JP2806551B2 - プリント用紙の厚さ検出装置 - Google Patents

プリント用紙の厚さ検出装置

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JP2806551B2
JP2806551B2 JP1095098A JP9509889A JP2806551B2 JP 2806551 B2 JP2806551 B2 JP 2806551B2 JP 1095098 A JP1095098 A JP 1095098A JP 9509889 A JP9509889 A JP 9509889A JP 2806551 B2 JP2806551 B2 JP 2806551B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J9/00Hammer-impression mechanisms
    • B41J9/44Control for hammer-impression mechanisms
    • B41J9/48Control for hammer-impression mechanisms for deciding or adjusting hammer-drive energy

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  • Common Mechanisms (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Impact Printers (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、インパクト型プリンタの印字ハンマの制
御に関するものである。
[従来の技術] インパクト型プリンタは、一般に、プリンタハンマに
よって、インクリボンを介して印刷媒体に文字をたたき
つけて、印字を行うものである。プリンタハンマは、一
般に、駆動電流によって駆動されるが、その大きさによ
って衝撃力が決まってくる。ハンマ駆動電流の大きさ
は、比較的厚い媒体上に良好な印字を行える値に設定す
る。特に、数枚の用紙を重ねてカーボン紙を使って同時
に印字を行う場合はそうである。
印刷媒体が充分に厚く、強い衝撃力を加えても、それ
を吸収できる場合は、ハンマが損なわれるおそれはな
い。しかしながら、1,2枚の用紙からなる比較的薄い印
刷媒体では、印字の際に衝撃力が充分に吸収できないた
めに、ハンマが欠けたり、壊れたりすることもある。
ハンマの駆動電流は、通常、最大レベルに設定してあ
り、多重カーボン紙のような厚い媒体にも充分な印字が
できるようになっている。このような例では、オペレー
タが印刷媒体の厚さを前もって予測することができない
ので、充分な電流を供給しなければならない。
[発明が解決しようとする課題] この発明は、このような背景の下になされたもので、
薄手の媒体に印字がなされる場合に、過度の衝撃力によ
ってプリンタハンマが破損するのを防止することのでき
るプリント用紙の厚さ検出装置を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するためにこの発明は、 印刷媒体上に印刷インクを刷り込むための印字機構を
有するプリンタであって、該印字機構は文字印字エレメ
ントと、電気的に駆動されるハンマユニットとをもち、
該ハンマユニットは駆動電流を受け、この駆動電流の大
きさに依存する衝撃力で前記文字印刷エレメントを打つ
ことによって、前記印刷媒体上に文字を印字するように
したプリンタにおいて、 前記プリンタに搭載され、前記印字機構によって印字
されるべく配置された印刷媒体の厚さを検出するととも
に、印刷媒体厚を示す電気的出力信号を発生する印刷媒
体厚検出器と、 前記検出器からの出力信号を受けて前記駆動電流を制
御し、印刷媒体厚が設定された値より小さいときには前
記衝撃力を減らすようにする駆動電流制御手段とを有
し、該駆動電流制御手段は、新たな印刷媒体がプリンタ
に取り込まれた後の、ある選択設定された時間中に出力
される電気信号を検出するための回路手段 を有することを特徴とする。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
第1図、第2図において、この発明による媒体厚検出
器は、好ましくは、プリンタの一つのトラクタ(用紙抑
え装置)に配置されている。このトラクタは、給紙方向
からみて印字位置の下流に配置され、用紙搬送路の片側
に沿って配置されている。また、第2のトラクタは、用
紙搬送路のもう一方の側に配置されている。この実施例
では、用紙がトラクタを通って搬送される間、それはほ
ぼ水平に延びている。
第1図、第2図において、トラクタの主フレームとト
ラクタ蓋体とが想像線で示されている。また、第1図に
は、トラクタの主フレーム内の2つの回転軌道、つまり
支持棒とトラクタ駆動棒の軌道が示されているが、これ
らは従来のプリンタにも備えられているものである。
この媒体厚検出器は、トラクタ主フレームに固定され
た基体1と、トラクタ蓋体に固定された上部部材2をも
っている。レバーアーム3は基体1に回動可能に取り付
けられている。また、ホール効果素子7を保持するホル
ダ4も基体1に固定されている。ホルダ4を基体1に固
定する場合は、ねじファスナ6によって良好な固定が得
られる。このねじファスナ6は、水平に取り付けられる
から、プリンタの開口部から容易に回すことができ、こ
れによってホルダ4を、容易に取り外したり動かしたり
することができる。
アーム3は、小さな永久磁石をもち、この永久磁石5
は、アーム3に設けられたねじ穴の中にねじこまれたプ
ラグねじに固定されている。プラグねじを回すことによ
って、用紙がトラクタに引き入れられる前に、磁石5の
下端とホール効果素子7の作動面との間のギャップが調
整される。
上部部材2は、上部ローラ8を有している。上部ロー
ラ8の回転軸は、トラクタ蓋体に固定されている。つま
り、プリンタ動作中には、用紙供給路に対して固定され
ていることになる。ローラ8は、トラクタを通して搬送
される用紙の上面を抑えて保持する。アーム3は、ピボ
ット軸受9によって基体1に回動可能に取り付けられ、
その磁石5の取り付け側とは反対の側には、第2のロー
ラ10が設けられている。この第2ローラ10は、厚さが測
られる用紙の下側に当接している。
ピボット軸受9は柱11に支持されており、柱11は基体
1の溝に嵌合され、止めねじ12によって固定されてい
る。基体1内における柱11の垂直方向の位置は、ねじピ
ン13の位置によって決められる。ねじピン13の先端には
テーパ部14が設けられ、このテーパ部14が柱11の下端部
を支えるようになっている。止めねじ12を緩め、ねじピ
ン13を基体1のねじ穴にねじ込んだり、緩めたりするこ
とによって、柱11の垂直方向の位置とピボット軸受の位
置を正確に調整することができる。この調整は、通常、
初期設定の間になされ、トラクタに用紙が引き込まれる
前に、磁石5とホール効果素子7との間隔が正確に、ま
たは少なくともほぼ正確に設定される。所望の位置設定
がなされたら、止めねじ12が締め付けられる。
1ないし複数枚のシートからなる用紙(これが先に述
べた媒体である)がローラ8と10との間にトラクタによ
って搬送されると、ローラ10が下方に変位する。これに
よって、アーム3も移動し、磁石5とホール効果素子7
との間のギャップ幅が増加する。この発明の一つの特徴
は、ピボット軸受9と磁石5との距離が、ピボット軸受
9とローラ10の回転軸との間の距離よりも数倍長くなっ
ている点である。これによって、ローラ8と10との間の
間隙の変化が、磁石5とホール効果素子7との位置では
増幅されて現れ、この結果、ホール効果素子7のリニア
特性部により有効に使えるようになっている。
ホール効果素子7への電気的接続は、リード線15によ
って行われている。
基体1は、開口部16を介して延びる複数のボルトによ
って、トラクタの主フレームに搭載されている。
ホルダ4のボルト6の場合と同様に、止めねじ12とピ
ン13もプリンタ14の内側において、その一側から回すこ
とができる。よって、基体1をトラクタの主フレームに
取り付けた後でも、柱11の垂直方向の位置は、容易に調
整することができる。磁石5も、トラクタの蓋体を上げ
ることによって、容易に回して調整でき、また交換する
ことができる。さらに、トラクタの蓋体が開いていると
きには、アーム3の磁石5がついている側の端部を上げ
ることによって、ホール効果素子7も簡単にアクセスす
ることができる。アーム3の反対側の端部は、ピボット
軸受9とローラ10との間の部分で上方に湾曲しており、
アーム3が充分に回転できるようになってる。
ボルト6は、基体1に設けられた開口スロット17に嵌
め込まれている。したがって、ボルト6を緩めただけで
取り外さなくても、ホルダ4を第1図の左方向に滑らす
ことによって、容易に取り外すことができる。
ホール効果素子7は、好ましくは、マイクロスイッチ
社製のモデルSS94A型スイッチを用いることができる。
マイクロスイッチ社は、ハネウエル社の支社であり、カ
リフォルニア州オレンジにある。ローラ8と10との間隙
が厚い媒体と薄い媒体の間のしきい値に対応する値にな
るようにした後、磁石5とホール効果素子7とのギャッ
プが0.040〜0.043インチの間の値になるように磁石5の
位置を調整すれば、充分な動作が得られることが分かっ
た。このギャップ幅は、本質的に、ホール効果の動作特
性の遷移、つまり、その飽和領域から活動領域(直線領
域)への遷移に対応するものである。当然のことなが
ら、このギャップ幅は、磁石5の強度と使用するホール
効果素子の型番によっても変化するものである。
ピボット軸受9から磁石5までの距離を、ピボット軸
受9からローラ10の軸までの距離の3.5倍にとると、予
期されるあらゆる厚さの媒体に対して、ホール効果素子
7をその直線領域で作動させることができる。
第3図は、この発明の一部をなすハンマ電流制御回路
を示すものである。プリンタにすでに備えられている回
路に本回路を付加すれば、プリンタの動作を制御するこ
とができる。端子30は既存の回路に接続され、「バンド
ラン(bandrun)」信号を入力する。このバンドラン信
号は、プリンタの文字バンドが移動しているか否かを示
す2進符号である。該文字バンドは、プリンタの中に新
しい用紙を供給する前に一旦停止され、この新しい用紙
を搬送するために再び始動される。こうして、新しい用
紙が引き込まれるたびに、その厚さが測定され端子30の
信号の値が変化するようになっている。この変化の増減
方向は、回路設計上の配慮によって決まるもので、この
発明による回路の動作には対して重要な事柄ではない。
端子30に印加されたバンドラン出力信号は、配線を通し
てインバータ32の入力に加えられる。インバータ32はバ
ンドラン信号を反転し、反転されたバンドラン信号は、
インバータ32からフリップフロップ34とカウンタ36のク
リア入力端CL,CLRに供給される。
バンドラン信号が初期化され、続いてライン印字が終
了した時点で、プリントトラクタがステッピングモータ
(3相モータでよい)によって駆動される。このモータ
のある1相に加えられるパルスが端子40を介してカウン
タ36のクロック入力端CLKに供給される。ステッピング
モータが作動するとともに、バンドラン信号が生じてカ
ウンタ36のクリア入力端CLRが非動作になると、カウン
タ36は端子40に供給されたモータの位相パルスをカウン
トする。パルス数があらかじめ設定された数に達する
と、オーバーフロー、あるいはキャリイ信号がカウンタ
36のオーバーフロー出力端RCOに発生する。たとえば、
カウンタ36が4ビットのカウンタの場合、16パルスがカ
ウントされると、オーバーフローが生じる。これは、用
紙を4行分進めることに対応する。
上記オーバーフロー出力端RCOは、インバータ42の入
力端に接続され、インバータ42の出力端はカウンタ36の
入力端ENPに接続されている。入力端ENPは、カウンタ36
を制御するもので、出力端RCOにオーバーフロー信号が
生じたときに、カウンタ36をそのときの状態にラッチす
る。この状態は、カウンタ36のクリア入力端CLRにクリ
ア信号が受信されるまで保持される。
カウンタ36のオーバーフロー出力端RCOは、さらにイ
ンバータ44に接続されている。インバータ44は供給され
た信号を反転し、反転された信号は、フリップフロップ
34のクロック入力端CLKに供給される。
第3図の回路が接続される本体側のプリンタ制御回路
内のクロック信号が端子48に供給され、さらに、この端
子48からバッファ50を介してフリップフロッブ34のクロ
ック入力端CLKに供給される。さらに、インバータ32の
出力は、もう一つのバッファ52を介してフリップフロッ
プ34のクロック入力端CLKに導かれる。
インバータ44とバッファ52の各出力信号は、バンドラ
ン信号が端子30にあり、かつ、オーバーフロー信号がカ
ウンタ36の出力端RCOにない場合に限り、端子48からの
クロックパルスがフリップフロップ34のクロック入力端
CLKに伝送されるのをイネーブルする。フリップフロッ
プ34の入力端CLKに印加された各クロックパルスによっ
て、フリップフロップ34のD入力端にある信号がフリッ
プフロップ34に取り込まれる。この信号は、これから説
明するように、媒体(用紙)の厚さを表すものである。
用紙がプリンタトラクタによって搬送される間、トラ
クタの一つに取り付けられたセンサによって、用紙の厚
さが連続的に測定される。このセンサの出力信号は、本
実施例では、用紙の厚さに反比例するアナログ電圧であ
るが、端子60に供給され、ここから差動アンプ62の非反
転入力端に送られる。一方、差動アンプ62の反転入力端
は、選択された基準電圧を受けるために、分圧回路64の
選択されたタップに接続されている。この基準電圧は、
どのような厚さの用紙に対しても、センサの出力電圧よ
りも小さくなるような値に選択される。よって、差動ア
ンプ62は、センサの出力電圧と基準電圧との電圧差を増
幅した電圧を出力する。こうして、差動アンプ62の出力
電圧は、用紙の厚さを示すことになる。ただし、用紙の
厚さの変化にともなう出力電圧の傾きは、端子60におけ
るセンサ電圧の変化よりも大きいことはいうまでもな
い。たとえば、差動アンプ62の実効ゲインが10であった
とすると、端子60における0.75Vの変化は、差動アンプ6
2の出力端では7.5Vの変化となる。
差動アンプ62の出力電圧はコンパレータ66の非反転入
力端に導かれる。コンパレータ66の反転入力端は、第2
の選択された基準電圧を受けるために分圧回路64に接続
され、コンパレータ66の出力端は、フリップフロップ34
のD入力端に接続されている。第2の選択された基準電
圧は、厚い用紙と薄い用紙との間にしきい値に対応する
差動アンプ62の出力電圧の値と等しくなるように設定さ
れる。
コンパレータ66の非反転入力端に加えられた電圧が、
その反転入力端に加えられた基準電圧よりも低い場合、
つまり厚い用紙が検出されたことを示す場合は、コンパ
レータ66からの出力電圧はロジックL(Low)に対応す
る値となる。逆に、コンパレータ66の非反転入力端の電
圧が反転入力端の電圧よりも高い場合、つまり薄い用紙
が検出されたことを示す場合は、コンパレータ66の出力
電圧はロジックH(High)をとる。
コンパレータ66の出力電圧は、フリップフロップ34の
D入力端に加えられ、その入力端CLKにクロックパルス
が加えられる度にフリップフロップ34に取り込まれる。
フリップフロップ34は、測定周期の開始前にその入力
端CLに加えられる信号によってリセットされ、そのコン
プリメンタリ出力端がロジックHの状態となる。この
出力状態は、ロジックHに対応する信号が入力端Dに加
えられ、かつクロックパルスが供給されて始めて変化す
る。測定周期中に薄い媒体が、たとえ一時的にせよ検出
され、フリップフロップ34の入力端DにロジックHが現
れると、コンプリメンタリ出力端の出力信号は、Lロ
ジックに変化し、この変化がラッチ入力端PRに加えられ
ると、フリップフロップ34がH状態にラッチされる。
測定周期の終点では、通常、カウンタ36の出力端RCO
にキャリイ信号が生じ、フリップフロップ34へのクロッ
クパルスの供給が停止される。よってフリップフロップ
34は、そのときの状態に保たれる。フリップフロップ34
は、端子30に供給されるバンドラン信号が停止されたと
きにリセットされる。
フリップフロップ34のコンプリメンタリ出力端は、
ダイオード70を介して、コンパレータ68の反転端子に接
続されている。この反転端子は、さらに分圧回路72に接
続され、第3の基準電圧VREF3が供給されるようになっ
ている。この第3の基準電圧VREF3は、薄い用紙が検出
されたときにハンマ駆動機構に供給される最大電圧に対
応する値に設定されている。一方、コンパレータ68の非
反転入力端は、端子74に接続されている。端子74は、ハ
ンマ駆動電圧を受けるものであり、このハンマ駆動電圧
は、厚い用紙を印字するのに適した値に、プリンタ内で
設定されるのが普通である。
コンパレータ68の出力端は、第1のJFET76のゲート
と、第2のJFET80のゲートに接続されている。JFET76
は、端子74と出力端子78との間をスイッチングするもの
であり、JFET80は、基準電圧VREF3と出力端子78との間
をスイッチングするものである。図示したように、本実
施例では、JFET76はp型の素子であり、JFET80はn型の
素子である。
フリップフロップ34のコンプリメンタリ出力端がL
状態にあるとき、つまり、薄い用紙が検出されている場
合、コンパレータ68の反転入力端の電圧は、基準電圧VR
EF3に等しい。よって、端子74からコンパレータ68の非
反転入力端に供給される電圧が、反転入力端の電圧を越
えた場合は、コンパレータ68の出力によって、JFET76が
非導通状態に、JFET80が導通状態にされ、基準電圧VREF
3が端子78に供給される。基準電圧VREF3の大きさは、ハ
ンマが薄い用紙に適する衝撃力を生じるような値に設定
してある。
先の測定周期に厚い用紙が検出されたときは、フリッ
プフロップ34のコンプリメンタリ出力端がH状態にな
る。よって、コンパレータ68の反転入力端は、端子74の
最高電圧よりもさらに高いレベルにセットされる。この
場合、端子74の電圧が、出力端78に供給される。
このように、薄い用紙が検出された場合は、出力端78
の電圧は、基準電圧VREF3を越えることがなく、端子74
のハンマ駆動電圧が低い場合は、基準電圧VREF3よりも
低いこともありうる。逆に厚い用紙が検出された場合
は、端子78の電圧は、端子74に加えられるハンマ駆動電
圧によって規定される。
端子78の電圧は、ここからハンマ駆動回路に供給され
る。ハンマ駆動回路は、ここでは図示および説明を省略
したが、ハンマの衝撃力を制御するためにプリンタ本体
側に内蔵されている。
本実施例の回路では、測定周期の間ずっと、端子60の
信号が厚い用紙を示している場合に限り、厚い用紙があ
るとする。測定周期の間いっときでも、上記信号が薄い
用紙を示した場合は、本回路はコンパレータ68に信号を
送って、ハンマによる衝撃力が、基準電圧VREF3によっ
て決まる値を越えないようにする。このような制御方法
をとったのは、次のような配慮からである。すなわち、
用紙の測定がフィード孔の付近でなされた場合、フィー
ド孔の回りの部分によって、一時的にせよ厚い用紙を示
す信号が生じることがあるからである。
第3図の回路には、多数の受動素子が含まれている
が、それらの詳しい説明は省略し、数値例を示した。こ
れらの部品は、回路構成の主要部には関係せず、この分
野で常用されるものである。したがって、これらの部品
の詳細な説明は不要であると思われる。また、第3図の
部品例と電圧値は、あくまでも例示であり、本発明を実
施する上で変形可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例による印刷媒体厚検出器を示
す部分断面側面図、第2図は第1図のA−A線断面図、
第3図はこの発明による駆動電流制御回路の実施例の回
路図である。 2……上部部材、3……アーム、5……磁石、 7……ホール効果素子、 8……ローラ(第1の接触部材)、 10……ローラ(第2の接触部材)、 11……ポスト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−8278(JP,A) 特開 昭58−128882(JP,A) 特開 昭57−122305(JP,A) 特開 昭53−63123(JP,A) 実開 昭60−76289(JP,U) 実開 昭59−112844(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 7/92 B41J 9/44 - 9/48 B41J 2/30 B41J 13/00 G01B 21/08 B65H 43/00 - 43/08

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷媒体上に印刷インクを刷り込むための
    印字機構を有するプリンタであって、該印字機構は文字
    印字エレメントと、電気的に駆動されるハンマユニット
    とをもち、該ハンマユニットは駆動電流を受け、この駆
    動電流の大きさに依存する衝撃力で前記文字印字エレメ
    ントを打つことによって、前記印刷媒体上に文字を印字
    するようにしたプリンタにおいて、 前記プリンタに搭載され、前記印字機構によって印字さ
    れるべく配置された印刷媒体の厚さを検出するととも
    に、印刷媒体厚を示す電気的出力信号を発生する印刷媒
    体厚検出器と、 前記検出器からの出力信号を受けて前記駆動電流を制御
    し、印刷媒体厚が設定された値より小さいときには前記
    衝撃力を減らすようにする駆動電流制御手段とを有し、 該駆動電流制御手段は、新たな印刷媒体がプリンタに取
    り込まれた後の、ある選択設定された時間中に出力され
    る電気信号を検出するための回路手段を有することを特
    徴とするプリント用紙の厚さ検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプリンタにおいて、前記印
    刷媒体厚検出器は、 前記印字機構によって印字されるべく配置された印刷媒
    体の各面に接触するように前記プリンタに搭載された第
    1および第2の接触部材と、 該接触部材に取り付けられ、前記各接触部材の間隔を示
    す値をもつ電気的出力信号を発生する電気信号発生手段
    と を有することを特徴とするプリント用紙の厚さ検出装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のプリンタにおいて、前記プ
    リンタは、さらに、 印刷媒体が印字位置にくるように、その供給路を決める
    手段を有し、 前記第1の接触部材は前記供給路に関して固定した位置
    に配置され、 前記印刷媒体厚検出器は、プリンタに固定された支持部
    材と、該支持部材に対して変動可能に支持されたキャリ
    アとを有し、該キャリアは、前記両接触部材の間に印刷
    媒体が取り込まれたときに、前記第1の接触部材に対し
    て変位できる形で前記第2の接触部材を支持することを
    特徴とするプリント用紙の厚さ検出装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のプリンタにおいて、前記電
    気信号発生手段は、前記支持部材と前記キャリアのそれ
    ぞれに固定された2つの部品を有し、 該部品の1つは電気的出力の信号源をなし、他の1つは
    該両部品の間の距離を表す電気的出力信号を発生するよ
    うになされたことを特徴とするプリント用紙の厚さ検出
    装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のプリンタにおいて、前記キ
    ャリアは、一対の腕をもつレバーをもち、該レバーはそ
    の腕の中間点をピボットとして前記支持部材に回動可能
    に支持され、前記部品の1つと第2の接触部材は前記レ
    バーのピボットの反対側において前記レバーに固定され
    ていることを特徴とするプリント用紙の厚さ検出装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載のプリンタにおいて、前記部
    品と前記ピボットとの間隔は、前記第2の接触部材と前
    記ピボットとの間隔よりも大きいことを特徴とするプリ
    ント用紙の厚さ検出装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載のプリンタにおいて、前記各
    部品は、ホール効果センサと磁石であることを特徴とす
    るプリント用紙の厚さ検出装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載のプリンタにおいて、前記部
    品とピボットとの距離は、前記第2の接触部材とピボッ
    トとの距離のほぼ3.5倍であることを特徴とするプリン
    ト用紙の厚さ検出装置。
  9. 【請求項9】請求項2記載のプリンタにおいて、各接触
    部材はローラを有することを特徴とするプリント用紙の
    厚さ検出装置。
  10. 【請求項10】請求項1記載のプリンタにおいて、前記
    駆動電流制御手段は、前記電気的出力信号が、前記選択
    設定された時間中に印刷媒体厚が設定値よりも減ったこ
    とを示す値をとったときには、衝撃力を減少させるよう
    に作動することを特徴とするプリント用紙の厚さ検出装
    置。
  11. 【請求項11】請求項1記載のプリンタにおいて、前記
    プリンタは調整可能な駆動電流を与える電流源を有し、
    前記駆動電流制御手段は、前記印刷媒体厚が設定値より
    小さいときには、前記ハンマユニットに供給される駆動
    電流を設定された値に制限するように作動することを特
    徴とするプリント用紙の厚さ検出装置。
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