JPH0349698Y2 - - Google Patents

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JPH0349698Y2
JPH0349698Y2 JP757987U JP757987U JPH0349698Y2 JP H0349698 Y2 JPH0349698 Y2 JP H0349698Y2 JP 757987 U JP757987 U JP 757987U JP 757987 U JP757987 U JP 757987U JP H0349698 Y2 JPH0349698 Y2 JP H0349698Y2
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JP
Japan
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mat
pine
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matte
weir
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Expired
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JP757987U
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English (en)
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JPS63117526U (ja
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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C27/00Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas
    • A47C27/08Fluid mattresses or cushions
    • A47C27/086Fluid mattresses or cushions with fluid-like particles, e.g. filled with beads

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、特殊なマツト充填材料を用いて体圧
が局部的に集中せず、体形に馴染んで快適な且つ
安定した寝心地を持続することができると共に、
軽量で且つ収納面での使い勝手が良いマツトに関
するものであり、長期療養の病人及び寝たきり老
人用等の床擦れ防止マツトとして特に好適のマツ
トである。
(ロ) 従来技術及びその問題点 従来から、人間生活において就寝は、人体の疲
労回復、療養のために不可欠のものであつて、就
寝に適した数多くのマツトが開発されている。
しかしながら、従来のいずれのマツトも、就寝
時のクツシヨン性、通気性、保温性等のいずれか
を改善すべく開発したものであつて、就寝時にお
けるマツトの保形性、収納時における取扱いの容
易性についての開発が不充分であるとともに、特
に長期療養を必要とする病人又は寝たきり老人等
のためのマツトとして使用する時は、長期に亘る
体圧の局部的集中によつて発汗と血行障害を起し
て床擦れを生じ、そのための余分な治療を施さね
ばならず、床擦れ防止のためには、同一姿勢を長
時間継続することのないように屡々看護人が体の
位置を変換したり、シーツや寝巻きの皺を頻繁に
伸ばしたり、体圧の集中する局部をマツサージし
たりしなければならない。また、マツトを消毒、
乾燥等の衛生的処理をするときは、マツトが大形
で且つ重いためその運搬、取扱いが大変面倒であ
つた。
(ハ) 本考案が解決しようとする問題点 本考案が解決しようとする問題点、即ち、本考
案の目的は、上述した従来技術の欠点を解消する
ものであつて、就寝時の体圧をソフトな支承力で
均等に受けて安定感のある寝心地を得ることがで
きると共に、通気性、保形性を長期に亘つて保持
してその取扱いが簡便で、しかも長期療養の病人
及び寝たきり老人用等に適した床擦れ防止マツト
を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、前記(ハ)の如き目的を達成するために
次の如き構造を有するものである。即ち、本考案
は、マツト袋の中央部に多数の小転動体を充填す
るとともに両側端部に堰状の偏在防止壁材を収納
してなる複数のマツト分割体を、縦方向に離脱自
在に連繋してなることを特徴とするものである。
なお、本考案の実施例に用いた小転動体は、ポ
リエチレン、ポリビニレン等の合成樹脂を素材と
してシヤボン玉の如く吹き出し加工により直径10
〜30mm程度の小球状に成形し、球内に内包する空
気を吹き出すための給排気孔を1〜3ケ所に設け
た中空小球状弾性体であるが、これ以外たとえば
中実球、或は楕円形又は発泡スチロール粒であつ
ても、転動作用により体圧の均等分散支承効果を
奏するものであれば差支えない。
次に、前記した小球状体のマツト分割体内での
偏在移動を防止するための堰状偏在防止壁材は、
マツト全体の保形性、取扱いの観点から硬質ポリ
ウレタン製発泡体からなるものであるが、同様な
機能を発揮するものであればこれ以外のたとえば
発泡スチロール体のものであつても差支えない。
更に、マツト分割体のマツト袋は、通気性布帛
からなるものが好ましく、マツト袋の上端、及び
下端には、マツト分割体相互間の離脱自在な連繋
をなすべくフアスナー、マジツクテープ、フツク
等の連結手段が付設してある。
(ホ) 本考案の作用 本考案は、上述した構成を有しているので、以
下の如き作用を奏する。
(a) マツト袋の中央部に多数の小転動体を充填し
たことによつて、体形の凹凸に速やかに馴染ん
で移動して体圧を均等に分散支承して体圧の局
部的集中を防止し、また、寝返り、その他の体
位の移動に起因する小転動体の夫々独立した転
動によつて身体表面に対するマツサージ作用を
奏して血行不順等の防止作用を発揮すると共
に、夫々の小転動体がマツト内を独立して自由
に転動するのでマツト表面に緊張力が発生しな
いばかりでなく、身体の表面に引きつつた緊張
力による圧迫感を与えることなく、身体の凹凸
形状に適合して抵抗なく馴染むことができる形
状適合作用を発揮する。
(b) マツト袋の両側端部に堰状の偏在防止壁材を
収納したことによつて、体位の移動に追従して
転動する小転動体の偏在移動を抑制してマツト
分割体の両側端部における浮き上がりを防止し
てマツト端部の型崩れを阻止する機能を発揮す
る。
(c) マツト袋と多数の小転動体と堰状の偏在防止
壁材とでマツト分割体を構成したことによつ
て、小転動体の相互間、小転動体とマツト袋と
の間、小転動体と堰状の偏在防止壁材との間に
通気路が形成されるので、マツト袋を通気性布
帛で構成するときは、該通気路が外気と連通さ
れるので、マツト分割体の全体に通気性を保持
せしめて使用時の発汗、発熱に対する抑制作用
を発揮する。
(d) 複数のマツト分割体を縦方向に離脱自在に連
繋してマツトを構成したことによつて、マツト
を解体してコンパクトな複数のマツト分割体に
することができるので収納が容易となるばかり
でなく、使用者の身長に応じてマツト長を選択
することが可能である。
(e) マツトを複数に分割できるので、マツトの消
毒、乾燥のための運搬、取扱いが容易となる。
(ヘ) 実施例 第1〜4図は、本考案のマツトの一実施例を示
したものであつて、第1図はマツトの一部破断し
た斜視図、第2図は第1図−線の側断面図、
第3図は第1図Y−Y線の側断面図であり、第4
図は給排気孔を有する中空小球状弾性体からなる
小球状体を拡大した一部破断図である。
まず、第1図に示す如く本実施例のマツトは、
第2図及び第3図に示す如く通気性布帛からなる
マツト袋1の中央部に多数の小球状体2を装填す
ると共に、両側端部に約10cm程度の高さを有した
硬質ポリウレタン発泡体からなる堰状の偏在防止
壁材3を収納して丈650mm×巾900mm×高さ100mm
の大きさを有するマツト分割体4を得た後、マツ
ト分割体の上端及び下端に夫々設けたマジツクテ
ープからなる連繋手段5によつてマツト分割体4
を3個連繋して丈200mm程度の大人用マツトに形
成されている。
そして、第4図に示す如き小球状体2は、ポリ
エチレン樹脂を素材としてシヤボン玉の如く吹き
出し加工によつて直径20mm程度の小球状に成形さ
れたものであつて、球内に給排気するための1個
の給排気孔6を有する中空小球状弾性体を採用し
た。
かくして得られた本実施例のマツトは、使用時
に体圧が均等分散されて局部的圧迫感のないソフ
トなクツシヨン効果を発揮した快適な寝心地と、
中空小球状弾性体の給排気孔による強制換気によ
つて発汗、発熱が抑制された爽快な寝心地と、マ
ツト側端部の浮き上がりがない安定した寝心地と
を得ることができると共に、長期に亘つてマツト
全体に優れた保形性を保持し、しかも収納面での
取扱いも著しく簡便であつた。
(ト) 本考案の効果 本考案は、上述した構成及び作用を有している
ので、次の如き効果を奏する。
マツト袋の中央部に多数の小転動体を装填し
たことによつて、小転動体がマツト袋の中央部
で容易に転動、拡散して使用時の身体の凹凸形
状に馴染んだマツト表面を提供すると共に、小
転動体の転動によつて均等なマツサージ作用が
マツト表面に当接する身体の各部に施されるの
で、就寝中において体圧が局部に集中せずに分
散して圧迫感のない快適な寝心地が得られて床
擦れを防止することができ、特に寝たきり病人
等においては床擦れ防止効果を顕著に発揮して
長期療養における就寝姿勢を何ら苦痛とせず、
療養に専念することができる。
マツト袋の両側端部に堰状の偏在防止壁材を
収納したことによつて、使用時の寝返り等によ
る小転動体の偏在移動を抑制してマツトの両側
端部の浮き上がりと型崩れを阻止し、安定した
寝心地を提供することができると共に、長期に
亘つてマツト全体の保形性を確保することがで
きる。
マツト袋と多数の小転動体と堰状の偏在防止
壁材とでマツト分割体を構成したことによつ
て、上記の相互間に通気路が形成されるので、
使用時の発汗、発熱を抑制することができると
共に、マツト表面に当接する身体面に対して常
時、除湿、乾燥作用が発揮されるので、床擦れ
の生じにくい就寝環境を提供することができ、
爽快で衛生的な寝心地を得ることができる。
複数のマツト分割体を縦方向に離脱自在に連
繋してマツトを構成したことによつて、使用者
の身長に応じたマツト長を即座に提供すること
ができると共に、収納時には夫々のマツト分割
体に解体して取扱いができるので、日光消毒、
収納保管等が極めて簡便となり、その実用的効
果は著大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のマツトの一実施例を示したもの
であつて、第1図はその一部破断した斜視図、第
2図は第1図X−X線の側断面図、第3図は第1
図Y−Y線の側断面図であり、第4図は本考案に
用いた小球状体を拡大した一部破断図である。 1……マツト袋、2……小球状体、3……堰状
偏在防止壁材、4……マツト分割体、5……連繋
手段、6……給排気孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) マツト袋の中央部に多数の小転動体を充填す
    ると共に両側端部に堰状の偏在防止壁材を収納
    してなる複数のマツト分割体を、縦方向に離脱
    自在に連繋してなることを特徴とするマツト。 (2) 多数の小転動体が、給排気孔を有する中空小
    球状弾性体であることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のマツト。 (3) 堰状偏在防止壁材が、硬質ポリウレタン製発
    泡体からなることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項、または第2項記載のマツト。
JP757987U 1987-01-23 1987-01-23 Expired JPH0349698Y2 (ja)

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JPS63117526U JPS63117526U (ja) 1988-07-29
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JPS63117526U (ja) 1988-07-29

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