JP2704336B2 - 配線用電線の整理方法及び装置 - Google Patents

配線用電線の整理方法及び装置

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JP2704336B2
JP2704336B2 JP35784991A JP35784991A JP2704336B2 JP 2704336 B2 JP2704336 B2 JP 2704336B2 JP 35784991 A JP35784991 A JP 35784991A JP 35784991 A JP35784991 A JP 35784991A JP 2704336 B2 JP2704336 B2 JP 2704336B2
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憲章 長船
勝己 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器に使用するため
に定寸に切断した配線用電線の整理方法,整理装置及び
テーピング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の配線用電線は同じ長さのも
の、異なる長さのもの、色分けしたものが多数本必要で
ある。所定長さに引出し切断され電線は受皿に納められ
る。電線類は一般に長尺のものがリールに巻かれてい
る。したがってこのものを切断すると巻かれていたくせ
がついているので図15のようにカールした状態とな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため電線受けに溜
められると相互に絡み合って仕分け難くなるという問題
がある。したがって絡み合わないように仕分ける必要か
ら切断された電線をつききりで整理する作業員が必要と
なる問題がある。また仕分けたものを揃えて線種別に束
ねなければならないという作業時間が必要となる問題が
ある。本発明は従来の技術を有する問題点に鑑みなされ
たもので、その目的とすることろは自動化した能率的な
配線用電線切断及び切断電線の整理方法並びに装置また
束線するテーピング装置を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、選択された電線を所定長さに切断するに際
し、その長さが設定値以下のときは第1ハンドで把持し
所定長さに引出した電線の切断位置近くを第2ハンドで
把持して切断し、第1,第2ハンドで把持したものをテ
ーピング部位で切断電線の両端をテーピングする、設定
値以上のときは第1ハンドで把持し一定長さ引出した電
線の端部をテーピングし、その後又はテーピング前に第
2ハンドで引出した電線の電線カッタ近くの位置を把持
し所定長さ引出し第1ハンドで引出した電線の電線カッ
タ近くの位置を把持し引出し長さ不足のときは第1,第
2ハンドによる引出しを繰り返し、所定長に達したとき
切断し、第1,第2ハンドで把持した電線の切断端をテ
ーピングしてすだれ状束線としたものを種類,量に応じ
て仕分け分断する方法である。
【0005】また複数種類の電線を選択する部材と、前
記電線を把持して所定長さ引出す少なくとも2個の把持
部材と、該電線が引出されて所定長となったとき切断す
る部材と、切断された電線の両端部を順次テーピングし
て切断電線を束線してすだれ状とするテーピング部材
と、前記すだれ状となった束線電線を種類,量に応じて
仕分け分断する分断部材とを含んでなる整理装置であ
る。そして捲装支持された台紙テープと、台紙テープ上
面に貼着する捲装支持された粘着テープと、前記台紙テ
ープと粘着テープの間に送られてきた電線を両テープで
挟んで把持テーピングするとともに電線送りと直角方向
にピッチ送りをする可動把持部材と、該可動把持部材が
ピッチ送りのとき開き1ピッチ送りされた電線を台紙テ
ープとともに挟持する固定把持部材と、テーピングで束
線された電線を種類,束線量に仕分け分断するテープ分
断部材とを含んでなるテーピング装置である。
【0006】
【作用】・請求項1,2 ロールにされた電線を電線ホルダで選択し、二個の把持
部材の位置を制御装置で制御して電線を所定長引出し、
カッタで切断したあと把持部材で把持された切断電線を
テーピング位置に移動し、第1,第2テーピング装置で
電線の両端をテーピングしてすだれ状とし、種類・数量
によりテープを切断して束線として整理する。 ・請求項3 台紙テープと粘着テープの間に送られてきた電線を可動
把持部材で電線とテープで挟んで把持して下方にピッチ
送りし送られた電線を固定把持部材で保持し、すだれ状
とした電線の種類・数量によりテプカッタでテープを切
断し束線をつくる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図1〜図7にもとづき
説明する。電線支持枠1には必要とする複数種に対応し
て腕2が上下左右に間隔をあけて突設され、支持腕2に
捲装した電線ロール3が中心軸で支えられている。電線
はばねでテンション方向に付勢された旋回腕に枢支さ
れ、中央に円周案内溝を有する緩衝用ローラ4及び上下
二個の中央に円周案内溝を有する案内ローラ6により案
内されて電線ホルダ7へと送られる。電線ホルダ7はベ
ース11の水平案内面11a上にテーブル12が摺動可
能に載置されており、ベース11のブラケットで回転可
能に軸承され回転制御される送りねじ13で移動され
る。テーブル12上にはホルダ枠14が固設され水平支
軸で回転可能に上下一対の中央に円周案内溝を有する案
内ローラ16が枢支されている。
【0008】また電線引出し道に対して上下となる上爪
ホルダ17,下爪ホルダ18が上下方向に摺動可能に支
持されていて、互いの対向側面にラックが刻設されてお
り、間に介挿したピニオン19で互いに逆方向に移動す
るように連結されている。そして上爪ホルダ17の突子
とホルダ枠14のピンとの間に引張りばね21が張設さ
れていて上爪ホルダ17と下爪ホルダ18とは常時電線
把持方向に付勢され上爪ホルダ17の下端を突出させて
いる。このように構成された電線ホルダ7はロール3の
数に対応して並列に配置されている。並列された電線ホ
ルダ7の中央位置の上爪ホルダ17の真下にピストンロ
ッドが突出するようにエアシリンダ22がベース11に
設けられている。電線を定寸に切断する電線カッタ23
は中央に位置した電線ホルダ7の電線引出し道の真下ベ
ース11上に設立されたブラケット24の電線引出し方
向の枢軸26に枢支された鋏式刃体27a,27bでな
る。刃体27a,27bはベース11に設けられたエア
シリンダ28のピストンロッド29端とリンク31a,
31bで枢結されていてロッド29の進退で開閉され
る。
【0009】電線を引出すハンド33は電線引出しの線
の上位置に二本並列されたレール34上に移動可能にそ
れぞれ架設された第1把持爪A,第2把持爪Bよりな
る。第1把持爪Aはレール34上に載架されたキャリア
36が両端のスプロケットホィール37a,37bでエ
ンドレスに掛けられたチェーンと連結されNCで駆動さ
れるサーボモータ38でスプロケットホイール37aが
回転されることによって移動位置決めされる。キャリア
36にはアーム39が図示しないエアシリンダで上下に
移動されるように設けられており、アーム39下端には
図示しないエアシリンダで開閉される一対の把持爪41
が取つけられている。第2把持爪Bも第1把持爪Aの構
成と同じで並列した後側のレール34上に架載されて移
動制御される。
【0010】次いでテーピング装置50について説明す
る。第1テーピング装置イはハンド33の移動範囲遠い
限界近くに設けられており、機台51の案内面51aに
摺動可能に載架された枠体52はその上端に先端を二又
としたY状支え53が設立されており、後側の二又53
aにロールとした台紙テープ54の支軸が載置され、前
側の二又53bにはロールとした粘着テープ55の支軸
が載置されている。そしてY状支え53の中央に電線W
が引出されてくる。枠体52の引出し電線の下降送り線
Sより離れた位置で上下方向の案内面に案内されて枠体
52に設けたエアシリンダ56のピストンロッドで連結
されて摺動可能なスライダ57が設けられており、この
スライダ57の側方突出部57aに切断電線の下降送り
線Sに対し対称に軸58,59が旋回可能に枢支されて
いる。軸58,59先端に粘着テープの巾中央で挟む位
置にそれぞれ可動グリッパ61,62が固定されてい
る。
【0011】軸59の後端にはレバー63が固着されて
いて、先端にはピン64がS線上に植設され、軸58の
後端にはレバー66が固着され楕円窓66aにピン64
が係合している。またスライダ57にはエアシリンダ6
7の一端が枢支されており、このピストンロッド68端
がレバー63の他端に枢結されている。したがってエア
シリンダ56,67の作動で可動グリッパ61,62は
開閉と上下移動が行われる。枠体52には軸58,59
の下位置に軸71,72が旋回可能に枢支されており、
先端に台紙テープの巾中央対称位置にL形アーム73,
74が固着され、L形アーム73,74のL部の電線引
出し方向の両側面に電線と台紙テープの両側縁を挟持す
る二枚一組の板状の固定グリッパ76,77が固着され
ている。そしてグリップする位置は可動グリッパ61,
62で下降位置とした電線を挟持する位置である。軸7
2にはレバー78が固着されS線位置にピン79が植設
されており、軸71にはレバー81が固着されていて先
端の楕円窓81aにピン79が係合されている。レバー
78の他端は枠体52に一端が枢結されたエアシリンダ
82のピストンのロッド83端と枢結されていて、ロッ
ドの進退で固定位置でグリッパ76,77を開閉する。
【0012】更に枠体52には軸71,72の中央下位
置に窓52aが穿設されており、ブラケット86にS線
と平行に設立された支軸87に台紙テープ54,粘着テ
ープ55を切断する洋鋏形のテープカッタ88が枢支さ
れており、ブラケット87に設けたエアシリンダ85の
ピストンのロッド89とリンク91で枢結され開閉され
るようになっている。また枠体52にスライダ57の下
降端で作動するリミットスイッチ90が取付けられてい
る。枠体52は機台51に回転可能に軸承され図示しな
いNC装置で駆動されるサーボモータで回転される送り
ねじ92に雌ねじが螺合されていてハンド33の移動限
界近くで位置調整が可能となっている。なお送りねじ9
2に替えハンド33と同様にチェーンで送ることも可能
である。
【0013】第2テーピング装置ロは電線カッタ23よ
り所定位置離れてベース上に固定されており、その構造
は第1テーピング装置イと同じである。第1,第2テー
ピング装置イ・ロの下側にはその間隔より長い巾の傾斜
案内板83が設けられており、その下側には受け箱84
が設置されている。この受け箱84はすだれ状に下がっ
てくる束線電線を折り重ねるように前後に揺動或いは1
ピッチずつ移動し所定巾の移動量で往復動するように構
成するものである。
【0014】このような構成になる本装置の動作を説明
する。捲装された電線ロール3は線の太さ、色の違いに
より複数種類が電線支持枠1の腕2に支持されている
が、本実施例では上下に三種類設けられている。電線ホ
ルダ7も三個が並列されているものとする。そして電線
ホルダ7に支持された各電線は最初に電線カッタ23に
よって先端を切断して突出長を一定としておく。いま引
出し切断する電線が一番上に支持されたものが指定され
ると、図示しないモータで送りねじ13が回転され対応
する電線ホルダ7が引出し位置に移動される。案内ロー
ラ16で案内された電線端は所定長突出して上爪ホルダ
17,下爪ホルダ18で挟持されている。
【0015】この状態から電線が引出される状態をフロ
ーチャートにもとづき説明する。引出される電線長さを
L、ハンド33で引出されうる最大長さをL1 、後端部
のテーピング装置迄の移動量L3 、L1 −L3 の位置を
2 、P1 ・P2 間をL4 としたとき、L<L2 の場合
を図8及び図9のフローチャートにもとづき説明する。
ステップS1において第1ハンドAのキャリア36をN
Cで電線ホルダ7とカッタ23との間のP0 に位置決め
し、アーム39を下降してグリッパ41で電線Wを把持
する。ステップS2においてシリンダ22の下室に圧力
空気を送りピストンのロッドを上昇して上爪ホルダ1
7,下爪ホルダ18を開く。ステップS3においてNC
の指令でキャリア36がL移動され第1ハンドAで電線
Wが長さL引出される。ステップS4において第2ハン
ドBはキャリア36がNCで電線カッタ23の外側手前
のP1 位置に位置決めされ、アーム39が下降してグリ
ッパ41が電線を把持する。
【0016】ステップS5においてエアシリンダ22の
上室に圧力空気を送りピストンのロッドを下降される。
上爪ホルダ17はばね21の力で下降させピニオン19
が旋回し下爪ホルダ18を上昇させて閉じ把持する。ス
テップS6においてエアシリンダ28の下室に圧力空気
を送りピストンのロッド29を上昇させて刃体27a,
27bを旋回して電線Wを切断する。ステップS7にお
いて第1,第2ハンドA,BはNCの指令で同期してL
3量移動し、テーピング位置となる。ステップS8にお
いて第1テーピング装置イ,第2テーピング装置ロでテ
ーピングを行う。
【0017】先に同種の電線の束線が所定量行われた後
再び同種電線の束線に入るテーピング動作を図4〜図7
及びフローチャートの図10にもとづき説明する。ステ
ップS11において第1テーピング装置イ,第2テーピ
ング装置ロの台紙テープ54,粘着テープ55が引出さ
れており、可動グリッパ61,62は下位置で台紙テー
プ54と粘着テープ55及び電線Wを把持接着した閉の
状態にある。固定グリッパ76,77は台紙テープ54
と電線Wを把持した状態にある。ステップS12におい
てハンド33の第1ハンドAで電線が所定量引出されて
引出し端が位置決めされる。ステップS13においてエ
アシリンダ67の上室に圧力空気が送られロッド68が
下降して可動グリッパ61,62が開かれる。ステップ
S14においてエアシリンダ56の下室に圧力空気を送
りロッドを介してスライダ57を上昇させ開状態の可動
グリッパ61,62が台紙テープと粘着テープの裏側を
押し上げながら上昇端に位置決めされる。ステップS1
5においてエアシリンダ67の下室に圧力空気を送りロ
ッド68を上昇させて可動グリッパ61,62を台紙テ
ープ54,粘着テープ55の外側から合わせるようにし
て閉じ引出された電線Wを両テープでテーピングしなが
ら把持する。
【0018】ステップS16においてエアタンダ82の
下室に圧力空気を送りロッド83を上昇させて固定グリ
ッパ76,77を開く。ステップS17においてエアシ
リンダ56の上室に圧力空気を送りロッドを介してスラ
イダ57を下降させ可動グリッパ61,62が把持した
テーピングされた電線Wを1ピッチ下方へ送る。ステッ
プS18においてエアシリンダ82の上室に圧力空気を
送ってロッド83を下降させ固定グリッパ76,77を
閉じ1ピッチ送られたテーピング電線を把持する。ステ
ップS19においてリミットスイッチ90の信号でカウ
ントするカウンタの数が所定数量送ったかを判断てしN
OであればステップS12に移行し以後のステップを繰
り返す。YESであればステップS20においてエアシ
リンダ85の後室に圧力空気を送りロッド89,リンク
91を介してテープカッタ88でテーピングした線間の
テープを切断する。ステップS21において切断され図
14のようにすだれ状の束線された電線は受け箱84に
納められる。
【0019】L2 <L<L1 の場合の電線引出しを図8
及びフローチャートの図11にもとづき説明する。第1
ハンドAで電線が所定量引出されたとき第1ハンドAよ
り内側の決められた位置で右のテーピングができるよう
にモータで送りねじ92を回転して第1テーピング装置
イを位置決めしておく。ステップS31においてハンド
33の第1ハンドAがPo に位置決めされグリッパ41
が閉じて電線の切断端を把持する。ステップS32にお
いてエアシリンダ22の下室に圧力空気を送りロッドで
上爪ホルダ17を突き上げ電線ホルダ7の上爪ホルダ1
7,下爪ホルダ18を開く。ステップS33で第1ハン
ドAで電線Wを所定長さになるように引出す。ステップ
S34aにおいて第1テーピング装置イでテーピングす
るとともにステップS34bにおいて第2ハンドBを位
置制御してP2 位置に位置決めしグリッパ41で電線を
把持する。ステップS35において第1ハンドAのグリ
ッパ41を開きカッタ23の手前のP1 位置に位置決め
グリッパ41で電線を把持する。ステップS36におい
てエアシリンダ22の上室に圧力空気を送りロッドを下
降してばね21で電線ホルダ7の上爪,下爪ホルダ1
7,18を閉じ把持する。ステップS37においてエア
シリンダ28を作動させて電線カッタ23で電線Wを切
断する。ステップS38において第1ハンドA,第2ハ
ンドBを同期移動させて把持切断した電線をL3移動さ
せる。ステップS39において第2テーピング装置ロに
より残り片方の左端のテーピングを行うものである。
【0020】L>L1 の場合の電線の引出しを図8、フ
ローチャトの図12,図13にもとづき説明する。第1
テーピング装置イは第1ハンドAで電線がL1 引出され
たときの基準テーピング位置に位置決めしておく。ステ
ップS41において第1ハンドAを電線ホルダ7の手前
電線カッタ23との間Po に位置決めしてグリッパ41
で電線を把持する。ステップS42において、エアシリ
ンダ22の作動で電線ホルダ7の上爪ホルダ17,下爪
ホルダ18を開く。ステップS43において第1ハンド
Aで電線を最大量L1 引出し、P4 に第1ハンドAを位
置決めする。ステップS44において、第1テーピング
装置イで右端をテーピングする。ステップS45におい
て第2ハンドBをP2 に位置決めしグリッパ41で電線
を把持する。ステップS46において引出し電線の残り
量L−L1 がL2 より小さいかを判断する。
【0021】YESであればステップS47において第
2ハンドBにおいてL−L1 分電線を引出す。この結果
電線は所定量引出されたことになる。ステップS48に
おいて第1ハンドAのグリッパ41を開いてP1 位置に
位置決めし、グリッパ41を閉じて電線を把持する。ス
テップS49において電線ホルダ7の上爪ホルダ17,
下爪ホルダ18を閉じる。ステップS50において電線
カッタ23を作動して切断する。ステップS51におい
て第1ハンドA,第2ハンドBをL3分同期移動させて
電線左端を第2テーピング装置ロに位置決めする。ステ
ップS52において電線左端をテーピングする。
【0022】ステップS46においてNOであればステ
ップS53において、第2ハンドBをP3に位置決めし
電線をL4 分更に引出す。ステップS54において第1
ハンドAのグリッパ41を開きP2 に位置決めしグリッ
パ41を閉じて電線を把持する。ステップS55におい
て(L−L1 −L4 )即ち引出し残り量がL4 より小さ
いかを判断しYESであればステップS56において第
1ハンドAを残り分移動させて電線を引出す。ステップ
S57において第2ハンドBのグリッパを開きP1 に位
置決めしグリッパ41を閉じて電線を把持する。以後ス
テップS49に移行する。
【0023】ステップS55においてNOであればステ
ップS58において第1ハンドAをP3 に位置決めし電
線をL4 分引出す。ステップS45に移行し、ステップ
S46において、ステップS58より移行した場合は引
出し残り量とL4 とを比較し引出し残り量がL4 より小
さいかを判断してYESであればステップS47に移行
する。NOであればステップS53,S54に移行す
る。以後ステップS55に移行するものである。
【0024】
【発明の効果】上述のように構成したので本発明は以下
の効果を奏する。請求項1の整理方法、請求項2の整理
装置は切断、電線を太さ別,長さ別、或いは色別に束線
して仕分け切断するので作業の無人化に対応でき且つ整
理が用意であり能率的となる。請求項3のテーピング装
置は切断線端が一定に揃えられ、等ピッチでテーピング
で束線されるため後工程の作業性が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配線電線の整理装置の概略を示す図で
ある。
【図2】電線カッタと第1ハンド,第2ハンドを示す図
である。
【図3】テーピング装置と収納箱との概略を示す説明図
である。
【図4】台紙テープ,粘着テープの各ロールを省略した
テーピング装置,テープカッタの側面説明図である。
【図5】同じくテーピング装置の可動グリッパの軸,固
定グリッパの軸の旋回駆動系を示す説明側面図である。
【図6】可動グリッパ,固定グリッパを示す図である。
【図7】図4の平面説明図である。
【図8】引出し電線とハンド位置及びテーピング位置を
示す説明図である。
【図9】電線長さL<L2 の関係にある場合の引出しフ
ローチャートである。
【図10】テーピング作動のフローチャートである。
【図11】L2 >L>L1 の関係にある場合の引出しフ
ローチャートである。
【図12】L>L1 の関係にある場合の引出しフローチ
ャートである。
【図13】L>L1 の関係にある場合の引出しフローチ
ャートである。
【図14】束線された切断電線を示す図である。
【図15】ロールされた切断電線を示す図である。
【符号の説明】
1 支持枠 3 電線ロ
ール 7 電線ホルダ 11 ベー
ス 12 テーブル 13 送り
ねじ 17 上爪ホルダ 18 下爪
ホルダ 22,28 エアシリンダ 23 電線
カッタ 33 ハンド 27a,2
7b 刃体 41 グリッパ 50 テー
ピング装置 51 機台 52 枠体 54 台紙テープ 55 粘着
テープ 56,67,82,85 エアシリンダ 58,5
9,71,72 軸 63,66,78,81 レバー 61,62
可動グリッパ 76,77 固定グリッパ 84 受け
箱 88 テープカッタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択された電線を所定長さに切断するに
    際し、その長さが設定値以下のときは第1ハンドで把持
    し所定長さに引出した電線の切断位置近くを第2ハンド
    で把持して切断し、第1,第2ハンドで把持したものを
    テーピング部位で切断電線の両端をテーピングする、設
    定値以上のときは第1ハンドで把持し一定長さ引出した
    電線の端部をテーピングし、その後又はテーピング前に
    第2ハンドで引出した電線の電線カッタ近くの位置を把
    持し所定長さ引出し第1ハンドで引出した電線の電線カ
    ッタ近くの位置を把持し引出し長さ不足のときは第1,
    第2ハンドによる引出しを繰り返し、所定長に達したと
    き切断し、第1,第2ハンドで把持した電線の切断端を
    テーピングしてすだれ状束線としたものを種類,量に応
    じて仕分け分断することを特徴とする配線用電線の整理
    方法。
  2. 【請求項2】 複数種類の電線を選択する部材と、前記
    電線を把持して所定長さ引出す少なくとも2個の把持部
    材と、該電線が引出されて所定長となったとき切断する
    部材と、切断された電線の両端部を順次テーピングして
    切断電線を束線してすだれ状とするテーピング部材と、
    前記すだれ状となった束線電線を種類,量に応じて仕分
    け分断する分断部材とを含んでなる配線用電線の整理装
    置。
  3. 【請求項3】 捲装支持された台紙テープと、台紙テー
    プ上面に貼着する捲装支持された粘着テープと、前記台
    紙テープと粘着テープの間に送られてきた電線を両テー
    プで挟んで把持テーピングするとともに電線送りと直角
    方向にピッチ送りをする可動把持部材と、該可動把持部
    材がピッチ送りのとき開き1ピッチ送りされた電線を台
    紙テープとともに挟持する固定把持部材と、テーピング
    で束線された電線を種類,束線量に仕分け分断するテー
    プ分断部材とを含んでなる切断電線のテーピング装置。
JP35784991A 1991-12-25 1991-12-25 配線用電線の整理方法及び装置 Expired - Lifetime JP2704336B2 (ja)

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