JP2804076B2 - 吸水性を呈する超ソフト特殊混繊糸の製造方法 - Google Patents

吸水性を呈する超ソフト特殊混繊糸の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、優れた吸水性を有し、且つ極めて高い柔軟
性とユニークな風合を有する超ソフト特殊混繊糸の製造
方法に関する。
(従来技術) 合成繊維糸には一般にガラス転移点温度(二次転移温
度ともいう)が存在し、この温度以下では分子が凍結さ
れていて動き難いので、これを延伸するに当っては延伸
点をガラス転移点温度以上とし分子を動き易くして引き
伸ばすのが常識である。もっともこのガラス転移温度以
下の分子が凍結した状態で無理矢理にこれを引き伸ばす
と分子が配向せず、今迄の延伸糸とは全く異なる特異な
風合を呈する糸ができる(但し、分子が凍結された状態
で無理に引き伸ばすので、必ず斑延伸となり均一な外観
のものは出来ない)。即ち、ガラス転移温度以下の低温
で延伸することは、特開昭58−44762号公報にも示され
るように、所謂Thick & Thin糸の製造方法そのものと
なり、斑を発生させずその特異風合のみを求めるといっ
たことは不可能である。その他凍結状態の分子を無理矢
理に引き伸ばすのでそれに要する力は物凄く大きくな
り、糸がローラーとスリップしたり、毛羽立ってラップ
が発生したりするなどの問題点が多く、延伸フィラメン
トヤーンの生産性が低くなるという問題もある。
更に、従来のポリエステル繊維はドライ感、ボリュー
ム感に乏しく更に親水性でないため天然の絹、麻、綿及
び毛織編物の着心地に一歩も二歩もゆずらざるを得ずこ
れらに近づける努力がなされている。
最近、ポリエステル繊維織編物の生産、加工技術の進
歩により織編物の風合、外観面では天然繊維織編物にか
なり近いものが得られるようになってきたが、ドライな
表面タッチ、ボリューム感ある肌ざわり、優れた吸水性
等の点では依然として大きい差があって天然繊維織編物
とポリエステル繊維織編物との着心地感の決定的な差異
の一つになっている。
ここに、ドライ感とは例えば絹繊維織物特有のドライ
感を言い、ポリエステル繊維織編物が持つヌメリ感に対
峙するものである。現在のところ定量的測定は困難であ
り、一般に織編物業者の触感によっているのが普通であ
る。
かくの如く、その測定は困難であるが、織編物の性
質、多び着心地を決定する上で極めて重要な要素であ
る。
更に、吸水性とは発汗時の衣服の着心地を左右する極
めて重要な要素である。従来より天然繊維が、繊維固有
の吸水性能により水分をよく保持することはよく知られ
ている。一方、人造繊維のうち、特に合成繊維はその優
れた性質から衣料用素材として非常に広範囲に使用され
ているが、その多くが、疎水性の重合体よりできている
為に吸水性に乏しい欠点がある。近年、このような合成
繊維の吸水性能を向上させるために、親水性合成繊維の
開発研究、或いは疎水性合成繊維の親水性研究が数多く
なされ、例えば、親水性基をポリマー主鎖中に導入する
方法、親水性化合部をポリマー中に練り込む方法、繊維
表面に親水性化合物を塗布する方法など提案されてい
る。しかし、いずれにおいても、親水性について充分な
効果を与えようとすると、本来のポリマー繊維の有して
いた優れた性能を低下させ、耐久性に乏しかったり、織
編物として衣料にした場合に、風合、特に肌ざわりの点
で粗硬感が著しい等の種々の欠点を有していた。
(発明の目的) 本発明の目的は、ポリエステル繊維のかかる欠点を改
良し、優れた吸水性を呈し、かつ、極めて柔軟性が高
く、ユニークな風合を有する超ソフト・フラットマルチ
フィラメントヤーンを、その重合体分子が凍結した状態
で、マルチフィラメントの断面形状を変化させることな
く、またそれに捲縮を付与することなく製造する方法を
提供し、それによって、均一に延伸されたマルチフィラ
メントからなる、均一な外観と性能を有する超ソフトフ
ラットマルチフィラメントヤーンと、およびそれから得
られる超ソフト・フラットマルチフィラメントヤーン布
帛を提供しようとするものである。
(発明の構成) 即ち、本発明は、切断伸度差が少くとも70%以上であ
る2種またはそれ以上のポリエステルマルチフィラメン
ト糸を引揃えて、仮撚加工するに際して、少くとも1種
のマルチフィラメント糸として、下記の微細孔形成剤を
配合した中空ポリエステルマルチフィラメント糸を用い
て仮撚し、仮撚中のセット条件を常温若しくは高々78℃
迄としてセットしてから解撚し、解撚直後、又はその後
の工程において、130℃以上の温度で熱処理することを
特徴とする吸水性を呈する超ソフト特殊混繊糸の製造方
法である。
微細孔形成剤 [式中、Vは一価の有機基、Zは−OV1、OM4は一価の有
機基(但しV1は一価の有機基、M4は金属)、M1は金属、
mは0又は1を示す。]、または [式中、Wは水素原子又はエステル形成官能基、M2およ
びM3は金属、nは1又は2を示す。] 本発明を具体例により詳細に説明する。
第1図(a)は合成繊維の所謂未延伸糸の模式図であ
る。これをそのガラス転移点温度以上に加熱して、構成
分子の凍結を解いた状態で引張ると(b)のように均一
に延伸される。しかしながら、これをガラス転移温度以
下で引張ると、構成分子は凍結された状態のままで無理
に引き伸ばされるので分子はスムースに揃わず、(c)
のように不均一な斑々の糸になってしまう。
これに対し、第2図は本発明の方法による延伸の態様
を示すもので、(d)図の如く未延伸糸(1)と、これ
により配向度の高い、従って伸び難い添え糸(2)とを
引揃えて、(e)図の如くこれをねじっていくとき、未
延伸糸(1)は伸び易く、他方添え糸(2)は伸び難い
ので、結局未延伸糸(1)は添え糸(2)の周囲に
(f)図の如く捲き付けられる格好となり、その結果未
延伸糸(1)は捲き付けに要する長さだけ均一に引き伸
ばされる。
即ち、第1図のように糸を両端で引張って延伸すると
き、特にガラス転移点(二次転移点)以下で分子が凍結
されているような状態では糸は伸び難いため、これを無
理矢理引き伸ばした場合、糸は伸び易い所が伸びて伸び
難い所はあまり伸びないといったように太さ斑が生じ
る。しかし、前記のように添え糸(2)と一緒にねじ
り、これを蔓捲き状にする過程において伸ばすと、糸の
各部分で少ずつ伸ばされるので、糸の両端を引張ったよ
うな選択的な伸びは起らず、糸の各部分で均一かつ平等
に延びることになる。従って、このようにガラス転移温
度以下でも均一に伸ばすことができるし、また斑になり
易い中途半端な低い倍率でも均一に引き伸ばすことが可
能になる。
但し、この方法では糸をねじって捲き付かせる時に自
然に伸ばされる程度以上には伸ばし得ないので、自ら延
伸できる倍率の上限は決まってくる。しかし、ここで注
目すべきことは、添え糸(2)を少し引き伸ばしながら
この未延伸糸(1)の捲き付けを行うと、未延伸糸
(1)には捲き付けの延びにこの添え糸(1)の伸びが
加わるが、その場合でも極めて均一に伸ばれるという事
実が在ることである。これはやはり未延伸糸(1)が添
え糸(2)にしっかり捲き付いて拘束されながら伸ばさ
れるためと推察される。従って、この添え糸(1)の伸
張も加えることによって、ある程度この伸長率は加減で
きる。また、これに更に、未延伸糸(1)と添え糸
(2)とを予め交絡させておいた上で、前記のようなね
じり操作を加えると両者の拘束関係が一層密になり、よ
り均一性が増す。
第3図は、本発明の具体的な実施工程の一例であっ
て、(1)は素材のポリエステル未延伸糸、(2)はこ
れより伸び難い添え糸のポリエステル中間配向糸であ
り、両糸は一対の供給ローラー(3)より供給され、空
気ノズル(4)で相互に絡められた後、中間ローラー
(5)を経て仮撚具(6)で相互にねじられる。その結
果、仮撚具(6)の前では未延伸糸(1)は添え糸
(2)の周囲に捲き付くことによって伸ばされながら、
仮撚具(6)を通過し、再び捲き付きは解かれ、両者が
まとわりついたままデリベリローラー(7)を経てヒー
ター(3)で熱セットされ、引取ローラー(9)を経て
ワインダー(10)に捲き取られる。得られた加工糸を製
織し染色仕上すると、分子を凍結したまま延伸されたこ
とによって、今迄のポリエステル織物とは全く異なる、
極めて超ソフトでマシュマロのような特殊な風合を有
し、かつ太さ斑や染色斑等も全くない汎用性ある織物が
得られる。
本発明において、このような風合を得るためには、未
延伸糸(1)が伸ばされる時に構成分子が凍結状態にあ
る温度即ちガラス転移点温度(二次転移点温度)未満に
する必要がある。そのためには通常の仮撚加工に使う16
0〜240℃といった合成繊維の所謂熱可塑化温度で加熱し
ては勿論駄目であって、高々78℃以下、好ましくは60℃
以下(熱処理時間にして0.6秒以下)にする必要があ
る。一般には、前記の例のように熱を加えない常温で行
うとき最もよい結果が得られる。特にガラス転移温度の
低い素材では強制冷却することもよい。
また、供給する未延伸糸(1)と添え糸(2)とは予
め交絡しておくことは必ずしも必須ではないが、交絡す
ることによって前述の如く未延伸糸(1)がより均整に
引き伸ばされ、その外仮撚を経て解撚された後の糸がバ
ラバラになるのを防ぐ効果もある。後者については、場
合によっては仮撚解撚後の交絡でもよいが、一般的には
仮撚前交絡の方がバラけが少い。
また、未延伸糸(1)の引き伸ばし量が少い場合には
前述の如く添え糸(2)も引き伸ばしてこれに加算する
のがよく、この例で言えばローラー(5)と(7)間の
速度関係を引き伸ばし状態、所謂延伸仮撚の状態で行う
のがよい。このようにしても未延伸糸(1)は前述の如
く斑糸にはならず均一に伸ばすことが可能である。特に
仮撚を摩擦仮撚具で与える時は糸がスリップするので延
伸仮撚が必須となる。一方、スピンドル仮撚であれば必
ずしも延伸仮撚にする必要はないが、一般に摩擦仮撚の
方が糸の引掛りがなくスムースに走行し易い。
また、仮撚でねじられた時に蔓巻き状となって専ら未
延伸糸(1)のみが伸ばされる為には、添え糸(2)は
未延伸糸(1)よりも伸び難いことが必要であることか
ら、複屈折率にして0.03以上の中間配向糸、高配向糸が
好ましい。そして、延伸性については、未延伸糸(1)
よりも自然延伸比(伸度%表示)で70%以上小さいこと
が望ましい。
本発明は凍結状態の分子を無理に延伸して特異な超ソ
フト風合を出すわけであるが、その中でも延伸前の分子
が繊維軸方向に並んでいないほど、即ち配向度が低いほ
ど延伸が更に難しくなるので、風合の特異性は増す。従
って未延伸糸の配向度は高くても複屈折率にて0.02以
下、更に好ましくは0.01以下の殆んど配向していないも
のを用いることが望ましい。
このようにして無理に延伸された糸は一般に内部歪が
大きく、沸水中の収縮率が高いので、使用に際してはこ
れを熱処理してその収縮率を落とす必要がある。第3図
(8)のヒーターはその目的のためのものであり、その
加熱温度としては少くとも130℃以上が必要で、好まし
くは160℃以上で少くとも0.1秒以上加熱するのがよい。
この加熱は前記延伸工程に引き続いて連続的に行ってお
けば、出来た糸をどのような分野にでも使えるので安心
であるが、用途によってはこれを織編物等の布帛にして
から行うことも可能である。
本発明の混繊糸を得る工程は、特公昭61−19733号公
報、特公昭56−25529号公報などにみられる所謂仮撚捲
付二層構造加工糸の製造方法の工程と一見似ているが、
その作用効果や、それにより製造される加工糸の構造は
互いに全く異なるものである。
即ち、従来の仮撚捲付二層構造加工糸の場合には、仮
撚工程で一種のマルチフィラメントを、他のマルチフィ
ラメントに捲き付けた状態にして、これを高温に加熱
し、そのねじれた形でマルチフィラメントの重合体分子
を再配向結晶化させるので、両マルチフィラメントは、
仮撚で捲き付けられたフィラメントの捲きつき形状や撚
り形状が残留し、このため、第4図(g)に示されてい
るように「捲付」二層構造加工糸となる。このような従
来の仮撚捲付二層構造加工糸は、紡績糸的な風合を有す
ることに特徴がある。これに対し、本発明では、仮撚で
高延伸性マルチフィラメントを低延伸性マルチフィラメ
ントに捲き付けても、この状態で加熱セットされること
がないので、その捲き付けぐせやねじりぐせは全く残留
せず、得られる加工糸は第4図(h)に示されているよ
うに各フィラメントはストレートであって(捲縮がな
く)、紡績糸様な構造にはならない。即ち、加工糸中の
フィラメントはストレートなものであり、したがってフ
ラットマルチフィラメントヤーンを形成する。本発明に
おいて、高延伸性マルチフィラメントを低温で強制的に
伸長しながら仮撚されるので、得られる加工糸は、従来
の仮撚延伸加工糸とは全く異なる極めてソフトなタッチ
と、ユニークな風合を有するフラットマルチフィラメン
トヤーンとなる。
本発明において、未延伸糸(1)と添え糸(2)の複
合比率については、元々本発明による特異風合は分子凍
結状態で無理矢理伸ばされる側[未延伸糸(1)]、即
ち低配向側(=自然延伸比の大きい側)で発生するの
で、一般的には半分以上は占めた方がよい。但し、特に
伸ばし難い分子配向を有する繊維の場合においては、風
合をある程度犠牲にしても延伸性を優先させることもあ
り得るが、その場合でも少くとも3割は占めるべきであ
る。
一方、あまり低配向側が増えると高配向側[添え糸
(2)]が細くなりすぎて蔓捲き状を形成させることが
困難になり、糸切れ等が発生するので、多くとも8割以
下にとどめておくことが望ましい。
また、仮撚数について言えば、本発明の場合、仮撚捲
縮を施すのが目的でないので必ずしも従来の仮撚加工ほ
どの撚数でなくても効果が得られる。例えば、仮撚加工
であると 位の甘い撚数は効果的な捲縮を施すことはできないが、
本発明においてはそれに応じた糸の冷延伸は起き、それ
なりの効果は発生する。但し、特にねじり難い素材でな
い限り、目一ぱいの仮撚数、即ち糸の破断が起き易くな
以下の仮撚数で、安定加工できる限り、高くした方が糸
がよく伸ばされて効果的である。仮撚を摩擦仮撚で行う
場合には仮撚数は測定し難いが、D/Yを1.3〜2.8位の値
にすればよい。
ここにおいて De=仮撚中の糸Total De D/Y=仮撚ディスク表面速度/仮撚加工中の糸速 である。
更に、本発明方法にあっては、前記の伸度差を有する
2糸条のうち、少くとも、一方のマルチフィラメントと
して微細孔形成剤配合の中空ポリエステル繊維を用いる
必要がある。該中空ポリエステル繊維の形態は、繊維軸
方向に連続したポリマー層が存在すれば、その外周形
状、中空部の形状は如何なるものでもよい。
かかる中空ポリエステル繊維の中空率、即ち見掛けの
繊維全断面積における中空部の断面積の割合は5〜50%
の範囲であることが望ましい。中空率が5%未満である
と吸水性能が低下し、本発明の目的である織編物が得ら
れない。中空率が50%を越えると中空部が潰れ易くな
り、言ったん潰れと吸水性能が低下するようになるので
好ましくない。
また、前記の微細微細孔形成剤としては、下記一般式
(I)又は(II)で表わされるリン化合物又はスルホン
酸化合物が使用される。
式中、M1は金属であり、特にアルカリ金属、アルカリ
土類金属、Mn 1/2、Co 1/2又はZn 1/2が好ましく、なか
でもLi、Na、K、Ca 1/2、Mg 1/2が特に好ましい。mは
0又は1である。Vは一価の有機基であり、具体的には
アルキル基、アリール基、アルキルアリール基、アリー
ルアルキル基又は(CH21OpR″(但しR″は水素
原子、アルキル基又はフェニル基、1は2以上の整数、
pは1以上の整数)等が好ましい。Zは−OH、−OV1
−OM4又は一価の有機基であり、V′は上記Vの定義と
同様であって、V′とVとは同一でも異なっていてもよ
く、M4は上記M1の定義と同様であって、M4とM1は同一で
も異なっていてもよい。また一価の有機基としては、上
記Vにおける有機基の定義と同様であって、Vと同一で
も異なっていてもよい。
かかるリン化合物の好ましい具体例としては、リン酸
モノメチルジナトリウム、リン酸ジメチルモノナトリウ
ム、リン酸モノフェニルジカリウム、リン酸モノメチル
モノマグネシウム、リン酸モノメチルマンガン、ポリオ
キシエチレン(EO5モル付加ラウリルエーテルホスフェ
ートカリウム塩(但し、EO5モル付加とは、エチレンオ
キサイド5モル付加を意味し、以下同様の意味を示
す)、ポリオキシエチレン(EO5モル付加)ラウリルエ
ーテルホスフェートマグネシウム塩、ポリオキシエチレ
ン(EO50モル付加)メチルエーテルホスフェートナトリ
ムウ塩、亜リン酸モノエチルジカリウム、亜リン酸ジフ
ェニルモノナトリウム、ポリオキシエチレン(EO50モル
付加)メチルエーテルホスファイトジナトリウム、フェ
ニルホスホン酸モノメチルモノナトリウム、ノニルベン
ゼンホスホン酸モノメチルモノカリウム、フェニルホス
フィン酸モノメチルモノナトリウム等を挙げることがで
きる。
式中、M2及びM3は金属であり、M2としては特にアルカ
リ金属、アルカリ土類金属、Mn 1/2、Co 1/2又はZn 1/2
が好ましく、なかでもLi、Na、K、Ca 1/2、Mg 1/2が特
に好ましく、M3としては、特にアルカリ金属又はアルカ
リ土類金属が好ましく、なかでもLi、Na、K、Ca 1/2、
Mg 1/2が特に好ましく、M2及びM3は同一でも異なってい
てもよい。nは1又は2である。Wは水素原子又はエス
テル形成性官能基であり、エステル形成官能基としては
−COOR(但しRは水素原子、炭素数1〜4のアルキ
ル基又はフェニル基)又は−CO[O(CH2pOH(但
し、1は以上の整数、Pは1以上の整数)等が好まし
い。
かかるスルホン酸化合物の好ましい具体例としては3
−カルボメトキシ・ベンゼンスルホン酸ナトリウム−5
−カルボン酸ナトリウム、3−カルボメトキシ・ベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム−5−カルボン酸カリウム、3
−カルボメトキシ・ベンゼンスルホン酸カリウム−5−
カルボン酸カリウム、3−ヒドロキシエトキシカルボニ
ル・ベンゼンスルホン酸ナトリウム−5−カルボン酸ナ
トリウム、3−カルボキシ・ベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム−5−カルボン酸ナトリウム、3−ヒドロキシエト
キシカルボニル・ベンゼンスルホン酸Na−5−カルボン
酸Mg 1/2、ベンゼンスルホン酸Na−3,5−ジカルボン酸N
a、ベンゼンスルホン酸Na−3,5−ジカルボン酸Mg 1/2な
どをあげることができる。
上記リン化合物又はスルホン酸化合物の配合量は、添
加すべきポリエステルを構成する酸成分に対し0.3〜15
モル%の範囲が適当であり、0.5〜5モル%の範囲が好
ましい。
(発明の作用・効果) 本発明の方法は、特公昭61−19733号公報、特公昭56
−25529号公報に見られる所謂仮撚捲付二層構造加工糸
の工程と一見似ているが、その作用効果や出来た糸の構
造は全く異なる。
即ち、仮撚捲付二層構造加工糸の場合には、仮撚で糸
を捲き付き状態にして高温に加熱し、そのねじれた形で
繊維の分子を再配向結晶化させるので、その形が熱固定
される。従ってこれを解撚しても捲き付きや撚りぐせ
(ねじりぐせ)がこって第4図(g)のような「捲付」
二層構造加工糸となり、このものはスパンライク的な風
合に特徴がある。これに対し、本発明の方法では仮撚で
糸を捲き付き状態にしてもこれは加熱セットはしないの
で、その捲き付けぐせやねじりぐせは全く残らず、糸は
(h)のようなあくまでもストレートな糸となり、スパ
ンライクな構造にはならない。即ち、その構造はフィラ
メント的なストレートなものであって、凍結された分子
を無理矢理引き伸ばすことによる、今迄の繊維とは全く
異なった極めてソフトなタッチを有する繊維の集合した
フィラメント糸となる。
また、このようにガラス転移温度以下の常温等で無理
矢理延伸すると、分子は凍結状態にあるのでその延伸張
力は非常に大きくなり、特に紡糸速度が2000m/min以下
の未延伸糸のように分子が殆んど配向していないような
ものでは、その力は極めて大きい。従って、通常は延伸
ラップや糸切れ、毛羽立ちが発生したりスリップしたり
して生産性が困難である。しかしながら、本発明のよう
にねじる力でこれを伸ばすとスムースに延伸が行われ、
また伸びる力はねじり力で主に与えられるので、延伸機
のようなローラーに何回もターンできる設備は勿論、仮
撚加工機のようなワンニップの簡単なローラー装置でも
生産上のトラブルもなく簡単に延伸できるという特長も
有する。
また、本発明の糸は従来の合成繊維の概念を破る極め
て柔軟な風合特徴を有する。特に比較的モジュラスが高
く、従って風合が硬くて腰の強いポリエステル繊維に応
用すると、今迄のポリエステルの特徴的な硬さはなくな
り、非常にソフトな風合、強いて言えばマシュマロかさ
くら紙のような柔らかいタッチのフィラメントになるの
で、肌に直接触れるランジェリーなどのインナー衣料や
ベビー衣料及び高級ブラウスや高級ドレスなどにその用
途を拡大することができ、そのメリットは大きい。
また、本発明に用いる素材としては、延伸可能な合成
繊維であれば制限はないが、特にポリエステル繊維に応
用すると、その本質的に硬い風合を大幅に軟らかく改良
できる点で、或いはガラス転移温度が高く、本発明の低
温凍結延伸の効果が一層発揮できる点で適用の効果は甚
大である。
かくして得られた“特殊混繊糸”を用いて織編物にす
るが、この織編成する前(即ち、糸条の段階で)、若し
くは、織編成して後、アルカリ性溶液により処理するも
のである。このアルカリ性溶液の処理により、前記の微
細孔形成剤の一部、又は全部が溶解、除去されて、中空
ポリエステル繊維には微細孔が形成される。この微細孔
は、横断面の一部のみに存在していてもよいが、出来れ
ば、全体に散在することが、吸水性向上のためには望ま
しい。また、該部細孔は、繊維軸方向に配列していると
共に、少くとも一部の微細孔が相互に連通しており、繊
維全体として結果的に中空繊維の外壁と内壁とが微細孔
を介して通じているものである。この微細孔が繊維断面
において、前記のごとく散在し、その少くとも一部が中
空部まで連通しているか否かは繊維横断面を3000倍程度
に拡大して観察することができる。更に、微細孔の連通
状態を確認する最も簡便で容易な方法は、長さ数センチ
メートル(通常5cm)の単糸を通常の顕微鏡で100倍程度
の倍率で観察しながら、この単糸の中程に水(染色水で
あればより好ましい)を一滴たらせば、その水が中空部
に達するか否かにより容易に確認できる。本発明に使用
する中空ポリエステル繊維の場合には、前記のようなた
らした水は、瞬時にして中空部に達するのが観察され
る。
前記の微細孔は繊維軸方向に配列されているものであ
り、繊維外形、特に表面にフィブリルは見られない。か
かる微細孔の大きさは、その直径が0.01〜3μm、その
長さが該直径の50倍以下であることが望ましい。この微
細孔の直径が0.01μm未満であると吸水性の効果が低下
し易く、直径が3μmを超えると充分な繊維強度が得ら
れない。また、微細孔の長さがその直径の50倍を超えて
長くなると他の条件を全て満足しても、繊維の強度及び
耐フィブリル性が低くなるので好ましくない。
かくして得られるポリエステル混繊糸は、その少くと
も捲付糸(即ち、外層部)には、微細孔を有する中空ポ
リエステル繊維が分布するものであるから、着用時には
該中空ポリエステル繊維により、汗を迅速に吸収するも
のである。更に、この吸水性大なる性質に加えて、非常
にソフトな風合、柔らかいタッチを示すので肌に直接触
れるランジェリーなどのインナー衣料又はベビー衣料に
好適である。
本発明の混繊糸には前記の微細孔を有する中空ポリエ
ステル繊維が使用される結果、得られるポリエステル織
編物は、好ましいドライ感が付与される。これは、該微
細孔により、前記中空ポリエステル繊維の摩擦特性が、
動摩擦抵抗と静摩擦抵抗との差を大きくするように作用
することによるものと考えられる。
更に、微細孔形成剤として前記に示したような特定の
剤を使用するものであるから、アルカリ性溶液で処理す
ることにより形成した微細孔に起因するフィブリルによ
る摩耗強度の低下の問題も殆んど発生しないものであ
る。このように、本発明によれば、吸水性に優れ、且つ
極めて高い柔軟性に富み、且つドライ感も有する、ユニ
ークな風合を有する、超ソフト特殊混繊糸を得ることが
できる。
(実施例) 本発明を、更に下記実施例により説明する。
実施例中下記の測定が行われた。
マルチフィラメントヤーンの沸水収縮率(BWS)と乾熱
収縮率(HS) 約3000デニールの綛を作り、これに荷重0.1g/deをか
けて原長l0(cm)を読み取った。前記綛の荷重を2mg/de
に変えて、これを沸騰水中で30分間熱処理し、室温で乾
燥させた後、荷重を0.1g/deに変えてその長さl1(cm)
を読み取った。次いで、荷重を再度2mg/deに変えて、18
0℃の加熱空気中で1分間熱処理した後、取出して荷重
を0.1g/deに変えて、その長さl2(cm)を読み取った。
自己伸長率=BWS(%)−HS(%) 織物の柔軟度は曲げ硬さ(BS)により、また織物の反
撥性は曲げ反発度(BR)により評価した。測定法はJIS
L 1096の6.20.3C法(剛軟度ループ圧縮法)を用いた。
抗ピリング性はJIS L 1076の4.1に示されるICI形試験
機を用いて、同試験法6.1に示されているA法(ICI形試
験機を用いる方法)により測定評価した。
摩耗強さは、JIS L 1096のA−3法(折目法)に示さ
れている方法により、研磨紙として#600を用いて測定
した。
吸水速度 吸水速度試験法(JIS L 1018に準ず) 試験布帛(試料)をアニオン性洗剤ザブ(花王石鹸社
製)の0.3%水溶液で家庭用電気洗濯機により40℃で30
分の選択を行い、次いで乾燥して得られる試料を水平に
張り、試料の上方1cmの高さから水滴を1滴(0.04cc)
滴下し、水が完全に試料に吸収され反射光が観測されな
くなるまでの時間を測定する。
吸水率 吸水率測定法 布帛を乾燥して得られる試料を水中に30分以上浸漬し
た後、家庭用電気洗濯機の脱水機で5分間脱水する。乾
燥試料の重量と脱水後の試料の重量から下記式により求
めた。
実施例 複屈折率:0.043、自然延伸比:45%(倍率にして1.45
倍)、伸度:140%、ガラス転移点:80℃、繊度:80de′、
フィラメント数:36本、断面形状が円形である、速度320
0m/分の紡糸によって得られた普通のポリエステル高配
向未延伸糸(POY)(80de/36fila)と、3−カルボメト
キシ・ベンゼンスルホン酸Na−5−カルボン酸Na配合の
変性ポリエステルを速度1300m/分の紡糸によって得られ
たポリエステル低配向未延伸糸(UDY)[自然延伸比160
%(倍率にして2.6倍)]、伸度:345%、ガラス転移点:
67℃、繊度:90de′、フィラメント数:24本]とを、配合
比率:47:53で引き揃え、これを、オーバーフィード:1.0
%、圧空圧:4Kg/cm2の条件で空気交絡ノズルに供して、
フィラメントを互いに交絡させた。次に、630m/minの表
面速度で回転している三軸式摩擦仮撚装置に、速度:350
m/分、伸長率:55%、仮撚張力:32g、解撚張力:27gの延
伸仮撚を室温(30℃)で施し(D/Y=1.8)、交絡された
マルチフィラメントヤーンに加撚した後、これを解撚
し、次にオーバーフィード率:0%で230℃のヒーター
(熱処理時間0.2秒)に通して加熱して、各フィラメン
トの熱収縮率を低下させ、得られた加工糸をワインダー
に巻き取り、110デニール/60フィラメントの糸条を得
た。この糸条を顕微鏡で観察したところ、各フィラメン
トの断面形状に変形は全く認められなかった。更に、糸
条自体はノントルクであって、フィラメントに捲縮が実
質的に認められず、通常の混繊フラットマルチフィラメ
ントヤーンと同じ外観を示していた。
尚、上記加工において、仮撚装置を除いて、延伸のみ
を行ったところ、所要延伸張力は120g/dであった。
次に得られたフラットマルチフィラメントヤーンの特
性は第1表−(1),(2)の通りであった。
次いで、これに800T/mの撚を施してから綾組織にて製
織し、10%の減量をして染色仕上した(染色条件は第2
表、特性は第3表の通り)ところ、従来ポリエステルの
タッチとは全く異なる、滑かで極めて柔軟性があり、軽
やかで皺にならない全く新しい感性のポリエステル織物
となり、インナーウェアーなど従来ポリエステル織物の
苦手とする超ソフト分野への商品的進出が可能となっ
た。
また、延伸仮撚温度を70℃(実施例)、100℃(比較
例)、120℃(比較例)とする以外は前記と同様に行っ
た。その結果を第1表に合せて示す。
この室温で加工した加工糸を用いて、下記製織条件
(組織:綾)及びアルカリ処理および染色条件で染色布
帛を作成した。
得られた織物の特性およびその吸水性は夫々は第3表
および第4表に示す通りであった。
(発明の効果) 本発明方法は、極めてソフトでユニークな風合を有す
る超ソフト・フラットマルチフィラメントヤーンを、仮
撚加工装置を利用して、容易な操作で極めて高効率で製
造することができる。また、本発明によって得られる超
ソフト・フラットマルチフィラメントヤーンは、そのユ
ニークな風合と、すぐれた物理的特徴を有し、ランジェ
リーなどのインナー衣料用、ベビー衣料用及び、高級ブ
ラウス用や高級ドレス用に広く利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の延伸原理を説明する模式図、第2図は本
発明の延伸原理を説明する模式図、第3図は本発明の一
実施態様を示す工程図、第4図は本発明の糸と従来のス
パンライク糸との違いを示す模式図である。 第3図において、(1)……未延伸糸、(2)……未延
伸糸(1)よりも配向度の高い添え糸、(3)……供給
ローラー、(4)……空気交絡ノズル、(5)……中間
ローラー、(6)……仮撚具、(7)……デリベリロー
ラー、(8)……熱処理ヒーター、(9)……引取ロー
ラー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】切断伸度差が少くとも70%以上である2種
    またはそれ以上のポリエステルマルチフィラメント糸を
    引揃えて、仮撚加工するに際して、少くとも1種のマル
    チフィラメント糸として、下記の微細孔形成剤を配合し
    た中空ポリエステルマルチフィラメント糸を用いて仮撚
    し、仮撚中のセット条件を常温若しくは高々78℃迄とし
    てセットしてから解撚し、解撚直後、又はその後の工程
    において130℃以上の温度で熱処理することを特徴とす
    る吸水性を呈する超ソフト特殊混繊糸の製造方法。 微細孔形成剤 [式中、Vは一価の有機基、Zは−OV1、OM4又は一価の
    有機基(但しV1は一価の有機基、M4は金属)、M1は金
    属、mは0又は1を示す。]、または [式中、Wは水素原子又はエステル形成官能基、M2およ
    びM3は金属、nは1又は2を示す。]
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854035A (ja) * 1981-09-22 1983-03-30 帝人株式会社 複合嵩高糸の製造方法
JPS6075631A (ja) * 1983-09-30 1985-04-30 ユニチカ株式会社 ポリエステル特殊加工糸の製造法
JPS63282326A (ja) * 1987-05-12 1988-11-18 株式会社クラレ 絹調仮撚加工糸の製造法

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