JP2808116B2 - 不良糸の抜き取り制御装置 - Google Patents

不良糸の抜き取り制御装置

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JP2808116B2 JP63123789A JP12378988A JP2808116B2 JP 2808116 B2 JP2808116 B2 JP 2808116B2 JP 63123789 A JP63123789 A JP 63123789A JP 12378988 A JP12378988 A JP 12378988A JP 2808116 B2 JP2808116 B2 JP 2808116B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、不良糸除去装置の駆動源を制御する装置に
関する。
発明の背景 無杼織機で、よこ入れ不良が発生したとき、不良糸除
去装置は、よこ入れミスのよこ糸を織り前から自動的に
引き抜き、当該織機を再起動可能な状態に設定する。こ
のような自動的な不良糸除去装置では、抜き取り状態の
良否判定のために、監視が必要となる。
従来技術 特開昭62−184146号の発明は、不良糸の張力を検出
し、その張力の大小関係に応じて、巻き取りモータの回
転速度を制御することにより、抜き取り中に糸切れなど
の事故を防止している。しかし、上記の技術によると、
制御過程で、巻き取りトルクが最優先事項として考慮さ
れていないため、巻き取りモータの回転速度が低く設定
されたとしても、巻き取りトルクが必要以上に大きけれ
ば、糸の抜き取り時に、糸切れが避けられない。
一方、特開昭62−156343号や特開昭62−170556号の発
明などは、不良糸の抜き取り量を検出し、巻き取り量の
大小関係から、抜き取り状態の良否を判定している。こ
れらの装置は、不良糸の抜き取り手段と別に、不良糸の
抜き取り経路中で測長手段を必要とするため、構造的に
複雑となる。
発明の目的 したがって、本発明の目的は、不良糸の抜き取り過程
で、糸切れを防止し、また測長手段などを必要としない
で、不良糸の抜き取り状態の良否を簡単に監視できるよ
うにすることである。
発明の解決手段 上記目的の下に、本発明は、よこ入れミスの不良糸を
巻き取り用回転体の回転運動により、織り前から抜き取
る不良糸除去装置において、上記回転体の駆動源を所定
のトルク以下で回転させることにより、不良糸の抜き取
り中に、不良糸の糸切れを未然に防止できるようにして
いる。さらに、本発明は、回転体の回転駆動中に、その
回転速度値および回転速度の時間上の変化から不良糸の
巻き上げ状態を電気的な装置により監視できるようにし
ている。
発明の構成 第1図は、本発明の不良糸の抜き取り制御装置1の基
本的な構成を示している。
この抜き取り制御装置1は、制御対象として不良糸除
去装置2の回転体3を駆動するために、駆動源4、この
駆動源4の制御系として、トルク制御部5、回転制御部
6、さらに抜き取り制御の監視系としての監視部7によ
って構成されている。
上記不良糸除去装置2は、巻き取り用の回転体3の回
転運動によってよこ入れミスの不良糸8を織布9の織り
前10から引き抜く装置であり、例えば特開昭61−245339
号や特開昭61−160455号の装置である。
そして、上記の駆動源4は、トルク制御可能なモータ
41およびクラッチ42により構成されており、上記回転体
3に連結され、またパルスジェネレータなどの回転検出
器11にも連結されている。
また、上記トルク制御部5は、回転制御部6から起動
指令を受けた時点で、駆動源4を目標のトルクで駆動す
る部分であり、また回転制御部6は、織機制御装置12か
らの巻き上げ指令を受けて作動し、上記トルク制御部5
の起動・停止制御のほか、回転検出器11からのパルスを
フィードバック量として、トルク制御部5の運転時間を
制御し、駆動源4に不良糸8の巻き取りに必要な回転量
だけ回転させる。さらに、監視部7は、巻き上げ指令を
受けた後に、回転体3の回転速度値の変動や回転速度の
時間上の変化から不良糸8の巻き上げ状態を判別し、巻
き上げ不良のときに、自動運転停止指令を織機制御装置
12に送り込む。
発明の作用 製織中に、よこ入れ不良が起きたとき、織機制御装置
12は、図示しないよこ入れフィーラからよこ止まり信号
を受け、よこ入れミスのよこ糸すなわち不良糸8をよこ
入れ側で切断しないまま、次のよこ入れサイクルで自動
的に停止し、次に逆転することによって、その不良糸8
を口出し状態とする。そして、この不良糸8は、不良糸
除去装置2の空気流や案内フックなどによって、回転体
3の部分に案内され、当該回転体3の回転によって巻き
取られ得る状態となる。
このような予備操作の後に、回転制御部6は、織機制
御装置12から巻き上げ指令を受けて、トルク制御部5を
起動させる。トルク制御部5は、予め設定された目標の
トルクに対応する電流を駆動源4のモータ41に流すこと
によって、モータ41を駆動し、回転体3を所定のトルク
の下に回転させる。もちろん、この目標のトルクは、不
良糸8について、糸切れの起きない範囲に設定されてい
る。これによって、不良糸8は、目標のトルクに対応す
る張力で糸切れなどを起こさないで、回転体3の外周に
巻き付けられ、織り前10から引き抜かれる。一方、不良
糸8の巻き取り量すなわち回転体3または駆動源4の回
転量は、回転検出器11のパルス数によって直接的に検出
され、回転制御部6の入力となる。回転制御部6は、織
り幅に対応する回転数を予め記憶しており、回転体3ま
たは駆動源4がその織り幅に対応する回転量だけ回転し
た時点で、トルク制御部5を停止させる。このようにし
て、不良糸除去装置2は、不良糸8を織り前10から抜き
取ることにより、織機を再起動可能な状態に設定する。
なお、不良糸8の抜き取りに必要な回転量は、モータ41
の標準的な回転速度にもとづいて、そのときの運転時間
をタイマーで間接的に規制することによっても設定でき
る。
一方、このような抜き取り過程で、監視部7は、回転
検出器11からの信号を入力し、回転体3の異常に高い、
または低い回転速度値や回転速度の変化を検出し、不良
糸8の案内不良や、不良糸8とたて糸との絡みなどによ
る抜き取り不能の状態を判別し、これらの異常時に、抜
き取りを中断して、織機制御装置12に自動運転停止指令
を発する。
このような抜き取り制御によると、トルク制御によっ
て、不良糸8の張力が目標張力以上に高くならないた
め、糸切れが発生せず、また回転体3の回転速度が必要
以上に低く設定されることもないため、不良糸8の抜き
取り時間が長期化しないことになる。しかも、このよう
な不良糸8の除去過程で、抜き取り状態が監視部7によ
って電気的に把握できるため、従来のような測長手段は
必要とされず、簡単な構成で抜き取り状態が正確に判別
できる。
実施例1(第2図および第3図) この実施例は、トルク制御部5、回転制御部6および
監視部7の代表的な構成を示している。
トルク制御部5は、トルク設定器51を内蔵している。
このトルク設定器51は、一定の電圧の電源端子52とアー
ス53との間に接続されており、設定端およびアース端の
部分でリレー54の接点55、56を介し加え合わせ点57、駆
動増幅器58に順次接続されている。なお、駆動増幅器58
の出力端側の電流検出器59は、フィードバック信号とし
て、加え合わせ点57に接続されている。
また、回転制御部6は、モータ41の回転量を直接的に
規制するために、ダウンカウンタ62を主要部として組み
立てられている。すなわちこのダウンカウンタ62は、入
力側で巻き上げ指令の入力端子63、織り幅設定器64およ
び回転検出器11に接続された分周器65に接続されてお
り、さらに出力側で前記リレー54に接続されている。
さらに、監視部7は、F/V変換器70、第1の比較器71
および第2の比較器72などによって組み立てられてい
る。すなわち、F/V変換器70は、入力側で回転検出器11
に接続され、出力側で第1の比較器71、第2の比較器72
を介しそれぞれ第1のアンドゲート81の一端、第3のア
ンドゲート83の一端に接続されている。なお、第1の比
較器71および第2の比較器72は、それぞれ上限スピード
の設定器73、下限スピードの設定器74に接続されてい
る。一方、入力端子63は、第1のタイマ76、ワンショッ
ト回路77を経て、第1のアンドゲート81の他端に接続さ
れており、さらに分岐し、第2のタイマ78、ノット回路
79を経て、ダウンカウンタ62の出力とともに第2のアン
ドゲート82を介し、第3のアンドゲート83の他方の入力
端に接続されている。これらの第1のアンドゲート81お
よび第3のアンドゲート83は、糸つかみ不良またはたて
糸絡みなどと対応する自動運転停止指令の信号を発生
し、織機制御装置12に送り込む。
第3図は、上記実施例の動作を示している。回転制御
部6のダウンカウンタ62に巻き上げ指令が与えられる
と、織り幅設定器64に予め設定された数値がダウンカウ
ンタ62にセットされる。これによって、ダウンカウンタ
62はリレー54を励磁し、常閉型の接点56をオフにし、こ
れに代わって常開型の接点55をオンの状態に設定する。
このとき、トルク設定器51によって、目標のトルクに対
応する電流が駆動増幅器58に与えられるため、駆動増幅
器58は、目標のトルクでトルク制御可能なモータ41をフ
ィードバック制御のもとに駆動していく。これによっ
て、不良糸8は、目標のトルクに対応する張力で織り前
10から引き抜かれていく。一方、このモータ41の回転量
は、回転検出器11によってパルス数に変換され、分周器
65により所定の分周比で分周され、ダウンカウンタ62の
ダウン入力となる。モータ41が不良糸8の抜き取りに必
要な織り幅相当分だけ回転すると、ダウンカウンタ62の
カウント値が「0」となるため、カウンタ62は、リレー
54を非励磁の状態とし、接点55をオフとし、接点56を復
帰させることによって、ゼロ電圧を駆動増幅器58の入力
として、モータ41をただちに停止させる。
このような正常な抜き取り過程によると、F/V変換器7
0のF/V出力(電圧)は、第3図の実線で示すように変化
している。なお、ここで前半の低い実線のレベルは、た
て糸に挟持された状態の不良糸8を織り前10から引き抜
いている期間と対応しており、また後半の高い実線のレ
ベルは、不良糸8がたて糸の挟持から解放され、無負荷
に近い状態で軽い力で巻き取られている期間と対応して
いる。
ところで、このような巻き取りの準備段階で、もし、
不良糸8が回転体3の部分に正確に案内されず、いわゆ
る糸つかみ不良の状態になると、F/V変換器70のF/V出力
は、第3図で破線で示すように巻き取りの初期に異常に
高くなる。このとき、モータ41は、正常な動作時よりも
高速で回転し、抜き取りに必要な回転量を短い時間に終
了させる。この間に、監視部7の第1のタイマ76は、巻
き上げ指令の信号を受けた時点で、予め設定された時間
の間“H"レベルの第1タイマ出力を発生し、その立ち下
がりと同期して、ワンショット回路77を駆動して、“H"
レベルのワンショット出力を発生させる。一方、第1の
比較器71は、上限のスピードに対応する信号レベルとF/
V出力とを比較し、F/V出力が上限スピードの信号レベル
よりも大きいときに、“H"レベルの第1比較出力を発生
する。この結果、第1のアンドゲート81は、ワンショッ
ト回路77の“H"レベルのワンショット出力と第1の比較
器71の第1比較出力とのアンド条件をとって、それらの
“H"レベルの期間に渡って、糸つかみ不良を原因とする
第1アンド出力を発生し、これを警報出力または自動運
転停止指令の信号として織機制御装置12に送り込む。
なお、上述の第1のタイマ76の設定時間は、正常な抜
き取り時において不良糸8がたて糸に挟持された状態に
ある時間、すなわち第3図において時間T1よりも小さく
設定されるものである。本実施例では、糸つかみ不良を
検出する目的から、この設定時間を、巻き取り開始後、
比較的短い時間に設定しているが、上記範囲内でさらに
長く設定すれば、巻き取り中での糸切れ状態をも検出で
きるものである。
また、ワンショット回路77を省略し、第1のタイマ出
力と第1の比較出力とをそれぞれ直接第1アンドゲート
に入力することによっても、同様にして不良状態を検出
できる。
また、不良糸8の抜き取り途中で、当該不良糸8がた
て糸に絡み合って、回転体3による所定のトルクで織り
口から引き抜けなくなると、モータ41は、目標のトルク
で回転できず、第3図の一点鎖線で示すようにやがて停
止する。そこで、第2の比較器72は、F/V出力と下限ス
ピードの信号とを比較し、F/V出力が下限スピードの信
号よりも小さくなったとき、“H"レベルの第2比較出力
を発生し、第3のアンドゲート83の一方の入力端に送り
込む。また、第2のタイマ78は、巻き上げ指令を受けた
時点で、過渡的回転時を不感帯とするために所定のパル
ス幅で“H"レベルの第2タイマ出力を発生し、これをノ
ット回路79で反転してノット出力として第2のアンドゲ
ート82に送り込んでいる。したがって、第2のタイマ78
の第2タイマ出力が“L"レベルに立ち下がった後、不良
糸8の巻き取り中であることを示すダウンカウンタ62か
ら“H"レベルの信号が入力されている間に、第2比較出
力が“H"レベルに立ち上がると、第3のアンドゲート83
は、たて糸絡みを原因とする第3アンド出力を発生し、
これを警報出力または自動運転停止指令として織機制御
装置12に送り込む。
このように、監視部7は、回転体3による不良糸8の
抜き取り過程、すなわちモータ41のトルク制御および回
転量制御の過程で、回転体3または駆動源4の回転速度
の変動や回転速度の時間上の変化から巻き上げ状態すな
わち正常な巻き上げ、糸つかみ不良や糸切れあるいはた
て糸絡みと対応する不良の巻き上げ状態を判別し、巻き
上げ不良のときに、自動運転停止指令によって、織機の
自動的な起動を禁止し、再起動によるトラブルを未然に
防止する。
なお、駆動源4の回転量は、既に明らかな通り、その
運転時間によって間接的に規制できる。そのようにする
時、ダウンカウンタ62がタイマーによりオープン制御系
として構成され、分周器65が省略される。
実施例2(第4図) この実施例は、トルク制御可能な駆動源4をモータ41
としないで、トルク制御可能な電磁クラッチ43によって
構成する例である。すなわち、この電磁クラッチ43は、
トルク制御部5の制御対象となっており、モータ41と回
転体3との間に介在している。この実施例の場合、モー
タ41は、トルク制御の対象とならないため、駆動増幅器
50に直接接続されている。動作時に、この電磁クラッチ
43がモータ41の回転を目標のトルクに変換した後、回転
体3に伝達する。
実施例3(第5図) 実施例1のものは、回転スピードを監視することによ
って、巻き上げ状態を判別しているが、この第5図の実
施例は、回転体3の回転量を監視することにより、巻き
上げ状態を判別する例である。これに対応し、第1の比
較器71および第2の比較器72は、それぞれ上限回転量の
設定器84、下限回転量の設定器85に接続されている。そ
して、これらの比較器71、72は、それぞれ設定された回
転量の大小比較に基づいて、出力信号レベルを変化させ
るため、第1のアンドゲート81、第3のアンドゲート83
は、タイマ76、88およびワンショット回路77、89により
実施例1と同様にして指定された時期に、糸つかみ不
良、糸切れ、またはたて糸絡みと対応して、自動運転停
止指令を発生する。なお、これらの比較器71、72の入力
端は、回転体3の実際の回転量を検出するために、カウ
ンタ86、分周器87を介し、前記回転検出器11に接続され
ている。
発明の効果 本発明では、次の特有の効果が得られる。
不良糸除去装置の回転体が目標のトルクのもとに駆動
源によって回転し、不良糸の抜き取り過程で、不良糸の
張力が糸切れのない張力値に抑えられるため、不良糸の
抜き取り過程で、糸切れの発生がなくなる。
また、不良糸の抜き取り過程で、回転体がトルク制御
され、不良糸の張力の変動などに対応して、駆動源の回
転速度が決められるので、結果的に不良糸の抜き取り時
間が短縮される。
しかもトルク制御によって、駆動源の回転速度が必要
以上に低く設定されることもないため、例えば、実際の
巻き取りトルクが目標に対して小さいときには、これに
合わせて回転体の回転速度が上昇するため、不良糸の抜
き取り時間が長期化せず、短縮される。
さらに、不良糸の抜き取り過程で、回転体の回転速度
の変動や回転速度の時間的な変化によって、巻き取り状
態の良否、特に糸つかみ不良やたて糸絡みなどの不良の
状態が判別できるため、その後の対応が迅速に行える。
また、これらの抜き取り不良時に、織機の再起動が禁止
されるため、不完全な抜き取りのままでの織機の再起動
が未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の不良糸の抜き取り制御装置のブロック
線図、第2図は実施例1に対応する抜き取り制御装置の
回路図、第3図は実施例1のもののタイムチャート図、
第4図は実施例2によるトルク制御部の回路図、第5図
は実施例3による監視部のブロック線図である。 1……不良糸の抜き取り制御装置、2……不良糸除去装
置、3……回転体、4……駆動源、5……トルク制御
部、6……回転制御部、7……監視部、8……不良糸、
10……織り前、11……回転検出器、12……織機制御装
置、41……モータ、43……電磁クラッチ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】よこ入れミスの不良糸を巻き取り用回転体
    の回転運動により織り前から抜き取る不良糸除去装置に
    おいて、上記回転体を回転させる駆動源と、この駆動源
    を糸切れのない張力値に対応する目標のトルクで駆動す
    るトルク制御部と、巻き上げ指令により上記トルク制御
    部を起動させ、上記駆動源を不良糸の巻き取り完了後に
    停止させる回転制御部とからなることを特徴とする不良
    糸の抜き取り制御装置。
  2. 【請求項2】よこ入れミスの不良糸を巻き取り用回転体
    の回転運動により織り前から抜き取る不良糸除去装置に
    おいて、上記回転体を回転させる駆動源と、この駆動源
    を糸切れのない張力値に対応する目標のトルクで駆動す
    るトルク制御部と、巻き上げ指令により上記トルク制御
    部を起動させ、上記駆動源を不良糸の巻き取り完了後に
    停止させる回転制御部と、上記回転体の回転速度の変化
    から不良糸の巻き上げ状態を判別する監視部とからなる
    ことを特徴とする不良糸の巻き取り制御装置。
  3. 【請求項3】上記監視部は、上記駆動源の回転速度と予
    め設定された上限のスピードとを比較する第1の比較
    器、および上記駆動源の回転速度と予め設定された下限
    のスピードとを比較する第2の比較器を含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の不良糸の抜き取り制
    御装置。
  4. 【請求項4】上記監視部は、上記駆動源の回転量と予め
    設定された上限の回転量とを比較する第1の比較器、お
    よび上記駆動源の回転量と予め設定された下限の回転量
    とを比較する第2の比較器を含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載の不良糸の抜き取り制御装置。
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