JPH0345641Y2 - - Google Patents

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JPH0345641Y2
JPH0345641Y2 JP1986175312U JP17531286U JPH0345641Y2 JP H0345641 Y2 JPH0345641 Y2 JP H0345641Y2 JP 1986175312 U JP1986175312 U JP 1986175312U JP 17531286 U JP17531286 U JP 17531286U JP H0345641 Y2 JPH0345641 Y2 JP H0345641Y2
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mat
flat
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sacs
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JP1986175312U
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JPS6379760U (ja
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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C27/00Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas
    • A47C27/08Fluid mattresses or cushions
    • A47C27/086Fluid mattresses or cushions with fluid-like particles, e.g. filled with beads

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、特殊構造の扁平嚢体を用い、乾燥性
を保持し、クツシヨン性、通気性の良いソフトな
使用感を得ることのできる軽量のマツトに関する
ものであり、長期療養の病人及び寝たきり老人用
等のマツトとして特に好適のものである。
従来技術及びその問題点 従来から、人間生活において就寝は、人体の疲
労回復、療養のために不可欠のものであつて、就
寝に適した数多くのマツトが開発されている。
しかしながら、従来のいずれのマツトも、就寝
時のクツシヨン性、通気性、保温性等のいずれか
を改善すべく一般家庭用として開発したものであ
つて、長期療養を必要とする病人又は寝たきり老
人等のためのマツトとして使用するときは、長期
の床擦れによる肩部・腰部への鬱血の恐れや、発
汗に伴う体臭の沈着、腐敗による悪臭化等の健
康・衛生上の欠点を有していた。
即ち、従来のマツトとしては、ウレタンフオー
ムを収納したマツト及び中空小球状弾性体を充填
したマツト等があり、前者は、クツシヨン性を保
持できるが、吸湿性が悪く、通気性も良好でない
ため、蒸れによる床擦れや悪臭を生じる欠点を有
していた。また、後者は、クツシヨン性ばかりで
なく指圧効果をも発揮することができるものの、
中空小球による指圧力が強く、老人、病人或はや
せた人等には却つて苦痛を与え、長期使用に堪え
られないという欠点を有していた。
考案が解決しようとする問題点 本考案が解決しようとする問題点、即ち、本考
案の目的は、上記従来技術の欠点を解消するもの
であつて、乾燥性、クツシヨン性、通気性、保形
性を長期に亘つて保持すると共に、就寝時の体圧
をソフトな支承力で均等に受け、しかも軽量で取
扱いが容易であり、しかも長期療養の病人及び寝
たきりの老人用等に適したマツトを提供するもの
である。
問題点を解決するための手段 本考案は、前記目的を達成するために次の如き
構造を有するものである。即ち、本考案は、柔軟
性横隔壁で縦方向に区画した複数の区画室内に、
大小の発泡スチロール粒を充填した複数の扁平嚢
体を横方向に隣接・並設すると共に、夫々の嚢体
の対向側面を該側面で形成する空隙が該側面上縁
を互いに密着させた逆V時形となる斜面で構成
し、並設した複数の扁平嚢体の底部を保形板に固
着してなるマツト本体を外被袋内に収納したもの
である。
なお、発泡スチロール粒は、約1〜5mmの範囲
で2種以上の大きさを有する球状体の集合体から
なるものが好適であるが、これ以外の大きさであ
つても差支えない。更に、外被袋は、通気性布帛
よりなり、その一側縁にマツト本体を収納するた
めのフアスナー等よりなる開閉手段を有してい
る。また、マツト本体における保形板は、厚さ1
〜2mm程度の合成樹脂からなる非伸縮性で柔軟性
を有するシート状平板である。そして、該保形板
と扁平嚢体との固着手段としては、縫着、接着、
溶着等のいずれであつても差支えない。
作 用 本考案は、上述した構成を有しているので、以
下の如き作用を有する。
(a) 柔軟性横隔壁で縦方向に区画した複数の区画
室内に、大小の発泡スチロール粒を充填して扁
平嚢体を構成したため、発泡スチロール粒が有
する恒久的なソフトタツチのクツシヨン作用を
奏するばかりでくな、大小の発泡スチロール粒
が就寝時の寝返り等に伴う体圧の変動に追従し
て区画室内を流動し得るので、体圧の均等分散
作用を発揮して体圧の局部集中を防止する。し
かも、その際に、発泡スチロール粒が大小の大
きさを有していため、体圧の変動に追従するマ
ツト充填材料の流動をより一層促進する作用を
発揮する。
(b) 扁平嚢体内を柔軟性横隔壁で区画した複数の
区画室内にマツト充填材料を充填したため、側
臥、横臥、俯臥等の寝姿勢への寝返りに伴う体
圧の変動に際しても、マツト充填材料の偏在的
流動を規制して区画室内にとどめることができ
るので、マツト全体の保形作用を発揮すること
になる。
(c) 扁平嚢体の底部を保形板に固着したため、寝
返りに伴う体圧の変動に際しても、マツトの周
辺部に生ずる反り上がりや浮き上がりを制止し
てマツト全体の保形作用をより一層発揮する。
(d) 夫々の扁平嚢体の対向側面を斜面としてその
上縁を密着させたので、就寝時に体圧により発
泡スチロール粒が移動しても、対向斜面は互い
に密着する方向に傾動するから、夫々の隣接嚢
体間に隙間が生ぜず、却つて夫々の嚢体側面の
上縁が密着度を増して連続した巾広のマツト面
を形成する。
(e) マツト本体を外被袋内に収納したため、マツ
ト全体保形作用を更に向上させると共に、常時
フラツトなマツト面を提供し得るようマツトの
変形に対して矯正作用を発揮する。
実施例 第1〜5図は本考案のマツトの一実施例を示し
たものであつて、第1図は外被袋の外嵌図、第2
図はマツト本体の外観図、第3図は第2図−
線の横断面図、第4図は第2図−線の縦断面
図、第5図は発泡スチロール粒の拡大図である。
まず、本実施例におけるマツトは、第1図に示
す如き通気性布帛からなる外被袋1の一側縁に設
けたフアスナーよりなる開閉部2を介して収納し
た第2図に示す如きマツト本体3から構成される
ものである。
そこで、マツト本体3について詳述すると、該
マツト本体3は、第2〜4図に示す如く、2つの
扁平嚢体4を隣接して並設すると共に、該扁平嚢
体4の底部を非伸縮性で柔軟な合成樹脂性シート
材からなる保形板5に縫着して構成される。更
に、前記の扁平嚢体4は、布帛よりなる柔軟性横
隔壁6で縦方向に30〜40cm間隔で区画した複数の
区画室7内に、フアスナーよりなる充填口8を介
して、第5図に示す如き1〜5mmの大きさを有す
る大小の発泡スチロール粒9を充填したものであ
つて夫々の扁平嚢体4の対向側面4′,4′は第3
図に示すように斜面で形成され、該側面4′,
4′で形成される空隙を対向側4′,4′の上縁が
互いに密着する略々逆V字形として構成されたも
のである。
かくして、得られた本実施例のマツトは、クツ
シヨン性、通気性、保形性を長期に亘つて保持す
くことができたばかりでなく、吸湿性がないので
常に軽量に維持されて持ち運び容易であり、且つ
通気によつて乾燥も容易となり、寝たきり老人用
のマツトとして最適のものであつた。
考案の効果 本考案は、上述した構成及び作用を有している
ので、次の如き効果を奏する。
柔軟性横隔壁で縦方向に区画した複数の区画
室内に、大小の発泡スチロール粒を充填した扁
平嚢体で構成したため、発泡スチロール粒によ
るソフトタツチのクツシヨン性と常時体形に馴
染むことのできる耐圧性とを具備して爽快な寝
心地を常時、確保することができるので、長期
間に亘る療養生活にも適することができ、しか
も、マツト全体が軽量であるので、マツトの持
ち運び等の取扱いが極めて容易である。
発泡スチロール粒の大きさを変えて充填した
ので、区画室内での流動性が良く、常に偏在す
ることなく、体形にフイツトすることができる
ので、体圧に対して布団表面に部分的に緊張を
生ぜず寝心地を向上させることができる。
扁平嚢体内を柔軟性横隔壁で区画した複数の
区画室内にマツト充填材料を充填したため、充
填材料の偏在を防止して、常時、マツト全体の
保形性を確保することができる。
扁平嚢体の底部を保形板に固着したため、就
寝時の寝返りに伴つてマツトの周辺部に生じが
ちな浮き上がりや反り上がりを防止できるの
で、マツト全体の保形性が一段と向上し、マツ
トの周辺部からの圧迫もなく、安定した寝心地
を得ることができる。
扁平嚢体の巾が広い場合には、縦方向、横方
向の柔軟隔壁を同時に嚢体上面布帛と下面布帛
との間に縫合することが技術的に困難であるの
で、上面布帛と下面布帛とを直接縫合して区画
室を形成し、充填材料の偏在を防止していた
が、上面、下面布帛の直接縫合はマツト上面に
多数の凹凸が形成されて寝心地が悪くなる欠点
を生ずるが、本考案は、縦長の嚢体を横方向に
複数個並設することによりマツト巾の拡大を可
能にし、各嚢体の対向側面を斜面にしてその上
縁を密着させたことにより、夫々の嚢体表面の
接続部分に凹部が形成されず、しかも互いに密
着した対向側面には発泡スチロール粒が稠密に
充填されているから体圧を充分に支承しマツト
表面全体を扁平に形成することができ、寝心地
の悪化を防止できる。
マツト本体を外被袋内に収納したため、マツ
ト全体の保形作用を促進して常時、フラツトな
マツト面を提供することができ、しかも、長期
使用に際して生ずるマツト面の汚れも外被袋の
みを洗濯することによつて、常時、衛生的なマ
ツトを提供することができる。
以上、本考案のマツトは、乾燥性、クツシヨン
性、通気性、保形性を長期に亘つて保持して就寝
時の床擦れ、床蒸れを防止できると共に軽量で取
扱いが容易であり、しかも長期療養の病人及び寝
たきり老人用等に最適のマツトであり、その実用
的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案のマツトの一実施例を示したも
のであつて、第1図は外被袋の外観図、第2図は
マツト本体の外観図、第3図は第2図−線の
横断面図、第4図は第2図−線の縦断面図、
第5図は発泡スチロール粒の拡大図である。 1……外被袋、2……開閉部、3……マツト本
体、4……扁平嚢体、5……保形板、6……柔軟
性横隔壁、7……区画室、8……充填口、9……
発泡スチロール粒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 柔軟性横隔壁で縦方向に区画した複数の区画
    室内に、大小の発泡スチロール粒を充填した複
    数の扁平嚢体を横方向に隣接並設すると共に、
    夫々の嚢体の対向側面を該側面で形成する空隙
    が該側面上縁を互いに密着させた略々逆V字形
    となる斜面で構成し、該並設した複数の扁平嚢
    体の底部を保形板に固着してなるマツト本体を
    外被袋内に収納したことを特徴とするマツト。 (2) 外被袋が、通気性を有していることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載のマツ
    ト。
JP1986175312U 1986-11-17 1986-11-17 Expired JPH0345641Y2 (ja)

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JPS6379760U JPS6379760U (ja) 1988-05-26
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006334027A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Sanyo Electric Co Ltd マッサージ機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55122668U (ja) * 1979-02-23 1980-09-01

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006334027A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Sanyo Electric Co Ltd マッサージ機

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JPS6379760U (ja) 1988-05-26

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