JP2809072B2 - 輸液容器及びその成形方法ならびに輸液容器用栓体 - Google Patents
輸液容器及びその成形方法ならびに輸液容器用栓体Info
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
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Description
形方法、ならびに該容器に使用される栓体に関するもの
であり、より詳しくは、ブロー成形後に、さらに別の成
形工程を付加することなく、容器本体、栓体、内容物充
填部及び取付け部材とが一体に成形された輸液容器、及
び該内容物充填部をブローエアーの吹き込み口として利
用して、前記栓体及び内容物充填部を容器本体と一体に
ブロー成形すると共に、前記栓体の配置される反対側の
部位に取付け部材とを一体成形する輸液容器の成形方
法、ならびに前記輸液容器において中空針が挿通されて
内容物を取出し可能とする弾性部材を外気から遮断する
蓋体を円滑に剥離可能な輸液容器用栓体に関する。
栄養剤、清洗液等の無菌性を要求される液体を内容物と
し、容器本体に設けられた栓体に、管等と連結された中
空針が挿通されて、内容物の取り出しが行われる。
特開平2−147318号公報に記載されている方法が
ある。その概要は以下の通りである。すなわち、図5に
示す如く、分離金型50、52の図5の下方側に吹き込
みノズル54を配置した状態で、分離金型50、52内
に容器本体を形成するためのパリソン56を、吹き込み
ノズル54のガス噴出部を内部に収容した状態に配置す
る。さらに、パリソン56を、図5の上方側端部が栓体
58の周面全体を覆った状態に配置する。次いで、栓体
58とパリソン56の上端部とを熱溶着する。この状態
で、吹き込みノズル54からガスを吹き込んで、ブロー
成形するというものである。
合には、吊り下げ用の支持部材の鉤部に容器本体を吊り
下げた状態とする必要がある。したがって、従来、輸液
容器には、栓体58と反対側の部位に、支持部材の鉤部
が挿通される取付け用の孔が形成された取付け用部材
(図示せず)を固着する必要がある。
においては、容器本体の栓体58と反対側の部位に吹き
込み用ノズル54を配置しているので、取付け用部材を
配置するスペースを確保することは困難である。したが
って、容器本体を上記の如くブロー成形した後に取付け
用部材を熱溶着しなければならず、その分、成形工程が
増え、輸液容器の成形に長時間を要するという問題があ
る。
通可能でかつ中空針が脱落しない状態に保持するために
ゴム状の弾性部材が備えられている。この弾性部材は、
輸液容器の使用前においては、異物等が付着しないよう
に外気から遮断する必要があると共に、使用時には、容
易に弾性部材を露出状態にできるようにする必要があ
る。この種の輸液容器用栓体としては、例えば、特公平
5−30703号公報に記載されているものが例示され
る。その概要は以下の通りである。
く、下位栓体60と、上位栓体62とが壁面を接して合
体されており、下位栓体60の下位押え部64と、上位
栓体62の上位押え部66との間に弾性部材68が挟持
されている。これにより、弾性部材68は、上位押え部
66によって外気から遮断されている。上位押え部66
には、プルリング70が一体に成形され、さらに、プル
リングに隣接した箇所には、該プルリングの脱離を助け
るための薄肉部72が形成されている。したがって、プ
ルリング70内に指を挿入し、プルリング70を弾性部
材68から離れる方向へ引っ張ると、薄肉部72で上位
押え部66が破断して、弾性部材68が露出される。そ
して、この露出部、さらには、下位押え部64の薄肉挿
通部74に中空針を挿通して、輸液容器から内容物を取
出しできるようになっている。
ことにより弾性部材68を露出するように構成された栓
体では、確かに、薄肉部72が形成されて、破断しやす
くなっているものの、薄肉部72を引きちぎることによ
り、弾性部材68を露出させる構成であるため、一回の
引っ張り操作では、薄肉部72を破断できない場合があ
り、短時間で、弾性部材68を露出できないという問題
があったり、さらには、大病院などでは多数の輸液容器
を短時間で使用可能な状態に準備しなければならず、熟
練した者でも、指が痛くなって、弾性部材68を円滑に
露出させることができにくいという問題もある。
部蓋体の開封を容易にし、成形時のブローエアー吹込み
部を、内容物充填口として利用し得る、容器本体、栓
体、内容物充填口ならびに取り付け部材を一体に成形し
た輸液容器を提供することにある。また、本発明の他の
目的は、ブロー成形後に、更に別の成形工程を付加する
ことなく、容器本体と、取付け用部材とを一体に成形で
きる輸液容器の成形方法を提供することにある。さら
に、本発明の他の目的は、使用時に栓体部の蓋体の剥離
が円滑になし得る構成とした輸液容器用栓体を提供する
ことにある。
達成するために提案されたものであり、下記の構成から
なることを特徴とするものである。すなわち、本発明に
よれば、容器本体と、該容器本体内へ内容物を充填する
際に開口することによって充填通路が形成される内容物
充填部と、それと同一端面に設けられた、中空針が挿通
された状態で該中空針を介して前記容器本体内に充填さ
れた内容物を取出し可能とする栓体と、支持部材に前記
容器本体を取付けるための取付け部材とが一体成形され
た輸液容器が提供される。
器本体内へ内容物を充填する際に開口することによって
充填通路が形成される内容物充填部と、それと同一端面
に設けられた、中空針が挿通された状態で該中空針を介
して前記容器本体内に充填された内容物を取出し可能と
する栓体と、支持部材に前記容器本体を取付けるための
取付け部材とを一体成形する輸液容器の成形方法であっ
て、前記容器本体を形成するためのブロー金型内に前記
栓体をインサートした状態で、溶融パリソンを型内に導
入すると共に、前記内容物充填部からブローエアーを吹
き込み、前記パリソンの前記栓体が配置される側と反対
側の部位に前記取付け部材を一体成形することを特徴と
する輸液容器の成形方法が提供される。
た状態で該中空針を介して輸液容器の内容物を取出し可
能とする弾性部材と、前記輸液容器の内容物取出し口周
辺に固着されて前記弾性部材を保持する保持部材と、前
記保持部材に対して円滑に剥離可能となるような弱い接
着力で接着されて前記弾性部材を外気から遮断する蓋体
とを有する請求項1記載の輸液容器用栓体が提供され
る。
体、内容物充填部、蓋体の剥離を容易にした栓体、及び
取り付け部が一体に成形され、かつ前記内容物充填部と
前記栓体が同一端面に形成されている点に特徴を有する
ものである。
方法は、請求項1に規定する構成を有する輸液容器の製
造方法を規定するものであり、パリソンに、内容物充填
部と栓体とが互いに接近した状態に配置され、しかも、
内容物充填部を、単に容器本体に内容物を充填するため
の手段ではなく、容器本体をブロー成形する際のブロー
エアー導入部としても利用している。したがって、容器
本体の栓体が配置される側と反対の部位に、取付け部材
を配置するスペースを確保できるので、容器本体、内容
物充填部、栓体、及び取付け部材を一体に成形すること
ができる。
液容器用の栓体を規定するものであり、弾性部材を、そ
の中空針が挿通される部位が露出される状態に保持する
保持部材に、弾性部材を外気から遮断するための蓋体を
円滑に剥離可能となるような弱い接着力で接着してい
る。
したがって、輸液容器から内容物を取出す際に、蓋体
を円滑に剥離して、弾性部材を露出でき、露出した弾性
部材に中空針を挿通して容器本体から内容物を取出しで
きる。なお、弱い接着力で蓋体を保持部材に接着させる
ための手段としては、高周波誘導加熱を利用する方法が
好ましい。すなわち、蓋体と保持部材が、保持部材から
環状に形成された突出部で接して配置され、その間にア
ルミ箔等の導電体を介在させた状態で、蓋体側から高周
波高周波誘導加熱によりアルミ箔を発熱させて、蓋体及
び保持部材の前記環状接点で溶融させて接着させるもの
である。
る。図2に示すごとく、輸液容器10は、容器本体1
2、内容物取出部14、内容物充填部16、及び取付部
18を備えている。これらの各部材は、例えば、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂によって形成
されている。
されており、内容物の充填前においては、図4に側面図
で示すごとく、矩形状の両側面12A、12Bが接近し
て内部に薄肉の内容物充填スペース13を形成してい
る。なお、容器本体12は、内容物が充填されるに伴っ
て、内容物充填スペース13が拡張されるようになって
いる。
端部には、内容物取出部14が形成されている。内容物
取出部14は、インサート成形によって一体に成形され
た筒状栓体20を備えている。この筒状栓体20は、図
1にも示すように、筒部22と、この筒部22の図2の
上端部に筒部22と同軸的に形成された筒状の保持部2
4とを有している。この保持部24は、図2の上端部が
開口しており、下端部には底部24Aが形成されてい
る。この底部24Aの略中央部は、薄肉片24Bとされ
ており、容易に中空針(図示せず)が貫通できるように
なっている。筒状栓体20は、容器本体12の開口部1
3A内に配置され、容器本体12の内面における開口部
13Aの近傍の部位に熱溶着されている。
縁部は、厚肉にされており、後述するゴム状弾性部材2
6に中空針を挿通する際にかかる荷重に十分に耐え得る
ようになっている。また、内容物取出部材14は、弾性
部材26が嵌入されるゴム押えリング28を備えてい
る。ゴム押えリング28は、略中央部に円孔30Aが形
成された上壁部30を備えており、この上壁部30にお
ける円孔30Aの近傍には、図3にも示す環状の突起部
32が、円孔30Aと同軸的にかつ図1の上方へ向けて
突設されている。この突起部32は、後述するカバーキ
ャップ36との接合部となっている。
下面には、円孔30Aと同軸的に筒状部34が形成され
ており、この筒状部34の内方に弾性部材26が嵌入さ
れている。この嵌入状態で、カバーキャップ36が脱離
された状態では、弾性部材26は、上面の略中央部が露
出状態とされており、この露出部に中空針が挿通される
ようになっている。ゴム押えリング28の筒状部34
は、筒状栓体20の保持部24に嵌入されている。この
ゴム押えリング28の周面全体は、容器本体12の開口
部13A内に配置され、容器本体12の内面における開
口部13Aの近傍の部位で成形時に熱溶着され一体化さ
れている。
円板状とされており、弾性部材26は、上面及び下面の
対応する部位に、案内凹部26Aが形成されている。こ
の案内凹部26Aは、中空針を弾性部材26に挿通する
際のガイドとしての機能を発揮し得るようになってい
る。さらに、弾性部材26は、この案内凹部26Aが形
成された部位が薄肉部26Bとされ、これにより中空針
が円滑に挿通できるようになっている。なお、弾性部材
26は、例えばイソプレンゴム等のゴム状材料によって
形成されており、中空針が金属製であっても、樹脂製で
あっても、円滑に挿通可能とされ、かつ中空針を保持し
て、中空針の挿通状態を維持するようになっている。
の露出部と対向し露出部を外気と遮断する円形状の遮断
壁36Aを有する蓋体として構成される。また、カバー
キャップ36には、この遮断壁36Aの周縁部から、そ
の全周に沿って下方へ突出する剥離用筒部36Cが形成
されている。
えリング28側へ突出する円形状の凹陥部36Bが形成
されている。そして、この凹陥部36Bにおける内面の
周縁部が、ゴム押えリング28の環状突起部32と接着
されている。この接着は、高周波誘導加熱を利用してい
る。すなわち、導電体であるアルミ箔40をカバーキャ
ップ36の内面に介在させ、高周波誘導加熱により発熱
したアルミ箔40の温度でゴム押えリング28における
突起部32と、カバーキャップ36における凹陥部36
Bの接触部が溶融し、固化されて、カバーキャップ36
がゴム押え用リング28に接着される。この接着は、ゴ
ム押えリング28とカバーキャップ36とが遮断壁36
Aの周縁部と、突起部32との狭い接触面積で接着され
ているので、容易にカバーキャップ36を剥離できる。
熱によってカバーキャップ36とゴム押えリング28と
を弱接着しているが、ゴム押えリング28の突起部32
と、カバーキャップ36の接着用突出部36Bの周縁部
とを接着剤によって接着してもよい。この場合において
も、ゴム押えリング28とカバーキャップ36とが狭い
接着面積で接着されているので、容易にカバーキャップ
36を剥離できる。また、カバーキャップ36とゴム押
えリング28との接着方法は、上記に限定されるもので
はなく、容易にカバーキャップ36を剥離可能であれ
ば、接着手段は何れであってもよい。
図2の上端側には、内容物取出部14に接近する位置に
内容物充填部16が形成されている。この内容物充填部
16は、小径の略筒状とされており、図1に示す如く、
その内部は、容器本体12内へ内容物を充填する際の通
路16Aとされており、内容物の充填後には、先端部1
6Bが熱溶着され、容器本体12内を気密状態とするよ
うになっている。また、図1に示す如く、容器本体12
の他端部には、容器本体12を設置する際の取付け部1
8が容器本体12と一体成形されている。この取付部1
8の略中央部には、これを貫通する円孔18Aが形成さ
れており、この円孔18Aに支持部材(図示せず)を挿
入することにより容器本体12を吊り下げた状態で支持
できるようになっている。図1に示す如く、内容物充填
部16は、容器本体12をブロー成形する際のブローエ
ア吹き込み口として機能するものであり、それがそのま
ま内容物充填部16として利用できるようにした点も本
発明の重要な特徴である。
ず、内容物充填部16の通路16Aを通して内容物が容
器本体12に充填される。内容物の充填後には、内容物
充填部16の先端部16Bを熱シールして容器本体12
を気密状態とする。上記のようにして内容物が充填され
た容器本体12は、取付部18の円孔18Aを介して支
持部材(図示せず)に吊り下げ状態とされる。これと前
後して、カバーキャップ36の剥離用筒部36Cに指を
かけてカバーキャップ36に容器本体12から離間する
方向へ力を加えて、カバーキャップ36をゴム押えリン
グ28から剥離する。この場合、ゴム押えリング28と
カバーキャップ36とが遮断壁36Aの周縁部と、突起
部32との狭い接触面積で、しかも弱い接着力で接着さ
れているので、容易にカバーキャップ36を剥離でき
る。また、単に、剥離用筒部36Cにこれが容器本体1
2から離間する方向へ力を加えればカバーキャップ36
を剥離できるので、剥離作業に熟練を要することはな
く、誰でも容易に剥離できる。
は、弾性部材26が露出状態とされ、弾性部材26の案
内凹部26A、さらには、ゴム押えリング28の薄肉片
24Bを管等の先端に取り付けられた中空針を貫通させ
る。これにより、容器本体12から内容物が取り出し可
能となる。
発明においては、あらかじめ成形された内容物取出部1
4をブロー成形用の金型内にインサートした後、溶融状
態で金型内に押し出されるパリソンは、ブローエア吹き
込み口から吹き込まれるブローエアによって所定の形状
に賦形され、容器本体、栓体、ブローエア吹込み口を利
用した内容物充填部、および取付け部材を一体に成形し
た輸液容器が成形される。
部13Aに内容物取出部14を配置する。この状態で、
溶融状態のパリソンをブロー金型内に導入し、金型の反
対側で該パリソンをはさんだ後、内容物取出部側に近接
して設けられたブローエアー吹き込み口からブローエア
ーを吹き込み所定の容器形状に賦形する。この際、ブロ
ー金型の内容物取出部の反対側には取付部18の形状が
刻設されており、一回のブローによって、前記内容物取
出用の栓体14、内容物充填部16および取付部18を
一体成形した輸液容器が成形されることになる。なお、
ブローエアとしては、輸液容器内の成形後の無菌状態を
保持するために、高圧無菌流体を吹き込む。
菌流体を抜いて、内容物充填部16の先端部16Bを熱
シールする。全体として14で表す内容物取出部14
は、硬質のプラスチックからなるカバーキャップ36
を、その凹陥部36Bがアルミ箔40を介してゴム押え
リング28の環状突起部32に接触するように配置し、
カバーキャップ36側から通常20Kないし35KHz
の高周波を照射する。これによって、カバーキャップ3
6における遮断壁36Aの周縁部、及びゴム押えリング
28の突起部32が溶融し、固化してカバーキャップ3
6とゴム押えリング28とが接着される。こうすること
によって、弾性部材26が外気から遮断されるため、異
物等が弾性部材26に付着することはない。したがっ
て、本実施例では、輸液容器10内に異物等が入ったり
して輸液容器10が汚染されることはない。さらに、本
実施例では、容器本体12が潰された状態となるので、
輸液容器10がコンパクトになり、輸送効率が向上す
る。
内容物を充填する場合には、内容物充填部16の先端部
16Bをカットする。そして、通路16Aを介して内容
物を容器本体12内へ充填し、先端部16Bを熱シール
して容器本体12を気密状態とする。
容器本体12に内容物を充填するための手段ではなく、
ブロー成形の際のブローエア導入部としても利用してお
り、しかも、内容物充填部16を内容物取出部14側へ
設けているので、容器本体12の内容物充填部16が配
置される側と反対の部位に、取付部を配置するスペース
を確保でき、しかも、容器本体12、内容物充填部1
6、内容物取出部14、取付部18を一体成形できると
いう特徴がある。したがって、前記先行技術のように、
容器本体12をブロー成形した後に、金型から容器本体
12を取り出し、その後に取付け用シート18を容器本
体12に取付けるといった煩雑な工程を省略できる。
って、容器本体と、内容物取出用の栓体、内容物充填
部、および取付部を一体成形できると共に、成形時にブ
ローエア吹込口として使用した部位を、そのまま内容物
充填部として利用できるメリットがあり、更に、輸液容
器の使用時に、格別の熟練度を要することなく、円滑に
剥離できる蓋体を備えた輸液容器を提供できる。
部及び内容物取付け部を示す断面図である。
る。
面図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 容器本体と、該容器本体内へ内容物を充
填する際に開口することによって充填通路が形成される
内容物充填部と、それと同一端面に設けられた、中空針
が挿通された状態で該中空針を介して前記容器本体内に
充填された内容物を取出し可能とする栓体と、支持部材
に前記容器本体を取付けるための取付け部材とが一体成
形された輸液容器。 - 【請求項2】 容器本体と、該容器本体内へ内容物を充
填する際に開口することによって充填通路が形成される
内容物充填部と、それと同一端面に設けられた、中空針
が挿通された状態で該中空針を介して前記容器本体内に
充填された内容物を取出し可能とする栓体と、支持部材
に前記容器本体を取付けるための取付け部材とを一体成
形する輸液容器の成形方法であって、前記容器本体を形
成するためのブロー金型内に前記栓体をインサートした
状態で、溶融パリソンを型内に導入すると共に、前記内
容物充填部からブローエアーを吹き込み、前記パリソン
の前記栓体が配置される側と反対側の部位に前記取付け
部材を一体成形することを特徴とする輸液容器の成形方
法。 - 【請求項3】 中空針が挿通された状態で該中空針を介
して輸液容器の内容物を取出し可能とする弾性部材と、
前記輸液容器の内容物取出し口周辺に固着されて前記弾
性部材を保持する保持部材と、前記保持部材に対して円
滑に剥離可能となるような弱い接着力で接着されて前記
弾性部材を外気から遮断する蓋体とを有する請求項1記
載の輸液容器用栓体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32055693A JP2809072B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 輸液容器及びその成形方法ならびに輸液容器用栓体 |
Applications Claiming Priority (1)
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