JP2802106B2 - 出力制御装置 - Google Patents

出力制御装置

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JP2802106B2 JP1195126A JP19512689A JP2802106B2 JP 2802106 B2 JP2802106 B2 JP 2802106B2 JP 1195126 A JP1195126 A JP 1195126A JP 19512689 A JP19512689 A JP 19512689A JP 2802106 B2 JP2802106 B2 JP 2802106B2
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【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 I.実施例と第1図との対応関係 II.実施例の構成 III.実施例の動作 IV.実施例のまとめ V.発明の変形態様 発明の効果 〔概 要〕 供給された圧縮画データを画素データに展開するとと
もに出力装置を制御するようにした出力制御装置に関
し、 出力装置によって記録が行なわれるまでの待ち時間を
短縮することを目的とし、 供給された画素データに基づいて画素の記録を行なう
記録手段による記録動作を制御する出力制御装置におい
て、導入された圧縮画データを画素データに復元する復
元手段と、復元手段によって指定された書込アドレスに
応じて画素データを格納する格納手段と、画素に対応す
る読出アドレスを指定して、格納手段から該当する画素
データを読み出して記録手段に供給する読出手段と、書
込アドレスと読出アドレスとを比較する比較手段と、復
元手段から供給される書込終了信号と読出手段から供給
される読出終了信号とに応じて、格納手段内のデータブ
ロックの数を計数する計数手段と、比較手段および計数
手段の出力状態に基づいて、書込アドレスに対応する画
素データが読み出し済であるか否かを判定する判定手段
とを備え、読み出し済であるとされた格納手段の格納場
所に対して、復元手段が画素データの書込動作を行なう
ように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、画素データに基づいて記録を行なうプリン
タなどの出力装置を制御するための出力制御装置に関
し、特に、供給された圧縮画データを画素データに展開
するとともに出力装置を制御するようにした出力制御装
置に関するものである。
ところで、文書ファイルシステムにおいては、画像読
取装置によって印刷物や手書きの書類などの文書の各画
素を表す画素データを読み取って、この画素データを符
号化して膨大なデータ量を圧縮し、光ディスク装置など
の大容量の記憶装置に蓄積することにより大量の文書の
保存を実現している。
上述した画素データの符号化方式としては、ファクシ
ミリ装置と同様の符号化方式が用いられており、例えば
1次元符号化(MH符号化)方式や境界差分逐次符号化
(MR符号化)方式などが用いられている。
また、このような文書ファイルシステムに、船舶の設
計図や道路地図などの大型で詳細な図面を保存したいと
いう要望がある。
〔従来の技術〕
文書ファイルシステムに保存された文書(上述した大
型で詳細な図面を含む)を、例えばレーザープリンタな
どによって出力する場合には、文書ファイルシステムの
記憶装置(例えば光ディスク装置)に蓄積されている圧
縮画データを元の画素データに復元する必要がある。こ
のような圧縮画データを復元する処理は、上述したレー
ザープリンタなどの出力装置を制御する出力制御装置に
よって行なわれる。
第5図に、出力制御装置の構成図を示す。
文書ファイルシステムに保存されている圧縮画データ
は、出力制御装置の復元部511に供給されて画素データ
に復元され、書込アドレスに応じて画像メモリ512に一
旦蓄積される。この画像メモリ512の各格納場所は、例
えばA4版の文書の各画素に対応している。
上述した画像メモリ512に、所定の量の画素データが
蓄積されると、出力制御装置に備えられたマイクロプロ
セッサ(MPU)515は、読出回路513に指示して読出動作
を開始させる。
これに応じて、読出回路513は、記録を行なう画素に
対応する読出アドレスで示される画像メモリ512の格納
場所から画素データを読み出して、レーザープリンタ51
4に供給するようになっている。
このように、読出回路513が画像メモリ512の既に画素
データが書き込まれた領域(以下、書き込み済領域と称
する)から画素データを読み出すようにして、画像メモ
リ512を効率的に使用している。
ここで、出力装置として用いられているレーザープリ
ンタ514などにおいては、良好な印字品質を保つため
に、記録用紙の紙送り動作を停止しないで一定の紙送り
速度で印字を行なう必要がある。
このため、読出回路513は、一葉の文書の記録がレー
ザープリンタ514によって行なわれている間は、一定の
速度で画像メモリ512から画素データを読み出してレー
ザープリンタ514に供給するように構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来方式にあっては、読出回路51
3により、画像メモリ512から一定の速度で画素データが
読み出されている。このため、復元部511において複雑
な符号化データの復元処理を行なう場合には、まだ画素
データが書き込まれていない領域から、読出回路513に
より画素データの読出動作が行なわれ、誤った画素デー
タが読み出される可能性があるという欠点を有してい
る。
また、上述した従来方式にあっては、読出回路513に
よって画像メモリ512内の画素データが全て読み出さ
れ、一葉の文書の記録が終了した後に文書の復元処理が
開始され、画素データが画像メモリ512に蓄積される。
このため、複数の文書を連続して印刷しようとする場合
は、各葉の文書ごとに復元部511によって所定の量の符
号化データが復元処理されるまでの待ち時間が生じると
いう問題点があった。
ところで、例えば船舶の設計図や道路地図などのよう
に大型でしかも詳細な図面に対応するために、大容量の
画像メモリ512を出力制御装置に備える場合がある。
このような場合においては、読出回路513によるこの
画像メモリ512からの画素データの読出動作に先立っ
て、復元部511により充分な量の部号化データを画素デ
ータに復元しておく必要がある。従って、複数の大型で
詳細な文書を連続して出力しようとする場合には、レー
ザープリンタ514などの出力装置によって記録が終了す
るまでの待ち時間が特に長くなってしまう。
本発明は、このような点にかんがみて創作されたもの
であり、出力装置によって記録されるまでの待ち時間を
短縮するようにした出力制御装置を提供することを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の出力制御装置の原理ブロック図で
ある。
図において、供給された画素データに基づいて画素の
記録を行なう記録手段114による記録動作を制御する出
力制御装置における復元手段111は、導入された圧縮画
データを画素データに復元する。
格納手段112は、復元手段111によって指定された書込
アドレスに応じて画素データを格納する。
読出手段113は、画素に対応する読出アドレスを指定
して、格納手段112から該当する画素データを読み出し
て記録手段114に供給する。
比較手段121は、書込アドレスと読出アドレスとを比
較する。
計数手段122は、所定量の画素データからなるデータ
ブロックの書込動作の終了ごとに復元手段111から供給
される書込終了信号とデータブロックの読出動作の終了
ごとに読出手段113から供給される読出終了信号とに応
じて、格納手段112に格納されているデータブロックの
数を計数する。
判定手段123は、比較手段121および計数手段122の出
力状態に基づいて、書込アドレスで示される格納手段11
2の格納場所にある画素データが読み出し済であるか否
かを判定する。
全体として、判定手段123によって読み出し済である
とされた格納手段112の格納場所に対して、復元手段111
が画素データの書込動作を行なうように構成されてい
る。
〔作 用〕
導入された圧縮画データは、復元手段111により画素
データに復元され、復元手段111によって指定された書
込アドレスに応じて格納手段112に格納される。
読出手段113により、格納手段112から読出アドレスに
対応する画素データが読み出されて記録手段114に供給
され、この画素データに基づいて、記録手段114により
画素の記録が行なわれる。
このとき比較手段121により上述した書込アドレスと
読出アドレスとが比較され、また、書込終了信号と読出
終了信号とに応じて、計数手段122により格納手段112に
格納されているデータブロックの数が計数される。
例えば、書込終了信号に応じて計数を『1』加算し、
読出終了信号に応じて計数を『1』減算することによ
り、計数手段122によって、格納手段112内の読み出しが
完了していないデータブロックの数が計数される。
上述した計数手段122による計数結果と比較手段121に
よる比較結果とに基づいて、判定手段123により、上述
した書込アドレスに対応する画素データが読み出し済で
あるか否かが判定される。
この判定手段123による判定結果に応じて、復元手段1
11により圧縮画データの復元処理および格納手段112の
上述した書込アドレスで指定される格納場所に対する画
素データの書込動作が行なわれる。
本発明にあっては、判定手段123によって、書込アド
レスで指定された格納手段112の格納場所が読み出し済
であるか否かが判定され、読出手段113による読出動作
と並行して、復元手段111により、読み出し済であると
判定された格納手段112の格納場所に対する画素データ
の書込動作が行なわれる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に
説明する。
第2図は、本発明の一実施例における出力制御装置を
適用した文書ファイルシステムの構成を示す。
I.実施例と第1図との対応関係 ここで、本発明の実施例と第1図との対応関係を示し
ておく。
復元手段111は、復元部213に相当する。
格納手段112は、画像メモリ212に相当する。
読出手段113は、プリンタコントローラ215に相当す
る。
記録手段114は、レーザープリンタ203に相当する。
比較手段121は、比較器221に相当する。
計数手段122は、カウンタ222に相当する。
判定手段123は、アンドゲート223a,223b,オアゲート2
24,インバータ225a,225bに相当する。
以上のような対応関係があるものとして、以下本発明
の実施例について説明する。
II.実施例の構成 第2図において、実施例による出力制御装置を適用し
た文書ファイルシステムは、保存する文書の画像の読み
取りを行なう読取部(図示せず)およびこの画像を構成
する画素データを符号化して圧縮する圧縮部(図示せ
ず)を備えた処理装置201と、処理装置201によって圧縮
された画素データ(以下圧縮画データと称する)を蓄積
する記憶手段(例えば光ディスク装置)202と、供給さ
れた画素データに基づいて文書の印刷を行なうレーザー
プリンタ203と、レーザープリンタ203による印刷を制御
する出力制御装置210とから構成されている。
ここで、上述した文書ファイルシステムは、印刷物や
書類などとともに、例えば船舶の設計図や道路地図のよ
うに大型(例えばA1版)で詳細な図面も保存するように
構成されている。以下、このような印刷物や書類および
図面を文書と称する。
また、上述した処理装置201と出力制御装置210とは、
通信回線によって接続されており、処理装置201により
光ディスク装置202から読み出された圧縮画データは、
この通信回線を介して出力制御装置210に供給されるよ
うになっている。
出力制御装置210は、上述した通信回線を介した通信
を行なう通信インタフェース216と、通信インタフェー
ス216を介して供給された圧縮画データを蓄積するメモ
リ212と、メモリ212に蓄積された圧縮画データを順次に
読み出して復元処理を行なう復元部213と、復元部213に
よって復元された画素データを画素に対応する格納場所
に格納する画像メモリ214と、画像メモリ214に格納され
た画素データを読み出してレーザープリンタ203に供給
し、印刷動作を制御するプリンタコントローラ215と、
復元部213による画像メモリ214への画素データの書込動
作を制御する書込制御回路220と、各部を制御するマイ
クロプロセッサ(MPU)211とで構成されている。
上述したMPU211,メモリ212,復元部213,画像メモリ21
4,プリンタコントローラ215,通信インタフェース216,書
込制御回路220は、バスを介して相互に接続されてい
る。
このバスを介して、復元部213により画像メモリ214に
画素データが書き込まれ、また、プリンタコントローラ
215によって画素データが読み出されるようになってい
る。
また、画像メモリ214は、レーザープリンタ203によっ
て印刷される最大の用紙の大きさ(例えばA1版)を有す
る文書の画像を構成する全画素データに対応する容量を
持っており、画像メモリ214の各格納場所は、例えばA1
版の文書の画像を構成する各画素に対応している。
MPU211は復元部213に書込指示を供給して、圧縮画デ
ータの復元動作および画像メモリ214への画素データの
書込動作の開始を指示する。また、MPU211はプリンタコ
ントローラ215に読出指示を供給して、画素データの読
出動作を開始させ、レーザープリンタ203による印刷を
開始させる。
復元部213は、所定量の画素データからなるデータブ
ロック(例えば1葉の文書の画像を構成する全画素デー
タ)の画像メモリ214への書き込みが終了するごとに、
書込終了信号として例えば正のパルスを出力して書込制
御回路220に供給するように構成されている。
また、復元部213は、書込制御回路220から供給される
書込許可信号(後述する)に応じて、メモリ212から読
み出した圧縮画データの復元処理動作および復元された
画素データの画像メモリ214への書込動作を行なうよう
になっている。例えば、書込許可信号として“1"が供給
されている間は、上述した復元処理および画素データの
書込動作を行ない、“0"が供給されている間はこれらの
動作を一時停止するように構成されている。
プリンタコントローラ215は、上述したデータブロッ
クに属する全画素データの画像メモリ214からの読み出
しが終了するごとに、読出終了信号として例えば正のパ
ルスを出力して書込制御回路220に供給するように構成
されている。
また、復元部213によって指定された書込アドレスお
よびプリンタコントローラ215によって指定された読出
アドレスは、バスを介して書込制御回路220に供給され
ているものとする。
書込制御回路220は、上述した書込アドレスと読出ア
ドレスとを比較する比較器221と、上述した書込終了信
号と読出終了信号とに応じて計数動作を行なうカウンタ
222と、2つのアンドゲート223a,223bと、オアゲート22
4と、2つのインバータ225a,225bとで構成されている。
比較器221は、書込アドレスよりも読出アドレスが大
きいとされたときに“1"を出力するように構成されてい
る。
カウンタ222は、入力端子Uに供給された書込終了信
号に応じて計数値を『1』加算し、入力端子Dに供給さ
れた読出終了信号に応じて計数値を『1』減算するよう
に構成されている。
従って、このカウンタ222の計数値は、画像メモリ214
への書き込みが完了したデータブロックの中で、プリン
タコントローラ215による読み出しが完了していないも
のの数を示している。このカウンタ222の計数値は2ビ
ットで表され、計数値の下位ビットがカウンタ222の出
力端子Q1から出力され、上位ビットが出力端子Q2から出
力されるようになっている。
このカウンタ222の出力端子Q1,Q2からの出力のそれぞ
れは、インバータ225a,225bによって反転された後、ア
ンドゲート223bの2つの入力端子にそれぞれ供給されて
いる。また、カウンタ222の出力端子Q1は、アンドゲー
ト223aの入力端子の一方に接続されており、他方には比
較器221の出力が供給されている。
アンドゲート223a,223bの出力は、オアゲート224の2
つの入力端子に供給されており、このオアゲート224の
出力は書込許可信号として復元部213に供給されてい
る。
III.実施例の動作 第3図に実施例による出力制御装置の動作の説明図を
示す。
以下、第2図および第3図を参照して、実施例の動作
を説明する。
第2図に示した文書ファイルシステムに保存された文
書をレーザープリンタ203によって印刷する場合は、処
理装置201により光ディスク装置202から該当する圧縮画
データが読み出され、通信回線を介して出力制御装置21
0に供給される。
出力制御装置210の通信インタフェース216によって、
処理装置201側から供給された圧縮画データが受信さ
れ、メモリ212にこの圧縮画データが蓄積される。
以下、文書,文書,文書,文書のそれぞれに
対応する圧縮画データ(第3図(a)において,,
,で示す)が、処理装置201から順次供給され、こ
れらの文書を連続してレーザープリンタ203によって印
刷する場合について説明する。
MPU211は、例えば、文書に対応する圧縮画データの
全てがメモリ212に蓄積されたときに、上述した書込指
示を復元部213に供給する。この書込指示(第3図にお
いて矢印Aで示す)に応じて、復元部213はメモリ212か
ら圧縮画データを読み出して復元処理を開始し、この復
元部213によって復元された画素データ(第3図(b)
においてで示す)は、画素に対応する書込アドレスに
応じて画像メモリ214に書き込まれる。
MPU211は、画像メモリ214に文書の画像を構成する
画素データの全てが書き込まれたときに、プリンタコン
トローラ215に読出指示を供給する。この読出指示(第
3図において矢印Bで示す)に応じて、プリンタコント
ローラ215は読出アドレスを順次指定して、画像メモリ2
14からの該当する画素データの読出動作を開始する(第
3図(C)参照)。このプリンタコントローラ215によ
って読み出された画素データは、レーザープリンタ203
に供給され、この画素データに基づいて画素の記録を行
なうことにより文書が印刷される。
ここで、初期状態において、上述した書込アドレスお
よび読出アドレスの初期位置として、例えば文書の画像
の左上の端の画素に対応する画像メモリ214のアドレス
が設定されているものとする。
第4図(a)のように、上述した文書の画像を構成
する画素データが、復元部213により画像メモリ214に書
き込まれている間は、第3図(d)に示すように、カウ
ンタ222の計数は『0』となっており、カウンタ222は出
力端子Q1,Q2の両方から“0"を出力している。従って、
アンドゲート223bの出力は“1"に保持されており、比較
器221の出力にかかわらず、オアゲート224からは書込許
可信号として“1"が出力される。
その後、文書に対応する圧縮画データの復元処理が
終了し、この文書の画像を構成する画素データからな
るデータブロック(以下、文書に対応するデータブロ
ックと称する)の書き込みが完了すると、復元部213
は、次の文書に対応するデータブロックの書込動作のた
めに上述した初期位置を書込アドレスに設定するととも
に書込終了信号を出力する。
この書込終了信号に応じて、書込制御回路220のカウ
ンタ222の計数値は『1』加算されて(第3図(d)参
照)、カウンタ222は出力端子Q1から“1"を出力し、こ
れに応じてアンドゲート223bの出力は“0"となる。
上述したように、復元部213によって文書に対応す
るデータブロックの書込が終了した時点においては、書
込アドレスおよび読出アドレスにはともに初期位置が設
定されている。従って、比較器221によって書込アドレ
スと読出アドレスとが一致するとされるので、アンドゲ
ート223aの出力は“0"となる。これに応じてオアゲート
224から出力される書込許可信号は“0"となり、復元部2
13による圧縮画データの復元処理動作および画素データ
の書込動作は一時停止される。
プリンタコントローラ215によって画像メモリ214に格
納された画素データが順次読み出され、読出アドレスが
書込アドレスよりも先行した状態になると、比較器221
の出力は“1"となる。これに応じてアンドゲート223aの
出力は“1"となるので、オアゲート224から出力される
書込許可信号が“1"となり、復元部213による復元処理
および画素データの書込動作は再開される。
このように、カウンタ222により読み出し済でないデ
ータブロックの数が『1』であるとされた場合は、第3
図(e),(f)に示すように、比較器221の出力に応
じて書き込み許可信号が変化する。
これにより、第4図(b)に示すように、プリンタコ
ントローラ215によって既に読み出しが終了した画素に
対応する画素メモリ214の格納場所に、復元部213によっ
て新しく復元された画素データ(例えば文書の画素を
構成する画素データ)が書き込まれる。
このようにして、プリンタコントローラ215による画
素データの読出動作と並行して、復元部213により次の
一葉の文書に対応する圧縮画データの復元処理および画
素データの書込動作が行なわれる。
ところで、船舶の設計図や道路地図などのように大型
(例えばA1版)で詳細な図面に対応する圧縮画データに
続いて、小型(例えばA4版)の書類に対応する圧縮画デ
ータが出力制御装置210に供給される場合がある。
この場合は、第3図に示すように、先に供給された大
型の図面(例えば文書)の画像を構成する画素データ
からなるデータブロックの読出動作が終了する前に、次
に供給された小型の書類(例えば文書)の画像を構成
する画素データからなるデータブロックの書込動作が終
了する可能性がある。
このような場合は、文書に対応するデータブロック
の書込動作が終了したことを示す書込終了信号に応じ
て、カウンタ222の計数値は『1』が加算されて『2』
となる。従って、カウンタ222の出力端子Q1からの出力
は“0"となり、一方、出力端子Q2からの出力は“1"とな
る。
このように、カウンタ222により画像メモリ214内の読
み出し済でないデータブロックの数が『2』であるとさ
れた場合は、比較器221の出力にかかわらずオアゲート2
24からは書込許可信号として“0"が出力され、復元部21
3による復元処理および画像メモリ214への画素データの
書込動作が一時停止される。
このようにして、復元部213により新しく復元された
画素データが画像メモリ214に書き込まれて、前の文書
の印刷中に書き込みが終了したデータブロック(例え
ば、文書に対応するデータブロック)の中の読み出し
済でない画素データが書き換えられることを防いでい
る。
その後、プリンタコントローラ215により印刷中の文
書に対応するデータブロックに含まれる画素データの全
てが読み出され、読出終了信号(第3図において矢印D
で示す)が書込制御回路220に供給されると、カウンタ2
22の計数値は『1』減算されて『1』となる。この場合
は、上述したように、比較器221の出力に応じて書込許
可信号が“1"となり、復元部213による復元処理および
画素データの書込動作が再開される。
IV.実施例のまとめ 上述したようにして、書込アドレスおよび読出アドレ
スと書込終了信号および読出終了信号とに基づいて、書
込制御回路220は書込許可信号を生成する。復元部213
は、この書込許可信号によって書込アドレスに対応する
画像メモリ214の格納場所が読み出し済でないとされた
ときに、復元処理および画素データの書込動作を一時停
止し、読み出し済であるとされたときは該当する格納場
所に新しく復元された画素データを書き込む。
これにより、プリンタコントローラ215による印刷中
の文書に対応するデータブロックに含まれる画素データ
の読出動作と並行して、復元部213により次の文書に対
応する圧縮画データの復元処理および画素データの書込
動作を行なうことが可能となる。
従って、プリンタコントローラ215は、印刷中の文書
に対応するデータブロックの読み出しを完了した後、即
座に次の文書に対応するデータブロックの読み出しを開
始することができ、連続して複数の文書をレーザープリ
ンタ203によって印刷しようとする際の待ち時間を短縮
することができる。
また、このように印刷動作と並行して、次の文書に対
応する圧縮画データの復元動作を行なうことにより、次
の文書に対応する圧縮画データの復元処理を充分に先行
させることができる。従って、複雑な画像に対応する圧
縮画データが供給されて復元部213の復元処理の速度が
遅くなった場合においても、プリンタコントローラ215
によって誤った画素データが読み出されることはなく、
レーザープリンタ203により誤った記録が行なわれた
り、印刷されない領域が生じたりすることはない。
V.発明の変形態様 なお、上述した本発明の実施例にあっては、レーザー
プリンタ203によって印刷される最大の用紙(例えばA1
版の用紙)に対応する容量を有する画像メモリ214を備
えた場合について説明したが、画像メモリ214の容量が
最大の用紙に対応する容量よりも小さい場合(例えばA1
版に対応する容量の数分の1の容量を持つ場合)におい
ても適用できる。
このような小容量の画像メモリが備えられている出力
制御装置において大型の文書の印刷を制御する場合は、
この大型の文書の一葉の画像を構成する全画素データの
数分の1を1つのデータブロックとし、復元部213はこ
のデータブロックの書込動作が終了するごとに書込終了
信号を出力し、プリンタコントローラ215はこのデータ
ブロックの読出動作が終了するごとに読出終了信号を出
力するようにする。
また、「I.実施例と第1図との対応関係」において、
本発明と実施例との対応関係を説明しておいたが、これ
に限られることはなく、本発明には各種の変形態様があ
ることは当業者であれば容易に推考できるであろう。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、読出手段による画
素データの読出動作と並行して、判定手段によって読み
出し済であるとされた格納手段の格納場所に対して、復
元手段により画素データの書込動作が行なわれるので、
記録手段により複数のデータブロックを連続して記録す
る際の待ち時間を短縮することができ、実用的には極め
て有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の出力制御装置の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例による出力制御装置を適用し
た文書ファイルシステムの構成ブロック図、 第3図は実施例の動作の説明図、 第4図は実施例による画像メモリの説明図、 第5図は従来の出力制御装置の構成図である。 図において、 111は復元手段、 112は格納手段、 113は読出手段、 114は記録手段、 121は比較手段、 122は計数手段、 123は判定手段、 201は処理装置、 202は光ディスク装置、 203,514はレーザープリンタ、 210は出力制御装置、 211,515はマイクロプロセッサ(MPU)、 212はメモリ、 213,511は復元部、 214,512は画像メモリ、 215はプリンタコントローラ、 216は通信インタフェース、 220は書込制御回路、 221は比較器、 222はカウンタ、 223はアンドゲート、 224はオアゲート、 225はインバータ、 513は読出回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給された画素データに基づいて画素の記
    録を行なう記録手段(114)による記録動作を制御する
    出力制御装置において、 導入された圧縮画データを画素データに復元する復元手
    段(111)と、 前記復元手段(111)によって指定された書込アドレス
    に応じて前記画素データを格納する格納手段(112)
    と、 前記画素に対応する読出アドレスを指定して、前記格納
    手段(112)から該当する画素データを読み出して前記
    記録手段(114)に供給する読出手段(113)と、 前記書込アドレスと前記読出アドレスとを比較する比較
    手段(121)と、 所定量の画素データからなるデータブロックの書込動作
    の終了ごとに前記復元手段(111)から供給される書込
    終了信号と前記データブロックの読出動作の終了ごとに
    前記読出手段(113)から供給される読出終了信号とに
    応じて、前記格納手段(112)に格納されているデータ
    ブロックの数を計数する計数手段(122)と、 前記比較手段(121)および前記計数手段(122)の出力
    状態に基づいて、前記書込アドレスで示される前記格納
    手段(112)の格納場所にある画素データが読み出し済
    であるか否かを判定する判定手段(123)と、 を備え、前記判定手段(123)によって読み出し済であ
    るとされた前記格納手段(112)の格納場所に対して、
    前記復元手段(111)が前記画素データの書込動作を行
    なうように構成したことを特徴とする出力制御装置。
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