JPS5917799Y2 - 医薬用壜のシ−ルキヤツプ - Google Patents

医薬用壜のシ−ルキヤツプ

Info

Publication number
JPS5917799Y2
JPS5917799Y2 JP17240482U JP17240482U JPS5917799Y2 JP S5917799 Y2 JPS5917799 Y2 JP S5917799Y2 JP 17240482 U JP17240482 U JP 17240482U JP 17240482 U JP17240482 U JP 17240482U JP S5917799 Y2 JPS5917799 Y2 JP S5917799Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
seal cap
ring
pull
bottle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17240482U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58121845U (ja
Inventor
ラインハルト・シユタツトラ−
Original Assignee
フランツ・ポ−ル・メタル−・ウント・クンストシユトツフヴア−・レンフアブリ−ク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フランツ・ポ−ル・メタル−・ウント・クンストシユトツフヴア−・レンフアブリ−ク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング filed Critical フランツ・ポ−ル・メタル−・ウント・クンストシユトツフヴア−・レンフアブリ−ク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
Publication of JPS58121845U publication Critical patent/JPS58121845U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5917799Y2 publication Critical patent/JPS5917799Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ゴム弾性的な円板若しくは栓体によって密封
された医薬用壜を細菌が入らないように付加的にシール
するためのシールキャップであって、シールキャップが
円筒周壁を有し、前記円板若しくは栓体と医薬用壜の頚
部とにかぶせられ、円筒周壁の下部で医薬用壜の頚部と
結合されている形式のものに関する。
液状の医薬的な内容物を有する壜、特に注射液又は輸血
用血液の壜をシールするシールキャップには種々異なる
形式のものが公知である。
例えば西ドイツ国特許出願公告第2040937号明細
書によれば中央の切欠き内に2つのシール面でシールさ
れたプラスチック製の挿入体を有し、この挿入体がプル
オフリングを用いて引き出されるようになっているアル
ミニュウム製のシールキャップが開示されている。
挿入体がプルオフリングで引き出されることによって、
壜の口を弾性的にシールする円板若しくは栓体の表面が
露出し、この円板若しくは栓体にカニユーレ若しくは注
射針が差込まれて壜の内容物が取出される。
さらにシールキャップを完全に壜から取外せるようにす
るために裂開部分が円筒周壁に設けられている孔のない
一体のシールキャップも公知である。
さらに西ドイツ国特許出願公告第2055466号明細
書によれば、内圧がかけられた飲料物容器の閉鎖キャッ
プが開示されているが、この場合には閉鎖キャップが唯
一の閉鎖部材であって、壜は閉鎖キャップを取付ける前
に無菌の栓体若しくは円板で閉鎖されてはいない。
シールキャップの中央の切欠きに挿入された引き出し可
能なプラスチック製の挿入体が使用されているシールキ
ャップの場合には、シール作用が孔のない一体の金属製
のシールキャップに及ばないという欠点がある。
これに対して裂開部分がシールキャップの円筒周壁に設
けられているシールキャップは孔なしで製作することが
できるがキャップ頂面に於けるスペースが十分に活用さ
れておらず、しかも中央に挿入体を有するシールキャッ
プに較べて使用する者にとって不便である。
本考案の課題は栓体又はそれに類似したものによって無
菌状態で密閉された医薬用壜のシールキャップを改良し
て、前記栓体又はそれに類似したものが汚染しないよう
にすると共にこのようなシールキャップでシールされた
医薬用壜の取扱いが簡便になるようにすることである。
本考案の課題は冒頭に述べた形式の医薬用壜のシールキ
ャップに於て、 (イ)シールキャップがキャップ頂面にあらかじめ適宜
の深さに圧刻された裂開線に沿ってプルオフリングによ
って裂開可能な裂開部分を有しており、 (ロ)シールキャップが裂開部分と該裂開部分にプルオ
フリングを固定するリベットとを含めて金属から一体成
形されており、 (ハ)シールキャップのキャップ頂面に圧刻された裂開
線がほぼ鍵穴形であって、シールキャップの円筒周壁に
延び込んでおり、 (ニ)円筒周壁に延び込んだ裂開線部分の一方が短くか
つ傾斜させられており、 (ホ)プルオフリングが鍵穴形の裂開線の円周部をほぼ
覆っており、 (へ)シールキャップのキャップ頂面の外周に沿つてリ
ング状の隆起部が配置され、この隆起部の頂部とプルオ
フリングとリベットの上面とが同一平面内に位置してい
ること、 によって解決された。
本考案の医薬用壜のシールキャップは(イ)の特徴を有
していることによって、プルオフリングで裂開部分を裂
開線に沿って裂開し、医薬用壜を密封するゴム弾性的な
円板若しくは栓体の表面を露出させ、円板若しくは栓体
にカニユーレ又は注射針を差込んで医薬用壜の内容物を
汚染することなしに取出すことを極めて簡単に行ない得
るようにする。
さらに医薬用壜のシールキャップが特徴(ロ)を有して
いることによって、医薬用壜の蒸気滅菌を行なう際に蒸
気が医薬用壜を密封するゴム弾性的な円板若しくは栓体
に達し、これを汚染することがなくなる。
さらに特徴(ハ)と(ニ)とによっては、プルオフリン
グを用いて裂開部分を裂開してキャップシールのキャッ
プ頂面に於て医薬用壜を密封しているゴム弾性的な円板
若しくは栓体の1部を露出させて、医薬的な内容物をカ
ニユーレ又は注射針で少量づつ取出すだけではなく、キ
ャップシール全体を医薬用壜から外し、医薬用壜の内容
物を一時的に取出すこともで゛きるようになった。
さらに特徴(ホ)によっては、医薬用壜の蒸気滅菌を行
なう際に医薬用壜の内圧が高まり、ゴム弾性的な円板若
しくは栓体が膨出してシールキャップを押圧し、裂開線
が切れてしまうというトラブルがほぼ完全に回避される
何故ならばこの場合には裂開線をプルオフリングが覆っ
ていることによって医薬用壜の内圧に抗してプルオフリ
ングが作用するからである。
さらにシールキャップが特徴(へ)を有していることに
よって、シールキャップを大量生産で製造することが極
めて容易になる。
すなわち、このシールキャップは、金属薄板に隆起部と
リベットを成形し、リベットにプルオフリングを固定し
、次いで絞り加工で円筒周壁を形成すると同時に金属薄
板から切離すことによって製造される。
この製造方法は、リベットに固定されたプルオフリング
を取囲む隆起部がシールキャップを絞り加工するときの
支持縁を威すことによって初めて可能になる。
しかもシールキャップがキャップ頂面の外周に沿つてリ
ング状の隆起部を有していることによって、シールキャ
ップを医薬用壜にがぶせるときに圧縮されたゴム弾性的
な円板若しくは栓体が部分的に隆起部に逃げるので、圧
縮された円板若しくは栓体の負荷を受けて裂開線が切れ
ることがなくなる。
次に図面について本考案を説明する: 第1図に於てはほぼ3:1の寸法比で拡大されて、ゴム
弾性的な円板10によって密封された医薬用壜を細菌が
入らないように付加的にシールするシールキャップ1が
示されている。
このシールキャップ1は円筒周壁8を有し、円板10と
医薬用壜の頚部11とシールリング15を介して結合さ
れている。
シールキャップ1のキャップ頂面3はあらかじめ適宜の
深さに圧刻された裂開線9に沿って裂開可能な裂開部分
4を有している。
裂開部分4にはリベット6が一体成形されており、この
リベット6を介してプルオフリング5が結合されている
第2図に示されているように、シールキャップ1のキャ
ップ頂面3に圧刻された裂開線9はほぼ鍵穴形であって
、第4図に示されているように裂開線部分13.14で
シールキャップ1の円筒周壁8に延び込んでいる。
円筒周壁8に延び込んでいる裂開線部分13.14の一
方は短くかつ傾斜させられている。
このように構成することによってプルオフリング5で裂
開部分4を裂開するときにシールキャップ1の円筒周壁
8に於て引張力が裂開線部分13の傾斜方向に変向され
、プルオフリング5を引張るだけでシールキャップ全体
を医薬用壜の頚部11から簡単に外すことができる。
プルオフリング5をリベット6に結合する結合ウェブ7
の範囲に裂開線9は外方へ突出する裂開突起12を有し
ている。
シールキャップ1のキャップ頂面3の外周に沿ってはリ
ング状の隆起部2が配置されている。
この隆起部2の頂部とプルオフリング5とリベット6の
上面は同一平面を威している。
第3図はシールキャップ1の開放過程を示すものであっ
て、プルオフリング5はキャップ頂面3の残存する部分
に片側で支持されて矢印方向に起される。
これによって結合ウェブ7はリベット6を介して裂開部
分4を部分的に裂開線9から引き出す。
次いでプルオフリング5が引張られると、裂開部分4は
キャップ頂面3から完全に引き出され、医薬用壜を密閉
しているゴム弾性的な円板10が露出され、この円板1
0にカニユーレ又は注射が差込まれて医薬用壜の内容物
が少量づつ取出される。
これに対して医薬用壜の内容物を一時的に取出すために
は裂開線9がシールキャップ1の円筒周壁8に延び込ん
だ裂開線部分13.14まで切られ、シールキャップ1
全体が医薬用壜の頚部から外される。
シールキャップ1の円筒周壁8と医薬用壜の頚部11と
の間に設けられたシールリング15の代りに注入された
シール材料を用いることもできる。
さらにシールキャップ1の材料としては例えば厚さQ
、 3 mmのアルミニウムを使用することが有利であ
る。
又、シールキャップ1のキャップ頂面3の外周に沿って
配置されたリング状の隆起部2内にシールリング16を
配置することによってシール効果を高めることもできる
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示すものであって、第1図は
本考案のシールキャップでシールされた医薬用壜の上方
部分の縦断面図、第2図は第1図に示されたシールキャ
ップ1の平面図、第3図は本考案のシールキャップ1の
開放過程を示す縦断面図、第4図は第1図及び第2図の
シールキャップの側面図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ゴム弾性的な円板若しくは栓体によって密封された医薬
    用壜を細菌が入らないように付加的にシールするための
    シールキャップであって、シールキャップが円筒周壁を
    有し、前記円板若しくは栓体と医薬用壜の頚部とにかぶ
    せられ、円筒周壁の下部で医薬用壜の頚部と結合されて
    いる形式のものに於て、 (イ)シールキャップ1がキャップ頂面3にあらかじめ
    適宜の深さに圧刻された裂開線9に沿ってプルオフリン
    グ5によって裂開可能な裂開部分4を有しており、 (ロ)シールキャップ1が裂開部分4と該裂開部分4に
    プルオフリング5を固定するリベット6とを含めて金属
    から一体成形されており、 (ハ)シールキャップ1のキャップ頂面3に圧刻された
    裂開線9がほぼ鍵穴形であって、シールキャップ1の円
    筒周壁8に延び込んでおり、(ニ)円筒周壁8に延び込
    んだ裂開線部分13.14の一方が短くかつ傾斜させら
    れており、 (ホ)プルオフリング5が鍵穴形の裂開線9の円周部分
    をほぼ覆っており、 (へ)シールキャップ1のキャップ頂面3の外周に沿っ
    てリング状の隆起部2が配置され、この隆起部2の頂部
    とプルオフリング5とリベット6の上面とが同一平面内
    に位置している、 医薬用壜のシールキャップ。
JP17240482U 1977-06-21 1982-11-16 医薬用壜のシ−ルキヤツプ Expired JPS5917799Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE27277436 1977-06-21
DE7700436 1977-06-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58121845U JPS58121845U (ja) 1983-08-19
JPS5917799Y2 true JPS5917799Y2 (ja) 1984-05-23

Family

ID=30005758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17240482U Expired JPS5917799Y2 (ja) 1977-06-21 1982-11-16 医薬用壜のシ−ルキヤツプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5917799Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0427796Y2 (ja) * 1985-01-29 1992-07-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58121845U (ja) 1983-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5989227A (en) Prefilled syringe with sterility-preserving cap
US5409125A (en) Unit dose container
AU2013220588B2 (en) Locking device for a cap
US3782578A (en) Opener for disposable closure
US4501372A (en) Tear-open closure for a container
JP2005535533A (ja) バイアルのクロージャ・システム、バイアル、バイアルの密閉及び充填方法、並びにバイアル・スタンド
IE48193B1 (en) Closure cap for liquid container
GB1580306A (en) Airtight container
JPH0199969A (ja) 容器用蓋
US4562932A (en) Cap closure for a container with pharmaceutical contents
GB1602090A (en) Flanged cap closure
JPS5917799Y2 (ja) 医薬用壜のシ−ルキヤツプ
US5368177A (en) Infusion bottle
US4227954A (en) Method for sealing container cap parts
JP4580064B2 (ja) ヒンジ付きキャップ
JPS6240915Y2 (ja)
JP2556960Y2 (ja) 薬用瓶の蓋
JPH0415219Y2 (ja)
JP3618744B2 (ja) 鈍先差込み装置用の薄肉ダイアフラム・ストッパ
US3952897A (en) Primary nurser assembly
JPH0546458Y2 (ja)
JPH0721564U (ja) バイアルの密封閉鎖具
JPH0426362Y2 (ja)
JP2736218B2 (ja) 薬品用ビンの閉鎖装置
JPH07479A (ja) 輸液瓶