JP2008073733A - レーザ加工装置 - Google Patents

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靖樹 西脇
Yasuyuki Furuta
泰之 古田
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Abstract

【課題】微小出力付近での安定したレーザ出力を行うことが可能なレーザ加工装置を提供すること。
【解決手段】レーザ発振器11から出射されたレーザビームL1をビームエクスパンダ13.14や集光レンズ16を配した光路を通してワークWに照射して加工するものであって、レーザ発振器11からのレーザ光L1を、透過率を調整してワーク側へ出射するレーザ光L2と反射により光路から外して出射するレーザ光L3とに分割可能な光変調器12と、その光変調器12によって反射されたレーザ光L3を吸収するダンパ17と、非加工時にレーザ発振器11から一定の微小出力でレーザ光L1を出射させておき、その微小出力より小さい出力でワークにレーザ光L2を照射する場合には光変調器12の透過率を制御し、その微小出力以上の出力でワークにレーザ光L2を照射する場合にはレーザ発振器11を制御するようにしたコントローラ20とを有するレーザ加工装置1。
【選択図】 図2

Description

本発明は、レーザ光を用いてワークの表面に凹凸を加工するレーザ加工装置に関し、特に微小出力付近での安定したレーザ出力を行うことが可能なレーザ加工装置に関する。
従来のレーザ加工装置は、例えば図8に示すように構成されている。レーザ発振器101からのレーザ光L11を被加工物Wに導く光学系が構成されており、レーザ光L11の光路上に音響光学変換素子102が配置され、その音響光学変換素子102を透過したレーザ光L12を被加工物(ワーク)Wへ向けて反射させる反射ミラー106と、ワークWの所定位置に集光して照射する集光レンズ107が配置されている。音響光学変換素子102には高周波電源(以下、RF電源という)103が接続され、高周波出力(以下、RF信号という)S1のON/OFFによってレーザ光L11の回折と透過とを制御するようになっている。そして、レーザ発振器101とRF電源103には、ON/OFF駆動する駆動タイミング信号(駆動パルス)S11,S12を出力するレーザ制御回路105が接続されている。
レーザ発振器101から出力されたレーザ光L11は音響光学変換素子102に入力され、RF電源103がOFFの時はそのまま透過し(レーザ光L12)、RF電源103がONの時は回折することになる(レーザ光L13)。回折レーザ光L12は、反射ミラー106で反射され集光レンズ107で補正され、ワークWの所定位置に照射されて加工を行う。こうしたレーザ加工装置は、例えば1μsec程度の立上がりや立下りの時間で得られ、音響光学変換素子102によって得られるレーザ光を用いてレーザ加工を行うことができる。
特開2003−48093号公報
しかし、こうした従来のレーザ加工装置で、ワークWに対するレーザ光による加工穴の穴径や加工部の加工深度を変化させる際は、レーザ制御回路105によるレーザ発振器101の出力制御が行われていた。しかしこの場合、励起出力あるいは光学変換素子単体の応答性は十分速いものの、レーザ発振器101の性能によっては、微小出力付近(定格出力が10%以下で、特に発振と非発振の境目である0%付近)での応答性が悪く、レーザ出力としての変調速度が遅くなることが問題であった。これは、レーザ発振器に運転状態を続ける特性があり、出射時の立ち上がりが遅く、停止時にも瞬時の停止が困難で加工始めと加工終了時の加工が安定しなかった。
また、レーザとは、レーザ媒質にエネルギが蓄積され(励起され)それがまとまって放出される(誘導放出)現象である。発振が開始される直前では、レーザ媒質にエネルギが通常状態よりも多く蓄積されるため(蓄積されないと発振を開始できない)、発振開始直後は一瞬大出力(ジャイアントパルス)が発生して仕上がりを悪くしてしまう。
出力制御には、レーザ発振器101の光源を制御する他、そのレーザ発振器101内に音響光学変換素子を内蔵し、その音響光学変換素子を制御して行う場合もある。この場合、レーザ出力は、音響光学変換素子に負荷するRFパワーをアナログ変調させることで図5に示すようにレーザ出力を増減させることができ、しかも非常に高速駆動(数百nsecオーダー)が可能である。
しかし、発振器内のQ値を実線で示すように変化させた場合、RFパワーを急激に増減させたファーストパルス現象時のレーザ発振波形は、いずれも直ちに安定することなく不安定な波形変化が現れた。例えば、Q値を急激に減少させた図6(a)の場合、RFパワーMをt1時に一気に下げると、それに伴ってレーザ出力Nは一瞬急激に値が跳ね上がったジャイアントパルスを発生させ、レーザ出力が所定値に安定するまで一定時間(t21〜t22)かかる。一方、Q値を急激に増加させて図6(b)に示すようにRFパワーMをt23時に一気に上げると、レーザ出力Nは所定の値にまで下がって安定するまでには一定時間(t23〜t24)かかる。この結果、音響光学変換素子を用いて高速にアナログ変調する場合、こうしてレーザ出力に不安定な変化が生じるため、ワークWに対して安定したエネルギを供給できないことになり、微細加工に影響を及ぼすことになる。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、微小出力付近での安定したレーザ出力を行うことが可能なレーザ加工装置を提供することを目的とする。
本発明のレーザ加工装置は、レーザ発振器から出射されたレーザビームをビームエクスパンダや集光レンズを配した光路を通してワークに照射することにより、そのワーク表面に加工を施すものであって、前記レーザ発振器からのレーザ光を、透過率を調整してワーク側へ出射するレーザ光と反射して前記光路から外して出射するレーザ光とに分割可能な光変調器と、その光変調器によって反射されたレーザ光を吸収するダンパと、非加工時に前記レーザ発振器から一定の微小出力でレーザ光を出射させておき、その微小出力より小さい出力でワークにレーザ光を照射する場合には前記光変調器の透過率を制御し、その微小出力以上の出力でワークにレーザ光を照射する場合には前記レーザ発振器を制御するようにしたコントローラとを有することを特徴とする。
また、本発明のレーザ加工装置は、前記レーザ発振器が音響光学変換素子を内蔵し、前記コントローラがその音響光学変換素子を制御することによってレーザ光の出力を調整するようにしたものであることが好ましい。
また、本発明のレーザ加工装置は、前記レーザ発振器がファイバレーザ発振器であることが好ましい。
本発明によれば、非加工時でもレーザ発振器から安定した状態でレーザ光が出射して非発振状態がないようにしている。そのため、微小出力でワークの加工する場合には、レーザ発振器をそのままに光変調器を制御することによってワークへ照射するレーザ光の出力を変調するようにしたので、微小出力付近での安定したレーザ出力を行うことが可能にある。
次に、本発明に係るレーザ加工装置の一実施形態について図面を参照しながら以下に説明する。レーザ加工装置は、ワークの表面に対して凹凸を加工する場合、その深さ方向の加工量を制御する方法として加工速度を変化させる他、レーザ出力を増減する方法があるが、本実施形態ではレーザ出力を増減して凹凸を制御する。図1は、そうした加工を行う本実施形態のレーザ加工装置の要部を簡略化して示した概念図である。
本実施形態のレーザ加工装置は、例えばファイバレーザを用いたレーザ発振器11が用いられる。このレーザ発振器11は、本体内部に複数のファイバー付き半導体レーザ素子とダブルクラッドファイバーとを備え、励起光源である半導体レーザ素子から出力されたレーザ光をレーザ媒質であるダブルクラッドファイバに集め、ダブルクラッドファイバ内で共振されたレーザ光を外部に出射するものである。そのため、従来の半導体レーザ発振器に比べ、きわめて集光性および直進性の高いレーザ光が得られる。
また、本実施形態では、レーザ発振器11内に音響光学変換素子18を備え、その音響光学変換素子18を駆動するRFドライバが接続されている。従って、レーザ発振器11では、音響光学変換素子18に負荷するRFパワーをアナログ変調させることで、図5に示すようにレーザ出力が変化するようになる。
そして、レーザ発振器11から出射されるレーザ光の光路上には光変調器であるモジュレータ(BDM)12が配置され、制御信号に応じて出射光の進行方向と直進するレーザ光の透過率を変化させるよう構成されている。
モジュレータ12は、入射したレーザ光L1が、そのまま透過して出射するレーザ光L2と斜め方向に反射して出射するレーザ光L3とに分割し、レーザ光L2の透過率を制御することが可能な光変調器である。モジュレータ12をそのまま透過するレーザ光L2が被加工物(ワーク)Wに照射して加工を行い、回折してワークWに照射されないレーザ光L3に対しては、そのレーザ光L3を吸収するためのダンパ17が設けられている。
ここで、図2は、レーザ加工装置全体を示した概念図である。このレーザ加工装置1は、図1に示したように、レーザ発振器11とモジュール12を有し、そのモジュール12を透過したレーザ光L12について、そのビーム径を拡大するビームエクスパンダを構成する平凹レンズ13や平凸レンズ14が順に並べられている。更に、レーザ光L2の方向を変える反射ミラー15が置かれ、反射したレーザ光L2の進む先には集光レンズ16がワークWの手前に配置されている。ワークWはXYテーブル25上の拘束治具に固定され、照射されるレーザ光L2は、加工データに従ったテーブルの動作によって相対的な位置制御が行われるよう構成されている。
レーザ加工装置1は、記憶された所定の加工プログラムに従ってレーザ発振器11などを制御するコントローラ20を有している。そして、そのコントローラ20は、レーザ発振器11を駆動させるレーザ電源21、そのレーザ発振器11に内蔵された音響光学変換素子18へRFパワーを供給するRF電源22、更にモジュレータ12を駆動させるBDM電源23を介し、レーザ発振器11などと接続されている。
レーザ加工装置1は、例えば三次元彫刻をするなどの用途に使用される。具体的には、レーザ光L2の照射位置をX軸方向の一端から他端へ定速度で移動し、他端に達したらY軸方向に数十μm移動させた後、X軸方向を逆に移動する。こうしたレーザ光L2の加工位置はXYテーブル25によるワークWの移動によって行い、そのワークWに対する凹凸はレーザ光L2のON/OFFや出力調整によって行われる。ワークW表面の凹凸は、例えば図7に示した断面のように階段状に形成され、1ステップ分の幅cが数十μm程度で形成されている。レーザ加工装置1では、1ステップ毎にレーザ出力を制御した加工深度の調整が行われる。
本実施形態のレーザ加工装置1では、レーザ光L2のON/OFFをモジュレータ12によって行い、その出力調整をレーザ発振器11内の音響光学変換素子18とモジュレータ12とによって行っている。そして、図7に示すようなワークWを加工する場合は、図3及び図4に示すようにして出力制御が行われる。図3は、加工出力をコントロールするためのフローを示した図であり、図4は、加工出力の変化をグラフにして示した図である。図4のグラフ(A),(B),(C)は、それぞれ順にワークWへの加工出力、レーザ発振器11から出射されるレーザ光L1の出力、そしてレーザ光L1がモジュレータを透過したその透過率を示している。
レーザ発振器11から出力されるレーザ光L1の出力は、音響光学変換素子18に負荷するRFパワーをアナログ変調させることによって調整するが、その際、レーザ出力が定格出力の10%以下にならないようにしている。これは、図6(a)に示すように、RFパワーMを一気に下げしまいレーザ出力Nにジャイアントパルスが発生しないようにするためであり、ワークWに対してレーザ照射しないときでも常に安定した出力状態でレーザ光L1を出射させるようにしている。そして、定格出力の10%より低い値で出力を制御する場合には、モジュレータ12が使用される。なお、定格出力の10%に設定したのは、安定したレーザ光を出射することができる最低限の出力が例えば10%であるとしたからであり、ダンパ17に吸収させるエネルギを小さくするためである。
レーザ加工装置1では、コントローラ20からレーザ電源19へ制御信号が送られ、そのレーザ電源19を介してレーザ発振器11の励起源が起動する。そして、音響光学変換素子18に負荷するRFパワーを変調させてレーザ発振器11から出射されるレーザ出力を調整する。ワークWへの加工深さや加工速度によってレーザ光の加工出力が変化するが、その出力制御についてはコントローラ20の記憶手段に所定の加工プログラムが記憶され、それに基づいて実行される。そこで、図3に示すように目標出力が設定されており(S1)、先ずその値が定格出力の10〜100%の間であるかが確認される(S2)。
その目標出力が10〜100%の間である場合には(S2:YES)、レーザ発振器11の特に音響光学変換素子18によって所定の出力でレーザ光L1を出射するように制御が行われ、またその場合は、モジュレータ12についても透過率が100%になるように制御される(S3)。そのため、レーザ発振器11から出力されるレーザ光L1の出力は10〜100%の範囲内の所定出力で出射され、その全てがモジュレータ12を透過したレーザ光L2としてワークWへと照射される。
一方、目標出力が10〜100%から外れる場合、すなわち10%未満の出力である場合には(S2:NO)、レーザ発振器11から出射されるレーザ光L1は、音響光学変換素子18によって出力が10%になるように制御される。そして、レーザ発振器11からのレーザ光L1に対し、モジュレータ12の透過率が目標出力に合わせて制御される(S4)。すなわち、目標出力が定格出力の8%であるとすると、モジュレータ12の透過率は80%になるように制御される。そのため、レーザ発振器11から出射された出力10%のレーザ光L1は、そのうちの80%がモジュレータ12を透過し、その結果、ワークWへは定格出力の8%の出力でレーザ光L2が照射される。
こうした出力調整によってワークWに加工が行われ、ワーク表面には図7に示すような傾斜した溝が形成される。そして、図4に示したグラフ(A)は、深さを変化させた加工の制御を単純化して示したものである。そこで、このグラフ(A)に示すワークWに対するレーザ光の加工出力が連続して変化する場合について説明する。この加工部は、グラフ(A)に示すように、t1時からt3時にかけて出力が徐々に増大して加工深さが大きくなり、一定の幅で100%の出力で加工した後、t4時からt6時にかけて出力が減少して加工深さが浅くなるようにしたものである。
レーザ発振器11からは、グラフ(B)に示すように、加工のt1時に入る前から既に出力10%の安定した状態でレーザ光L1が出射している。つまり、t1時経過前の非加工時には、レーザ発振器11から出射された定格出力10%のレーザ光L1がモジュール12によって変調され、全て斜めに曲げられたレーザ光L3がダンパ17へと吸収され、ワークWにはレーザ光L2が照射されない。
そして、t1時からt3時までの傾斜では、最初のt1時からt2時までに対応する範囲の浅い加工部に対しては、定格出力の10%未満でレーザ光L2がワークWに照射される。前述したように、t1時経過前の非加工時から既にレーザ光L1が出射しているが、t1時を経過してもその出力は変わらず、モジュレータ12側の制御によって出力調整が行われる。すなわち、t1時になったところでモジュレータ12を真っ直ぐに透過するレーザ光L2が徐々に増加するような制御が行われる。そのため、モジュレータ12の透過率がt1からt2にかけて0%から100%に変化することで、ワークWへの加工出力が0%から10%の間で調整される。
その後、ワークWに対する加工出力が定格出力の10%以上で調整される場合には、モジュレータ12の透過率を100%にしたまま音響光学変換素子18を制御することによってレーザ発振器11から出射されるレーザ光L1の出力そのものを変化させる。そして、加工出力を低下させるt4時からt6時の間では、レーザ発振器11からの出力が10%に達した後のt5後に音響光学変換素子18の制御からモジュレータ12の制御に切り換えられる。そして、t6時を経過した非加工時にでもレーザ発振器11からはそのまま定格出力10%のレーザ光L1の出射が継続され、モジュレータ12によって変調したレーザ光L3がダンパ17へ吸収される。
よって、本実施形態のレーザ加工装置1によれば、非加工時でもレーザ発振器11から安定した状態でレーザ光L1が出射し、非発振状態がないようにしているので、レーザ出力に図6(a)に示すようなジャイアントパルスが発生することがない。また、常に発振状態にあるレーザ発振器11からのレーザ光が出射されており、ワークW側への加工をモジュレータ12によってコントロールようにしたため応答時間が早くなった。更に、レーザ発振器11が常に発振状態にあるため、発振開始や停止前後の発振挙動がないため制御性も良い。
ところで、図1に示すレーザ発振器11は、音響光学変換素子18を内蔵し、それに負荷するRFパワーを変調させて出射されるレーザ出力を調整していた。しかし、音響光学変換素子18を除いたレーザ発振器であって励起用光源に与えるエネルギを制御することによってレーザ出力を調整するようにしてもよい。ただし、その場合も微小出力付近(定格出力が10%以下で、特に発振と非発振の境目である0%付近)での応答性が悪く、レーザ出力としての変調速度が遅くなることが問題である。
従って、図1及び図2に示すようにモジュレータ12を設け、レーザ発振器からのレーザ光を非加工時にはダンパ17へ回折させ、定格出力が10%程度で常にレーザ光が出射するように発振させておく同様の構成にすればよい。これにより、非加工時でもレーザ発振器から安定した状態でレーザ光L1が出射し、非発振状態がないようになるので、発振開始や停止前後の発振挙動がないため制御性が良く応答時間も早い。
以上、本発明のレーザ加工装置について一実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
前記実施形態では、非加工時でも定格出力の10%でレーザ光を出射するようにしているが、レーザ発振器などの性能によってはその値が上下してもよい。
レーザ加工装置の一実施形態についてその要部を簡略化して示した概念図である。 レーザ加工装置全体を示した概念図である。 加工出力をコントロールするためのフローを示した図である。 加工出力の変化をグラフにして示した図であって、グラフ(A)はワークWへの加工出力、グラフ(B)はレーザ発振器から出射されるレーザ光の出力、グラフ(C)はモジュレータの透過率を示している。 RFパワーとレーザ出力との関係をグラフに示した図である。 Q値の増減に伴うRFパワーの波形とレーザ発信波形を示した図である。 ワークの加工端面を示した図である。 従来のレーザ加工装置を概念的に示した図である。
符号の説明
1 レーザ加工装置
11 レーザ発振器
12 モジュレータ
13 平凹レンズ
14 平凸レンズ
15 反射ミラー
16 集光レンズ
17 ダンパ
18 音響光学変換素子
20 コントローラ
21 レーザ電源
22 RF電源
23 BDM電源
25 XYテーブル
W ワーク
L1,L2,L3 レーザ光

Claims (3)

  1. レーザ発振器から出射されたレーザビームをビームエクスパンダや集光レンズを配した光路を通してワークに照射することにより、そのワーク表面に加工を施すレーザ加工装置において、
    前記レーザ発振器からのレーザ光を、透過率を調整してワーク側へ出射するレーザ光と反射して前記光路から外して出射するレーザ光とに分割可能な光変調器と、
    その光変調器によって反射されたレーザ光を吸収するダンパと、
    非加工時に前記レーザ発振器から一定の微小出力でレーザ光を出射させておき、その微小出力より小さい出力でワークにレーザ光を照射する場合には前記光変調器の透過率を制御し、その微小出力以上の出力でワークにレーザ光を照射する場合には前記レーザ発振器を制御するようにしたコントローラとを有することを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 請求項1に記載するレーザ加工装置において、
    前記レーザ発振器は音響光学変換素子を内蔵し、前記コントローラがその音響光学変換素子を制御することによってレーザ光の出力を調整するようにしたものであることを特徴とするレーザ加工装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載するレーザ加工装置において、
    前記レーザ発振器は、ファイバレーザ発振器であることを特徴とするレーザ加工装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101048362B1 (ko) * 2009-02-04 2011-07-11 (주)미래컴퍼니 레이저 가공장치 및 그 방법
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JP2014187225A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Ricoh Co Ltd レーザ発振装置及びレーザ加工機

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