JP2007049083A - 光パルスパターン生成器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲインスイッチによる光パルス発生方法を利用して簡易な構成で安定したバースト状光パルス列を生成する光パルスパターン生成器を提供する。
【解決手段】本発明の光パルスパターン生成器1では、電気パルスパターン生成部2から出力される電気パルス列11を、半導体レーザ6に入力して光パルス列12を発生させる。電気パルス列11は、所定のパルスをバースト発生させるためのバースト状電気パルスパターン11aと、その間に散発的に電気パルスを生成するアイドリングパルスパターン11bからなっている。光パルス列12を発生させないアイドリング期間にも、アイドリングパルスパターン11bに基づき、半導体レーザ6に電気パルスを入力することにより、パワーが一定な光パルス列を実現している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バースト状の光パルス列を発生させる光パルスパターン生成器の技術分野に関するものである。
UWB(Ultra WideBand)技術に基づく無線通信では、信号の広帯域性により他の通信システム(例えば、電波天文、衛星通信、放送等に係る通信システム)に対する与干渉や、同一の通信システム内で生じる被干渉等を低減できる信号波形を検討することが重要な課題となっている。
特に最近では、他の通信システムへの与干渉の低減化を図ることを目的に、従来から用いられているガウシアン型パルス等の単純なパルス波形ではなく、ユーザ間で互いに直交するパルス波形や、スペクトル整形が施されたパルス波形等といった種々の信号波形の検討がなされている。
さらに、パルス幅が数ns以下といった条件下で、パルス波形の形状を調節・変調するためのデータをユーザID等に応じて微妙に変化させる技術や、アンテナ等の伝送デバイスの影響を予めキャンセルできるパルス波形を用意し、これを電波として放出する際に所望の波形に整形する技術、等の多くの変調(波形整形)技術が近年注目を集めている。
このような変調技術の中には、光信号に対してデータ変調を施し、その後これを電気信号に変換する方式がある。このような変調技術を用いるためには、光パルス列などの光信号をバースト状に発生させる技術が必要となる。
従来においては、例えば特許文献1に見られるように、図9に示す構成の超短光パルス変調回路を用いて光パルス列を生成する方法がある。この方法では、半導体レーザ102で連続的に光パルスを発生させた後、光スイッチ(マルチプレクサモジュール106)や遅延回路105などを複数組合せることにより、バースト状の光パルス列を生成している。
図9に示す超短光パルス変調回路を用いて光パルス列が形成されるまでの波形整形過程を図10に示す。同図より、パルスパターン発生器101の信号をもとに、光パルス列が形成されるまでに、多段階の波形整形を行う必要があることがわかる。
一方、光パルスの発生方法として、半導体レーザに時間軸の短い電気パルスを入力し、半導体レーザの緩和振動を利用したゲインスイッチにより、光パルスを発生させる方法がある。半導体レーザを用いた、ゲインスイッチによる光パルス発生方法の概略構成を図11に示す。
上記のゲインスイッチによる光パルス発生方法では、電気パルス発生部111で生成された電気パルスを、光パルス発生部112に備えられた半導体レーザ113に入力することで光パルスを発生させることができる。この方法によれば、図11に示すような非常に簡易な構成でパルス幅の短い光パルスを得ることができる。
特許02719397号
しかしながら特許文献1の方法では、バースト状の光パルス列を生成するには、図9に示すような遅延回路105や光スイッチ(マルチプレクサモジュール106)などの部品を複数組み合わせて装置を構成する必要がある。このように、装置の構成が非常に複雑となるだけでなく、図10に示すように、所望の光パルス列を生成するまでの各過程における制御も極めて複雑になるという問題があった。
また、図11に示すゲインスイッチにより光パルスを発生させる方法では、バースト状に光パルス列を発生させるために、電気パルス列をバースト状に半導体レーザ113に入力すると、図12に示すように、電気パルス列114の入力に対して、光パルス列115を一定のパワーで出力させることができない。
すなわち、先頭の1または複数の電気パルスに対しては、所定のパワーの光パルスを発生させることができない。ゲインスイッチによる光パルス発生方法を用いることで、簡易な構成で光パルスを生成できるものの、バースト状の光パルス列を発生させようとすると、光パルス列のパワーが一定にならないという問題があった。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、ゲインスイッチによる光パルス発生方法を利用して、簡易な構成で安定したバースト状光パルス列を生成する光パルスパターン生成器を提供することを目的とする。
この発明の光パルスパターン生成器の第1の態様は、所定の信号パターンに基づき電気パルスを生成する電気パルス発生部と、前記電気パルス発生部で生成された電気パルスを半導体レーザに入力して光パルスを生成する光パルス発生部とを備えた光パルスパターン生成器であって、前記所定の信号パターンは、バースト状パルスパターンとアイドリングパターンとからなり、前記光パルス発生部は、前記バースト状パルスパターンに基づき前記電気パルス発生部で生成された電気パルスを入力したときに光パルスを生成し、前記アイドリングパターンに基づき前記電気パルス発生部で生成された電気パルスを入力したときは光パルスを生成しない範囲で前記半導体レーザ中にキャリアを生成することを特徴とする光パルスパターン生成器である。
第2の態様は、前記電気パルス発生部が、前記所定の信号パターンを設定するパターン設定手段を備えることを特徴とする光パルスパターン生成器である。
第3の態様は、前記電気パルス発生部が、前記バースト状パルスパターンに基づき電気パルスを生成する第一の電気パルス発生手段と、前記アイドリングパターンに基づき電気パルスを生成する第二の電気パルス発生手段と、外部同期信号に従って前記第一の電気パルス発生手段と前記第二の電気パルス発生手段のいずれかを選択する電気パルス選択手段とからなることを特徴とする光パルスパターン生成器である。
第4の態様は、前記パターン設定手段が、前記バースト状パルスパターンを生成する第一のパターン生成手段と、前記アイドリングパターンを生成する第二のパターン生成手段と、前記外部同期信号に従って前記第一のパターン生成手段と前記第二のパターン生成手段のいずれかを選択するパターン選択手段とからなることを特徴とする光パルスパターン生成器である。
第5の態様は、前記アイドリングパターンが、前記バースト状パルスパターンの周期よりも長いパルス周期からなることを特徴とする光パルスパターン生成器である。
第6の態様は、前記アイドリングパターンが、前記バースト状パルスパターンの周期の1.5倍以上かつ3倍以下のパルス周期からなることを特徴とする光パルスパターン生成器である。
第7の態様は、前記アイドリングパターンが、所定の一定値のバイアス信号であることを特徴とする光パルスパターン生成器である。
第8の態様は、前記アイドリングパターンが、前記半導体レーザのキャリアライフタイムよりも短いパルス周期からなることを特徴とする光パルスパターン生成器である。
以上説明したように本発明によれば、ゲインスイッチによる光パルス発生方法を利用した簡易な構成にて、パワーが一定の安定したバースト状の光パルス列を生成することが可能となる。
また本発明によれば、光スイッチや遅延回路などの複数部品を組み合わせる必要がないため、低コストでかつ制御の容易な光パルスパターン生成器を実現することができる。
図面を参照して本発明の好ましい実施の形態における光パルスパターン生成器の構成について詳細に説明する。なお、同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。
本発明の第一の実施形態に係る光パルスパターン生成器の概略の構成を図2に示す。本実施形態の光パルスパターン生成器1は、パターン生成部4と電気パルス生成部5とを備えた電気パルス発生部2、及び半導体レーザ6を備えた光パルス発生部3から構成されている。
パターン生成部4は、予め設定された所定のパターンに基づいて電気パルス生成部5にパルス要求信号を出力する。電気パルス生成部5は、前記パルス要求信号を入力すると所定の電気パルスを生成して、これを半導体レーザ6に出力する。半導体レーザ6は、入力した前記電気パルスによって所定の光パルスを発生させる。
本実施形態の光パルスパターン生成器1で生成される光パルスパターンの一実施例を図1に示す。同図において、パターン信号11は、パターン生成部4にて生成されるパルス要求信号であり、電気パルス列12は、パターン信号11に従って電気パルス発生部2から出力され、半導体レーザ6に入力される電気信号であり、光パルス列13は、電気パルス列12に基づいて半導体レーザ6から出力される光信号である。
電気パルス発生部2から出力される電気パルス列12は、所定のパルスをバースト発生させるための、バースト状パルスパターン11aによるバースト状電気パルス12aと、その間に散発的に電気パルスを生成するための、アイドリングパルスパターン11bによるアイドリング電気パルス12bからなっている。バースト状電気パルス12aは、所望のバースト発生の光パルス列13を発生させるために半導体レーザ6に入力される電気信号である。
これに対し、アイドリング電気パルス12bは、光パルス列13を発生させない間(以下ではアイドリング期間という)に、半導体レーザ6に電気パルスを入力するものである。本発明の光パルスパターン生成器1は、光パルス列13を発生させない前記アイドリング期間にも、アイドリング電気パルス12bに基づき、半導体レーザ6に電気パルスを入力することを特徴としている。
半導体レーザのキャリアライフタイムは約10nsec(100MHz)程度であり、これより長い時間半導体レーザが励起されない場合には、次に電気パルスが印加されて励起されても、光パルスの発生には数nsec程度の立ち上がり時間を要することになる。ここでの立ち上り時間とは、電気パルスが印加されてから、光パルス列のパワーが所望のパワーに到達するまでの時間のことである。
図1に示す光パルスパターンの一実施例では、バースト発生のバースト状電気パルス12aのパルス周期を2nsec(500MHz)、前記アイドリング期間の時間間隔を12nsecとしている。この場合、前記アイドリング期間の時間間隔は、前記キャリアライフタイムの1.2倍程度となる。
上記実施例において、例えば図12に示す電気パルス列114のように前記アイドリング期間に電気パルスの入力が全く無い場合には、次にバースト状電気パルス12aが半導体レーザ6に印加されても、直ちに光パルスを発生させることはできず、前記の立ち上り時間を要してしまう。その結果、生成される光パルス列は、図12の光パルス列115のようにパワーが一定とはならない。
そこで、本発明の光パルスパターン生成器1では、上記の立ち上り時間を解消するために、前記アイドリング期間にも光パルスが発生しない程度の電気パルス列を半導体レーザ6に入力している。このようにすることで、半導体レーザ6には、常にキャリアが存在するようにしている。
上記のように、半導体レーザ6に常にキャリアが存在するようにすることにより、次にバースト状電気パルス12aが半導体レーザ6に印加された場合には、図1の光パルス列13のように直ちに所定のパワーの光パルスを発生させることが可能となる。
本発明の光パルスパターン生成器1では、アイドリング電気パルス12bを半導体レーザ6に入力しても光パルスを発生させないようにする必要がある。そのためには、アイドリング電気パルス12bのパルス周期を少なくともバースト状電気パルス12aのパルス周期よりも長い周期とする必要がある。
好ましくは、アイドリング電気パルス12bのパルス周期を、バースト状電気パルス12aのパルス周期の1.5倍以上で、かつ3倍以下とするのがよい。1.5倍より小さいと、アイドリング電気パルス12bを半導体レーザ6に入力すると、光パルスを発生させてしまう。また、3倍より大きいと本発明の効果である、光パルス列の立ち上がり時間を解消する効果が得られない。また、前記アイドリング期間は、半導体レーザ6のキャリアライフタイムよりも長い期間を有することが必要である。
前記アイドリング期間中、半導体レーザ6に入力する電気信号として、図1に示すアイドリング電気パルス12bを用いる代わりに、一定のバイアス信号を半導体レーザ6に入力し続けるようにしてもよい。この場合、前記バイアス信号の大きさは、アイドリング電気パルス12bの振幅よりも小さく、半導体レーザから光が出ない程度の適切な値を設定する。
本実施形態の光パルスパターン生成器1の効果を確認するため、図3に示す実験装置を用いてバースト状の光パルス列を発生させる実験をおこなった。図3に示す実験装置は、パルスパターンジェネレータ21を用いて電気パルス列を生成し、これを半導体レーザ22に入力してバースト状の光パルス列を発生させるようにしたものである。
図3に示す実験装置を用いて実施した実験結果を図4に示す。図4の左側に示す従来の実施例では、バースト状電気パルス23のみからなる電気パルス列を半導体レーザ22に入力している。これに対し、図4の右側に示す本発明の実施例では、バースト状電気パルス23に加えて、アイドリング電気パルス24を付加した電気パルス列を半導体レーザ22に入力している。
図4の下段に示す実験結果から、以下のことが確認できる。すなわち、従来の実施例では、バースト状電気パルス23の最初のパルスに対しては光パルスがほとんど発生しておらず、その後光パルスのパワーが所定値まで段階的に増加している。
これに対し本発明の実施例では、バースト状電気パルス23に対してパワーのそろった光パルス列が発生している一方、アイドリング電気パルス24に対しては、光パルスは発生していない。
本発明の光パルスパターン生成器の第二の実施形態を、図5を用いて以下に説明する。図5は、本発明の第二の実施形態に係る光パルスパターン生成器31の概略構成を示す図である。本実施形態では、図2に示す第一の実施形態が備えていたパターン生成部4に対して、パルスパターンを設定するためのパターン設定手段32が備えられている。このパターン設定手段には、例えばCPUなどを用いる。
図2に示す第一の実施形態では、電気パルス生成部5はパターン生成部4からの前記パルス要求信号に基づいて電気パルス列12を生成していた。すなわち、電気パルス列12は、パターン生成部4に事前に設定されているパターン情報に基づいて生成されるものに限定されていた。
しかしながら、生成したい光パルスパターンのパルス数、パルス周期、バースト周期に応じて、バースト状パルスパターンのパルス数、パルス周期、バースト周期等を任意に設定できることが望ましい。さらに、バースト状パルスパターンの条件が変わると、それに伴ってアイドリングパルスパターンの条件も変更する必要がある。
そこで、本実施形態では、バースト状パルスパターン及びアイドリングパルスパターンを任意に変更できるよう、パターン生成部4に対して、パルスパターンを任意に設定するためのパターン設定手段32を設けている。
パターン設定手段32には、図示しない入出力部を介して外部からパルスパターンの諸条件を設定できるようにしている。すなわち、バースト状パルスパターンに関しては、バースト周期、パルス周期、及びパルス数をパターン設定手段32を通じて、パターン生成部4に設定できるようにすると共に、アイドリングパルスパターンに関しても、パルス周期及びパルス数等を設定できるようにしている。
前記パルスパターンの諸条件がパターン設定手段32を通じて、パターン生成部4に設定されると、パターン生成部4では設定された諸条件を満たすパルス要求信号を作成する。該パルス要求信号を電気パルス生成部5に出力することで、前記諸条件を満たす電気パルス列を発生させる。
上記の通り、本発明の第二の実施形態によれば、パターン設定手段32を通じて所望のパルスパターンの諸条件を設定することが可能となり、光パルスパターン生成器31は任意の光パルスパターンを生成することが可能となる。
本発明の光パルスパターン生成器の第三の実施形態を、図6を用いて以下に説明する。図6は、本発明の第三の実施形態に係る光パルスパターン生成器41の概略構成を示す図である。
本実施形態の電気パルス発生部42は、バースト状パルス部43と、アイドリングパルス部44、及び切替部45とから構成されている。バースト状パルス部43は、予め設定された所定のバースト状パターンに基づいてバースト状電気パルスを生成する。同様に、アイドリングパルス部44は、予め設定された所定のアイドリングパターンに基づいてアイドリング電気パルスを生成する。
一方、切替部45は外部同期信号46を取りこみ、外部同期信号46に同期してバースト状パルス部43で発生されたバースト状電気パルスと、アイドリングパルス部44で発生されたアイドリング電気パルスとを切り替えて光パルス発生部3に出力する。これにより、外部同期信号に同期したバースト状の光パルス列を生成することができる。
なお、外部同期信号46は、例えばバースト状光パルス列を発生させたいときのみ、所定の同期信号が出力されるものとすることができる。この場合、切替部45は、前記所定の同期信号が出力された場合にバースト状パルス部43からの出力を選択し、前記所定の同期信号が出力されていない場合にはアイドリングパルス部44からの出力を選択するようにすればよい。
図6に示す第三の実施形態では、バースト状パルス部43とアイドリングパルス部44において、それぞれ所定の電気パルスを発生させるものとしたが、本発明の光パルスパターン生成器の別の実施形態として、バースト状パルス部43とアイドリングパルス部44は、それぞれ所定のパルスパターンを作成するのみとしてもよい。
本発明の光パルスパターン生成器を上記のように構成したときの概略構成図を図7に示す。同図に示すように、本実施形態ではパターン生成部4を、バースト状パルス部43、アイドリングパルス部44、及び切替部45にて構成している。バースト状パルス部43では、所定のバースト状パルスパターンを生成し、アイドリングパルス部44では、所定のアイドリングパルスパターンを生成する。
切替部45は、外部同期信号46に同期してバースト状パルス部43で作成されたバースト状パルスパターンか、アイドリングパルス部44で作成されたアイドリングパターンかのいずれかを選択し、選択したパターン信号を電気パルス生成部5に出力する。
本発明の光パルスパターン生成器の更に別の実施形態を、図8を用いて以下に説明する。図8は、本実施形態に係る光パルスパターン生成器61の概略構成を示す図である。
本実施形態の光パルスパターン生成器61は、図5に示す第2の実施形態の光パルスパターン生成器31と、図7に示す第4の実施形態の光パルスパターン生成器51とを組み合わせて構成したものである。
すなわち、本実施形態の光パルスパターン生成器61では、バースト状パルス部43で発生されるパルスパターンの諸条件を、パターン設定手段32を介して任意に設定できるようにしている。同様に、アイドリングパルスパターン部44で発生されるパルスパターンの諸条件についても、パターン設定手段32を介して任意に設定できるようにしている。
本実施形態の光パルスパターン生成器61を上記のように構成することにより、任意に設定したバースト状パルスパターンとアイドリングパルスパターンを、外部同期信号46に同期させて光パルス発生部3に出力させるようにすることが可能となる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る光伝送システムの一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態における光伝送システム1の細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る光パルスパターン生成器で生成される光パルスパターンの一実施例を示す図である。 図2は、本発明の第一の実施形態に係る光パルスパターン生成器の概略構成図である。 図3は、第一の実施形態の光パルスパターン生成器の効果を確認するための実験装置を示す概略構成図である。 図4は、図3に示す実験装置を用いて実施した実験結果を示す図である。 図5は、本発明の第二の実施形態に係る光パルスパターン生成器の概略構成図である。 図6は、本発明の第三の実施形態に係る光パルスパターン生成器の概略構成図である。 図7は、本発明の別の実施形態に係る光パルスパターン生成器の概略構成図である。 図8は、本発明の更に別の実施形態に係る光パルスパターン生成器の概略構成図である。 図9は、従来の超短光パルス変調回路を用いて光パルス列を生成する方法を説明する構成図である。 図10は、従来の超短光パルス変調回路を用いて光パルス列が形成されるまでの波形整形過程を示す図である。 図11は、従来の半導体レーザを用いた光パルス発生方法を示す概略構成図である。 図12は、従来の半導体レーザを用いた方法により発生されるバースト状光パルス列を示す図である。
符号の説明
1、31、41、51、61・・・光パルスパターン生成器
2、111・・・電気パルス発生部
3、112・・・光パルス発生部
4・・・パターン生成部
5、42・・・電気パルス生成部
6、22、113・・・半導体レーザ
11・・・パターン信号
12、114・・・電気パルス列
13、115・・・光パルス列
21・・・パルスパターンジェネレータ
23・・・バースト状電気パルス
24・・・アイドリング電気パルス
32・・・パターン設定手段
43・・・バースト状パルス部
44・・・アイドリングパルス部
45・・・切替部
46・・・外部同期信号
101・・・パルスパターン発生器
102・・・半導体レーザ
103・・・外部変調器
104・・・1/2分周期
105・・・遅延回路
106・・・マルチプレクサモジュール
111・・・電気パルス発生部

Claims (8)

  1. 所定の信号パターンに基づき電気パルスを生成する電気パルス発生部と、前記電気パルス発生部で生成された電気パルスを半導体レーザに入力して光パルスを生成する光パルス発生部とを備えた光パルスパターン生成器であって、
    前記所定の信号パターンは、バースト状パルスパターンとアイドリングパターンとからなり、
    前記光パルス発生部は、前記バースト状パルスパターンに基づき前記電気パルス発生部で生成された電気パルスを入力したときに光パルスを生成し、前記アイドリングパターンに基づき前記電気パルス発生部で生成された電気パルスを入力したときは光パルスを生成しない範囲で前記半導体レーザ中にキャリアを生成する
    ことを特徴とする光パルスパターン生成器。
  2. 前記電気パルス発生部は、前記所定の信号パターンを設定するパターン設定手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の光パルスパターン生成器。
  3. 前記電気パルス発生部は、前記バースト状パルスパターンに基づき電気パルスを生成する第一の電気パルス発生手段と、前記アイドリングパターンに基づき電気パルスを生成する第二の電気パルス発生手段と、外部同期信号に従って前記第一の電気パルス発生手段と前記第二の電気パルス発生手段のいずれかを選択する電気パルス選択手段とからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の光パルスパターン生成器。
  4. 前記パターン設定手段は、前記バースト状パルスパターンを生成する第一のパターン生成手段と、前記アイドリングパターンを生成する第二のパターン生成手段と、前記外部同期信号に従って前記第一のパターン生成手段と前記第二のパターン生成手段のいずれかを選択するパターン選択手段とからなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の光パルスパターン生成器。
  5. 前記アイドリングパターンは、前記バースト状パルスパターンの周期よりも長い周期のパルス列からなる
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光パルスパターン生成器。
  6. 前記アイドリングパターンは、前記バースト状パルスパターンの周期の1.5倍以上かつ3倍以下の周期のパルス列からなる
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光パルスパターン生成器。
  7. 前記アイドリングパターンは、所定の一定値のバイアス信号である
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の光パルスパターン生成器。
  8. 前記アイドリングパターンは、前記半導体レーザのキャリアライフタイムよりも短い周期のパルス列からなる
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光パルスパターン生成器。
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