JP2812864B2 - 椅子のシンクロ機構 - Google Patents

椅子のシンクロ機構

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JP2812864B2
JP2812864B2 JP5293488A JP29348893A JP2812864B2 JP 2812864 B2 JP2812864 B2 JP 2812864B2 JP 5293488 A JP5293488 A JP 5293488A JP 29348893 A JP29348893 A JP 29348893A JP 2812864 B2 JP2812864 B2 JP 2812864B2
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由 桜井
敦 山寄
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チトセ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば事務用椅子等
に好適に使用され、座板と背もたれ部とを連動して揺動
させるようにした椅子のシンクロ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】事務用椅子等においては、例えば気分転
換を行うために、背もたれに背をあずけるように深く腰
掛けた場合、座板後部が沈み込みそれに連動して背もた
れが後方へ傾くようになされたシンクロ機構が適用され
たものがある。
【0003】このような椅子では、座板後部が沈み込ん
だ場合に、座板前部が上方へ持ち上がってしまうと、着
座者の膝位置が上昇して足が持ち上がり加減となって、
良好な座り心地が得られなくなるので、深く腰掛けた場
合での膝位置の上昇を防止するよう構成するのが好まし
い。
【0004】例えば、実公平5−11791号公報に開
示されたシンクロ機構では、座板前部が折れ曲がり自在
に構成されており、座板後部が沈み込んだ際に、座板前
部が下方に折れ曲がって膝位置の上昇を防止するように
している。しかしながら、このような方式は、座板前部
を折れ曲り自在に構成する必要があり、構造の複雑化を
来すとともに、コストも上昇するので、好ましいもので
はなかった。
【0005】そこで、一枚板状の座板を使用したシンク
ロ機構が、例えば実公平4−49958号公報等に開示
されている。この種のシンクロ機構は、図12に示すよ
うに、脚支柱(100)の上端に座板受部材(101)
が取り付けられるとともに、その座板受部材(101)
の前端部に、座板(102)前部の軸(B)が前後方向
にスライド自在に取り付けられている。さらに、座板受
部材(101)の後端部には背もたれ取付部材(10
3)の中央部が軸(A)を介して軸支されるとともに、
その背もたれ取付部材(103)の後端部に軸(C)を
介して前記座板(102)の後端部が回転自在に取り付
けられている。また、座板受部材(101)と座板(1
02)との間には、板ばね(104)が介装されて、そ
の板ばね(104)の弾性力により、椅子使用者が深く
腰掛けた際に、座板(102)に適当な反発力を与える
ようになされている。
【0006】そして、座板(102)上のシートクッシ
ョン(sc)に椅子使用者が深く腰掛けた場合、背もた
れ部(105)が軸(A)を支点として後方へ傾くとと
もに、座板(102)が、その前部の上下位置は一定に
保たれた状態で後方へスライドしながら座板後部が板ば
ね(104)を撓ませて下方へ沈み込むこととなる。こ
のとき、座板前部の上下位置は変化しないので、着座者
は膝位置が上昇せず良好な座り心地が得られる。一方、
着座者がこの姿勢から浅く座り直したり、席を離れる
と、板ばね(104)の反発力によって、座板(10
2)が前方へスライドしながら後部が上方へ持ち上が
り、背もたれが取付部材(103)とともに前方へ起き
上がって、元の状態に戻ることとなる。
【0007】しかしながら、このシンクロ機構において
は、板ばね(104)の撓み力をもって、座板沈み込み
時や、背もたれ傾き時の反発力を付与するようにしてい
るため、板ばね(104)の撓み力を自在に変更するこ
とは非常に困難であり、椅子使用者の好み等に合わせ
て、座板沈み込み時や背もたれ傾き時に適度な反発力が
得られ難いという欠点を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一方、板ばねとは違っ
てコイルばね等の圧縮型弾性手段は、取付状態での圧縮
量を変化させることによって、簡単に反発力の調整を行
えるため、前記シンクロ機構において、板ばねに代えて
コイルばねを使用することができれば、椅子使用者の好
みに合わせて、座板(102)や背もたれの揺動時に適
度な反発力を容易に得ることができる。その場合、図1
2の想像線に示すように、コイルばね(110)の後端
部を背もたれ取付部材(103)の前端に軸(D)を介
して回転自在に取り付けるとともに、前端を軸(B)に
回転自在に取り付けるのが一般的である。
【0009】この構成においては、図13の想像線から
実線の状態に示すように、椅子使用者が深く腰掛ける
と、背もたれ取付部材(103)が軸(A)を支点とし
て同図時計方向に回転して軸(B)(D)間のコイルば
ね(110)が圧縮され、そのときの復元力により、座
板(102)の沈み込み時等の反発力が得られる。した
がって、適当な手段によりコイルばね(110)の取付
状態での圧縮量を変化させておくことにより、適度な反
発力を得ることができることとなる。
【0010】しかしながら、この構成では、座板沈み込
み時に、背もたれ取付部材前端の軸(D)は、軸(A)
を中心とする円弧に沿って移動するため、コイルばね
(110)は、直線に沿って圧縮されることはない。こ
のため、座板(102)や背もたれの揺動が繰り返され
るごとに、コイルばね(110)に有害な応力が発生し
て早期劣化を来すこととなるので、現在このタイプのシ
ンクロ機構においては、コイルばねは使用されていなか
った。
【0011】この発明の第1の目的は、上記の観点に基
づいてなされたもので、座板や背もたれの揺動時等に反
発力を付与するための弾性手段として、コイルばね等の
圧縮型弾性手段を支障なく使用することができる椅子の
シンクロ機構を提供することである。
【0012】さらに、この発明では、座板や背もたれの
揺動時の反発力を自在に調整できるものの提供を第2の
目的とし、さらに座板や背もたれを初期状態とは異なる
所望の姿勢に保持できるものの提供を第3の目的として
いる。
【0013】また、この発明では、組立を簡単に行い得
る椅子のシンクロ機構を提供することを第4の目的とし
ている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、この発明は、脚支柱の上端に座板受部材が取り
付けられ、その座板受部材の上方に配置される座板の前
部が前記座板受部材の前部に回転自在に、かつ前後方向
に沿ってスライド自在に取り付けられる一方、前記座板
受部材に背もたれ取付部材の中間部が回転自在に支持さ
れ、その背もたれ取付部材の後部が前記座板の後部に回
転自在に取り付けられた椅子のシンクロ機構において、
前記背もたれ取付部材の前部に軸部材が回転自在に、か
つ上下方向に沿ってスライド自在に取り付けられる一
方、前記座板受部材の前部に圧縮型弾性手段の前端が取
り付けられるとともに、その弾性手段の後端が前記軸部
材に回転自在に取り付けられ、前記座板受部材の前記軸
部材と対応する位置に、前記弾性手段の伸縮方向に沿っ
前後に伸びる長穴が形成されて、その長穴に前記軸部
材が長穴の長さ方向に沿ってスライド自在に収容されて
なることを要旨とするものである。
【0015】前記弾性手段としては、例えば圧縮コイル
ばねを好適に使用することができる。
【0016】この発明においては、前記弾性手段の前端
を、前記座板受部材の前部に、弾性手段の伸縮方向に沿
った任意の位置で固定自在に取り付けるための弾性力調
整機構が設けられてなる構成を採用するのがよい。
【0017】この場合、前記弾性力調整機構は、弾性手
段の前端に取り付けられる弾性手段受具と、その弾性手
段受具と前記座板受部材の前部に立設された弾性手段取
付板との間に介入され、介入方向に押し込まれることに
よって、前記弾性手段受具を弾性手段圧縮方向へ押し込
むようになされた楔部材と、を有し、前記楔部材には、
前記弾性手段取付板および前記弾性手段受具の少なくと
もいずれか一方に係合して、前記介入方向に対し逆方向
への抜け出しを防止するための係合部が設けられてなる
構成を採用するのが好ましい。
【0018】また、本発明においては、任意の伸縮状態
で固定自在なガススプリングを、その前端を前記座板受
部材の前部に取り付けるとともに、後端を前記軸部材に
回転自在に取り付けるのが良い。
【0019】さらに、前記座板受部材に立設された一対
のフック間に、ガススプリング操作用レバーの回転軸部
が介装された状態で、前記フックに係合するようにフッ
クカバーが外嵌されることにより、前記回転軸部が前記
座板受部材に回転自在に取り付けられてなる構成を採用
するのが好ましい。
【0020】
【作用】この発明の椅子のシンクロ機構においては、背
もたれ取付部材の前部に軸部材を回転自在に取り付ける
とともに、前端が座板受部材の前部に取り付けられるコ
イルばね等の圧縮型弾性手段の後端を軸部材に回転自在
に取り付け、座板受部材の上記軸部材と対応する位置
に、コイルばねの伸縮方向に沿って伸びる長穴を形成し
てその長穴に軸部材を長穴の長さ方向に沿ってスライド
自在に収容している。このため、座板や背もたれの揺動
時にコイルばねは、長穴の長さ方向、すなわち初期の伸
縮方向に沿って無理なく直線状に伸縮することとなる。
【0021】また、弾性手段の前端を、座板受部材の前
部に、弾性手段の伸縮方向に沿った任意の位置で固定自
在に取り付けるための弾性力調整機構を設ける場合に
は、その弾性力調整機構によって弾性手段の圧縮量を調
整することにより、座板や背もたれの揺動時の反発力を
適度なものに設定することができる。
【0022】この場合、弾性力調整機構を、弾性手段の
前端に取り付けられる弾性手段受具と、その受具および
座板前部の弾性手段取付板間に介入される楔部材とによ
り構成して、楔部材に、弾性手段取付板および弾性手段
受具の少なくともいずれか一方に係合して両者間からの
抜け出しを防止するための係合部を設ける場合には、そ
の係合によって、楔部材やコイルばね等の部品が脱外し
て不本意に弾性力調整機構が分解してしまうことを防止
することができる。
【0023】また、任意の伸縮状態で固定自在なガスス
プリングをその前端を座板受部材の前部に取り付けると
ともに、後端を軸部材に回転自在に取り付ける場合に
は、ガススプリングを適切な伸縮状態で固定することに
より、弾性手段の復元力による座板や背もたれの初期状
態への復帰が防止され、所望の姿勢に保持されることと
なる。
【0024】さらに、座板受部材に一対のフックを立設
し、そのフック間にガススプリング操作用レバーの回転
軸部を介装した状態で、フックに係合するようにフック
カバーを外嵌して、回転軸部を座板受部材に取り付ける
ようにした場合には、フック間に回転軸部を挿入してカ
バーを嵌め込むだけで操作レバーの取付が完了する。
【0025】
【実施例】図1はこの発明の一実施例である椅子のシン
クロ機構を示す側面図、図2は平面図、図3はそのシン
クロ機構を下方側から見上げた場合の斜視図、図4は上
方側から見た場合の斜視図、図5はシンクロ機構を分解
して示す斜視図である。
【0026】これらの図に示すように、このシンクロ機
構は、脚支柱(1)の上端に設けられる座板受部材
(2)と、座板受部材(2)の上方に配置される座板
(3)と、座板受部材(2)の後端部から座板(3)の
後端部にかけて配置される背もたれ取付部材(4)とを
基本的構成として有している。
【0027】座板受部材(2)は、後端中央に脚支柱取
付穴(22)が形成された水平プレート部(21)と、
水平プレート部(21)の両側に設けられた両側壁部
(23)(23)とを有し、さらに水平プレート部(2
1)よりも下部は、下方に開放された略ボックス型に形
成されている。
【0028】水平プレート部(21)の脚支柱取付穴
(22)には、脚支柱(1)の上端が挿入されて、座板
受部材(2)が脚支柱(1)にその支柱回りに回転自在
に取り付けられる。なお、脚支柱(1)の内部には図示
しないガススプリングが収容されており、そのガススプ
リングのロッドが進退することにより、脚支柱(1)が
伸縮して、座板受部材(2)の高さ、すなわち座板
(3)の高さを任意の位置に調整できるようになされて
いる。
【0029】座板受部材(2)の両側壁部(23)(2
3)の後部における水平プレート部(21)よりも下方
位置には、後述するコイルばね(5)の伸縮方向に沿っ
て伸びる長穴(24)(24)が形成されており、その
長穴(24)(24)に軸部材(D)が、長穴(24)
の長さ方向、すなわち後述するコイルばね(5)の伸縮
方向に沿ってスライド自在に収容されている。また、座
板受部材(2)の両側壁部(23)(23)の前部にお
ける水平プレート部(21)よりも上方には、前方に向
けて開放し、前後方向に伸びるの座板取付用切欠部(2
8)(28)が形成されるとともに、両側壁部(23)
(23)の後部における水平プレート部(21)よりも
上方位置には、背もたれ取付部材支持用軸挿通穴(2
9)(29)が形成されている。さらに、座板受部材
(2)の水平プレート部(21)の前部における下面側
には、ばね取付板(25)およびガススプリング取付板
(26)が左右に並ぶようにして立設されている。
【0030】座板受部材(2)上に配置される座板
(3)は、その前後両側部が下方に折り曲げられて前部
両側折曲片(31)(31)および後部両側折曲片(3
2)(32)が形成されるとともに、前部両側折曲片
(31)(31)および後部両側折曲片(32)(3
2)にはそれぞれ前部軸挿通穴(33)(33)および
後部軸挿通穴(34)(34)が形成されている。
【0031】そして、軸挿通穴(33)(33)に回転
自在に挿通配置された軸部材(B)が、座板受部材
(2)の座板取付用切欠部(28)(28)に切欠方向
に沿って前後にスライド自在に挿入されることにより、
座板(3)の前部が座板受部材(2)に前後方向にスラ
イド自在に取り付けられる。
【0032】背もたれ取付部材(4)は、座板受部材
(2)の両側に配置される両側片(41)(41)と、
両側片(41)(41)の後部下端間に掛け渡されるよ
うに配置される連結片(42)とを有している。両側片
(41)(41)の先端には、下方に向けて開放する軸
挿通用切欠部(43)(43)がそれぞれ形成されると
ともに、両側片(41)(41)の中央上部には軸挿通
穴(44)(44)が形成され、さらに両側片(41)
(41)の基端側上部には軸挿通穴(45)(45)が
形成される。
【0033】そして図1及び図5に示すように、背もた
れ取付部材(4)の両側片(41)(41)が座板受部
材(2)の両側に配置された状態で、両側片先端の切欠
部(43)(43)内に上記軸部材(D)が切欠部(4
3)の切欠方向に沿って上下にスライド自在に挿入され
て、背もたれ部材(4)の前部が軸部材(D)を介して
座板受部材(2)の後部に回転自在に、かつ座板受部材
(2)の長穴(24)の長さ方向にスライド自在に取り
付けられる。さらに、背もたれ取付部材(4)の両側片
中央の軸挿通穴(44)(44)に座板受部材(2)の
軸挿通穴(29)(29)がそれぞれ重ね合わされて、
各軸挿通穴(44)(29)に軸部材(A)が挿通され
ることによって、背もたれ取付部材(4)の中央が座板
受部材(2)の後部に軸部材(A)を介して回転自在に
支持される。また、背もたれ取付部材(4)の両側片後
部の軸挿通穴(45)(45)の両側に、座板(3)の
後部軸挿通穴(34)(34)がそれぞれ重ね合わされ
て、各軸挿通穴(34)(45)に軸部材(C)が挿入
されて、座板(3)の後部に背もたれ取付部材(4)の
後部が回転自在に取り付けられる。
【0034】一方、圧縮型弾性手段を構成する圧縮コイ
ルばね(5)の後端は、後部ばね受具(51)を介して
前記軸部材(D)に回転自在に取り付けられるととも
に、前端は弾性力調整機構(6)を介して前記コイルば
ね取付板(25)に取り付けられている。
【0035】弾性力調整機構(6)は、図6および図7
に示すように、コイルばね(5)の前端に取り付けられ
る前部ばね受具(61)と、そのばね受具(61)およ
び前記ばね取付板(25)との間に介挿される楔部材
(62)とを有している。ばね受具(61)の前部下側
は斜め方向にカットされてテーパ面(61a)が形成さ
れるとともに、前部中央は切り欠かれることによって楔
部材ガイド溝(61b)が形成される。さらに、楔部材
ガイド溝(61b)の下端部には係合爪(61c)が形
成されるとともに、両側面上部にはコイルばね(5)の
伸縮方向に沿って伸びるガイド溝(61d)が形成され
ている。そして、そのガイド溝(61d)に対応して座
板受部材(2)側に設けられたレール部材(61e)
(図2参照)に、ばね受具(61)側のガイド溝(61
d)がスライド自在に嵌合されることによって、ばね受
具(61)がコイルばね(5)の伸縮方向に沿って正確
に直線上を移動できるようになされている。
【0036】楔部材(62)には、ばね受具(61)の
テーパ面(61a)に対向して、テーパ面(62a)が
形成されるとともに、このテーパ面(62a)の上部中
央に、前記楔部材ガイド溝(61b)に適合可能な係合
突起(62b)が形成されている。さらに、楔部材(6
2)には、その上端から下端にかけて、ねじ貫通孔(6
2c)が形成されている。そして、楔部材(62)の係
合突起(62b)が前記楔部材ガイド溝(61b)内に
上下方向にスライド自在に収容されるとともに、テーパ
面(61a)(62a)が互いに接するようにして、楔
部材(62)がばね取付板(25)とばね受具(61)
との間にコイルばね(5)を圧縮するように挿入され
る。さらに、ねじ付作動ハンドル(63)のねじ(63
a)が、楔部材(62)のねじ貫通孔(62c)に下方
側から挿通されて、座板受部材(2)の水平プレート部
(21)に形成されたねじ切孔(27)に螺合される。
【0037】そしてこの構成においては、作動ハンドル
(63)をねじ締付方向に回転させていくと、ハンドル
(63)のねじ付部周辺が楔部材(62)の下端面に係
止して、楔部材(62)が上昇していき、前部ばね受具
(61)がテーパ面(62a)に沿って後方へ押され
て、コイルばね(5)が圧縮されていく。逆に、ハンド
ル(63)をねじ締付解除方向に回転させていくと、コ
イルばね(5)の反発力により、楔部材(62)が下降
しながらばね受具(61)が前方へ移動して、コイルば
ね(5)の圧縮量が緩和されていく。このようにハンド
ル(63)の回転操作によって、コイルばね(5)の圧
縮量を自在に調整できて、ハンドル(63)の回転操作
を適当な回転位置で停止することにより、コイルばね
(5)を所望の圧縮量、すなわち所望の反発力を得るこ
とができる。なお、ハンドル(63)のねじ(63a)
を緩め過ぎて、ハンドル(63)が座板受部材(2)か
ら脱外したとしても、楔部材(62)の係合突起(62
b)の下面が、ばね受具(61)の係合爪(61c)に
係合することによって、楔部材(62)の抜け止めが図
られることとなる。
【0038】図2ないし図4に示すように、コイルばね
(5)と並ぶように配置されるガススプリング(7)
は、その後端が前記軸部材(D)に回転自在に取り付け
られるとともに、その前端のロッド部が前記ガススプリ
ング取付板(26)に貫通状態で固定されて、ロッド部
先端に設けられたロッド進退操作ボタン(71)がスプ
リング取付板(26)よりも前方に配置されている。
【0039】一方、上記したように、脚支柱(1)の内
部にも、ガススプリングが収容されており、図2に示す
ようにそのガススプリングのロッド部先端のロッド進退
操作ボタン(15)が、座板受具(2)の水平プレート
部(21)よりも上方位置に配置されている。
【0040】これら両ガススプリングのロッド部を進退
操作するための操作レバー(11)(14)は、図8に
示すように、回転軸部(11b)(14b)と、回転軸
部(11b)(14b)の一端および他端に連設されて
回転軸部(11b)(14b)に対しそれぞれ直交して
互いに相反する方向に伸びる操作軸部(11a)(14
a)および作用軸部(11c)(14c)とを有してい
る。
【0041】一方、図2および図9に示すように、座板
受部材(2)の一側壁部(23)外面には、操作レバー
(11)を取り付けるための上下一対の弾性フック(1
1e)が前後に並んで突設されるとともに、座板受部材
(2)の他側壁部(23)外面にも、計4本の弾性フッ
ク(11e)が上記と同様に形成されている。また、こ
れらのフック(11e)を覆うためのフックカバー(1
2)(12)は、図9ないし図11に示すように、一側
面が開放された略ボックス状に形成されており、前後壁
に操作レバー(11)(14)の回転軸部(11b)
(14b)を挿通配置するための切欠部(12a)が形
成されるとともに、一側壁内面の4か所には、前記フッ
ク(11e)を係合可能なフック係合用段部(12b)
が形成されている。
【0042】そして、一方側の操作レバー(11)が、
その回転軸部(11b)が上下の弾性フック(11e)
間にそれぞれ介装されて座板受部材(2)の外側面に添
うように配置され、さらに作用軸部(11c)が座板受
部材(2)の内部に側壁部(23)前部から挿通されて
ガススプリング(7)のロッド部先端に対向するように
配置されるとともに、操作軸部(11a)が一側方に突
出するように配置され、その状態でフックカバー(1
2)が、各フック係合用段部(12b)に各フック(1
1e)がそれぞれ弾性係合されるように取り付けられ
る。これにより、操作レバー(11)の回転軸部(11
b)がフック(11e)により挟持されて座板受部材
(2)の外側面に回転自在に取り付けられる。
【0043】また、他方側の操作レバー(14)が、そ
の回転軸部(14b)が弾性フック(11e)間に介装
されて座板受部材(2)の外側面に添うように配置さ
れ、さらに、作用軸部(14c)が座板受部材(2)の
内部に側壁部(23)後部から挿通されて、脚支柱取付
穴(22)の上方に望むように配置されるとともに、操
作軸部(14a)が側方に突出するように配置され、そ
の状態で上記と同様にフックカバー(12)が取り付け
られる。これにより、この操作レバー(14)の回転軸
部(14b)が、上記と同様に座板受部材(2)の外側
面に回転自在に取り付けられる。
【0044】この構成において、まず一方側の操作レバ
ー(11)の操作軸部先端に取り付けられた把持具(1
1f)を手で持って引き上げると、回転軸部(11b)
が回転して、作用軸部(11c)が押し下げられる。こ
れにより、図3に示すように動力伝達部材(11g)が
可動して、ガススプリング(7)のロッド部先端に設け
られたロッド進退操作ボタン(71)が押操作される。
この押操作時には、ガススプリング(7)のロッドの進
退移動が許容されるとともに、進出方向に付勢され、軸
部材(D)を後方へ押し込むような力が作用する。また
この状態から、操作レバー(11)の把持具(11f)
から手を離すと、上記操作ボタン(71)の復元力によ
りそれへの押操作が解除されるとともに、操作レバー
(11)が元の状態に戻り、ガススプリング(7)のロ
ッド進退移動が規制されることとなる。
【0045】また、他方側の操作レバー(14)の把持
具(14f)を引き上げると、回転軸部(14b)が回
転して、作用軸部(14c)が押し下げられて、脚支柱
(1)内のガススプリングのロッド進退操作ボタン(1
5)が押操作される。この押操作によって、ガススプリ
ングのロッドの進退移動が許容されるとともに、進出方
向に付勢され、脚支柱(1)を伸長させるような力が作
用する。またこの状態から、操作レバー(14)の把持
具(14f)から手を離すと、上記操作ボタン(15)
の復元力によりその押操作が解除されるとともに、操作
レバー(14)が元の状態に戻って、ガススプリングの
ロッド進退移動が規制されることとなる。
【0046】なお、図1に示すように、背もたれ取付部
材(4)の後端には、背もたれ支持部材(46)を介し
て図示しない背もたれクッションが取り付けられるとと
もに、座板(3)には、その上面部全域を覆うようにし
て、シートクッション(sc)が取り付けられる。さら
に、座板受部材(2)、座板(3)および背もたれ取付
部材(4)等からなるシンクロ機構を下側から覆うよう
にして下面カバー(9)が取り付けられている。
【0047】このような構成の椅子の組立手順の一例は
以下の通りである。
【0048】まず、座板(3)を裏返して配置してお
き、その座板(3)に、軸部材(A)〜(D)ととも
に、座板受部材(2)および背もたれ取付部材(4)を
組み付ける。
【0049】つづいて、これらの部材に、コイルばね
(5)、弾性力調整機構(6)、ガススプリング(7)
のほか、操作レバー(11)(14)等を組み付けて、
シンクロ機構を形成する。
【0050】次に、このシンクロ機構を脚支柱(1)に
取り付けてから、背もたれ支持部材(46)を介して背
もたれクッションを取り付けるとともに、シートクッシ
ョン(sc)を取り付け、さらに下面カバー(9)を取
り付け、これにより、椅子の組立が完了する。
【0051】この椅子において、椅子使用者が背もたれ
に背を預けるようにして深く腰掛けた場合、背もたれが
軸(A)を支点として後方へ傾くとともに、座板(3)
が、その前部の上下位置は一定に保たれた状態で後方へ
スライドしながら座板後部が下方へ沈み込む。このと
き、背もたれ取付部材(4)が図1の紙面に向かって時
計方向に回転して、軸部材(D)が長穴(24)の長さ
方向に沿って前方に移動してコイルばね(5)を圧縮
し、この圧縮時の弾性力により、座板(3)や背もたれ
に反発力が得られることとなる。また、深く腰掛けた状
態から浅く座り直したり席を離れると、コイルばね
(5)の弾性力によって、背もたれ取付部材(4)が図
1の反時計方向に回転して、座板(3)が前方へスライ
ドしながら後部が持ち上がるとともに、背もたれが起き
上がって、元の状態に戻ることとなる。
【0052】ここで、本実施例においては、コイルばね
(5)後端の軸部材(D)を収容する長穴(24)をコ
イルばね(5)の軸線方向に沿って伸びるように形成し
ているため、座板(3)や背もたれの揺動時にコイルば
ね(5)は軸線方向に沿って正確に直線状に伸縮するの
で、コイルばね(5)に有害な応力が発生するのを防止
できて早期劣化等を有効に防止できる。
【0053】また、座板(3)や背もたれの揺動時の反
発力を調整する場合には、弾性力調整機構(6)のハン
ドル(63)を回転操作して、コイルばね(5)の圧縮
量を調整すれば、適度な反発力が得られる。この場合、
不注意等によりねじ(63a)を緩め過ぎてハンドル
(63)が抜けてしまっても、楔部材(62)の係合突
起(62b)が、ばね受具(61)の係合爪(61c)
に係合して、楔部材(62)の抜け止めが図られるの
で、楔部材(62)やコイルばね(5)等の部品が脱外
して弾性力調整機構(6)が不本意に分解しまうような
ことはない。しかも、ハンドル(63)が抜け落ちた状
態においても、楔部材(62)はコイルばね(5)とば
ね取付板(25)との間に介装され、コイルばね(5)
が適当に圧縮されるので、座板(3)や背もたれの揺動
時における反発力を得ることができる。したがって、ハ
ンドル(63)が抜け落ちた状態でも、椅子として支障
なく使用することができる。
【0054】また、座板(3)や背もたれを初期状態と
は異なる所望の姿勢に保持する場合には、操作レバー
(11)を引き上げて、ガススプリング(7)の伸縮動
作を許容しておいて、座板(3)や背もたれが所望の状
態となったところで、操作レバー(11)を離してガス
スプリング(7)の伸縮動作を規制すればよい。この規
制により、座板(2)の前端と背もたれ取付部材(4)
との間の距離が一定に保たれるので、コイルばね(5)
の復元力による座板(3)や背もたれの初期状態への復
帰が防止されて所望の姿勢に保持されることとなる。な
お、ガススプリング(7)は、伸縮動作を規制した状態
においても、伸縮方向へ所定の弾性力を有しているの
で、腰掛けた際の座板(2)や背もたれの揺動動作は支
障なく良好に行われる。
【0055】また、本実施例においては、座板(3)の
下部をボックス状に形成して、その下方開放部からコイ
ルばね(5)等のシンクロ機構構成部品を収容するよう
にして組み付けるようにしているため、これら構成部品
の組付方向を一方向のみとすることができて、組付作業
を簡単に行うことができる。
【0056】さらに、操作レバー(11)(14)の座
板(3)への取付は、操作レバー(11)(14)の回
転軸部(11b)(14b)を一対のフック(11e)
間に挿入して、フックカバー(12)(12)を嵌め込
むだけで簡単に行え、一層、組立作業を簡単に行うこと
ができる。
【0057】なお、上記実施例において、フックカバー
(12)を、例えば樹脂成形品等によって構成するよう
にすれば、型抜きによって成形と同時にフック係合用段
部(12b)を形成することができるので、フック係合
用段部(12b)を形成するための作業を別途行う必要
がなく、フックカバー(12)の製造を簡単に行うこと
ができる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、この発明の椅子のシンク
ロ機構によれば、背もたれ取付部材の前部に軸部材を回
転自在に取り付けるとともに、前端が座板受部材の前部
に取り付けられるコイルばね等の圧縮型弾性手段の後端
を軸部材に回転自在に取り付け、座板受部材の上記軸部
材と対応する位置に、コイルばねの伸縮方向に沿って伸
びる長穴を形成してその長穴に上記軸部材をスライド自
在に収容しているため、座板や背もたれの揺動時にコイ
ルばねは長穴の長さ方向、すなわち初期の伸縮方向に沿
って正確に直線状に伸縮するので、コイルばねに有害な
応力が発生するのを防止でき、早期劣化等を有効に防止
できる。したがって、支障なくコイルばね等の圧縮型弾
性手段を使用できるという効果が得られる。
【0059】また、弾性手段の前端を、座板受部材の前
部に、伸縮方向に沿った任意の位置で固定自在に取り付
けるための弾性力調整機構を設ける場合には、その弾性
力調整機構によって弾性手段の圧縮量を調整することに
より、座板や背もたれの揺動時の反発力を適度なものに
設定できるという利点がある。
【0060】この場合、弾性力調整機構を、弾性手段の
前端に取り付けられる弾性手段受具と、その弾性手段受
具および座板前部の弾性手段取付板間に介入される楔部
材とにより構成して、楔部材に、弾性手段取付板および
弾性手段受具の少なくともいずれか一方に係合して両者
間からの抜け出しを防止するための係合部を設ける場合
には、その係合によって、楔部材やコイルばね等の部品
が脱外して不本意に弾性力調整機構が分解してしまうこ
とを防止できるという利点がある。
【0061】また、任意の伸縮状態で固定自在なガスス
プリングをその前端を座板受部材の前部に取り付けると
ともに、後端を軸部材に回転自在に取り付ける場合に
は、ガススプリングを適切な伸縮状態で固定することに
より、弾性手段の復元力による座板や背もたれの初期状
態への復帰が防止され所望の姿勢に保持されるという利
点がある。
【0062】さらに、座板受部材に一対のフックを立設
し、そのフック間にガススプリング操作用レバーの回転
軸部を介装した状態で、フックに係合するようにフック
カバーを外嵌して、回転軸部を座板受部材に取り付ける
ようにした場合には、フック間に回転軸部を挿入してカ
バーを嵌め込むだけで簡単に操作レバーを取り付けるこ
とができ、ひいてはシンクロ機構組立作業を簡単に行う
ことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である椅子のシンクロ機構
を示す側面図である。
【図2】実施例のシンクロ機構を示す平面図である。
【図3】実施例のシンクロ機構を下方側から見上げた場
合の斜視図である。
【図4】実施例のシンクロ機構を上方側から見た場合の
斜視図である。
【図5】実施例のシンクロ機構を分解して示す概略斜視
図である。
【図6】実施例のシンクロ機構に適用された弾性力調整
機構を示す斜視図である。
【図7】実施例の弾性力調整機構を示す断面図である。
【図8】実施例のシンクロ機構に適用された操作レバー
を示す斜視図である。
【図9】実施例のシンクロ機構における操作レバー取付
部を示す断面図である。
【図10】実施例の操作レバー取付部に適用されたフッ
クカバーを示す斜視図である。
【図11】実施例のフックカバーを示す図であって、同
図(a)は平面図、同図(b)は断面図である。
【図12】従来の椅子のシンクロ機構を概略的に示す側
面図である。
【図13】従来のシンクロ機構を模式化して示す図であ
る。
【符号の説明】
1…脚支柱 2…座板受部材 3…座板 4…背もたれ取付部材 5…コイルばね 6…弾性力調整機構 7…ガススプリング 11…操作レバー 11b…回転軸部 11e…フック 12…フックカバー 24…長穴 25…コイルばね取付板(弾性手段取付板) 61…ばね受具(弾性手段受具) 62…楔部材 62b…係合突起(係合部) D…軸部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−3242(JP,U) 特公 平2−24527(JP,B2) 実公 平4−49958(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 3/026 A47C 7/14 A47C 7/44

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚支柱の上端に座板受部材が取り付けら
    れ、その座板受部材の上方に配置される座板の前部が前
    記座板受部材の前部に回転自在に、かつ前後方向に沿っ
    てスライド自在に取り付けられる一方、前記座板受部材
    背もたれ取付部材の中間部が回転自在に支持され、そ
    背もたれ取付部材の後部が前記座板の後部に回転自在
    に取り付けられた椅子のシンクロ機構において、 前記背もたれ取付部材の前部に軸部材が回転自在に、か
    つ上下方向に沿ってスライド自在に取り付けられる一
    方、 前記座板受部材の前部に圧縮型弾性手段の前端が取り付
    けられるとともに、その弾性手段の後端が前記軸部材に
    回転自在に取り付けられ、 前記座板受部材の前記軸部材と対応する位置に、前記弾
    性手段の伸縮方向に沿って前後に伸びる長穴が形成され
    て、その長穴に前記軸部材が長穴の長さ方向に沿ってス
    ライド自在に収容されてなることを特徴とする椅子のシ
    ンクロ機構。
  2. 【請求項2】 前記弾性手段が、圧縮コイルばねによっ
    て構成されてなる請求項1に記載の椅子のシンクロ機
    構。
  3. 【請求項3】 前記弾性手段の前端を、前記座板受部材
    の前部に、弾性手段の伸縮方向に沿った任意の位置で固
    定自在に取り付けるための弾性力調整機構が設けられて
    なる請求項1または2に記載の椅子のシンクロ機構。
  4. 【請求項4】 前記弾性力調整機構は、 弾性手段の前端に取り付けられる弾性手段受具と、 その弾性手段受具と前記座板受部材の前部に立設された
    弾性手段取付板との間に介入され、介入方向に押し込ま
    れることによって、前記弾性手段受具を弾性手段圧縮方
    向へ押し込むようになされた楔部材と、を有し、 前記楔部材には、前記弾性手段取付板および前記弾性手
    段受具の少なくともいずれか一方に係合して、前記介入
    方向に対し逆方向への抜け出しを防止するための係合部
    が設けられてなる請求項3に記載の椅子のシンクロ機
    構。
  5. 【請求項5】 任意の伸縮状態で固定自在なガススプリ
    ングが、その前端が前記座板受部材の前部に取り付けら
    れるとともに、後端が前記軸部材に回転自在に取り付け
    られてなる請求項1ないし4のいずれかに記載の椅子の
    シンクロ機構。
  6. 【請求項6】 前記ガススプリングの伸縮操作を行うた
    めの操作レバーには、回転軸部が設けられ、 前記座板受部材に立設された一対のフック間に前記回転
    軸部が介装された状態で、前記フックに係合するように
    フックカバーが外嵌されることにより、前記回転軸部が
    前記座板受部材に回転自在に取り付けられてなる請求項
    5に記載の椅子のシンクロ機構。
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