JP3003242U

JP3003242U - ウォターベッド用バッグ

Info

Publication number: JP3003242U
Application number: JP1994002327U
Authority: JP
Inventors: 和彦高坂
Original assignee: 和彦高坂
Priority date: 1994-02-21
Filing date: 1994-02-21
Publication date: 1994-10-18
Anticipated expiration: 2000-02-21

Abstract

(57)【要約】【目的】健康体、病人はもとより、寝たきりの方の床
ずれを予防し、水温調整により、それらの需要者に快適
な安眠を与える。【構成】複数の小室を有して居る構造手法を採用し水
を封入し、大きな体圧がかかった時にも水の移動、揺動
などを、一定位置に保持する事を特徴とする。また、空
気バッグと併用することにより、軽量化、及び快適さを
提供する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

健康体の人はもとより、介護等を必要とする方の就寝や休息時に使用するベツドに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

ウォーターベッドは体圧の分散とによって長期的に、且つ快適な睡眠を可能にし、水温調整（ヒーター）等により筋肉痛、腰痛、関節痛、血行の循環を良好にし、病人等に限らず健康な人にも利用されています。このウォーターバッグは原理的には合成樹脂シート等によりなるバッグ内に挿入物、及び液体水を封入した構造等である。主に欧米から輸入、販売されています。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ウオーターベッドの問題点に先ず波動、重量が挙げられる。この問題を解決し、需要者のニーズや、体調にあったウォーターベッド（バッグ）を提供する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（１）一つのバッグを仕切ることによって独立した構造物にする。（２）仕切板に複数の穴を空ける。（３）各仕切板の間に浮力のある、非吸収性の挿入物を封入する事によって解決した。

【０００５】

【作用】

ウォーターベッドは体圧により水の移動（波動）が周囲に生じやすい。これを独立化することによって、水の移動、揺動を最小限に防止が出来、各仕切の穴より水の分散によって、滑らかな動きにしてくれます。また各小室間に浮力のある挿入物を封入することによって、水の振動が一層滑らかな作用をする。

【０００６】

【実施例】

（１）バッグ本体内部は構造物の素材（合成樹脂シート）は同一素材を使用している。（２）仕切板はバッグの上面部分及び下面部分に連結接着され、バッグの膨らみを防止、及び水量の片寄り防止などの効果的役目を果たす。（３）仕切板の穴は水の移動（体圧による）波動などの分散を滑らかにする効果がある。（４）口栓は液体水（水）などの注入、排水などに使用する。（５）非吸収性ファイバーを挿入し、波動を吸収する。

【０００７】

【考案の効果】

試験の結果下記の効果が認められた。（１）従来のウォーターベッド（マットレス）と比較して波動（縦、横）が少なく波動の制止が早い。（船酔い現象がない）（２）バッグ（マットレス）内の水量によって、クッションの調整が可能である。（３）温水効果（ヒーター）によって、冬期時の睡眠が快適である。（４）介護用等に最適である。（床ずれ防止）（５）次の様な症状に効果があります。不眠症、関節痛、筋肉痛、肩こり、（６）軽量型なので設置場所の心配がない。

【図面の簡単な説明】

【図１】簡単な斜視図の断面図である。

【符号の説明】

１バッグ本体２仕切板３仕切板穴４口栓５非吸収性ファイバー

【図２】平面図１バッグ本体２仕切板３仕切板穴４口栓

【図３】断面図３仕切板穴５非吸収性ファイバー

【図４】断面図２仕切板３仕切板穴５非吸収性ファイバー

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】従来のウォターバッグは人体の耐圧によ
って、バッグ内の波動及び水の移動、又は戻りの波動が
非常に大きく快適さをかいている。この問題を解決する
為に、バッグ内に仕切板（合成樹脂シート）でバッグの
上面と下面を連結し、小室を造ることによって、急激な
水の移動を防ぎ、波動の制止を早め、船酔い現象を解消
する。
【請求項２】請求項１の仕切板に、複数の穴を空ける
事により、集中体圧による、バッグ内（小室）の水圧及
び波動を除々に分散する。