JP2805235B2 - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JP2805235B2 JP2805235B2 JP2029816A JP2981690A JP2805235B2 JP 2805235 B2 JP2805235 B2 JP 2805235B2 JP 2029816 A JP2029816 A JP 2029816A JP 2981690 A JP2981690 A JP 2981690A JP 2805235 B2 JP2805235 B2 JP 2805235B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kojic acid
- oil
- feeling
- present
- derivative
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Cosmetics (AREA)
Description
の誘導体と特定の油剤とを含有し、滑らかでコクのある
使用感を有し、べたつきが少なくて肌へのなじみが良好
で、かつ、しっとり感の持続する化粧料に関する。
する目的でグリセリンや1,3−ブチレングリコール等の
水溶性多価アルコールや水溶性高分子を多量に配合する
ことが行なわれてきたが、これら水溶性多価アルコール
や水溶性高分子を多く配合するとべたつきが感じられる
ようになり、また肌へのなじみもわるくなるという欠点
があった。
ンやワセリン等のペースト状の油剤を配合することが行
なわれてきたが、コクのある使用感が得られる反面、べ
たつきが感じられるようになるという欠点があり、また
しっとり感をも併せもたせることは困難であった。
用を有していることが知られている(特開昭53−18739
号公報、特開昭56−7776号公報、特開昭56−79616号公
報、特開昭59−33207号公報等)。しかしながら、これ
らコウジ酸又はその誘導体に関する他の効果については
未だ知られていなかった。
た結果、コウジ酸及び/又はその誘導体と特定の油剤と
を組み合わせて配合すれば、極めて優れた使用感を有す
る化粧料が得られることを見出し、本発明を完成した。
ォーム油及びコレステリル−12−ヒドロキシステアレー
トから選ばれる油剤の一種又は二種以上 を含有することを特徴とする化粧料を提供するものであ
る。
分のコウジ酸又はその誘導体は、次の一般式(I) (式中、R1及びR2は、同一又は異なっても良く、水素原
子又は炭素数3〜22のアシル基又はアルキル基を示す) で表わされるものである。
セトバクター属等の微生物などによる発酵生成物から抽
出、精製したものでも、精製工程を省いた抽出物のまま
のものでもよく、あるいは合成によって得られるもので
もよい。
成されるものが使用でき、そのエステルとしては、例え
ばコウジ酸モノブチレート、コウジ酸モノカプレート、
コウジ酸モノパレミテート、コウジ酸モノステアレー
ト、コウジ酸モノシンナメート又はコウジ酸モノベンゾ
エートなどのモノエステル;コウジ酸ジブチレート、コ
ウジ酸ジパルミテート、コウジ酸ジステアレート又はコ
ウジ酸ジオレエートなどのジエステル等が挙げられる これらコウジ酸及びその誘導体は、一種又は二種以上
向き合わせて用いることができ、使用感の面から全組成
中に0.0001〜5重量%、特に0.01〜3重量%配合するこ
とが好ましい。
ローズヒップ油、メドフォーム油としては、オーストラ
リア、ハワイ、アフリカ等で産するマカデミアンナッ
ツ、南米やヨーロッパに生育する野生のバラの一種であ
るローズヒップの種子、アフリカ西部や北米太平洋岸に
生育する二年草メドフォームの実をそれぞれ圧搾、溶剤
抽出などの処理によって得られる液状油が用いられる。
また、コレステリル−12−ヒドロキシステアレートとし
ては、コレステリンと12−ヒドロキシステアリン酸のエ
ステルで、ペースト状の油剤が用いられる。
せて用いることができ、使用感の面から全組成中に、マ
カデミアンナッツ油、ローズヒップ油、メドフォーム油
は0.001〜50重量%、コレステリル−12−ヒドロキシス
テアレートは0.001〜10重量%配合することが好まし
い。
常の化粧料に用いられる水性成分、粉体、界面活性剤、
その他の油剤、保湿剤、アルコール類、pH調整剤、防腐
剤、色素、酸化防止剤、紫外線吸収剤、増粘剤、香料、
美肌成分等を必要に応じて適宜配合することができる。
と(B)成分とを配合し、常法に従って製造することが
でき、乳液、クリーム、化粧水、パック、洗浄料等とし
て適用することができる。
本発明はこれらに限定されるものではない。
いて女性20名をパネルとして滑らかさ、コク、肌へのな
じみ、塗布直後のしっとり感および塗布2時間後のしっ
とり感について、下記基準に従い評価を行なった。
は優れた使用感触を示し、コウジ酸とマカデミアンナッ
ツ油等の相乗効果が認められた。
ある使用感を有すると共に、べたつきが少なくて肌への
なじみも良く、かつしっとり感が持続して、使用感触が
極めて優れたものである。
Claims (1)
- 【請求項1】次の成分(A)及び(B) (A)コウジ酸及び/又はその誘導体 (B)マカデミアンナッツ油、ローズヒップ油、メドフ
ォーム油及びコレステリル−12−ヒドロキシステアレー
トから選ばれる油剤の一種又は二種以上 を含有することを特徴とする化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2029816A JP2805235B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2029816A JP2805235B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03236306A JPH03236306A (ja) | 1991-10-22 |
JP2805235B2 true JP2805235B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=12286547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2029816A Expired - Lifetime JP2805235B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2805235B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-09 JP JP2029816A patent/JP2805235B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03236306A (ja) | 1991-10-22 |
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Legal Events
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