JP2005025971A - コネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法およびコネクタ基板付き多芯ケーブル - Google Patents

コネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法およびコネクタ基板付き多芯ケーブル Download PDF

Info

Publication number
JP2005025971A
JP2005025971A JP2003187240A JP2003187240A JP2005025971A JP 2005025971 A JP2005025971 A JP 2005025971A JP 2003187240 A JP2003187240 A JP 2003187240A JP 2003187240 A JP2003187240 A JP 2003187240A JP 2005025971 A JP2005025971 A JP 2005025971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
unit
connector
connector board
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003187240A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Shiba
志朗 芝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHIKI ELECTRONICS IND CO Ltd
YOSHIKI ELECTRONICS INDUSTRIAL CO Ltd
Original Assignee
YOSHIKI ELECTRONICS IND CO Ltd
YOSHIKI ELECTRONICS INDUSTRIAL CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YOSHIKI ELECTRONICS IND CO Ltd, YOSHIKI ELECTRONICS INDUSTRIAL CO Ltd filed Critical YOSHIKI ELECTRONICS IND CO Ltd
Priority to JP2003187240A priority Critical patent/JP2005025971A/ja
Publication of JP2005025971A publication Critical patent/JP2005025971A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】複数の単位ケーブルからなる多芯ケーブルにおいて、それら単位ケーブル間の特性を揃えることができるようにする。
【解決手段】多芯ケーブル1は複数の単位ケーブル11からなり、その両端にコネクタ3、5が接続される。多芯ケーブル1の一方の端から突出する複数の単位ケーブル11は、端から1番、2番……と順序付けるとともに端のものから長さを順次長くして一方のコネクタ3のコネクタ基板9に接続する。多芯ケーブル1の他端で突出する複数の単位ケーブル11は、その順序付けに対応した複数の単位ケーブル11の長さを逆に順次短くして他方のコネクタ5に接続する。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法およびコネクタ基板付き多芯ケーブルに係り、特に、コンピュータや高周波通信機器との接続に用いる多芯ケーブルの製造方法および多芯ケーブルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータや高周波通信機器との接続には、図8に示すように、多芯ケーブル1の両端に比較的扁平なコネクタ3、5を接続したものが多用されている。
【0003】
多芯ケーブル1の両端にコネクタ3、5を接続する構成は、図9に示すように、コネクタ3、5を形成するコネクタ本体7に支持され背面側に延びるコネクタ基板9の両面に、多芯ケーブル1を形成する25本程度の複数の単位ケーブル11を12本と13本に分けて平面的に接続するものが良く知られている。なお、図9はコネクタ基板9の片面を簡略化して示している。
【0004】
すなわち、複数の単位ケーブル11端末をコネクタ基板9の両面に載置し、コネクタ基板9に形成した回路パターン13に単位ケーブル11の芯線15とこの芯線15を絶縁層(図示せず。)を介して覆うシールド部17とを半田付けし、図10に示すように、コネクタ基板9の両面に電気的に半田付け接続してなるものである。
【0005】
なお、図10において符号19は単位ケーブル11の被覆、符号21、23は多芯ケーブル1のシールド部と外被覆であり、図9および図10において多芯ケーブル1を構成する単位ケーブル11は一部省略して図示されている。
【0006】
コネクタ基板9の回路パターン13は、図9および図11に示すように、コネクタ本体7の内部まで延び、コネクタ本体7にあってコネクタ基板9とは反対側に設けられた複数の接続孔25内に配置した接続端子(隠れて見えない。)に接続されている。
【0007】
コネクタ3、5はそれら接続孔25を介して図示しないコンピュータのコネクタと接続される。
【0008】
そして、従来、多芯ケーブル1を形成する複数の単位ケーブル11をコネクタ基板9に接続する方法としては、図12に示すように、多芯ケーブル1の先端から外被覆23を剥ぎ取って単位ケーブル11を長く露出させ、公知の検査装置を用いて単位ケーブル11の順序(順番)を検出するとともに第1、第2のグループG1、G2に分けて各々配列し、第1、第2のグループG1、G2に分けた単位ケーブル11を整列板27、29上に端から載置してテープ31、33などで仮止めし、一方の整列板27に整列した第1のグループG1に属する単位ケーブル11をコネクタ基板9の片面(表面)に載せて半田付け接続した後、コネクタ基板9を裏返し、このコネクタ基板9の他方の面(裏面)に対して、他方の整列板29に整列した第2のグループG2に属する単位ケーブル11を載せて半田付け接続する手順が採用されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したコネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法では、多芯ケーブル1を形成する複数の単位ケーブル11を第1、第2のグループG1、G2に分けて各々整列板27、29上に仮止めしてコネクタ基板9を接続するから、外被覆21を長く剥ぎ取って単位ケーブル11を長く露出させる必要があり、コネクタ基板9を接続した後に銅テープなどを巻いて単位ケーブル11のシールド効果を確保した後、再び外被覆21を元に戻す必要があり、組み立てが煩雑で、余分な材料や作業を必要とするうえ見栄えも劣る難点がある。
【0010】
しかも、単位ケーブル11を長く露出させるとともに、整列板27近傍に配置して接続したコネクタ基板9を裏返して整列板29近傍に移動させる工程があることから、コネクタ基板9との接続時に個々の単位ケーブル11の長さが不揃いとなったり、位置がまとまり難くなって単位ケーブル11毎の遅延時間が不揃いとなったり所望の特性に収まり難くなり、多芯ケーブル1を伝送する信号の波形が乱れたり損失が大きくなり易い。
【0011】
さらに、単位ケーブル11を別個の整列板27、29上にテープ31、33で仮止めすることも行われるが、単位ケーブル11を第1、第2のグループに分けて各々整列板27、29上に仮止めするから、2枚のテープ31、33が必要となり、製造後に発生するゴミも減少し難い。
【0012】
本発明はそのような課題を解決するためになされたもので、組み立てが簡単で余分な材料を必要とせず、多芯ケーブルを形成する複数の単位ケーブル間の特性を一定にすることが容易で、伝送信号の波形乱れや損失を小さく抑えることが可能なコネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法を提供するものである。
【0013】
また、本発明は多芯ケーブルを形成する複数の単位ケーブル間の特性を揃えることが容易なコネクタ基板多芯ケーブルの提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
そのような課題を解決するために、本発明に係るコネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法は、複数の単位ケーブルを1本にまとめて被覆した多芯ケーブルにおける単位ケーブル端部をその被覆から露出させる第1の工程と、それら単位ケーブルを多芯ケーブルの端部において順序づけて平面的に配列するとともに、それら単位ケーブルの端部を所定数毎に第1の面とこれに間隔を置いた第2の面に分けて配置する第2の工程と、複数の回路パターンを両面に有しコネクタを形成するコネクタ基板をそれら第1、第2の面に分けた単位ケーブル端部間に位置させる第3の工程と、それら単位ケーブル端部の導体部をそのコネクタ基板の片面ずつそれら回路パターンに電気的に接続する第4の工程とを具備している。
【0015】
そして、本発明では、上記単位ケーブル端部を1本毎に上記第1、第2の面に分けて位置するよう上記第2の工程を構成することも可能である。
【0016】
さらに、本発明は、上記単位ケーブルとして同軸ケーブルを用い、上記第4の工程は、その単位ケーブル端部における芯線およびシールド部を上記コネクタ基板で片面ずつ回路パターンに電気的に接続する工程であっても良い。
【0017】
また、本発明に係るコネクタ基板付き多芯ケーブルは、複数の単位ケーブルからなる多芯ケーブルの両端に、コネクタを形成するコネクタ基板を各々接続してなるものであり、その多芯ケーブルの一方の端にて、それら単位ケーブルが順序付けられるとともに長さを順次長くして一方のコネクタ基板に端から配列接続され、その多芯ケーブルの他方の端にて、順序付けに対応したそれら単位ケーブルが長さを順次短くして他方のコネクタ基板に端から配列接続されて構成されている。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、従来例と共通する部分には同一の符号を付す。
【0019】
まず、本発明に係るコネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法から説明する。
図1〜図6は本発明に係るコネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法を示す工程図である。
【0020】
多芯ケーブル1は、図1に示すように、芯線15の周囲を絶縁層(見えない。)を介してシールド部17および被覆19で覆った単位ケーブル11を複数、例えば25本程度を1本にまとめ、その外周をシールド部21で覆うとともに外被覆23で更に覆った公知の同軸ケーブル(又はシールド線)構成を有している。
【0021】
多芯ケーブル1について、外被覆23およびシールド部21を所定長だけ除去してすべての単位ケーブル11の端部を露出させ、各単位ケーブル11について被覆19を除去して導体部としてのシールド部17および芯線15を露出処理する(第1の工程)。
【0022】
なお、各単位ケーブル11において、シールド部17と芯線15とを電気的に絶縁させた状態で露出処理することは言うまでもない。
【0023】
ついで、図示はしないが、公知の検査装置を用い、多芯ケーブル1の両端における各単位ケーブル11の芯線15間の導通を調べるなどして多芯ケーブル1の端部で、全ての単位ケーブル11の順序を検出するとともに、図2Aに示すように、その順序で整列板35上に端から全ての単位ケーブル11を平面的に載置してシールド部17と芯線15とを突出させ、粘着性のテープ37などで整列板35に仮止めする(第2の工程)。
【0024】
細長い整列板35は、図2Bに示すように、単位ケーブル11の配列ピッチで、しかも単位ケーブル11の横半断面程度の形状で形成された複数の凹部39をその長手方向を横切るように有しており、単位ケーブル11はそれら凹部39に1本ずつ収納するようにして位置決め配列される。
【0025】
次に、図3に示すように、単位ケーブル11の1個置きのピッチで凸部41を複数立設させた変位ジグ43を用意し、この変位ジグ43を整列板35の長手方向側面に位置させてその下方から上方に向けて1個置きの単位ケーブル11を凸部41の頂部で上方へ変位させ(図3中の破線参照)、1個置き単位ケーブル11を第1の面S1とこれに平行な間隔を置いた第2の面S2に分けて配置する(第2の工程)。
【0026】
そして、それら、単位ケーブル11の位置をそのままにして図4および図5に示すように、第1の面S1と第2の面S2の間にコネクタ3、5のコネクタ基板9を挿入し、単位ケーブル11の芯線15やシールド部17を半田付けする。なお、図4および図5では一部の単位ケーブル11および整列板35の図示を省略したが(後述する図6も同様である。)、整列板35はコネクタ基板9とシールド部21の間に位置する。
【0027】
コネクタ基板9は、上述した図9および図11に示したように、コネクタ3、5を形成するコネクタ本体7に支持され背面側に延びており、芯線15やシールド部17に接続される回路パターン13を有しており、それら回路パターン13に対して単位ケーブル11の芯線15やシールド部17が、コネクタ基板9の片面ずつ両面で半田付け接続され、コネクタ基板付き多芯ケーブルが完成する(第3の工程)。
【0028】
すなわち、第1の面S1および第2の面S2が、コネクタ基板9の表裏両面又はこれより若干広い平面に相当する。
【0029】
コネクタ基板9には、図6に示すように、芯線15やシールド部17に接続される回路パターン13が表裏の対向面で交互にピッチをずらせて配列されており、単位ケーブル11はその端から例えばコネクタ基板9の表側、裏側、表側、裏側の順序でピッチをずらせて交互に配列接続されている。
【0030】
このように本発明のコネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法は、複数の単位ケーブル11を1本にまとめた多芯ケーブル1の端部において単位ケーブル11端部を被覆から露出させ(第1の工程)、それら単位ケーブル11を多芯ケーブル1の端部において順序づけて整列板35上に平面的に配列し、配列されたそれら単位ケーブル11端部を変位ジグ43を用いて1本毎に第1の面S1とこれに間隔を置いた第2の面S2に分けて配置し(第2の工程)、複数の回路パターン13を両面に配列形成しコネクタ3、5を構成するコネクタ基板9をそれら第1、第2の面S1、S2間にて単位ケーブル11端部間に位置させ(第3の工程)、それら単位ケーブル11の芯線15およびシールド部17をコネクタ基板9で片面ずつそれら回路パターン13に半田付け接続する(第4の工程)構成を有している。
【0031】
そのため、従来のように、多芯ケーブル1を形成する複数の単位ケーブル11を第1、第2のグループに分けて各々整列板27、29上に仮止めする必要がないので、多芯ケーブル1の被覆21を長く剥ぎ取って単位ケーブル11を長く露出させる必要がなく、コネクタ基板9を接続した後に銅テープなどを巻いたり再び外被覆21を元に戻す必要もなくなり、組み立てが簡単で余分な材料や作業も不要となり、組み立て効率が上するうえ、製造コストを低く抑えることが容易である。
【0032】
しかも、多芯ケーブル1から短く単位ケーブル11を露出可能となるうえ、単位ケーブル11を一度に配列するとともに第1、第2の面S1、S2に単位ケーブル11を変位させてコネクタ基板9を挿入して接続するから、コネクタ基板9との接続時に個々の単位ケーブル11の長さや位置が揃い易くなり、単位ケーブル11毎の遅延時間が揃って所望の特性に収まり易くなり、多芯ケーブル1を伝送する信号の波形が乱れ難く、損失を低く抑えることができる。
【0033】
さらに、単位ケーブル11を1個の整列板35上に1枚のテープ37で仮止めすれば良いから、不要なテープの使用が減って製造後に発生するゴミも減少する。
【0034】
しかも、第2の工程で、単位ケーブル11を1本置きに第1、第2の面S1、S2に分けて配置するとともに、第4の工程で、単位ケーブル11がコネクタ基板9の表裏対向面で1本ずつ交互に配列接続されるから、コネクタ基板9における隣合う回路パターン13が表裏の対向面に交互に分散形成され、回路パターン13の形成ピッチを狭くすることが可能となり、コネクタ基板9を小型化できる利点がある。
【0035】
なお、本発明では、単位ケーブル11を複数の所定本ずつ第1、第2の面S1、S2に分けて配置することも可能であるし、上述した第1から第4の工程を可能な限り順序を入れ替えることも可能である。
【0036】
次に、本発明に係るコネクタ基板付き多芯ケーブルの実施の形態を説明する。
この構成は、図7に示すように、多芯ケーブル1の両端にコネクタ3、5のコネクタ基板9を各々接続してなるものであるが、その接続形態を工夫したものである。
【0037】
すなわち、多芯ケーブル1の一方の端で突出する複数の単位ケーブル11の芯線やシールド部(いずれも図示せず。)が端から1番、2番……と順序付けられるとともに端のものから長さを順次長くして一方のコネクタ3のコネクタ基板9の回路パターン(図示せず。)に端から配列接続されている。
【0038】
たとえば1番目の単位ケーブル11が、コネクタ3のコネクタ基板9の端に多芯ケーブル1の端から最も短く突出して接続され、2番目、3番目と順次長く突出して接続されている。
【0039】
他方、多芯ケーブル1の他端で突出する複数の単位ケーブル11について、順序付けに対応した複数の単位ケーブル11が長さを順次短くして他方のコネクタ5のコネクタ基板9に端から配列接続されて形成されている。
【0040】
すなわち、たとえば1番目の単位ケーブル11が、コネクタ3のコネクタ基板9の端に多芯ケーブル1の端から最も長く突出して接続され、2番目、3番目と順次短く突出して接続されている。
【0041】
このように構成されたコネクタ基板付き多芯ケーブルでは、多芯ケーブル1の一方の端では複数の単位ケーブル11が順次長さを長くして突出されてコネクタ基板9に接続されるが、多芯ケーブル1の他方の端では逆に順次短く突出され、個々の単位ケーブル11はコネクタ3、5間において長さが同じように揃うことになる。
【0042】
そのため、複数の単位ケーブル11間の特性を揃えることが容易となり、伝送信号の波形乱れや損失を小さく抑えることが可能となる。
【0043】
ところで、上述した実施の形態では、多芯ケーブル1を形成する単位ケーブル11が同軸ケーブルであるとして説明したが、本発明ではこれに限定されず、単位ケーブル11は単に芯線15絶縁層で被覆した被覆導線であっても良いが、本発明は高周波パルス信号や高周波アナログ信号を伝送する多芯ケーブル1においてその効果を発揮する。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るコネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法は、組み立てが簡単で余分な材料を必要とせず、多芯ケーブルを形成する複数の単位ケーブル間の特性を一定にすることが容易で、伝送信号の波形乱れを小さく抑えることが容易となる。
そして、本発明の製造方法において、上記単位ケーブルを1本毎に当該端部を上記第1、第2の面に分けて配置するよう上記第2の工程を構成すれば、コネクタ基板の小型化を介して全体構成の小型化を図ることができる。
さらに、本発明の製造方法において、上記単位ケーブルとして同軸ケーブルを用い、その単位ケーブルの当該端部における芯線およびシールド部を上記コネクタ基板で片面ずつ回路パターンに電気的に接続するよう上記第4の工程を構成すれば、高周波パルス信号や高周波アナログ信号の伝送にその効果を発揮する。
また、本発明として、多芯ケーブルの一方の端にて、複数の単位ケーブルを順序付けるとともに長さを順次長くして一方のコネクタ基板に端から接続し、その多芯ケーブルの他方の端にて、順序付けに対応したそれら単位ケーブルの長さを順次短くして他方のコネクタ基板に端から接続してコネクタ基板付き多芯ケーブルを構成すると、複数の単位ケーブル間の特性を揃えることが容易となって伝送信号の波形乱れや損失を小さく抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法を説明する工程図である。
【図2】本発明に係るコネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法を説明する工程図である。
【図3】本発明に係るコネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法を説明する工程図である。
【図4】本発明に係るコネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法を説明する工程図である。
【図5】本発明に係るコネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法を説明する工程図である。
【図6】本発明に係る製造方法で製造したコネクタ基板付き多芯ケーブルを説明する図である。
【図7】本発明に係るコネクタ基板付き多芯ケーブルの実施の形態を説明する図である。
【図8】コネクタ基板付き多芯ケーブルを示す概略図である。
【図9】コネクタ基板付き多芯ケーブルにおける多芯ケーブルとコネクタの接続構成を説明する図である。
【図10】コネクタ基板付き多芯ケーブルにおける多芯ケーブルとコネクタの接続構成を説明する図である。
【図11】コネクタの構成を説明する概略図である。
【図12】コネクタ基板付き多芯ケーブルにおける従来の製造方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 多芯ケーブル
3、5 コネクタ
7 コネクタ本体
9 コネクタ基板
11 単位ケーブル(同軸ケーブル)
13 回路パターン
15 芯線(導体部)
17、21 シールド部(導体部)
19 被覆
23 外被覆
25 接続孔
27、29、35 整列板
31、33、37 テープ
39 凹部
41 凸部
43 変位ジグ
S1 第1の面
S2 第2の面

Claims (4)

  1. 複数の単位ケーブルを1本にまとめて被覆した多芯ケーブルにおける前記単位ケーブル端部を前記被覆から露出させる第1の工程と、
    前記単位ケーブルを前記多芯ケーブル端部において順序づけて平面的に配列するとともに、配列された前記単位ケーブル端部を所定数毎に第1の面とこれに間隔を置いた第2の面に分けて配置する第2の工程と、
    複数の回路パターンを両面に有しコネクタを形成するコネクタ基板を前記第1、第2の面に分けた前記単位ケーブル端部間に位置させる第3の工程と、
    前記単位ケーブル端部の導体部を前記コネクタ基板の片面ずつ前記回路パターンに電気的に接続する第4の工程と、
    を具備することを特徴とするコネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法。
  2. 前記第2の工程は、前記単位ケーブル端部を1本毎に前記第1、第2の面に分けて位置するものである請求項1記載のコネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法。
  3. 前記単位ケーブルは同軸ケーブルであり、前記第4の工程は、前記単位ケーブル端部における芯線およびシールド部を前記コネクタ基板で片面ずつ前記回路パターンに電気的に接続する請求項1又は2記載のコネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法。
  4. 複数の単位ケーブルからなる多芯ケーブルの両端に、コネクタを形成するコネクタ基板を各々接続してなるコネクタ基板付き多芯ケーブルにおいて、
    前記多芯ケーブルの一方の端にて、複数の前記単位ケーブルが順序付けられるとともに長さを順次長くして一方の前記コネクタ基板に端から配列接続され、前記多芯ケーブルの他方の端にて、前記順序付けに対応した複数の前記単位ケーブルが長さを順次短くして他方の前記コネクタ基板に端から配列接続されてなることを特徴とするコネクタ基板付き多芯ケーブル。
JP2003187240A 2003-06-30 2003-06-30 コネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法およびコネクタ基板付き多芯ケーブル Pending JP2005025971A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003187240A JP2005025971A (ja) 2003-06-30 2003-06-30 コネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法およびコネクタ基板付き多芯ケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003187240A JP2005025971A (ja) 2003-06-30 2003-06-30 コネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法およびコネクタ基板付き多芯ケーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005025971A true JP2005025971A (ja) 2005-01-27

Family

ID=34186155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003187240A Pending JP2005025971A (ja) 2003-06-30 2003-06-30 コネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法およびコネクタ基板付き多芯ケーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005025971A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011010621A1 (ja) * 2009-07-21 2011-01-27 住友電気工業株式会社 同軸ケーブルハーネス
TWI400720B (zh) * 2009-10-27 2013-07-01 Sumitomo Electric Industries 同軸纜線線束
JP2015153739A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 日立金属株式会社 差動信号伝送用ケーブルの基板への接続方法およびケーブル接続装置
JP2015156344A (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 日立金属株式会社 差動信号伝送用ケーブルの基板への接続方法およびケーブル接続装置
JP2017069152A (ja) * 2015-10-02 2017-04-06 住友電気工業株式会社 コネクタ付きケーブル
US10103505B1 (en) 2017-03-30 2018-10-16 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Cable with connectors
CN110018383A (zh) * 2018-01-09 2019-07-16 日立金属株式会社 多芯电缆的检查方法及装置、多芯电缆组件的制造方法
JP2019120608A (ja) * 2018-01-09 2019-07-22 日立金属株式会社 多心ケーブルの検査方法、多心ケーブルアセンブリの製造方法、及び多心ケーブルの検査装置
JP2019138863A (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 日立金属株式会社 多心ケーブルの検査方法、多心ケーブルアセンブリの製造方法、及び多心ケーブルの検査装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101678234B1 (ko) 2009-07-21 2016-11-21 스미토모 덴키 고교 가부시키가이샤 동축 케이블 하네스
JP2011023319A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 Sumitomo Electric Ind Ltd 同軸ケーブルハーネス
CN102099873A (zh) * 2009-07-21 2011-06-15 住友电气工业株式会社 同轴电缆束
KR20120053982A (ko) 2009-07-21 2012-05-29 스미토모 덴키 고교 가부시키가이샤 동축 케이블 하네스
WO2011010621A1 (ja) * 2009-07-21 2011-01-27 住友電気工業株式会社 同軸ケーブルハーネス
TWI400720B (zh) * 2009-10-27 2013-07-01 Sumitomo Electric Industries 同軸纜線線束
JP2015153739A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 日立金属株式会社 差動信号伝送用ケーブルの基板への接続方法およびケーブル接続装置
JP2015156344A (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 日立金属株式会社 差動信号伝送用ケーブルの基板への接続方法およびケーブル接続装置
JP2017069152A (ja) * 2015-10-02 2017-04-06 住友電気工業株式会社 コネクタ付きケーブル
US10103505B1 (en) 2017-03-30 2018-10-16 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Cable with connectors
CN110018383A (zh) * 2018-01-09 2019-07-16 日立金属株式会社 多芯电缆的检查方法及装置、多芯电缆组件的制造方法
JP2019120608A (ja) * 2018-01-09 2019-07-22 日立金属株式会社 多心ケーブルの検査方法、多心ケーブルアセンブリの製造方法、及び多心ケーブルの検査装置
JP2019120609A (ja) * 2018-01-09 2019-07-22 日立金属株式会社 多心ケーブルの検査方法、多心ケーブルアセンブリの製造方法、及び多心ケーブルの検査装置
JP2019138863A (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 日立金属株式会社 多心ケーブルの検査方法、多心ケーブルアセンブリの製造方法、及び多心ケーブルの検査装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004031257A (ja) ケーブルコネクタ
KR20090042841A (ko) 동일 평면 회로 및 접지 트레이스들을 갖고, 설정가능한 접지 링크를 갖는 회로 보드
JPS6054747B2 (ja) 2つの電気装置を電気接続する方法
JP2005025971A (ja) コネクタ基板付き多芯ケーブルの製造方法およびコネクタ基板付き多芯ケーブル
JP2002203625A (ja) 平型柔軟回路の導体を電気的接続する装置
JPH07288041A (ja) フレキシブルフラットケーブル
JP2553870B2 (ja) シ−ルド付きテ−プ電線の製造方法
JP2007265761A (ja) 配線装置
JPS5811020Y2 (ja) 同軸リボンケ−ブル用電気コネクタ
JPH01236711A (ja) ラインフイルタ
JP2008177148A (ja) コネクタ
JP2006343180A (ja) 磁気検出コイル素子および多軸磁気検出コイル
JPH089856Y2 (ja) シールド付テープ電線
US3919767A (en) Arrangement for making metallic connections between circuit points situated in one plane
JP2564469Y2 (ja) テープ電線
JP2002270985A (ja) 導電部材の取付構造および取付方法
JPH06181009A (ja) ケーブルコア及び多芯ケーブル
JPS6114790A (ja) Pc板装置及びその製造方法
JP4738752B2 (ja) 検査ブロック
JP4325136B2 (ja) 多芯ケーブルの端末接続方法及びその端末接続部
JPH09259648A (ja) フラットケーブル
JPH06302435A (ja) 高周波トランス
JPH08153421A (ja) テープ電線の端末部
JP2002151817A (ja) ジャンパーリード及び該ジャンパーリードを用いた電子回路装置
JPS5933769A (ja) 回路基板間の結線構造