JP2005136155A - 半導体レーザダイオードの駆動方法及び発光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 半導体レーザの緩和振動の影響を低減し、発光立ち上がり速度を飛躍的に高め高速・高周波変調可能な半導体レーザの駆動をする。
【解決手段】 半導体レーザダイオードを駆動回路を介して発光させる半導体レーザダイオードの駆動方法であって、駆動回路から半導体レーザダイオードに第一の駆動電流を印加する第1の工程と、第一の駆動電流に引き続いて駆動回路から半導体レーザダイオードに第二の駆動電流を印加する第2の工程と、を含み、第一の駆動電流に対応する第一の光出力と第二の駆動電流に対応する第二の光出力が重畳されて1パルス状光出力として出力され、第一の光出力の立ち上がり部、ピーク部、又は立ち下がり部から、第二の光出力が立ち上がることを特徴とするレーザダイオードの駆動方法である。
【選択図】図9
Description
この緩和振動は駆動電流の大きさと電流立ち上げ速度に対応して大きくなり、発光強度や発光スペクトルの変動等により、例えば光通信デバイスに用いた場合には送受信時の通信エラーを招く原因となる欠点がある。また、従来技術に記載されるような方法で緩和振動を低減させ得たとしても、今度は光出力の立ち上がり及び立ち下りが遅くなる問題点があった。これは、駆動電流の立ち上がりが高周波バイパス回路等の時定数などに従って遅れるためであり、通信等エラーの発生原因となるとともに、緩和振動抑制のために緩やかな駆動電流の立ち上がりとした場合など高速・高周波の駆動の妨げとなっていた。
パルス駆動光波形の立ち上がりのトリガーとするための予備駆動のための駆動電流のことである。この駆動電流は矩形波や三角波、サイン波など、パルス状であれば波形の形は限定されるものではない。パルス駆動発光させる第二の駆動電流に先立ち供給されるのがこのパルス状の第一の駆動電流でありこの電流値はしきい値電流以上であれば良い。パルス状の第一の駆動電流がしきい値以上であれば、第一の駆動電流に対応する第一の光出力の立ち上がりも早くなるので好ましいものであるが、第一の駆動電流がレーザダイオード(以下、「LD」ともいう)に第一の光出力においてレーザ発振を開始させる程度の大きさと時間において供給される駆動電流であれば特に好ましく、さらには第一の駆動電流が第一の光出力に緩和振動を発生させる程度に大きく急峻な立ち上がりを有するようなパルス状であれば、第一の光出力の立ち上がり時間も極めて短くなるのでさらに非常に好ましい。
図9に典型例を図示するように、予備駆動電流である第一の駆動電流に引き続いてレーザダイオードに供給するパルス駆動電流を第二の駆動電流という。典型的には第二の駆動電流は第一の光出力の立ち上がり部またはピーク値又は立ち上がり部から第二の光出力の立ち上がりが開始されるように、第一の駆動電流との関係において供給条件が調整されて第二の駆動電流として、レーザダイオードに供給される。
第一の駆動電流はしきい値以上で供給されるので、第一の光出力が観察される。例えばI−L特性曲線で3〜6mW、又は定格光出力の10〜20%光出力に相当する駆動電流を供給設定したとしても、設計どおりの光出力は必ずしも観察されなくてもよい。第一の光出力は、望ましくは緩和振動が一発発出されるだけであるが、複数の緩和振動ピーク値が観測される光出力としても良い。典型的には、第二の光出力より小さいピーク値を持つ一つのパルスピークが緩和振動として観測される状態が最も好ましい。
パルス駆動としての本来期待する光出力を第二の光出力とし、その駆動電流を第二の駆動電流という。パルス駆動電流の波形は、サイン波、矩形波、三角波、のこぎり波など必要とされる、第二の光出力に応じて所望の発光出力を得られる第二の駆動電流とすればいいので、その形状に本発明の実施上依存しない。
典型的には、図9に示す光出力であり、第一の光出力と第二の光出力が重畳され実質的に1パルス状となるものである。
第一の光出力の最大値である例えば、一発目の緩和振動のピーク値から第二の光出力が立ち上がることが最も好ましいものであるが、必ずしもこれに限定されることはない。二発目、三発目の緩和振動ピーク部(極大値)からでも充分に速い立ち上がり特性等を実現可能である。また、効果は多少落ちるがピーク部でなくても、ピーク部近傍の立ち上がり部や立ち下り部でも同様である。
設定値とは、供給条件であり典型的には第一の駆動電流の供給時間と電流値と第一と第二の相対供給タイミングであり、望ましい第一の駆動電流の大きさと供給時間と供給タイミング等となるよう、パルス駆動の第二の駆動電流との関係において、設定値が調整されるものである。第一の駆動電流の望ましい値としては、半導体レーザダイオードの3〜6mW光出力に相当する駆動電流値又は、定格光出力の10〜20%光出力に相当する駆動電流値である。
ICメモリ、EEPROM、フラッシュメモリ、RAMなど汎用されている記憶装置であれば使用可能である。
本発明にいう発光装置とは、半導体レーザダイオードを有し、半導体レーザダイオードを発光させることのできる装置をすべて含むものである。発光装置外部へのLD光の取り出しの可否によらず装置内部でLD発光を利用する装置や、装置外部に発光を出射させる発光装置でも良い。典型的には、通信用発光装置や、光集積モジュール、光ストレージ系書き込み装置(ディジタルビデオディスク書き込み装置など)、レーザ露光技術を用いたミニラボでも良い。光ストレージ系書き込み装置として利用した場合には、高速/高周波で分解能/SN比が優れた書き込み用光源となり、より高密度、高精度なノイズやエラーの低減された正確な記録が期待できる。また、写真現像用のレーザ露光技術を用いたミニラボや新聞等の版下用のCTP印刷機等においては、小型軽量の露光用光源としてより、高精細で高密度で正確、クリアな印刷、印字が可能となる。光ストレージ系書き込み装置としては、CD、DVD、Blu−ray、UDO、MOなどに適用することができる。
ここでいう独立とは、第一の駆動電流と第二の駆動電流の供給時間が互いに、時間的にオーバーラップされておらず、すなわち重なっておらず、すなわち第一の駆動電流と第二の駆動電流が両方同時に供給されている時間が存在しないということである。図10に示すように、本発明の駆動電流作成方法においては特に、独立型の第一の駆動電流と第二の駆動電流において、両者の時間間隔を適宜長短させることにより、第一の駆動電流に対応する第一の光出力の発光から第二の駆動電流に対応する第二の光出力が立ち上がるように駆動電流の波形を調整することが望ましいものである。
本発明に言う入力信号とは、半導体レーザを発光制御するための駆動電流を制御するための信号であり、例えば“0”と“1”からなるディジタル信号による入力信号においては、それぞれ低発光状態(又は/及び非発光状態)、高発光状態に駆動するパルス電流を発生させ、これをバイアス電流に重畳して半導体レーザの駆動電流として供給するように設定することができるものである。入力信号を高速かつ、高周波で入力することにより入力信号に対応させて駆動電流を高速かつ、高周波として発光制御するように設定することもできる。
半導体レーザを駆動するため、例えば入力信号に基づき半導体レーザに供給する電流のことを指す。この駆動電流により、半導体レーザは、実際に発光/消光等の動作を直接制御されるものである。駆動電流の波形としては、正弦波、矩形波、パルス波、三角波、方形波など特に限定されることはなく、さらに前記の各波形を加算処理若しくは減算処理、あるいは積算処理、除算処理等の各種演算処理を施した駆動電流でもよい。あるいは、各種波形の電流を所定のバイアス電流に重畳した電流を駆動電流として半導体レーザに供給することもできる。
半導体レーザの駆動電流のうち、入力信号の“0”、“1”等に従って供給される矩形波、正弦波、方形波、パルス波、各種演算処理等された波形信号電流とは異なり、前記入力信号に従い供給される前記各種波形のパルス信号電流に重畳して供給される電流のことである。バイアス電流が全く無ければ、光出力立ち上がり時の緩和振動の発生する状況が増えすなわち緩和振動が発生しやすくなり、バイアス電流が大きすぎると光出力立ち下り時の“なまり”が増大する要因となりまた、直接、発光には寄与しない消費電力の増大や、不要な発熱等の原因ともなり素子劣化を促進させる要因となる。バイアス電流の好適な値は典型的には閾値電流未満であり、小さければ小さいほど光出力立ち下り時の“なまり”が低減され、より好ましい光出力波形が得られることが判明している。
本発明に言う閾値電流値とは、図3に示すがごとく一般に駆動対象となる半導体レーザのレーザ発振が開始される電流値のことであるが、より厳密にはレーザ素子の駆動電流対光出力関係を示すI―L特性曲線における変曲点における電流値のことである。
図18に実施例1の構成模式図を示す。この構成は、パルス発生器としてアジレント社製81130A Pulse Pattern Generator(以下PPG)(180)を用いて、このPPG(180)からのパルス信号入力が半導体レーザダイオード駆動用IC(187)のPulse1(181)、Pulse2(182)に入力されている。また、定電流源I1(183)、I2(184)、I3(185)からの電流入力がそれぞれ半導体レーザダイオード駆動用IC(187)のIIN1、IIN2、IIN3に入力するように接続されている。
第二の実施例として、図7に示す回路を構成して窒化物系半導体レーザをパルス駆動した。図7に示す回路構成により半導体レーザに供給される駆動電流は、(図4)に示す駆動電流波形と同等の駆動電流波形とすることができるものである。以下に回路の動作説明をする。アノード側が電流源に接続されたダイオード(D3)により、常時バイアス電流(I3)を供給するようにする。
青紫LDを使用して第一の駆動電流と第二の駆動電流を、それぞれ本発明の高速立ち上がり光出力を得られる駆動電流作成方法にて実現した例を示す。使用したLDは、しきい値電流(Ith)47.79mA、5mW光出力時駆動電流値(Iop5)52.17mA、30mW光出力時駆動電流値(Iop30)75.3mA、5mW光出力時駆動電圧値(Vop5)4.21V、30mW光出力時駆動電圧値(Vop30)4.49V、5mW光出力時駆動抵抗値(Rd5)14.1Ω、30mW光出力時駆動抵抗値(Rd30)11.1Ωである。
図11a)、b)、c)は第一の光出力波形と第二の光出力波形の相対時間間隔が違うのみで、その他の駆動条件は全く同一である。
1、第一の駆動電流として、I−Lカーブ特性より、3〜6mWが光る程度の駆動電流を設定値として、LDに印加する設定とする。この実施例においては、4mW光出力相当に対応する51mAの駆動電流値を印加している。
2、第一の駆動電流を流す期間(Width)は、緩和振動が一発出力されるようにパルスジェネレータと光オシロスコープ等を使用して調整する。この実施例では約6nsの設定としている。
3、次に第二の駆動電流として所望の光出力が得られるような電流を注入する。実施例においては、I−L特性曲線の光出力50mW相当にあたる駆動電流として100mAを印加している。
4、第二の駆動電流の立ち上がりエッジ部を第一の駆動電流の立ち下りエッジ部に近づくよう時間調整し、第一の駆動電流によって得られた第一の光出力のピーク値近傍から、第二の光出力が立ち上がるようにオシロスコープにて光出力形状を確認しながら調整する。
5、また、この実施例では第二の駆動電流の立ち下げ部は0mA近傍バイアスまで急峻に立ち下げることにより、駆動回路とLD間のインピーダンス不整合等による電流反射の影響(消光遅延)を、光出力へは及ぼさなくすることができる。
図12に、実施例3に示す青紫レーザダイオードにおいて、第一の駆動電流の駆動電流レベルをa)49mA、b)51mA、c)53mAと上げていった場合のそれぞれの光出力波形を示すものである。この実施例4ではステップ状の駆動電流波形として実施した。第一の駆動電流の駆動電流レベル以外の電流駆動条件は全く同一であり、バイアス電流は1mAである。
図13には第一の駆動電流を、半導体レーザダイオードのI−L曲線において4mW光出力相当の駆動電流値として設定し、第一の駆動電流の駆動時間幅をa)b)c)の順に広げた場合の駆動電流と光出力応答波形の例を実施例5として示す。駆動時間の時間幅は、a)が約5nsであり、b)が約6nsであり第一の駆動電流と第二の駆動電流が時間的にちょうど独立状態で接合している状態でありa)より第一の駆動電流の駆動時間幅を増大させている。また、c)が約7nsであり、b)よりさらに第一の駆動電流の駆動時間幅を増大させている。c)の駆動電流においては、模式図からもわかるように第一の駆動電流供給時間の後半部分が第二の駆動電流の供給開始時間後まで重なって、重畳(オーバーラップ)されており、重畳されている時間は第一の駆動電流と第二の駆動電流の合計値が供給されている。すなわち、時間軸で順に、バイアス電流値→第一の駆動電流→第一と第二の合計駆動電流値→第二の駆動電流値→バイアス電流値なる電流が半導体LDに順次供給されている。
図14に比較例1として、ステップ型パルス電流を駆動する場合、すなわち第一の駆動電流と第二の駆動電流がちょうど時間的に接合している状態の駆動電流において、第一の駆動電流値レベルを変化させた場合の例を示す。a)の第一の駆動電流値はしきい値以下で約47mAである。b)は第一の駆動電流値を約51mAとし、c)は約53mAと設定した場合を示し、その他の駆動条件はすべて同一である。a)b)c)それぞれに対応する光出力応答波形からわかるように、まずa)では第一の駆動電流がしきい値以下の低い設定なので第一の光出力は微小であり殆ど観測されず、実質的に第二の駆動電流における第二の光出力が最初のパルスとして緩和振動を伴いながらの応答立ち上がりとなる。続いてb)では、I−L曲線における4mW光出力相当である約51mAの第一の駆動電流設定としているが、第一の光出力が第二の光出力とは別に独立して観測されており、第一の光出力から第二の光出力が立ち上がるように調整されていないので、光出力立ち上がりは約1.45nsであり、やや遅れている。
152・・・パルス1
153・・・スイッチ2
154・・・定電流源I1
155・・・抵抗R1
156・・・オペアンプ1
157・・・トランジスタ1
158・・・抵抗2
159・・・トランジスタ4
1510・・・トランジスタ5
1511・・・半導体レーザダイオード
1512・・・電流I2
1513・・・オペアンプ2
1514・・・トランジスタ2
1515・・・抵抗4
1516・・・パルス2
1517・・・電流I3
1518・・・オペアンプ3
1519・・・トランジスタ3
1520・・・抵抗6
161・・・スイッチ1
162・・・定電流源I2
163・・・定電流源I3
164・・・定電流源I1
165・・・抵抗R1
166・・・オペアンプ1OPAMP1
167・・・トランジスタ1Tr1
168・・・抵抗R2
169・・・トランジスタ3Tr3
1610・・・トランジスタ4Tr4
1611・・・半導体レーザダイオード
1612・・・オペアンプ2OPAMP2
1613・・・トランジスタ2Tr2
1614・・・抵抗R6
1615・・・パルスPULSE
180・・・パルス発生器
181・・・パルスPulse1
182・・・パルスPulse2
183・・・定電流源1(I1)
184・・・定電流源2(I2)
185・・・定電流源3(I3)
186・・・パルス発光波形測定器
187・・・半導体レーザダイオード電流駆動用IC
188・・・IC電流出力Iout
1811・・・半導体レーザダイオード
211・・・パソコン(PC)
212・・・シリアルコミュニケーションインターフェース(Serial Communications Interface:SCI)
213・・・中央演算装置(Central Processing Unit:CPU)
214・・・ディジタル・アナログ・コンバータ(Digital Analog Converter:DAC)
215・・・半導体レーザダイオード電流駆動用IC
216・・・可変周波数オシレータ(2)
217・・・可変周波数オシレータ(1)
218・・・ピークホールド回路(1)
219・・・ピークホールド回路(2)
2110・・・アナログ・ディジタル・コンバータ(Analog Digital Converter:ADC)
2111・・・立ち上がりエッジ検出器
2112・・・記憶装置(ROMなど)
Claims (12)
- 半導体レーザダイオードを駆動回路を介して発光させる半導体レーザダイオードの駆動方法であって、
前記半導体レーザダイオードの駆動方法は、
前記駆動回路から前記半導体レーザダイオードに第一の駆動電流を印加する第1の工程と、
前記第一の駆動電流に引き続いて前記駆動回路から前記半導体レーザダイオードに第二の駆動電流を印加する第2の工程と、を含み、
前記第一の駆動電流に対応する第一の光出力と前記第二の駆動電流に対応する第二の光出力が重畳されて1パルス状光出力として出力され、
前記第一の光出力の立ち上がり部、ピーク部、又は立ち下がり部から、前記第二の光出力が立ち上がることを特徴とする半導体レーザダイオードの駆動方法。 - 前記第二の光出力は、前記第一の光出力の極大値から立ち上がる請求項1に記載の半導体レーザダイオードの駆動方法。
- 前記第二の光出力は、前記第一の光出力の最大値から立ち上がる請求項1に記載の半導体レーザダイオードの駆動方法。
- 前記第一の駆動電流の電流値が前記第二の駆動電流の電流値より小さい請求項1乃至請求項3に記載の半導体レーザダイオードの駆動方法。
- 前記第一の駆動電流と前記第二の駆動電流に重畳してバイアス電流を供給する請求項1乃至請求項4に記載の半導体レーザダイオードの駆動方法。
- 前記第一の駆動電流の供給時間と前記第二の駆動電流の供給時間が互いに独立した供給時間である請求項1乃至請求項5に記載の半導体レーザダイオードの駆動方法。
- 半導体レーザダイオードと、前記半導体レーザダイオードを駆動する駆動回路と、を備える半導体レーザダイオードの発光装置であって、
前記半導体レーザダイオードの発光装置は、
前記駆動回路から前記半導体レーザダイオードに第一の駆動電流を印加する第1の電流印加手段と、
前記第一の駆動電流に引き続いて前記駆動回路から前記半導体レーザダイオードに第二の駆動電流を印加する第2の電流印加手段と、
前記第一の駆動電流に対応する第一の光出力と前記第二の駆動電流に対応する第二の光出力が重畳されて1パルス状光出力として出力される所望のデータを記憶する記憶手段と、を有し、
前記第一の光出力の立ち上がり部、ピーク部、又は立ち下がり部から、前記第二の光出力が立ち上がることを特徴とする半導体レーザダイオードの発光装置。 - 前記第二の光出力は、前記第一の光出力の極大値から立ち上がる請求項7に記載の半導体レーザダイオードの発光装置。
- 前記第二の光出力は、前記第一の光出力の最大値から立ち上がる請求項7に記載の半導体レーザダイオードの発光装置。
- 前記第一の駆動電流の電流値が前記第二の駆動電流の電流値より小さい請求項7乃至請求項9に記載の半導体レーザダイオードの発光装置。
- 前記第一の駆動電流と前記第二の駆動電流に重畳してバイアス電流を供給するバイアス電流供給回路を備える請求項7乃至請求項10に記載の半導体レーザダイオードの発光装置。
- 前記第一の駆動電流の供給時間と前記第二の駆動電流の供給時間が互いに独立した供給時間である請求項7乃至請求項11に記載の半導体レーザダイオードの発光装置。
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