエミッタのレーザ光出射部に一端が接続されている光ファイバーの他端は、束ねられて光結合素子7dの一端に融着接続されている。光結合素子7dの他端は、光ファイバー3aの他端に融着接続されている。
そして、発振部1の光結合素子7bの一端が光ファイバーを介して増幅部2の光結合素子7cの一端と接続されている。つまり、発振部1の光ファイバー3aがブラッグ型回折格子4bを通して他端側から出射するレーザ光は、光結合素子7b,7cを介して増幅部2の光ファイバー3bの一端に入射される。
また、増幅部2の光結合素子7dの一端は、光ファイバーを介して光学素子8に接続されている。つまり、増幅部2の光ファイバー3aが他端側から出射するレーザ光は、光結合素子7d、光学素子8を介して外部にレーザビーム9として出射される。
駆動電源7c,7dは、制御装置10の指示に従って、対応するLD5c,5dへの駆動電流の供給とその停止を行う。
以下、動作について説明する。まず、図1を参照して基本的な動作を概略説明する。なお、発振部1のLD5a,5bと、増幅部2のLD5c,5dは、それぞれ、いずれか一方のみ動作させることでもよいが、ここでは、双方を同時に動作させるとして説明する。
発振部1では、駆動電源6a,6bから駆動電流の供給を受けてレーザ発振動作をしているLD5a,5bの出力レーザ光が、光結合素子7a,7bを経て光ファイバー3aのクラッド部に導光される。光ファイバー3aでは、クラッド部に導光されたLD5a,5bのレーザ光がクラッド部を伝搬していく過程でコア部にドープされた希土類元素に吸収されていき、コア部を励起状態にする。そして、光ファイバー3aのコア部の両端に形成されたブラッグ型回折格子4a,4bによるレーザ共振器の作用によって、コア部の励起状態がレーザ発振しきい値を超えると、ブラッグ型回折格子4bからレーザビームが増幅部2へ出射される。
並行して、増幅部2では、駆動電源6c,6dから駆動電流の供給を受けてレーザ発振動作をしているLD5c,5dの出力レーザ光が光結合素子7c,7dを経て光ファイバー3bのクラッド部に導光される。光ファイバー3bでは、クラッド部に導光されたLD5c,5dのレーザ光がクラッド部を伝搬していく過程でコア部にドープされた希土類元素に吸収されていき、コア部を励起状態にする。この状態で、光ファイバー3bの一端に発振部1から入射されるレーザ光は、光ファイバー3bを伝搬していく過程で増幅され、光学素子8からレーザビーム9が出射される。
次に、図1〜図7を参照してこの実施の形態1による動作を説明する。なお、図2は、図1に示す発振部の動作例(その1)を説明する図である。図3は、図2に示す動作状態において図1に示す増幅部の一方のLDを駆動した場合の動作内容を説明する図である。図4は、図3に示す動作状態において図1に示す増幅部の他方のLDも駆動した場合の動作内容を説明する図である。図5は、図1に示す発振部の動作例(その2)を説明する図である。図6は、図5に示す動作状態において図1に示す増幅部の一方のLDを駆動した場合の動作内容を説明する図である。図7は、図6に示す動作状態において図1に示す増幅部の他方のLDも駆動した場合の動作内容を説明する図である。
この実施の形態1では、制御装置10は、発振部1の駆動電源6a,6bと、増幅部2の駆動電源6c,6dとを、それぞれ個別に、所定時間オン動作させ、所定時間オフ動作させる制御機能を備えている。
これによって、制御装置10は、出力レーザビーム9の波形を、例えば、(1)図2〜図4に示すように階段状に増加する波形とすることも、(2)図5〜図7に示すように凹凸形状に変化する波形とすることもできる。なお、発振部1のLD5a,5bは、いずれか一方のみ動作させることでもよいが、ここでは、双方を同時に動作させるとして説明する。増幅部2のLD5c,5dは、個別に動作させる。
(1)出力レーザビーム9の波形を階段状に増加する波形にする場合。まず、制御装置10は、図2に示すように、発振部1において、駆動電源6a,6bを2段階に分けて制御する。最初の時間T11の間は、駆動電源6a,6bは、制御装置10からのオン動作指示に従って、光ファイバー3aの励起状態がレーザ発振しきい値の状態に至るように、駆動電流をLD5a,5bに供給する。光ファイバー3aは、励起状態がレーザ発振しきい値の状態にあるので、レーザ発振には至らない。
その後の時間T12の間では、駆動電源6a,6bは、制御装置10からの指示に従って、LD5a,5bにレーザ発振しきい値時の電流値よりも大きい値の駆動電流を供給する。これによって、光ファイバー3aは、励起状態がレーザ発振しきい値状態を超えるので、レーザ発振に至る。
このとき、図2に示すように、光ファイバー3aから増幅部2へ出射されるレーザ光の立ち上がり時に生ずる緩和発振によるピーク値15は、LD5a,5bに供給した時間T11と時間T12での駆動電流の変化が余り大きくないので、かなり小さいものになる。
次に、制御装置10は、発振部1と増幅部2の双方の制御へ移行する。まず、図3に示すように、発振部1の駆動電源6a,6bには、時間T13の間は、前の時間T12において供給していた電流値と同じ値の駆動電流をLD5a,5bに継続して供給させる。したがって、時間T13の間も、光ファイバー3aから時間T12でのレーザ光と同じレベルのレーザ光が増幅部2へ出射される。一方、増幅部2では、時間T13の間は駆動電源6c,6dのいずれか一つを制御する。例えば、駆動電源6cにオン動作指示を出して駆動電流をLD5cに供給させる。
そうすると、増幅部2では、時間T13の間、光ファイバー3bが励起されるので、光ファイバー3aから入射されるレーザ光に対する増幅動作が行われる。その結果、時間T13の間でのレーザ出力は、図3に示すように、LD5cに駆動電流が供給された瞬間から、時間T12でのレーザ出力から増加するので、時間T12と時間T13との全体で外部へ出射されるレーザパルス9は、2段階のステップ状応答を示すことになる。
このときも、図3に示すように、時間T13の間に光ファイバー3bにおけるレーザ光の増幅時に生ずる緩和発振によって発生するピーク値16は、LD5cに供給した電流値変化があまり大きくないので、かなり小さいものである。
そして、図4に示すように、次の時間T14の間、制御装置10は、発振部1の駆動電源6a,6bには、前の時間T13において供給していた電流値と同じ値の駆動電流をLD5a,5bに継続して供給させる。また、制御装置10は、増幅部2の駆動電源6cには、前の時間T13において供給していた電流値と同じ値の駆動電流をLD5cに継続して供給させると同時に、増幅部2の駆動電源6dにオン動作指示を出し、駆動電流をLD5dに供給させる。
そうすると、増幅部2では、時間T14の間、光ファイバー3bがLD5dによっても励起されるので、増幅度が上がり、図4に示すように、レーザ出力は、LD5dに駆動電流が供給された瞬間から、時間T13でのレーザ出力から増加する。したがって、時間T12と時間T13と時間T14との全体で外部へ出射されるレーザパルス9は、3段階のステップ状応答を示すことになる。
このときも、図4に示すように、時間T14の間に光ファイバー3bにおけるレーザ光の増幅時に生ずる緩和発振によって発生するピーク値17は、LD5dに供給した電流値変化があまり大きくないので、かなり小さいものである。
要するに、図4に示すように、制御時間を、T11,T12,T13,T14に分け、発振部1では、最初の時間T11の間は、LD5a,5bを駆動して光ファイバー3aを発振しきい値の状態にし、その後の時間T12〜時間T14の間では、LD5a,5bを時間T11に供給した電流値から増加した駆動電流で駆動する。一方、増幅部2では、まず、時間T13の間は、LD5cのみを駆動し、最後の時間T14の間はLD5c,5dの双方を駆動する。
以上の動作を繰り返すことで、3段階のステップ状波形をしたレーザパルス9を繰り返し出力することができる。このとき、3段の各ステップ状の立ち上がり時に発生する緩和発振によるピーク値15,16,17は、いずれも電流値変化が小さいので、従来よりも大幅に小さいものとすることができる。
(2)出力レーザビーム9の波形を凹凸形状に変化する波形にする場合。この場合には、図5〜図7に示すように、制御装置10は、発振部1の駆動電源6a,6bを4段階に分けて制御し、増幅部2の駆動電源6c,6dを3段階に分けて制御する。
まず、発振部1から説明すると、図5に示すように、最初の時間T21の間は、駆動電源6a,6bは、制御装置10からのオン動作指示に従って、光ファイバー3aの励起状態がレーザ発振しきい値の状態に至るように、駆動電流をLD5a,5bに供給する。光ファイバー3aは、励起状態がレーザ発振しきい値の状態にあるので、レーザ発振には至らない。
その後の比較的長い時間T22の間は、駆動電源6a,6bは、制御装置10からの指示に従って、LD5a,5bに、レーザ発振しきい値時の電流値より高い値の駆動電流を供給する。これによって、光ファイバー3aは、励起状態がレーザ発振しきい値状態を超えるので、レーザ発振に至る。
このとき、図5に示すように、光ファイバー3aから増幅部2へ出射されるレーザ光の立ち上がり時に生ずる緩和発振によって発生するピーク値18は、LD5a,5bに供給した時間T21と時間T22での駆動電流の変化が余り大きくないので、かなり小さいものになる。
次の短い時間T23の間は、駆動電源6a,6bは、制御装置10からの指示に従ってLD5a,5bに、レーザ発振しきい値時の電流値よりも大きい値であるが、前の時間T22時での値よりも小さい値の駆動電流を供給する。これによって、光ファイバー3aでは継続してレーザ発振を行われるが、発振出力が低下するので、時間T23の期間では光レベルが低下する。
そして、次の時間T24の間は、駆動電源6a,6bは、制御装置10からの指示に従って、LD5a,5bに、時間T22時での電流値と同じ値の駆動電流を供給する。これによって、光ファイバー3aでは、時間T22時と同様レベルでレーザ発振を行われる。増幅部2へ射出されるレーザ光は、時間T24の期間では光レベルが時間T22と同じレベルに増加する。図5に示すように、発振部1が増幅部2へ出射するレーザパルスの波形は、変化の程度は小さいが、凹凸形状に変化する波形となる。
このときも、図5に示すように、時間T24の開始時におけるレーザパルスの立ち上がり時に生ずる緩和発振によるピーク値19は、LD5a,5bに供給した時間T23と時間T24での駆動電流の変化が余り大きくないので、かなり小さいものになる。
次に、増幅部2では、図6と図7に示すように、LD5cが先に駆動され、その後、LD5dが駆動されるとしている。図6に示すように、時間T22の前半時間T221を経過した後半時間T222の間は、駆動電源6cは、制御装置10からの指示に従って、LD5cに駆動電流を供給し、次の時間T23の間は、駆動電源6cは、制御装置10からの指示に従って、LD5cに駆動電流を供給しない。そして、図6と図7に示すように、次の時間T24の間は、駆動電源6c,6dは、制御装置10からの指示に従って、LD5c,5dに駆動電流を供給する。
したがって、増幅部2では、時間T222の間でLD5cが出力する励起光による増幅動作が行われ、時間T24の間でLD5c,5dがそれぞれ出力する励起光による2倍の増幅動作が行われる。一方、時間T221の間と、時間T23の間とにおいては、増幅動作が行われないことになる。その結果、図7に示すように、レーザパルス9の波形は、凹凸形状に大きく変化する波形となる。
このときも、時間T222の開始時における出力増加時において、レーザパルス9の立ち上がり時に生ずる緩和発振によって発生するピーク値20は、LD5cに供給した駆動電流の変化が余り大きくないので、図6と図7に示すように、かなり小さいものになる。また、時間T24の開始時においては増幅度が2倍に高くなるが、レーザパルス9の立ち上がり時に生ずる緩和発振によって発生するピーク値19は、LD5dに供給した駆動電流の変化が余り大きくないので、それほど、大きくはならない。
要するに、図7に示すように、発振部1では、制御時間幅を、T21,T22,T23,T24に分けて、最初の時間T21の間は、LD5a,5bを駆動して光ファイバー3aを発振しきい値の状態にし、その後の時間T22〜時間T24の間では、LD5a,5bを時間T11に供給した電流値から増加した駆動電流を凹凸状に変化させて駆動する。一方、増幅部2では、制御時間を、T222,T23,T24に分け、時間T222の間ではLD5cのみを駆動し、時間T23ではその駆動を停止し、T24の間では、LD5c,5dの双方を駆動する。
以上の動作を繰り返すことで、凹凸形状をしたレーザパルス9を繰り返し出力することができる。このとき、凹凸形状の各立ち上がり時に発生する緩和発振によるピーク値18,19,20は、いずれも電流値変化が小さいので、従来よりも大幅に小さいものとすることができる。
次に、図8は、各LDの制御間隔を50μs以下とする内容を説明する図である。図4や、図7に示すように、一連の電流制御を繰り返すことで、任意形状のレーザパルス波形が得られることがわかったが、例えば、このファイバーレーザ装置を用いてレーザ加工を実施する場合は、パルスの繰返し周波数が重要なパラメータとなる。
一般のファイバーレーザ装置のレーザパルス波形は、レーザパルスの立ち上がり時から約50μsで定常値に到達する。この50μsという時間は、駆動電源の立ち上がり時間等も影響要因であるが、迅速に立ち上がる時間に関しては、主としてファイバーレーザ装置のレーザ発振を行う部分の希土類元素の物性値に起因している。
図8は、図4にて説明した手順で得られる階段状波形の場合を示すが、例えば図8に示すように、発振部1と増幅部2とにおける各LDに供給する電流値と供給時間とを制御装置10によって制御するときの各LDの制御間隔を50μsに設定すると、レーザパルス波形に平坦部がはっきりと現れる安定なパルスが得られる。
このとき、パルス幅は、150μsであり、デューティ50%を考えた場合、繰返し周波数は約3kHzとなる。レーザ加工を実施する場合のパルスの繰返し周波数は、大体kHzのオーダーで使用される場合が多いので、以上に説明した任意形状のレーザパルス波形は、この要求に沿った繰返し周波数で発生させることが可能である。
以上のように、実施の形態1によれば、励起光をオンオフ制御しての高平均出力化を、レーザパルス光の立ち上がり時に生ずる緩和発振を抑制しつつ可能にするとともに、レーザパルス光の波形制御を可能にするファイバーレーザ装置を得ることができる。
そして、図8に示すように、レーザパルスをファイバーレーザ加工装置のレーザ光源に要求される繰り返し周波数で発生することができるので、ファイバーレーザ加工装置のレーザ光源として好適なファイバーレーザ装置を得ることができる。以下に適用例を示す。
実施の形態2.
図9は、この発明の実施の形態2によるファイバーレーザ加工装置の構成を示すブロック図である。図9に示す実施の形態2によるファイバーレーザ加工装置は、切断、溶接、穴あけ等の加工を行うレーザ加工装置であり、実施の形態1にて説明したファイバーレーザ装置31と、加工ヘッド32と、加工材料36が載置される加工テーブル37とを備えている。
ファイバーレーザ装置31と加工ヘッド32との間は、光ファイバー33を介して接続される。加工ヘッド32は、コリメートレンズ34と集光レンズ35とを備えている。
次に、動作について説明する。ファイバーレーザ装置31から出射されたレーザ光は、光ファイバー33を経て加工ヘッド32まで導光される。加工ヘッド32まで導光されたレーザ光は、まず、コリメートレンズ34によって平行光に変換され、その後、集光レンズ35によって、加工テーブル37の上に載置されている加工材料36に向けて集光照射される。加工材料36が加工される。
ここに、ファイバーレーザ装置31では、図4にて説明したように、出力レーザビーム波形を階段状波形とすることができるので、加工材料36に与える入熱量を階段状に制御することが可能になる。したがって、例えば、切断加工時に適用すると、切断面が綺麗になるなど、高品位な加工が行えるようになる。
また、図7にて説明したように、出力レーザビーム波形を凹凸形状に変化する波形とすることができるので、上記と同様に、加工材料36に与える入熱量を凹凸状に制御することが可能になり、同様に、高品位な加工が行えるようになる。
以上のように、実施の形態2によれば、従来の固体レーザ装置において励起光をオンオフ制御して高平均出力化を図る場合に特有の課題であったレーザパルス立ち上がり時に生ずる緩和発振を抑制し、かつ任意のレーザパルス波形に制御できる実施の形態1によるファイバーレーザ装置をレーザ光源に適用するので、ファイバーレーザ装置の特徴である安定なビーム品質・基本モード発振が容易に得られることと相俟って、従来の活性媒質がロッド状の固体レーザ装置やファイバーレーザ装置では実現できなかった高品質・高精度な加工が可能なファイバーレーザ加工装置が実現できる。
以上のように、この発明にかかるファイバーレーザ装置及び制御方法は、励起光をオンオフ制御しての高平均出力化をレーザパルス光の立ち上がり時の緩和発振を抑制しつつ可能にするとともに、レーザパルス光の波形制御を可能にするのに有用であり、特に、ファイバーレーザ加工装置のレーザ光源に適用して高品質・高精度な加工を実現するのに適している。
この発明の実施の形態1によるファイバーレーザ装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す発振部の動作例(その1)を説明する図である。 図2に示す動作状態において図1に示す増幅部の一方のLDを駆動した場合の動作内容を説明する図である。 図3に示す動作状態において図1に示す増幅部の他方のLDも駆動した場合の動作内容を説明する図である。 図1に示す発振部の動作例(その2)を説明する図である。 図5に示す動作状態において図1に示す増幅部の一方のLDを駆動した場合の動作内容を説明する図である。 図6に示す動作状態において図1に示す増幅部の他方のLDも駆動した場合の動作内容を説明する図である。 各LDの制御間隔を50μs以下とする内容を説明する図である。 この発明の実施の形態2によるレーザ加工装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 発振部
2 増幅部
3a,3b 光ファイバー
4a,4b ブラッグ型回折格子
5a,5b,5c,5d 半導体レーザ(LD)
6a,6b,6c,6d 駆動電源
7a,7b,7c,7d 光結合素子
8 出力部である光学素子
9 レーザビーム
10 制御装置
31 レーザ光源(実施の形態1によるファイバーレーザ装置)
32 加工ヘッド
33 光ファイバー
34 コリメートレンズ
35 集光レンズ
36 加工材料
37 加工テーブル

Claims (6)

  1. レーザ共振器内に配置され、レーザ媒質がドープされた光ファイバー、前記光ファイバーに励起光を供給できるように光結合された半導体レーザ、及び前記半導体レーザに駆動電流を供給する駆動電源を備える発振部と、
    一端が前記発振部の光ファイバーの光出力端に光結合され、他端が外部への光出力端である光ファイバーであってレーザ媒質がドープされた光ファイバー、前記光ファイバーに励起光を供給できるように光結合された半導体レーザ、及び前記半導体レーザに駆動電流を供給する駆動電源を備える増幅部と、
    前記発振部の駆動電源に、前記発振部の光ファイバーにおける励起状態がレーザ発振しきい値の状態となるまで、前記発振部の半導体レーザに駆動電流を供給させる制御を行った後に、前記発振部の駆動電源と前記増幅部の駆動電源とを制御して、対応する半導体レーザに供給する駆動電流の電流値とその供給時間とを個別に制御する制御装置と、
    を備えたことを特徴とするファイバーレーザ装置。
  2. 前記増幅部が、前記光ファイバーに励起光を供給できるように光結合された複数の半導体レーザ、及び前記複数の半導体レーザに1対1の関係で駆動電流を供給する複数の駆動電源を備える場合は、
    前記制御装置は、前記増幅部における複数の駆動電源を個別に制御して、対応する半導体レーザに供給する駆動電流の電流値とその供給時間とを個別に制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のファイバーレーザ装置。
  3. 前記制御装置は、前記の各半導体レーザの制御間隔が50μs以下となるように対応する前記駆動電源を制御する、ことを特徴とする請求項1または2に記載のファイバーレーザ装置。
  4. レーザ共振器内に配置され、レーザ媒質がドープされた光ファイバー、前記光ファイバーに励起光を供給できるように光結合された半導体レーザ、及び前記半導体レーザに駆動電流を供給する駆動電源を備える発振部と、一端が前記発振部の光ファイバーの光出力端に光結合され、他端が外部への光出力端である光ファイバーであってレーザ媒質がドープされた光ファイバー、前記光ファイバーに励起光を供給できるように光結合された半導体レーザ、及び前記半導体レーザに駆動電流を供給する駆動電源を備える増幅部と、を備えたファイバーレーザ装置において、
    前記発振部の駆動電源に、前記発振部の光ファイバーにおける励起状態がレーザ発振しきい値の状態となるまで、前記発振部の半導体レーザに駆動電流を供給させる制御を行う第1の工程と、
    前記第1の工程の後に、前記発振部の駆動電源と前記増幅部の駆動電源とを制御して、対応する半導体レーザに供給する駆動電流の電流値とその供給時間とを個別に制御する第2の工程と、
    を含むことを特徴とするファイバーレーザ装置の制御方法。
  5. 前記増幅部が、前記光ファイバーに励起光を供給できるように光結合された複数の半導体レーザ、及び前記複数の半導体レーザに1対1の関係で駆動電流を供給する複数の駆動電源を備える場合は、
    前記第2の工程は、前記増幅部における複数の駆動電源を個別に制御して、対応する半導体レーザに供給する駆動電流の電流値とその供給時間とを個別に制御する工程、
    を含むことを特徴とする請求項4に記載のファイバーレーザ装置の制御方法。
  6. 板金の切断、溶接、穴開け等のレーザ加工に用いるレーザ光源に、請求項1〜3のいずれか一つに記載のファイバーレーザ装置を用いる、ことを特徴とするファイバーレーザ加工装置。
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