JP2810771B2 - 半導体装置の配線方法 - Google Patents

半導体装置の配線方法

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JP2810771B2 JP2192786A JP19278690A JP2810771B2 JP 2810771 B2 JP2810771 B2 JP 2810771B2 JP 2192786 A JP2192786 A JP 2192786A JP 19278690 A JP19278690 A JP 19278690A JP 2810771 B2 JP2810771 B2 JP 2810771B2
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高徳 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 半導体装置の配線方法に係り、詳しくは例えば所定の
機能が定義された種々の大規模マクロセルを備えたLSI
の配線方法に関し、 大規模マクロセルを備えた半導体装置において、大規
模マクロセルを迂回する経路を探す時間を短縮して配線
処理時間の短縮化を図ることができる配線方法を提供す
ることを目的とし、 予め大規模マクロセルの回りに小規模マクロセルの端
子を延設するための端子延設領域を設定するとともに、
その端子延設領域の先端縁を端子の延設位置として設定
し、端子延設領域に含まれる小規模マクロセルについて
その端子を延設位置まで延設させた後、延設後における
端子間の配線経路を決定するようにした。
[産業上の利用分野] 本発明は半導体装置の配線方法に係り、詳しくは例え
ばRAM,ROM等の所定の機能が定義された種々の大規模マ
クロセルを備えたLSIの配線方法に関する。
近年のLSIの大規模化、高集積化に対して、開発期間
の短縮化という要求に伴い、レイアウトシステム上で重
要な段階の1つである配線処理の高速化が要求されてい
る。このため、配線処理において大きな障害となるRAM
(ランダムアクセスメモリ)、ROM(リードオンリメモ
リ)、PLA(プログラマブルロジックアレイ)等の大規
模マクロセルを備えたLSIチップに関しても配線処理を
高速化する必要がある。
[従来の技術] 従来、半導体装置の配線処理においてはRAM、ROM、PL
A等の大規模マクロセルに関しても内部ロジックセル等
の小規模マクロセルと同様に扱い、配線を行っていた。
即ち、第3図に示すLSIチップ1において論理セル3の
端子Aとメモリ4の回りに形成された入出力バッファセ
ル6の端子Bとを配線する場合、メモリ4内の配線チャ
ネルをもこの配線のための配線経路の検索対象として検
索を行い、最終的にメモリ4を迂回する配線経路を見つ
けていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、RAM、ROM、PLAなどの大規模マクロセルは
その形状が大型であるとともに、それらの配線チャネル
は通常の小規模マクロセル間を結ぶ配線の配線経路とす
ることができないにも関わらず検索対象として検索を行
うようになっていたので、大規模マクロセルの回りの端
子より配線を行う場合、大規模マクロセルは配線にとっ
て大きな障害物となり、大規模マクロセルを迂回する経
路を見つけるために時間がかかり、大規模マクロセルを
備えたLSIではロジックセルのみで構成されたLSIと比較
して配線処理時間が長くかかるという問題を生じてい
た。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので
あって、大規模マクロセルを備えた半導体装置におい
て、大規模マクロセルを迂回する経路を探す時間を短縮
して配線処理時間の短縮化を図ることができる配線方法
を提供することを目的とする。
又、本発明は各大規模マクロセルの回りの配線率を向
上させることができる半導体装置の配線方法を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、第1の発明は、大規模マク
ロセルを迂回して小規模マクロセル間を配線するに際
し、予め大規模マクロセルの回りに小規模マクロセルの
端子を延設するための端子延設領域を設定するととも
に、その端子延設領域の先端縁を端子の延設位置として
設定し、端子延設領域に含まれる小規模マクロセルにつ
いてその端子を延設位置まで延設させた後、延設後にお
ける端子間の配線経路を決定する。
又、第2の発明は、大規模マクロセルを迂回して小規
模マクロセル間を配線するに際し、予め各大規模マクロ
セルの回りにそれぞれ小規模マクロセルの端子を延設す
るための端子延設領域を設定するとともに、各端子延設
領域の先端縁を端子の延設位置として設定し、各端子延
設領域に含まれる小規模マクロセルについてその端子を
当該端子延設領域の延設位置まで延設させた後、延設後
における端子間の配線経路を決定する。
[作用] 第1の発明では、予め大規模マクロセルの回りに小規
模マクロセルの端子を延設するための端子延設領域を設
定するとともに、その端子延設領域の先端縁を端子の延
設位置として設定し、端子延設領域に含まれる小規模マ
クロセルについてその端子を延設位置まで延設させた
後、延設後における端子間の配線経路を決定するように
している。従って、配線する小規模マクロセルが大規模
マクロセルの回りのセルである場合に、大規模マクロセ
ルが障害とならず大規模マクロセルを迂回する経路を探
す時間が短縮される。
又、第2の発明では、予め各大規模マクロセルの回り
にそれぞれ小規模マクロセルの端子を延設するための端
子延設領域を設定するとともに、各端子延設領域の先端
縁を端子の延設位置として設定し、各端子延設領域に含
まれる小規模マクロセルについてその端子を当該端子延
設領域の延設位置まで延設させた後、延設後における端
子間の配線経路を決定するようにしている。従って、各
大規模マクロセルを迂回する経路を探す時間が短縮され
るとともに、各大規模マクロセルの回りの配線集中が防
止され未結線が回避されるため、配線率が向上される。
[実施例] 以下、本発明を大規模マクロセルを備えたゲートアレ
イLSIに実施した一実施例を図面に従って説明する。
第1,2図は一実施例における端子延設処理を示す工程
図、第3図は配線結果を示す図、第4図は一実施例にお
ける端子延設処理を示すフローチャートである。
第3図に示すように、LSIチップ1の中央部には小規
模マクロセルとしての論理セル3を多数配設した論理セ
ルアレイ2が形成されるとともに、大規模マクロセルと
してのメモリ4,5が形成されている。LSIチップ1の外周
縁部には小規模マクロセルとしての多数の入出力バッフ
ァセル6が形成され、各入出力バッファセル6に対応し
てパッド7が設けられている。
さて、上記のように構成されたLSIチップ1におい
て、例えばメモリ4を迂回して論理セル3の端子Aと入
出力バッファセル6の端子Bとの配線経路を探索するに
際し、まず、第1図に示すように予め各メモリ4,5の回
りにそれぞれ入出力バッファセル6の端子を延設するた
めの端子延設領域11〜13を設定するとともに、各端子延
設領域11〜13の先端縁を端子の延設位置11a,12a,13aと
して設定し、各領域11〜13のデータ及び各延設位置11a,
12a,13aのデータをライブラリ(第4図に示す)に定義
しておく。
次に、設計データ(第4図に示す)より各入出力バッ
ファセル6の端子座標を入力し、入力した端子座標が前
記各端子延設領域11〜13内の端子である場合には、第2
図に示すように各入出力バッファセル6の端子より各延
設位置11a,12a,13aまで延設経路11b,12b,13bを定める。
そして、第3図に示すように、例えば端子延設領域11
における端子Bを備えた入出力バッファセル6が使用さ
れた場合、第2図で定めた延設経路11bに従って端子B
を延設位置11aまで延設して第3図に示すように延設端
子B1とする。この後、延設端子B1と論理セル3の端子A
との配線経路14を通常の経路検索にて決定する。
このように、本実施例では各メモリ4,5の回りにそれ
ぞれ入出力バッファセル6の端子を延設するための端子
延設領域11〜13を設定し、各メモリ4,5の回りの入出力
バッファセル6についてその端子を各端子延設領域11〜
13の延設位置11a,12a,13aまで延設させるようにしてい
る。従って、配線する入出力バッファセル6がメモリ4
の回りのセルであっても、メモリ4は障害とならず迂回
する経路を探す時間を短縮でき、配線処理時間を短縮す
ることができる。
又、本実施例では各メモリ4,5の回りにそれぞれ端子
延設領域11〜13を設定して入出力バッファセル6を割り
振るようにしたので、各端子延設領域11〜13の配線集中
を防止して未結線を回避でき、配線率を向上することが
できる。
[発明の効果] 以上詳述したように、第1の発明によれば大規模マク
ロセルを備えた半導体装置において、大規模マクロセル
を迂回する経路を探す時間を短縮して配線処理時間の短
縮化を図ることができる効果がある。
又、第2の発明によれば各大規模マクロセルの回りの
配線率を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は一実施例における端子延設処理を示す工程
図、 第3図は配線処理を示す工程図、 第4図は一実施例における端子延設処理を示すフローチ
ャートである。 図において、 3は小規模マクロセルとしての論理セル、 4,5は大規模マクロセルとしてのメモリ、 6は小規模マクロセルとしての入出力バッファセル、 11〜13は端子延設領域、 A,Bは端子である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の機能が定義された種々の大規模マク
    ロセル及び小規模マクロセルとを備えた半導体装置にお
    いて、大規模マクロセルを迂回して小規模マクロセル間
    の配線経路を決定するに際し、 予め大規模マクロセルの回りに小規模マクロセルの端子
    を延設するための端子延設領域を設定するとともに、そ
    の端子延設領域の先端縁を端子の延設位置として設定
    し、端子延設領域に含まれる小規模マクロセルについて
    その端子を延設位置まで延設させた後、延設後における
    端子間の配線経路を決定するようにしたことを特徴とす
    る半導体装置の配線方法。
  2. 【請求項2】所定の機能が定義された種々の大規模マク
    ロセル及び小規模マクロセルとを備えた半導体装置にお
    いて、大規模マクロセルを迂回して小規模マクロセル間
    の配線経路を決定するに際し、 予め各大規模マクロセルの回りにそれぞれ小規模マクロ
    セルの端子を延設するための端子延設領域を設定すると
    ともに、各端子延設領域の先端縁を端子の延設位置とし
    て設定し、各端子延設領域に含まれる小規模マクロセル
    についてその端子を当該端子延設領域の延設位置まで延
    設させた後、延設後における端子間の配線経路を決定す
    るようにしたことを特徴とする半導体装置の配線方法。
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