JP2802743B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2802743B2
JP2802743B2 JP8009449A JP944996A JP2802743B2 JP 2802743 B2 JP2802743 B2 JP 2802743B2 JP 8009449 A JP8009449 A JP 8009449A JP 944996 A JP944996 A JP 944996A JP 2802743 B2 JP2802743 B2 JP 2802743B2
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公良 林
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和彦 廣岡
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本願発明は複数の現像器を有
する画像形成装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】例えば感光ドラムの如き単一の潜像担持
体に対して複数の異なる色トナーを用いた現像器を配設
する構成として、この潜像担持体の周面に順次、複数の
現像器を並べて構成するものに対して複数の現像器を回
転体により支持し、この回転体を回転駆動することで、
所望する色トナーに対応する現像器のみを潜像担持体に
対向させる多色現像装置が本願出願人より提案されてい
る(特開昭50−93437)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来、複数の現像器を
一体的に保持する保持手段を有し、この保持手段を駆動
して前記現像器を移動させることにより感光体上に形成
された潜像を現像する画像形成装置において、前記複数
の現像器の1つを感光体上に形成された潜像を現像でき
る位置に簡単な構成により、確実に移動させるように前
記保持手段の駆動を行う方法は考えられていなかった。 【0004】上記従来例に鑑みてなされたものであり、
本願発明は複数の現像器を一体的に保持する保持手段を
有し、この保持手段を駆動して前記現像器を移動させる
ことにより感光体上に形成された潜像を現像する画像形
成装置において、前記保持手段に含まれる複数の現像器
の所望の1つを、感光体上に形成される潜像を現像でき
る位置に簡単な構成により確実に移動させることを目
的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本願発明の請求項1に記載の画像形成装置によれ
ば、各々異なる色の現像剤を収納した複数の現像器を用
いて感光体上に形成された潜像を現像することによりカ
ラー画像を形成する画像形成装置において、前記複数の
現像器を一体的に保持する保持手段と、前記保持手段に
保持される現像器の移動量をテーブルとして格納する格
納手段と、該テーブルを参照することにより得た移動量
に基づいて、該複数の現像器の1つが前記感光体上に形
成される潜像を現像可能な位置に来るように、前記保持
手段を駆動する駆動手段とを有するようにする。 【0006】 【実施例】以下、この発明の一実施例を図1ないし図9
に基づいて説明する。 【0007】図1は、回転駆動の多色現像装置を備えた
画像形成装置としての電子写真複写機の一例を示す断面
である。 【0008】図において、潜像担持体である感光ドラム
1は矢印方向に回転する。その周囲には帯電器2,露光
光学系3,現像装置4,転写系5、そしてクリーニング
器6が配設されている。光学系3は原稿走査部3aと色
分解フィルター部3bを有す。また、現像装置4はイエ
ロートナーを用いるイエロー現像器4Y、マゼンタトナ
ーを用いるマゼンタ現像器4M、シアントナーを用いる
シアン現像器4Cそしてブラックトナーを用いるブラッ
ク現像器4BKを一体に有す。各現像器は本願出願人に
よる特公昭55−20579号公報に開示がある如く、
マグネットローラRによる磁界の作用でトナーの飛散を
防止し、図示の如く回転体4aに着脱可能に保持され中
心軸4bを中心に回転することで、現像位置に対する現
像器の交換を行う。なお、Sはトナー攪拌用スクリュー
である。 【0009】一方、転写部5は、グリッパ5aを有した
ドラム5bと、その内側の転写用放電器5cを有してい
る。 【0010】カラー画像の形成に際しては、従来の複写
機と同様に、色分解光学系のブルー・グリーン・レッド
の色フィルタ及びNDフィルタにより色分解が行われ、
イエロー・マゼンタ・シアンの3色と、更にブラックを
加え、4色の現像器で現像が行われる。 【0011】今、例えばブルー光(露光)が感光ドラム
1に照射されると、感光ドラム1上に潜像が形成され、
形成された潜像は適正なタイミングで現像位置に回転移
動したイエロー現像器4Yにより可視像にされ、この可
視像は、転写帯電器5cにより転写ドラム5bに保持さ
れている転写紙上に転写される。この転写紙は、カセッ
ト7から供給される。そして、前述した露光から現像に
至るプロセスが感光ドラム1をクリーニングした後、グ
リーン光に対してマゼンタ現像器4Mにより、また、レ
ッド光に対してシアン現像器4Cにより行われ、現像終
了ごとに転写が行われる。さらに、前記NDフィルタを
用いて露光が行われ、この露光に対してブラック現像器
4BKにより現像が行われた後、転写が行われる。転写
工程を終了した転写材は分離手段8により分離され、定
着器9を介してトレイ10上に至る。 【0012】図2において、11は回転体4aの後端部
に設けられ、周辺部にギヤ11aを有する形状が輪状の
後側板である。12は回転駆動用モータで、モータ軸の
一端に固着されたギヤ13は、前記ギヤ11aとはギヤ
14,15,16を介して接続され、モータ軸の他方の
端部には回転速度及び位置の検知手段としての例えばエ
ンコーダ17が設けられている。Zは回転体4aを所定
の停止位置に強制停止させる位置決め手段であり、後側
板11には溝18a及びエッジ18bを有するストッパ
板18が取り付けられる。 【0013】図2では、一部を破断した2枚のストッパ
板を示しているが、この実施例では後述するように5枚
のストッパ板18HP,18Y,18M,18C,18
BKが所定位置に固着される。 【0014】一方、Z1は、このストッパ板18と係合
する回転保持機構であり(詳細は図3参照)、19はL
字状のストッパアームで、エルボ一部に形成された長穴
19aに、一端が装置本体に固定されたピン20の他端
が挿通させてある。また、このストッパアーム19の一
端には、ストッパピン21によりコロ22が回転自在に
軸着され、このストッパピン21とピン20間には引張
りコイルバネ23が張架されている。ストッパアーム1
9のもう一方の端部は、保持解除手段としてのロックソ
レノイド25が連結材26を介してピン27により軸着
されるとともに、バネ28により前記コロ22がストッ
パ板18HP,18Y,18M,18C,18BKの周
辺に当接されるように付勢されている。29は前記回転
体4aとストッパアーム19との結合及びその解除を検
知する検知手段としてのフォトインタラプタで、ストッ
パアーム19の端部24の移動に応じて光が断続される
ように配設されている。 【0015】Xは回転体4aの基準位置及び現像位置検
知手段である。中心軸4bの端末に取り付けた位置検知
板XI、中心軸4bの周辺に同心状に配設したホームポ
ジションセンサ(HPセンサ)XO、イエロー現像位置
センサXY、マゼンタ現像位置センサXM、シアン現像
位置センサXC、ブラック現像位置センサXBKを備え
ている。各センサは位置検知板XIが真上にあるとき各
別の現像位置信号を出す。 【0016】図4は制御系を示している。30は前記モ
ータ12を駆動するためのドライバで、モータ12とと
もに回転体4aを回転駆動する駆動手段を構成してい
る。31はこの駆動手段の速度を制御する制御手段で、
回転体4aの回転方向を検知するためのベクトル検知回
路31a、回転体4aの回転位置を検知する位置カウン
タ31b、回転体4aの回転速度を検知する速度カウン
タ31c、回転体4aの位置及び速度に応じてモータを
制御するモータ制御用CPU(central processing uni
t )31d、ホームポジションセンサXO、タイマ31
f及びD/Aコンバータ31gより構成されている。 【0017】ベクトル検知回路31aはエンコーダ17
からの2相パルスを入力して回転体4aの正逆回転方向
に関するデータを出力する。位置カウンタ31bは、ア
ップダウン式カウンタで、ベクトル検知回路31aから
の正逆回転方向に関するデータ及びエンコーダ17から
出力されるパルスをベクトル検知回路31aを介して入
力し、回転体4aのホームポジション(HP)(すなわ
ち図6に示すようにイエロー現像器4Yが現像位置から
45度下方にある位置)を基準とする回転移動位置デー
タをモータ制御用CPU31dに出力している。ホーム
ポジションセンサXOは、基準位置であるHPに配設さ
れ、回転体4aがHPに到達したときクリア信号を前記
位置カウンタ31bに入力する。速度カウンタ31cは
ロータリエンコーダ17から出力されるパルスをタイマ
31fにより設定される一定時間カウントし、このカウ
ント値、すなわち速度データをモータ制御用CPU31
dに出力する。前記タイマ31fは設定時間経過毎に信
号を発生し、この信号をモータ制御用CPU31dの割
込端子に出力する。モータ制御用CPU31dはこの信
号の入力により、割込プログラムを実行し、前記位置カ
ウンタ31b、速度カウンタ31cのカウント値を取り
込む。そしてこの値によりモータ12の制御が行われ
る。また、タイマ31fからの信号は速度カウンタ31
cにも印加され、速度カウンタ31cをクリアする。ま
た、タイマ31fはモータ制御用CPU31dからの信
号によりセット,リセットが行われる。 【0018】 【表1】 【0019】なお、モータ制御用CPU31d内のRO
M(read only memory)31d1には表1に示すモード
と回転量との関係及び図5のグラフに示す回転移動量と
回転速度との関係がテーブルとして格納されている。 【0020】次に、本実施例における現像装置4の回転
体4aの回転制御について説明する。前述の如く図5に
示す如き目標位置SD−回転速度特性に応じた速度制御
テーブルがモータ制御用CPU31d内のROM31d
1に格納されており、タイマ31fによる一定時間毎に
検出される位置カウンタ31bの値に応じてアクセスさ
れるROM31d1の速度テーブルの速度データと速度
カウンタ31cにより検出される速度データとを比較
し、その偏差を補正するようモータ12の駆動力を制御
する。 【0021】速度制御テーブルは回転量に応じてROM
に複数用意され、使用する現像機の組合せによって、必
要なテーブルをROMから引き出される。 【0022】表2は、回転体の回転モードを設定するた
めのモード設定を示したものである。 【0023】 【表2】 【0024】また、32はシーケンスコントローラで、
I/Oポート33および負荷ドライブ回路34を介して
モータ制御用CPU31dに信号を入力し、これを制御
している。35は画像形成装置の操作およびディスプレ
イ用のキーを設けたキー・ディスプレイ走査部、36は
入力インターフェイスである。 【0025】本実施例では、図6のような配置にある時
(イエロー現像器4Yが現像位置に対して45°下流側
にある時)回転現像装置のホームポジション(HP)と
し、コピーシーケンス終了後にはHPに復帰し、次のサ
イクルを待期する。 【0026】表1のように、単色モード4種、2色モー
ド6種、3色フルカラーモード1種、4色フルカラーモ
ード1種を用意しておき、キー・ディスプレイ走査部3
5からの色モード指定により、回転体の回転シーケンス
が選択される。 【0027】例えば、3色フルカラーモードを指定した
時には、まずHPから45°回転させイエロー現像を行
った後、更に90°回転してマゼンタの現像を行う。そ
して更に90°回転しシアン現像後HPへ135°回転
させる。表1は、色モードと回転量の関係を示したもの
である。表1に示されるように各現像間の回転量は、表
2に示す45°,90°,135°,180°,225
°,270°,315°の7種類となる。 【0028】この回転量に対応し表2記載の回転モード
を3ビットのモード設定信号としてI/Oポート33よ
り負荷ドライブ回路34を経て、モータ制御用CPU3
1dにM0,M1,M2の3ビット信号で入力される。 【0029】この回転モード指令により、CPU31d
内の各回転量に対応する速度データテーブルが、ルック
アップテーブルとして引き出される。 【0030】このようにして回転量に応じて速度制御テ
ーブルを選択して回転体を目標とする位置に目標とする
運動特性にあわせて駆動制御することができる。 【0031】しかしながら、一般に図5に示す如く停止
すべき目標位置SDに完全に速度0になるよう円滑に減
速することはむずかしく実際にはエンコーダ精度、タイ
マ周期の限界や負荷の変動のために図7のように、目的
とすべきSD点よりも早い地点において速度0となり再
びSD点に向けて加速するような場合(グラフa)や目
的とすべきSD点においてまだ減速過程の途中段階にあ
る場合(グラフb)がほとんどである。このような場合
回転体1aは停止すべき位置において速度を持っている
ことになる。 【0032】本実施例では、停止すべき位置で回転体の
持っている回転エネルギーを吸収し、停止すべき位置に
停止させ、その位置に回転体を保持するために図2,図
3に示した如くストッパアーム19とストッパ板18よ
り成る位置決め部材を設けてある。 【0033】即ち、回転体4aの後側板11には、回転
体4aの停止すべき位置にセットされたストッパ板18
が固定されており、ストッパ板18の溝18aにストッ
パアーム19のコロ22が係合することにより、停止位
置を保障する。 【0034】図8に示す状態はコロ22がストッパ板1
8(HP)に係合しており、回転体4aはホームポジシ
ョン状態(図6参照)にある。 【0035】ストッパ板18はイエロー現像器4Yを現
像位置に保持するためのストッパ板18(Y)、マゼン
タ用の18(M)、シアン用の18(C)、ブラックの
18(BK)と5種ありそれぞれ正規の位置に調整可能
にビス止めされている。ストッパアーム19は本体に固
定されたピン20に回転可能に支持され、バネ28によ
りコロ22がストッパ板18の溝18aに入り込む方向
に力が加えられており、このバネの力に反してソレノイ
ド25を引くと、アームがピン20を中心に回転し、コ
ロ22がストッパ板18の溝18aから脱する。 【0036】図8の状態から45°回転させ、イエロー
現像器4Yを現像位置で停止させるためには、ストッパ
板18(Y)がピン20の位置にくる手前でソレノイド
25の磁力を解放させる。このタイミングは、図4の位
置カウンタ31bより算出されるもので位置カウンタ3
1bがある値より大きくなった時にプリエンド信号(P
END)としてCPU31dより入力インターフェイス
36に入力される。 【0037】ソレノイドの吸引力から解放されたストッ
パアーム19は、バネ28の力により、ストッパピン2
0に回転可能に支持されたコロ22をストッパ板18に
突き当てる。 【0038】図9はその状態を示しており、N方向に回
転するストッパ板18の円弧状エッジに沿ってコロ22
は回転し、やがて来る18aに係合する。 【0039】コロ22が係合溝に入る瞬間ストッパアー
ム19は本体に取付けられたフォトインタラプタ29の
光路を遮り位置決め部材の係合状態を検知する。 【0040】この検知信号は図4の本体側のI/Oポー
ト33に入力され、この信号により本体側I/Oポート
33側よりTOFF信号がCPU31dに入り回転体の
駆動トルクまたは制御トルクを切断する。 【0041】図10はコロ22が、ストッパ板18の溝
18aと係合した瞬間を示している。なお、この時、駆
動モータ12の駆動トルクはなくなるが、イナーシャに
よる余回転がある。この慣性力によりコロ22は、溝1
8aに係合したまま回転体4aに引っ張られる。ストッ
パアーム19はその回転中心にある長穴19aに沿って
ピン21とピン20を結ぶバネ23の力に抗して図11
のようにΔθ移動する。 【0042】この移動量Δθは回転体の持つ回転エネル
ギーがバネ23の弾性エネルギーに応じた値であり、回
転体4aはバネの復元力で正規の位置に戻され位置決め
が完了する(図10)。 【0043】次の回転に移る時には、まずソレノイド2
5を励磁させ、ストッパアーム19をピン20中心に回
動させ、ストッパ板18の溝18aとコロ22の係合を
解除させる。この動作によりフォトインタラプタ29を
遮蔽していたストッパアーム19がフォトインタラプタ
の光路から退きストッパの解除信号がシーケンスコント
ローラ32に入力すると、シーケンスコントローラ32
からモータ制御用CPU31dに回転体4aの回転始動
を命令するスタート信号として送られる。 【0044】この信号を入力することにより、回転体4
aは回転を開始し、前記PEND信号によりソレノイド
25をオフにし、コロ22が溝18aに係合したことを
フォトインタラプタ29が検知すると目標の位置カウン
タ値と実際の位置カウンタ値の差を強制的に0にして駆
動モータ12のトルクをオフする。 【0045】図12のフローチャートに基づいて作用を
説明する。 【0046】装置本体の電源がONされると(STEP
−1)、装置はリセットされ(STEP−2)、キー・
ディスプレイ走査部35からのキーによる入力受け付け
が可能になる(STEP−3)。そして、プリントキー
がONされると(STEP−4)、プレコピー回転が行
われ、回転体4aをHPへ移動させる(STEP−
5)。同時に多色現像装置の回転体4aがHPにあるか
否かをホームポジションセンサXOからの信号の有無に
より判断する(STEP−6)。このとき回転体4aが
HPにないときはシーケンスコトンローラ32内のタイ
マが作動し、シーケンスコントローラ32は回転体4a
をHPに移動させる命令信号をI/Oポート33および
負荷ドライブ回路34を介してモータ制御用CPU31
dに入力する(STEP−7)。しかし、タイマ設定時
間が経過するまでに回転体4aがHPにないときは、C
PU31dから信号ARAMが出力され(STEP−
8)、この信号に基づいて、シーケンスコントローラ3
2は異常状態とみなし、装置停止等の異常処理を行う
(STEP−9)。 【0047】一方、回転体4aがタイマ設定時間が経過
する前にHPに回転移動するか、あるいはすでにHPに
あるときは、操作者によるキー・ディスプレイ走査部3
5の適当なキー操作により選択されたモードに応じて、
表2に示す信号(M0,M1,M2)が、シーケンスコ
ントローラ32からI/Oポート33,負荷ドライブ回
路34を介してモータ制御用CPU31dに入力され
る。モータ制御用CPU31dでは、ROM31d1か
らRAM31d2に、操作者が選択したモードおよび図
5に示すグラフに対応したテーブルに関するデータが格
納される。 【0048】同時に、位置決め手段Zのロックソレノイ
ド25がONされる。すると、ストッパ板18HPとコ
ロ22との係合がはずれ、同時にストッパアーム19の
端部がフォトインタラプタ29の光路から退き、フォト
インタラプタ29からストッパアーム19の解除信号が
回転体4aのスタート信号としてシーケンスコントロー
ラ32に入力される(STEP−10)。前述の位置決
め手段Zによる回転体4aの保持が解除されたことを確
認するため、フォトインタラプタ29からのスタート信
号の有無を判別する(STEP−11)。その信号がな
い場合は、一旦ロックソレノイドON信号を止めた後、
再びON作動させ(STEP−12)、同時にタイマ設
定時間の経過を判別する(STEP−13)。時間内に
ロックソレノイドON信号がなければ、STEP−9と
同様のタイマ判別シーケンスにより異常処理を実行する
(STEP−14)。スタート信号があれば、回転体4
aはドライバ30により、図5のように制御駆動される
(STEP−15)。移動した回転体4aの現像器が正
しく目標の現像位置にあるか否かは、設定したシーケン
スコントローラ32のテーブルの内容と各現像ステーシ
ョンに対応して設けられたセンサXY,XM,XC,X
BKからの入力インターフェイス36への入力との対応
から判断される(STEP−16)。目標位置になけれ
ば、シーケンスコントローラ32内のタイマをセット
し、位置検知板X1と各現像位置センサXY〜XBKと
の対応を確認し、どの位置センサ上にもなければ、再度
所定の目標位置まで低速度で回転体4aを移動させる
(STEP−17)。これは、何等かの原因で、ストッ
パアーム19のコロ22が目標現像位置のストッパ板1
8に一旦係合した後、はずれてしまうことがあるため
で、このような場合、更に回転体4aを回転させて目標
現像位置に達するように制御するものである。この移動
が所定時間内に行われなければ(STEP−18)、信
号ARAMをモータ制御用CPU31dに出力するとと
もに、異常処理する(STEP−19)。一方、所定の
現像器が目標現像位置にあれば、その色でのコピーモー
ドを実行し(STEP−20)、コピーモードが終るま
で、前述のSTEP−10〜STEP−21を繰返し実
行することにより、現像位置を切替えて現像を行う。そ
して指示されたコピーモードが終了すると、アフター回
転モードを行い、回転体4aをホームポジションHPへ
移動させ(STEP−22)、STEP−4に戻る。 【0049】図13は回転体駆動制御のフローチャート
である。 【0050】前述の如くコピーキーオン後、回転体4a
がホームポジションにあれば、シーケンスコントローラ
32は回転体移動ルーチンを実行する。まずストッパア
ーム19のコロ22をストッパ板18の溝から脱するべ
く負荷ドライブ回路34を介して駆動信号を出力するこ
とによりソレノイド25をオンし(STEP−30)、
負荷ドライブ回路34を介して回転モード(M0,M
1,M2)をモータ制御用CPU31dに出力する(S
TEP−31)。そしてコロ22がストッパ板18から
脱することによるフォトインタラプタ29のオン信号が
入力インターフェイス36を介して入力する(STEP
−32)、モータ制御用CPU31dに対しSTART
信号を出力する(STEP−33)。これによりモータ
制御用CPU31dは回転体4aの移動制御を行う。そ
してモータ制御用CPU31dから前述のプリエンド信
号(PEND)が入力インターフェイス36を介してシ
ーケンスコントローラ32に入力すると(STEP−3
4)、ソレノイド25をオフさせる(STEP−3
5)。そしてストッパアーム19のコロ22がストッパ
板18の溝に係合したことを示すフォトインタラプタ2
9のオフ信号を入力インターフェイス36を介して入力
すると(STEP−36)、I/Oポート33,負荷ド
ライブ回路34を介してTOFF信号をモータ制御用C
PU31dに出力する(STEP−37)。これによ
り、回転体の駆動トルクは切断される。 【0051】次に、モータ制御用CPU31dの制御に
ついて図14を参照して説明する。 【0052】装置本体の電源の投入により、リセット信
号(RESET)がモータ制御用CPU31dへ供給さ
れ、CPU内部RAMおよびI/Oポートの設定等の初
期化を行い、まず回転体4aのホームポジションセンサ
XOの入力を判別する(STEP−40)。ホームポジ
ションにない場合は(STEP−41)、モータを作動
するようにD/Aコンバータ31gに所定のデータを送
出する。ここでは、モータ制御用CPU31dから8ビ
ットバスでデータを送出するものであり、OOHでモー
タスピード0、FFHでフルスピードとなる。また、所
定のタイマをセットして(STEP−42)、タイマ値
になるかならないかを判別し(STEP−43)、タイ
マ時間内であれば(STEP−41)へ戻り、タイマ時
間以上であればシーケンスコントローラ32へ信号AR
AMを出力する(STEP−)。 【0053】ホームポジション検知信号が入力すると、
モータ制御用CPU31dは位置カウンタ31bを0H
にリセットする(STEP−44)。しかし、この時に
速度制御が行えていないのでこの時のスピードは(ST
EP−43)で与えた値に応じたスピードであり、停止
衝撃が大きいので、ここでモータ12を再度作動させて
(STEP−45)、次のホームポジション停止SUB
でホームポジションまでの位置カウンタ31bによって
速度をコントロールし、停止位置近傍でスピードが十分
遅くなるようにコントロールしモータを停止させる(S
TEP−46)。次にモータ制御用CPU31dの入力
ポートの信号を入力処理する(STEP−47)。次に
START信号があるかどうかを判別し(STEP−4
8)、なければ(STEP−47)に戻り、あればモー
ドを入力ポートから入力し、入力した値によって速度テ
ーブルをモータ制御用CPU31d内部のROM31d
1から呼び出し、RAM31d2内に格納する。タイマ
31fの割込みによってRAM31d2内のテーブル値
を次々に読み込んで速度制御目標値とする(STEP−
49)。次に前記の目標値をロードしてモータの作動を
させ、タイマ31fを発振可能とさせる(STEP−5
0)。これによってモータ制御用CPU31dの割込端
子に信号が入力される。これによって前回の速度制御目
標値と実際の速度カウンタ31cとの偏差を今回の速度
制御目標値に対して所定の演算を行ってD/Aコンバー
タ31gに出力する。位置カウンタ31bの値が目標位
置の半分までは加速系に、それ以後は減速系になる如く
制御し、目標位置カウンタ値になる点で制御最低スピー
ドになるようにコントロールする(STEP−51)。
次に、シーケンスコントローラ32からTOFF信号が
入力するまたは目標値カウンタ値と実際の位置カウンタ
値の差が0となった時にモータ12をOFFしタイマ3
1fをオフしてSTEP−47に戻る(STEP−5
2)。なお、モータ制御用CPU31dは目標位置カウ
ンタ値と実際の位置カウンタ値の差が0になる前にTO
FF信号が入力した場合、前記「差」を強制的に0にす
るものである。 【0054】 【発明の効果】以上説明した様に本願発明によれば、複
数の現像器(本実施例では、現像器4Y、4M、4C、
4BKに対応する)を一体的に保持する保持手段(同じ
く、図1、2、6、8の回転体4aに対応する)を有
し、この保持手段を駆動して前記現像器を移動させるこ
とにより感光体上に形成された潜像を現像する画像形成
装置において、前記保持手段に含まれる複数の現像器の
所望の1つを、感光体上に形成された潜像を現像できる
位置に簡単な構成により確実に移動させることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明を適用してカラー画像形成装置の構成
を示す図 【図2】 回転現像装置の駆動系および位置決め部材を
示す斜視図 【図3】 現像器の位置決め部材を示す拡大斜視図 【図4】 画像形成装置の制御部を示すブロック図 【図5】 回転移動量と回転速度との関係を示すグラフ 【図6】 ホームポジションに位置した回転体を示す図 【図7】 停止すべき目標SD付近における回転体の速
度を示す説明図 【図8】 ホームポジションでコロ22がストッパ板1
8の溝18aに係合した状態を示す図 【図9】 コロ22がストッパ板18の円弧状エッジに
対接した状態を示す図 【図10】 コロ22がストッパ板18の溝18aと係
合した状態を示した図 【図11】 コロ22がストッパ板18の溝18aに係
合した後Δθだけ移動することを示す説明図 【図12】 シーケンスコントローラの制御フローチャ
ート 【図13】 回転移動ルーチンのフローチャート 【図14】 モータ制御用CPU31dの制御フローチ
ャート 【符号の説明】 4a 回転体 4Y イエロー現像器 4M マゼンタ現像器 4C シアン現像器 4BK ブラック現像器 12 モータ(駆動手段) 18Y,18M,18C,18BK ストッパ板(停
止手段) 18a 溝(停止手段) 22 コロ(停止手段) 29 フォトインタラプタ(停止検知手段) 30 ドライバ(駆動手段) 31 制御手段 X 現像位置検知手段(基準位置検知手段) Z 位置決め手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 泰 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−136062(JP,A) 特開 昭59−22063(JP,A) 特開 昭57−70556(JP,A) 特開 昭52−119329(JP,A) 特開 昭61−151564(JP,A) 実開 昭52−51634(JP,U) 実開 昭52−89046(JP,U) 実開 昭51−108639(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.各々異なる色の現像剤を収納した複数の現像器を用
    いて感光体上に形成された潜像を現像することによりカ
    ラー画像を形成する画像形成装置において、 前記複数の現像器を一体的に保持する保持手段と、 前記保持手段に保持される現像器の移動量をテーブルと
    して格納する格納手段と、 該テーブルを参照することにより得た移動量に基づい
    て、該複数の現像器の1つが前記感光体上に形成される
    潜像を現像可能な位置に来るように、前記保持手段を駆
    動する駆動手段とを有することを特徴とする画像形成装
    置。
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