JP2814473B2 - 自動結線装置用ケーブル送出し装置 - Google Patents

自動結線装置用ケーブル送出し装置

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JP2814473B2
JP2814473B2 JP6081156A JP8115694A JP2814473B2 JP 2814473 B2 JP2814473 B2 JP 2814473B2 JP 6081156 A JP6081156 A JP 6081156A JP 8115694 A JP8115694 A JP 8115694A JP 2814473 B2 JP2814473 B2 JP 2814473B2
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厚郎 中村
信一 竹花
宏和 横沢
俊治 樋沢
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Hirose Electric Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
    • H01R43/048Crimping apparatus or processes
    • H01R43/052Crimping apparatus or processes with wire-feeding mechanism

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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はケーブルをコネクタ等に
結線するためにケーブルを送り出す自動結線装置用ケー
ブル送出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コネクタ等にケーブルを自動結線装置に
て結線する際には、該装置に保持されたコネクタ等に対
し、ケーブル送出し装置にて所定長に測長された後に切
断されたケーブルが一本毎所定の結線位置にある接触子
にまで搬送体によりもたらされ、ここで圧接等の結線が
なされる。引き続き、搬送体が次のケーブルを次の接触
子位置まで搬送し、同様に結線が行われる。多くの場
合、上記要領にて複数の接触子に対して同一種のケーブ
ルを順次結線することで十分であるが、用途によって
は、いくつかの接触子のケーブルを他の接触子のケーブ
ルと異種のもの、例えば色を変えたいという要請があ
る。従来、かかる場合には、色が変わる毎にケーブル送
出し装置へ供給されるケーブルを入れ替えて測長・切断
し結線作業を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】接触子によってケーブ
ルの色を変えたい場合には、従来ケーブル送出し装置へ
のケーブルを入れ替える作業が必要であり、その手間が
大変である。特に、多くのケーブルをことごとく異なる
色にしたいときには、作業能率が著しく低下する。
【0004】本発明は、接触子によって異なるケーブル
を結線したい場合に、自動的に所望のケーブルを選択供
給が可能で、しかも必要床面積の小さい自動結線装置用
ケーブル送出し装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、ケーブル供給装置と切断部との間に配され該ケー
ブル供給装置から引き出される一本のケーブルを切断部
に向け直線状に案内する案内部と、該案内部の中間位置
もしくは前方位置にて上記ケーブルを測長しながら所定
長だけ送り出す測長部とを有し、上記案内部は複数設け
られそれぞれのケーブルが同一仮想平面で平行となるよ
うに配列され、該複数の案内部はシフト駆動部に取りつ
けられて該案内部の配列ピッチ方向にピッチ間隔の整数
倍の距離だけ移動可能となっており、複数の案内部のう
ちの一つが選択されて上記測長部と切断部とを結ぶ線上
に位置し、各案内部の先端部に、ケーブルを案内するノ
ズルが設けられ、該ノズルが切断位置近傍まで前進及び
後退可能となっており、該ノズルの前方位置には、該ノ
ズル至近位置から所定距離だけ前方の位置へケーブルを
ノズルから引き出すグリッパが設けられ、引き出された
ケーブルの側方位置に、切断後のケーブルを所定位置へ
もたらす他のグリッパを備えていることによって達成さ
れる。
【0006】
【作用】上述の構成の本発明装置によれば、案内部にて
案内される一本のケーブルは、グリッパによりノズルか
ら引き出され、測長部にて所定長だけ送り出されて切断
部にて切断される。切断された所定長のケーブルは他の
グリッパによって結線位置にもたらされ、しかる後に
線される。結線の都度異種のケーブル、例えば異なる色
のケーブルとしたいときには、手動選択もしくはプログ
ラム選択にしたがいシフト駆動部を駆動させることによ
り、複数の案内部を移動させて所望の色のケーブルを案
内する案内部を測長部と切断部とを結ぶ線上にもたら
す。しかる後に、この案内部からケーブルを測長部にて
測定長だけ送り出し、切断部にて切断する。かくして、
所望の色のケーブルが結線される。
【0007】結線の都度異種のケーブル、例えば異なる
色のケーブルとしたいときには、手動選択もしくはプロ
グラム選択にしたがいシフト駆動部を駆動させることに
より、複数の案内部を移動させて所望の色のケーブルを
案内する案内部を測長部と切断部とを結ぶ線上にもたら
す。しかる後に、この案内部からケーブルを測長部にて
測定長だけ送り出し、切断部にて切断する。かくして、
所望の色のケーブルが結線される。
【0008】
【実施例】以下、添付図面にもとづき、本発明の実施例
について説明する。図1は本実施例のケーブル送出し装
置の構成を示す斜視図、図2は図1装置にケーブルを供
給するケーブル供給装置を示す斜視図である。
【0009】図1に示すケーブル送出し装置は、中央部
1Aに縦平面をもち前後に延びている支持体1を有し、
該支持体1には案内部の一部を形成する案内管2A,3
A,4A,5A,6Aそして7Aが等間隔のピッチpを
もって水平に支持されている。(なお、一つの案内部
は、例えば上記案内管2Aと後述する部材2B,2C,
2Dそして2Eにより構成されている。)上記支持体1
は中央部1Aの背面側にブロック部(図示せず)を有
し、該ブロック部にシフト駆動部8の送りねじ8Aが螺
合している。該送りねじ8Aは、通常のねじでも良い
が、正確かつ円滑な回転のためにはボールねじが好まし
い。該送りねじ8Aは上下両端の部材8B,8Cにて軸
線まわりに回転自在に支持され、該部材8B,8Cは不
動の枠体9に固定されている。したがって、送りねじ8
Aは回転自在ではあるが上下方向には定位置にある。該
送りねじ8Aは下端にプーリ10が取りつけられてお
り、該プーリ10に張設されたベルト11により正逆方
向に所定量だけ回転駆動を受けるようになっている。ベ
ルト11は図示せぬ駆動源により駆動を受け、上記支持
体1をピッチpの整数倍の距離を移動させる量だけ間欠
的に駆動される。
【0010】支持体1は上記中央部1Aの前後に縦に延
びる浅溝部1B,1Cを有し、前方の浅溝部1Bの前方
には縦に延び深溝を形成するU字状部1Dが設けられ、
上記後方の浅溝部1Cの後方にはL字状部1Eが後方に
延出している。上記支持体1は、上記浅溝部1B,1C
の背部にU字状のスライド部材1F,1Gが取りつけら
れていて、枠体9の前後部に設けられたガイドレール9
A,9Bにより上下に滑動自在に案内されている。
【0011】支持体1には、該支持体1の中央部1A及
びその前後に形成された上記二つの浅溝部1B,1Cの
範囲にわたり延びる六本の上記案内管2A,3A,4
A,5A,6Aそして7Aが上記ピッチpをもって等間
隔で平行に保持されている。該案内管の内径はケーブル
Cの直径より若干大なる内径を有しておれば十分であ
り、好ましくはケーブルCの走行に対し低摩擦であり、
耐摩耗性にすぐれているもの、例えばセラミック等が用
いられる。
【0012】上記支持体1のU字状部の前方壁部には、
上記案内管2A,3A,4A,5A,6Aそして7Aと
の軸線の延長線上に、これらよりも内径が若干大径の他
の案内管2B,3B,4B,5B,6Bそして7Bが保
持されており、前部に滑動して突出量を可変とするノズ
ル2C,3C,4C,5C,6Cそして7Cをそれぞれ
支持している。上記案内管2B,3B,4B,5B,6
Bそして7Bの後部及び上記ノズル2C,3C,4C,
5C,6Cそして7Cの内径は、上記案内管2A,3
A,4A,5A,6Aそし7Aの内径とほぼ同じとなっ
ている。
【0013】上記支持体1のL字状部1Eの壁面に沿っ
て、同一構成のケーブル把持移動体2D,3D,4D,
5D,6Dそして7Dがそれぞれ互いに独立して設けら
れている。ここで最上位のケーブル把持移動体2Dにつ
いて説明すると、該ケーブル把持移動体2Dは、前後に
延びる細い板部材の一方の面(上記L字状部1Eに対向
する面と逆側の面)に、前部に形成された把持面2D
1,中間部に設けられた支持突部2D2,2D3を有し
ている。また後端部にはL字状部1Eに面する側に向い
た突出端部2D4が設けられ、上記L字状部1Eの後端
面に対向している。
【0014】上記把持面2D1には、該把持面2D1に
貫通する軸に取りつけられた円板状のクランプ部材2E
が対向して設けられている。上記軸はケーブル把持移動
体2Dにて軸方向に摺動自在に案内され、上記クランプ
部材2Eとケーブル把持移動体2Dとの間に設けられた
ばね等(図示せず)によって、常時上記把持面2D1に
対して付勢されている。上記L字状部1Eには、上記ケ
ーブル把持移動体2Dの前後方向移動量に相当する長さ
だけ前後方向に長孔(図示せず)が形成されていて、上
記クランプ部材2Eの軸は上記長孔に突入しており、上
記L字状部1Eの背面の位置にまで達している。該L字
状部1Eの背面側には、シリンダ等の駆動部材12によ
り駆出されるロッド12Aが設けられていて、所定時に
該ロッド12Aが長孔内の軸の端面を押圧し、クランプ
部材2Eをクランプ解除に向けて把持面2D1から離間
させ、挟圧把持されていたケーブルCを解放するように
なっている。
【0015】上記ケーブル把持移動体2Dの後端に設け
られた突出端部2D4は上記L字状部1Eの後端とロッ
ド2D5により接続されていてケーブル把持移動体2D
がL字状部1Eに対して前進・後退可能に支持されてお
り、又ロッド2D5にはばね(図示せず)が配設されて
いて図示せぬストッパに当接される位置まで上記ケーブ
ル把持移動体2Dを後退せしめる方向に付勢している。
【0016】上記ケーブル把持移動体2Dの下方に位置
する他のケーブル把持移動体3D,4D,5D,6Dそ
して7Dも、上記ケーブル把持移動体2Dと全く同様に
構成されている。
【0017】上記支持体1のU字状部1Dの前面に沿っ
た位置には、前進・後退移動可能な腕体13が設けられ
ている。該腕体13は六本のノズル2C,3C,4C,
5C,6Cそして7Cにそれぞれ対応してそれぞれ独立
して移動可能となっている。各腕体13のクランク状に
屈曲された先端部13Aには、案内管2B内に摺動自在
に収められているノズル2Cが接続されていて、腕体1
3の前進によりノズル2Cが前方に引き出されるように
なっている。
【0018】上記支持体1のU字状部1D内には、一対
の送りローラ14から成る測長部が配設されている。該
送りローラ14は互いに所定時に接離自在となってい
て、該一対のローラ14の圧接時に案内管2Aと案内管
2Bの間で露呈せるケーブルCを挟圧し、設定角の回転
により所定長だけ測長して該ケーブルCを送り出すよう
になっている。
【0019】さらに、上記ノズル2Cの前方位置には、
ケーブルCを切断する切断部15が設けられている。該
切断部15は、上方に位置する刃体15Aとこれを受け
る刃受台15Bとから成っており、両者は上下に接離す
るように駆動され当接時にケーブルCを切断する。
【0020】ノズル2Cと切断部15の間の側方位置に
は、ケーブルCの位置にまで移動して該ケーブルCを把
持しこれを前進せしめるグリッパ16が設けられてい
る。
【0021】上記案内部のケーブル把持移動体2Dの後
方位置には、レバー17の回動により駆動されて上記ケ
ーブル把持移動体2Dを所定量だけ前進せしめる押圧体
18が設けられている。
【0022】一方、上記ケーブル送出し装置にケーブル
を供給するケーブル供給装置は図2のごとくである。該
ケーブル供給装置は、図1のケーブル送出し装置が六本
のケーブルを縦方向に配列した状態で送り出すようにな
っているのに対し、六本のケーブルを水平方向に配列し
た状態で供給するようになっている。六本のケーブルC
のそれぞれは、互いに独立したリール(図示せず)に巻
回されていて、各リールから引き出された後、水平及び
垂直な軸線まわりに回転する一連のくせ取り用ローラ2
1,22でその曲がりぐせが矯正された後、一対の送り
ローラ23により挟圧搬送される。六本のケーブルCの
ための六対の送りローラ23の一方は一本の軸24にて
連結せられており、該軸24はプーリ25を介してモー
タ26により駆動される。上記送りローラ23により送
り出されるケーブルCは、摩擦抵抗が小さく耐摩耗性の
ある曲管27により案内され、配列方向転換装置30に
導かれるようになっている。
【0023】上記配列方向転換装置30は、各ケーブル
Cを互いに分離した状態で近接せしめるスリットを形成
する複数の案内板31と縦配列部材35とを有してい
る。案内板31の範囲内では各ケーブルCは張力がきわ
めて小さくなるように弛んだ状態で案内されている。案
内板31には、上限センサ32及び下限センサ33が取
りつけられており、ケーブルCが上記上限センサ32と
下限センサ33の間に位置するように、上記モータ26
が制御されている。
【0024】上記複数の案内板31は、上方から見て扇
状に配列されていて、前方になるにつれて案内板31間
の間隔が狭くなっている。上記案内板31の前方には、
縦配列部材35が配置されている。該縦配列部材35に
は、縦方向に六つの案内リング36を有する部材37が
設けられ、案内板31にて互いに水平方向に近接して配
列案内されていた六本のケーブルCは上記部材37にて
縦方向に転換されて配列されるようになる。
【0025】通常、複数のリールは水平方向に配置され
るが、上記配列方向転換装置30により、各ケーブルは
互いに絡み合うことなく、縦方向に配列されるようにな
る。次に、かかる構成の本実施例装置について、図3及
び図4をも参照しつつ、その作動を説明する。
【0026】(1)先ず、図1において、プログラムに
したがい選定された一本ケーブルCが、測長部を構成す
る送りローラ14の位置にくるように、支持体1を所定
高さに移動せしめる。
【0027】(2)上記選択された一本のケーブルC
は、図2に示される一連のローラ21,22にてくせが
矯正され、案内板31及び縦配列部材35を経て、案内
管2A,2Bそしてノズル2Cにもたらされる。なお、
下位にある他の5本のケーブルはそれぞれクランプ部材
2Eにより、ケーブル先端がノズル3C,4C,5C,
6Cそして7Cの先端位置にあるようにして、クランプ
されて後退することを阻止されている。
【0028】(3)上記選択された一本のケーブルCを
案内する案内部のクランプ部材2Eは該ケーブルCをク
ランプしており、一対の送りローラ14は互いに離間状
態にありケーブルは挟圧されていない(図3、状態
(A)参照)。
【0029】(4)次に、図3の状態(B)に示される
ごとく、押圧体18の前進により上記ケーブル把持移動
体2Dを前方に押し出す。クランプ部材2Eより把持さ
れているケーブルCは上記ケーブル把持移動体2Dと共
に前進し、該ケーブルCの先端はノズル2Cより突出し
切断部15の位置にまで達する。
【0030】(5)ノズル2Cより突出したケーブルC
は、側方より近接するグリッパ16により把持され(図
3の状態(C)参照)、クランプ部材2Eの解放の後に
前進する該グリッパ16により前方に引き出される(図
3の状態(D)参照)。このとき、ノズル2Cも腕体1
3により前方に引き出される。
【0031】(6)次に、図3の状態(E)のごとく、
本実施例装置によるケーブルの送出し工程の後工程とし
て行われる結線装置のケーブル搬送装置(図示せず)の
グリッパ51が進出しケーブルCを把持する。このと
き、一対の送りローラ14は互いに近接しケーブルCを
挟持する。なお、後工程として、上記結線等の工程が行
われない場合は、上記グリッパ51によるケーブルCの
持ち換えを行わず、本実施例装置のグリッパ16による
把持のままでよい。
【0032】(7)しかる後、上記一対の送りローラ1
4が回転し、該送りローラ14に挟持されているケーブ
ルCは予め設定された所定長だけ前方に送り出される
(図4の状態(F)参照)。このとき上記グリッパ51
は定位置にあり、ケーブルCは送り出された分だけ弛ん
だ状態で垂れ下がる。
【0033】(8)次に、結線装置のケーブル搬送装置
のもう一つのグリッパ52が進出し、上記ケーブルCを
ノズル前方位置で挟持し、しかる後にグリッパ16によ
りノズル2Cを後退せしめる(図4の状態(G)参
照)。
【0034】(9)上記ノズル2Cの後退により、グリ
ッパ52とノズル2Cとの間には空間が形成され図4の
状態(H)に見られるごとく、ここに切断部15が進出
し、該切断部15によってケーブルCは切断された後、
上記グリッパ51,52により把持されて所定の結線位
置にもたらされる。このとき、ケーブルCはクランプ部
材2Eによりクランプされており、又一対の送りローラ
は離間状態にある。しかる後、押圧体18が後退して、
支持体1のL字状部1Eとケーブル把持移動体2Dとの
間でロッド2D5に設けられたばねの復元力により上記
ケーブル把持移動体2Dも後退し図の状態(A)に戻
る。
【0035】(10)次に、ケーブルを他の種のもの、
例えば他の色に変えたいときには、プログラムにしたが
い、所定のケーブルが上記ケーブル送りローラ14の位
置にくるように、上記支持体1をケーブル同士のピッチ
間隔の整数倍の距離だけ上下に移動せしめる。しかる後
に上記(1)〜(9)の工程を同様に行う。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上のごとく、各ケーブルをそ
れぞれ案内する案内部が各ケーブル間のピッチ距離ごと
に移動できるように構成したので、所定長に測長して切
断して送り出すケーブルを適宜選択することが可能とな
り、異種のケーブルを次々と結線する装置に接続するこ
とにより、その結線作業はきわめて向上する。その際、
各ケーブルの配列を縦平面で平行となるように複数の案
内部を配設すれば、ケーブル送出し装置は床面積の小さ
な装置とすることができる。
【0037】又、本発明装置にあって、各案内部にケー
ブル把持移動体を備えるようにすれば、測長・切断が行
われようとする一本のケーブルのみを前進させ、他のケ
ーブルの先端を後退位置にもたらすことができ、切断・
搬送時に他のケーブルの先端が障害となることがなくな
る。その際、上記ケーブル把持移動体がクランプ部材を
備えていて、ケーブルの測長部におけるケーブル送出し
時以外にケーブルをクランプしているようにすれば、待
機中にケーブルが前後に移動することがなくなる。特
に、後方の装置によりケーブルが引き戻されることがな
く、定位置に留まる。
【0038】さらに、各案内部の先端部に、切断位置近
傍まで前進し後退可能なノズルを設けることとすると、
ケーブル先端は該ノズルにより所定の位置に維持され、
切断位置がずれたり、またずれることにより切断長によ
り誤差が生ずるということもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのケーブル送出し装置
の斜視図である。
【図2】図1装置に用いられるケーブル供給装置の斜視
図である。
【図3】図1装置の工程を示す図である。
【図4】図1装置の工程を示す図である。
【符号の説明】
2A〜2E 案内部(案内管) 2C ノズル 2D ケーブル把持移動体 2E クランプ部材 8 シフト駆動部 14 測長部(送りローラ) 15 切断部 30,35 ケーブル供給装置
フロントページの続き (72)発明者 岡村 隆弘 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (72)発明者 中村 厚郎 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (72)発明者 竹花 信一 長野県上田市大字富士山3046番地3 (72)発明者 横沢 宏和 長野県小県郡青木村当郷1396番地 (72)発明者 樋沢 俊治 長野県小県郡武石村沖579番地2 (56)参考文献 特開 平5−175698(JP,A) 特開 昭59−229250(JP,A) 特開 平1−100885(JP,A) 特開 平4−277411(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 51/12 B65H 57/12 B65H 57/28 B65H 61/00 H01B 13/00 513 H01R 43/00 - 43/01 H01R 43/052 H05K 13/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル供給装置と切断部との間に配さ
    れ該ケーブル供給装置から引き出される一本のケーブル
    を切断部に向け直線状に案内する案内部と、該案内部の
    中間位置もしくは前方位置にて上記ケーブルを測長しな
    がら所定長だけ送り出す測長部とを有し、上記案内部は
    複数設けられそれぞれのケーブルが同一仮想平面で平行
    となるように配列され、該複数の案内部はシフト駆動部
    に取りつけられて該案内部の配列ピッチ方向にピッチ間
    隔の整数倍の距離だけ移動可能となっており、複数の案
    内部のうちの一つが選択されて上記測長部と切断部とを
    結ぶ線上に位置し、各案内部の先端部に、ケーブルを案
    内するノズルが設けられ、該ノズルが切断位置近傍まで
    前進及び後退可能となっており、該ノズルの前方位置に
    は、該ノズル至近位置から所定距離だけ前方の位置へケ
    ーブルをノズルから引き出すグリッパが設けられ、引き
    出されたケーブルの側方位置に、切断後のケーブルを所
    定位置へもたらす他のグリッパを備えていることとする
    自動結線装置用ケーブル送出し装置。
  2. 【請求項2】 各案内部は、ケーブルの先端を切断部の
    切断位置までの所定距離だけ前進せしめそして該位置か
    ら後退せしめるケーブル把持移動体を有していることと
    する請求項1に記載の自動結線装置用ケーブル送出し装
    置。
  3. 【請求項3】 ケーブル把持移動体は、所定距離だけ前
    進・後退する移動部材と、該移動部材に設けられケーブ
    ルをクランプ可能とするクランプ部材とを有しているこ
    ととする請求項2に記載の自動結線装置用ケーブル送出
    し装置。
  4. 【請求項4】 クランプ部材は測長部におけるケーブル
    の送出し時以外にケーブルをクランプしているように設
    定されていることとする請求項3に記載の自動結線装置
    用ケーブル送出し装置。
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EP95200437A EP0675577A3 (en) 1994-03-29 1995-02-23 Cable feeder for automatic connection device.

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