JPH0414574B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0414574B2 JPH0414574B2 JP60252391A JP25239185A JPH0414574B2 JP H0414574 B2 JPH0414574 B2 JP H0414574B2 JP 60252391 A JP60252391 A JP 60252391A JP 25239185 A JP25239185 A JP 25239185A JP H0414574 B2 JPH0414574 B2 JP H0414574B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrocardiogram
- electrodes
- signal
- lead
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000000038 chest Anatomy 0.000 claims description 8
- 210000000115 thoracic cavity Anatomy 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 206010003119 arrhythmia Diseases 0.000 description 3
- 230000006793 arrhythmia Effects 0.000 description 3
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 2
- 229910021607 Silver chloride Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 208000010125 myocardial infarction Diseases 0.000 description 1
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 1
- HKZLPVFGJNLROG-UHFFFAOYSA-M silver monochloride Chemical compound [Cl-].[Ag+] HKZLPVFGJNLROG-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/68—Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
- A61B5/6801—Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be attached to or worn on the body surface
- A61B5/6813—Specially adapted to be attached to a specific body part
- A61B5/6822—Neck
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Surgery (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は心電図の誘導を行なう心電図誘導装置
に関する。
に関する。
[発明の技術的背景及びその問題点]
心電図は通常1ないしそれ以上の誘導で導出さ
れた電位差の時系列的記録であるが、一つの誘導
は少なくとも二つの電極の組合せを意味するもの
であり、現在迄に知られている誘導法としては、
標準肢誘導(3つ)、単極肢誘導(3つ)、単極胸
部誘導(6)の12誘導が標準的である。
れた電位差の時系列的記録であるが、一つの誘導
は少なくとも二つの電極の組合せを意味するもの
であり、現在迄に知られている誘導法としては、
標準肢誘導(3つ)、単極肢誘導(3つ)、単極胸
部誘導(6)の12誘導が標準的である。
ところで、装置を小型化して携帯可能にするこ
とによつて心臓発作のおそれのある者が常時持ち
歩ける様にした装置が開発されている。これは装
置に3個又は4個の電極を突出形成させたもので
あり、この電極部分を胸に当てることによつて各
電極相互間の信号を処理することによつて心電図
を誘導するようにしている。
とによつて心臓発作のおそれのある者が常時持ち
歩ける様にした装置が開発されている。これは装
置に3個又は4個の電極を突出形成させたもので
あり、この電極部分を胸に当てることによつて各
電極相互間の信号を処理することによつて心電図
を誘導するようにしている。
しかしながら、この装置では、携帯可能な大き
さという限られた面積内に配列された短距離の電
極間で収集した信号を基準にしているため、十分
な大きさのものを得ることができないという問題
があり、これを解消するために電極間隔を広げる
と小型化を阻害するという問題が発生する。ま
た、この装置では前記標準12誘導法のうちのいず
れかの誘導法を用いたのかの判別が難しいという
問題もある。
さという限られた面積内に配列された短距離の電
極間で収集した信号を基準にしているため、十分
な大きさのものを得ることができないという問題
があり、これを解消するために電極間隔を広げる
と小型化を阻害するという問題が発生する。ま
た、この装置では前記標準12誘導法のうちのいず
れかの誘導法を用いたのかの判別が難しいという
問題もある。
また、腕時計型のケース表裏面に電極を設け、
この電極の一方を右手に、他方を左手に接触させ
ることにより心電図を得る装置が提案されている
(特開昭60−103935号公報)。しかしながらこの装
置は上記公報にも記載されているように標準肢第
1誘導方式による心電図誘導であり、胸部誘導方
式に比べて検出感度が悪くノイズに影響され易い
という根本的な欠点を有している。
この電極の一方を右手に、他方を左手に接触させ
ることにより心電図を得る装置が提案されている
(特開昭60−103935号公報)。しかしながらこの装
置は上記公報にも記載されているように標準肢第
1誘導方式による心電図誘導であり、胸部誘導方
式に比べて検出感度が悪くノイズに影響され易い
という根本的な欠点を有している。
さらに上記いずれの公知例にあつても誘導した
心電図を可聴信号(音)に変換して電話器等を介
して交信を行なうという機能を有しているものは
無かつた。
心電図を可聴信号(音)に変換して電話器等を介
して交信を行なうという機能を有しているものは
無かつた。
[発明の目的]
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであ
り、小型かつ携帯可能であつて、最も検出レベル
の高い胸部誘導方式を利用し、さらに可聴信号に
変換する機能を備えた心電図誘導装置を提供する
ことを目的とするものである。
り、小型かつ携帯可能であつて、最も検出レベル
の高い胸部誘導方式を利用し、さらに可聴信号に
変換する機能を備えた心電図誘導装置を提供する
ことを目的とするものである。
[発明の概要]
前記目的を達成するために本発明は、生体の心
臓の位置に対応する体表面に接触する第1の電極
と生体の右手の平に接触する愛2の電極と、前記
第1と第2の電極間に得られる生体信号電位差を
検出して心電図を得る信号処理回路と、検出され
た心電図を可聴信号に変換する手段とによつて構
成され、単極胸部誘導による心電図を得ると共
に、可聴信号を利用して電話交信を行なうことが
できるものである。
臓の位置に対応する体表面に接触する第1の電極
と生体の右手の平に接触する愛2の電極と、前記
第1と第2の電極間に得られる生体信号電位差を
検出して心電図を得る信号処理回路と、検出され
た心電図を可聴信号に変換する手段とによつて構
成され、単極胸部誘導による心電図を得ると共
に、可聴信号を利用して電話交信を行なうことが
できるものである。
[発明の実施例]
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
第1図は、心電図誘導装置の一実施例を示すも
のであり、同図Aは正面図、Bは側面図、Cは裏
面図、Dは平面図を示している。各図において、
1は筐体であり、ペンダントのケース形状を成し
ている。この筐体1の表面には所定形状(例えば
円板状)の第1の接触電極2が設けられており、
また筐体1の裏面には上記第1の接触電極2と同
等の所定形状(例えば円板状)の第2の接触電極
3が設けられている。尚、この各電極2,3は心
電図を得るための電極であり、第1の接触電極2
はマイナス(−)側、第2の接触電極3はプラス
(+)側として使用される。特に第2の接触電極
3は分極の少ない材質、例えば銀/塩化銀電極で
構成されている。筐体1の側面には心電図レベル
に合せて入力電圧レベルを切換える切換スイツチ
5及び外部装置と接続可能であつて、出力を取り
出すための出力端子6が設けられている。尚、図
中4は引掛部4Aを介して取付けられたペンダン
ト用チエーンである。更に筐体1内には前記裏面
に設けられた接触電極3を介して得られる心電図
信号をアナログ電気信号に変換し、それを更にデ
イジタル信号に変換する入力回路7と、デイジタ
ル変換された心電図信号等を記憶する記憶回路8
と、記憶された心電図信号をアナログ信号に変換
して前記出力端子6に導く出力回路9及びこれら
の電源となる電池10が収納されている。筐体1
の上側面には引掛部4Aを中心にして心電図表示
部12及び時計表示部13が分配されている。ま
た、この装置は時計としての機能をも有してお
り、このための構成部分も備えている。即ち、記
憶回路8は前述の心電図記憶用のエリアと、時刻
や年月日を記憶するエリアと、操作ボタン11及
び表示駆動回路を備えている。心電図表示部12
では心電図におけるR波の到来タイミングで点滅
表示を行なうようになつている。尚、各接触電極
2,3は通常の状態では心電図の誘導を行なわ
ず、第2の電極3が人体の皮膚に接触し、かつ、
第1の電極2に人の手が平等が接触したときに入
力回路を起動して心電図の誘導を行なうようにな
つている。また、出力回路9からは心電図だけで
なく、年月日や時刻信号も同時に取り出せるよう
に構成されている。
のであり、同図Aは正面図、Bは側面図、Cは裏
面図、Dは平面図を示している。各図において、
1は筐体であり、ペンダントのケース形状を成し
ている。この筐体1の表面には所定形状(例えば
円板状)の第1の接触電極2が設けられており、
また筐体1の裏面には上記第1の接触電極2と同
等の所定形状(例えば円板状)の第2の接触電極
3が設けられている。尚、この各電極2,3は心
電図を得るための電極であり、第1の接触電極2
はマイナス(−)側、第2の接触電極3はプラス
(+)側として使用される。特に第2の接触電極
3は分極の少ない材質、例えば銀/塩化銀電極で
構成されている。筐体1の側面には心電図レベル
に合せて入力電圧レベルを切換える切換スイツチ
5及び外部装置と接続可能であつて、出力を取り
出すための出力端子6が設けられている。尚、図
中4は引掛部4Aを介して取付けられたペンダン
ト用チエーンである。更に筐体1内には前記裏面
に設けられた接触電極3を介して得られる心電図
信号をアナログ電気信号に変換し、それを更にデ
イジタル信号に変換する入力回路7と、デイジタ
ル変換された心電図信号等を記憶する記憶回路8
と、記憶された心電図信号をアナログ信号に変換
して前記出力端子6に導く出力回路9及びこれら
の電源となる電池10が収納されている。筐体1
の上側面には引掛部4Aを中心にして心電図表示
部12及び時計表示部13が分配されている。ま
た、この装置は時計としての機能をも有してお
り、このための構成部分も備えている。即ち、記
憶回路8は前述の心電図記憶用のエリアと、時刻
や年月日を記憶するエリアと、操作ボタン11及
び表示駆動回路を備えている。心電図表示部12
では心電図におけるR波の到来タイミングで点滅
表示を行なうようになつている。尚、各接触電極
2,3は通常の状態では心電図の誘導を行なわ
ず、第2の電極3が人体の皮膚に接触し、かつ、
第1の電極2に人の手が平等が接触したときに入
力回路を起動して心電図の誘導を行なうようにな
つている。また、出力回路9からは心電図だけで
なく、年月日や時刻信号も同時に取り出せるよう
に構成されている。
第3図は前記装置の詳細構成を示すブロツク図
である。前記入力回路7は、接触電極2,3から
得られる信号を増幅する前置増幅器7Aと、増幅
された信号の低域周波数成分をカツトするフイル
ター7Bと、中間に設けられた増幅器7C及びア
ナログ信号をデイジタル信号に変換するA/D変
換器7Dとによつて構成される。記憶装置8は例
えば64Kbitの容量を有している。出力回路9は、
前記記憶装置8から読み出されるデータをアナロ
グ信号に変換するD/A変換器9Aと、アナログ
変換されたデータを後述する制御回路からの信号
によつてスイツチングする出力スイツチ9B及び
出力スイツチ9Bを介して得られるデータを増幅
して出力端子6に導びく増幅器9Cとによつて構
成されている。そして、上記各回路を制御するた
めの制御回路15が設けられている。尚、10は
電源としての電池であり、例えば6V、−6Vの電
圧を出力して各ブロツクに供給するようになつて
いる。
である。前記入力回路7は、接触電極2,3から
得られる信号を増幅する前置増幅器7Aと、増幅
された信号の低域周波数成分をカツトするフイル
ター7Bと、中間に設けられた増幅器7C及びア
ナログ信号をデイジタル信号に変換するA/D変
換器7Dとによつて構成される。記憶装置8は例
えば64Kbitの容量を有している。出力回路9は、
前記記憶装置8から読み出されるデータをアナロ
グ信号に変換するD/A変換器9Aと、アナログ
変換されたデータを後述する制御回路からの信号
によつてスイツチングする出力スイツチ9B及び
出力スイツチ9Bを介して得られるデータを増幅
して出力端子6に導びく増幅器9Cとによつて構
成されている。そして、上記各回路を制御するた
めの制御回路15が設けられている。尚、10は
電源としての電池であり、例えば6V、−6Vの電
圧を出力して各ブロツクに供給するようになつて
いる。
第3図において2重の線で囲まれたブロツクは
筐体1の表面に取付けられている部分であり、入
力電圧レベル切換スイツチ5の出力は前置増幅器
7Aの制御端子に供給され、操作ボタン11の出
力は制御回路15に入力されて各表示部12,1
3や出力スイツチ9Bを選択駆動できるようにな
つている。心電図表示部12及び時計表示部13
は液晶表示又はLED表示構成となつており、前
記操作ボタン11の操作に基づいて制御回路15
からの信号により心電図や時計(時刻)を表示す
るようになつている。この他にスピーカ16も取
付けられており、前記心電図が制御回路により可
聴信号に変換された後、スピーカ16を介して出
力されることになる。このスピーカ16からの可
聴信号を電話器を使つて遠隔地に伝送する場合に
使用される。前記制御回路とスピーカとによつて
可聴信号変換手段が構成される。
筐体1の表面に取付けられている部分であり、入
力電圧レベル切換スイツチ5の出力は前置増幅器
7Aの制御端子に供給され、操作ボタン11の出
力は制御回路15に入力されて各表示部12,1
3や出力スイツチ9Bを選択駆動できるようにな
つている。心電図表示部12及び時計表示部13
は液晶表示又はLED表示構成となつており、前
記操作ボタン11の操作に基づいて制御回路15
からの信号により心電図や時計(時刻)を表示す
るようになつている。この他にスピーカ16も取
付けられており、前記心電図が制御回路により可
聴信号に変換された後、スピーカ16を介して出
力されることになる。このスピーカ16からの可
聴信号を電話器を使つて遠隔地に伝送する場合に
使用される。前記制御回路とスピーカとによつて
可聴信号変換手段が構成される。
次に、本発明の一実施例装置の動作を説明す
る。患者は常時本装置をペンダントの要領で装置
しておき、使用時には例えば第2図に示すように
右手の手の平14で筐体面に取付けてある電極に
強く押し付けるように接触することにより、装置
を作動させる。電極3で検出された心電図はデイ
ジタル値に変換され、記憶回路8に記憶される。
尚、医者の解析時間等を考慮して記憶回路は例え
ば45秒後に自動的に停止させる。また、停止と共
に信号音等が発生するように構成すれば、患者は
記憶終了を判断でき便利となる。入力電圧レンジ
切換スイツチ5は患者の心電図レベルによつて医
者があらかじめセツトしておくためのものであ
る。このようにして記憶された心電図はアナログ
信号に変換され、出力端子6からアダプタを介し
て病院等に備えられているオシロスコープ等の心
電計に接続され、医者によつて解析される。尚、
アダプタとして心電計四肢誘導入力用ジヤツクを
備えた心電計DCインバータ用出力器等を接続す
れば容易に外部装置に接続できる。このときの心
電図には年月日や時刻も記憶されるようになるか
ら解析に好都合である。また、可聴信号変換手段
を動作させて電話を介して医師の直接診断を受け
ることもできる。
る。患者は常時本装置をペンダントの要領で装置
しておき、使用時には例えば第2図に示すように
右手の手の平14で筐体面に取付けてある電極に
強く押し付けるように接触することにより、装置
を作動させる。電極3で検出された心電図はデイ
ジタル値に変換され、記憶回路8に記憶される。
尚、医者の解析時間等を考慮して記憶回路は例え
ば45秒後に自動的に停止させる。また、停止と共
に信号音等が発生するように構成すれば、患者は
記憶終了を判断でき便利となる。入力電圧レンジ
切換スイツチ5は患者の心電図レベルによつて医
者があらかじめセツトしておくためのものであ
る。このようにして記憶された心電図はアナログ
信号に変換され、出力端子6からアダプタを介し
て病院等に備えられているオシロスコープ等の心
電計に接続され、医者によつて解析される。尚、
アダプタとして心電計四肢誘導入力用ジヤツクを
備えた心電計DCインバータ用出力器等を接続す
れば容易に外部装置に接続できる。このときの心
電図には年月日や時刻も記憶されるようになるか
ら解析に好都合である。また、可聴信号変換手段
を動作させて電話を介して医師の直接診断を受け
ることもできる。
第4図は本発明装置を用いた実験結果を示すも
のであり、同図Aは胸と右手との間に接触させた
場合の心電図、同図Bは右手と左手との間に接触
させたときの心電図、同図Cは右手と左脚首との
間に接触させたときの心電図を示すものである。
のであり、同図Aは胸と右手との間に接触させた
場合の心電図、同図Bは右手と左手との間に接触
させたときの心電図、同図Cは右手と左脚首との
間に接触させたときの心電図を示すものである。
上記実験結果のうち第4図Aに示すものはP、
Q、R、S、T波が明確に表われており、特に不
整脈変動やS、T変位を有効に診断することがで
きる。このように心電図として最も有効なデータ
を得ることができる。これが本発明における単極
胸部誘導方式を用いたものであり、第4図Bに示
すものが従来例(特開昭60−103935号)の標準肢
第1誘導によるもである。両者を比較して明らか
なように本発明の方が検出レベルが高く、ノイズ
に影響されにくいものとなている。
Q、R、S、T波が明確に表われており、特に不
整脈変動やS、T変位を有効に診断することがで
きる。このように心電図として最も有効なデータ
を得ることができる。これが本発明における単極
胸部誘導方式を用いたものであり、第4図Bに示
すものが従来例(特開昭60−103935号)の標準肢
第1誘導によるもである。両者を比較して明らか
なように本発明の方が検出レベルが高く、ノイズ
に影響されにくいものとなている。
[発明の効果]
以上詳述した本発明によれば最も検出レベルの
高い胸部誘導方式を利用した装置となり、また誘
導した心電図を可聴信号に変換しているのでこれ
を利用して電話交信による診断を行なうことがで
きるという特有の効果を有する。特に電話交信の
際の相手方が医師であれば、何らの電気信号処理
装置(コンピユータ等)を使用することなく耳で
聴くだけで直ちに診断に下すことができるから緊
急を要する場合に極めて有効である。
高い胸部誘導方式を利用した装置となり、また誘
導した心電図を可聴信号に変換しているのでこれ
を利用して電話交信による診断を行なうことがで
きるという特有の効果を有する。特に電話交信の
際の相手方が医師であれば、何らの電気信号処理
装置(コンピユータ等)を使用することなく耳で
聴くだけで直ちに診断に下すことができるから緊
急を要する場合に極めて有効である。
また、前記実施例装置であれば上記効果の外に
以下の如き種々の効果が得られる。
以下の如き種々の効果が得られる。
(1) 本装置は患者が常時携帯可能にするため、小
型軽量なペンダント型である。
型軽量なペンダント型である。
(2) 患者が不整脈を自覚したときに直ちに記憶を
可能にするため、操作がワンタツチである。
可能にするため、操作がワンタツチである。
(3) 1回の記憶時間を30秒〜1分とし、時間経過
後自動的に停止する。
後自動的に停止する。
(4) 解析する医者に多大の手間がかからないよう
に、数回の不整脈に対して記憶を反復できる
が、総記憶時間は5分以内である。
に、数回の不整脈に対して記憶を反復できる
が、総記憶時間は5分以内である。
(5) 記憶の再生には特別な装置を必要とせず、簡
単なアダプタを使用することにより、普通の心
電計を利用してリアルタイムで再生できる。
単なアダプタを使用することにより、普通の心
電計を利用してリアルタイムで再生できる。
以上により、本装置は特別の装置を必要とせ
ず、低価格で製造でき、小型軽量で操作が簡単な
ため、個々の患者が自分で購入して備えておく
か、病院や診断所から数週間単位で借り出して、
患者自身で常時携帯し、必要な場合には使用でき
る。
ず、低価格で製造でき、小型軽量で操作が簡単な
ため、個々の患者が自分で購入して備えておく
か、病院や診断所から数週間単位で借り出して、
患者自身で常時携帯し、必要な場合には使用でき
る。
第1図は本発明の一実施例装置を示すもので、
同図Aは正面図、同図Bは側面図、同図Cは裏面
図、同図Dは平面図、第2図は使用状態を示す正
面図、第3図は本発明装置の詳細構成を示すブロ
ツク図、第4図A,B,Cは本発明装置を用いた
実験結果による心電図である。 1……筐体、2,3……電極、6……出力端
子、8……記憶回路。
同図Aは正面図、同図Bは側面図、同図Cは裏面
図、同図Dは平面図、第2図は使用状態を示す正
面図、第3図は本発明装置の詳細構成を示すブロ
ツク図、第4図A,B,Cは本発明装置を用いた
実験結果による心電図である。 1……筐体、2,3……電極、6……出力端
子、8……記憶回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 心電図誘導装置において、生体の心臓の位置
に対応する体表面に接触する第1の電極と、生体
の右手の平に接触する第2の電極と、前記第1と
第2の電極間に得られる生体信号電位差を検出し
て心電図を得る信号処理回路と、検出された心電
図を可聴信号に変換する手段とからなる単極胸部
誘導方式の心電図誘導装置。 2 第1項において、第1と第2の電極がケース
の表裏面に取付けられている単極胸部誘導方式の
心電図誘導装置。 3 第2項において、ケースはチエーンを介して
生体に吊持される単極胸部誘導方式の心電図誘導
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60252391A JPS62112529A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 心電図誘導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60252391A JPS62112529A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 心電図誘導装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62112529A JPS62112529A (ja) | 1987-05-23 |
JPH0414574B2 true JPH0414574B2 (ja) | 1992-03-13 |
Family
ID=17236671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60252391A Granted JPS62112529A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 心電図誘導装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62112529A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3867168B2 (ja) * | 2002-04-16 | 2007-01-10 | アドバンスドメディカル株式会社 | 心電計 |
JP3892754B2 (ja) * | 2002-05-20 | 2007-03-14 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 測定装置 |
JP5841951B2 (ja) * | 2010-02-01 | 2016-01-13 | プロテウス デジタル ヘルス, インコーポレイテッド | データ収集システム |
US9756874B2 (en) | 2011-07-11 | 2017-09-12 | Proteus Digital Health, Inc. | Masticable ingestible product and communication system therefor |
WO2015112603A1 (en) | 2014-01-21 | 2015-07-30 | Proteus Digital Health, Inc. | Masticable ingestible product and communication system therefor |
WO2014151929A1 (en) | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Proteus Digital Health, Inc. | Personal authentication apparatus system and method |
CA2965941C (en) | 2013-09-20 | 2020-01-28 | Proteus Digital Health, Inc. | Methods, devices and systems for receiving and decoding a signal in the presence of noise using slices and warping |
US10084880B2 (en) | 2013-11-04 | 2018-09-25 | Proteus Digital Health, Inc. | Social media networking based on physiologic information |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3938507A (en) * | 1973-11-01 | 1976-02-17 | Survival Technology Incorporated | Portable heart monitor |
JPS60103936A (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-08 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 心電位記録装置 |
JPS60103935A (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-08 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 腕時計型心電計 |
-
1985
- 1985-11-11 JP JP60252391A patent/JPS62112529A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3938507A (en) * | 1973-11-01 | 1976-02-17 | Survival Technology Incorporated | Portable heart monitor |
JPS60103936A (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-08 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 心電位記録装置 |
JPS60103935A (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-08 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 腕時計型心電計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62112529A (ja) | 1987-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4337377A (en) | Biologic apparatus | |
US4535783A (en) | Personal electrocardiology recorder | |
US4809705A (en) | Portable electrocardiogram monitor | |
US20170319082A1 (en) | Phono-Electro-Cardiogram Monitoring Unit | |
US20060030781A1 (en) | Emergency heart sensor patch | |
JPH02501892A (ja) | 携帯型身体監視装置 | |
JP2015512754A (ja) | eカードECGモニタ | |
JPS60103936A (ja) | 心電位記録装置 | |
MXPA03009139A (es) | Monitor de fibrilacion auricular de larga duracion. | |
JPH0414574B2 (ja) | ||
KR20210135908A (ko) | 멀티 채널 반지형 스마트 청진기 | |
JPH09322882A (ja) | 身体装着型健康情報収集装置 | |
GB2168817A (en) | Electrocardiography device | |
CN115644913A (zh) | 手表设备、生理音测量的方法、装置以及计算机存储介质 | |
EP1782730A1 (en) | Device for acquiring, recording and transmitting ECG signals for home care needs | |
JP2003070759A (ja) | 携帯型心電計及びその装着方法並びに使用方法 | |
JP2003275186A (ja) | 心電図モニター装置 | |
JP3368255B2 (ja) | 携帯型心電図モニター | |
EP0097741B1 (en) | Bioelectric signal converter | |
JP3664400B2 (ja) | 心電図表示装置 | |
JPH09299343A (ja) | 心電図情報収集装置及び心電図情報処理方法 | |
JPH0779805B2 (ja) | 個別呼出機能付き携帯型心電計 | |
JPH01270851A (ja) | 携帯型心電計 | |
JP3487039B2 (ja) | 心電計 | |
RU2779691C1 (ru) | Портативное устройство для доврачебной экспресс-диагностики инсульта |