JP2811473B2 - 多孔ビーズインダクタの製造方法 - Google Patents
多孔ビーズインダクタの製造方法Info
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- JP2811473B2 JP2811473B2 JP17946089A JP17946089A JP2811473B2 JP 2811473 B2 JP2811473 B2 JP 2811473B2 JP 17946089 A JP17946089 A JP 17946089A JP 17946089 A JP17946089 A JP 17946089A JP 2811473 B2 JP2811473 B2 JP 2811473B2
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- conductor
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- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 イ.発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子機器等の信号線のノイズ防止に用いら
れる多孔ビーズインダクタの製造方法に関する。
れる多孔ビーズインダクタの製造方法に関する。
電子機器等の信号線における誘導ノイズは、単一の中
心孔をもつフェライトコア(通常円筒状であり、ビーズ
コアと呼ばれる)を信号線に貫通させる形に構成するこ
とにより防止できる。1本の信号線に多数個のビーズコ
アを貫通させることによりノイズ防止性能を高めること
ができる。多数個のビーズコアを用いる代わりに軸方向
と平行に複数個の貫通孔を形成した多孔ビーズコアを用
い、1本の信号線を第1の貫通孔に通し、多孔ビーズコ
アの端面で折返して隣りの第2の貫通孔に第1の貫通孔
と逆方向に通し、再び他の端面で折返しして第3の貫通
孔を通すという巻回し手段を反復し、重ならないように
全部の貫通孔に順にジグザグに通す形に構成することが
賞用されている。
心孔をもつフェライトコア(通常円筒状であり、ビーズ
コアと呼ばれる)を信号線に貫通させる形に構成するこ
とにより防止できる。1本の信号線に多数個のビーズコ
アを貫通させることによりノイズ防止性能を高めること
ができる。多数個のビーズコアを用いる代わりに軸方向
と平行に複数個の貫通孔を形成した多孔ビーズコアを用
い、1本の信号線を第1の貫通孔に通し、多孔ビーズコ
アの端面で折返して隣りの第2の貫通孔に第1の貫通孔
と逆方向に通し、再び他の端面で折返しして第3の貫通
孔を通すという巻回し手段を反復し、重ならないように
全部の貫通孔に順にジグザグに通す形に構成することが
賞用されている。
多孔ビーズコアを用いる場合、一般には1本の導体
(例えば銅線)を別途用意し、これを多孔ビーズコアの
貫通孔にジグザグに挿通したインダクタ(以下多孔ビー
ズインダクタと呼ぶ)を予め作り、信号線に直列に接続
して使用されている。
(例えば銅線)を別途用意し、これを多孔ビーズコアの
貫通孔にジグザグに挿通したインダクタ(以下多孔ビー
ズインダクタと呼ぶ)を予め作り、信号線に直列に接続
して使用されている。
上述のように従来の多孔ビーズインダクタは多孔ビー
ズコアの貫通孔に、1本の導体を交互に挿通する手作業
の巻回しにより作られていた。このような製造方法では
手作業の能率を高めることは限度があり、また構造的に
も巻回し作業を自動化することが困難であるので、作業
工数を多く要しコストが高いという問題があった。
ズコアの貫通孔に、1本の導体を交互に挿通する手作業
の巻回しにより作られていた。このような製造方法では
手作業の能率を高めることは限度があり、また構造的に
も巻回し作業を自動化することが困難であるので、作業
工数を多く要しコストが高いという問題があった。
本発明の目的は、多孔ビーズコアの新規な形状と併せ
て、導体のジグザグな挿通を解消して挿通を容易にし、
自動的に製造できる多孔ビーズインダクタの製造方法を
提供することにある。
て、導体のジグザグな挿通を解消して挿通を容易にし、
自動的に製造できる多孔ビーズインダクタの製造方法を
提供することにある。
ロ.発明の構成 〔課題を解決するための手段〕 本発明は軸方向と平行に複数個の貫通孔を設け、前記
複数個の貫通孔を、隣接する2個ごとに共通にしかも直
列に結ぶ凹溝を、両方の端面に交互に形成した多孔ビー
ズコアと、前記多孔ビーズコアのそれぞれの貫通孔に前
記端面から個々に導体を挿通する手段と、前記凹溝にク
リーム半田を所定量塗布する手段と、前記クリーム半田
を加熱し前記貫通孔に挿通した複数個の導体を直列に半
田接続する手段とからなり、前記多孔ビーズコアに挿通
した複数個の導体を直列に接続して構成することを特徴
とする多孔ビーズインダクタの製造方法である。
複数個の貫通孔を、隣接する2個ごとに共通にしかも直
列に結ぶ凹溝を、両方の端面に交互に形成した多孔ビー
ズコアと、前記多孔ビーズコアのそれぞれの貫通孔に前
記端面から個々に導体を挿通する手段と、前記凹溝にク
リーム半田を所定量塗布する手段と、前記クリーム半田
を加熱し前記貫通孔に挿通した複数個の導体を直列に半
田接続する手段とからなり、前記多孔ビーズコアに挿通
した複数個の導体を直列に接続して構成することを特徴
とする多孔ビーズインダクタの製造方法である。
多孔ビーズコアには、導体が挿通される複数個の貫通
孔と、複数個の貫通孔の相隣り合う2個ごとを共通に包
含し、貫通孔を交互に直列に結ぶ凹溝とが、両端面に交
互に設けられている。貫通孔に挿通される導体は、貫通
孔1個ごとに1本の分割された端面からそれぞれ所定位
置に挿通され、導体の挿通作業は分割されて容易となり
自動化が可能となる。この挿通された1本ごとの導体
は、多孔ビーズコアの両端面に設けた凹溝にクリーム半
田を所定量塗布し、加熱すれば、凹溝の上記配置により
複数個の導体が2本ごとに共通に、しかも両端面で交互
に隣り合う同士が接続され、直列いに1本化した複数回
貫通導体となる。凹溝の端面での個数及び位置は、多孔
ビーズコアの貫通孔の個数及び端面での位置により定ま
り、その所定の凹溝の個数及び位置にクリーム半田を所
定量塗布することは容易で自動化が可能である。この
際、凹溝はクリーム半田を凹溝内に留め、外へ流れ出さ
れない役目を果たす。従って高品質の半田接続が可能で
ある。即ち多孔ビーズコアの新規な構造と作製の分割簡
素化の併用により、多孔ビーズインダクタの製造の自動
化が可能となる。
孔と、複数個の貫通孔の相隣り合う2個ごとを共通に包
含し、貫通孔を交互に直列に結ぶ凹溝とが、両端面に交
互に設けられている。貫通孔に挿通される導体は、貫通
孔1個ごとに1本の分割された端面からそれぞれ所定位
置に挿通され、導体の挿通作業は分割されて容易となり
自動化が可能となる。この挿通された1本ごとの導体
は、多孔ビーズコアの両端面に設けた凹溝にクリーム半
田を所定量塗布し、加熱すれば、凹溝の上記配置により
複数個の導体が2本ごとに共通に、しかも両端面で交互
に隣り合う同士が接続され、直列いに1本化した複数回
貫通導体となる。凹溝の端面での個数及び位置は、多孔
ビーズコアの貫通孔の個数及び端面での位置により定ま
り、その所定の凹溝の個数及び位置にクリーム半田を所
定量塗布することは容易で自動化が可能である。この
際、凹溝はクリーム半田を凹溝内に留め、外へ流れ出さ
れない役目を果たす。従って高品質の半田接続が可能で
ある。即ち多孔ビーズコアの新規な構造と作製の分割簡
素化の併用により、多孔ビーズインダクタの製造の自動
化が可能となる。
〔実施例〕 以下に本発明の実施を図を参照して詳しく説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す多孔ビーズコアへの
導体挿通工程を説明する斜視図である。外形円柱の多孔
ビーズコア(以下コア)1にはコア1の軸と平行に6個
の貫通孔2a〜2fが設けられ、さらにコア1の端面3a、3b
には、端面3a側に貫通孔2a−2b、2c−2d、2e−2fの3
組、端面3b側に貫通孔2b−2c、2d−2eの2組の合計5組
の、それぞれ隣接する2個の貫通孔ごとに共通に包含
し、且つこれらの貫通孔を交互に直列に結ぶ所定深さの
5個の凹溝4a、4b、4c、4d、4eが設けられている。
導体挿通工程を説明する斜視図である。外形円柱の多孔
ビーズコア(以下コア)1にはコア1の軸と平行に6個
の貫通孔2a〜2fが設けられ、さらにコア1の端面3a、3b
には、端面3a側に貫通孔2a−2b、2c−2d、2e−2fの3
組、端面3b側に貫通孔2b−2c、2d−2eの2組の合計5組
の、それぞれ隣接する2個の貫通孔ごとに共通に包含
し、且つこれらの貫通孔を交互に直列に結ぶ所定深さの
5個の凹溝4a、4b、4c、4d、4eが設けられている。
更にコア1の6個の貫通孔2a〜2fに、それぞれ個別に
挿通される6個の導体5a〜5fが別途用意されている。最
終的にリードとしてコア1から突出する導体5a、5fの2
本はコア1の軸方向長さより長くされ、他の導体5d〜5e
の4本はコア1の軸方向長さとほぼ同じ長さに形成され
ている。
挿通される6個の導体5a〜5fが別途用意されている。最
終的にリードとしてコア1から突出する導体5a、5fの2
本はコア1の軸方向長さより長くされ、他の導体5d〜5e
の4本はコア1の軸方向長さとほぼ同じ長さに形成され
ている。
以上のコア1と導体5a〜5fを用いて、製造は下記の順
序で行う。先ずコア1の貫通孔2a〜2fに導体5a〜5fを順
次挿通し導体5b〜5eの4本は両端をコア1の両端面3a、
3bに揃え、導体5a、5fは端面3aにその一端を揃え、端面
3b側に長く突出す。第1図では、コア1は横に置かれ3
本の導体5a、5c、5eは端面3b側から、別の3本の導体5
b、5d、5fは端面3a側から挿通される形である。又いず
れか一方の端面から挿通しても良い。
序で行う。先ずコア1の貫通孔2a〜2fに導体5a〜5fを順
次挿通し導体5b〜5eの4本は両端をコア1の両端面3a、
3bに揃え、導体5a、5fは端面3aにその一端を揃え、端面
3b側に長く突出す。第1図では、コア1は横に置かれ3
本の導体5a、5c、5eは端面3b側から、別の3本の導体5
b、5d、5fは端面3a側から挿通される形である。又いず
れか一方の端面から挿通しても良い。
このように各々の導体を挿通すれば、導体の両端は各
々の凹溝4a〜4eに一定長の頭を出し、導体を巻回す必要
はなくなり容易となる。自動化においては、先ずコア1
を所定位置に固定する。特にコア1の円周方向の位置決
めは、例えば1つの貫通孔2aの端面3b側に溝6を設け、
さらに機械的に嵌合する突片をもつ機械位置決め機構、
又は所定位置に設けられた光電子位置決め機構を用いれ
ば、常に所定位置に固定することが出来る。次に導体5a
〜5fの貫通孔2a〜2fへの自動挿入は、導体自動保持位置
決め機構と連動した導体自動挿入機構を持つ装置によ
り、所定の貫通孔へ所定の導体を所定の深さに自動挿入
が可能である。又一度に6本の導体全部を同時に挿通す
ることも可能である。この際貫通孔の両端の口径を円錐
形に広くすれば一層効果がある。このようにして導体5a
〜5fは、2本の導体5a、5fの端面3b側が長く突出す以
外、両方の端面3a、3bにほぼ両端を揃え、凹溝4a〜4eの
深さだけその頭を出す。
々の凹溝4a〜4eに一定長の頭を出し、導体を巻回す必要
はなくなり容易となる。自動化においては、先ずコア1
を所定位置に固定する。特にコア1の円周方向の位置決
めは、例えば1つの貫通孔2aの端面3b側に溝6を設け、
さらに機械的に嵌合する突片をもつ機械位置決め機構、
又は所定位置に設けられた光電子位置決め機構を用いれ
ば、常に所定位置に固定することが出来る。次に導体5a
〜5fの貫通孔2a〜2fへの自動挿入は、導体自動保持位置
決め機構と連動した導体自動挿入機構を持つ装置によ
り、所定の貫通孔へ所定の導体を所定の深さに自動挿入
が可能である。又一度に6本の導体全部を同時に挿通す
ることも可能である。この際貫通孔の両端の口径を円錐
形に広くすれば一層効果がある。このようにして導体5a
〜5fは、2本の導体5a、5fの端面3b側が長く突出す以
外、両方の端面3a、3bにほぼ両端を揃え、凹溝4a〜4eの
深さだけその頭を出す。
次に各々の貫通孔2a〜2fに挿通した導体5a〜5fの一定
長だけ凹溝に出た頭は、凹溝4a〜4e内の隣接する導体同
士で半田接続される。即ち始端から導体5a−5bの組合せ
は凹溝4aで、導体5b−5cの組合せが凹溝4bで、以下同様
にして後端は導体5e−5fは凹溝4eにて接続される。この
ため第2図に示す如く先ず各導体を挿通したコア1の端
面3a側を上に向けて立て、端面3bの下面には抑え板7を
設け導体5b〜5eの落下を防止すると共に導体5a、5fは下
方に長く突出するので、予め接着剤8等を端面3bの導体
出口に塗布して落下を防止しておき、しかる後、凹溝4
a、4c、4eに上からクリーム半田9を所定量注入塗布す
る。クリーム半田9は、凹溝内で各々の導体5a〜5fの頭
部周囲にも充分行き渡る。この自動化は、クリーム半田
を収納した自動分配器と、各々の凹溝への分配器の自動
位置決め機構と連動した装置により容易に可能である。
長だけ凹溝に出た頭は、凹溝4a〜4e内の隣接する導体同
士で半田接続される。即ち始端から導体5a−5bの組合せ
は凹溝4aで、導体5b−5cの組合せが凹溝4bで、以下同様
にして後端は導体5e−5fは凹溝4eにて接続される。この
ため第2図に示す如く先ず各導体を挿通したコア1の端
面3a側を上に向けて立て、端面3bの下面には抑え板7を
設け導体5b〜5eの落下を防止すると共に導体5a、5fは下
方に長く突出するので、予め接着剤8等を端面3bの導体
出口に塗布して落下を防止しておき、しかる後、凹溝4
a、4c、4eに上からクリーム半田9を所定量注入塗布す
る。クリーム半田9は、凹溝内で各々の導体5a〜5fの頭
部周囲にも充分行き渡る。この自動化は、クリーム半田
を収納した自動分配器と、各々の凹溝への分配器の自動
位置決め機構と連動した装置により容易に可能である。
さらに凹溝内のクリーム半田9の加熱固化による凹溝
内の2個の導体ごとに半田付けは、クリーム半田9が塗
布されたコア1をそのまま遠赤外線装置等の加熱装置に
連続的に挿入して加熱すればよく、容易に自動化出来
る。このようにして3組の導体5a−5b、5c−5d、5e−5f
が端面3a側の凹溝4a、4c、4eに於て半田接続されコア1
に固定される。さらにコア1を上下逆転せしめ、同様に
してコア1の端面3b側の凹溝4b、4dにクリーム半田を注
入塗布し、2組の導体5b−5c、5d−5eの頭部を半田付け
する。これも前と同じように容易に自動化出来る。以上
によって、コア1に挿通された6本の導体5a〜5fは、そ
の両端の頭部が導体5aと導体5bは端面3a側の凹溝4aで半
田接続され、導体5bと導体5cは反対側の端面3bの凹溝4b
で半田接続され、以下交互に両端面3a、3bの凹溝4c、4
d、4eで半田接続され、全てが直列に接続される。この
半田接続において、半田は凹溝にて保留され不要な接続
短絡を防止するので高品質のものが得られる。
内の2個の導体ごとに半田付けは、クリーム半田9が塗
布されたコア1をそのまま遠赤外線装置等の加熱装置に
連続的に挿入して加熱すればよく、容易に自動化出来
る。このようにして3組の導体5a−5b、5c−5d、5e−5f
が端面3a側の凹溝4a、4c、4eに於て半田接続されコア1
に固定される。さらにコア1を上下逆転せしめ、同様に
してコア1の端面3b側の凹溝4b、4dにクリーム半田を注
入塗布し、2組の導体5b−5c、5d−5eの頭部を半田付け
する。これも前と同じように容易に自動化出来る。以上
によって、コア1に挿通された6本の導体5a〜5fは、そ
の両端の頭部が導体5aと導体5bは端面3a側の凹溝4aで半
田接続され、導体5bと導体5cは反対側の端面3bの凹溝4b
で半田接続され、以下交互に両端面3a、3bの凹溝4c、4
d、4eで半田接続され、全てが直列に接続される。この
半田接続において、半田は凹溝にて保留され不要な接続
短絡を防止するので高品質のものが得られる。
かくして第3図に示す如くコア1に6本の導体5a〜5f
が貫通し、これが半田10にてすべて直列に接続され、2
本の外部端子11を端面3bより突出した多孔ビーズインダ
クタが容易に自動製造可能となる。
が貫通し、これが半田10にてすべて直列に接続され、2
本の外部端子11を端面3bより突出した多孔ビーズインダ
クタが容易に自動製造可能となる。
ハ.発明の効果 〔発明の効果〕 以上に述べた如く本発明によれば、複数個の導体をコ
アに直列に貫通した多孔ビーズインダクタを、容易に自
動化し得て極めて高品質で安価に得ることが出来る製造
方法を提供することが可能となる。
アに直列に貫通した多孔ビーズインダクタを、容易に自
動化し得て極めて高品質で安価に得ることが出来る製造
方法を提供することが可能となる。
第1図は本発明の前段の実施例を示す多孔ビーズコアへ
の導体挿通工程を説明する斜視図。 第2図は本発明の後段の実施例を示す導体を挿通した多
孔ビーズコアへのクリーム半田を供給する工程を説明す
る斜視図。 第3図は本発明により製造された多孔ビーズインダクタ
の外観斜視図。 1……多孔ビーズコア(単にコアと称す)、2a,2b,2c,2
d,2e,2f……貫通孔、3a,3b……端面、4a,4b,4c,4d,4e…
…凹溝、5a,5b,5c,5d,5e,5f……導体、6……溝、7…
…抑え板、8……接着剤、9……クリーム半田、10……
半田、11……外部端子。
の導体挿通工程を説明する斜視図。 第2図は本発明の後段の実施例を示す導体を挿通した多
孔ビーズコアへのクリーム半田を供給する工程を説明す
る斜視図。 第3図は本発明により製造された多孔ビーズインダクタ
の外観斜視図。 1……多孔ビーズコア(単にコアと称す)、2a,2b,2c,2
d,2e,2f……貫通孔、3a,3b……端面、4a,4b,4c,4d,4e…
…凹溝、5a,5b,5c,5d,5e,5f……導体、6……溝、7…
…抑え板、8……接着剤、9……クリーム半田、10……
半田、11……外部端子。
Claims (1)
- 【請求項1】軸方向と平行に複数個の貫通孔を設け、前
記複数個の貫通孔を、隣接する2個ごとに共通にしかも
直列に結ぶ凹溝を、両方の端面に交互に形成した多孔ビ
ーズコアと、前記多孔ビースコアのそれぞれの貫通孔に
前記端面から個々に導体を挿通する手段と、前記凹溝を
クリーム半田を所定量塗布する手段と、前記クリーム半
田を加熱し前記貫通孔に挿通した複数個の導体を直列に
半田接続する手段とからなり、前記多孔ビーズコアに挿
通した複数個の導体を直列に接続して構成することを特
徴とする多孔ビーズインダクタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17946089A JP2811473B2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 多孔ビーズインダクタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17946089A JP2811473B2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 多孔ビーズインダクタの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0344012A JPH0344012A (ja) | 1991-02-25 |
JP2811473B2 true JP2811473B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=16066240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17946089A Expired - Fee Related JP2811473B2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 多孔ビーズインダクタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2811473B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20180218828A1 (en) * | 2017-01-27 | 2018-08-02 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Inductor with variable permeability core |
-
1989
- 1989-07-11 JP JP17946089A patent/JP2811473B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0344012A (ja) | 1991-02-25 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |