JP2920062B2 - 多針記録ヘッド - Google Patents

多針記録ヘッド

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電記録に好適な多針
記録ヘッドに関する。更に詳述すると、本発明は、多針
記録ヘッドの記録電極を構成する導体の線材(本明細書
では記録電極用導線あるいは単に導線と呼ぶ)を配線基
板に接続する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】静電記録方式に用いられる同一面制御形
の多針記録ヘッドは、一般に、図7に示すように、一定
ピッチで高密度に配置された2列の記録電極101a,
101bとこれに対応する2列の制御電極102とが電
気絶縁性樹脂等の電極支持ブロック103によって固め
られたものである。例えば、400DPIの36インチ
ヘッドの場合、M(=128)本を1組としてN(=5
5)組から成るM×N(=7040)本の第1の記録電
極(ODD側記録電極ともいう)101aと、これと平
行に所定間隔をあけて配置されるM×N(=7040)
本の第2の記録電極(EVEN側記録電極ともいう)1
01bと、この第1及び第2の記録電極101a,10
1bの列に沿って列の外側にそれぞれ配置される制御電
極102とがそれぞれの端面を絶縁性樹脂から成る1m
程度の長さの樹脂ブロック・電極支持ブロック103の
表面に露呈させるように設けられている。そして、第1
及び第2の記録電極101a,101bを構成する導線
101がそれぞれ同じ制御回路で駆動できるもの毎に束
ねてグループ化してから配線基板104に接続されるよ
うに設けられている。
【0003】ここで、1つのグループに属する記録電極
用導線101の全てを1箇所に集めてから配線基板10
4に半田付けしようとすると、高速印字を行うときには
高周波で電流を流すのと同様となるため、束ねられた多
数の導線101の間でコンデンサが形成され、一方のグ
ループの導線に電流を流すと他方のグループの導線特に
隣の導線に電流が流れることとなる。そこで、これを防
止するにはコンデンサ容量を小さくすることが必要であ
るため、1つのグループに属する記録電極用導線の全て
を1箇所に集めずに2分割し、配線基板104上で1つ
にまとめる方法が従来採られている。例えば、図7に示
すように、記録電極群をヘッドの右半分と左半分とに大
きく2つに分けてから一旦配線基板104に接続し、配
線基板104上で1つにまとめるようにしている。即
ち、配線基板104の右半分にヘッドの右半分の記録電
極(27本ずつを1つのグループとして×128組の第
1及び第2の記録電極分)を結線する256箇所の端子
106を形成する一方、左半分にヘッドの左半分の記録
電極(28本ずつを1つのグループとして128組の第
1及び第2の記録電極分)を結線する256箇所の端子
107を設け、本来1つのグループにすべき55本の導
線101を一旦27本ずつと28本ずつとの2つのグル
ープに分けて配線基板104に接続し、配線基板104
上で1つにまとめてから55本を1つの制御回路に接続
するようにしている。配線基板104の左右に分けられ
た同一グループに属する電極は、配線基板104に設け
られた256箇所のスルーホール108と配線基板10
4の表面並びに裏面に形成された配線109,110と
で接続されることによって、1グループにまとめられて
から対応するコネクタ105に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この結
線構造では、配線基板104の右半分に形成された25
6箇所の端子106並びに左半分の256箇所の端子1
07と全面に亙って形成された256箇所のスルーホー
ル108とを結線する配線109,110を配線基板1
04の全面に形成しなければならないため、右半分の端
子106と左半分の端子107とにそれぞれ接続される
配線109,110が交差しないように両面の配線基板
を用いなければならない。しかも、配線パターンは配線
基板104の全面を横切るように形成されるため、ほぼ
1mの長さを有する一体基板である必要がある。依っ
て、記録ヘッドとほぼ同じ長さ(約1m)の一体基板が
必要となり、通常の配線基板(50cm程度まで)では
使用不可能となってしまう。しかも、現在一般的な50
cm程度のプリント配線基板を対象としている設備で
は、一度に配線パターンを露光することができないの
で、左半分と右半分とに2回に分けて露光しなければな
らない。このため、特別な配線基板を作成する必要があ
り極めて高価なものとなってしまう。
【0005】本発明は、片面のプリント基板を使用して
1回の露光で製作できるサイズにプリント基板を分割で
きる構造の多針記録ヘッドを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、ヘッド面に所定ピッチ単位に配列させた
複数の記録電極となる導線を所定本数毎に結束して基板
上に固定してなる多針記録ヘッドにおいて、所定本数の
導線毎にグループを構成し、この各グループの導線を複
数の束に分けて束毎に基板上に接続固定すると共に、複
数に分けた束を基板の外で連絡導線によって結線し、マ
トリックス状に導電接続させるようにしている。
【0007】
【作用】同一制御回路へ接続される同じグループに属す
る導線群が複数例えば2つの束に分けて結束されていて
も、各束は基板の外で連絡導線によって結線されマトリ
ックス状に導電接続されグループ間で導通されている。
したがって、ヘッドの右半分でまとめられた導線の束と
左半分でまとめられた導線の束とを配線基板上で1つに
まとめる配線パターンの必要がなく、複数の片面の配線
基板へそれぞれ分割して配線パターンを形成することが
できる。そして、配線基板を適宜大きさに分断して片面
に配線パターンを1回露光でそれぞれ形成したものを機
械的に連結することによって全ての記録電極を結線する
大形の配線基板が得られる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0009】図1に本発明の多針記録ヘッドの一実施例
を示す。この多針記録ヘッドは、同一面制御形の多針記
録ヘッドであり、第1の記録電極1aとこれと平行に所
定間隔をあけて千鳥状に配置される第2の記録電極1b
及びこれら第1および第2の記録電極1a,1bの列に
沿って外側にそれぞれ配置される制御電極2とが一定ピ
ッチで配列されて絶縁性樹脂などから成る電極支持ブロ
ック3によって固められ、電極支持ブロック3の表面か
ら各電極1a,1b,2の端面が露出するように設けら
れている。
【0010】第1及び第2の記録電極1a,1bは、そ
の駆動回路を簡略化するため、同一制御回路へ接続可能
な記録電極毎にまとめ(グループ化)られる。一方、各
記録電極1a,1bを構成する導線1を束ねる量が多過
ぎるとコンデンサ容量が大きくなる。そこで、同じグル
ープに属する記録電極用導線1を複数の束例えばヘッド
の右半分と左半分とに2分してから複数枚例えば2枚の
配線基板4,4あるいは1枚の配線基板上で端子群が複
数箇所に分けて形成されたものへ接続するように設けら
れている。例えば400DPIの36インチヘッドを対
象にした本実施例の場合、第1の記録電極1aと第2の
記録電極1bとを構成する導線1をそれぞれ7040本
ずつ互いに千鳥状となるように半ピッチ分ずらして配置
し、それを128本置きに束ねて55本ずつのグループ
を128グループずつ合計256グループを構成する。
そして、更に各グループの記録電極用導線1はヘッドの
右半分の27本と左半分の28本とに分けてそれぞれ束
ねられてから別々の端子6,7に結線され、連絡導線1
0によって1つにまとめられている。したがって、2枚
で1組の配線基板4,4上には、256グループの導線
1をヘッドの左右で2分してから結線するための256
箇所の端子6,7をそれぞれ有し(2枚の基板4,4で
合計512箇所)、かつそのうちの半分即ち1つのグル
ープを2分したときの端子の一方は駆動回路へ接続され
るコネクタに配線され、他方は配線されていない。この
とき、グループ毎に束ねられた第1及び第2の記録電極
をそれぞれ構成する導線1は、それぞれある程度の数の
グループ毎にコネクタ5に配線基板4,4上の配線パタ
ーン9によって配線されている。
【0011】また、ヘッドの左半分(28本)と右半分
(27本)とに分けられた同じグループに属する導線1
の束どうしは、連絡導線10によって互いに導通される
と共にそれぞれ配線基板4,4に接続される付近8が結
束されて固められている(以下、結束部8という)。導
線1同士が結束部8において、互いに電気的に導通する
ならば方法は何でも良く、例えば接着剤のようなもので
行っても良いし、結束部8を半田槽につけて半田で固め
ることによって固着しても良い。なお、各配線基板4に
は同じグループに属する一部の導線の結束部8を接続す
る端子6あるいは7と、グループ化された記録電極を対
応する外部の制御回路に接続するためのコネクタ5と、
このコネクタ5と端子6あるいは7の一部とを接続する
配線パターン9とが設けられている。
【0012】記録電極用導線1としては、通常、銅ない
しニッケル系のウレタン被覆付きワイヤが採用されてい
る。このため、溶融半田をその上に垂らせば、ウレタン
被覆が溶けて中の導線が半田付けされる。
【0013】以上のように構成された本発明の多針記録
ヘッドは例えば図2に示された巻き線治具を使用して製
造される。ここで、巻線治具11は、電気絶縁性樹脂を
注入して電極支持ブロックを成形するキャビティ溝12
と、記録電極用導線1を保持するための導線保持用溝1
3と、記録電極用導線1を絡めて方向付けやグループ毎
の束ね等を行う第1〜第6のピン17,18,19,2
0,21,22並びに導線保持用溝13の外で記録電極
用導線1を受け支える受け部16を有し、第1〜第6の
各ピン17,…,22を利用してキャビティ溝12を横
切るように記録電極用導線1を巻き掛けるようにしたも
のである。尚、記録電極用導線は、キャビティ溝12の
両側の突堤部14,15の上面に形成された導線保持用
溝13によって位置決めされ、キャビティ溝12を横切
る方向に一定ピッチで架設される。この巻線治具11
は、割型であり、図4に示すように2個突き合わされて
電極支持ブロックを成形するように構成されている。
【0014】ここで、巻線治具1の周りには、キャビテ
ィ溝12を挟んでその両側に記録電極用導線1をどの位
置の導線保持溝13に嵌め込むかの方向付けをする第1
ピン17と第6ピン22、更にその外側に駆動回路上同
じグループに属する導線1を束ねる第2ピン18と第5
ピン21、第2ピン18および第5ピン21との間で束
ねられた同一グループに属する記録電極用導線1の結束
部8を形成するために記録電極用導線1の束を互いに平
行に配置するための第3ピン19および第4ピン20が
設置されている。
【0015】一方、この巻線用治具11に対し記録電極
用導線1を供給する導線供給装置は、例えば図示される
ような、記録電極用導線1のコイルを解いて一定のバッ
クテンションをかけながらノズルユニットに供給するよ
うに設けられたものの使用が好ましい。尚、このノズル
ユニットは、巻線用治具11に沿って往復直線運動を与
える送り機構に搭載されている。
【0016】このような巻線治具11を使用して多針記
録ヘッドは次のようにして得られる。
【0017】まず、一対の巻線治具11に記録電極用導
線1をそれぞれ巻き始める前に、配線基板23に支持さ
れた制御電極2などの必要部品が各巻線治具11のキャ
ビティ溝12内に支持プレート24やスペーサ25など
に支承されて収容される。
【0018】それから、例えば図2に示すようなノズル
ユニットを有する導線供給装置を用いて巻線治具1の第
1〜第6の各ピン17,18,19,20,21,22
に記録電極用導線1を巻き掛けあるいは引掛けることに
よって、キャビティ溝12の上を横切らせて所定本数の
導線保持用溝13に一定ピッチで記録電極用導線1を整
列させて架設させる。第1〜第6の各ピン17,18,
19,20,21,22への記録電極用導線1の巻き掛
け手順は、例えば巻線治具11を一方向に回転させなが
らノズル26をピン列に沿って巻線治具11の長手方向
に移動させ、第1ピン17、第6ピン22を利用して所
定の位置の導線保持用溝13に振り分けつつ第2ピン1
8、第5ピン21、第3ピン19及び第4ピン20を利
用して記録電極用導線1をグループ毎に束ねるように巻
き掛ける。例えば第1ピン17と第6ピン22とを利用
してキャビティ溝12を一定ピッチで横切るように巻き
掛けられる記録電極用導線を128本おき(1,12
9,257,…,6913番目)に第2ピン18と第5
ピン21並びに第3ピン19と第4ピン20とを利用し
て1つのグループとして束ねる。このとき、ヘッドの左
半分の27本目までと右半分の28本目以降とに分けて
2つに束ねられる。このような作業を繰返して所定本数
(例えば7040本)分の記録電極用導線1を全て巻き
掛ける。
【0019】そして、この作業に引き続き、キャビティ
溝2の反対側において第1ピン17から第6ピン22の
間でノズル26を相対的に揺動させながら第1ピン17
と第2ピン18との間および第6ピン22と第5ピン2
1との間でノズル26を巻線治具11の軸方向に移動さ
せることによってヘッドの右半分と左半分とに2分され
て結束された同じグループに属する導線1の束同士をマ
トリックス状に導電接続させる。
【0020】例えばヘッドの左半分と右半分とに分けて
それぞれ結束された同じグループに属する2つの結束部
8,8同士をそれぞれ導通させる。即ち、連絡導線10
を結束部8が巻き掛けられた第3ピン19から第4ピン
20に巻き掛け(a)、第5ピン21を通過した後に第
6ピン22へ巻き掛けずに巻線治具11の軸方向へ巻線
機のノズル26を移動させ、ヘッドの右半分で束ねられ
た同じグループの他方の結束部8が巻き掛けられた部分
(a’)の第5ピン21に巻き掛けてから第4ピン20
→第3ピン19→第2ピン18へと巻き掛ける。そし
て、第2ピン18に巻き掛けた後、再び巻線機のノズル
26を第1ピン17と第2ピン18との間で軸方向へ移
動させ、次のグループの結束部8が巻き掛けられた部分
(b)の第2ピン18に巻き掛けてから、第3ピン19
→第4ピン20と通過させて第5ピン21まで巻き掛け
る。その後、更にノズル26を第5ピン21と第6ピン
22との間で軸方向へ移動させてヘッドの右半分の同じ
グループに属する他の結束部8が巻き掛けられた部分
(b’)の第5ピン21→第4ピン20→第3ピン19
→第2ピン18へと巻き掛ける。このようにして、同じ
グループに属する導線1の結束部8,8同士に連絡導線
10を絡み付ける。そして、これをc→c’→d→d’
…と順次128回繰り返し、128本×2の計256
本、総計512箇所を接続する。これによって、400
DPIの36インチヘッドの制御回路への接続端子を構
成する。
【0021】その後、第3ピン19と第4ピン20との
間でグループ毎に束ねられている記録電極用導線1の結
束部8とこれらを接続する連絡導線10とを例えば半田
によって固定する。半田付けは、例えば半田を導線1の
束に垂らすことによって被覆を溶かして電気的に接続し
て結束部8を形成する。
【0022】その後、対を成す巻線治具11をキャビテ
ィ溝12並びに突堤部14,15同士が向い合うように
突合せる。このとき、突合せた一対の巻線治具11,1
1の間には記録電極1a,1b間の所定ギャップを維持
するためのスペーサ(図示省略)を相対する各突堤部1
4,15間に介在させると共に一方の巻線治具11の記
録電極用導線1と他方の巻線治具11の記録電極用導線
1とをその直径分(P/2)だけずらして千鳥状に配置
させる。その後、両巻線治具11のキャビティ溝12に
溶融させた絶縁性樹脂を注入し、電極支持ブロック3を
形成して記録電極用導線1及び制御電極2などを固定す
る。
【0023】注型完了後、結束部8の中央部分を切断す
ることによって同じグループに属する左右の2つの結束
部8,8が連絡導線10で導通された記録電極用導線1
の端子を得ると共に巻線治具11,11を分割して各キ
ャビティ溝12からヘッド素材を取り出す。そして、ヘ
ッド面を研磨するなどの所定の加工を施して多針記録ヘ
ッドとして完成させる。
【0024】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、本実施例の場合、同じ制御回路へ接続可能
な記録電極用導線1をヘッドの右半分と左半分とで2分
して連絡導線10で導電接続するようにしているが、こ
れに特に限定されず3つ以上に分けて束ねるようにして
も良い。
【0025】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の多針記録ヘッドは、同一制御回路へ接続される同じグ
ループに属する導線群が複数例えば2つの束に分けて配
線基板へ接続されていても、各束が基板の外で連絡導線
によって結線されマトリックス状に導電接続されてグル
ープ間で導通されているので、ヘッドの右半分でまとめ
られた導線の束と左半分でまとめられた導線の束とを配
線基板上で1つにまとめる配線パターンの必要がなく、
複数の片面の配線基板へそれぞれ分割して配線パターン
を形成することができる。
【0026】したがって、50cm程度までのプリント
配線基板を対象としている一般的な設備で製作可能な大
きさに配線基板を分割しかつ片面にのみ配線パターンを
形成したものを機械的に連結するだけで全ての記録電極
を結線する大形の配線基板が得られる。しかも、1回の
露光で製作できるサイズに配線基板を分割できるので、
配線基板のコストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多針記録ヘッドの一例を一部省略して
示す斜視図である。
【図2】多針記録ヘッド製作に使用される巻線装置の一
例を示す斜視図である。
【図3】多針記録ヘッド用巻線治具の巻線している状態
の側面図である。
【図4】巻線完了後の一対の巻線治具どうしを突き合わ
せた状態の正面図である。
【図5】巻線治具を底面側から見た斜視図である。
【図6】多針記録ヘッドの導線のマトリックス状接続を
実施する巻線作業の説明図である。
【図7】従来の多針記録ヘッドの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 記録電極を構成する導線 4 配線基板 6,7 同じ制御回路へ接続可能な導線の束を接続する
端子 10 連絡導線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/395

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド面に所定ピッチ単位に配列させた
    複数の記録電極となる導線を所定本数毎に結束して基板
    上に固定してなる多針記録ヘッドにおいて、前記所定本
    数の前記導線毎にグループを構成し、この各グループの
    導線を複数の束に分けて束毎に前記基板上に接続固定す
    ると共に、複数に分けた前記束を前記基板の外で連絡導
    線によって結線し、マトリックス状に導電接続させた
    とを特徴とする多針記録ヘッド。
JP2916594A 1994-02-02 1994-02-02 多針記録ヘッド Expired - Fee Related JP2920062B2 (ja)

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