JP2803135B2 - 精米装置における糠取出装置 - Google Patents

精米装置における糠取出装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、精米装置における糠取出装置に関し、コ
イン投入により運転可能に構成する無人精米装置等に利
用できる。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕 近年、利用者の希望する量や精白度に仕上げる無人精
米装置が普及しつつある。
ところで、この無人精米装置により分離される糠は、
一挙に大型の糠箱や糠袋等に回収されて、利用者には還
元されない構成である。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記のような精米装置にあっても容易に
糠取出可能に構成しようとし、精米装置1からの搬送部
終端にのぞむ一時貯留用のストックタンク23と、該スト
ックタンク23に接続し駆動によって糠を大容量の糠溜部
28に移送する移送機構24,25と、シャッタ31等の開閉機
構によって上記ストックタンク23内の糠を取出できる取
出部30と、を設け、上記ストックタンク23には満量検出
器32を設けて当該満量検出結果に基づいて上記移送機構
24,25を駆動制御可能に設けてなる精米装置における糠
取出装置の構成とする。
〔発明の作用及び効果〕
利用者は操作室内において、精米装置を起動し、玄米
を投入する。精米装置内で原料玄米は表面糠層が剥がれ
精白される。この精白米は適宜に取り出され利用者に還
元される。
一方、分離された糠は精米装置の排出口から搬送機構
を介して、一旦ストックタンクに貯留される。このスト
ックタンクには満量検出器が設けられて、これにより満
量検出されると、移送螺旋等の移送機構は駆動されて、
ストックタンク内の糠は大型の糠溜部に運ばれる。
一方、利用者が糠を必要とするときは、取出部におい
て、シャッタ等の開閉手段を任意に操作すればよい。ス
トックタンクには常時所定量以上の糠が確保されている
ため、精米運転に左右されることなく、いつでも適量毎
に取出回収が可能である。
〔実施例〕
この発明の一実施例を図面に基づき説明する。
1は上部のタンク2からの供給玄米を精白処理する精
米装置で、精白ロール1aや除糠スクリーン1b等を有する
公知の構成であり、精白米は精米装置1の開口部から白
米タンク3に回収される。4は下部に接続する供給ホッ
パ5から上記タンク2へ原料玄米を楊上する昇降機であ
る。
6は精米装置1の機枠内部に設ける駆動モータで、上
記精白ロールや昇降機4を回転駆動すべく構成される。
7は精米装置1の機枠側部に設ける制御盤で、コイン
投入口8や精白度設定ボタン9,9…及び投入コイン数表
示部10を配設している。該制御盤7内部の演算制御部11
には、投入コインの適否乃至金額(枚数)を検出するコ
イン検出部12、この検出金額に応じて運転時間、即ち駆
動モータ6の運転時間を仮定的に設定出力する運転時間
設定部13、精白度設定ボタン9,9…の設定位置を検出し
て精白抵抗調節機構14を指令出力する精白抵抗設定部15
等を備える。
上記の精米装置1や昇降機4は建屋16内の機械室17に
設けられ、この機械室17と仕切壁18で仕切られる操作室
19には上記供給ホッパ5開口部,白米タンク3出口をの
ぞませると共に、制御盤7の壁面を操作可能に配設して
いる。
20は上記機械室17や操作室19とは独立する糠回収部
で、上記精米装置1の糠排出部に一端を接続する搬送パ
イプ21の他端を接続するサイクロン22、このサイクロン
22下方にのぞむストックタンク23、糠移送機構としての
移送螺旋24樋25等からなる。この移送螺旋樋25の先端側
及び途中部の2か所には排出口26,27を設け、該排出口
の夫々に大型の糠溜部としての糠回収袋28,28をのぞま
せている。
移送螺旋24は、駆動モータ29により一定方向に回転連
動されるものである。
上記ストックタンク23の下部は開放状であり、移送螺
旋樋25に連通し、更にこの移送螺旋樋25の当該タンク23
開放部の直下に位置して、糠取出部としての排出筒30を
設けてある。この排出筒30下部には常時は開口部を閉塞
すべく弾撥される開閉弁31を設ける。
32は上記ストックタンク23に配設する満量検出器で、
この検出器32の満量検出に基づいて上記駆動モータ29を
起動させる構成であり、このモータ29は例えばストック
タンク23内の糠が全量排出される設定時間だけ運転状態
を継続し、その後自動的に停止する。
尚、33はサイクロン22の排気口に設ける風量検出器
で、この検出器33による風量が所定以下になると、サイ
クロン22部への糠詰まり、糠搬送ファン(図示せず)の
ベルト滑り、等の異常と判定し、精米運転を停止する構
成としている。
上例の作用について説明する。
精白度設定ボタン9,9…を指定し、所定のコインを投
入すると、駆動モータ6,26は運転を開始する。原料玄米
を供給ホッパ5に投入すると昇降機4、タンク2を経て
精米装置1内に供給される。精白処理された後、精白米
は精米タンク3に回収される一方、精米装置1の徐糠ス
クリーンを通過した糠は糠搬送ファン(図示せず)の風
力移送作用により搬送パイプ21を経てサイクロン22内に
搬送され、このサイクロン22で旋回流を発生させて糠を
下方落下せしめてストックタンク23乃至糠移送螺旋樋25
始端部内に溜める。糠量が増加し、満量検出器32が満量
検出すると、駆動モータ29は起動し移送螺旋24を回転さ
せ、ストックタンク23内の糠を糠回収袋28,28に移送排
出するものである。
通常は開閉弁31は閉じ状態を維持するから糠は全て終
端側に移送され糠回収袋28,28に回収される。
利用者において、糠を必要とするときは、排出筒30の
下方に袋等の回収容器をのぞませ開閉弁31を開くとよ
い。ストックタンク23内の糠を適量取り出すことができ
る。
このようにストックタンク23において常時確保できる
糠を容易に回収できて便利である。
尚、本実施例では、糠回収部20に排出筒30を設ける形
態としたから、この回収部20内への糠回収の際には出入
りを要すが、操作室19側に移送螺旋24樋25を延長し、当
該操作室19側に糠を排出する取出部30を設けることによ
り、取出時間のロスを少なくできる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は要部の
拡大図、第2図は装置概略フロー図、第3図は平面図、
第4図は制御盤正面図、第5図はブロック図である。 図中、1は精米装置、2はタンク、3は白米タンク、4
は昇降機、5は供給ホッパ、7は制御盤、17は機械室、
19は操作室、20は糠回収部、21は搬送パイプ、22はサイ
クロン、23はストックタンク、24は移送螺旋、25は移送
螺旋樋、28は糠回収袋、29は駆動モータ、30は(取出部
としての)排出筒、31は開閉弁、32は検出器を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】精米装置1からの搬送部終端にのぞむ一時
    貯留用のストックタンク23と、該ストックタンク23に接
    続し駆動によって糠を大容量の糠溜部28に移送する移送
    機構24,25と、シャッタ31等の開閉機構によって上記ス
    トックタンク23内の糠を取出できる取出部30とを設け、
    上記ストックタンク23には満量検出器32を設けて当該満
    量検出結果に基づいて上記移送機構24,25を駆動制御可
    能に設けてなる精米装置における糠取出装置。
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