JP2806355B2 - 在宅患者生体情報取得システム - Google Patents

在宅患者生体情報取得システム

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JP2806355B2
JP2806355B2 JP8416696A JP8416696A JP2806355B2 JP 2806355 B2 JP2806355 B2 JP 2806355B2 JP 8416696 A JP8416696 A JP 8416696A JP 8416696 A JP8416696 A JP 8416696A JP 2806355 B2 JP2806355 B2 JP 2806355B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、在宅患者生体情報
取得システムに係り、特に、公衆回線等を利用し、医師
が在宅療養患者の血圧や体温等の生体情報を取得するた
めの在宅患者生体情報取得システムに関する。
【0002】
【従来の技術】長期の治療を必要とし入院を余儀なくさ
れている患者が、高齢となり在宅看護を希望することが
多くなってきている。在宅看護においては、医師が、定
期的に患者の状態を把握し、適切な指導を行うことが重
要である。このような要請に対し、公衆電話回線等を利
用した通信により患者の健康状態を管理すると共に、医
師の診断内容を管理するシステムが各種提案されてい
る。これらの例として、特公平3−49499号公報
(個人医療データの集中管理装置)や特開平6−233
744号公報(在宅療法支援システム)等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、以下の点における機能の向上が切望さ
れていた。
【0004】 .患者宅において、システム操作に関し専門知識を有
しない看護者が、システムを容易かつ確実に取り扱える
こと。 .緊急時に生体情報の送受を行いつつ医師の適切な看
護指導が受けられること。 .通常は生体情報の収集を医師の随伴なしに行えるこ
と。 .収集された患者の生体情報を臨床データとして医師
が容易に活用できること。
【0005】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、看護者にとって取扱いが容易であり、
緊急時に対応でき、医師の随伴なく生体情報の取得が可
能であり、医師による生体情報の活用が容易な在宅患者
生体情報取得システムを提供することを、その目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、患者の体温,血圧などの
生体情報を検出すると共に当該生体情報を所定の通信回
線に送信する患者側装置と、この患者側装置から送信さ
れた生体情報を通信回線を通じて収集する医師側装置と
を備える。このうち、患者側装置は、自装置の動作用バ
ッテリを内蔵すると共に、生体情報の送信手段として携
帯電話を接続可能とする。更に、患者側装置に、動作用
電源として交流商用電源を用いるか動作用バッテリを用
いるかを切り替える切替接点を設けた、という構成を採
っている。
【0007】 これらにより、前述した目的を達成しよう
とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図3に基づいて説明する。
【0009】 図1に示す在宅患者生体情報取得システム
は、患者の体温,血圧などの生体情報を検出すると共に
当該生体情報を所定の通信回線(公衆回線P)に送信す
る患者側装置100と、この患者側装置100から送信
された生体情報を公衆回線Pを通じて収集する医師側装
置200とを備えている。このうち、患者側装置100
は、自装置の動作用バッテリBt1 ,Bt2 を内蔵する
と共に、生体情報の送信手段として携帯電話Kを接続可
能な構成となっている。
【0010】 また、患者側装置100は、緊急呼出ボタ
ン12と、この緊急呼出ボタン12が押下されたときに
医師側装置200に緊急信号を送信する緊急信号送信手
段(発着信制御部13)とを備えている。一方、医師側
装置200は、警告アラームを発するためのスピーカ3
2と、緊急信号を受信すると共にスピーカ32より警告
アラームを発せる緊急呼出手段(CPU36)とを備え
ている。
【0011】 また、医師側装置200は、予め設定され
た時刻に通信回線Pを通じて患者側装置100に生体情
報の送信を要求する信号を出力する自動アクセス機能を
備えている。一方、患者側装置100は、文字を表示可
能であり離れた位置からも表示文字が確認可能な大型表
示器11と、送信要求信号を受信すると共に生体情報を
送信すべき旨を大型表示器11に表示させる表示制御手
段(発着信制御部13)とを備えている。
【0012】 ここで、医師側装置200は、生体情報の
送信を要求する信号を出力すべき時刻を複数設定可能な
構成となっている。
【0013】 また、医師側装置200は、収集した生体
情報を予め設定された所定の様式でレポート出力するレ
ポート出力機能と、レポートを出力するための出力手段
(モニタ33,プリンタ35)とを備えている。
【0014】 更に、医師側装置200は、レポート出力
のための予め設定された所定様式として外部媒体(CD
ROM38a)から読み込んだ拡張様式を選択可能とす
る様式拡張機能と、外部媒体38aから拡張様式を読み
込むための媒体読み出し手段(CDROMドライブ3
8)とを備えている。
【0015】 これを更に詳述すると、本実施形態におい
て、患者側装置100は、通信制御器10と生体情報採
取器20とを備えている。
【0016】 通信制御器10は、緊急呼出ボタン12
と、マイコンを備えた発着信制御部13と、生体情報採
取器20から生体情報を無線受信する受信部14と、動
作用のバッテリBt1 と、メインスイッチSW1と、動
作電源の切替接点SW2とを備えている。通信制御器1
0には、商用交流電源を入力するためのAC/DCコン
バータ17及びコンセントACを備えたACアダプタが
着脱自在に接続されている。また、発着信制御部13に
は、所定のインタフェースを介してモデム15が接続さ
れている。このモデム15は、カプラCと付け替えるこ
とができるようになっている。更に、発着信制御部13
には、上述した大型表示器11が併設されている。
【0017】 大型表示器11は、例えば壁掛けパネル型
の表示器であり、通信制御器10から取り外すことがで
きるようになっている。また、緊急呼出ボタン12は、
図3に示すように、通信制御器10を成す筐体の上面中
心に大きく設けられている。発着信制御部13は、マイ
コンと所定のインタフェース等を備え、制御プログラム
の実行により各種の機能を実現する。ここで、発着信制
御部13が行うの処理の詳細は後述する。バッテリBt
1 には、マンガン電池やアルカリ電池等を用いる。動作
電源の切替接点SW2は、通信制御器10の動作用電源
として交流商用電源を用いるか、内蔵のバッテリBt1
を用いるかを切り替える。この切替接点SW2は、通信
制御器10にACアダプタを接続すると交流商用電源を
入力する側に切り替わり、ACアダプタを取り外すとバ
ッテリBt1を使用する側に自動的に切り替わるように
構成されている。
【0018】 一方、生体情報採取器20は、各種の生体
情報を検出する生体情報検出制御部28と、検出された
生体情報を通信制御器10に無線送信する送信部21
と、生体情報の検出状態に異常があることを警告する警
告部27と、メインスイッチSW3と、動作用のバッテ
リBt2 と、動作電源の切替接点SW4とを備えてい
る。生体情報検出制御部28には、心電図取得センサ2
2,呼吸検出センサ23,血中酸素飽和度検出センサ2
4,血圧検出センサ25及び体温検出センサ26がそれ
ぞれ接続されている。また、生体情報採取器20には、
AC/DCコンバータ29,コンセントACを備えた交
流商用電源入力用のACアダプタが着脱自在に接続され
ている。
【0019】 生体情報検出制御部28は、マイコンであ
り、生体情報検出用の各センサ22,23,24,2
5,26の出力信号から生体情報のデータを生成出力す
る。各センサ22,23,24,25,26は、従来一
般的な生体情報検出用センサであって、挟む,貼るとい
った簡単な操作で患者に取り付けることができるもので
る。警告部27は、図2に示すように、各センサ22,
23,24,25,26に対応した複数のインジケータ
を備えている。バッテリBt2 は、マンガン電池やアル
カリ電池等である。電源の切替接点SW4は、ACアダ
プタを接続すると商用交流電源入力側に切り替わり、A
Cアダプタを取り外すとバッテリBt2 を使用する側に
切り替わるようになっている。
【0020】 また、医師側装置200は、例えばパーソ
ナルコンピュータであって、CPU36と、これに所定
のインタフェースを介して接続されるキーボード31,
スピーカ32,モニタ33,モデム34,プリンタ3
5,メモリ37,CDROMドライブ38,ハードディ
スクドライブ39とを備えている。CPU36は、タイ
マ36aを内蔵し、予め準備された処理プログラムに従
って各種の処理を実行するようになっている。ここで、
CPU36が行う処理の詳細は後述する。CDROMド
ライブ38には、レポートの拡張様式が記録されたCD
ROM38aが実装されている。また、ハードディスク
39には、生体情報,レポート様式,タイムテーブル,
生体情報収集条件を記憶するための各記憶領域39a,
39b,39c,39dが確保されている。
【0021】 次に、上記実施形態の全体動作を説明す
る。ここで、患者側装置100の通信制御器10と、医
師側装置200の電源は、常時オンにしておく。
【0022】 〔1〕手動による通信手順
【0023】 在宅の看護者と医師は、予め電話連絡等を
取った後、医師は、医師側装置200のキーボードから
生体情報の送信要求コマンドを入力する。送信要求コマ
ンドが入力されると、CPU36は、モデム34を介し
送信要求信号を出力する。患者側装置100のモデム1
5により送信要求信号が受信されると、発着信制御部1
3は、大型表示器11に生体情報を送信すべき旨を表示
させる。この表示を確認した看護者は、生体情報検出用
の各センサ22,23,24,25,26を患者に取付
け、生体情報採取器20のメインスイッチSW3をオン
にする。これにより、生体情報検出制御部28で採取さ
れた生体情報が送信部21から無線発信される。ここ
で、各センサ22,23,24,25,26の取付け状
態が不良であり、センサから生体情報検出制御部28に
有効な信号が入力されない場合、生体情報検出制御部2
8は、取付不良のセンサに対応したインジケータを点灯
させる。この点灯を確認した看護者は、該当するセンサ
の取付けをやり直す。
【0024】 送信部21から無線送信された生体情報
は、通信制御器10の受信部14から発着信制御部13
に入力される。発着信制御部13は、受信した生体情報
をモデム15を介して公衆回線Pに送信する。
【0025】 送信された生体情報が医師側装置200の
モデム34に受信されると、CPU36は、受信した生
体情報をハードディスクドライブ39の生体情報記憶領
域39aに逐次格納する。医師は、予定の生体情報を取
得した後、キーボード31から終了コマンドを入力す
る。終了コマンドを受理したCPU36は、患者側装置
100に終了信号を送信する。終了信号を受信した発着
信制御部13は、大型表示器11に、終了の旨を表示す
る。この表示を確認した看護者は、生体情報採取器20
のメインスイッチをオフする。
【0026】 〔2〕半自動による通信手順
【0027】 医師は、キーボード31を操作しタイムテ
ーブル39cを書き換えて送信要求信号を出力したい時
刻を1つ又は複数設定する。例えば、AM8:00,A
M8:10,AM8:20に設定する。また、ハードデ
ィスクドライブ39に記憶された生体情報収集条件39
dを書き換える。この生体情報収集条件としては、通信
継続時間を設定できるようになっている。例えば、通信
継続時間を10分に設定した場合、送信要求信号の出力
後、最初の生体情報を受信してから10分後に終了信号
が出力される。システムを稼働状態に設定すると、CP
U36は、内部タイマ36aを逐次監視する。そして、
タイマ36aが予め設定したAM8:00を指標する
と、CPU36は、生体情報の送信要求信号を患者側装
置100に送信する。これに対し、在宅看護者が不在で
あり、生体情報が返信されてこない場合は、CPU36
は、次の設定時刻AM8:10になった時に送信要求信
号を再送する。送信要求信号が発着信制御部13に受信
された後の患者側の手続きは、上述した手動による通信
手順の場合と同様である。そして、最初の生体情報の受
信から予め設定した通信継続時間が経過すると、CPU
36は、患者側装置100に終了信号を送信する。発着
信制御部13が終了信号を受信した後の患者側の手続き
は、上述した手動による通信手順の場合と同様である。
【0028】 〔3〕緊急時の通信手順
【0029】 患者の様態が急変し、緊急に適切な看護を
必要とする場合、看護者は、通信制御器10に装備され
た緊急呼出ボタン12を押下する。緊急呼出ボタン12
が押下されると、発着信制御部13は、医師側装置20
0に緊急信号を送信する。医師側装置200のモデム3
4で緊急信号が受信されると、CPU36は、スピーカ
32から警告アラームを発音させ、医師に注意を促す。
予め設定した一定時間アラームを発音させた後、CPU
36は、患者側装置100に生体情報の送信要求信号を
送信する。送信要求信号受信後の患者側の手続きは、上
述した手動による通信手順の場合と同様である。医師
は、看護者と電話連絡を取り合い、逐次受信される生体
情報を確認しつつ、看護者に適切な処置を指導する。
【0030】 ここで、医師側装置200のモデム34に
おいて緊急信号が受信されると共に医師側装置200全
体の電源が投入されるように構成しても良い。
【0031】 〔4〕緊急時の患者側装置の取扱い
【0032】 患者の様態が急変し、救急車による輸送を
必要とする場合、看護者は、通信制御器10及び生体情
報採取器20から、AC/DCコンバータ17及びコン
セントACを含むACアダプタをそれぞれ取り外す。こ
れにより、通信制御器10,生体情報採取器20は、内
蔵のバッテリBt1 ,Bt2 による動作が可能となる。
また、看護者は、通信制御器10から、大型表示器1
1,モデム15を取り外す。そして、モデム15の代わ
りにカプラCを接続し、通信制御器10及び生体情報採
取器20を救急車内に持ち込む。看護者は、救急車内で
患者に生体情報検出用の各センサを取付け、通信制御器
10に接続されたカプラCに携帯電話をセットして、医
師と連絡を取り合う。そして、携帯電話から生体情報を
医師側装置に送信する。医師は、医師側装置で逐次受信
される生体情報を確認しつつ、救急救命士と連絡を取り
合い、適切な処置を指導する。また、医師は、受信され
る生体情報に応じて救急車到着後の適切な治療準備を行
う。
【0033】 ここで、医師側装置200は、患者の運ば
れた病院が当該患者の担当医師がいない病院である場合
に、受信した生体情報データをインターネットワークを
介して当該患者の運び込まれた病院のシステムに転送可
能な構成としても良い。
【0034】 〔5〕生体情報のレポート出力
【0035】 ハードディスクドライブ39に予定の生体
情報が格納されると、医師は、キーボード31からレポ
ート編集コマンドを入力する。レポート編集コマンドを
受理したCPU36は、レポート様式の入力を要求する
表示をモニタ33に出力する。これに対し、医師は、所
定のレポート様式を選択しキーボード31から入力す
る。レポート様式の入力を受理したCPU36は、ハー
ドディスクドライブ39のレポート様式格納領域39b
から指定されたレポート様式データを読み出す。そし
て、読み出したレポート様式データと生体情報格納領域
39aに格納された生体情報データとを一定の規則に従
って合成し、モニタ33に表示する。レポート結果を印
刷出力する場合、医師は、キーボードに予め割り当てら
れた印刷キーを押下する。印刷キーの入力を受理したC
PU36は、表示中のレポートをプリンタ35に印刷出
力させる。
【0036】 〔6〕レポート様式の拡張操作
【0037】 医師は、既にハードディスクドライブ39
に格納されているレポート様式以外の様式によりレポー
ト出力を行いたい場合、CDROMドライブ38に目的
のレポート様式が格納された拡張様式CDROM38a
をセットし、キーボード31から拡張様式読込コマンド
を入力する。拡張様式読込コマンドを受理したCPU3
6は、CDROMドライブを駆動して拡張様式を逐次読
み出すと共に、ハードディスクドライブ39のレポート
様式格納領域39bに書き込んでゆく。そして、拡張様
式の書き込みが終了すると、上述したレポート編集コマ
ンドにより、新たに読み込んだ拡張様式の使用が可能と
なる。
【0038】 このように、本実施形態によれば、患者側
装置100は、動作用のバッテリBt1 ,Bt2 を内蔵
すると共に、生体情報の送信手段として携帯電話Kを接
続可能としたので、患者側装置100を救急車内に持ち
運んで使用することができる。このため、医師側が常に
患者の状態を把握しつつ、救急救命士に適切な指示を与
えることができ、より適切な治療行為に寄与することが
できる。また、医師側における救急車到着後のための適
切な治療準備にも寄与することができる。
【0039】 また、緊急呼出ボタン12の押下により発
着信制御部13から緊急信号が出力され、この緊急信号
を受信した医師側装置200では、CPU36によりス
ピーカ32から警告アラームが発せられるので、患者の
様態が急変し慌てた在宅看護者は、緊急呼出ボタン12
を押すという容易かつ確実な装置の取扱いで医師に注意
を促すことができ、緊急時に生体情報の送受を行いつつ
医師の適切な看護指導を受けることができる。
【0040】 更に、医師側装置200が予め設定された
時刻に送信要求信号を出力し、送信要求信号を受信した
患者側装置100の発着信制御部13が、文字を表示可
能であり離れた位置からも表示文字が確認可能な大型表
示器11に生体情報を送信すべき旨を表示するので、看
護者は生体情報を送信すべきことを容易かつ確実に知る
ことができ、生体情報の送信を確実に行うことができ
る。また、医師側装置200に医師が随伴することなく
生体情報を取得することができる。
【0041】 これに加え、送信要求信号を送信する時刻
は複数設定可能としたので、医師の随伴なく定期的に生
体情報を取得することができ、また、短い間隔で時刻を
設定することにより、送信要求信号の再送を行うことが
でき、看護者による生体情報の送信を確実ならしめるこ
とができる。
【0042】 また、医師側装置200が、生体情報のレ
ポート出力機能と、その出力装置を備えているので、収
集された患者の生体情報を臨床データとして医師が容易
に活用するできる。
【0043】 更に、レポート様式を拡張様式CDROM
38aから読み込んで拡張可能としたので、医師は、目
的に応じた最適なレポート出力を得ることができる。
【0044】 ここで、医師側装置200は、受信した生
体情報データに基づいて、心電図波形,呼吸波形,脈波
形等の波形データを再生する機能を備えていても良い。
また、心拍数,血中酸素飽和度,血圧,体温等の測定値
を再生する機能を備えていても良い。更に、トレンドデ
ータの作成や上記各波形の解析機能等を備えていても良
い。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、患者側装置は、動作用のバッテ
リを内蔵すると共に、生体情報の送信手段として携帯電
話を接続可能としたので、患者側装置を救急車内に持ち
運んで使用することができる。このため、医師側が常に
患者の状態を把握しつつ、救急救命士に適切な指示を与
えることができ、より適切な治療行為に寄与することが
できる。また、医師側における救急車到着後のための適
切な治療準備にも寄与することができる。
【0046】 また、緊急呼出ボタンの押下により緊急信
号送信手段から緊急信号が出力され、この緊急信号を受
信した医師側装置では、緊急呼出手段によりスピーカか
ら警告アラームが発せられるので、患者の様態が急変し
慌てた在宅看護者は、緊急呼出ボタンを押すという容易
かつ確実な装置の取扱いで医師に注意を促すことがで
き、緊急時に生体情報の送受を行いつつ医師の適切な看
護指導を受けることができる。
【0047】 更に、医師側装置が予め設定された時刻に
送信要求信号を出力し、送信要求信号を受信した患者側
装置の表示制御手段が、文字を表示可能であり離れた位
置からも表示文字が確認可能な大型表示器に生体情報を
送信すべき旨を表示するので、看護者は生体情報を送信
すべきことを容易かつ確実に知ることができ、生体情報
の送信を確実に行うことができる。また、医師側装置に
医師が随伴することなく生体情報を取得することができ
る。
【0048】 これに加え、送信要求信号を送信する時刻
は複数設定可能としたので、医師の随伴なく定期的に生
体情報を取得することができ、また、短い間隔で時刻を
設定することにより、送信要求信号の再送を行うことが
でき、看護者による生体情報の送信を確実ならしめるこ
とができる。
【0049】 また、医師側装置が、生体情報のレポート
出力機能と、その出力装置を備えているので、収集され
た患者の生体情報を臨床データとして医師が容易に活用
するできる。
【0050】 更に、レポート様式を外部媒体から読み込
んで拡張可能としたので、医師は、目的に応じた最適な
レポート出力を得ることができる、という従来にない優
れた在宅患者生体情報取得システムを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】生体情報採取器の外観構成の概略を示す斜視図
である。
【図3】通信制御器の外観構成の概略を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 大型表示器 12 緊急呼出ボタン 13 発着信制御部(緊急信号送信手段,表示制御手
段) 32 スピーカ32 33 モニタ(出力手段) 35 プリンタ(出力手段) 36 CPU(緊急呼出手段) 38 CDROMドライブ(媒体読み出し手段) 38a CDROM(外部媒体) 100 患者側装置 200 医師側装置 Bt1 ,Bt2 バッテリ K 携帯電話 P 公衆回線(通信回線)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の体温,血圧などの生体情報を検出
    すると共に当該生体情報を所定の通信回線に送信する患
    者側装置と、この患者側装置から送信された生体情報を
    前記通信回線を通じて収集する医師側装置とを備え、 前記患者側装置は、自装置の動作用バッテリを内蔵する
    と共に、前記生体情報の送信手段として携帯電話を接続
    可能とし、 前記患者側装置に、動作用電源として交流商用電源を用
    いるか前記動作用バッテリを用いるかを切り替える切替
    接点を設けたことを特徴とする在宅患者生態情報取得シ
    ステム。
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