JP2007035696A - ファイバレーザ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無駄なく高出力のパルス光を高効率に出力することができる、簡単な構成のファイバレーザ装置を提供する。
【解決手段】 ファイバレーザ発振器11の励起が開始されてその励起状態が定常状態に達するまでの時間をt、ファイバレーザ増幅器12の励起が開始されてその励起状態が定常状態に達するまでの時間をtとした場合、ファイバレーザ発振器11において、タイミングPが、タイミングPを基準として、(t−t)時間後となり、最初に出されるタイミングPが、それからt時間後となるようにする。また、ファイバレーザ増幅器12においては、タイミングPが、タイミングPを基準として、(t−t)時間前となるようにする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、Qスイッチパルスレーザ光を出力するレーザ装置に係り、とりわけ、高出力のQスイッチパルスレーザ光を高効率に出力することができるファイバレーザ装置に関する。
従来、この種のファイバレーザ装置としては、レーザ光をQスイッチ素子によりパルス発振させてQスイッチパルスレーザ光を出射させるファイバレーザ発振器と、ファイバレーザ発振器から出射されたQスイッチパルスレーザ光を増幅するファイバレーザ増幅器とを組み合わせたものが一般的に用いられている。
このようなファイバレーザ装置においては、ファイバレーザ増幅器のゲインが自然放出光の増幅にも利用されてしまうので、ファイバレーザ増幅器の励起の開始をファイバレーザ発振器の励起の開始よりも早くしておくことは好ましくないと考えられている。このため、従来においては、ファイバレーザ発振器及びファイバレーザ増幅器の励起の開始タイミングを制御するため、次のいずれかの方法、すなわち、(1)ファイバレーザ発振器の励起の開始とファイバレーザ増幅器の励起の開始とを同時に行う方法、又は、(2)ファイバレーザ発振器の励起の開始をファイバレーザ増幅器の励起の開始よりも早く行う方法が用いられている。
これらの方法のうち、上記(1)の方法では、図5に示すように、ファイバレーザ発振器及びファイバレーザ増幅器の励起が開始されてその励起状態が定常状態に達するまでに一定の時間を要するので、このような時間間隔よりも短い間隔となるような高い繰り返し周波数でQスイッチ素子を動作させる場合(Qスイッチパルストリガ信号の発生間隔が上述した時間間隔よりも短い場合)には、ファイバレーザ発振器から出射されるQスイッチパルスレーザ光、又はファイバレーザ増幅器から最終的に出力されるQスイッチパルスレーザ光(Qスイッチパルス増幅光)のパルス強度に過渡応答が生じる。このため、上記(1)の方法では、ファイバレーザ装置の動作を開始した際にその最初の時点から一定強度のパルス光(Qスイッチパルス増幅光)を得ることができないという問題がある。
一方、上記(2)の方法では、図6に示すように、ファイバレーザ増幅器の励起が開始された時点でファイバレーザ発振器の励起状態が定常状態となっており、ファイバレーザ発振器から出射されるQスイッチパルスレーザ光のパルス強度も一定となっているが、ファイバレーザ増幅器の励起状態が定常状態に達していないので、Qスイッチパルスレーザ光の増幅率に過渡応答が生じる。このため、上記(2)の方法でも、ファイバレーザ装置の動作を開始した際にその最初の時点から一定強度のパルス光(Qスイッチパルス増幅光)を得ることができないという問題がある。
なお、レーザ装置から出力されるパルス光の強度をその最初の時点から一定強度にする方法としては、特許文献1〜3に記載されているような方法が提案されている。しかしながら、これらの方法はいずれも、Qスイッチパルスレーザ発振器のみを備えた一般的なレーザ装置を前提にしたものであり、上述したようなファイバレーザ発振器及びファイバレーザ増幅器を組み合わせたファイバレーザ装置には原理的に適用することができない。
特開2002−103066号公報 特開2002−208750号公報 特開2003−110176号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、動作を開始した際の最初の時点から一定強度のQスイッチパルスレーザ光(Qスイッチパルス増幅光)を得ることにより、無駄なく高出力のパルス光を高効率に出力することができる、簡単な構成のファイバレーザ装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1ファイバレーザ媒体、第1励起源及びQスイッチ素子を有し、第1ファイバレーザ媒体を第1励起源により励起してレーザ光を発生させるとともに、この発生されたレーザ光をQスイッチ素子によりパルス発振させてQスイッチパルスレーザ光を出射させるファイバレーザ発振器と、第2ファイバレーザ媒体及び第2励起源を有し、ファイバレーザ発振器から出射されたQスイッチパルスレーザ光を第2ファイバレーザ媒体に入射させるとともに、第2ファイバレーザ媒体を第2励起源により励起して当該Qスイッチパルスレーザ光を増幅するファイバレーザ増幅器と、ファイバレーザ発振器及びファイバレーザ増幅器を制御する制御機構であって、ファイバレーザ発振器の第1励起源の動作を開始させる発振器励起開始時刻と、ファイバレーザ発振器のQスイッチ素子の動作を開始させるQスイッチトリガ信号発生開始時刻と、ファイバレーザ増幅器の第2励起源の動作を開始させる増幅器励起開始時刻とを、ファイバレーザ発振器のQスイッチ素子のパルス繰り返し周波数、ファイバレーザ発振器の第1励起源の励起強度及びファイバレーザ増幅器の第2励起源の励起強度に応じて、互いに独立して調整する制御機構とを備えたことを特徴とするファイバレーザ装置を提供する。
なお、本発明において、制御装置は、ファイバレーザ発振器から出射されるQスイッチパルスレーザ光のパルス強度が当該Qスイッチパルスレーザ光の出射開始時点から一定となるように、ファイバレーザ発振器のQスイッチ素子のパルス繰り返し周波数及びファイバレーザ発振器の第1励起源の励起強度に応じて、発振器励起開始時刻及びQスイッチトリガ信号発生開始時刻を調整するとともに、Qスイッチパルスレーザ光の出射開始時点でファイバレーザ増幅器の励起状態が定常状態に達するように、ファイバレーザ増幅器の第2励起源の励起強度に応じて、増幅器励起開始時刻を調整することが好ましい。
また、本発明において、ファイバレーザ発振器の第1励起源及びファイバレーザ増幅器の第2励起源が、半導体レーザからなることが好ましい。
さらに、本発明において、ファイバレーザ発振器のQスイッチ素子が、音響光学素子又は電気光学素子からなることが好ましい。
本発明によれば、ファイバレーザ発振器から一定のパルス強度のQスイッチパルスレーザ光が当該Qスイッチパルスレーザ光の出射開始時点から得られるとともに、当該Qスイッチパルスレーザ光の出射開始時点でファイバレーザ増幅器の励起状態についても定常状態に達しているので、ファイバレーザ装置の動作を開始した際にその最初の時点から一定強度のパルス光(Qスイッチパルス増幅光)を得ることができる。このため、簡単な構成で、無駄なく高出力のパルス光(Qスイッチパルス増幅光)を高効率に出力することができる。
発明を実施するための形態
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1乃至図4は、本発明の一実施形態に係るファイバレーザ装置を示す図である。
まず、図1により、本実施形態に係るファイバレーザ装置10の全体構成について説明する。
図1に示すように、ファイバレーザ装置10は、Qスイッチパルスレーザ光を出射させるファイバレーザ発振器11と、ファイバレーザ発振器11から出射されたQスイッチパルスレーザ光を増幅するファイバレーザ増幅器12とを備えている。なお、ファイバレーザ発振器11から出射されたQスイッチパルスレーザ光は、導光ファイバ13を介してファイバレーザ増幅器12へ導かれ、また、ファイバレーザ増幅器12で増幅されたQスイッチパルスレーザ光は、導光ファイバ14を介してQスイッチパルス増幅光Lとして出力されるようになっている。
このうち、ファイバレーザ発振器11は、図2に示すように、コア21、内部クラッド22及び外部クラッド23からなるファイバレーザ発振器用ファイバ20を有している。ここで、コア21は希土類元素等からなる固体レーザ媒体(第1ファイバレーザ媒体)であり、半導体レーザ等からなる励起源(第1励起源)28、29から出射されてファイバレーザ発振器用ファイバ20内を伝搬する励起光Eがコア21を繰り返し通過することによりコア21が励起されるようになっている。なお、励起源28、29は、励起光コンバイナー27を介してファイバレーザ発振器用ファイバ20の一端部側に設けられており、励起源28、29から出射された励起光Eが、ファイバレーザ発振器用ファイバ20の内部クラッド22の端面に集光されるようになっている。また、ファイバレーザ発振器用ファイバ20のコア21の両端部には、共振器ミラーとして機能するブラッググレーティング24、25が設けられており、励起光Eによる励起によりコア21内で発生した光がブラッググレーティング24、25の間で繰り返し反射されることによりレーザ光が発生されるようになっている。さらに、ファイバレーザ発振器用ファイバ20の一部にはQスイッチ素子26が設けられており、ファイバレーザ発振器用ファイバ20内で発生したレーザ光をパルス発振させてQスイッチパルスレーザ光を出射させることができるようになっている。なお、Qスイッチ素子26としては、音響光学素子や電気光学素子等を用いることができる。
ファイバレーザ増幅器12は、図3に示すように、コア31、内部クラッド32及び外部クラッド33からなるファイバレーザ増幅器用ファイバ30を有している。ここで、コア31は希土類元素等からなる固体レーザ媒体(第2ファイバレーザ媒体)であり、ファイバレーザ発振器11から出射されたQスイッチパルスレーザ光が入射するようになっている。そして、ファイバレーザ増幅器12において、半導体レーザ等からなる励起源(第2励起源)36、37から出射されてファイバレーザ増幅器用ファイバ30内を伝搬する励起光Eが、コア31を繰り返し通過することによりコア31が励起されて当該Qスイッチパルスレーザ光が増幅されるようになっている。なお、励起源36、37は、ファイバ分岐部34、35を介してファイバレーザ増幅器用ファイバ30の側部側に設けられており、励起源36、37から出射された励起光Eが、ファイバレーザ増幅器用ファイバ30の内部クラッド32内に入射されるようになっている。
なお、図1に示すように、ファイバレーザ発振器11及びファイバレーザ増幅器12は、タイミング制御器16を介してレーザドライバ15に接続されている。
ここで、レーザドライバ15は、ファイバレーザ発振器11及びファイバレーザ増幅器12を動作させるためのものであり、ファイバレーザ装置10の動作開始時点で動作開始信号41をタイミング制御器16に出力するようになっている。
また、タイミング制御器16は、ファイバレーザ発振器11のQスイッチ素子26のパルス繰り返し周波数、ファイバレーザ発振器11の励起源28、29の励起強度及びファイバレーザ増幅器12の励起源36、37の励起強度等に応じて、適切なタイミングで、ファイバレーザ発振器励起信号42、Qスイッチトリガ信号43及びファイバレーザ増幅器励起信号44をファイバレーザ発振器11又はファイバレーザ増幅器12に出力するようになっている。これにより、ファイバレーザ発振器11においては、励起源28、29の動作を開始させる発振器励起開始時刻と、Qスイッチ素子26の動作を開始させるQスイッチトリガ信号発生開始時刻とが設定され、また、ファイバレーザ増幅器12においては、励起源36、37の動作を開始させる増幅器励起開始時刻が設定される。なお、これらの発振器励起開始時刻、Qスイッチトリガ信号発生開始時刻及び増幅器励起開始時刻は、互いに独立して調整されるようになっている。
なお、レーザドライバ15及びタイミング制御器16により、ファイバレーザ発振器11及びファイバレーザ増幅器12を制御する制御機構が構成されている。
次に、図4により、図1乃至図3に示すファイバレーザ装置10におけるQスイッチパルス増幅光の発生態様の一例を時系列的に説明する。
図1乃至図3に示すファイバレーザ装置10の動作開始時点でレーザドライバ15からタイミング制御器16に動作開始信号41が出力されると、タイミング制御器16により、図4に示すようなタイミングで、ファイバレーザ発振器励起信号42、Qスイッチトリガ信号43及びファイバレーザ増幅器励起信号44がファイバレーザ発振器11又はファイバレーザ増幅器12に出力される。
ここで、ファイバレーザ発振器11及びファイバレーザ増幅器12の励起が開始されてその励起状態が定常状態に達するまでには一定の時間を要する。今、ファイバレーザ発振器11の励起が開始されてその励起状態が定常状態に達するまでの時間をt、ファイバレーザ増幅器12の励起が開始されてその励起状態が定常状態に達するまでの時間をtとし、かつ、tの方がtよりも長いとする。
この場合、ファイバレーザ発振器11においては、タイミング制御器16からファイバレーザ発振器励起信号42が出されるタイミング(図4の符号P参照)が、タイミング制御器16からファイバレーザ増幅器励起信号44が出されるタイミング(図4の符号P参照)を基準として、(t−t)時間後となり、タイミング制御器16からファイバレーザ発振器励起信号42が最初に出されるタイミング(図4の符号P参照)が、それからt時間後となるようにするとよい。これにより、ファイバレーザ発振器11のQスイッチ素子26のパルス繰り返し周波数及びファイバレーザ発振器11の励起源28、29の励起強度に応じて、発振器励起開始時刻及びQスイッチトリガ信号発生開始時刻が調整されることとなり、ファイバレーザ発振器11から出射されるQスイッチパルスレーザ光のパルス強度が当該Qスイッチパルスレーザ光の出射開始時点から一定となる。
一方、ファイバレーザ増幅器12においては、タイミング制御器16からファイバレーザ増幅器励起信号44が出されるタイミング(図4の符号P参照)が、タイミング制御器16からファイバレーザ発振器励起信号42が出されるタイミング(図4の符号P参照)を基準として、(t−t)時間前となるようにするとよい。これにより、ファイバレーザ増幅器12の励起源36、37の励起強度に応じて、増幅器励起開始時刻が調整されることとなり、ファイバレーザ発振器11から出射されるQスイッチパルスレーザ光の出射開始時点でファイバレーザ増幅器12の励起状態が定常状態に達するようになる。
このように本実施形態によれば、ファイバレーザ発振器11から一定のパルス強度のQスイッチパルスレーザ光が当該Qスイッチパルスレーザ光の出射開始時点から得られるとともに、当該Qスイッチパルスレーザ光の出射開始時点でファイバレーザ増幅器12の励起状態についても定常状態に達しているので、ファイバレーザ装置10の動作を開始した際にその最初の時点から一定強度のパルス光(Qスイッチパルス増幅光)を得ることができる。このため、簡単な構成で、無駄なく高出力のパルス光(Qスイッチパルス増幅光)を高効率に出力することができる。
なお、上述した実施形態においては、ファイバレーザ装置10のレーザドライバ15とタイミング制御器16とが別々の要素として構成されている場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、タイミング制御器16がレーザドライバ15内に含まれる等の態様により両者が一体に構成されていてもよい。
本発明の一実施形態に係るファイバレーザ装置の全体構成を示す図。 図1に示すファイバレーザ装置のファイバレーザ発振器の一例を示す図。 図1に示すファイバレーザ装置のファイバレーザ増幅器の一例を示す図。 図1乃至図3に示すファイバレーザ装置におけるQスイッチパルス増幅光の発生態様の一例を時系列的に示す図。 従来のファイバレーザ装置におけるQスイッチパルス増幅光の発生態様の一例を時系列的に示す図。 従来のファイバレーザ装置におけるQスイッチパルス増幅光の発生態様の他の例を時系列的に示す図。
符号の説明
10 ファイバレーザ装置
11 ファイバレーザ発振器
12 ファイバレーザ増幅器
13、14 導光ファイバ
15 レーザドライバ
16 タイミング制御器
20 ファイバレーザ発振器用ファイバ
21 コア
22 内部クラッド
23 外部クラッド
24、25 ブラッググレーティング
26 Qスイッチ素子
27 励起光コンバイナー
28、29 励起源
30 ファイバレーザ増幅器用ファイバ
31 コア
32 内部クラッド
33 外部クラッド
34、35 ファイバ分岐部
36、37 励起源
41 動作開始信号
42 ファイバレーザ発振器励起信号
43 Qスイッチトリガ信号
44 ファイバレーザ増幅器励起信号
L レーザ光(Qスイッチパルス増幅光)
、E 励起光

Claims (4)

  1. 第1ファイバレーザ媒体、第1励起源及びQスイッチ素子を有し、前記第1ファイバレーザ媒体を前記第1励起源により励起してレーザ光を発生させるとともに、この発生されたレーザ光を前記Qスイッチ素子によりパルス発振させてQスイッチパルスレーザ光を出射させるファイバレーザ発振器と、
    第2ファイバレーザ媒体及び第2励起源を有し、前記ファイバレーザ発振器から出射されたQスイッチパルスレーザ光を前記第2ファイバレーザ媒体に入射させるとともに、前記第2ファイバレーザ媒体を前記第2励起源により励起して当該Qスイッチパルスレーザ光を増幅するファイバレーザ増幅器と、
    前記ファイバレーザ発振器及び前記ファイバレーザ増幅器を制御する制御機構であって、前記ファイバレーザ発振器の前記第1励起源の動作を開始させる発振器励起開始時刻と、前記ファイバレーザ発振器の前記Qスイッチ素子の動作を開始させるQスイッチトリガ信号発生開始時刻と、前記ファイバレーザ増幅器の前記第2励起源の動作を開始させる増幅器励起開始時刻とを、前記ファイバレーザ発振器の前記Qスイッチ素子のパルス繰り返し周波数、前記ファイバレーザ発振器の前記第1励起源の励起強度及び前記ファイバレーザ増幅器の前記第2励起源の励起強度に応じて、互いに独立して調整する制御機構とを備えたことを特徴とするファイバレーザ装置。
  2. 前記制御装置は、前記ファイバレーザ発振器から出射されるQスイッチパルスレーザ光のパルス強度が当該Qスイッチパルスレーザ光の出射開始時点から一定となるように、前記ファイバレーザ発振器の前記Qスイッチ素子のパルス繰り返し周波数及び前記ファイバレーザ発振器の前記第1励起源の励起強度に応じて、前記発振器励起開始時刻及び前記Qスイッチトリガ信号発生開始時刻を調整するとともに、前記Qスイッチパルスレーザ光の出射開始時点で前記ファイバレーザ増幅器の励起状態が定常状態に達するように、前記ファイバレーザ増幅器の前記第2励起源の励起強度に応じて、前記増幅器励起開始時刻を調整することを特徴とする、請求項1に記載のファイバレーザ装置。
  3. 前記ファイバレーザ発振器の前記第1励起源及び前記ファイバレーザ増幅器の前記第2励起源が、半導体レーザからなることを特徴とする、請求項1又は2に記載のファイバレーザ装置。
  4. 前記ファイバレーザ発振器の前記Qスイッチ素子が、音響光学素子又は電気光学素子からなることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のファイバレーザ装置。
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