JP2000049715A - バースト光送信器 - Google Patents
バースト光送信器Info
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- JP2000049715A JP2000049715A JP10212665A JP21266598A JP2000049715A JP 2000049715 A JP2000049715 A JP 2000049715A JP 10212665 A JP10212665 A JP 10212665A JP 21266598 A JP21266598 A JP 21266598A JP 2000049715 A JP2000049715 A JP 2000049715A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】直接変調方式のバースト光送信器について、Ａ
ＰＣ方式を適用し、かつ、瞬時応答性を得ることが可能
なバースト光送信器を提供する。 【解決手段】本バースト光送信器では、バースト入力信
号の発生中は、そのバースト入力信号がセレクタ３を介
してＬＤドライバ回路２に送られＬＤ１が直接変調され
てバースト信号光が発生する。このバースト信号光は、
光スイッチ７を通って外部に送信されるとともに、その
一部がＰＤ５で受光されＡＰＣ回路６に送られてＬＤ１
の出力光パワーが一定に制御される。一方、バースト入
力信号が途絶えると、ランダムパターン発生器４で発生
する信号がセレクタ３を介してＬＤドライバ回路２に送
られてＬＤ１の駆動が維持され、ＡＰＣ回路６の制御が
中断することなく継続して行なわれる。また、この間に
発生するレーザ光の送信は光スイッチ７によって阻止さ
れる。
ＰＣ方式を適用し、かつ、瞬時応答性を得ることが可能
なバースト光送信器を提供する。 【解決手段】本バースト光送信器では、バースト入力信
号の発生中は、そのバースト入力信号がセレクタ３を介
してＬＤドライバ回路２に送られＬＤ１が直接変調され
てバースト信号光が発生する。このバースト信号光は、
光スイッチ７を通って外部に送信されるとともに、その
一部がＰＤ５で受光されＡＰＣ回路６に送られてＬＤ１
の出力光パワーが一定に制御される。一方、バースト入
力信号が途絶えると、ランダムパターン発生器４で発生
する信号がセレクタ３を介してＬＤドライバ回路２に送
られてＬＤ１の駆動が維持され、ＡＰＣ回路６の制御が
中断することなく継続して行なわれる。また、この間に
発生するレーザ光の送信は光スイッチ７によって阻止さ
れる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーストモードの
信号光を出力するバースト光送信器に関し、特に、自動
パワー制御（ＡＰＣ）方式を適用したバースト光送信器
に関する。
信号光を出力するバースト光送信器に関し、特に、自動
パワー制御（ＡＰＣ）方式を適用したバースト光送信器
に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、光送信器では送信光のパワーを
一定のレベルに維持するため、自動パワー制御（ＡＰ
Ｃ）方式を適用する場合が多い。ＡＰＣ方式を用いるこ
とで、レーザ（ＬＤ）モジュール等の経時劣化による出
力光パワーの低下が自動的に補償されて常に一定レベル
の送信光を出力することが可能となる。
一定のレベルに維持するため、自動パワー制御（ＡＰ
Ｃ）方式を適用する場合が多い。ＡＰＣ方式を用いるこ
とで、レーザ（ＬＤ）モジュール等の経時劣化による出
力光パワーの低下が自動的に補償されて常に一定レベル
の送信光を出力することが可能となる。
【０００３】上記のＡＰＣ方式を適用した光送信器で
は、図５（Ａ）に示すようにＬＤモジュールを駆動して
から出力光パワーが一定のレベルで安定になるまでに所
要の時間がかかる。このため、断続的に信号光を送信す
るバースト光送信器で直接変調方式のものに対してＡＰ
Ｃ方式を適用すると、図５（Ｂ）に示すように、応答遅
れが生じて最初のデータを正常に送信できない場合が発
生する。従って、瞬時応答が必要な従来のバースト光送
信器では、ＡＰＣを行わないＡＰＣフリー方式が適用さ
れてきた。
は、図５（Ａ）に示すようにＬＤモジュールを駆動して
から出力光パワーが一定のレベルで安定になるまでに所
要の時間がかかる。このため、断続的に信号光を送信す
るバースト光送信器で直接変調方式のものに対してＡＰ
Ｃ方式を適用すると、図５（Ｂ）に示すように、応答遅
れが生じて最初のデータを正常に送信できない場合が発
生する。従って、瞬時応答が必要な従来のバースト光送
信器では、ＡＰＣを行わないＡＰＣフリー方式が適用さ
れてきた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記Ａ
ＰＣフリー方式のバースト光送信器では、図５（Ｃ）に
示すように、ＬＤモジュール等の経時劣化が検出できな
いため、送信されるバースト信号光についても、図５
（Ｄ）に示すように経時劣化領域が生じてしまう。この
ため、従来のバースト光送信器では、例えば、予めレべ
ルダイヤ上で経時劣化分を見積もる必要があった。従っ
て、ＬＤモジュール自体に対してのバラツキに割り振れ
る変動量が小さくなり、その結果、バースト光送信器の
歩留まりが悪くなりコストの上昇を招いてしまうという
問題があった。
ＰＣフリー方式のバースト光送信器では、図５（Ｃ）に
示すように、ＬＤモジュール等の経時劣化が検出できな
いため、送信されるバースト信号光についても、図５
（Ｄ）に示すように経時劣化領域が生じてしまう。この
ため、従来のバースト光送信器では、例えば、予めレべ
ルダイヤ上で経時劣化分を見積もる必要があった。従っ
て、ＬＤモジュール自体に対してのバラツキに割り振れ
る変動量が小さくなり、その結果、バースト光送信器の
歩留まりが悪くなりコストの上昇を招いてしまうという
問題があった。
【０００５】ＡＰＣ方式を適用した光送信器の瞬時応答
を可能にする１つの技術として、ＬＤモジュールの変調
方式を外部変調とすることが考えられる。ＡＰＣ方式を
適用し外部変調を行う構成の光送信器は、例えば、特開
平８−１６３０４９号公報などで公知である。外部変調
方式とすれば、ＬＤモジュールは常時駆動状態となるた
め、バースト信号光を送信するときでも応答が遅れるよ
うなことはなくなる。
を可能にする１つの技術として、ＬＤモジュールの変調
方式を外部変調とすることが考えられる。ＡＰＣ方式を
適用し外部変調を行う構成の光送信器は、例えば、特開
平８−１６３０４９号公報などで公知である。外部変調
方式とすれば、ＬＤモジュールは常時駆動状態となるた
め、バースト信号光を送信するときでも応答が遅れるよ
うなことはなくなる。
【０００６】しかし、上記の場合には外部変調器等が必
要となるためバースト光送信器のコストが上昇してしま
うという欠点がある。本発明は上記の問題点に着目して
なされたもので、直接変調方式のバースト光送信器につ
いて、ＡＰＣ方式を適用し、かつ、瞬時応答性を得るこ
とが可能なバースト光送信器を提供することを目的とす
る。
要となるためバースト光送信器のコストが上昇してしま
うという欠点がある。本発明は上記の問題点に着目して
なされたもので、直接変調方式のバースト光送信器につ
いて、ＡＰＣ方式を適用し、かつ、瞬時応答性を得るこ
とが可能なバースト光送信器を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】このため本発明のバース
ト光送信器は、レーザ光を発生する光源と、該光源を駆
動する光源駆動手段と、を備え、断続的に発生するバー
スト入力信号に従って前記光源を直接変調させる構成の
バースト光送信器において、継続的に発生する擬似入力
信号を生成する擬似入力信号生成手段と、前記バースト
入力信号及び前記擬似入力信号を入力し、前記バースト
入力信号の発生状態を示す切替信号に従って、バースト
入力信号の発生中はそのバースト入力信号を選択して前
記光源駆動手段に出力し、バースト入力信号が途絶える
と前記擬似入力信号を前記光源駆動手段に出力する入力
信号選択手段と、前記光源駆動手段により駆動される前
記光源の出射光パワーを監視し、該出射光パワーが略一
定レベルとなるように前記光源駆動手段の動作を制御す
る光パワー制御手段と、前記光源の出射光を入力し、前
記切替信号に従って、前記バースト入力信号の発生中に
のみ前記出射光を外部に送信する送信光遮断手段と、を
備えて構成されるものである。
ト光送信器は、レーザ光を発生する光源と、該光源を駆
動する光源駆動手段と、を備え、断続的に発生するバー
スト入力信号に従って前記光源を直接変調させる構成の
バースト光送信器において、継続的に発生する擬似入力
信号を生成する擬似入力信号生成手段と、前記バースト
入力信号及び前記擬似入力信号を入力し、前記バースト
入力信号の発生状態を示す切替信号に従って、バースト
入力信号の発生中はそのバースト入力信号を選択して前
記光源駆動手段に出力し、バースト入力信号が途絶える
と前記擬似入力信号を前記光源駆動手段に出力する入力
信号選択手段と、前記光源駆動手段により駆動される前
記光源の出射光パワーを監視し、該出射光パワーが略一
定レベルとなるように前記光源駆動手段の動作を制御す
る光パワー制御手段と、前記光源の出射光を入力し、前
記切替信号に従って、前記バースト入力信号の発生中に
のみ前記出射光を外部に送信する送信光遮断手段と、を
備えて構成されるものである。
【０００８】かかる構成によれば、断続的に発生するバ
ースト入力信号の発生中は、そのバースト入力信号によ
り光源駆動手段を介して光源が直接変調されて、光源か
らバースト信号光が出射される。このバースト信号光
は、送信光遮断手段を通って外部に送出される。また、
光源の出射光の一部が光パワー制御手段に送られて、出
射光パワーが略一定となるように光源駆動手段の動作が
制御される。一方、バースト入力信号が途絶えると、擬
似入力信号が入力信号選択手段を介して光源駆動手段に
送られて光源の駆動が維持され、光パワー制御手段の制
御が中断することなく継続して行なわれ、また、この間
に発生するレーザ光の送信は送信光遮断手段によって阻
止される。これにより、直接変調方式のバースト光送信
器についても、ＡＰＣ方式を適用でき、かつ、バースト
信号光の瞬時応答が可能となる。
ースト入力信号の発生中は、そのバースト入力信号によ
り光源駆動手段を介して光源が直接変調されて、光源か
らバースト信号光が出射される。このバースト信号光
は、送信光遮断手段を通って外部に送出される。また、
光源の出射光の一部が光パワー制御手段に送られて、出
射光パワーが略一定となるように光源駆動手段の動作が
制御される。一方、バースト入力信号が途絶えると、擬
似入力信号が入力信号選択手段を介して光源駆動手段に
送られて光源の駆動が維持され、光パワー制御手段の制
御が中断することなく継続して行なわれ、また、この間
に発生するレーザ光の送信は送信光遮断手段によって阻
止される。これにより、直接変調方式のバースト光送信
器についても、ＡＰＣ方式を適用でき、かつ、バースト
信号光の瞬時応答が可能となる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図１は、本実施形態のバースト光送
信器の構成を示すブロック図である。図１において、本
バースト光送信器は、光源としてのレーザダイオード
（ＬＤ）１と、光源駆動手段としてのＬＤドライバ回路
２と、入力信号選択手段としてのセレクタ３と、擬似入
力信号生成手段としてのランダムパターン発生器４と、
ＬＤ１からの光を受光するフォトダイオード（ＰＤ）５
と、該ＰＤ５からの出力信号を基にＬＤドライバ回路２
の動作を制御するＡＰＣ回路６と、送信光遮断手段とし
ての光スイッチ７と、から構成される。ここでは、ＰＤ
５及びＡＰＣ回路６が光パワー制御手段として機能す
る。
基づいて説明する。図１は、本実施形態のバースト光送
信器の構成を示すブロック図である。図１において、本
バースト光送信器は、光源としてのレーザダイオード
（ＬＤ）１と、光源駆動手段としてのＬＤドライバ回路
２と、入力信号選択手段としてのセレクタ３と、擬似入
力信号生成手段としてのランダムパターン発生器４と、
ＬＤ１からの光を受光するフォトダイオード（ＰＤ）５
と、該ＰＤ５からの出力信号を基にＬＤドライバ回路２
の動作を制御するＡＰＣ回路６と、送信光遮断手段とし
ての光スイッチ７と、から構成される。ここでは、ＰＤ
５及びＡＰＣ回路６が光パワー制御手段として機能す
る。
【００１０】ＬＤ１は、ＬＤドライバ回路２から送られ
るＬＤ駆動信号により駆動されレーザ光を発生する。Ｌ
Ｄ１から出射されるレーザ光は、光スイッチに送られる
とともに、その一部がＰＤ５で受光される。ＬＤドライ
バ回路２は、セレクタ３から出力される信号のレベルを
ＡＰＣ回路６からの制御信号に従って制御し、ＬＤ駆動
信号としてＬＤ１に出力する。
るＬＤ駆動信号により駆動されレーザ光を発生する。Ｌ
Ｄ１から出射されるレーザ光は、光スイッチに送られる
とともに、その一部がＰＤ５で受光される。ＬＤドライ
バ回路２は、セレクタ３から出力される信号のレベルを
ＡＰＣ回路６からの制御信号に従って制御し、ＬＤ駆動
信号としてＬＤ１に出力する。
【００１１】セレクタ３は、外部から入力されるバース
ト入力信号及びランダムパターン発生器４からの擬似入
力信号のいずれかを、バースト入力信号に応じた信号送
出切替信号に従って選択してＬＤドライバ回路２に出力
する。ランダムパターン発生器４は、本バースト光送信
器が起動されると同時にランダムパターン信号を連続し
て発生し、擬似入力信号としてセレクタ３に出力する。
なお、ここでは擬似入力信号としてランダムパターン信
号を用いるようにしたが、本発明の擬似入力信号はこれ
に限らず、例えば、一定レベルの直流信号等を擬似入力
信号としてもよい。
ト入力信号及びランダムパターン発生器４からの擬似入
力信号のいずれかを、バースト入力信号に応じた信号送
出切替信号に従って選択してＬＤドライバ回路２に出力
する。ランダムパターン発生器４は、本バースト光送信
器が起動されると同時にランダムパターン信号を連続し
て発生し、擬似入力信号としてセレクタ３に出力する。
なお、ここでは擬似入力信号としてランダムパターン信
号を用いるようにしたが、本発明の擬似入力信号はこれ
に限らず、例えば、一定レベルの直流信号等を擬似入力
信号としてもよい。
【００１２】ＰＤ５は、ＬＤ１から出射されたレーザ光
の一部を受光して電気信号（電流）に変換し、ＡＰＣ回
路６に出力する。ＡＰＣ回路６は、ＰＤ５からの電気信
号を基にＬＤ１で発生するレーザ光パワーの検出を行
い、そのレーザ光パワーが一定レベルとなるようにＬＤ
ドライバ回路２の動作を制御する制御信号を生成し、Ｌ
Ｄドライバ回路２に出力する。
の一部を受光して電気信号（電流）に変換し、ＡＰＣ回
路６に出力する。ＡＰＣ回路６は、ＰＤ５からの電気信
号を基にＬＤ１で発生するレーザ光パワーの検出を行
い、そのレーザ光パワーが一定レベルとなるようにＬＤ
ドライバ回路２の動作を制御する制御信号を生成し、Ｌ
Ｄドライバ回路２に出力する。
【００１３】このＡＰＣ回路６の具体的な構成として
は、例えば、図２に示すような平均値検出型の回路を用
いることができる。図２において、電流／電圧変換部６
１は、ＰＤ５からの電流を電圧に変換する。この変換さ
れた電圧信号が、抵抗６２及びコンデンサ６３からなる
積分回路に送られ平均化されコンパレータ６４に送られ
る。コンパレータ６４は、ＰＤ５の出力の平均値と予め
設定された基準電圧Ｒｅｆとを比較しその結果を制御信
号として出力する。また、ＡＰＣ回路６は、図３に示す
ようなピーク検出型の回路とすることもできる。この回
路構成では、ＰＤ５からの電流出力を電流／電圧変換部
６１で電圧に変換した後、オペアンプ６５、ダイオード
６６及びコンデンサ６７でピーク値を検出し、コンパレ
ータ６４で基準電圧Ｒｅｆと比較して、制御信号が生成
される。なお、ＡＰＣ回路６は、上記の構成に限られる
ものではなく、公知のＡＰＣ回路とすることができる。
は、例えば、図２に示すような平均値検出型の回路を用
いることができる。図２において、電流／電圧変換部６
１は、ＰＤ５からの電流を電圧に変換する。この変換さ
れた電圧信号が、抵抗６２及びコンデンサ６３からなる
積分回路に送られ平均化されコンパレータ６４に送られ
る。コンパレータ６４は、ＰＤ５の出力の平均値と予め
設定された基準電圧Ｒｅｆとを比較しその結果を制御信
号として出力する。また、ＡＰＣ回路６は、図３に示す
ようなピーク検出型の回路とすることもできる。この回
路構成では、ＰＤ５からの電流出力を電流／電圧変換部
６１で電圧に変換した後、オペアンプ６５、ダイオード
６６及びコンデンサ６７でピーク値を検出し、コンパレ
ータ６４で基準電圧Ｒｅｆと比較して、制御信号が生成
される。なお、ＡＰＣ回路６は、上記の構成に限られる
ものではなく、公知のＡＰＣ回路とすることができる。
【００１４】光スイッチ７は、ＬＤ１から出射される直
接変調されたレーザ光を入力し、上記信号送出切替信号
に応じてスイッチ動作して、送信光を外部に出力する。
次に、本実施形態の動作について説明する。図４は、図
１に示した回路の（Ａ）〜（Ｆ）の各部における信号波
形の一例を示したものである。
接変調されたレーザ光を入力し、上記信号送出切替信号
に応じてスイッチ動作して、送信光を外部に出力する。
次に、本実施形態の動作について説明する。図４は、図
１に示した回路の（Ａ）〜（Ｆ）の各部における信号波
形の一例を示したものである。
【００１５】まず、本バースト光送信器が時間ｔ0 で起
動されると、図４（Ｂ）に示すようなランダムパターン
信号がランダムパターン発生器４から発生してセレクタ
３に入力される。このときセレクタ３には、バースト入
力信号の入力はなく、図４（Ｃ）に示すようなＯＦＦ状
態の信号送出切替信号が入力される。この信号送出切替
信号によりセレクタ３は、図４（Ｄ）に示すように、ラ
ンダムパターン発生器４からの入力信号をＬＤドライバ
回路２に出力する。そして、このランダムパターン信号
に従って、ＬＤドライバ回路２がＬＤ１を駆動し、ＬＤ
１からレーザ光が発生する。ＬＤ１から出射されたレー
ザ光は、光スイッチ７に送られるが、光スイッチは、Ｏ
ＦＦ状態の信号送出切替信号によりＬＤ１からのレーザ
光を遮断し、図４（Ｆ）に示すように送信光の出力を行
わない。また、ＬＤ１から出射されたレーザ光の一部
は、ＰＤ５で受光され電気信号に変換された後にＡＰＣ
回路６に送られ、ＡＰＣ回路６からＬＤドライバ回路２
に制御信号が送られる。この制御信号によりＬＤ１から
出射されるレーザ光のパワーが、図４（Ｅ）に示すよう
に時間ｔ1 で一定レベルとなる。
動されると、図４（Ｂ）に示すようなランダムパターン
信号がランダムパターン発生器４から発生してセレクタ
３に入力される。このときセレクタ３には、バースト入
力信号の入力はなく、図４（Ｃ）に示すようなＯＦＦ状
態の信号送出切替信号が入力される。この信号送出切替
信号によりセレクタ３は、図４（Ｄ）に示すように、ラ
ンダムパターン発生器４からの入力信号をＬＤドライバ
回路２に出力する。そして、このランダムパターン信号
に従って、ＬＤドライバ回路２がＬＤ１を駆動し、ＬＤ
１からレーザ光が発生する。ＬＤ１から出射されたレー
ザ光は、光スイッチ７に送られるが、光スイッチは、Ｏ
ＦＦ状態の信号送出切替信号によりＬＤ１からのレーザ
光を遮断し、図４（Ｆ）に示すように送信光の出力を行
わない。また、ＬＤ１から出射されたレーザ光の一部
は、ＰＤ５で受光され電気信号に変換された後にＡＰＣ
回路６に送られ、ＡＰＣ回路６からＬＤドライバ回路２
に制御信号が送られる。この制御信号によりＬＤ１から
出射されるレーザ光のパワーが、図４（Ｅ）に示すよう
に時間ｔ1 で一定レベルとなる。
【００１６】次に、図４（Ａ）に示すように、バースト
入力信号が時間ｔ2 でセレクタ３に入力されるようにな
ると、バースト入力信号の立ち上がりに同期して、図４
（Ｃ）の信号送出切替信号がＯＮ状態に切り替わる。な
お、このとき図４（Ｂ）のランダムパターン信号は継続
してセレクタ３に入力されている。セレクタ３は、ＯＮ
状態となった信号送出切替信号により、バースト入力信
号をＬＤドライバ回路２に出力するようになる。これに
よりＬＤドライバ回路２は、バースト入力信号に従って
ＬＤ１を直接駆動し、図４（Ｅ）に示すようなバースト
入力信号に従って変調されたバースト信号光がＬＤ１か
ら出射される。そして、このバースト信号光が光スイッ
チ７に送られ、光スイッチ７は、ＯＮ状態の信号送出切
替信号に応じて、図４（Ｆ）に示すようにバースト信号
光を外部に出力する。
入力信号が時間ｔ2 でセレクタ３に入力されるようにな
ると、バースト入力信号の立ち上がりに同期して、図４
（Ｃ）の信号送出切替信号がＯＮ状態に切り替わる。な
お、このとき図４（Ｂ）のランダムパターン信号は継続
してセレクタ３に入力されている。セレクタ３は、ＯＮ
状態となった信号送出切替信号により、バースト入力信
号をＬＤドライバ回路２に出力するようになる。これに
よりＬＤドライバ回路２は、バースト入力信号に従って
ＬＤ１を直接駆動し、図４（Ｅ）に示すようなバースト
入力信号に従って変調されたバースト信号光がＬＤ１か
ら出射される。そして、このバースト信号光が光スイッ
チ７に送られ、光スイッチ７は、ＯＮ状態の信号送出切
替信号に応じて、図４（Ｆ）に示すようにバースト信号
光を外部に出力する。
【００１７】時間ｔ2 以降、バースト入力信号が発生し
ている間、信号送出切替信号のＯＮ状態が保持され、光
スイッチ７からバースト信号光が出力される。そして、
図示しないが、バースト入力信号がなくなると信号送出
切替信号がＯＦＦ状態に切り替わり、ＬＤ１はランダム
パターン信号に基づいて駆動されてＡＰＣが正常に機能
し続ける。また、この間にはＬＤ１から出射されるレー
ザ光は光スイッチ７で遮断され、外部への出力が阻止さ
れる。
ている間、信号送出切替信号のＯＮ状態が保持され、光
スイッチ７からバースト信号光が出力される。そして、
図示しないが、バースト入力信号がなくなると信号送出
切替信号がＯＦＦ状態に切り替わり、ＬＤ１はランダム
パターン信号に基づいて駆動されてＡＰＣが正常に機能
し続ける。また、この間にはＬＤ１から出射されるレー
ザ光は光スイッチ７で遮断され、外部への出力が阻止さ
れる。
【００１８】上述したように、本実施形態によれば、バ
ースト入力信号の入力がない間は、ランダムパターン信
号に従ってＬＤ１を駆動させておくことで、ＡＰＣ回路
６による光パワー一定制御を継続させ、この間に出射さ
れるレーザ光を光スイッチ７で遮断するようにしたこと
で、直接変調方式についてもＡＰＣ方式を適用し、か
つ、瞬時応答が可能なバースト光送信器を実現すること
ができる。
ースト入力信号の入力がない間は、ランダムパターン信
号に従ってＬＤ１を駆動させておくことで、ＡＰＣ回路
６による光パワー一定制御を継続させ、この間に出射さ
れるレーザ光を光スイッチ７で遮断するようにしたこと
で、直接変調方式についてもＡＰＣ方式を適用し、か
つ、瞬時応答が可能なバースト光送信器を実現すること
ができる。
【００１９】なお、上述した実施形態では、信号送出切
替信号としてバースト入力信号の発生している間にＯＮ
状態となる信号を用いたが、これに限らず、例えばバー
スト入力信号と同様の波形の信号などを信号送出切替信
号として使用することもできる。また、光スイッチ７と
しては公知の外部変調器を用いることもできるが、上述
の実施形態のように一般的な光スイッチを利用したほう
がコスト面で有利である。
替信号としてバースト入力信号の発生している間にＯＮ
状態となる信号を用いたが、これに限らず、例えばバー
スト入力信号と同様の波形の信号などを信号送出切替信
号として使用することもできる。また、光スイッチ７と
しては公知の外部変調器を用いることもできるが、上述
の実施形態のように一般的な光スイッチを利用したほう
がコスト面で有利である。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバースト
光送信器は、バースト入力信号が途絶えた間には、擬似
入力信号により光源を駆動させて光パワー制御手段の制
御を持続させ、この間に発生するレーザ光の送信を送信
光遮断手段により阻止するようにしたことで、直接変調
方式のバースト光送信器についても、ＡＰＣ方式を適用
でき、かつ、バースト信号光の瞬時応答が可能となる。
光送信器は、バースト入力信号が途絶えた間には、擬似
入力信号により光源を駆動させて光パワー制御手段の制
御を持続させ、この間に発生するレーザ光の送信を送信
光遮断手段により阻止するようにしたことで、直接変調
方式のバースト光送信器についても、ＡＰＣ方式を適用
でき、かつ、バースト信号光の瞬時応答が可能となる。
【図１】本発明の実施形態に係るバースト光送信器の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図２】同上実施形態について平均値検出型のＡＰＣ回
路の構成例を示す図である。
路の構成例を示す図である。
【図３】同上実施形態についてピーク値検出型のＡＰＣ
回路の構成例を示す図である。
回路の構成例を示す図である。
【図４】同上実施形態の各部における信号波形を示す図
である。
である。
【図５】従来のバースト光送信器について、ＡＰＣ適用
時の応答遅れ及びＡＰＣフリー時の経時劣化の様子を示
す図である。
時の応答遅れ及びＡＰＣフリー時の経時劣化の様子を示
す図である。
１…レーザダイオード（ＬＤ） ２…ＬＤドライバ回路 ３…セレクタ ４…ランダムパターン発生器 ５…フォトダイオード（ＰＤ） ６…自動パワー制御（ＡＰＣ）回路 ７…光スイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】レーザ光を発生する光源と、該光源を駆動
する光源駆動手段と、を備え、断続的に発生するバース
ト入力信号に従って前記光源を直接変調させる構成のバ
ースト光送信器において、 継続的に発生する擬似入力信号を生成する擬似入力信号
生成手段と、 前記バースト入力信号及び前記擬似入力信号を入力し、
前記バースト入力信号の発生状態を示す切替信号に従っ
て、バースト入力信号の発生中はそのバースト入力信号
を選択して前記光源駆動手段に出力し、バースト入力信
号が途絶えると前記擬似入力信号を前記光源駆動手段に
出力する入力信号選択手段と、 前記光源駆動手段により駆動される前記光源の出射光パ
ワーを監視し、該出射光パワーが略一定レベルとなるよ
うに前記光源駆動手段の動作を制御する光パワー制御手
段と、 前記光源の出射光を入力し、前記切替信号に従って、前
記バースト入力信号の発生中にのみ前記出射光を外部に
送信する送信光遮断手段と、 を備えて構成されることを特徴とするバースト光送信
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10212665A JP2000049715A (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | バースト光送信器 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10212665A JP2000049715A (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | バースト光送信器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family
ID=16626384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10212665A Pending JP2000049715A (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | バースト光送信器 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000049715A (ja) |
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