JP2802862B2 - 電動モータのコアの製造方法 - Google Patents

電動モータのコアの製造方法

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JP2802862B2
JP2802862B2 JP31088092A JP31088092A JP2802862B2 JP 2802862 B2 JP2802862 B2 JP 2802862B2 JP 31088092 A JP31088092 A JP 31088092A JP 31088092 A JP31088092 A JP 31088092A JP 2802862 B2 JP2802862 B2 JP 2802862B2
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博之 阿久沢
八郎 新木
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吉川精密株式会社
株式会社ユニシアジェックス
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車に搭載さ
れる燃料ポンプ等に好適に用いられる電動モータコア
の製造方法に関し、特に、高速回転される小型の電動モ
ータアの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車に搭載される燃料ポンプ
等の電動モータは小型化、低騒音化が要求されると共
に、回転子となるコアは、例えば6000r.p.m程
度の回転数をもって高速回転される傾向にある。そし
て、電動モータのコアとしては多数枚のコア板を上下方
向で積層化することにより形成された積層形のコアが採
用されている。
【0003】そこで、図8ないし図10にこの種の従来
技術による電動モータのコアを示す。
【0004】図において、1は電動モータのコア、2、
2、…は該コア1を形成すべく積層化されるコア板を示
し、該各コア板2は図10に示す如く、中央の環状部2
Aと、該環状部2Aから径方向外向きに放射状に延びる
例えば8本の腕部2B、2B、…とからなり、該各腕部
2Bの先端側はコア板2の周方向に所定の幅寸法をもっ
て張出す磁極部2Cとなっている。また、該各コア板2
の環状部2Aには後述の回転軸4が圧入嵌合される嵌合
穴2Dが内周側に穿設され、該嵌合穴2Dの周囲には周
方向に、例えば90度の角度間隔をもって4個の位置決
め部2E、2E、…が形成されている。
【0005】ここで、該各位置決め部2Eはコア板2の
下面側で凸部となって突出し、コア板2の上面側では凸
部に嵌合可能な凹部として形成されている。そして、各
コア板2は所定のN枚(例えばN=40)毎に上下方向
に積層化されることにより、図9に示す如くコア1を形
成し、このときに各コア板2は各位置決め部2Eの凸部
を下側のコア板2の各位置決め部2Eの凹部に圧入嵌合
することにより、抜止め状態で積層化される。また、各
コア板2の各腕部2B間には各磁極部2C間で開口する
スロット3,3,…が形成され、該各スロット3は後述
する巻線5用の巻線溝を構成している。
【0006】4はコア1に一体化して設けられる回転軸
を示し、該回転軸4は各コア板2を積層化した状態で各
コア板2の嵌合穴2D内に圧入嵌合され、その上,下両
端がコア1から軸方向に突出する。そして、該回転軸4
の上,下両端側は、例えば燃料ポンプのケーシング内で
上カバーとポンプハウジング(いずれも図示せず)に回
転可能に支持され、下端側の係合部4Aは前記ポンプハ
ウジング内でタービン(図示せず)を回転駆動すべく、
このタービンに係合される。
【0007】5はコア1と共に電動モータの回転子を構
成する巻線を示し、該巻線5は各コア板2の各腕部2B
に図8に示す如く巻回され、各スロット3を実質的に埋
めるようになっている。そして、該巻線5はコンミテー
タ6の各セグメンド6Aに接続され、外部からコンミテ
ータ6を介して通電されることにより各磁極部2Cに磁
力を発生させ、回転子となるコア1を回転軸4を中心に
して回転させる。
【0008】このように構成させる従来技術では、各コ
ア板2の素材となるフープ材からプレス機等により各コ
ア板2を順次打抜いて成形し、成形した各コア板2を所
定枚数(例えば40枚)毎に上下方向で積層化すること
によりコア1を形成する。
【0009】そして、この状態でコア1に回転軸4を圧
入嵌合すると共に、各コア板2の環状部2A、各腕部2
Bおよび磁極部2C等に絶縁用の粉体塗装を施し、この
上から各腕部2Bに巻線5を巻回することにより電動モ
ータの回転子を製造するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、コア1を構成する各コア板2をプレスによ
る打抜きで成形しているに過ぎないから、各コア板2の
各腕部2B等にはエッジ部分にプレスによるバリ等が発
生し易く、これによって巻線5の被覆部が損傷され、巻
線5の短絡事故を起してしまう。
【0011】このため、従来技術では、コア1の各腕部
2B等に絶縁用の粉体塗装を施すときに、塗装の膜厚を
増やすようにしているものの、膜厚が過剰に厚くなる
と、巻線5を規定巻数(ターン数)だけ各腕部2Bに巻
回するのが難しくなり、製造時の作業性や信頼性を向上
できないという問題がある。
【0012】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は粉体塗装の膜厚を薄くでき、巻
線の短絡事故等を確実に防止できると共に、作業性や信
頼性を向上できるようにした電動モータアの製造方
法を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、長尺の素材を長手方向に移送しつつ、
該素材から順次コア板を打抜き、打抜いた各コア板を所
定のN枚毎に上下方向で積層化することによりコアを形
成する電動モータのコアの製造方法であって、前記素材
の各コア板該当部にスロットを打抜き、該各コア板該当
部に放射状の腕部を形成する腕部形成工程と、前記素材
がコア板の前記N枚に該当する移送量をもって移送され
る度毎に、各コア板該当部の腕部に前記素材の下面側か
らスロットに隣接して下側面取りを施す下側面取り工程
と、前記各コア板該当部のうち、下側面取りが施された
コア板該当部からN番目に位置するコア板該当部の腕部
に前記素材の上面側からスロットに隣接して上側面取り
を施す上側面取り工程と、前記腕部が形成された各コア
板該当部を前記素材から順次打抜き、放射状に延びる複
数の腕部間がスロットとなったコア板を成形するコア板
成形工程と、成形された各コア板を所定のN枚毎に上下
方向で積層化してコアを形成するコア形成工程とを備え
ている。
【0014】また、請求項2の発明によるコアの製造方
法は、前記各コア板にそれぞれ位置決め部を形成し、前
記コア形成工程では、該各位置決め部を上下方向で凹凸
嵌合させることにより前記各コア板を積層化している。
【0015】
【作用】上記構成により、請求項1の発明では、長手方
向に移送される長尺の素材から各コア板を順次打抜いて
成形しつつ、これらのコア板を所定のN枚毎に上下方向
で積層化してコアを形成できると共に、該コアの最下側
に位置するコア板の各腕部には下側面取りを自動的に施
すことができ、最上側に位置するコア板の各腕部には上
側面取りを自動的に施すことができる。そして、上下方
向で積層化される各コア板のうち、最下側のコア板と最
上側のコア板とは各腕部に下側面取りと上側面取りとが
形成されるので、各コア板をプレス成形により打抜きで
形成したときに発生し易いバリ等を抑えることができ
る。
【0016】また、請求項2の発明では、コア形成工程
によりN枚のコア板を上下方向で積層化してコアを形成
するときに、各コア板に予め形成したそれぞれの位置決
め部を上下方向で凹凸嵌合(圧入嵌合)させることがで
き、これによって、N枚のコア板を積層化した状態に保
持でき、N枚のコア板からなるコアを自動的に製造する
ことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図7に基
づき説明する。
【0018】図中、11は本実施例によるコアを示し、
該コア11は最上側のコア板12と最下側のコア板13
との間に中間のコア板14,14,…を上下方向で合計
N枚(例えばN=40)積層化することにより形成さ
れ、中間の各コア板14(例えば合計38枚)は従来技
術で述べた各コア板2とほぼ同様に、環状部14A、各
腕部14B、各磁極部14C、嵌合穴14Dおよび各位
置決め部14Eをもって構成されている。また、最上側
のコア板12と最下側のコア板13とについても前記と
同様に、環状部12A、13A、各腕部12B、13
B、各磁極部12C、13C、嵌合穴12D、13Dお
よび各位置決め部12E、13Eを有しているものの、
該コア板12、13にはそれぞれ各面取り部12F、1
3Fが形成されている。
【0019】ここで、該各面取り部12F、13Fはコ
ア板12、13の各腕部12B、13B間に位置するス
ロット15,15,…に隣接して図2に示す如く、環状
部12A,13Aの外周側、各腕部12B,13Bの幅
方向両側および各磁極部12C,13Cの内周側に形成
され、各スロット15の周囲を取囲むようになってい
る。そして、コア板12の上側面取りとなる各面取り部
12Fは図3に示す如く、例えば下向きに斜め45度の
傾斜角をもって形成され、コア板13の下側面取りとな
る各面取り部13Fは、例えば上向きに斜め45度の傾
斜角をもって形成されている。
【0020】また、最下側のコア板13には各位置決め
部13Eが図4に示す如く貫通孔として形成され、該各
位置決め部13E内には上側のコア板14が各位置決め
部14Eの凸部側を介して圧入嵌合されている。そし
て、該各位置決め部14Eの凹部側にはその上側のコア
板14が各位置決め部14Eの凸部側を介して圧入嵌合
され、最上側のコア板12についても各位置決め部12
Eの凸部側がその下側のコア板14に各位置決め部14
Eの凹部側を介して圧入嵌合され、これによってコア板
12,13,14,14,…は上,下に積層化したとき
に強固に一体化される構成となっている。
【0021】16はコア11に圧入嵌合された回転軸を
示し、該回転軸16は従来技術で述べた回転軸4とほぼ
同様に形成され、下端側には係合部16Aが設けられて
いる。そして、該回転軸16はコア板12,13,1
4,14,…の嵌合穴12D,13D,14D,14
D,…内に嵌合され、上,下両端側がコア11から軸方
向に突出している。
【0022】17はコア11の各磁極部12C,13
C,14C外周面を残してコア11に全面に亘り形成さ
れた絶縁用の粉体塗装部を示し、該粉体塗装部17は図
3,図4に示す如く比較的薄い膜厚をもって形成され、
コア11の各腕部12B,13B,14Bに巻回される
巻線(図示せず)とコア11との間を絶縁するようにな
っている。
【0023】次に、図5および図6を参照してコア11
の製造装置について説明する。
【0024】図中、18はプレス機の支持台となるダイ
プレートを示し、該ダイプレート18は各コア板12,
13,14の素材となるフープ材19を下側から支持す
べく長尺な支持台として形成され、その上面側は平坦面
となっている。そして、フープ材19は巻取り機(図示
せず)等を介してダイプレート18上を所定ピッチで矢
示A方向に移送され、このときにフープ材19は巻取り
機等により一定の張力が付与されている。
【0025】20はフープ材19の流側に位置し、ダ
イプレート18に左,右に離間して設けられた一対のパ
イロットダイ(一方のみ図示)、21は該各パイロット
ダイ20の上方に昇降可能に設けられた一対のパイロッ
トパンチ(一方のみ図示)を示し、該各パイロットパン
チ21はプレス機(図示せず)によって上,下に駆動さ
れ、ダイプレート18上でフープ材19が所定ピッチで
移送される度毎に、図7に示す如くフープ材19の左,
右両側に各パイロット孔22を所定ピッチで順次打抜
く。そして、該各パイロット孔22は前,後、左,右に
一定間隔をもって離間することにより、後述のブランク
工程で各コア板12,13,14を打抜くためのコア板
該当部23,23,…が合計4個のパイロット孔22,
22,…間で順次画定される。
【0026】24は各パイロットダイ20よりも下流側
に位置してダイプレート18内に設けられたスロットダ
イを示し、該スロットダイ24には前記各スロット15
に対応する形状の打抜き孔24A,24A,…(1個の
み図示)が放射状に形成されている。25はスロットダ
イ24の上方に昇降可能に設けられたスロットパンチを
示し、該スロットパンチ25は先端側の刃先部25Aが
前記各打抜き孔24Aに対応する形状をなし、プレス機
で上,下に駆動されるときに、フープ材19の各コア板
該当部23に図7に示す如く各スロット15を打抜き、
各スロット15間にコア板12,13,14の放射状を
なす各腕部12B,13B,14Bを形成する。
【0027】26はスロットパンチ25の下流側に位置
し、ダイプレート18との間でフープ材19を挟むよう
にダイプレート18上に設けられた胴付ブロック、27
は該胴付ブロック26と上下方向で対向してダイプレー
ト18内に摺動可能に設けられた下側の面取りパンチを
示し、該面取りパンチ27はスライドカム28、スライ
ダ29を介してプレス機により上向きに駆動され、各コ
ア板該当部23のうち、コア板13を形成するコア板該
当部23の各腕部13Bに各スロット15の周囲に位置
して下側面取りを施し、この部位に各面取り部13Fを
形成する。ここで、スライダ29は矢示B方向に後退す
ることにより常時はプレス機による面取りパンチ27の
駆動を解除し、胴付ブロック26とダイプレート18と
の間でフープ材19が前記所定のN枚(例えばN=4
0)に該当する移送量だけ矢示A方向に移送される度毎
に矢示C方向に進出し、面取りパンチ27をプレス機に
より上向きに駆動させる。
【0028】30はダイプレート18の上側に昇降可能
に設けられた上側の面取りパンチを示し、該面取りパン
チ30はスライドカム31、スライダ32を介してプレ
ス機により下向きに駆動され、前記下側面取りが施され
たコア板該当部23からN番目のコア板該当部23に上
側面取りを施し、この部位に各面取り部12Fを形成す
る。この場合、N番目のコア板該当部23は下側面取り
が施されたコア板該当部23の一枚分前側に位置するよ
うになる。ここで、スライダ32は前記スライダ29と
同様に常時は矢示B方向に後退して面取りパンチ30の
駆動を解除し、フープ材19が前記N枚に該当する移送
量だけ矢示A方向に移送される度毎に矢示C方向に進出
し、面取りパンチ30をプレス機により下向きに駆動さ
せる。
【0029】33は面取りパンチ27よりも下流側に位
置してダイプレート18内に設けられたカットダイを示
し、該カットダイ33には前記コア板13の各位置決め
部13Eに対応して合計4個の小孔33A(1個のみ図
示)が形成されている。34はカットダイ33の上方に
昇降可能に設けられたカットパンチを示し、該カットパ
ンチ34は前記面取りパンチ27と同様にブッシュピン
35、スライダ36を介してプレス機により駆動され、
下側面取りが施されたコア板該当部23に貫通孔として
の各位置決め部13Eを穿設する。
【0030】37はカットダイ33の下流側に位置して
ダイプレート18内に設けられたベンドダイを示し、該
ベンドダイ37内には一定の深さをもってベンドノック
アウトピン38が設けられている。39はベンドダイ3
7の上方に昇降可能に設けられたベンドパンチを示し、
該ベンドパンチ39はプレス機により下向きに駆動さ
れ、各コア板該当部23にベンドダイ37およびベンド
ノックアウトピン38を介して各位置決め部12E,1
4Eを形成する。そして、該各位置決め部12E,14
Eはベンドノックアウトピン38側が凸部となり、ベン
ドパンチ39側が凹部となるように形成される。
【0031】40はベンドダイ37の下流側に位置して
ダイプレート18内に設けられたシャフトダイ、41は
該シャフトダイ40の上方に昇降可能に設けられたシャ
フトパンチを示し、該シャフトパンチ41はプレス機に
より下向きに駆動され、各コア板該当部23に前記嵌合
穴12D,13D,14Dを穿設する。
【0032】42はシャフトダイ40の下流側に位置し
てダイプレート18内に設けられた保持筒、43は該保
持筒42内に回転可能に設けられたブランクダイを示
し、該ブランクダイ43は各コア板12〜14の外径に
対応する穴径をもって形成され、その下端側には保持筒
42から下向きに突出するスクイズリング43Aが設け
られている。そして、該スクイズリング43Aはその内
径がブランクダイ43の穴径よりも僅かに小径に形成さ
れ、後述のブランクパンチ45によりフープ材19から
打抜かれたコア板12〜14に保持力を与え、これらの
コア板12〜14がブランクダイ43内で上,下に積層
化されるのを補償する。
【0033】44はスクイズリング43Aの外周側に嵌
合して設けられた回転ダイプレートを示し、該回転ダイ
プレート44はブランクパンチ45が上,下に昇降され
る度毎に、例えば90度の回転角をもって矢示D方向に
回転され、N枚毎に積層化されたコア板12〜14をコ
ア11として形成した状態で順次矢示E方向に排出して
ゆく。
【0034】さらに、45はブランクダイ43の上方に
昇降可能に設けられたブランクパンチを示し、該ブラン
クパンチ45はフープ材19の各コア板該当部23がブ
ランクダイ43上に所定ピッチで順次矢示A方向に移送
されてくる度毎に下向きに駆動され、フープ材19に各
ブランク46を打抜くことにより、例えばコア板13、
コア板14,14,…およびコア板12の順番でフープ
材19からコア板12〜14を成形する。そして、成形
されたコア板12〜14はブランクパンチ45の押圧力
によりブランクダイ43内へと順次押込まれ、スクイズ
リング43Aの保持力により各位置決め部12E,13
E,14Eを上,下で圧入嵌合させつつ、コア板13、
コア板14,14,…およびコア板12の順番で積層化
されることにより、N枚のコア板12〜14からなるコ
ア11を形成する。
【0035】また、このときにブランクダイ43は回転
ダイプレート44を介して90度の回転角で順次回転さ
れ、例えば最下側のコア板13上に90度回転した状態
のコア板14を積層化し、さらにその上側の各コア板1
4およびコア板12を順次90度回転させた状態で積層
化することにより、前記スロットパンチ25、ベンドパ
ンチ39およびブランクパンチ45等の影響でコア板1
2〜14が周方向に不均一に成形された場合でも、コア
11全体の回転バランスを均一化させるようになってい
る。
【0036】本実施例による電動モータのコア11は上
述の如き構成を有するもので、次にコア11の製造方法
について図7を参照して説明する。
【0037】まず、パイロット孔打抜き工程では、ダイ
プレート18上を所定ピッチで矢示A方向に移送されて
くるフープ材19の左,右両側に各パイロットパンチ2
1を用いて各パイプロット孔22を穿設する。そして、
パイロット孔打抜き工程でフープ材19に穿設された各
パイロット孔22はフープ材19の前,後、左,右にそ
れぞれ所定間隔を持って離間することにより、コア板1
2〜14をフープ材19から打抜くための各コア板該当
部23を合計4個のパイロット孔22,22,…間で画
定する。また、各パイロット孔22はダイプレート18
側に設けられた各位置決め突起(図示せず)等に係脱可
能に係合することにより、フープ材19をダイプレート
18上に位置決めさせ、該ダイプレート18上をフープ
材19が矢止A方向に所定ピッチで移送される度毎に、
フープ材19がダイプレート18等に対して位置ずれし
たりするのを防止している。
【0038】次に、腕部形成工程としてのスロット打抜
き工程では、フープ材19の各コア板該当部23がスロ
ットパンチ25の下方に移送されてくる度毎に、該スロ
ットパンチ25により各コア板該当部23に各スロット
15を打抜き、各コア板該当部23に放射状の各腕部1
2B,13B,14Bを形成する。
【0039】次に、下側面取り工程ではダイプレート1
8上でフープ材19が所定ピッチで移送されるときに、
該フープ材19の各コア板該当部23がN回移送される
度毎に、面取りパンチ27がフープ材19の下側から上
向きに駆動され、フープ材19に画定された各コア板該
当部23のうち、最初のコア板該当部23および(N+
1)番目毎の各コア板該当部23に各スロット15の周
囲に位置して下側面取りを施し、該コア板該当部23の
各腕部13Bにそれぞれ面取り部13F,13F,…を
形成する。これにより各コア板該当部23のうち、最初
のコア板該当部23および(N+1)番目のコア板該当
部23には各腕部13Bにそれぞれ下側面取りとしての
各面取り部13Fが順次形成される。
【0040】次に、上側面取り工程ではフープ材19の
各コア板該当部23のうち、下側面取りが施されたコア
板該当部23からN番目毎のコア板該当部23に面取り
パンチ30を用いて上面取りを施し、対応するコア板該
当部23の各腕部12Bに上側面取りとしての各面取り
部12Fを形成する。
【0041】次に、カット工程ではフープ材19の各コ
ア板該当部23のうち、下側面取りが施されたコア板該
当部23がカットパンチ34の下側に移送されてくる度
毎に、該カットパンチ34を駆動し、対応するコア板該
当部23に貫通孔としての各位置決め部13Eを打抜き
により穿設する。
【0042】次に、ベンド工程ではフープ材19の各コ
ア板該当部23のうち、下側面取りが施されたコア板該
当部23の次に位置するコア板該当部23から(N−
1)番目のコア板該当部23までに亘って各位置決め部
14E,12Eをベンドパンチ39により形成する。こ
の場合、各位置決め部14E,12Eはベンドパンチ3
9により下面側が凸部となり、上面側が凹部となって形
成される。また、ベンドパンチ39とカットパンチ34
とを同一のパンチ径で形成すれば、全ての各コア板該当
部23にベンドパンチ39を適用しても、各位置決め部
12E,13E,14Eをそれぞれ所望形状に形成でき
る。
【0043】次に、嵌合穴打抜き工程では、フープ材1
9の各コア板該当部23がシャフトパンチ41の下側に
移送されてくる度毎に、該シャフトパンチ41を駆動し
て各コア板該当部23の中央部に回転軸16を挿嵌する
ための嵌合穴13D,14D,14D,…および12D
を打抜きにより穿設する。
【0044】次に、コア板成形工程としてのブランク工
程では、各コア板該当部23がブランクパンチ45の下
側に移送されてくる度毎に、該ブランクパンチ45を駆
動してフープ材19に各ブランク46を打抜き、フープ
材19からコア板12〜14を成形する。この場合、図
6に示すブランクダイ43内にはコア板13、各コア板
14およびコア板12の順番でこれらのコア板12〜1
4がブランクパンチ45により押込まれ、コア板13,
12間には合計(N−2)枚、例えば38枚(N=40
のとき)のコア板14,14,…が配置される。
【0045】また、このときにブランクダイ43はコア
板12〜14が順次ブランクパンチ45で成形される度
毎に、90度の回転角をもって図6中の矢示D方向に回
転されるから、コア板12〜14はブランクダイ43内
でそれぞれ90度ずつ回転された状態で上下方向に重ね
られるようにうなる。そして、これらのコア板12〜1
4はコア形成工程でブランクパンチ45によりブランク
ダイ43内に押込まれつつ、スクイズリング43Aの保
持力により各位置決め部12E,13E,14Eを上,
下で圧入嵌合させることにより、コア板13、コア板1
4,14,…およびコア板12の順番で上,下に積層化
され、合計N枚(例えばN=40)のコア板12〜14
からなるコア11を形成する。
【0046】かくして、このように形成されるコア11
では、上下方向に積層化されたコア板12〜14のう
ち、最上側のコア板12には図1に示す如く上側面取り
としての各面取り部12Fが各腕部12B等に形成さ
れ、最下側のコア板13には各腕部13B等に下側面取
りとしての各面取り部13F(図3参照)が形成されて
いるから、上,下のコア板12,13に各スロット15
の周囲に位置して各腕部12B,13B等に打抜きによ
るバリ等が発生するのを効果的に防止でき、コア11に
回転軸16を圧入嵌合した後に施す粉体塗装部17の膜
厚を薄くすることができると共に、コア11の各腕部1
2B,13B,14Bに規定巻数(ターン数)の巻線を
容易に巻回でき、巻線の短絡事故などを確実に防止する
ことができる。
【0047】また、コア板12〜14の素材となる長尺
のフープ材19を図7に示す矢示A方向に所定ピッチで
移送しつつ、パイロット孔打抜き工程で各パイロット孔
22をフープ材19の左,右両側に所定ピッチで打抜
き、合計4個のパイロット孔22,22,…間にコア板
該当部23を画定し、該各コア板該当部23に各スロッ
ト15を打抜いて放射状の各腕部12B,13B,14
Bを形成した後に、最初のコア板該当部23および(N
+1)番目のコア板該当部23に下側面取りを施し、下
側面取りを施した各コア板該当部23からN番目のコア
板該当部23にはそれぞれ上側面取りを施し、さらに下
側面取りを施した各コア板該当部23の中央部には貫通
孔としての各位置決め部13Eを穿設すると共に、他の
各コア板該当部23には下面側が凸部となり、上面側が
凹部となる各位置決め部12E,14Eを形成した後、
各コア板該当部23に嵌合穴12D,13D,14Dを
打抜き、その後のブランク工程でコア板12〜14をフ
ープ材19から打抜くようにしたので、下記の作用効果
を奏する。
【0048】即ち、長尺のフープ材19からコア板12
〜14をコア板13、各コア板14およびコア板12の
順番で連続的に打抜いて成形でき、この順番でコア板1
3、各コア板14およびコア板12を上下方向で確実に
積層化できると共に、例えば(N−2)枚のコア板1
4,14,…を上,下のコア板12,13間で挟み込む
ように積層化したコア11を連続的に形成でき、これら
の各コア11を図6に示す回転ダイプレート44の下側
から矢示E方向に順次取出すことができる。
【0049】また、前記コア板12〜14はブランクダ
イ43内で矢示D方向に90度ずつ回転されながら上,
下に積層化されるので、各コア板12〜14の各スロッ
ト15等がスロットパンチ25の影響等で周方向に不均
一に成形される場合でも、コア11全体の重量バランス
を周方向に均一化でき、コア11全体の回転バランスを
確実に向上させることができる。
【0050】従って、本実施例によれば、コア11の最
上,下に位置するコア板12,13に上側面取り、下側
面取りとしての各面取り部12F,13Fを形成するこ
とにより、粉体塗装部17の膜厚を薄くした場合でも巻
線に短絡事故等が発生するのを確実に防止でき、コア1
1に規定巻数の巻線を容易に巻回できる。そして、コア
11の製造工程を自動化することができ、製造時の作業
性を大幅に向上できると共に、コア11を小型電動モー
タに用いた場合に、コア11を回転軸16と共に高速回
転でき、小型化低騒音化を図って信頼性を高めることが
できる。
【0051】なお、前記実施例では、ダイプレート18
上でフープ材19を矢示A方向に移送するときに、スロ
ットパンチ25とカットパンチ34との間に位置して上
流側に下側面取り用の面取りパンチ27を配設し、下流
側に上側面取り用の面取りパンチ30を配設するものと
して述べたが、これに替えて、面取りパンチ27を面取
りパンチ30よりも下流側に配設してもよく、要は面取
りパンチ27を各コア板該当部23のうち、最初のコア
板該当部23およびその後の(N+1)番目の各コア板
該当部23にそれぞれ適用して下側面取りを施し、N番
目の各コア板該当部23に面取りパンチ30で上側面取
りを施すようにすればよい。
【0052】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載した
発明によれば、腕部形成工程、下側面取り工程、上側面
取り工程、コア板成形工程およびコア形成工程からなる
電動モータのコアの製造方法を採用したから、下側面取
りを施す最下のコア板と、中間の複数枚のコア板と、上
側面取りを施す最上のコア板とを長尺の素材から連続的
に打抜いて成形でき、これらのコア板をコア形成工程で
積層化させることによって、電動モータ用のコアの製造
工程を自動化することができ、製造時の作業性を向上で
きる。 そして、コアを形成する各コア板のうち、最上
コア板と最下のコア板に各スロットに隣接してそれぞ
れの腕部に面取り部を形成したから、コアの上,下面に
プレス成形によるバリ等が発生するのを抑えることがで
き、絶縁用の粉体塗装を施すときに膜厚を薄くできると
共に、巻線を規定巻数で容易に巻回でき、巻線の短絡事
故等を確実に防止することができる。
【0053】また、請求項2に記載の発明では、各コア
板にそれぞれ位置決め部を形成し、コア形成工程では、
該各位置決め部を上下方向で凹凸嵌合させることにより
前記各コア板を積層化するようにしているから、コア形
成工程によりN枚のコア板を上下方向で積層化してコア
を形成するときに、各コア板に予め形成したそれぞれの
位置決め部を上下方向で凹凸嵌合(圧入嵌合)させるこ
とができ、これによって、N枚のコア板を積層化した状
態に保持でき、N枚のコア板からなるコアの製造工程を
自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるコアおよび回転軸を示す
斜視図である。
【図2】図1に示すコアの平面図である。
【図3】図2中の矢示III −III 方向拡大断面図であ
る。
【図4】図2中の矢示IV−IV方向断面図である。
【図5】本発明の実施例によるコアの製造装置を示す部
分縦断面図である。
【図6】図5に続くコアの製造装置を示す部分縦断面図
である。
【図7】コアの製造工程を示す説明図である。
【図8】従来技術によるコア、回転軸および巻線を示す
斜視図である。
【図9】図8中の巻線を巻回する前の状態を示すコアお
よび回転軸の斜視図である。
【図10】図9に示すコアの平面図である。
【符号の説明】
11 コア 12,13,14 コア板 12A,13A,14A 環状部 12B,13B,14B 腕部 12C,13C,14C 磁極部 12D,13D,14D 嵌合穴 12E,13E,14E 位置決め部 12F,13F 面取り部 15 スロット 16 回転軸 17 粉体塗装部 18 ダイプレート 19 フープ材(素材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 勝之 福岡県中間市上底井野1128 中原精工株 式会社内 (56)参考文献 特開 平2−276449(JP,A) 実開 平3−26249(JP,U) 実開 平1−159557(JP,U) 実開 平6−31348(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 15/02 H02K 1/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の素材を長手方向に移送しつつ、該
    素材から順次コア板を打抜き、打抜いた各コア板を所定
    のN枚毎に上下方向で積層化することによりコアを形成
    する電動モータのコアの製造方法であって 記素材の各コア板該当部にスロットを打抜き、該各コ
    ア板該当部に放射状の腕部を形成する腕部形成工程と 記素材がコア板の前記N枚に該当する移送量をもって
    移送される度毎に、各コア板該当部の腕部に前記素材の
    下面側からスロットに隣接して下側面取りを施す下側面
    取り工程と 記各コア板該当部のうち、下側面取りが施されたコア
    板該当部からN番目に位置するコア板該当部の腕部に前
    記素材の上面側からスロットに隣接して上側面取りを施
    す上側面取り工程と 記腕部が形成された各コア板該当部を前記素材から順
    次打抜き、放射状に延びる複数の腕部間がスロットとな
    ったコア板を成形するコア板成形工程と 形された各コア板を所定のN枚毎に上下方向で積層化
    してコアを形成するコア形成工程とを備えてなる電動モ
    ータのコアの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記各コア板にはそれぞれ位置決め部を
    形成し、前記コア形成工程では、該各位置決め部を上下
    方向で凹凸嵌合させることにより前記各コア板を積層化
    してなる請求項1に記載の電動モータのコアの製造方
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