JP2813715B2 - 回転検出装置 - Google Patents

回転検出装置

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JP2813715B2
JP2813715B2 JP4087321A JP8732192A JP2813715B2 JP 2813715 B2 JP2813715 B2 JP 2813715B2 JP 4087321 A JP4087321 A JP 4087321A JP 8732192 A JP8732192 A JP 8732192A JP 2813715 B2 JP2813715 B2 JP 2813715B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転検出装置に係り、特
に、車両のトランスミッションを介して駆動される車輪
駆動軸に連動して回転される回転体の回転速度に応じた
周波数のパルス信号により回転を検出するようにした回
転検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置として、図7に示すよ
うな構成のものが一般に使用されていた。同図におい
て、1は車輪駆動軸にギヤ列を介して連結され車両の走
行に応じて回転される回転体であり、この回転体1に近
接して一対の回転センサ2a,2bが配置されている。
回転センサとしては、電磁ピックアップ式、ホールIC
式、磁気抵抗素子式、光学式などのものが使用すること
ができる。
【0003】各回転センサ2a,2bは、回転体1の回
転によって互いに約90°位相の異なる擬似正弦波状に
変化する電気信号を発生し、この電気信号を波形整形回
路3a,3bを通すことによって略90°位相の異なる
パルス信号が得られる。このパルス信号はこれによって
回転方向を判定するため回転方向判定回路4に入力さ
れ、この判定回路4の出力によってゲート5a,5bを
開閉して一方のゲートからパルス信号を選択的に出力す
るようになっている。
【0004】回転センサがホールIC式の場合には、回
転体1は軟磁性材料からなり、図8に示すように、その
周囲に所定ピッチのギヤ歯1aが形成され、この回転体
1の回転方向にギヤのピッチの2分の1分離して隔設さ
れかつギヤの歯に対向するように2個のホール素子2
a,2bが配置されると共に、ホール素子2a,2bを
回転体1との間に挟んで回転体1の周面と対向するよう
に永久磁石2dが配置される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置で
は、回転体1は車両のトランスミッションを介して駆動
される車輪駆動軸からなる駆動源とギヤ列を介して連結
されているため、車両が停車していて車輪駆動軸が回転
していないときには、ギヤ列の遊びによって図中矢印で
示すように回転体1は所定角度範囲で自由に回動可能な
状態になっている。このため、エンジンの振動などによ
って回転体1が角度範囲で両方向に回動するようにな
り、特にエンジンを空吹かししたときにはこの往復回動
が頻繁に起こるようになる。
【0006】上記所定角度範囲は回転体1の複数のギヤ
歯1aがホール素子2a,2bを横切って移動する程比
較的大きく、このようなことが生じると、車両が停車し
ていてもゲート5a,5bの出力には交互にパルス信号
が出力され、この両方のゲート5a,5bから出力され
るパルス信号によっての有無によって回転を検出し、こ
の回転検出によって例えば速度メータにおいて速度表示
を行うと、誤動作が発生するようになるという問題があ
った。
【0007】上述のような問題は回転体1の回動を規制
すれば一応解消することができるが、このためには多く
の機械的な工夫が必要でコストを大幅に上昇するという
別の問題が生じるようになる。
【0008】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、車両のトランスミッションを介して駆動される車
輪駆動軸にギヤ列を介して連結され車輪駆動軸に連動し
て回転される回転体が、ギャ列の遊び分、振動などによ
って往復回動することがあっても、この回転を誤って検
しないようにした回転検出装置を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明により成された回転検出装置は、車両のトランス
ミッションを介して駆動される車輪駆動軸にギヤ列を介
して連結され車輪駆動軸に連動して回転される回転体の
回転速度に応じた周波数の互いに位相差を有する一対の
パルス信号を入力し、該入力した一対のパルス信号によ
り回転体の回転方向を判別し、該判別した各回転方向に
対応したパルス信号を別々に発生して出力するパルス発
生手段と、該パルス発生手段が出力する各回転方向に対
応するパルス信号を所定個数連続して入力したときの
み、その後入力する各回転方向のパルス信号を出力する
パルス信号出力制御回路とを備え、該パルス信号出力制
御回路が出力するパルス信号の有無によって回転を検出
するを備えることを特徴としている。
【0010】 前記パルス信号出力制御回路が、前記パル
ス発生手段が出力する前記一方の回転方向に対応するパ
ルス信号を入力して計数し、該計数値が所定値になった
とき信号を出力し、前記他方の回転方向に対応するパル
ス信号によって前記計数値がリセットされる第1の計数
手段と、該第1の計数手段が出力する信号によって開さ
れ、前記パルス発生手段が出力する前記一方の回転方向
に対応するパルス信号を出力する第1のゲート手段と、
前記パルス発生手段が出力する前記他方の回転方向に対
応するパルス信号を入力して計数し、該計数値が所定値
になったとき信号を出力し、前記一方の回転方向に対応
するパルス信号によって前記計数値がリセットされる第
2の計数手段と、該第2の計数手段が出力する信号によ
って開され、前記パルス発生手段が出力する前記他方の
回転方向に対応するパルス信号を出力する第2のゲート
手段とを有し、前記第1及び第2のゲート手段が出力す
る両パルス信号の有無によって回転を検出する ことを特
徴としている。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明においては、車両のトラン
スミッションを介して駆動される車輪駆動軸にギヤ列を
介して連結されている回転体が、ギャ列の遊びによって
所定角度範囲で自由に回転可能な状態になっていて、こ
の所定角度範囲の回転体の回転によって車輪駆動軸が回
転していなくても複数のパルス信号が発生されるが、車
輪駆動軸が停止しているときには、一方向の回転によっ
てこの複数のパルス以上のパルス信号は発生されること
がないことに着目し、パルス信号出力制御回路が、パル
ス発生手段が出力する各回転方向に対応するパルス信号
を所定個数連続して入力したときのみ、その後入力する
各回転方向のパルス信号を出力するようにしている。
とによって、車両が走行し車輪駆動軸が回転していると
きには、パルス信号出力制御回路は回転方向に対応する
パルス信号を所定個数連続して入力しパルス信号を出力
するようになるので、このパルス信号によって回転を検
出することができる。 これに対し、車輪駆動軸が回転し
ていないときには、例え回転体がギャ列の遊びによって
所定角度範囲で回転し、これに応じてパルス発生手段が
パルス信号を発生することがあっても、このとき発生さ
れるパルス信号は何れの回転方向においても所定個数連
続して発生されることがないので、パルス信号出力制御
回路はパルス信号を出力することがなく、ギャ列の遊び
による回転体の回転を誤って検出することがない。
た、請求項2記載の発明においては、パルス信号出力制
御回路が第1及び第2の計数手段と第1及び第2のゲー
ト手段とを有し、第1及び第2の計数手段が、回転方向
判別によってパルス発生手段が各回転方向に対応して出
力するパルス信号をそれぞれ計数し、計数値が所定値に
なったとき信号を出力し、他の回転方向に対応するパル
ス信号によってリセットされるようになっており、しか
もこの第1及び第2の計数手段の出力する信号によって
第1及び第2のゲート手段が開され、この開されたゲー
ト手段を通じて各回転方向に対応したパルス信号が出力
され、このゲート手段の出力におけるパルス信号の有無
によって回転を検出する ようになっているので、車両が
前進走行又は後退走行し車輪駆動軸が何れかの方向に回
転していてその方向に対応するパルス信号が所定個数以
上連続して発生されるときには、対応する計数手段が信
号を出力してゲート手段を開し、パルス信号を出力する
ので、このパルス信号によって回転を検出することがで
きる。 これに対し、車輪駆動軸が回転していないときに
は、例え回転体がギャ列の遊びによって所定角度範囲で
回転し、これに応じてパルス発生手段がパルス信号を発
生することがあっても、このとき発生されるパルス信号
は何れの回転方向においても所定個数連続して発生され
ることがなく、何れの計数手段も所定値以上の計数を行
って信号を出力することがないので、ゲート手段がパル
ス信号を出力することがなく、回転体の回転を検出する
ことがない。 すなわち、回転体が振動によってギャ列の
遊び分往復回動されても、これによって各回転方向にお
いて発生されるパルス信号が所定個数以上になることが
なく、従って振動による回転体の往復回動によって各方
向に対応して出力されるパルス信号は出力されることが
阻止される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明による回転検出装置の一実施例を示
す図であり、同図において、11a,11bはホール素
子であり、この2個のホール素子11a,11bは軟磁
性材料からなる周囲に所定ピッチのギヤ歯が形成された
図示しない回転体の回転方向にギヤのピッチに関係なく
互いに接近して隔設されかつギヤの歯に対向するように
配置される。また、このホール素子11a,11bを回
転体との間に挟んで回転体の周面と対向するように図示
しない永久磁石が配置される。
【0013】ホール素子11a,11bはその電源入力
が電源VCCとアースとの間に直列に接続され、ホール素
子11aの+側の信号出力がコンパレータ12a,12
bの+入力に、ホール素子11bの+側の信号出力がコ
ンパレータ12aの−入力に、そしてホール素子11
a,11bの−側の信号出力は相互接続されてコンパレ
ータ12bの−入力にそれぞれ接続されている。
【0014】コンパレータ12a,12bの出力は回転
方向判定回路13に接続されると共に、この回転方向判
定回路13の出力によって開閉制御されるアンドゲート
14a,14bに接続されている。アンドゲート14
a,14bの出力には、回転体の回転方向によって一方
にパルス信号が得られ、このアンドゲート14a,14
bに出力されるパルス信号はパルス信号出力制御回路1
5に入力される。パルス信号出力制御回路15は、アン
ドゲート14a又は14bから出力される連続して所定
個数以上のパルス信号を入力するとそのパルス信号を出
力し、所定個数以下のパルス信号しか入力されないとき
には出力しない。
【0015】以上の構成において、図示しないギア歯を
周囲に有する回転体が回転すると、ホール素子11a,
11bの+側の出力には、図2(a)に実線,点線でそ
れぞれ示すようにVCC/2を中心にして変動する擬似正
弦波信号がそれぞれ得られ、この信号が+,−入力にそ
れぞれ入力されるコンパレータ12aの出力には、図2
(b)に示すようにホール素子11aの出力の方が大き
い期間Hレベルとなるパルス信号が得られる。また、ホ
ール素子11aの出力が+入力に、ホール素子11a,
11bの相互接続点が−入力にそれぞれ入力されるコン
パレータ12bの出力には、図2(c)に示すようにホ
ール素子11aの出力がVCC/2よりも大きい期間Hレ
ベルとなるパルス信号が得られる。
【0016】図2から分かるように、コンパレータ12
a,12bの出力に得られるパルス信号は、90°から
ホール素子11a,11bの配置位相差の2分の1の角
度を減じた位相差を有し、ホール素子11a,11b間
の距離が接近する程90°に近い位相差を有するように
なる。
【0017】上記位相の異なるパルス信号により回転方
向を判定する回転方向判定回路13としては、例えば図
3に示すような回路が採用できる。回転方向判定回路1
3はナンドゲート13a〜13c及びD型フリップフロ
ップ13dにより構成されている。ナンドゲート13a
及び13bはRSフリップフロップを構成し、2つの入
力が異なるとき或いは共にHレベルのときには、それぞ
れより異なるレベルの信号を出力するが、入力が共にL
レベルのときにはそれぞれよりHレベルを出力する。こ
れらの出力はナンドゲート13cの入力となり、ナンド
ゲート13cは各入力がHレベルのときに限りLレベル
を出力する。ナンドゲート13cの出力はD型フリップ
フロップ13dのクロック入力Cとなり、D型フリップ
フロップ13dはクロック入力Cのポジティブエッジで
D入力をラッチしてQ端子に出力するとともに、その反
転信号を反転Q端子に出力する。
【0018】次に動作を説明する。図4は回転体が一方
向に回転しているときの各点の信号を示す波形図であ
り、コンパレータ12aからのパルス信号がコンパレー
タ12bからのパルス信号より略90°進み、コンパレ
ータ12aからのパルス信号がLレベルに転じてから略
1/4周期後にコンパレータ12bからのパルス信号が
Lレベルに転ずるので、ナンドゲート13a及び13b
が共にHレベルの信号を出力し、ナンドゲート13cの
出力がLレベルに転ずる。
【0019】この後、更に1/4周期を経過すると、コ
ンパレータ12aからのパルス信号がHレベルに転ずる
のでナンドゲート13aの出力がLレベルに転じてナン
ドゲート13cの出力がHレベルに転ずる。これにより
D型フリップフロップ13dがトリガされ、Hレベルと
なっているコンパレータ12aからのパルス信号をラッ
チするので、Q端子はHレベルになってアンドゲート1
4aを開にしてコンパレータ12aからのパルス信号を
回転検出パルス信号としてオアゲート15から出力す
る。
【0020】図5は回転体が反対方向に回転していると
きの各点の信号を示し、コンパレータ12bからのパル
ス信号がコンパレータ12aからのパルス信号より略9
0°進み、コンパレータ12bからのパルス信号がLレ
ベルに転じてから略1/4周期後にコンパレータ12a
からのパルス信号がLレベルに転ずるので、ナンドゲー
ト13a及び13bが共にHレベルの信号を出力し、ナ
ンドゲート13cの出力がLレベルに転ずる。
【0021】この後、更に1/4周期を経過すると、コ
ンパレータ12bからのパルス信号がHレベルに転ずる
のでナンドゲート13aの出力がLレベルに転じてナン
ドゲート13cの出力がHレベルに転ずる。これにより
D型フリップフロップ13dがトリガされ、Lレベルと
なっているコンパレータ12aからのパルス信号をラッ
チするので、Q端子はLレベルに、反転Q端子はHレベ
ルになってアンドゲート14bを開にしてコンパレータ
12bからのパルス信号を回転検出パルス信号としてオ
アゲート15から出力する。
【0022】上記アンドゲート14a,14bから連続
して所定個数以上のパルス信号が入力されたときはその
パルス信号を出力し、所定個数以下のパルス信号しか入
力されないときには出力しないパルス信号出力制御回路
15は、例えば図6に示すような回路が採用できる。
【0023】図6において、パルス信号出力制御回路1
5は、第1及び第2の計数手段としてのカウンタ15
a,15b、第1及び第2のゲート手段としてのアンド
ゲート15c,15d及びオアゲート15eから構成さ
れている。アンドゲート14a,14bからのパルス信
号はカウンタ15a,15bに入力されると共に、カウ
ンタ15a,15bの出力によって開閉されるアンドゲ
ート15c,15dとオアゲート15eとを介して出力
されるようになっている。上記カウンタ15a,15b
にそれぞれ入力されるアンドゲート14a,14bから
のパルス信号は、他方のカウンタ14b,14aのリセ
ット入力にリセット信号として入力されている。
【0024】上記カウンタ15a,15bの各々には、
上記回転体1が振動によって往復回動したときにアンド
ゲート14a,14bの出力に交互に連続して出力され
るパルス信号の最大数が2個のときには、3個のパルス
信号が入力されたときこれを計数してその出力がHレベ
ルになり、それ以上の計数を停止するように構成された
ものが使用される。
【0025】このようなカウンタ15a,15bを使用
することにより、回転体1が正常に一方向に回転してい
るときには、各カウンタ15a,15bは一方のカウン
タの入力にのみ連続して3個以上のパルス信号が入力さ
れ、その出力がHレベルになってアンドゲート15c,
15dを開にするので、その後に続くパルス信号をアン
ドゲート15c,15d及びオアゲート15eを介して
出力する。
【0026】しかし、回転体1が回転を停止していると
き、振動が加わって回転体1が所定角度範囲において往
復回動したときには、一方のカウンタ15aには連続し
て2個までのパルス信号しか入力されず、しかもその次
には他方のカウンタ15bにパルス信号が入力され、こ
のパルス信号によって一方のカウンタ15aがリセット
されるようになって、何れのカウンタもその出力がHレ
ベルになることがないので、アンドゲート15c,15
dは閉状態に保持され、パルス信号は出力されることが
ない。すなわち、回転体1が振動によって往復回動した
ときにアンドゲート14a,14bの出力に交互に発生
されるパルス信号は、阻止されて出力されることがな
い。
【0027】なお、上述の実施例では、ホール素子を使
用した例を示したが、本発明はセンサにこれ以外の素子
を使用したものにも有効に適用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
両のトランスミッションを介して駆動される車輪駆動軸
にギヤ列を介して連結されている回転体が振動などによ
ってギャ列の遊びによって所定角度範囲で往復回動され
ても、これによって各回転方向において発生されるパル
ス信号が所定個数以上になることがないことに着目し、
各回転方向において発生されるパルス信号を所定個数連
続して入力したときのみ、パルス信号を出力することに
よって、振動による回転体のギャ列の遊び分の往復回動
によって各方向に対応してパルス信号が発生されても、
これを出力することを阻止することができので、ギャ列
の遊びの範囲で往復回動される回転体の回転を誤って検
出することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転検出装置の一実施例を示す図
である。
【図2】図1中の各部の状態を示す波形図である。
【図3】図1中の回転方向判別回路の具体例を示す図で
ある。
【図4】回転体が一方向に回転したときの図3の回路の
動作を説明するための各部の状態を示す波形図である。
【図5】回転体が他の方向に回転したときの図3の回路
の動作を説明するための各部の状態を示す波形図であ
る。
【図6】図1中のパルス信号出力制御回路の具体例を示
す図である。
【図7】従来の回転検出装置の一例を示す図である。
【図8】図7の装置に使用する回転センサの具体例を示
す図である。
【符号の説明】
1 回転体 15 パルス信号出力制御手段(回
路) 15a 第1の計数手段(カウンタ) 15b 第2の計数手段(カウンタ)15c 第1のゲート手段(アンドゲ
ート) 15d 第2のゲート手段(アンドゲ
ート)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のトランスミッションを介して駆動
    される車輪駆動軸にギヤ列を介して連結され車輪駆動軸
    に連動して回転される回転体の回転速度に応じた周波数
    の互いに位相差を有する一対のパルス信号を入力し、該
    入力した一対のパルス信号により回転体の回転方向を判
    別し、該判別した各回転方向に対応したパルス信号を別
    々に発生して出力するパルス発生手段と、 該パルス発生手段が出力する各回転方向に対応するパル
    ス信号を所定個数連続して入力したとき、その後入力す
    る各回転方向のパルス信号を出力するパルス信号出力制
    御回路とを備え、 該パルス信号出力制御回路が出力するパルス信号の有無
    によって回転を検出する ことを特徴とする回転検出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記パルス信号出力制御回路が、 前記パルス発生手段が出力する前記一方の回転方向に対
    応するパルス信号を入力して計数し、該計数値が所定値
    になったとき信号を出力し、前記他方の回転方向に対応
    するパルス信号によって前記計数値がリセットされる第
    1の計数手段と、 該第1の計数手段が出力する信号によって開され、前記
    パルス発生手段が出力する前記一方の回転方向に対応す
    るパルス信号を出力する第1のゲート手段と、 前記パルス発生手段が出力する前記他方の回転方向に対
    応するパルス信号を入力して計数し、該計数値が所定値
    になったとき信号を出力し、前記一方の回転方向に対応
    するパルス信号によって前記計数値がリセットされる第
    2の計数手段と、 該第2の計数手段が出力する信号によって開され、前記
    パルス発生手段が出力する前記他方の回転方向に対応す
    るパルス信号を出力する第2のゲート手段とを有し、 前記第1及び第2のゲート手段が出力する両パルス信号
    の有無によって回転を検出する ことを特徴とする請求項
    1記載の回転検出装置。
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