JP2803933B2 - バネクラッチ構造 - Google Patents
バネクラッチ構造Info
- Publication number
- JP2803933B2 JP2803933B2 JP3321918A JP32191891A JP2803933B2 JP 2803933 B2 JP2803933 B2 JP 2803933B2 JP 3321918 A JP3321918 A JP 3321918A JP 32191891 A JP32191891 A JP 32191891A JP 2803933 B2 JP2803933 B2 JP 2803933B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil spring
- shaft
- load
- peripheral surface
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D27/10—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
- F16D27/105—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with a helical band or equivalent member co-operating with a cylindrical coupling surface
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/70—Interfitted members
- Y10T403/7098—Non-circular rod section is joint component
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
Description
間歇送りする給紙ローラ等の回転及び定位置停止を切り
換えるバネクラッチの構造に関する。
給紙ローラ等では、差し込まれたシート条体を順次下流
方向に給送し、該下流側で所要の処理が施されるように
なっている。この場合、給紙ローラによる給紙を確実に
行うべく、該給紙ローラを所定位置で停止させ、その間
にシート条体を充分に差し込み、該差し込み終了後にマ
ニュアル操作により、あるいは差し込みを自動検知して
給紙ローラを回転駆動させて、確実にシート条体の給送
を行えるようにしている。このように、給紙ローラの回
転と定位置停止を間歇的に行うために、通常、給紙ロー
ラの回転軸に駆動力を伝達、解除するバネクラッチ構造
が採用されている。
図で、図(a)はコイルバネ100と駆動源側の軸受1
20、給紙ローラ側の軸受110,ストップカラー13
0からなるバネクラッチの基本構成部の取付け関係を示
す図、図(b)は軸受110の右側面図である。
01,102は係止のための屈曲された先端部及び後端
部である。通常、この先端部101と後端部102は位
相が一致させてあるものである。また、軸受110,1
20の外径は少なくともコイルバネ70の内径以上に設
計されているものである。そして、このコイルバネ10
0に両側から軸受110,120が嵌入される。軸受1
10の一方の端及び遊嵌されるストップカラー130の
一方端には、それぞれ大径部が設けてあり、その一部に
はコイルバネ100の先端部101,後端部102が嵌
まって空回りを防止するための溝111,孔(あるいは
溝)131が形成されている。また、112は軸受11
071の内部に形成された空回り防止のためのDカット
面を有する嵌合面を有し、この部分に不図示の給紙ロー
ラの回転軸(嵌入部分は、少なくとも同様なDカット面
を有する)が嵌入されるようになっている。132は所
定の回転位置で、バネクラッチをオンさせるためのスト
ッパで、該ストッパ132が不図示の部材に当接してコ
イルバネ100が緩むことによりクラッチが切れて、軸
受120からの伝達力が軸受110側に伝達されなくな
るようになっている。このようにして、回転と定位置停
止の制御を行っている。
ップカラー130のストッパ132の回転規制される規
制位置と軸受110のDカット面を有する嵌合面112
に嵌入された回転軸に設けられた給紙ローラの位相とが
対応関係を保持することにより、該給紙ローラを所定の
回転位置で停止させることができ、これによりシート条
体を停止した給紙ローラ内まで確実に差し込むことがで
きる。ところが、コイルバネ100の先端部101と後
端部102とは、該コイルバネ100が軸受110,1
20に嵌入されるまでは、所定の位相関係(例えば、図
6では同一)に設計されているが、該軸受110,12
0の外径がコイルバネ100の内径より多少大きめに設
計されているために、コイルバネ100を軸受110,
120に嵌入すると、コイルバネ100の径がその弾性
により大きくなり、上記先端部101と後端部102と
の上記位相関係がずれてくることとなる。例えば、図6
(a)のストップカラー130に示すように孔131の
位置で後端部102が嵌まるようになり、それに従って
ストッパ132が回転規制される位置もずれることにな
る。しかも、製品の製造段階における公差を考慮すれ
ば、先端部101に位置に対する後端部102の位相ず
れは製品個々に異なり、これでは上記の如き給紙ローラ
の定位置回転、停止制御が行えないことになる。
比較的簡易な構成により、負荷側の回転位相とストッパ
の配置位置とが常に所定の位相を有するようにし、定位
置回転、停止制御を可能にするバネクラッチ構造を提供
することを目的とする。
係合、解除を制御することにより回転負荷部材の回転駆
動、定位置停止制御を行うバネクラッチ構造において、
両端部が係止可能な形状にされたコイルバネと、外周面
に上記コイルバネの略半分が嵌め込まれる駆動源側軸
と、軸断面が空回り規制形状を有するとともに、上記駆
動源側軸の軸方向に並設された状態で外周面に上記コイ
ルバネの残り半分が嵌め込まれる負荷側軸と、軸方向か
ら挿入することにより負荷側軸の外周面に固定にされ、
上記コイルバネの一方端部が係合される係止部が形成さ
れたリング部材と、上記コイルバネを遊嵌し、その一部
に該コイルバネの他端部が係合される係止部が形成され
ているとともに、周面部適所に上記ストッパが形成され
たストップカラー部材とを備え、上記ストッパの位相と
上記空回り規制形状を有する負荷側軸の位相とを対応さ
せるべく上記リング部材の上記負荷側軸への固定位相が
調整できるようにしたものである。
ー部材のストッパの位相と負荷側軸の空回り規制形状の
位相を予め設定された対応関係に合わせた状態で、リン
グ部材を負荷側軸に嵌入乃至は螺合する作業をすること
によって、コイルバネの一方端部が係止部に係合される
とともに、併せて、その位相位置でリング部材が負荷側
軸に締結状態に固定されるので、これによって上記スト
ッパの位相と負荷側軸の空回り規制形状の位相関係が各
バネクラッチに対して一定にされる。
される、例えば複写機等の給紙ローラ11の一例を示す
概略構成図である。
2の軸方向には所定間隔をおいて給紙コロ13,13が
取り付けられている。この給紙コロ13は、その一部が
切り欠かれた扇状を有し、周面は用紙の給送を着実に行
えるようにゴム等の所要の摩擦材で形成されている。回
転軸12はその両端で、不図示の装置側板に軸支されて
いる。また、回転軸12の一方端にはバネクラッチ、電
磁ソレノイド等を備えたクラッチ部1が配設され、その
一部のタイミングプーリ7には不図示のメインモータと
の間で無端ベルト10が張架され、これによりメインモ
ータからの駆動力が無端ベルト10、プーリ7及びクラ
ッチ部1を介して回転軸に伝達されるようになってい
る。なお、不図示のメインモータは、複写機の動作中
は、必要部分に駆動力を伝達すべく、その間は常に回転
が持続されているものである。
り、図中右方向から給紙コロ13の直ぐ下まで1枚の用
紙が差し込まれ、この後、マニュアルによるオン操作
で、あるいは用紙の差し込みを自動検知してクラッチ部
1のバネクラッチ(図1参照)が入って回転軸12を回
転させ、これにより差し込まれた用紙が図の矢印の方向
に給送されるようになっている。なお、用紙差し込み時
には、クラッチが切れており、給紙コロ13は図のよう
に切り欠かれた部分を下方にした位相位置で停止され、
これにより上記用紙の差し込みが容易に行えるようにし
てある。そして、用紙の給送が終了する毎に、給紙コロ
13はクラッチ部1により上記の所定位置で停止され、
次の用紙が差し込まれると、クラッチ部1が入って、再
び給紙コロの回転が開始され、差し込まれた用紙を確実
に給送するようになっている。
を示す展開図である。本バネクラッチは、コイルバネ
2、シャフト3、ハブ4、リング5、ストップカラー6
及びタイミングプーリ7から構成されるものである。な
お、コイルバネ2,ハブ4以外は、例えば樹脂等で形成
されているものである。
し、その両端の内、先端部2aは軸方向に屈曲され、後
端部2bは半径方向に屈曲されている。このコイルバネ
2はその先端側の略半分がシャフト3の大径部3bに嵌
入され、後端側の残り半分がハブ4に嵌入されるもので
ある。
成され、軸方向に小径部3a,大径部3b及び筒部3c
を有している。大径部3bは、その外径が上記コイルバ
ネ2の内径よりも若干大きく設定されており、該コイル
バネ2が嵌め込まれた状態で空回りしないようになされ
ている。筒部3cには軸方向断面がDカットに穿設され
た空回り規制形状部31が設けられている。なお、回転
軸12も、嵌合部分については該空回り規制形状部31
に対応するDカット面に形成されている。なお、この空
回り規制形状部の形状としては、積極的な構造に限定さ
れず、シャフト3と回転軸11との締結状態が維持しう
る構造も含まれるものである。
様にコイルバネ2の内径よりも若干大きく設定されてお
り、該コイルバネ2が嵌め込まれた状態で空回りしない
ようになされている。41は周面の一部が延設形成され
た突起部である。また、ハブ4は摩耗による空回りの発
生を防止すべく、例えば鉄系金属を焼結して形成された
合金からなっている。なお、シャフト3の両端部周面に
形成された溝3d,3eは抜け防止のための止め輪9,
9(図2参照)が嵌め込まれるためのものである。
して嵌合されるもので、その内周面の一部に溝51が穿
設されている。この溝51には、後述するようにコイル
バネ2の先端部2aが係合される。また、上記大径部3
bの図中右側端の周面部分を多少テーパ状に形成してお
けば、リング5の挿入作業が容易となる。
に嵌入されるとともに、内部の孔に上記シャフト3の小
径部3aが遊嵌される筒部7a、無端ベルト9が掛けら
れるベルト受軸7b及びベルトの外れ防止のための大径
の鍔部7cからなっている。また、筒部7aと鍔部7c
間の段部分にはハブ4の突起部41が嵌合される穴71
が形成され、ハブ4とタイミングプーリ7とが一体回転
しうるようになされている。なお、突起41及び穴71
は、図中1個しか表われていないが、180°ずれた位
置にも設けられ、両者の抜け防止が図られている。
6bからなっている。筒部6aはコイルバネ2の軸方向
寸法と略等しい寸法を有し、かつその内径は大径部3
b、ハブ4に嵌め込まれた状態のコイルバネ2の外径よ
り若干大きめに設定されている。また、筒部6aと鍔部
6b間の段部分にはコイルバネ2の後端部2bが係合さ
れる溝状の切欠61が穿設されている。この切欠61に
コイルバネ2の後端部2bが係合されることにより、コ
イルバネ2とストップカラー6との一体回転が保持され
るようになっている。ストップカラー6の鍔部6bの周
面適所には、後述する電磁ソレノイド8の規制部材とし
ての可動プレート85に当接する突起状のストッパ62
が設けてある。
ついて説明する。なお、ハブ4は予めタイミングプーリ
7に嵌合して取り付けられているものである。
タイミングプーリ7に取り付けられたハブ4の外周面に
嵌入される。次いで、ストップカラー6がコイルバネ2
の先端側から挿入され、切欠61にコイルバネ2の後端
部2bが嵌め込まれて係合される。これによりコイルバ
ネ2とストップカラー6とが一体回転可能にされる。続
いて、シャフト3をコイルバネ2の先端側から該コイル
バネ2内に挿入していく。このとき、上記ストッパ62
と空回り規制形状部31との位相関係を予め設定された
位相関係になるように保持しながら、大径部3bの外周
面にコイルの残りの略半分を嵌入する。
の大径部3bに嵌合されることにより、該コイルバネ2
の先端部2aと後端部2bとの位相がずれることにな
る。そこで、リング5を筒部3c側から挿入する。この
とき、リング5の溝51の位相位置がコイルバネ2の先
端部2aの位相位置に一致するようにして、大径部3b
に締結状態で嵌合させるとともに、先端部2aを溝51
に嵌め込んで係合させる。この結果、上記ストッパ62
と空回り規制形状部31との位相関係が予め設定された
位相関係に固定されることとなる。なお、この組立工程
は手作業でも可能であるが、上記の位相関係を保持しつ
つ、組立作業を容易可能にする治具を用いて行うことも
できる。
ドとからなるクラッチ部1の全体構成を示す図で、図
(a)は背面図、図(b)は側断面図、図(c)は正面
図である。なお、図1と同一物には同一番号が付されて
いる。
1、該コイルボビン81に巻回されたコイル82、磁性
材からなる軸受83、磁性材からなるソレノイドフレー
ム84、磁性材からなる可動プレート85及びスプリン
グ86からなっている。
ャフト3の筒部3cが遊嵌され、これにより電磁ソレノ
イド8はバネクラッチと給紙ローラ11間で同軸上に配
置される構成となる。また、シャフト3の空回り規制形
状部31に回転軸12が嵌め込まれることにより、結
局、前記ストッパ62と給紙コロ13の回転位相が対応
関係を有して固定されることとなる。コイルボビン81
は軸受83周面に固定配置され、軸受83は、図(b)
中、右側でソレノイドフレーム84にかしめられて一体
化され、反対側には可動プレート85が、後述するよう
に上記ソレノイドフレーム84に回動可能に取り付けら
れている。
示す図で、図(a)は側断面図、図(b)は正面図、図
(c)は底面図である。
41が形成されており、この部分に不図示の給紙部、あ
るいは複写機本体からの回転規制部材が嵌め込まれ、こ
れにより電磁ソレノイド8が駆動源側のタイミングプー
リ7の回転に連動して回転しないようになされている。
842はシャフト3を遊嵌させる孔である。843は下
方から水平方向に屈曲して延設された底面部で、該底面
部843の基端となる辺側の一部は切り抜かれて下方に
延設された係止部844を有し、その先端部に上記スプ
リング88の一端側が係止しうるようになっている。ま
た、この底面部843の他辺側は一部に該辺に平行な溝
状の切欠845が穿設されていて、後述するように可動
プレート85が、この切欠843を中心にして回動可能
に取り付けられるようになっている。
で、図(a)は平面図、図(b)は正面図、図(c)は
右側面図である。
ラッチ側となる面には突起状の規制部851が形成され
ている。この係止部851はクラッチ部1が組まれた状
態で、ストップカラー6の回転時にストッパ62に当接
する位置になるようになっている。852はシャフト3
を遊嵌させる孔である。また、下部には上記係止部84
4に対応する位置で下方に係止部853が延設され、ス
プリング86の他端側が係止されるようになっている。
更に、可動プレート85は、その下方側で左右両側の対
称位置が切り欠かれて、支持片854,854が形成さ
れている。この支持片854は切欠部が前記ソレノイド
フレーム84の切欠845に嵌め込まれることにより、
回動可能に軸支されるようになっている。
の付勢力により下端側が接近、すなわち可動プレート8
5の上側が係止部851側に多少の角度だけ倒れた姿勢
に保持される。一方、電磁ソレノイド8に通電が行われ
ると、その通電中、可動プレート85は磁力により透磁
率の高い軸受83に吸着されて立直した姿勢に保持され
る。
動作関係について説明する。タイミングプーリ7は不図
示のメインモータからの駆動力が無端ベルト10を介し
て伝達され、常時回転している。
ート85が軸受83に吸着されると、ストッパ62の回
転軌跡から規制部851が外れるので、シャフト3はコ
イルバネ2を介してタイミングプーリ7と同期回転を開
始する。そして、シャフト3が回転を開始することによ
り、該シャフト3に連結されている回転軸12及び給紙
コロ13が回転を開始し、差し込まれた用紙が図5の矢
印方向に給送される。一方、電磁ソレノイド8はストッ
パ62が規制部851の位置を少なくとも通過した時点
でオフにされる。これにより、規制部851はスプリン
グ86の付勢力によってストッパ62の回転軌跡上に位
置することとなる。
わちストッパ62が規制部851に当接すると、コイル
バネ2の後端部2bの回転が規制され、該コイルバネ2
が緩み、これによりハブ4とコイルバネ2とが空回りす
ることとなる。従って、シャフト3の回転が停止され、
回転軸12、すなわち給紙コロ13は、図5に示す位相
位置で停止される。そして、給紙コロ13の停止位置
で、次の用紙が好適に差し込まれることとなる。
けた例で説明したが、適用される装置との関係で、18
0°の位置にも、あるいは等間隔で所要数配置してもよ
い。また、本実施例では、リング5をシャフト3の大径
部3bに圧入して嵌合固定させるようにしたが、嵌入後
接着固定してもよく、あるいは内周面に雌ねじを形成し
たリング5を外周面に雄ねじを形成した大径部3bに螺
合して所定の位相位置で接着固定するようにしたもので
もよい。更に、上記給紙ローラ11の構成も限定される
ものではなく、例えば半月状の捌きローラとその従動コ
ロからなるシート捌き部のように、捌きローラが各シー
ト搬送毎に所定量だけ回転しつつ、定位置停止、回転駆
動を行うものにも適用できる。
リング部材を、ストップカラー部材のストッパの位相と
負荷側軸の空回り規制形状の位相を予め設定された対応
関係に合わせた状態で、負荷側軸の周面に固定可能にし
たので、コイバネの径の拡張、径の公差を考慮すること
なく、上記ストッパの位相と負荷側軸の空回り規制形状
の位相関係を各バネクラッチに対して一定になるように
リング部材の挿入という簡単な作業のみで調整すること
ができ、作業が極めて容易にできる。
である。
ッチ部1の全体構成を示す図で、図(a)は背面図、図
(b)は側断面図、図(c)は正面図である。
(a)は側断面図、図(b)は正面図、図(c)は底面
図である。
は平面図、図(b)は正面図、図(c)は右側面図であ
る。
えば複写機等の給紙ローラの一例を示す概略構成図であ
る。
(a)はコイルバネ100と駆動源側の軸受120、給
紙ローラ側の軸受110,ストップカラー130からな
るバネクラッチの基本構成部の取付け関係を示す図、図
(b)は軸受110の右側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ストッパとの係合、解除を制御すること
により回転負荷部材の回転駆動、定位置停止制御を行う
バネクラッチ構造において、両端部が係止可能な形状に
されたコイルバネと、外周面に上記コイルバネの略半分
が嵌め込まれる駆動源側軸と、軸断面が空回り規制形状
を有するとともに、上記駆動源側軸の軸方向に並設され
た状態で外周面に上記コイルバネの残り半分が嵌め込ま
れる負荷側軸と、軸方向から挿入することにより負荷側
軸の外周面に固定にされ、上記コイルバネの一方端部が
係合される係止部が形成されたリング部材と、上記コイ
ルバネを遊嵌し、その一部に該コイルバネの他端部が係
合される係止部が形成されているとともに、周面部適所
に上記ストッパが形成されたストップカラー部材とを備
え、上記ストッパの位相と上記空回り規制形状を有する
負荷側軸の位相とを対応させるべく上記リング部材の上
記負荷側軸への固定位相が調整できるようにしたことを
特徴とするバネクラッチ構造。 - 【請求項2】 上記リング部材は、上記負荷側軸の外周
に圧入状態で挿入されて固定されるものであることを特
徴とする請求項1記載のバネクラッチ構造。 - 【請求項3】 上記リング部材は内周面に雌ねじが螺設
され、上記負荷側軸は外周面に、上記雌ねじと螺合する
雄ねじが螺設されていることを特徴とする請求項1記載
のバネクラッチ構造。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3321918A JP2803933B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | バネクラッチ構造 |
MYPI92002171A MY129989A (en) | 1991-12-05 | 1992-11-26 | Spring clutch structure |
US07/983,485 US5314053A (en) | 1991-12-05 | 1992-11-30 | Torque transmission device |
TW081109659A TW226427B (ja) | 1991-12-05 | 1992-12-02 | |
CN92114181A CN1033183C (zh) | 1991-12-05 | 1992-12-04 | 弹簧离合器装置 |
KR1019920023234A KR930012329A (ko) | 1991-12-05 | 1992-12-04 | 용수철 클러치 구조 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3321918A JP2803933B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | バネクラッチ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05157128A JPH05157128A (ja) | 1993-06-22 |
JP2803933B2 true JP2803933B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=18137866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3321918A Expired - Lifetime JP2803933B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | バネクラッチ構造 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5314053A (ja) |
JP (1) | JP2803933B2 (ja) |
KR (1) | KR930012329A (ja) |
CN (1) | CN1033183C (ja) |
MY (1) | MY129989A (ja) |
TW (1) | TW226427B (ja) |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5598913A (en) * | 1995-06-07 | 1997-02-04 | Ntn Corporation | One-way over-running clutch pulley |
KR0126188Y1 (ko) * | 1995-07-08 | 1998-10-15 | 김광호 | 팩시밀리의 원고송신시 송신간격 유지장치 |
FR2744186B1 (fr) * | 1996-01-31 | 1998-05-07 | Guttin Christian Sarl | Dispositif de palier a bascule destine a porter l'une des extremites d'une barre enrouleuse |
AUPN783596A0 (en) * | 1996-02-02 | 1996-02-22 | Di Stefano, Carmelo Joseph Licciardi | Spring clutch |
US5791393A (en) * | 1997-03-31 | 1998-08-11 | Judkins; Ren | Shade operator |
US5927370A (en) * | 1997-11-18 | 1999-07-27 | Judkins; Ren | Release brake shade operator |
US6142211A (en) * | 1999-08-10 | 2000-11-07 | Judkins; Ren | Shade operator with release brake |
US6394248B1 (en) | 2000-05-31 | 2002-05-28 | Ntn Corporation | Compression spring complaint one-way over-running clutch pulley |
US6681909B2 (en) | 2001-04-03 | 2004-01-27 | Tecumseh Products Company | Walk-behind implement having wrap spring wheel clutches |
US6691846B2 (en) * | 2001-11-29 | 2004-02-17 | Ntn Corporation | Over-running clutch pulley with shortened depth |
US20040200685A1 (en) * | 2003-04-14 | 2004-10-14 | Tai-Her Yang | Flexible & rigid bi-status coupler and application device |
US20080006373A1 (en) * | 2006-07-07 | 2008-01-10 | Macauto Industrial Co., Ltd. | Automated window blind |
US7568752B1 (en) * | 2008-03-04 | 2009-08-04 | Macauto Industrial Co., Ltd. | Sunshade assembly |
BRPI0921534B1 (pt) | 2008-11-17 | 2021-01-19 | Litens Automotive Partnership | dispositivo embreado |
KR101712806B1 (ko) * | 2009-02-03 | 2017-03-07 | 로베르트 보쉬 게엠베하 | 로드 토크 락 및 로드 토크 락을 포함하는 장치 |
CN102120532B (zh) * | 2010-01-08 | 2013-07-10 | 致伸科技股份有限公司 | 摩擦轮以及使用该摩擦轮的摩擦轮模块 |
EP2533955B1 (en) * | 2010-02-11 | 2017-03-29 | Husqvarna AB | Battery driven electric power tool with brushless motor |
US8869870B2 (en) * | 2010-03-01 | 2014-10-28 | Irvin Automotive Products, Inc. | Sun shade motor spring assembly |
EP2582993B1 (en) | 2010-06-16 | 2019-08-14 | Litens Automotive Partnership | Clutch for selectively driving an accessory |
CN103180629B (zh) * | 2010-10-04 | 2016-10-05 | 利滕斯汽车合伙公司 | 具有用于部件选择性运转的离合器的从动部件 |
US9062719B2 (en) | 2013-07-11 | 2015-06-23 | GM Global Technology Operations LLC | Electrically actuated rotating band torque transmitting mechanism for hybrid and other transmissions |
CN104542753B (zh) * | 2013-10-25 | 2017-02-22 | 江苏山由帝奥节能新材股份有限公司 | 首尾连接式衬垫及其生产方法 |
TWM475366U (en) * | 2013-11-15 | 2014-04-01 | Macauto Industrial Co Ltd | Buckling structure and vehicle roller blind |
CN106104053B (zh) * | 2014-03-14 | 2018-11-13 | 欧利生电气株式会社 | 反向输入阻断离合器 |
CN105587788B (zh) * | 2015-01-06 | 2017-12-19 | 长春工业大学 | 贴片式模态转换增扭调速离合装置及其控制方法 |
CN108533632B (zh) * | 2017-03-01 | 2024-05-14 | 上海度邦精密机械有限公司 | 一种离合器及使用该离合器的脚踏器 |
CN111237355B (zh) * | 2020-01-08 | 2021-06-01 | 嘉兴美盈德智能传动技术有限公司 | 一种柔性连接启动的离合机构 |
CN111745359B (zh) * | 2020-07-08 | 2021-09-10 | 中南大学 | 一种具有内外倒角的异形弹簧加工方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4189039A (en) | 1977-10-25 | 1980-02-19 | Reell Precision Manufacturing Corporation | Method of indexing a spring clutch |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4059176A (en) * | 1976-05-24 | 1977-11-22 | Marquette Metal Products Company | Unitary spring clutch brake and actuator assembly |
JPS6154969A (ja) * | 1984-08-27 | 1986-03-19 | Toshiba Corp | 印字装置 |
JPH055612Y2 (ja) * | 1989-06-14 | 1993-02-15 | ||
US5148718A (en) * | 1989-08-18 | 1992-09-22 | Fujitsu Limited | Knob for rotating a shaft |
US5090358A (en) * | 1989-10-16 | 1992-02-25 | Martin Waldman | Aquarium or terrarium vessel |
US5135086A (en) * | 1990-08-17 | 1992-08-04 | Star Precision Tools, Inc. | Assembly tool with rapid release electromagnetic clutch |
US5052842A (en) * | 1991-03-27 | 1991-10-01 | Pitney Bowes Inc. | Secure locking means for mechanical drive components |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP3321918A patent/JP2803933B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-11-26 MY MYPI92002171A patent/MY129989A/en unknown
- 1992-11-30 US US07/983,485 patent/US5314053A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-02 TW TW081109659A patent/TW226427B/zh active
- 1992-12-04 CN CN92114181A patent/CN1033183C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-04 KR KR1019920023234A patent/KR930012329A/ko not_active Application Discontinuation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4189039A (en) | 1977-10-25 | 1980-02-19 | Reell Precision Manufacturing Corporation | Method of indexing a spring clutch |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR930012329A (ko) | 1993-07-20 |
US5314053A (en) | 1994-05-24 |
JPH05157128A (ja) | 1993-06-22 |
CN1074986A (zh) | 1993-08-04 |
TW226427B (ja) | 1994-07-11 |
CN1033183C (zh) | 1996-10-30 |
MY129989A (en) | 2007-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2803933B2 (ja) | バネクラッチ構造 | |
US5158279A (en) | Magnetic clutch with adjustable slip torque | |
US7267502B2 (en) | Image forming apparatus including a feed roller and press-fit member for attaching gear to roller shaft | |
JPH02193830A (ja) | 給紙装置 | |
KR0124607B1 (ko) | 팩시밀리의 다매급지장치 | |
US5854695A (en) | Document transmitting interval retainer for a facsimile | |
JP2850036B2 (ja) | 給紙機構のリタード装置 | |
JPH07259877A (ja) | トルクリミッタ | |
JPH0819967B2 (ja) | 電磁制御ばねクラツチ機構 | |
US10790722B2 (en) | Integrated mechanical brake for electric motor | |
JP3931371B2 (ja) | クラッチ機構 | |
JP3073202B1 (ja) | 電磁クラッチ | |
JPH11190368A (ja) | ばねクラッチ | |
JP2007062933A (ja) | 給紙装置及び画像形成装置 | |
JPH09278205A (ja) | 給紙装置 | |
KR101801762B1 (ko) | 샤프트에 고정 가능한 기판 이송용 롤러 | |
JP2004028137A (ja) | ばねクラッチ、シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JPS61178342A (ja) | 給紙装置 | |
KR940001528Y1 (ko) | 복사기의 급지 장치 | |
WO2001081218A1 (fr) | Dispositif offset a feuilles, dispositif de post-traitement des feuilles et dispositif imageur | |
JP2731319B2 (ja) | 給紙装置の捌き機構 | |
JPH06316346A (ja) | 用紙搬送装置のトルク制御装置 | |
JPH02265834A (ja) | 給紙装置 | |
JPH0540510Y2 (ja) | ||
JPH08247166A (ja) | クラッチ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080717 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090717 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100717 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100717 Year of fee payment: 12 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100717 Year of fee payment: 12 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |