JP2806723B2 - ボンディング検査可能なワイヤボンダー - Google Patents
ボンディング検査可能なワイヤボンダーInfo
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- H01L24/78—Apparatus for connecting with wire connectors
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、夫々ICチップすなわ
ち半導体部品が装着された多数のリードフレームを受け
入れて該ICチップと該リードフレーム上に設けられた
リードとをボンディングするワイヤボンダー(以下、ボ
ンダーとも称する)に関する。
ち半導体部品が装着された多数のリードフレームを受け
入れて該ICチップと該リードフレーム上に設けられた
リードとをボンディングするワイヤボンダー(以下、ボ
ンダーとも称する)に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるボンダーとして、複数枚のリード
フレームを収容したフレーム収容手段としてのいわゆる
マガジンを単位として扱うものが知られており、その一
例としてのワイヤボンダーの概略を図20に示す。
フレームを収容したフレーム収容手段としてのいわゆる
マガジンを単位として扱うものが知られており、その一
例としてのワイヤボンダーの概略を図20に示す。
【0003】図示のように、当該ワイヤボンダーは、予
め複数のICチップ201が装着されたリードフレーム
202を複数枚収容したマガジン203が装填されて該
マガジン203から該リードフレーム202を順次取り
出してボンディングステージ205上に送り出すローダ
206と、ボンディングステージ205上に載置された
リードフレーム上のICチップ201と該リードフレー
ムに形成されたリードとを金属細線(ワイヤ)を用いて
ボンディング接続するボンディング手段208と、空の
マガジン203が装填されて、ボンディング手段208
によりボンディングがなされたリードフレーム202を
該マガジン203に収納させるアンローダ209とを備
えている。
め複数のICチップ201が装着されたリードフレーム
202を複数枚収容したマガジン203が装填されて該
マガジン203から該リードフレーム202を順次取り
出してボンディングステージ205上に送り出すローダ
206と、ボンディングステージ205上に載置された
リードフレーム上のICチップ201と該リードフレー
ムに形成されたリードとを金属細線(ワイヤ)を用いて
ボンディング接続するボンディング手段208と、空の
マガジン203が装填されて、ボンディング手段208
によりボンディングがなされたリードフレーム202を
該マガジン203に収納させるアンローダ209とを備
えている。
【0004】なお、ローダ206及びアンローダ209
は、その装填されたマガジン203を各リードフレーム
202の配列ピッチずつ下降(本例では下降であるが逆
に上昇させる構成のものもある)させて位置決めする位
置決め手段を具備しており、1枚のリードフレームにつ
いてボンディングを完了する度にこの下降動作を行い、
次のリードフレームをボンディングに供することを行
う。
は、その装填されたマガジン203を各リードフレーム
202の配列ピッチずつ下降(本例では下降であるが逆
に上昇させる構成のものもある)させて位置決めする位
置決め手段を具備しており、1枚のリードフレームにつ
いてボンディングを完了する度にこの下降動作を行い、
次のリードフレームをボンディングに供することを行
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、上記したボンダ
ーによってボンディングを終了したリードフレームにつ
いて、ワイヤのループ形状などそのボンディング状態の
良否等を検査する場合、ボンディング終了後のリードフ
レームが収納されたアンローダ209側のマガジン20
3を作業者が取り外して検査エリアに運び、該マガジン
から各リードフレームを逐一引き出して行っている。し
かしながら、このようにボンディング作業とは全く別工
程にて検査を行うことは、半導体製品を製造するための
作業全工程の遅れを招来すると共に、作業者に煩わしさ
を与えるものである。
ーによってボンディングを終了したリードフレームにつ
いて、ワイヤのループ形状などそのボンディング状態の
良否等を検査する場合、ボンディング終了後のリードフ
レームが収納されたアンローダ209側のマガジン20
3を作業者が取り外して検査エリアに運び、該マガジン
から各リードフレームを逐一引き出して行っている。し
かしながら、このようにボンディング作業とは全く別工
程にて検査を行うことは、半導体製品を製造するための
作業全工程の遅れを招来すると共に、作業者に煩わしさ
を与えるものである。
【0006】本発明は上記した点に鑑みてなされたもの
であって、ボンディング工程において、検査も併せて、
しかも容易に行うことを可能としたワイヤボンダーを提
供することを目的としている。
であって、ボンディング工程において、検査も併せて、
しかも容易に行うことを可能としたワイヤボンダーを提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも、
2次元的に移動自在な移動テーブル及び該移動テーブル
を駆動する駆動手段から成るXY駆動機構と、前記移動
テーブル上に搭載されたボンディング手段と、複数の半
導体部品が装着されてなるフレームを載置するステージ
と、前記ステージの上方に配置されてなり前記半導体部
品を含む前記フレームのボンディング対象部位を撮像す
るためのカメラと、前記フレームを内部に複数枚配列収
容したマガジンを保持して位置決めする位置決め手段を
有するローダ・アンローダと、前記ローダ・アンローダ
のマガジン内に配列収容された複数枚のフレームを1枚
ずつ順次取り出して前記ステージ上に送り出して位置決
めして前記ボンディング手段によりワイヤボンディング
を行い、このワイヤボンディングされたフレームを前記
ローダ・アンローダのマガジン内に再び収納させるフレ
ーム取出収納手段とを有するワイヤボンダーであって、
前記フレーム取出収納手段は、前記ローダ・アンローダ
の前記マガジン内に収納されたボンディング後のフレー
ムを再び取り出して前記ステージ上に送り出して前記カ
メラにより該フレームのボンディング対象部位を撮像し
てボンディング状態を検査して前記マガジン内に収納す
るものである。また、本発明は、前記フレームを所定ピ
ッチずつ前記フレーム取出収納手段から送り出しつつ検
査を行うものである。また、本発明の前記フレーム取出
収納手段は、前記フレームの任意の部位を検査するため
前記フレームを前記任意の部位まで所定ピッチずつ送り
出すものである。また、本発明は、ボンディング時に前
記フレームを前記ステージに押圧固定するための押圧手
段について、前記検査を行うため前記フレームを移送す
るときはその押圧状態を解除するものである。
2次元的に移動自在な移動テーブル及び該移動テーブル
を駆動する駆動手段から成るXY駆動機構と、前記移動
テーブル上に搭載されたボンディング手段と、複数の半
導体部品が装着されてなるフレームを載置するステージ
と、前記ステージの上方に配置されてなり前記半導体部
品を含む前記フレームのボンディング対象部位を撮像す
るためのカメラと、前記フレームを内部に複数枚配列収
容したマガジンを保持して位置決めする位置決め手段を
有するローダ・アンローダと、前記ローダ・アンローダ
のマガジン内に配列収容された複数枚のフレームを1枚
ずつ順次取り出して前記ステージ上に送り出して位置決
めして前記ボンディング手段によりワイヤボンディング
を行い、このワイヤボンディングされたフレームを前記
ローダ・アンローダのマガジン内に再び収納させるフレ
ーム取出収納手段とを有するワイヤボンダーであって、
前記フレーム取出収納手段は、前記ローダ・アンローダ
の前記マガジン内に収納されたボンディング後のフレー
ムを再び取り出して前記ステージ上に送り出して前記カ
メラにより該フレームのボンディング対象部位を撮像し
てボンディング状態を検査して前記マガジン内に収納す
るものである。また、本発明は、前記フレームを所定ピ
ッチずつ前記フレーム取出収納手段から送り出しつつ検
査を行うものである。また、本発明の前記フレーム取出
収納手段は、前記フレームの任意の部位を検査するため
前記フレームを前記任意の部位まで所定ピッチずつ送り
出すものである。また、本発明は、ボンディング時に前
記フレームを前記ステージに押圧固定するための押圧手
段について、前記検査を行うため前記フレームを移送す
るときはその押圧状態を解除するものである。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係るワイヤボンダーについて
添付図面を参照しながら説明する。
添付図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は、本発明に係るワイヤボンダー全体
の斜視図であり、図2は当該ワイヤボンダーの各機構部
分を概念的に表わしている。当該ワイヤボンダー(以
下、ボンダーとも称する)は、前段の工程から搬送ライ
ンを通じて供給されるフレーム収容手段としてのマガジ
ンMを取り入れて、その取り入れたマガジンからリード
フレームL\Fを順次取り出してこれらにボンディング
を施した後、再び元のマガジンM内に収納し、該マガジ
ンを搬送ラインに戻す。
の斜視図であり、図2は当該ワイヤボンダーの各機構部
分を概念的に表わしている。当該ワイヤボンダー(以
下、ボンダーとも称する)は、前段の工程から搬送ライ
ンを通じて供給されるフレーム収容手段としてのマガジ
ンMを取り入れて、その取り入れたマガジンからリード
フレームL\Fを順次取り出してこれらにボンディング
を施した後、再び元のマガジンM内に収納し、該マガジ
ンを搬送ラインに戻す。
【0010】図2に示すように、当該ボンダーの架台3
1上であって後部には、2次元的に移動自在な移動テー
ブル32及び該移動テーブル32を駆動する駆動手段
(図示せず)から成るXY駆動機構34と、該移動テー
ブル32上に搭載されたボンディング手段としてのボン
ディングヘッド36と、ステージとしてのボンディング
ステージ38(このボンディングステージとは、リード
フレームL\Fの全長のうち、ボンディングを行おうと
するICチップ及びその前後の複数のICチップが装着
されている部分を担持するステージ部分を指称するもの
である)とが配置されている。
1上であって後部には、2次元的に移動自在な移動テー
ブル32及び該移動テーブル32を駆動する駆動手段
(図示せず)から成るXY駆動機構34と、該移動テー
ブル32上に搭載されたボンディング手段としてのボン
ディングヘッド36と、ステージとしてのボンディング
ステージ38(このボンディングステージとは、リード
フレームL\Fの全長のうち、ボンディングを行おうと
するICチップ及びその前後の複数のICチップが装着
されている部分を担持するステージ部分を指称するもの
である)とが配置されている。
【0011】よく知られていること故に詳述はしない
が、ボンディングヘッド36は、先端にキャピラリ(図
示せず)が装着されてボンディングステージ38の直上
に揺動自在に配置されたボンディングアーム39と、該
ボンディングアーム39をボンディングステージ38上
のリードフレームL\Fに対して接離せしめる接離手段
(図示せず)と、該リードフレームL\F上のICチッ
プを含むボンディング対象部位を撮像するためのカメラ
及び照明灯(図示せず)などとから成る。
が、ボンディングヘッド36は、先端にキャピラリ(図
示せず)が装着されてボンディングステージ38の直上
に揺動自在に配置されたボンディングアーム39と、該
ボンディングアーム39をボンディングステージ38上
のリードフレームL\Fに対して接離せしめる接離手段
(図示せず)と、該リードフレームL\F上のICチッ
プを含むボンディング対象部位を撮像するためのカメラ
及び照明灯(図示せず)などとから成る。
【0012】ボンディングステージ38の側方には、位
置決め手段42を含むローダ・アンローダ(全体として
は図示していない)が設けられている。このローダ・ア
ンローダは、マガジンMを担持して該マガジンM内に配
列収容されたリードフレームL\Fを順次取り出してボ
ンディングステージ38上に送り出すと共に、ボンディ
ングステージ38上にてボンディングされたリードフレ
ームL\Fを再び該マガジンM内に収納するものであ
り、下記のように構成されている。
置決め手段42を含むローダ・アンローダ(全体として
は図示していない)が設けられている。このローダ・ア
ンローダは、マガジンMを担持して該マガジンM内に配
列収容されたリードフレームL\Fを順次取り出してボ
ンディングステージ38上に送り出すと共に、ボンディ
ングステージ38上にてボンディングされたリードフレ
ームL\Fを再び該マガジンM内に収納するものであ
り、下記のように構成されている。
【0013】図示のように、該ローダ・アンローダが具
備する上記位置決め手段42は、断面形状が略L字状を
呈するように形成されて1つのマガジンMを担持し得る
昇降部材44と、該昇降部材44を上下方向(矢印Z方
向及びその反対方向)において案内する案内手段(図示
せず)とを有している。なお、マガジンMはこの昇降部
材44に対して着脱自在であり、該昇降部材44に装備
されたロック部材45によって該昇降部材44に対して
固定される。
備する上記位置決め手段42は、断面形状が略L字状を
呈するように形成されて1つのマガジンMを担持し得る
昇降部材44と、該昇降部材44を上下方向(矢印Z方
向及びその反対方向)において案内する案内手段(図示
せず)とを有している。なお、マガジンMはこの昇降部
材44に対して着脱自在であり、該昇降部材44に装備
されたロック部材45によって該昇降部材44に対して
固定される。
【0014】昇降部材44の後方には、該昇降部材44
が移動すべき上下方向において延在すべく、長尺のボー
ルねじ等の送りねじ47が回転自在に設けられている。
が移動すべき上下方向において延在すべく、長尺のボー
ルねじ等の送りねじ47が回転自在に設けられている。
【0015】送りねじ47の上端部にはベルト車48が
嵌着されている。そして、該ベルト車48の近くにパル
スモータ(図示せず)が配置され、該パルスモータの出
力軸に嵌着されたベルト車49と該ベルト車48とに、
ベルト51が掛け回されている。
嵌着されている。そして、該ベルト車48の近くにパル
スモータ(図示せず)が配置され、該パルスモータの出
力軸に嵌着されたベルト車49と該ベルト車48とに、
ベルト51が掛け回されている。
【0016】一方、昇降部材44の背面部にはナット
(図示せず)が内蔵されており、該ナットが送りねじ4
7に螺合している。
(図示せず)が内蔵されており、該ナットが送りねじ4
7に螺合している。
【0017】位置決め手段42は上記のように構成され
ている。この位置決め手段42は、上記パルスモータの
作動制御がなされることにより、その具備した昇降部材
44により担持したマガジンMを該マガジンMのリード
フレーム配列方向において適宜移動させて位置決めす
る。
ている。この位置決め手段42は、上記パルスモータの
作動制御がなされることにより、その具備した昇降部材
44により担持したマガジンMを該マガジンMのリード
フレーム配列方向において適宜移動させて位置決めす
る。
【0018】また、上記ローダ・アンローダは、上記の
位置決め手段42の他、該位置決め手段42によって位
置決めされたマガジンMからリードフレームL\Fを1
枚ずつ順次取り出してボンディングステージ38上に送
り出すと共に、ボンディングステージ38上にてボンデ
ィングがなされたリードフレームL\Fを再び元のマガ
ジンM内に収納させるフレーム取出収納手段(後述)を
有している。
位置決め手段42の他、該位置決め手段42によって位
置決めされたマガジンMからリードフレームL\Fを1
枚ずつ順次取り出してボンディングステージ38上に送
り出すと共に、ボンディングステージ38上にてボンデ
ィングがなされたリードフレームL\Fを再び元のマガ
ジンM内に収納させるフレーム取出収納手段(後述)を
有している。
【0019】次に、前述した位置決め手段42によって
位置決めされるマガジンMからリードフレームL\Fを
1枚ずつ順次取り出してボンディングステージ38上に
送り出すと共に、ボンディングステージ38上にてボン
ディングがなされたリードフレームL\Fを再び元のマ
ガジンM内に収納させるフレーム取出収納手段について
説明する。
位置決めされるマガジンMからリードフレームL\Fを
1枚ずつ順次取り出してボンディングステージ38上に
送り出すと共に、ボンディングステージ38上にてボン
ディングがなされたリードフレームL\Fを再び元のマ
ガジンM内に収納させるフレーム取出収納手段について
説明する。
【0020】図3及び図4に示すように、上記位置決め
手段42が具備する昇降部材44の側方には、該昇降部
材44上に装填されているマガジンM内のリードフレー
ムL\Fを、該位置決め手段42の作動に伴って1枚ず
つ突出させるプッシュ機構121が配設されている。こ
のプッシュ機構121は、モータ122と、該モータ1
22の出力軸に嵌着されたプーリ122aと、該プーリ
122aから離間して配置された他のプーリ123と、
該両プーリ122a、123に掛け回されたベルト12
4と、該ベルト124に結合されたフレーム125と、
該フレーム125に固設されてその先端にてリードフレ
ームL\Fに係合してこれをマガジンM外に押し出すプ
ッシャ126とから成る。すなわち、モータ122が正
及び逆回転を行うことによってベルト124を介してプ
ッシャ126が往復動を行い、プッシャ126の往動時
にリードフレームL\FをマガジンM外に押し出す。
手段42が具備する昇降部材44の側方には、該昇降部
材44上に装填されているマガジンM内のリードフレー
ムL\Fを、該位置決め手段42の作動に伴って1枚ず
つ突出させるプッシュ機構121が配設されている。こ
のプッシュ機構121は、モータ122と、該モータ1
22の出力軸に嵌着されたプーリ122aと、該プーリ
122aから離間して配置された他のプーリ123と、
該両プーリ122a、123に掛け回されたベルト12
4と、該ベルト124に結合されたフレーム125と、
該フレーム125に固設されてその先端にてリードフレ
ームL\Fに係合してこれをマガジンM外に押し出すプ
ッシャ126とから成る。すなわち、モータ122が正
及び逆回転を行うことによってベルト124を介してプ
ッシャ126が往復動を行い、プッシャ126の往動時
にリードフレームL\FをマガジンM外に押し出す。
【0021】一方、図3及び図5に示すように、ボンデ
ィングステージ38を両側から挾むように、一対のガイ
ドレール128及び129が平行に設けられている。こ
れらガイドレール128、129は、上記マガジンM外
に突出せられた後に搬送されてボンディングステージ3
8上に持ち来されるリードフレームL\Fの蛇行を防止
して高精度な搬送を行うための搬送路を画定するもので
ある。
ィングステージ38を両側から挾むように、一対のガイ
ドレール128及び129が平行に設けられている。こ
れらガイドレール128、129は、上記マガジンM外
に突出せられた後に搬送されてボンディングステージ3
8上に持ち来されるリードフレームL\Fの蛇行を防止
して高精度な搬送を行うための搬送路を画定するもので
ある。
【0022】一方のガイドレール128に沿って、夫々
フレーム搬送用のローラ131a、132aを具備する
2つの基板搬送装置131及び132が設けられてい
る。なお、これらの基板搬送装置131、132は互い
に同様に構成されているので、一方の基板搬送装置13
2について詳述する。なお、これら基板搬送装置13
1、132間のピッチP1 (図3参照)は、リードフレ
ームL\Fの長さよりも小さく設定されている。これ
は、両基板搬送装置131、132間においてリードフ
レームL\Fの受け渡しを行うためである。
フレーム搬送用のローラ131a、132aを具備する
2つの基板搬送装置131及び132が設けられてい
る。なお、これらの基板搬送装置131、132は互い
に同様に構成されているので、一方の基板搬送装置13
2について詳述する。なお、これら基板搬送装置13
1、132間のピッチP1 (図3参照)は、リードフレ
ームL\Fの長さよりも小さく設定されている。これ
は、両基板搬送装置131、132間においてリードフ
レームL\Fの受け渡しを行うためである。
【0023】図5に示すように、基板搬送装置132
は、上下動自在にして上記ローラ132aを回転自在に
支持したスライダ134と、該スライダ134に取り付
けられてローラ132aを回転駆動するパルスモータ1
35と、スライダ134を押し上げるエアシリンダ13
6と、該スライダ134を下方に向けて付勢するコイル
スプリング(図示せず)とを有している。図示のよう
に、エアシリンダ136のロッド136aが引き込まれ
ている間はローラ132aは該コイルスプリングによる
付勢力を以てリードフレームL\Fに当接してこれを移
送する状態となり、該ロッド136aが突出動作を行え
ばリードフレームL\Fから離間する。なお、上記エア
シリンダに代えて、ソレノイドプランジャを用いてもよ
い。
は、上下動自在にして上記ローラ132aを回転自在に
支持したスライダ134と、該スライダ134に取り付
けられてローラ132aを回転駆動するパルスモータ1
35と、スライダ134を押し上げるエアシリンダ13
6と、該スライダ134を下方に向けて付勢するコイル
スプリング(図示せず)とを有している。図示のよう
に、エアシリンダ136のロッド136aが引き込まれ
ている間はローラ132aは該コイルスプリングによる
付勢力を以てリードフレームL\Fに当接してこれを移
送する状態となり、該ロッド136aが突出動作を行え
ばリードフレームL\Fから離間する。なお、上記エア
シリンダに代えて、ソレノイドプランジャを用いてもよ
い。
【0024】他方のガイドレール129側には、他の基
板搬送装置138が設けられている。この基板搬送装置
138は、リードフレームL\Fを搬送すべき方向(図
5における紙面に垂直な方向)において往復動自在に設
けられたスライダ140上に取り付けられた基体部14
1(図3には示していない)と、該基体部141上に設
けられた一対の把持機構142及び143とを有してい
る。なお、上記スライダ140にはナット(図示せず)
が内蔵されており、このナットに螺合する長尺の送りね
じ145が設けられている。該送りねじ145は図示し
ないパルスモータによって回転駆動され、これにより上
記基体部141がスライダ140と共に往復動作を行
う。
板搬送装置138が設けられている。この基板搬送装置
138は、リードフレームL\Fを搬送すべき方向(図
5における紙面に垂直な方向)において往復動自在に設
けられたスライダ140上に取り付けられた基体部14
1(図3には示していない)と、該基体部141上に設
けられた一対の把持機構142及び143とを有してい
る。なお、上記スライダ140にはナット(図示せず)
が内蔵されており、このナットに螺合する長尺の送りね
じ145が設けられている。該送りねじ145は図示し
ないパルスモータによって回転駆動され、これにより上
記基体部141がスライダ140と共に往復動作を行
う。
【0025】上記した両把持機構142及び143は互
いに同様に構成されている故、一方の把持機構143に
ついて詳述する。なお、これら把持機構142、143
間のピッチP2 (図3参照)は、リードフレームL\F
の長さよりも小さく設定されている。これも、上述の基
板搬送装置131、132間におけると同様で、両把持
機構142、143間におけるリードフレームL\Fの
受け渡しを行うためである。
いに同様に構成されている故、一方の把持機構143に
ついて詳述する。なお、これら把持機構142、143
間のピッチP2 (図3参照)は、リードフレームL\F
の長さよりも小さく設定されている。これも、上述の基
板搬送装置131、132間におけると同様で、両把持
機構142、143間におけるリードフレームL\Fの
受け渡しを行うためである。
【0026】図5に示す把持機構143は、夫々基体部
141に対して互いに直線的かつ平行に上下動自在に取
り付けられた一対の把持部材148、149を有してい
る。そして、該両把持部材148、149の先端には、
各々例えば矩形板状に形成されて基板としてのリードフ
レームL\Fの側端部を把持する爪部148a及び14
9aが固設されている。
141に対して互いに直線的かつ平行に上下動自在に取
り付けられた一対の把持部材148、149を有してい
る。そして、該両把持部材148、149の先端には、
各々例えば矩形板状に形成されて基板としてのリードフ
レームL\Fの側端部を把持する爪部148a及び14
9aが固設されている。
【0027】ここで、両把持部材148及び149を開
閉させる開閉手段は下記のように構成されている。
閉させる開閉手段は下記のように構成されている。
【0028】この開閉手段は、図6に示す把持部材連動
機構152を備えている。該把持部材連動機構152
は、一対設けられた上記の把持部材148、149を互
いに連動させるものであり、両把持部材148、149
に各々取り付けられたローラ153a、153bと、略
T字状に形成されてその中央部分にてピン154aを介
して基体部141に揺動自在に取り付けられ、両端部下
面側にて該各ローラ153a、153bに摺接したてこ
部材154とから成る。このように、両把持部材14
8、149を連動させる把持部材連動機構152を設け
たことにより、一方の把持部材149にのみ駆動力を与
えれば両方の把持部材148、149が作動し、駆動力
を付与するための後述のカム部材についても1つのみ設
ければよい。
機構152を備えている。該把持部材連動機構152
は、一対設けられた上記の把持部材148、149を互
いに連動させるものであり、両把持部材148、149
に各々取り付けられたローラ153a、153bと、略
T字状に形成されてその中央部分にてピン154aを介
して基体部141に揺動自在に取り付けられ、両端部下
面側にて該各ローラ153a、153bに摺接したてこ
部材154とから成る。このように、両把持部材14
8、149を連動させる把持部材連動機構152を設け
たことにより、一方の把持部材149にのみ駆動力を与
えれば両方の把持部材148、149が作動し、駆動力
を付与するための後述のカム部材についても1つのみ設
ければよい。
【0029】図6に示すように、上述した把持部材連動
機構152の下方にはスピンドル157が配置されてお
り、且つ、基体部141にベアリング158を介して回
転自在に取り付けられている。なお、スピンドル157
及びその周辺の部材に関しては図5にも示されいる。
機構152の下方にはスピンドル157が配置されてお
り、且つ、基体部141にベアリング158を介して回
転自在に取り付けられている。なお、スピンドル157
及びその周辺の部材に関しては図5にも示されいる。
【0030】このスピンドル157の一端部には、変位
部材として外周にカム面が形成された略円盤状のカム部
材160が嵌着されており、一方の把持部材149の下
端部に設けられたカムフォロワとしてのローラ161に
該カム面が摺接している。また、図6及び図7に示す、
スピンドル157の他端部は、カプラ162aを介して
パルスモータ162の出力軸に結合されている。なお、
上記変位部材としては、このようなカム部材160の他
に、種々の構成のものを採用可能である。
部材として外周にカム面が形成された略円盤状のカム部
材160が嵌着されており、一方の把持部材149の下
端部に設けられたカムフォロワとしてのローラ161に
該カム面が摺接している。また、図6及び図7に示す、
スピンドル157の他端部は、カプラ162aを介して
パルスモータ162の出力軸に結合されている。なお、
上記変位部材としては、このようなカム部材160の他
に、種々の構成のものを採用可能である。
【0031】すなわち、上記スピンドル157がパルス
モータ162により回転駆動されることによりカム部材
160が回転し、それによってローラ161を介して把
持部材149に駆動力が付与されて該把持部材149が
閉方向(上方向)に移動すなわち変位し、また、同時
に、図6に示す把持部材連動機構152を介して他方の
把持部材148に駆動力が伝えられて該把持部材148
も閉方向(下方向)に移動すなわち変位するように構成
されている。
モータ162により回転駆動されることによりカム部材
160が回転し、それによってローラ161を介して把
持部材149に駆動力が付与されて該把持部材149が
閉方向(上方向)に移動すなわち変位し、また、同時
に、図6に示す把持部材連動機構152を介して他方の
把持部材148に駆動力が伝えられて該把持部材148
も閉方向(下方向)に移動すなわち変位するように構成
されている。
【0032】なお、図7に示すように、両把持部材14
8、149にはピン148c、149cが植設されてお
り、該各把持部材に対して開方向へのバイアス力(図6
において矢印Pにて示している)を付与するコイルスプ
リング164及び165が該各ピン148c、149c
に連結されている。
8、149にはピン148c、149cが植設されてお
り、該各把持部材に対して開方向へのバイアス力(図6
において矢印Pにて示している)を付与するコイルスプ
リング164及び165が該各ピン148c、149c
に連結されている。
【0033】上記したパルスモータ162と、カプラ1
62aと、スピンドル157と、ベアリング158とに
よって、上記カム部材160に駆動力を付与する駆動力
付与手段が構成されている。また、該駆動力付与手段
と、カム部材160と、カムフォロワとしてのローラ1
61と、把持部材連動機構152とによって、先に述べ
た開閉手段が構成されている。
62aと、スピンドル157と、ベアリング158とに
よって、上記カム部材160に駆動力を付与する駆動力
付与手段が構成されている。また、該駆動力付与手段
と、カム部材160と、カムフォロワとしてのローラ1
61と、把持部材連動機構152とによって、先に述べ
た開閉手段が構成されている。
【0034】ところで、例えば図7に示すように、上述
した把持機構143と同様の構成を有するもう1つの把
持機構142が設けられているが、該把持機構142に
ついても上記カム部材160と同様のカム部材(図示せ
ず)を具備している。この図示しないカム部材は、上記
カム部材160と共に、後述するベルト167により上
記パルスモータ162の駆動力を伝達されて同期して回
転駆動されるようになされている。
した把持機構143と同様の構成を有するもう1つの把
持機構142が設けられているが、該把持機構142に
ついても上記カム部材160と同様のカム部材(図示せ
ず)を具備している。この図示しないカム部材は、上記
カム部材160と共に、後述するベルト167により上
記パルスモータ162の駆動力を伝達されて同期して回
転駆動されるようになされている。
【0035】両把持機構142及び143が具備するス
ピンドルには歯付ベルト車142a及び143aが夫々
嵌着され、該両歯付ベルト車にベルト167が掛け回さ
れている。これにより、把持機構143が備えたカム部
材160に同期して把持機構142が具備するカム部材
(図示せず)が回転駆動される。これら歯付ベルト車1
42a、143a及びベルト167を、カム部材連動機
構すなわち変位部材連動機構と総称する。すなわち、上
記パルスモータ162を含む駆動力付与手段はこのカム
部材連動機構に駆動力を付与することとなっており、こ
れにより、1つのパルスモータ162によって複数のカ
ム部材の駆動がなされる。なお、このカム部材連動機構
も、上述した開閉手段の一部として含まれる。
ピンドルには歯付ベルト車142a及び143aが夫々
嵌着され、該両歯付ベルト車にベルト167が掛け回さ
れている。これにより、把持機構143が備えたカム部
材160に同期して把持機構142が具備するカム部材
(図示せず)が回転駆動される。これら歯付ベルト車1
42a、143a及びベルト167を、カム部材連動機
構すなわち変位部材連動機構と総称する。すなわち、上
記パルスモータ162を含む駆動力付与手段はこのカム
部材連動機構に駆動力を付与することとなっており、こ
れにより、1つのパルスモータ162によって複数のカ
ム部材の駆動がなされる。なお、このカム部材連動機構
も、上述した開閉手段の一部として含まれる。
【0036】図8に、上述した両把持機構142及び1
43が夫々具備するカム部材のカム面の展開図を示す。
該各カム部材は、この図8に示した相互タイミングを以
て同期して回転駆動される。
43が夫々具備するカム部材のカム面の展開図を示す。
該各カム部材は、この図8に示した相互タイミングを以
て同期して回転駆動される。
【0037】ここで、図8から明らかなように、両把持
機構142、143が夫々具備するカム部材のカム面は
互いにほぼ同形状を有しているものの、互いに位相がず
れるように取り付けられている。よって、両把持機構1
42、143はその各々の作動の位相がずれる、これ
は、下記の理由による。
機構142、143が夫々具備するカム部材のカム面は
互いにほぼ同形状を有しているものの、互いに位相がず
れるように取り付けられている。よって、両把持機構1
42、143はその各々の作動の位相がずれる、これ
は、下記の理由による。
【0038】すなわち、両把持機構142、143が協
働して常に1枚のリードフレームL\Fの送給を行うの
であればこのように両者の作動の位相をずらす必要はな
い。つまり、両把持機構142及び143のいずれか一
方に1枚のリードフレームが移行してこの一方の把持機
構によって該リードフレームの送給が行われているとき
に、何等かの必要があって新たに2枚目のリードフレー
ムも送給する場合があり、この場合、両把持機構14
2、143の作動の位相が一致しているとこれら2枚の
リードフレームが一諸に並んで送給されることとなり、
両リードフレームに対してある程度の時間差を以て作業
を行うためには不適当である。上記のように両把持機構
142、143の作動の位相をずらすことによって、2
枚のリードフレームは時間差を以て送給されることとな
り、作業を円滑に行うことができる。
働して常に1枚のリードフレームL\Fの送給を行うの
であればこのように両者の作動の位相をずらす必要はな
い。つまり、両把持機構142及び143のいずれか一
方に1枚のリードフレームが移行してこの一方の把持機
構によって該リードフレームの送給が行われているとき
に、何等かの必要があって新たに2枚目のリードフレー
ムも送給する場合があり、この場合、両把持機構14
2、143の作動の位相が一致しているとこれら2枚の
リードフレームが一諸に並んで送給されることとなり、
両リードフレームに対してある程度の時間差を以て作業
を行うためには不適当である。上記のように両把持機構
142、143の作動の位相をずらすことによって、2
枚のリードフレームは時間差を以て送給されることとな
り、作業を円滑に行うことができる。
【0039】基板搬送装置138は以上のように構成さ
れている。
れている。
【0040】なお、図9に示すように、上記基板搬送装
置138の構成部材である基体部141の端部には、ボ
ンディングがなされたリードフレームL\Fを再び元の
マガジンM内に押し入れるためのプッシュ機構170が
設けられている。
置138の構成部材である基体部141の端部には、ボ
ンディングがなされたリードフレームL\Fを再び元の
マガジンM内に押し入れるためのプッシュ機構170が
設けられている。
【0041】図示のように、このプッシュ機構170
は、基体部141に中央部分にてピン171aを介して
揺動自在に取り付けられて一端部にリードフレームL\
Fを押すための押圧面171bが形成されたプッシャ1
71と、該押圧面171bがリードフレームL\Fから
離脱する方向に該プッシャ171を付勢するコイルスプ
リング172と、該コイルスプリング172の付勢力に
抗してプッシャ171を作動させて該押圧面171bを
リードフレームL\Fの端縁に対して係合可能とするエ
アシリンダ173とを有している。なお、プッシャ17
1は図3にも示している。
は、基体部141に中央部分にてピン171aを介して
揺動自在に取り付けられて一端部にリードフレームL\
Fを押すための押圧面171bが形成されたプッシャ1
71と、該押圧面171bがリードフレームL\Fから
離脱する方向に該プッシャ171を付勢するコイルスプ
リング172と、該コイルスプリング172の付勢力に
抗してプッシャ171を作動させて該押圧面171bを
リードフレームL\Fの端縁に対して係合可能とするエ
アシリンダ173とを有している。なお、プッシャ17
1は図3にも示している。
【0042】上記したプッシュ機構170と、前述のプ
ッシュ機構121(図3参照)と、各基板搬送装置13
1、132及び138(夫々図3を参照)とによって、
前述したフレーム取出収納手段が構成されている。
ッシュ機構121(図3参照)と、各基板搬送装置13
1、132及び138(夫々図3を参照)とによって、
前述したフレーム取出収納手段が構成されている。
【0043】次に、ボンディングステージ38上におけ
るボンディング時に、リードフレームL\Fを該ボンデ
ィングステージ38に押圧固定するための押圧手段につ
いて説明する。
るボンディング時に、リードフレームL\Fを該ボンデ
ィングステージ38に押圧固定するための押圧手段につ
いて説明する。
【0044】図3及び図4並びに図10に示すように、
この押圧手段は、リードフレームL\Fを押圧するフレ
ーム押え176を有している。なお、図3及び図9から
明らかなように、リードフレームL\F上には複数のI
Cチップ(半導体)178が該リードフレームの長手方
向において等ピッチにて並べて装着されており、フレー
ム押え176にはこれらのICチップ178を臨む開口
部176aが形成されている。そして、図10に示すよ
うに、フレーム押え176は、ガイド180aによって
上下方向に案内されるスライダ180bに取り付けられ
ている。
この押圧手段は、リードフレームL\Fを押圧するフレ
ーム押え176を有している。なお、図3及び図9から
明らかなように、リードフレームL\F上には複数のI
Cチップ(半導体)178が該リードフレームの長手方
向において等ピッチにて並べて装着されており、フレー
ム押え176にはこれらのICチップ178を臨む開口
部176aが形成されている。そして、図10に示すよ
うに、フレーム押え176は、ガイド180aによって
上下方向に案内されるスライダ180bに取り付けられ
ている。
【0045】一方、図10に示すように、ボンディング
ステージ38についても、ガイド181aによって上下
方向に案内されるスライダ181b上に取り付けられて
いる。なお、図5に示すように、ボンディングステージ
38には、ボンディング時にリードフレームL\Fを所
定温度に加熱するための加熱手段38aが内蔵されてい
る。
ステージ38についても、ガイド181aによって上下
方向に案内されるスライダ181b上に取り付けられて
いる。なお、図5に示すように、ボンディングステージ
38には、ボンディング時にリードフレームL\Fを所
定温度に加熱するための加熱手段38aが内蔵されてい
る。
【0046】図10に示すように、上記各スライダ18
0b及び181bにはカムフォロワとしてのローラ18
0c及び181cが取り付けられており、パルスモータ
182により同期して回転駆動される一対のカム部材1
83、184の外周に形成されたカム面にこれらのロー
ラ180c、181cが摺接している。
0b及び181bにはカムフォロワとしてのローラ18
0c及び181cが取り付けられており、パルスモータ
182により同期して回転駆動される一対のカム部材1
83、184の外周に形成されたカム面にこれらのロー
ラ180c、181cが摺接している。
【0047】また、図3に示すように、各種のセンサ1
86、187、188及び189がリードフレームL\
Fを案内するガイドレール129に沿って設けられてい
る。これらのセンサは、例えば発光素子及び受光素子を
備えたフォトセンサから成る。
86、187、188及び189がリードフレームL\
Fを案内するガイドレール129に沿って設けられてい
る。これらのセンサは、例えば発光素子及び受光素子を
備えたフォトセンサから成る。
【0048】昇降部材44上のマガジンMの近くに配置
されたセンサ186は、プッシュ機構121によってマ
ガジンM外に突出されたリードフレームL\Fの突出方
向端部が基板搬送装置131のローラ131aに達した
かどうかを検出するためのものである。また、ボンディ
ングステージ38の近傍に設けられた第2のセンサ18
7は、リードフレームL\Fの端縁がこの位置に到来し
たことを検知して信号を発するフレーム到来検知手段と
して作用する。また、第3のセンサ188は、該第2の
センサ187を経て搬送されるリードフレームL\Fの
位置をカウントするための検知手段として作用するもの
であり、第4のセンサ189については、リードフレー
ムL\Fの端縁の到来を検知して該リードフレームがガ
イドレール128、129外にはみ出すことを防止する
ために設けられている。
されたセンサ186は、プッシュ機構121によってマ
ガジンM外に突出されたリードフレームL\Fの突出方
向端部が基板搬送装置131のローラ131aに達した
かどうかを検出するためのものである。また、ボンディ
ングステージ38の近傍に設けられた第2のセンサ18
7は、リードフレームL\Fの端縁がこの位置に到来し
たことを検知して信号を発するフレーム到来検知手段と
して作用する。また、第3のセンサ188は、該第2の
センサ187を経て搬送されるリードフレームL\Fの
位置をカウントするための検知手段として作用するもの
であり、第4のセンサ189については、リードフレー
ムL\Fの端縁の到来を検知して該リードフレームがガ
イドレール128、129外にはみ出すことを防止する
ために設けられている。
【0049】次に、上記構成よりなるボンダーの動作に
ついて図11乃至図27をも参照しつつ説明する。
ついて図11乃至図27をも参照しつつ説明する。
【0050】まず、ボンダー全体としての動作を説明す
る。
る。
【0051】作業開始のための操作ボタン等が操作され
ると、前段のダイボンディング工程において各々ICチ
ップが装着された複数のリードフレームL\Fを収容し
たマガジンMが図2に示すように供給され、昇降部材4
4に受け渡され、且つ、ロック部材45によって該昇降
部材44に対して固定される。
ると、前段のダイボンディング工程において各々ICチ
ップが装着された複数のリードフレームL\Fを収容し
たマガジンMが図2に示すように供給され、昇降部材4
4に受け渡され、且つ、ロック部材45によって該昇降
部材44に対して固定される。
【0052】また、図11に示すように、マガジンMが
昇降部材44(図5等に図示)上に載置されると、これ
が昇降部材44上のセンサ(図示せず)によって検出さ
れ、検出信号が発せられる。すると、図3乃至図9に示
したフレーム取出収納手段(位置決め手段42と共にロ
ーダ・アンローダを構成する)が作動せられ、マガジン
M内に配列された複数枚のリードフレームL\Fのう
ち、最下段のリードフレームL\Fがボンディングステ
ージ38上に送り出される。このボンディングステージ
38上に取り出されたリードフレームL\Fは、上記フ
レーム取出収納手段によって、その装着されている各I
Cチップの配列ピッチずつ間欠送りされ、これに伴って
ボンディングステージ38上で所定温度に加熱される。
そして、同時にボンディングヘッド36及びXY駆動機
構34が作動し、該各ICチップ上のパッド(電極)と
リードフレームL\Fに形成されているリードとが導電
性の金属細線(ワイヤ:図示せず)によりボンディング
接続される。なお、上記フレーム取出収納手段の動作の
詳細については後述する。
昇降部材44(図5等に図示)上に載置されると、これ
が昇降部材44上のセンサ(図示せず)によって検出さ
れ、検出信号が発せられる。すると、図3乃至図9に示
したフレーム取出収納手段(位置決め手段42と共にロ
ーダ・アンローダを構成する)が作動せられ、マガジン
M内に配列された複数枚のリードフレームL\Fのう
ち、最下段のリードフレームL\Fがボンディングステ
ージ38上に送り出される。このボンディングステージ
38上に取り出されたリードフレームL\Fは、上記フ
レーム取出収納手段によって、その装着されている各I
Cチップの配列ピッチずつ間欠送りされ、これに伴って
ボンディングステージ38上で所定温度に加熱される。
そして、同時にボンディングヘッド36及びXY駆動機
構34が作動し、該各ICチップ上のパッド(電極)と
リードフレームL\Fに形成されているリードとが導電
性の金属細線(ワイヤ:図示せず)によりボンディング
接続される。なお、上記フレーム取出収納手段の動作の
詳細については後述する。
【0053】上記のようにしてリードフレームL\Fの
ボンディングが終了すると、そのリードフレームは上記
フレーム取出収納手段によって元のマガジンM内に収納
される。この後、位置決め手段42が作動してその具備
した昇降部材44が、マガジンMにおけるリードフレー
ムL\Fの配列ピッチの1ピッチ分だけ下降せられる。
これにより、既に収納されたリードフレームL\Fの1
つ上の段のリードフレームL\Fがボンディングステー
ジ38に対応して位置決めされる。そして、この2枚目
のリードフレームL\Fについて上記1枚目のリードフ
レームに対すると同様の動作が行われ、ボンディングが
なされ、マガジンM内に収納される。以後、マガジンM
内の全てのリードフレームL\Fに対して上記の一連の
動作が繰り返され、ボンディングが続けられる。
ボンディングが終了すると、そのリードフレームは上記
フレーム取出収納手段によって元のマガジンM内に収納
される。この後、位置決め手段42が作動してその具備
した昇降部材44が、マガジンMにおけるリードフレー
ムL\Fの配列ピッチの1ピッチ分だけ下降せられる。
これにより、既に収納されたリードフレームL\Fの1
つ上の段のリードフレームL\Fがボンディングステー
ジ38に対応して位置決めされる。そして、この2枚目
のリードフレームL\Fについて上記1枚目のリードフ
レームに対すると同様の動作が行われ、ボンディングが
なされ、マガジンM内に収納される。以後、マガジンM
内の全てのリードフレームL\Fに対して上記の一連の
動作が繰り返され、ボンディングが続けられる。
【0054】次に、図3乃至図9に示したフレーム取出
収納手段と、図10に示した押圧手段(一部は図3及び
図4にも示す)の動作、特にリードフレームL\Fをボ
ンディング位置に位置決めするための動作について説明
する。この場合、図12に示すように、図3にて示した
各センサ186〜189より発せられる検出信号は当該
ボンダーの作動制御を行う制御部(以下、CPUと称す
る)191に送られ、該CPU191はこれらの信号等
を受けて、前述のモータ122(図3に示したプッシュ
機構121が具備するモータ)、エアシリンダ192
(図3に示した基板搬送装置131が具備)、パルスモ
ータ193(該基板搬送装置131が具備)、エアシリ
ンダ136(図3などに示した基板搬送装置132が具
備)、パルスモータ135(該基板搬送装置132が具
備)、パルスモータ162(図3などに示した基板搬送
装置138が具備)、パルスモータ194(該基板搬送
装置138が具備し、図5に示した送りねじ145を回
転駆動する)、エアシリンダ173(図9に図示)及び
パルスモータ182(図10に図示)を後述のタイミン
グにて作動させる。なお、CPU191は、これらにつ
いて、ROM(Read Only Memory)1
96に予め入力されている作業手順情報を読み出してこ
れに基づき図13に示すフローチャートに沿って作動制
御を行う。
収納手段と、図10に示した押圧手段(一部は図3及び
図4にも示す)の動作、特にリードフレームL\Fをボ
ンディング位置に位置決めするための動作について説明
する。この場合、図12に示すように、図3にて示した
各センサ186〜189より発せられる検出信号は当該
ボンダーの作動制御を行う制御部(以下、CPUと称す
る)191に送られ、該CPU191はこれらの信号等
を受けて、前述のモータ122(図3に示したプッシュ
機構121が具備するモータ)、エアシリンダ192
(図3に示した基板搬送装置131が具備)、パルスモ
ータ193(該基板搬送装置131が具備)、エアシリ
ンダ136(図3などに示した基板搬送装置132が具
備)、パルスモータ135(該基板搬送装置132が具
備)、パルスモータ162(図3などに示した基板搬送
装置138が具備)、パルスモータ194(該基板搬送
装置138が具備し、図5に示した送りねじ145を回
転駆動する)、エアシリンダ173(図9に図示)及び
パルスモータ182(図10に図示)を後述のタイミン
グにて作動させる。なお、CPU191は、これらにつ
いて、ROM(Read Only Memory)1
96に予め入力されている作業手順情報を読み出してこ
れに基づき図13に示すフローチャートに沿って作動制
御を行う。
【0055】まず、CPU191は、図3に示したプッ
シュ機構121を作動させて、マガジンM内の最下段の
リードフレームL\Fを該マガジン外に突出させる(図
13においてステップS1として示している)。する
と、このリードフレームL\Fの突出がセンサ186に
よって検出される(ステップS2)。このとき、該リー
ドフレームL\Fの突出方向端部は図3に示す基板搬送
装置131のローラ131aの直下に達するが、該ロー
ラ131aは図5に示すロッド136aの作用により上
昇せられており、該リードフレームと干渉することはな
い。この後、該ローラ131aが下降せられてリードフ
レームL\Fに当接し、該ローラ131aが回転駆動さ
れることにより該リードフレームは図3における右方に
向けて搬送される。
シュ機構121を作動させて、マガジンM内の最下段の
リードフレームL\Fを該マガジン外に突出させる(図
13においてステップS1として示している)。する
と、このリードフレームL\Fの突出がセンサ186に
よって検出される(ステップS2)。このとき、該リー
ドフレームL\Fの突出方向端部は図3に示す基板搬送
装置131のローラ131aの直下に達するが、該ロー
ラ131aは図5に示すロッド136aの作用により上
昇せられており、該リードフレームと干渉することはな
い。この後、該ローラ131aが下降せられてリードフ
レームL\Fに当接し、該ローラ131aが回転駆動さ
れることにより該リードフレームは図3における右方に
向けて搬送される。
【0056】そして、該リードフレームL\Fの送り方
向端部が次の基板搬送装置132のローラ132aの直
下に達する。このとき、該ローラ132aは上昇せられ
ており、該リードフレームと干渉することはない。な
お、リードフレームL\Fの送り方向端部がこのローラ
132aの直下に達したことは、前の基板搬送装置13
1が具備する図示せぬエンコーダ若しくは、該ローラ1
32aの近傍に配置した図示しないセンサによってリー
ドフレームL\Fの到来を検出することができる。ま
た、上記のセンサ186からリードフレームL\Fが外
れて該センサがオフ状態になったことによってもこれを
検出することができる。
向端部が次の基板搬送装置132のローラ132aの直
下に達する。このとき、該ローラ132aは上昇せられ
ており、該リードフレームと干渉することはない。な
お、リードフレームL\Fの送り方向端部がこのローラ
132aの直下に達したことは、前の基板搬送装置13
1が具備する図示せぬエンコーダ若しくは、該ローラ1
32aの近傍に配置した図示しないセンサによってリー
ドフレームL\Fの到来を検出することができる。ま
た、上記のセンサ186からリードフレームL\Fが外
れて該センサがオフ状態になったことによってもこれを
検出することができる。
【0057】リードフレームL\Fの送り方向端部が上
記ローラ132aの直下に達したことが確認されると、
該ローラ132aは下降せられてリードフレームL\F
に当接し、該ローラ132aが回転駆動されて該リード
フレームは図14に示す位置に送り込まれる。この一連
のリードフレームL\Fの搬送動作を、図13において
リードフレーム搬送(ステップS3)として示してい
る。なお、この搬送中、リードフレームL\Fはセンサ
187による検知位置を通過する。また、上記の基板搬
送装置131、132とは反対側に設けられた基板搬送
装置138の各把持機構142及び143は開状態に保
たれており、これらが搬送中のリードフレームL\Fと
干渉することはない。
記ローラ132aの直下に達したことが確認されると、
該ローラ132aは下降せられてリードフレームL\F
に当接し、該ローラ132aが回転駆動されて該リード
フレームは図14に示す位置に送り込まれる。この一連
のリードフレームL\Fの搬送動作を、図13において
リードフレーム搬送(ステップS3)として示してい
る。なお、この搬送中、リードフレームL\Fはセンサ
187による検知位置を通過する。また、上記の基板搬
送装置131、132とは反対側に設けられた基板搬送
装置138の各把持機構142及び143は開状態に保
たれており、これらが搬送中のリードフレームL\Fと
干渉することはない。
【0058】ところで、リードフレームL\Fは、上記
センサ187による検知位置を経た後、次のセンサ18
8に達する。すると、このセンサ188によりリードフ
レームL\Fの送り方向の端縁が検知されて該センサか
ら検知信号が発せられる。COU191はこの検知信号
に基づき各基板搬送装置131、132の作動を停止さ
せるのであるが、このとき、直ちに停止することはせ
ず、図14に示すようにリードフレームL\Fの後端縁
がセンサ187による検知位置を所定距離eだけ通過し
た位置にて停止させる。これにより、リードフレームL
\Fの後端縁はセンサ187に対して一定の距離を隔て
て位置することとなり、この後のボンディング位置へ向
けてのリードフレーム送り動作が無駄なく効率的に行わ
れる。なお、リードフレームはその長さが異なるものが
種々あるが、上記の所定距離eはこれら各種のリードフ
レームについて常に同じ値が設定される。具体的には、
上記センサ188から検知信号が得られてからの各基板
搬送装置131、132の必要な作動量(パルスモータ
の作動量)を予め各種リードフレームに関して調べてこ
れをROM196に記憶させておき、この記憶情報に基
づいて各種リードフレームに対応した送り量を設定す
る。
センサ187による検知位置を経た後、次のセンサ18
8に達する。すると、このセンサ188によりリードフ
レームL\Fの送り方向の端縁が検知されて該センサか
ら検知信号が発せられる。COU191はこの検知信号
に基づき各基板搬送装置131、132の作動を停止さ
せるのであるが、このとき、直ちに停止することはせ
ず、図14に示すようにリードフレームL\Fの後端縁
がセンサ187による検知位置を所定距離eだけ通過し
た位置にて停止させる。これにより、リードフレームL
\Fの後端縁はセンサ187に対して一定の距離を隔て
て位置することとなり、この後のボンディング位置へ向
けてのリードフレーム送り動作が無駄なく効率的に行わ
れる。なお、リードフレームはその長さが異なるものが
種々あるが、上記の所定距離eはこれら各種のリードフ
レームについて常に同じ値が設定される。具体的には、
上記センサ188から検知信号が得られてからの各基板
搬送装置131、132の必要な作動量(パルスモータ
の作動量)を予め各種リードフレームに関して調べてこ
れをROM196に記憶させておき、この記憶情報に基
づいて各種リードフレームに対応した送り量を設定す
る。
【0059】上記基板搬送装置131、132により高
速にて送られたリードフレームL\Fは、次に逆方向に
基板搬送装置138によって間欠的に移送されてボンデ
ィング作業が行われる。
速にて送られたリードフレームL\Fは、次に逆方向に
基板搬送装置138によって間欠的に移送されてボンデ
ィング作業が行われる。
【0060】リードフレームL\Fが図14に示す位置
に達すると、センサ189がこれを検出する(ステップ
S4)と共に、上記基板搬送装置131、132は停止
(ステップS5)してリードフレームL\Fは停止せら
れ、続いて他方の基板搬送装置138が作動し、該リー
ドフレームL\Fをこれが収容されていたマガジンMに
向けて戻すように移動させる。このリードフレームL\
Fの戻り移動を、図13においてリードフレーム送り
(ステップS6)として示している。なお、このときの
リードフレームL\Fの移動は、上記した基板搬送装置
131及び132による搬送時、すなわちセンサ187
による検知位置を通過するまでに比して、高い分解能を
以て行われる。よって、下記のボンディング位置に対す
るリードフレームL\Fの位置決めが高精度にて行われ
る。
に達すると、センサ189がこれを検出する(ステップ
S4)と共に、上記基板搬送装置131、132は停止
(ステップS5)してリードフレームL\Fは停止せら
れ、続いて他方の基板搬送装置138が作動し、該リー
ドフレームL\Fをこれが収容されていたマガジンMに
向けて戻すように移動させる。このリードフレームL\
Fの戻り移動を、図13においてリードフレーム送り
(ステップS6)として示している。なお、このときの
リードフレームL\Fの移動は、上記した基板搬送装置
131及び132による搬送時、すなわちセンサ187
による検知位置を通過するまでに比して、高い分解能を
以て行われる。よって、下記のボンディング位置に対す
るリードフレームL\Fの位置決めが高精度にて行われ
る。
【0061】また、このときのリードフレームの移動速
度は、それ以前、すなわち図14に示す状態に達するま
での速度に比して低速となされる。これにより、ボンデ
ィング位置への決めが高精度になされる。
度は、それ以前、すなわち図14に示す状態に達するま
での速度に比して低速となされる。これにより、ボンデ
ィング位置への決めが高精度になされる。
【0062】このように高い精度を以て移動せられたリ
ードフレームL\Fは、図15に示すように、その端縁
がセンサ187により検出(ステップS7)された時点
で停止せられる(ステップS8)。この停止位置が該リ
ードフレームL\Fの基準位置として設定される。
ードフレームL\Fは、図15に示すように、その端縁
がセンサ187により検出(ステップS7)された時点
で停止せられる(ステップS8)。この停止位置が該リ
ードフレームL\Fの基準位置として設定される。
【0063】この後、基板搬送装置138を更に作動さ
せてリードフレームL\FをマガジンMに向けて所定距
離だけ移動させ(ステップS9)、図16に示すよう
に、該リードフレームL\F上に並設された複数のIC
チップ178のうち最初にボンディングを施すべき1つ
目のICチップ178をボンディングステージ38上の
ボンディング位置に位置決めする(ステップS10)。
なお、上記所定距離とは、種々あるリードフレームにつ
いて、その端縁から1つ目のICチップ178の中心ま
での距離を予め測定しておき、この測定値をROM19
6(図12)に記憶させておき、これを読み出すことに
より設定する。
せてリードフレームL\FをマガジンMに向けて所定距
離だけ移動させ(ステップS9)、図16に示すよう
に、該リードフレームL\F上に並設された複数のIC
チップ178のうち最初にボンディングを施すべき1つ
目のICチップ178をボンディングステージ38上の
ボンディング位置に位置決めする(ステップS10)。
なお、上記所定距離とは、種々あるリードフレームにつ
いて、その端縁から1つ目のICチップ178の中心ま
での距離を予め測定しておき、この測定値をROM19
6(図12)に記憶させておき、これを読み出すことに
より設定する。
【0064】この後、この1つ目のICチップ178に
ついてボンディングを行い、それが完了したらリードフ
レームL\Fを各ICチップ178の配列ピッチの1ピ
ッチ分ずつ送り(ステップS11)、同様に他のICチ
ップについて順次ボンディングを行う。
ついてボンディングを行い、それが完了したらリードフ
レームL\Fを各ICチップ178の配列ピッチの1ピ
ッチ分ずつ送り(ステップS11)、同様に他のICチ
ップについて順次ボンディングを行う。
【0065】すべてのICチップについてボンディング
が終了したら、更に基板搬送装置138を作動させ、こ
のリードフレームL\Fを元のマガジンM内に収容させ
る(ステップS12)。なお、リードフレームL\Fの
マガジンM内への収納は、最終的には図9に示すプッシ
ュ機構170により行われる。すなわち、図9に示すエ
アシリンダ173を突出動作させてプッシャ171の押
圧面171bをリードフレームL\Fの端縁に当接さ
せ、基体部141の移動に伴ってマガジンM内に押し込
むこととなる。
が終了したら、更に基板搬送装置138を作動させ、こ
のリードフレームL\Fを元のマガジンM内に収容させ
る(ステップS12)。なお、リードフレームL\Fの
マガジンM内への収納は、最終的には図9に示すプッシ
ュ機構170により行われる。すなわち、図9に示すエ
アシリンダ173を突出動作させてプッシャ171の押
圧面171bをリードフレームL\Fの端縁に当接さ
せ、基体部141の移動に伴ってマガジンM内に押し込
むこととなる。
【0066】かくして1枚のリードフレームL\Fにつ
いてボンディングを完了する。以下、上記の一連の動作
がマガジンM内の各リードフレームについて繰り返され
る。
いてボンディングを完了する。以下、上記の一連の動作
がマガジンM内の各リードフレームについて繰り返され
る。
【0067】ところで、上記の動作中、図17に示すよ
うに、ボンディングに供すためにマガジンM外に取り出
したリードフレームL\Fが何等かの原因、例えばロー
ラ131a、132aとリードフレームL\Fとの間の
すべりなどによって、センサ187上で停止して未通過
の状態となる場合が考えられる。この場合、基板搬送装
置132を更に作動させて、該リードフレームL\Fを
該検知位置を通過させて図14に示す位置まで持ち来
す。以下、上記と同様の動作が行われる。
うに、ボンディングに供すためにマガジンM外に取り出
したリードフレームL\Fが何等かの原因、例えばロー
ラ131a、132aとリードフレームL\Fとの間の
すべりなどによって、センサ187上で停止して未通過
の状態となる場合が考えられる。この場合、基板搬送装
置132を更に作動させて、該リードフレームL\Fを
該検知位置を通過させて図14に示す位置まで持ち来
す。以下、上記と同様の動作が行われる。
【0068】以上がリードフレームL\Fをボンディン
グ位置に位置決めする場合の1つの方法であるが、この
他、下記の方法を採用してもよい。
グ位置に位置決めする場合の1つの方法であるが、この
他、下記の方法を採用してもよい。
【0069】すなわち、図18に示すように、マガジン
Mから取り出したリードフレームL\Fの後端縁がセン
サ187により検知された時点で該リードフレームを停
止させ、この停止位置を基準位置として設定する。この
後、前述と同様にして該リードフレームL\Fをマガジ
ンMに向けて所定距離だけ移動させ、図19に示すよう
に1つ目のICチップ178をボンディング位置に位置
決めする。以下の動作は前述の動作と同様である。
Mから取り出したリードフレームL\Fの後端縁がセン
サ187により検知された時点で該リードフレームを停
止させ、この停止位置を基準位置として設定する。この
後、前述と同様にして該リードフレームL\Fをマガジ
ンMに向けて所定距離だけ移動させ、図19に示すよう
に1つ目のICチップ178をボンディング位置に位置
決めする。以下の動作は前述の動作と同様である。
【0070】上述したように、検知手段としてのセンサ
187によりリードフレームL\Fの端縁を検知した位
置を基準として行うことにより、リードフレームをボン
ディング位置に対して高精度に位置決めし易い。
187によりリードフレームL\Fの端縁を検知した位
置を基準として行うことにより、リードフレームをボン
ディング位置に対して高精度に位置決めし易い。
【0071】次に、上記のようにしてボンディングを終
了した各リードフレームL\Fについて、ワイヤのルー
プ形状などそのボンディング状態の良否等を検査する場
合について説明する。
了した各リードフレームL\Fについて、ワイヤのルー
プ形状などそのボンディング状態の良否等を検査する場
合について説明する。
【0072】当該ボンダーにおいては、ボンディングを
終了して元のマガジンM内に収納した各リードフレーム
L\Fを、前述したプッシュ機構121、各基板搬送装
置131、132、138を用いて該マガジンMから単
に引き出して検査を行えばよい。この検査は、上記のボ
ンディング作業の途中で行ってもよいし、マガジンM内
のすべてのリードフレームのボンディング作業が完了し
てから行ってもよい。すなわち、ボンディング工程と併
せて検査を完了することができ検査装置を特に別に設け
なくてもよい訳である。よって、半導体製品を製造する
ための作業全工程の円滑化を図ることができ、しかも、
検査も容易に行えるという効果が得られる。
終了して元のマガジンM内に収納した各リードフレーム
L\Fを、前述したプッシュ機構121、各基板搬送装
置131、132、138を用いて該マガジンMから単
に引き出して検査を行えばよい。この検査は、上記のボ
ンディング作業の途中で行ってもよいし、マガジンM内
のすべてのリードフレームのボンディング作業が完了し
てから行ってもよい。すなわち、ボンディング工程と併
せて検査を完了することができ検査装置を特に別に設け
なくてもよい訳である。よって、半導体製品を製造する
ための作業全工程の円滑化を図ることができ、しかも、
検査も容易に行えるという効果が得られる。
【0073】この検査は、検査手段である図1に示す顕
微鏡197や、検査手段であるボンディングステージ3
8の上方に配置されたカメラを含む撮像装置(図示せ
ず)を通じて得られる画像をモニタテレビ198を通じ
て行う。
微鏡197や、検査手段であるボンディングステージ3
8の上方に配置されたカメラを含む撮像装置(図示せ
ず)を通じて得られる画像をモニタテレビ198を通じ
て行う。
【0074】まず、1つの方法として、図1に示すプッ
シュ機構121によりその一部がマガジンMから突出せ
られた検査対象としてのリードフレームL\Fについ
て、これを基板搬送装置138を用いて各ICチップ1
78の配列ピッチずつ送り出し、検査を行う。この場
合、リードフレームL\Fの突出方向端側のICチップ
178から順に検査を行ってもよいし、該突出方向端側
から例えば3番目のICチップのボンディング状態につ
いて検査したいのであれば、1番目及び2番目のICチ
ップの検査は行わずにこの3番目のICチップを検査位
置に持ち来してもよい。
シュ機構121によりその一部がマガジンMから突出せ
られた検査対象としてのリードフレームL\Fについ
て、これを基板搬送装置138を用いて各ICチップ1
78の配列ピッチずつ送り出し、検査を行う。この場
合、リードフレームL\Fの突出方向端側のICチップ
178から順に検査を行ってもよいし、該突出方向端側
から例えば3番目のICチップのボンディング状態につ
いて検査したいのであれば、1番目及び2番目のICチ
ップの検査は行わずにこの3番目のICチップを検査位
置に持ち来してもよい。
【0075】この他、上記のように、検査に際して上記
基板搬送装置138を用いてICチップ178の配列ピ
ッチずつ送り出すことをせずに、他の基板搬送装置13
1や132を用いて高速にてマガジンM外に送り出して
もよい。
基板搬送装置138を用いてICチップ178の配列ピ
ッチずつ送り出すことをせずに、他の基板搬送装置13
1や132を用いて高速にてマガジンM外に送り出して
もよい。
【0076】なお、上記のように検査に供すべくリード
フレームL\Fを移送している間、図3及び図4並びに
図10に示すフレーム押え176及びボンディングステ
ージ38についてはパルスモータ182の作動によって
夫々上昇位置及び下降位置に位置決めされ、リードフレ
ームL\Fの搬送を阻害することはない。
フレームL\Fを移送している間、図3及び図4並びに
図10に示すフレーム押え176及びボンディングステ
ージ38についてはパルスモータ182の作動によって
夫々上昇位置及び下降位置に位置決めされ、リードフレ
ームL\Fの搬送を阻害することはない。
【0077】尚、本実施例のボンダーは、マガジンMか
らのリードフレームL\Fの取り出しと共に、ボンディ
ングを終了したリードフレームを再び元のマガジンMに
収納させるローダ・アンローダを備えたものであるが、
本発明は、図20に示す如き、マガジンMからリードフ
レームL\Fを取り出すことのみを行うローダと、ボン
ディングを完了したリードフレームを該マガジンMとは
別に設けた空のマガジン内に収納させることのみを行う
アンローダとを個別に具備した形式のボンダーにも適用
可能である。
らのリードフレームL\Fの取り出しと共に、ボンディ
ングを終了したリードフレームを再び元のマガジンMに
収納させるローダ・アンローダを備えたものであるが、
本発明は、図20に示す如き、マガジンMからリードフ
レームL\Fを取り出すことのみを行うローダと、ボン
ディングを完了したリードフレームを該マガジンMとは
別に設けた空のマガジン内に収納させることのみを行う
アンローダとを個別に具備した形式のボンダーにも適用
可能である。
【0078】また、図2に示した構成において、ボンデ
ィングヘッド36をボンディング検査用の検査手段に代
えれば、ボンディング検査のみを行う検査装置とするこ
とが出来る。すなわち、このように構成した検査装置に
おいては、その塔載したマガジンMからボンディング終
了後の任意のリードフレームL\Fを取り出してステー
ジ上に送り出してボンディング状態を検査し、検査後は
また元のマガジンM内に収納するのである。かかる検査
装置を前述したボンダーと共にライン工程に組み込むこ
とにより、ボンディング工程においてリードフレームL
\Fの検査も併せて、しかも容易に行うことが出来る。
ィングヘッド36をボンディング検査用の検査手段に代
えれば、ボンディング検査のみを行う検査装置とするこ
とが出来る。すなわち、このように構成した検査装置に
おいては、その塔載したマガジンMからボンディング終
了後の任意のリードフレームL\Fを取り出してステー
ジ上に送り出してボンディング状態を検査し、検査後は
また元のマガジンM内に収納するのである。かかる検査
装置を前述したボンダーと共にライン工程に組み込むこ
とにより、ボンディング工程においてリードフレームL
\Fの検査も併せて、しかも容易に行うことが出来る。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ボンディングを終了したフレームをフレーム取出収納手
段から単に引き出して検査を行うものであるから、ボン
ディング工程と併せて検査も完了し、半導体製品を製造
するための作業全工程の円滑化に寄与し、しかも検査が
容易であるという効果がある。
ボンディングを終了したフレームをフレーム取出収納手
段から単に引き出して検査を行うものであるから、ボン
ディング工程と併せて検査も完了し、半導体製品を製造
するための作業全工程の円滑化に寄与し、しかも検査が
容易であるという効果がある。
【図1】図1は、本発明に係るボンダーの斜視図であ
る。
る。
【図2】図2は、図1に示したボンダーの内部機構を概
念的に示した斜視図である。
念的に示した斜視図である。
【図3】図3は、図1に示したボンダーが具備するフレ
ーム取出収納手段の、一部断面を含む平面図である。
ーム取出収納手段の、一部断面を含む平面図である。
【図4】図4は、図3に示したフレーム取出収納手段の
一部の概略正面図である。
一部の概略正面図である。
【図5】図5は、図3に関する一部断面を含むA−A矢
視図である。
視図である。
【図6】図6は、図3乃至図5に示したフレーム取出収
納手段の一部の、一部断面を含む側面図である。
納手段の一部の、一部断面を含む側面図である。
【図7】図7は、図3乃至図5に示したフレーム取出収
納手段の一部の、一部断面を含む平面図である。
納手段の一部の、一部断面を含む平面図である。
【図8】図8は、図3乃至図5に示したフレーム取出収
納手段が具備したカム部材のカム面を展開した状態を示
す図である。
納手段が具備したカム部材のカム面を展開した状態を示
す図である。
【図9】図9は、図3乃至図5に示したフレーム取出収
納手段の一部の斜視図である。
納手段の一部の斜視図である。
【図10】図10は、図3乃至図5に示したフレーム取
出収納手段の一部の斜視図である。
出収納手段の一部の斜視図である。
【図11】図11は、図2に示した内部機構の動作説明
図である。
図である。
【図12】図12は、図1に示したボンダーの制御系を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図13】図13は、図2に示した内部機構の動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図14】図14は、図3に示したフレーム取出収納手
段の動作説明図である。
段の動作説明図である。
【図15】図15は、図3に示したフレーム取出収納手
段の動作説明図である。
段の動作説明図である。
【図16】図16は、図3に示したフレーム取出収納手
段の動作説明図である。
段の動作説明図である。
【図17】図17は、図3に示したフレーム取出収納手
段の動作説明図である。
段の動作説明図である。
【図18】図18は、図3に示したフレーム取出収納手
段の動作説明図である。
段の動作説明図である。
【図19】図19は、図3に示したフレーム取出収納手
段の動作説明図である。
段の動作説明図である。
【図20】図20は、従来のボンダーの概略正面図であ
る。
る。
31 架台 32 移動テーブ
ル 34 XY駆動機
構 36 ボンディン
グヘッド 38 ボンディン
グステージ 39 ボンディン
グアーム 42 位置決め手
段 44 昇降部材 121,170 プッシュ機
構 122 モータ 128,129 ガイドレー
ル 131,132,138 基盤搬送装
置 135、162、182、193、194 パルスモー
タ 136、173、192 エアシリン
ダ 141 基体部 142、143 把持機構 148、149 把持部材 148a、149a 爪部 152 把持部材連
動機構 154 てこ部材 157 スピンドル 160 カム部材 164、165 コイルスプ
リング 176 フレーム押
え 178 ICチップ 186、187、188、189 センサ 191 CPU 196 ROM
ル 34 XY駆動機
構 36 ボンディン
グヘッド 38 ボンディン
グステージ 39 ボンディン
グアーム 42 位置決め手
段 44 昇降部材 121,170 プッシュ機
構 122 モータ 128,129 ガイドレー
ル 131,132,138 基盤搬送装
置 135、162、182、193、194 パルスモー
タ 136、173、192 エアシリン
ダ 141 基体部 142、143 把持機構 148、149 把持部材 148a、149a 爪部 152 把持部材連
動機構 154 てこ部材 157 スピンドル 160 カム部材 164、165 コイルスプ
リング 176 フレーム押
え 178 ICチップ 186、187、188、189 センサ 191 CPU 196 ROM
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−245651(JP,A) 特開 平1−214036(JP,A) 特開 昭61−39537(JP,A) 特開 平5−102277(JP,A) 特開 平1−146335(JP,A) 特開 平3−217039(JP,A) 特開 昭55−58542(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/60 321 H01L 21/60 301 H01L 21/50
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも、 2次元的に移動自在な移動テーブル及び該移動テーブル
を駆動する駆動手段から成るXY駆動機構と、前記移動
テーブル上に搭載されたボンディング手段と、複数の半
導体部品が装着されてなるフレームを載置するステージ
と、前記ステージの上方に配置されてなり前記半導体部
品を含む前記フレームのボンディング対象部位を撮像す
るためのカメラと、前記フレームを内部に複数枚配列収
容したマガジンを保持して位置決めする位置決め手段を
有するローダ・アンローダと、前記ローダ・アンローダ
のマガジン内に配列収容された複数枚のフレームを1枚
ずつ順次取り出して前記ステージ上に送り出して位置決
めして前記ボンディング手段によりワイヤボンディング
を行い、このワイヤボンディングされたフレームを前記
ローダ・アンローダのマガジン内に再び収納させるフレ
ーム取出収納手段とを有するワイヤボンダーであって、 前記フレーム取出収納手段は、前記ローダ・アンローダ
の前記マガジン内に収納されたボンディング後のフレー
ムを再び取り出して前記ステージ上に送り出して前記カ
メラにより該フレームのボンディング対象部位を撮像し
てボンディング状態を検査して前記マガジン内に収納す
ることを特徴とするボンディング検査可能なワイヤボン
ダー。 - 【請求項2】 前記フレームを所定ピッチずつ前記フレ
ーム取出収納手段から送り出しつつ検査を行うことを特
徴とする請求項1記載のボンディング検査可能なワイヤ
ボンダー。 - 【請求項3】 前記フレーム取出収納手段は、前記フレ
ームの任意の部位を検査するため前記フレームを前記任
意の部位まで所定ピッチずつ送り出すことを特徴とする
請求項1記載のボンディング検査可能なワイヤボンダ
ー。 - 【請求項4】 ボンディング時に前記フレームを前記ス
テージに押圧固定するための押圧手段について、前記検
査を行うため前記フレームを移送するときはその押圧状
態を解除することを特徴とする請求項1乃至請求項3の
うちいずれか1記載のボンディング検査可能なワイヤボ
ンダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4343531A JP2806723B2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | ボンディング検査可能なワイヤボンダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4343531A JP2806723B2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | ボンディング検査可能なワイヤボンダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06177212A JPH06177212A (ja) | 1994-06-24 |
JP2806723B2 true JP2806723B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=18362244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4343531A Expired - Lifetime JP2806723B2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | ボンディング検査可能なワイヤボンダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2806723B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5042145B2 (ja) * | 2008-06-27 | 2012-10-03 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 電子部品の実装装置 |
CN109817535B (zh) * | 2019-01-15 | 2020-03-10 | 重庆市霆驰新材料科技有限公司 | 一种金丝引线键合机 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0630366B2 (ja) * | 1984-07-31 | 1994-04-20 | 株式会社新川 | テ−プボンダ |
JPH0612783B2 (ja) * | 1988-02-22 | 1994-02-16 | 東京エレクトロン株式会社 | テープキリヤの検査装置 |
JP3041984B2 (ja) * | 1991-01-31 | 2000-05-15 | ソニー株式会社 | ワイヤボンディング・システム |
JPH05102277A (ja) * | 1991-10-09 | 1993-04-23 | Toshiba Corp | ワイヤボンデイング検査装置 |
-
1992
- 1992-12-01 JP JP4343531A patent/JP2806723B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06177212A (ja) | 1994-06-24 |
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