JP2809564B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2809564B2
JP2809564B2 JP22677992A JP22677992A JP2809564B2 JP 2809564 B2 JP2809564 B2 JP 2809564B2 JP 22677992 A JP22677992 A JP 22677992A JP 22677992 A JP22677992 A JP 22677992A JP 2809564 B2 JP2809564 B2 JP 2809564B2
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paper
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成則 森本
孝三 山口
和也 増田
久 ▲吉▼村
教博 越智
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  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字ヘッドからポンプ
により吸引される廃インクを収容する廃インクタンクを
備えているインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは、印字ヘッド
自体の乾燥や塵埃の付着等による印字ヘッドの目詰まり
を防止すると共に印字品質を確保するため、吸引機構
(メンテ)による印字ヘッド内のインク吸出し作業を定
期的に行う必要がある。そのため、この種のプリンタに
は、吸い出したインク(以下廃インクと称す)をプリン
タ本体内部に収容する廃インクタンクが設けられてい
る。
【0003】廃インクはプリンタを使用する度に生成さ
れる場合が多く、廃インクをプリンタの寿命まで連続収
容するには非常に大きな容量をもつ廃インクタンクが必
要になる。このため、通常、廃インクタンクには外気と
の通風口が設けられており、タンク内に収容された廃イ
ンクの水分をこの通風口を介して蒸発乾燥させることに
よりタンク内のインク量を減少させる。廃インクタンク
に必要とされる容量は、単位時間当り生成される廃イン
クの量と廃インクタンクから蒸発する水分量とのバラン
スにより決定され、小容量のタンクであっても廃インク
を溢れ出させることなくタンク内に収容できる。
【0004】被印字体である印刷用紙を用紙送りローラ
により印字ヘッド側に搬送する際、印刷用紙の先端は用
紙送りローラによる搬送中にカールするため、用紙送り
ローラに再度巻き込まれて用紙詰まり(ジャム)等の障
害が発生する場合がある。このような障害を防止するた
め、従来のプリンタには再巻込み防止専用の用紙ガイド
が用紙排出口付近に取り付けられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】再巻込みを防止するた
めの用紙ガイドを設けるには専用部品及び専用の取付け
スペースが必要になる。そのため、プリンタ全体の部品
点数が増加すると共に製造コストが上昇し、プリンタの
筺体を小型化する際の障害になっていた。
【0006】本発明の目的は、搬送中の印刷用紙のジャ
ム発生を防止する用紙ガイドを、専用スペースを必要と
することなく、かつ部品点数を増加することなく簡単に
構成し、インクジェットプリンタを小形化すると共に製
造コストを低減するインクジェットプリンタを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前記目
的は、印刷用紙を搬送すべく互いに離間かつ同軸的に設
けられた複数の用紙送りローラと、印字ヘッドからポン
プにより吸引された廃インクを収容すべく用紙送りロー
ラの回転軸にほぼ平行にかつ用紙送りローラの夫々に近
接して設けられた廃インクタンクと、用紙送りローラに
より搬送される印刷用紙を所定の方向に案内するように
用紙送りローラ間において廃インクタンクに突設された
複数の用紙ガイドとを備えているインクジェットプリン
タによって達成される。
【0008】
【作用】本発明のインクジェットプリンタによれば、印
刷用紙を搬送する用紙送りローラが互いに離間かつ同軸
的に複数設けられおり、用紙送りローラ間において廃イ
ンクタンクに突設された複数の用紙ガイドが用紙送りロ
ーラにより搬送される印刷用紙を所定の方向に案内する
が故に、用紙送りローラにより搬送される印刷用紙は搬
送すべき方向に確実に導かれ得、搬送中に用紙送りロー
ラ等でカールされた印刷用紙が用紙送りローラに再度巻
き込まれてジャムが発生する等の障害を防止し得る。
【0009】しかも、本発明のインクジェットプリンタ
によれば、廃インクタンクに設けられる複数の用紙ガイ
ドが用紙送りローラ間に突出しているため、用紙ガイド
専用のスペースを必要とせず、インクジェットプリンタ
を小形化し得る。又、廃インクタンク及び用紙ガイドの
構成は非常に簡単であり、部品点数の増加を防止し得、
製造コストを低減し得る。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す好ましい実施例を
用いて詳述する。
【0011】図1は、本発明の一実施例のインクジェッ
トプリンタの要部側面図である。
【0012】図2は、この実施例のインクジェットプリ
ンタの全体図であり、(a) は平面図、(b) は正面図、
(c) は左側面図、及び(d) は右側面図である。
【0013】用紙吸入口21から吸入される印刷用紙(図
示せず)を搬送する用紙送りローラ2が複数、プリンタ
筺体の中央やや後方においてほぼ水平に配設されてい
る。
【0014】廃インクタンク1は、ローラ2の回転軸に
ほぼ平行にかつローラ2の夫々に近接して設けられてい
る。
【0015】又、プリンタ筺体の前方には、スライドシ
ャフト31に横方向に移動自在に保持されたキャリッジ30
とこのキャリッジ30に固定された印字ヘッド3とが配設
されている。キャリッジ30及び印字ヘッド3は、印字ヘ
ッド3が印字面に対して平行移動可能なようにステップ
モータ33によりベルト32を介して駆動される。
【0016】更に、印字ヘッド3からインクを吸引して
廃インクタンク1に収容するメンテ機構4が、図2(a)
に示す位置に待機しているキャリッジ30の印字ヘッド3
に対向するように配設されている。
【0017】メンテ機構4は、吸引用キャップ44、吸引
用の負圧を発生するシリンダポンプ41、このシリンダポ
ンプ41を駆動する駆動モータ40、逆止弁A42、及び逆止
弁B43等から構成されている。
【0018】そして、廃インクタンク1には、各ローラ
2間に突出する複数の用紙ガイド11が設けられており、
ローラ2によって搬送される印刷用紙を所定の方向に案
内する。
【0019】廃インクタンク1の上面には、廃インクを
乾燥させるための複数の通気口12が穿設されている。
【0020】以下、本実施例による印刷用紙の搬送動作
を説明する。
【0021】なお、本発明の理解を助けるために図9を
参照しながら従来のインクジェットプリンタの概略構成
を説明する。
【0022】図9は、図1に対応する従来のインクジェ
ットプリンタの要部側面図である。用紙送りローラ2の
後方で印字ヘッド3の反対側にある吸入口21から吸入さ
れた印刷用紙は、ローラ2により印字ヘッド3の前面に
搬送され、印字ヘッド3から放出されるインクにより印
刷された後、ローラ2によって排出口22の方へ搬出され
る。
【0023】印刷用紙は、ローラ2による搬送時、ロー
ラ2の外周形状に応じてカールされる。従って、図9に
示す従来のインクジェットプリンタでは、印刷後の印刷
用紙は、カールされたまま図の矢印方向に進み、ローラ
2に再度巻き込まれてローラ2と補助搬送ローラ20との
間に入り込み、ジャムを発生させることが多かった。
【0024】しかしながら、図1に示す本実施例のイン
クジェットプリンタにおいては、各ローラ2間に突出す
る複数の用紙ガイド11が廃インクタンク1に設けられて
おり、ローラ2によって搬送される印刷用紙を排出口22
の方へ案内するので、印刷用紙がローラ2に再度巻き込
まれてローラ2と補助搬送ローラ20との間に入り込むこ
とがなくなる。
【0025】又、図2(b) に示すように、本実施例のイ
ンクジェットプリンタでは、ローラ2が回転軸方向に関
して複数、例えば3個に分割されており、廃インクタン
ク1に突設される用紙ガイド11も各ローラ2間及び最も
外側に位置するローラ2の端部外側に複数個、例えば7
個設けられている。従って、ジャム防止効果が更に有効
になる。
【0026】一方、印字ヘッド3が待機位置にあると
き、駆動モータ40により駆動されるシリンダポンプ41に
よって、吸引用キャップ44を介して印字ヘッド3から吸
引された廃インクは、逆止弁A42、シリンダポンプ41、
逆止弁B43を通過して廃インクタンク1に注入される。
このとき、逆止弁A42及び逆止弁B43は、弁作用によ
り、上述の印字ヘッド3から廃インクタンク1の方向に
のみ廃インクを通すが逆方向には流さず、廃インクの逆
流を防いでいる。このようにして、印字ヘッド3の乾燥
や塵埃の付着等によるヘッド3の目詰まりが防止され、
印字品位が確保される。
【0027】次に、廃インクタンク1の容量を小さくし
得、従って廃インクタンク1の外形寸法を小さくしてプ
リンタ筺体の小型化を可能にし得る構成例を図3から図
8に示す。
【0028】図4は廃インクタンクの平面図、図5は廃
インクタンクの正面図、図6は廃インクタンクの左側面
である。又、図3はタンク蓋を取り外した廃インクタン
クの平面図であり、図中のbb断面及びaa断面を図7
及び図8に示している。
【0029】この構成例の廃インクタンク1は、廃イン
クタンク1の本体の上面を覆うタンク蓋13、このタンク
蓋13に穿設されたインク乾燥用の複数の通気口12、廃イ
ンクタンク1の内部に設けられたインク保持吸収用の多
孔質体15、廃インクタンク1の側面に配置されたメンテ
機構4(図2に示す)から廃インクが注入される穴16、
及び多孔質体15を廃インクタンク1の底面から持ち上げ
て支持し、多孔質体15と底面との間に空隙17を設ける複
数のリブ状突起14等から構成されている。多孔質体15と
しては、例えばスポンジ等が利用できる。
【0030】このように、廃インクを含んだ多孔質体15
が廃インクタンク1の底面から空隙17を挟んで支持され
ているので、廃インク中の水分を蒸発乾燥させる外気の
流れが良くなり、廃インクの量を迅速に減少させ得、廃
インクタンク1の容量を小さくしても廃インクを溢れさ
すことなく収容し得る。従って、廃インクタンク1の寸
法を小さくし得、プリンタ筺体も小型化することでき
る。
【0031】
【発明の効果】本発明のインクジェットプリンタによれ
ば、搬送中の印刷用紙のジャム発生を防止する用紙ガイ
ドを、専用スペースを必要とすることなく、かつ部品点
数を増加することなく簡単に構成し得、インクジェット
プリンタを小形化すると共に製造コストを低減し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部側面図である。
【図2】本発明の一実施例の全体図である。
【図3】タンク蓋を取り外した廃インクタンクの平面図
である。
【図4】廃インクタンクの平面図である。
【図5】廃インクタンクの正面図である。
【図6】廃インクタンクの左側面である。
【図7】図3のbb断面図である。
【図8】図3のaa断面図である。
【図9】従来のインクジェットプリンタの要部側面図で
ある。
【符号の説明】
1 廃インクタンク 2 用紙送りローラ 3 印字ヘッド 4 メンテ機構 11 用紙ガイド 12 通気口 14 リブ状突起 15 多孔質体 17 空隙 30 キャリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼村 久 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 越智 教博 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−281256(JP,A) 特開 平2−194970(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/175

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷用紙を搬送すべく互いに離間かつ同
    軸的に設けられた複数の用紙送りローラと、 印字ヘッドからポンプにより吸引された廃インクを収容
    すべく前記用紙送りローラの回転軸にほぼ平行にかつ前
    記用紙送りローラの夫々に近接して設けられた廃インク
    タンクと、 前記用紙送りローラにより搬送される印刷用紙を所定の
    方向に案内するように前記用紙送りローラ間において前
    記廃インクタンクに突設された複数の用紙ガイドとを備
    えているインクジェットプリンタ。
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US5967256A (en) * 1999-03-19 1999-10-19 Miyama Kogyo Kabushiki Kaisha Foothold
US6068083A (en) * 1999-03-19 2000-05-30 Miyama Kogyo Kabushiki Kaisha Foothold
US6125967A (en) * 1999-04-30 2000-10-03 Miyama Kogyo Kabushiki Kaisha Foothold

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