JP2804720B2 - 建設機械の旋回位置表示装置 - Google Patents

建設機械の旋回位置表示装置

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JP2804720B2
JP2804720B2 JP22533294A JP22533294A JP2804720B2 JP 2804720 B2 JP2804720 B2 JP 2804720B2 JP 22533294 A JP22533294 A JP 22533294A JP 22533294 A JP22533294 A JP 22533294A JP 2804720 B2 JP2804720 B2 JP 2804720B2
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浩之 塚本
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建設機械の旋回位置表示
装置に関するものであり、特に、下部走行体に対して全
方向へ旋回自在な上部旋回体を備えた建設機械の旋回位
置表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種建設機械は、下部走行体に左
右独立して走行モータを搭載し、運転席に設けた2本の
操作レバーにて左右の走行モータを駆動制御している。
また、下部走行体に対して上部旋回体が水平全方向へ旋
回自在であり、該上部旋回体を旋回して作業を行ってい
るときに、オペレータは下部走行体の前部がどの方向へ
位置しているかの判断が困難である。
【0003】従って、建設機械を移動させる場合には、
オペレータが運転席から下部走行体の向きを視認し、機
体がどの方向へ進行するかを確認している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、前述したよう
にオペレータの目視によって下部走行体の向きを確認し
ているが、機械によっては運転席から見たときの下部走
行体の向きが分かりにくく、運転を誤って事故を起こす
虞がある。
【0005】そこで、下部走行体に対する上部旋回体の
旋回位置を検出し、運転席に於いてオペレータが下部走
行体の走行モータの位置を簡易迅速に認識できるように
し、操作レバーの誤操作による事故の発生を未然に防止
するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために提案せられたものであり、下部走行体に上
部旋回体を全方向へ旋回自在に載設し、運転席に設けた
2本の操作レバーにて左右の走行モータを駆動制御する
ようにした建設機械であって、前記2本の操作レバーの
ノブに発光装置を設けるとともに、下部走行体に対する
上部旋回体の旋回位置を検出する装置を設け、該検出装
置により上部旋回体が前向き領域、後向き領域、左向き
領域、右向き領域の何れかの領域に位置しているかを判
定し、上部旋回体の領域に対応して前記発光装置を各領
域毎に異なってオンオフさせるように構成された建設機
械の旋回位置表示装置に於て、前記発光装置は前記2本
の操作レバーのノブに各1個づゝ対峙して配設され、前
記上部旋回体が前向き領域にあるときには、双方の各発
光装置はオフし、更に、該上部旋回体が後向き領域にあ
るときには前記双方の発光装置がオンし、上部旋回体が
左向き領域にあるときには、左側の発光装置のみがオン
し、該上部旋回体が右向き領域にあるときには、右側の
発光装置のみをオンさせるようにした制御部を設けた建
設機械の旋回位置表示装置を提供するものである。
【0007】
【作用】本発明は左右の操作レバーのノブに各1個づつ
対峙して配設された発光装置は、上部旋回体が前向き領
域にあるときには双方の各発光装置に対して制御部から
のオン信号が出力されず、従って、左右双方の発光装置
は消灯する。これに対して、上部旋回体が後向き領域に
ある場合は、前記左右の各発光装置に制御部からの出力
がオンして双方とも点灯する。 一方、上部旋回体が左向
き領域にあるときには、制御部から左側の発光装置にの
み点灯指令が出力して左側の発光装置が点灯する。
に、上部旋回体が右向き領域にあるときには、制御部か
ら右側の発光装置にのみ点灯指令が出力して該右側の発
光装置を点灯する。斯くして、オペレータは左右の操作
レバーに対峙して各1個づゝ配設された発光装置の点灯
状態を視認するだけで簡易迅速に機体の進行方向を認識
できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳述
する。図1は建設機械の一例として油圧ショベル11を
示したものであり、左右のクローラを装着した下部走行
体12にボールレース13を介して上部旋回体14を載
設してある。下部走行体12の左右後部には夫々走行モ
ータ15,16が搭載されており、運転席17に設けた
2本の操作レバー18,19にて左右の走行モータ1
5,16を駆動制御している。
【0009】また、図示は省略するがボールレース13
の内側にはリングギヤが設けられており、該リングギヤ
に噛合したピニオンギヤをモータによって回転し、前記
上部旋回体14が水平全方向へ旋回するように形成され
ている。更に、スイベルジョイントにポテンショメータ
やマイクロスイッチ等のセンサを設けて、上部旋回体1
4の旋回位置検出装置20が形成されている。或いは、
前記ボールレース13に光電スイッチや蒸気スイッチ等
のセンサを設けて、上部旋回体14の旋回位置検出装置
を形成することもできる。
【0010】而して、下部走行体12の前進方向Fに対
しての範囲を前向き領域、の範囲を後向き領域、
の範囲を左向き領域、の範囲を右向き領域と設定し、
前記旋回位置検出装置20の検出値に基づいて、制御部
21は上部旋回体14のブーム中心線Cがどの領域に位
置しているかを判定する。
【0011】図2及び図3に示すように、前記運転席1
7に設けた2本の操作レバー18,19のノブ18a,
19aの表面には、夫々1つずつの発光装置22,23
が設けられている。該発光装置22,23はLEDをは
じめランプ、ネオン管等を使用し、前記旋回位置検出装
置20の検出値に基づく制御部21の指令によりオンオ
フし、制御部21からの指令によってオンとなったとき
に該発光装置22,23が点灯若しくは点滅する。
【0012】而して、図4(a)及び(b)に示すよう
に、前記上部旋回体14が前向き領域にある場合は、図
5に示すように、左右の発光装置22,23への出力を
オフにして双方とも消灯する。従って、オペレータは操
作レバー18,19の操作方向と機体の進行方向が一致
していることを認識できる。
【0013】これに対して、図6(a)及び(b)に示
すように、上部旋回体14が後向き領域にある場合は、
図7に示すように、左右の発光装置22,23への出力
をオンにして双方とも点灯若しくは点滅させる。従っ
て、オペレータは操作レバー18,19の操作方向と機
体の進行方向が正反対であることを認識できる。
【0014】一方、図8に示すように、上部旋回体14
が左向き領域にある場合は、図9に示すように、左側の
発光装置22への出力をオンにして該発光装置22のみ
を点灯若しくは点滅させる。従って、オペレータは上部
旋回体14の左側に走行モータ15,16が位置してい
ることが分り、操作レバー18,19を前方へ傾転させ
れば機体が右方向へ進行することを認識できる。
【0015】また、図10に示すように、上部旋回体1
4が右向き領域にある場合は、図11に示すように、右
側の発光装置23への出力をオンにして該発光装置23
のみを点灯若しくは点滅させる。従って、オペレータは
上部旋回体14の右側に走行モータ15,16が位置し
ていることが分り、操作レバー18,19を前方へ傾転
させれば機体が左方向へ進行することを認識できる。
【0016】尚、上記各領域にて発光装置22,23を
消灯する代りに表示色を変更してもよい。而して、本発
明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為す
ことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶ
ことは当然である。
【0017】
【発明の効果】本発明は上記一実施例に詳述したよう
に、運転席に設けた2本の操作レバーのノブに夫々1つ
ずつの発光装置を対峙して設け、そして、上部旋回体が
前向き領域にある場合は、制御部から前記双方の発光装
置への出力をオフして双方とも消灯する。従って、オペ
レータは操作レバーの操作方向と機体の進行方向が一致
していることを簡易迅速に認識することができる。 これ
に対して、上部旋回体が後向き領域にあるときには、左
右の発光装置への出力をオンして双方とも点灯若くは点
滅させる。従って、オペレータは操作レバーの操作方向
と機体の進行方向が正反対であることを簡易迅速に認識
することができる。 一方、上部旋回体が左向き領域にあ
る場合は、左側の発光装置への出力をオンして該左側の
発光装置のみを点灯若くは点滅させる。従って、オペレ
ータは操作レバーを前方へ傾倒させれば、機体が右方向
へ進行することを簡易迅速に認識することができる。
又、上部旋回体が右向き領域にある場合は、右側の発光
装置への出力をオンして該右側の発光装置のみを点灯若
くは点滅させる。従って、オペレータは操作レバーを前
方へ傾倒させれば機体が左方向へ進行することを簡易迅
速に認識することができる。斯くして、操作レバーの誤
操作による事故の発生を未然に防止し、安全性の向上に
寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、油圧ショベルの平面
図。
【図2】制御系のブロック図。
【図3】操作レバーの要部斜視図。
【図4】(a)(b)は上部旋回体が前向き領域に位置
している状態の平面図。
【図5】前向き領域での発光装置のオンオフ状態を示す
解説図。
【図6】(a)(b)は上部旋回体が後向き領域に位置
している状態の平面図。
【図7】後向き領域での発光装置のオンオフ状態を示す
解説図。
【図8】上部旋回体が左向き領域に位置している状態の
平面図。
【図9】左向き領域での発光装置のオンオフ状態を示す
解説図。
【図10】上部旋回体が右向き領域に位置している状態
の平面図。
【図11】右向き領域での発光装置のオンオフ状態を示
す解説図。
【符号の説明】
11 油圧ショベル 12 下部走行体 14 上部旋回体 15,16 走行モータ 17 運転席 18,19 操作レバー 20 旋回位置検出装置 21 制御部 22,23 発光装置 前向き領域 後向き領域 左向き領域 右向き領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 9/26 E02F 9/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体に上部旋回体を全方向へ旋回
    自在に載設し、運転席に設けた2本の操作レバーにて左
    右の走行モータを駆動制御するようにした建設機械であ
    って、前記2本の操作レバーのノブに発光装置を設ける
    とともに、下部走行体に対する上部旋回体の旋回位置を
    検出する装置を設け、該検出装置により上部旋回体が前
    向き領域、後向き領域、左向き領域、右向き領域の何れ
    かの領域に位置しているかを判定し、上部旋回体の領域
    に対応して前記発光装置を各領域毎に異なってオンオフ
    させるように構成された建設機械の旋回位置表示装置
    於て、前記発光装置は前記2本の操作レバーのノブに各
    1個づゝ対峙して配設され、前記上部旋回体が前向き領
    域にあるときには、双方の各発光装置はオフし、更に、
    該上部旋回体が後向き領域にあるときには前記双方の発
    光装置がオンし、上部旋回体が左向き領域にあるときに
    は、左側の発光装置のみがオンし、該上部旋回体が右向
    き領域にあるときには、右側の発光装置のみをオンさせ
    るようにした制御部を設けたことを特徴とする建設機械
    の旋回位置表示装置。
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KR101507606B1 (ko) * 2007-12-26 2015-03-31 두산인프라코어 주식회사 건설기계의 케이블릴 구동제어장치

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