JP2809973B2 - 商品仕分け設備 - Google Patents

商品仕分け設備

Info

Publication number
JP2809973B2
JP2809973B2 JP5182778A JP18277893A JP2809973B2 JP 2809973 B2 JP2809973 B2 JP 2809973B2 JP 5182778 A JP5182778 A JP 5182778A JP 18277893 A JP18277893 A JP 18277893A JP 2809973 B2 JP2809973 B2 JP 2809973B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
merchandise
display
unit
conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5182778A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0733218A (ja
Inventor
喜雄 兼清
Original Assignee
日立テクノエンジニアリング株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日立テクノエンジニアリング株式会社 filed Critical 日立テクノエンジニアリング株式会社
Priority to JP5182778A priority Critical patent/JP2809973B2/ja
Publication of JPH0733218A publication Critical patent/JPH0733218A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2809973B2 publication Critical patent/JP2809973B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンベアで搬送する商品
を保管部から人手によって取り出すために商品の数を表
示する表示器を備えた商品仕分け設備に係わり、特に、
商品取り出し許容時間を表示器で表示し作業者に商品取
り出しの余裕を持たせて確実な商品取り出しを期待した
商品仕分け設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】商品仕分け設備は、配送センターなどに
おいて、形状が一様でなく自動ピッキング設備を使用で
きない商品について人手によって各商品を出荷先別に仕
分けるために用いられている。
【0003】従来の商品仕分け設備は、商品を搬送する
コンベアと、このコンベアの側方に配置された固定棚か
らなる複数の商品保管装置と、これらの各商品保管装置
に設置され各商品保管装置から取り出してコンベアで搬
送させる商品の数を表示する表示器と、商品の取り出し
完了を制御装置に送信する送信器を備え、この制御装置
は送信器からの受信に基づいてコンベアを駆動させある
いは表示器に次に取り出すべき商品の数を表示させてい
る。
【0004】作業者は、表示器の表示を見ながら自分が
担当している商品保管装置から指示された品数の商品を
取り出してコンベアに乗せ、コンベアで所定の位置まで
搬送するようにしている。
【0005】このような商品仕分け設備を紹介したもの
として特開昭61−55006号公報がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】商品仕分け、即ち、ピ
ッキングの能率と正確さは作業者の能力によって左右さ
れる。取り出された商品を搬送するコンベアは、通常一
定のスピードで駆動されているので、複数の作業者がい
る共同作業では、表示器における商品取り出し表示、即
ち、作業指示が不規則になるほど作業者の能力との相乗
効果で能率が低下する。他の作業者に迷惑を掛けないよ
うにと急いで、却って商品取り出し個数に間違いを生じ
て、正確さを欠き能率が低下することさえある。
【0007】商品仕分けは発送先で決まり発送先によっ
て商品取り出し(ピッキング)作業の必要が無い場合も
あり、各作業者への作業指示にアンバランスが生じ、そ
のために、能率が低下することもある。
【0008】それゆえ、本発明の目的は商品取り出し作
業の能率と正確さをともに向上することができる商品仕
分け設備を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の商品仕分け設備の特徴とするところは、上記制御手
段は、上記各商品保管部の商品取出予定のリストと上記
コンベアシステムの動作時間により得られ、作業の進捗
状況に伴い変動する商品搬送状況から次に取り出すべき
商品をいつまでに取り出せばよいかを表わす商品取り出
し許容時間を算出する演算部を有し、上記表示器は該演
算部からその算出結果の送信を得て上記商品取り出し許
容時間を表示する表示部を有するようにしたことにあ
る。
【0010】
【作用】表示器に設けられた表示部では、商品取出予定
のリストとコンベアによる商品搬送状況から算出された
次に取り出すべき商品をいつまでに取り出せばよいかを
表わす商品取り出し許容時間を表示しており、作業者は
その表示から作業に着手する余裕を知ることができる。
慣れない作業者であれば、早目に取り出し作業に取りか
かり、熟練作業者であれば、余裕をもって取り出し作業
に入る。
【0011】つまり、各作業者は自己の能力を見計らい
つつ作業を進めていくので、表示される商品取り出し許
容時間は作業者に逼迫感を与えない。その為、ピッキン
グ作業はコンベアによる商品搬送の直前でなく随分前に
も行われていく。それによって、ピッキング作業は高能
率、高正確さをもって遂行され、発送先からの苦情もな
くなり、配送センターへの信頼も高いものとなる。
【0012】
【実施例】以下、図1乃至図3に示した実施例に基づい
て本発明による商品仕分け設備を詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例になる商品仕分け
設備を示し、図2および図3はそれぞれ図1に示した商
品仕分け設備の商品保管部および商品荷揃え部の斜視
図、そして、図4は図1に示した本発明商品仕分け設備
の電気系統図である。
【0014】なお、各図で英字の添字は、添字なしの数
字が示すものの下位概念物あるいは同等概念物で、以
下、各部品共通に説明する場合は添字を省略する。図1
において、1は図の左から右に向かって移動する搬送コ
ンベア、2および3は図においてコンベア1の左端と右
端にそれぞれ設けられた搬送パレットAの投入部および
搬出部で、投入部2および搬出部3には搬送パレットA
の昇降機が設置されている。4a〜4nは商品保管部で
ある。5a〜5nは各商品保管部4a〜4nとコンベア
1を結ぶ切り出しコンベアである。
【0015】図2に示すように、各商品保管部4a〜4
nには、商品保管台41、通信機能を備えた電子式計量
器42および表示器43がある。商品保管台41に載置
された商品6の一例は書籍である。計量器42は商品6
の重量を計測する。
【0016】表示器43は商品保管台41から計量器4
2に取り出す商品6の個数を表示する表示部43aと取
り出した商品6の個数の当否を表示する表示部43bと
商品6を取り出すのに許容された時間を数値で表示する
表示部43cおよび商品取り出し許容時間を色別に表示
する表示部43dを備えている。
【0017】色別表示部43dでは一例として商品取り
出し許容時間が30秒以上であり取り出し作業者W1に
ゆとりを感じさせる状況では緑色、商品取り出し許容時
間が20秒以下になりそろそろ商品取り出しをさせたい
状況では黄色、商品取り出し許容時間が10秒以下にな
り商品取り出しを優先させたい状況では赤色を点灯す
る。また、赤色は商品取り出しを優先すべきことである
ので点滅表示としても良い。
【0018】計量器42に商品6が所望された個数だけ
載せられたら、商品取り出しは作業完了と判断され、表
示器43の表示点灯は消滅する。これらの判断は電子式
に実行され、それをコンピュータ7で管理している。コ
ンピュータ7は入(出)力部7aと演算部7bおよび表
示部7cを備えている。入(出)力部7aからの入力デ
ータや演算部7bでの処理については後述する。
【0019】商品取り出しの作業完了と判断がされた
ら、計量器42に組み込まれたコンベアの搬送駆動に同
期して切り出しコンベア5が動作し、商品6を作業単位
毎に間歇的に搬送コンベア1に向かって商品6を移動し
て行く。
【0020】図1において、搬送コンベア1と各切り出
しコンベア5a〜5nの隣接個所には、公知のプッシャ
8a〜8nがそれぞれ設置されており、コンピュータ7
からの信号に基づいて各切り出しコンベア5a〜5n上
の商品をコンベア1上に待機している搬送パレットA上
に移載する。
【0021】コンベア1は搬送パレットAを図の右方向
に位置された荷揃え部9aあるいは9bまで搬送する。
荷揃え部9a、9bでは荷揃え作業者W2がコンテナ1
0a,10bに搬送されてきた商品6をプリンタ11で
発行される送品明細書とともに収納する。プリンタ11
での送品明細書発行はコンピュータ7からの信号に基づ
いて行われる。
【0022】図3では搬送コンベア1やプリンタ11か
ら商品6や送品明細書Rが荷揃え部9の作業台12に移
される状況を示している。商品6を作業台12に移すに
あたっては、プッシャを利用すると、移載作業は効率的
に実行される。
【0023】また、図1に示すように、投入部2および
搬出部3の昇降機とコンベア1の間の搬送パレットAの
移載もプッシャ14a,14bを利用し自動的に作業を
進め、無人化を図っている。
【0024】投入部2および搬出部3の昇降機,各コン
ベア1,5a〜5nなどの駆動はコンピュータ7からの
信号による制御器15の操作で各駆動用モータ16a〜
16nで相互に関連、連動して行われる。
【0025】次に、コンピュータ7の入力データや演算
などについて図4を参照して説明する。コンピュータ7
は図1に示したキーボードを含む入(出)力部7aと処
理の演算を行う演算部7bとディスプレィ画面(表示
部)7cに加えて設備全体の操作手順が記憶されたRO
M7dおよび入(出)力部7aで入出力されるデータ等
を一時記憶するRAM7eを備えている。尚、設備全体
の操作手順はROMでなく、ハードディスクやフロッピ
ィディスクに格納しておき、設備起動の立ちあげ時にコ
ンピュータ7のRAM7eの所定部に移すようにしても
良い。
【0026】入(出)力部7aからは各商品保管部4a
〜4nの商品保管台41に保管載置される各商品6の一
単位当りの重量や発送先毎の商品仕分け数量が入力さ
れ、そのデータはRAM7eに記憶される。発送(出
荷)先毎の商品(品物毎)仕分け数量の一例を表1に示
した。
【0027】
【表1】 表1に示した商品仕分け作業表について、各商品保管部
(ライン)4a〜4n毎の商品取り出し予定表を作成す
ると表2の通りとなる。
【0028】
【表2】 各商品保管部(ライン)4a〜4nにおける商品保管台
41の商品6について、表示部43aでは後述するよう
に計量器42に取り出す商品6の個数を作業の進捗状況
に合わせて順次表示器43に表示する。
【0029】各商品保管台41の商品6の個々の重量は
前もってキーボード7aより入力されている。取り出す
個数表示に基づいて、作業者W1が指定個数だけ取り出
して計量器42に載せると、総重量をコンピュータ7に
伝送する。
【0030】コンピュータ7では総重量が指定個数と単
位重量の積になっていることを判断し、取り出し作業完
了を確認して、表示部43bに作業完了の表示を指示す
る。不足であれば、足りない旨を表示させるし、多けれ
ば多過の表示をするので、作業者W1はそれらの指示に
従って作業を進めていく。
【0031】商品6を取り出すのに許容された時間を数
値で表示する表示部43cおよび商品取り出し許容時間
を色別に表示する表示部43dの表示の処理は、コンベ
ア1,5の動作時間に関連するので、先に、コンベア
1,5の動作について説明する。
【0032】ある出荷先への荷揃えタスクがコンピュー
タ7で起こされると、投入部2の昇降機に段積みされた
搬送パレットAのうち最上部のものをプッシャ14aが
コンベア1に移す。
【0033】次に、搬送パレットAは商品6を搬送して
きている切り出しコンベア5との接続部の必要箇所に停
止する。そこでプッシャ8が商品6を切り出しコンベア
5からコンベア1上の搬送パレットAに移載する。その
後、コンベア1は商品6を載せた搬送パレットAを荷揃
え部9に搬送する。
【0034】荷揃え部9では作業者W2が搬送パレット
A上の商品6を取り、コンテナ10に入れる。空になっ
た搬送パレットAは搬出部3に運ばれて、一パレット分
づつ降下する昇降機にプッシャ14bで順次段積みされ
ていく。一定枚数の空パレットが溜った段階で、台車に
移して、搬入部2へ戻す。
【0035】荷揃え部9での荷揃え作業は一例として、
出荷先ごとに行っており、搬送コンベア1上の一搬送パ
レットAは一出荷先について必要な切り出しコンベア5
から商品6を受けて、荷揃え部9に搬送する。即ち、搬
送コンベア1は全ての切り出しコンベア5a〜5nとの
接続部に停止するのでなく指定された商品の切り出しコ
ンベア5について停止する。
【0036】そこで、搬送コンベア1が各搬送パレット
Aに出荷先毎に指定された商品を切り出しコンベア5か
ら移載されるべく切り出しコンベア5との接続部に停止
する例を表1の商品仕分け作業表について纏めてみると
表3の通りとなる。
【0037】
【表3】 図4に戻って、コンピュータ7で作成される表3のデー
タを用い、ROM7dの管理のもとに、制御器15は各
コンベア1,5やプッシャ8,14などを操作する。個
々の動作完了は図示していない各種のセンサで検出され
る。そのデータがコンピュータで確認されつつ、次ぎの
処理,動作として運行されていく。
【0038】この処理や動作はコンピュータ7で管理し
ているが、出荷先毎に順次行うシーケンス動作であり格
別複雑なソフト処理をしていないので、処理のためのソ
フトフロー図は省略する。
【0039】次ぎに、表示部43による商品取り出し許
容時間の表示について説明する。表3のパレット停止ラ
インNOは表2のラインと同等で、商品移載のため搬送
パレットAがコンベア1で移送され、切り出しコンベア
5との接続部で停止する個所を示している。
【0040】例えば、出荷先Aについては、品物NO.
1,3,6,7,8を移載させるため、パレット停止ラ
インNO.1,3,6,7,8で個々に停止し、商品6
を受け取って、荷揃え部9に運んでいく。この指定され
た商品全ての搬送が終わったら、次ぎの出荷先Bの荷揃
えに移る。
【0041】ここで図1の切り出しコンベア5aが示す
様に、各切り出しコンベアには4個所の出荷先について
の商品が順次移載されるとする。移載後の搬送パレット
Aを荷揃え部9に搬送される間に、搬送パレットAに移
載するため切り出しコンベア5がコンベア1との接続部
に商品を間歇移動する作業が行われているとすれば、次
ぎに各商品保管部から商品を取り出すことは、4軒前の
出荷先の最初の商品移載から直前の出荷先の最後の商品
移載が完了するまでに行われれば充分である。
【0042】即ち、出荷先Eについていえば、出荷先A
の最初の商品(品物NO.1)の移載開始から出荷先D
の最後の商品(品物NO.8)の移載が完了するまでに
行えば良い。この間の商品移載や荷揃え部9への搬送に
掛かる一出荷先への荷揃え累積所要時間は表1や表3に
示される様に出荷先からの配送要求に依って変動するこ
とになる。
【0043】その荷揃え累積所要時間は表1や表3のデ
ータを下に、搬送コンベア1の搬送速度や移載の所要時
間からコンピュータ7で演算し、商品取り出しの許容時
間として表示部43cで数字で示す。
【0044】この時間は時間経過につれてコンピュータ
7あるいは表示部43cでカウントダウンし、許容時間
が減少していくことを表示する。特に、慣れない作業者
W1のため表示部43dで減少している許容時間を色別
で表示する。
【0045】例えば、許容時間が30秒以上ある場合に
は緑を点灯しておく。初心者はこの段階で指定の商品を
指定個数になるよう取り出しを行う。緑点灯であるた
め、作業はゆったりした気分で行える。
【0046】慣れた作業者W1なら20秒以下になり黄
色が点灯したあたりで作業に入ることができる。それで
も作業が実施されず10秒以下になった状況では赤色点
滅をしてそのラインでの優先作業を促す。それによって
取り出しが実行されて、未作業の状況は解消され、設備
が停止してしまう恐れはない。
【0047】この実施例による設備の特色は、ピッキン
グがコンベア1による搬送にせかされて搬送の直前で行
われるのでなく、コンベア1による搬送に先だって事前
に完了していることである。切り出しコンベアに前以っ
て何回分かの商品取出しを行なっておけば、作業許容時
間は長くなり、作業者W1の余裕が増す。
【0048】このように作業の許容時間が表示されてい
ることによって、各作業者W1は自己の熟練度に応じて
自己判断で取り出し作業を遂行でき、心の余裕ができる
ことによって作業に追い捲られる圧迫感は消え、正確に
作業が行われる。
【0049】表1に示した商品仕分け作業表に基づい
て、プリンタ11は出荷先毎に品物の種類(品物NO)
と数量を記載した送品明細書を発行する。そのデータ作
成は表1に基づいてコンピュータ7が行い、データをプ
リンタ11が受けて、発行処理を行う。
【0050】出荷先毎の送品明細書発行処理は出荷先毎
の荷揃えタスクの開始時に行われる。作業者W2は発行
された送品明細書で搬送されてくる商品6を確認しつ
つ、コンテナ10に送品明細書とともに収納する。
【0051】以下、本発明の設備の変形例や応用例など
について説明する。 (1)商品保管台41に載置しておく商品としては、し
ばしば取り出すものは単品で保管し、ときたましか取り
出し要求がないものについては、異種商品を適宜な個数
ずつ組み合わせて一商品単位として取扱うことによっ
て、コンベア1に付帯する商品保管台41の台数を低減
し、配送センターにおける仕分け設備設置面積の縮小化
を図ることができる。この場合は、表示器43に次に取
り出すべき商品を表示させてもよい。
【0052】(2)図1、2の実施例で云えば、表示部
43cでの許容時間表示はある出荷先に対する荷揃えが
終わった時点で4軒先の出荷先から要求された全ての商
品の商品保管部4に所属する表示部43cについて同時
に表示すると、コンピュータ7の時間管理は容易であ
る。
【0053】(3)表示部43cでの許容時間表示の色
別表示は警報ブザーによっても構わない。
【0054】(4)各出荷先毎の商品仕分けの個数は、
商品在庫状況などを管理する配送センターにおける上位
ホストコンピュータで受けて、ここからコンピュータ7
にデータ伝送するものであっても良い。
【0055】(5)計量器42の近くにスイッチを設置
して、一方指定個数と単位重量の積である総重量および
指定個数をコンピュータ7から前もって計量器42に送
信しておいて、作業者W1が指定個数だけ取り出して計
量器42に載せ計量器42の判断で表示部43bで取り
出し状況を表示し、OK表示の場合にスイッチを押下し
て信号がコンピュータ7に送られて取り出し作業完了を
伝える構成としても良い。
【0056】(6)表示部43cでの取り出し許容時間
表示としては、例えば、40秒−20秒−10秒などと
云うように時間経過を間歇表示とし、40秒−39秒−
38秒−37秒−36秒…と云うような連続表示でない
ようにして、作業者により一層ゆったりした気分を与え
る様にしても良い。
【0057】(7)一出荷先について一品種の商品を搬
送パレットAに移載するとコンベア1による搬送パレッ
トAの搬送回数が増加するので、出荷先への商品取り出
し品種にばらつきがない配送センターでは一搬送パレッ
トAに対し一出荷先として、異品種の商品を一枚の搬送
パレットAに移載するべく、搬送パレットAを各取り出
しコンベア5との接続部で順次停止させても良い。
【0058】(8)搬送コンベア1の下方に戻しコンベ
アを併設し、空パレットを搬出部3から搬入部2へ自動
的に戻る様にすると省力化が達成される。
【0059】なお、1本の主コンベアに複数の切り出し
コンベアが接続される構成を説明したが、コンベアシス
テムとしては、種々の形態が可能である。いずれの場合
にも商品保管部に表示器を備え、商品取り出し許容時間
を表示することにより、作業者の余裕は増加する。
【0060】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者
に自明であろう。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、商
品取り出し作業の能率と正確さをともに向上することが
できる商品仕分け設備を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による商品仕分け設備の一実施例を示
す概略図である。
【図2】 図1に示した本発明による商品仕分け設備の
一実施例の商品保管部の斜視図である。
【図3】 図1に示した本発明による商品仕分け設備の
一実施例の商品荷揃え部の斜視図である。
【図4】 図1に示した本発明による商品仕分け設備の
一実施例の電気系統図である。
【符号の説明】
1…搬送コンベア 2…投入部 3…搬出部 4,4a〜4
n…商品保管部 5,5a〜5n…切り出しコンベア 6…商品 7…コンピュータ 7a…入
(出)力部 7b…演算部 7c…表示部
(ディスプレィ画面) 7d…ROM 7e…RAM 8,8a〜8n,14a,14b…プッシャ 9a,9b…荷揃え部 10a,10
b…コンテナ 11…プリンタ 12…作業台 15…制御器 16,16a
〜16n…駆動用モータ 41…商品保管台 42…計量器 43…表示器 43a…個数
表示部 43b…商品個数当否表示部 43c…許容
時間数値表示部 43d…許容時間色別表示部 A…搬送パレ
ット R…送品明細書 W1,W2…
作業者

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を搬送するコンベアシステムと、こ
    のコンベアシステムの側方に配置された複数の商品保管
    部と、この各商品保管部に設置され各商品保管部から取
    り出してコンベアシステムで搬送される商品の数を表示
    する表示器と、各商品保管部における商品の取り出し完
    了を表す信号を送信する手段と、この送信手段からの受
    信に基づいて上記表示器に次に取り出すべき商品の数を
    表示させる制御手段を備えた商品仕分け設備において、 上記制御手段は、上記各商品保管部の商品取出予定のリ
    ストと上記コンベアシステムの動作時間により得られ、
    作業の進捗状況に伴い変動する商品搬送状況から次に取
    り出すべき商品をいつまでに取り出せばよいかを表わす
    商品取り出し許容時間を算出する演算部を有し、上記表
    示器は該演算部からその算出結果の送信を得て上記商品
    取り出し許容時間を表示する表示部を有することを特徴
    とする商品仕分け設備。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載の商品仕分け設備にお
    いて、上記演算部が算出した算出結果である商品取り出
    し許容時間を表示する上記表示部は、該演算部の算出結
    果である上記商品取り出し許容時間を数値で表示する表
    示部および商品取り出し許容時間を色別に表示する表示
    部のうちの少なくとも一方であることを特徴とする商品
    仕分け設備。
JP5182778A 1993-07-23 1993-07-23 商品仕分け設備 Expired - Lifetime JP2809973B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5182778A JP2809973B2 (ja) 1993-07-23 1993-07-23 商品仕分け設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5182778A JP2809973B2 (ja) 1993-07-23 1993-07-23 商品仕分け設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0733218A JPH0733218A (ja) 1995-02-03
JP2809973B2 true JP2809973B2 (ja) 1998-10-15

Family

ID=16124257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5182778A Expired - Lifetime JP2809973B2 (ja) 1993-07-23 1993-07-23 商品仕分け設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2809973B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009107789A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Okura Yusoki Co Ltd 表示装置
JP5237856B2 (ja) * 2009-02-27 2013-07-17 西部電機株式会社 バラ品の仕分けパレット詰め合わせ方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH045447Y2 (ja) * 1987-07-01 1992-02-17
JPH04286504A (ja) * 1991-03-15 1992-10-12 Daifuku Co Ltd 自動倉庫設備の作業用ファイル
JP2538401B2 (ja) * 1990-08-10 1996-09-25 トヨタ自動車株式会社 物流倉庫における出庫指示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0733218A (ja) 1995-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111301921A (zh) 一种pcb成品存储的智能仓库及其仓储方法
WO2017110509A1 (ja) ピッキングシステム
CN108367863A (zh) 分拣系统
JP2809973B2 (ja) 商品仕分け設備
JP4347835B2 (ja) 物品の仕分システム
JP2828884B2 (ja) 物品仕分け設備
JPH092624A (ja) ピッキングシステムの表示制御装置
JP2008222332A (ja) ピッキング設備
JP4026468B2 (ja) 物品取扱い設備
JP2010208860A (ja) ピッキング設備
JP4367310B2 (ja) 仕分けシステム
JPH05229638A (ja) 仕分け方法及び仕分け支援装置
JP4946529B2 (ja) ピッキング設備
JPH092623A (ja) ピッキングシステム
JP4830886B2 (ja) ピッキング設備
JP4946530B2 (ja) ピッキング設備
JP4826799B2 (ja) ピッキング設備
JPH07314297A (ja) 素材加工システム
JPH05242122A (ja) 商品の仕分けシステム及び仕分け装置
JP2002205811A (ja) ピッキング方法及びピッキング装置
JP3895722B2 (ja) 商品仕分システム
JP3516070B2 (ja) ピッキングの検品方法
JP2003012125A (ja) ピッキング設備
JP5353971B2 (ja) ピッキング設備
JPH10324406A (ja) ピッキングシステム及びピッキング方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980630

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090731

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130731

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term