JPH07121058A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07121058A
JPH07121058A JP5268601A JP26860193A JPH07121058A JP H07121058 A JPH07121058 A JP H07121058A JP 5268601 A JP5268601 A JP 5268601A JP 26860193 A JP26860193 A JP 26860193A JP H07121058 A JPH07121058 A JP H07121058A
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JP
Japan
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image
image processing
register
interrupt signal
processing
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JP5268601A
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English (en)
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Hideki Baba
馬場英樹
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冊子作成モード時、レジスタ再設定制御を高
速に行い、各画面の画像処理の最中にエラーが発生した
場合のシステム全体のリカバリを即座に行う。 【構成】 パラメータ再設定用レジスタ102と、画像
処理の最中に発生した割り込み信号を判別して、エラー
による割り込み信号と最終画像の画像処理正常終了によ
る割り込み信号はマスクせずに出力し、冊子作成モード
時の最終画像以外の画像の画像処理正常終了による割り
込み信号はマスクする処理判別手段100と、レジスタ
再設定を制御するレジスタ再設定制御手段101とを備
え、冊子作成モード時に、最終画像以外の画像の画像処
理が正常終了するたびに次の画像の画像処理に関わる各
画像処理部のレジスタにパラメータ再設定用レジスタの
データを順次再設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置に関し、
特に複数ページの画像データを1枚の用紙に印字して出
力する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数ページの画像データを1枚の用紙に
印字して出力する画像処理装置のひとつとして、ディジ
タル複写機が知られている。最近のディジタル複写機
は、単に原稿台に乗せた1枚の原稿を複写して同サイズ
の1枚の用紙に印字して出力するだけでなく、例えばA
4原稿を2枚読み取って、A3用紙1枚の片面に印字し
て出力することができるものや、さらにはA4原稿を4
枚読み取って、A3用紙1枚の両面に印字して出力する
ことができるものがある。これらの機能を使うと、画像
を印字する順番を図7のように制御することにより、あ
たかも本の冊子のようなコピーを作成することができる
(冊子作成モード)。
【0003】特開平5−7292号公報に開示されてい
る画像処理装置は、例えば4枚の原稿を1枚の用紙に印
字して出力する場合、原稿台にまず第1の原稿を乗せて
コピー開始ボタンを押し、読み取られた画像データ(第
1画面)を所定の第1領域に印字する。次に原稿台に第
2の原稿を乗せてコピー開始ボタンを押し、読み取られ
た画像データ(第2画面)を所定の第2領域に印字す
る。これを所定の回数だけ繰り返し、すべての画像を1
枚の用紙に印字して出力するものである。
【0004】ここに示されている画像処理装置では、第
1領域への印字の終了と第2領域への印字の開始(2回
目のコピー開始ボタンを押すことによって開始)との間
で、CPUで入力原稿の枚数を監視して制御を行ってい
る。第2領域以降においても同様である。この場合、画
像処理部から出力される画像処理正常終了の割り込み信
号は各画面ごとに出力されるので、片面に2面の画像を
印字する場合、通常、画像処理正常終了の割り込み信号
は2回である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、用紙への印字
処理は、2面の画像が印字された時点で初めて終了する
ので、CPUへ出力する画像処理正常終了の割り込み信
号は、第2画像の割り込み信号だけでよく、第1画像の
割り込み信号は、CPUへ出力する必要はない。この場
合においても、画像処理の最中に発生したエラーの割り
込み信号は、第1画像/第2画像に関係なくマスクせず
にCPUへ出力しなければならない。
【0006】しかし、上記従来の画像処理装置では、各
領域へそれぞれ画像を印字する際、それぞれの画面の画
像処理の最中にエラーが発生した場合のリカバリについ
ては考慮されていなかった。また、上記従来の画像処理
装置では、第1画面の印字終了と第2画面の印字開始と
の間にCPUによる処理が介在しているが、第1画面の
印字終了と第2画面の印字開始との間隔が非常に短時間
(数十nsec)の場合、第2画面の印字に必要なレジ
スタ設定等をいちいちCPUで処理すると、第2画面の
印字開始に間に合わないという欠点があった。
【0007】本発明は、上記従来技術の欠点に鑑みてな
されたものであり、冊子作成モード時、レジスタ再設定
制御を高速に行い、さらには、最終画像以外の各画面の
画像処理正常終了の割り込み信号はマスクし、最終画像
の画像処理正常終了の割り込み信号と最終画像を含めた
各画面の画像処理の最中に発生したエラーの割り込み信
号はマスクせずにCPUへ出力することにより、冊子作
成モード時において各画面の画像処理の最中にエラーが
発生した場合のシステム全体のリカバリを即座に行うこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、1
枚の用紙の片面にn面(n≧2)の原稿画像を記録して
出力する冊子作成モードを有する画像処理装置におい
て、パラメータ再設定用レジスタと、画像処理の最中に
発生した割り込み信号がエラーによる割り込み信号であ
るか、最終画像の画像処理正常終了による割り込み信号
であるか、冊子作成モード時の最終画像以外の画像の画
像処理正常終了による割り込み信号であるかを判別し
て、エラーによる割り込み信号と最終画像の画像処理正
常終了による割り込み信号はマスクせずに出力し、冊子
作成モード時の最終画像以外の画像の画像処理正常終了
による割り込み信号はマスクする処理判別手段と、該処
理判別手段の判別結果に基づきレジスタ再設定を制御す
るレジスタ再設定制御手段とを備え、冊子作成モード時
に、最終画像以外の画像の画像処理が正常終了するたび
に次の画像の画像処理に関わる各画像処理部のレジスタ
にパラメータ再設定用レジスタのデータを順次再設定す
ることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の画像処理装置では、パラメータ再設定
用レジスタと、画像処理の最中に発生した割り込み信号
がエラーによる割り込み信号であるか、最終画像の画像
処理正常終了による割り込み信号であるか、冊子作成モ
ード時の最終画像以外の画像の画像処理正常終了による
割り込み信号であるかを判別して、エラーによる割り込
み信号と最終画像の画像処理正常終了による割り込み信
号はマスクせずに出力し、冊子作成モード時の最終画像
以外の画像の画像処理正常終了による割り込み信号はマ
スクする処理判別手段と、該処理判別手段の判別結果に
基づきレジスタ再設定を制御するレジスタ再設定制御手
段とを備え、冊子作成モード時に、最終画像以外の画像
の画像処理が正常終了するたびに次の画像の画像処理に
関わる各画像処理部のレジスタにパラメータ再設定用レ
ジスタのデータを順次再設定するので、冊子作成モード
時、レジスタ再設定制御を高速に行うことができ、さら
には、各画面の画像処理の最中にエラーが発生した場合
のシステム全体のリカバリを即座に行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明に係る画像処理装置の1実施例を
示す図、図2は本発明に係る画像処理装置の全体を示す
システムブロック図である。
【0011】図1において、説明を簡単にするため、冊
子作成モードとは図7に示すように1枚の用紙の片面に
2面の画像を印字し両面で計4つの画像を印字して出力
するモードについて説明する(n=2とする)。処理判
別手段100は、割り込み信号INTが入力されるたび
にその割り込み信号をマスクするか、マスクせずに出力
するかを割り込み信号INT、画像処理正常終了信号S
TTS、冊子作成モード信号SETSIGの制御信号か
ら判別するものである。また、冊子作成モードであるか
そうでないかを判別し、冊子作成モードである時は、第
1画像の画像処理正常終了か第2画像の画像処理正常終
了かを判別して、第1画像の画像処理が正常終了したら
レジスタ再設定シーケンス起動信号STRをアサート
(出力)する。図7で言えば、表面では‘1’が第1画
像で‘4’が第2画像、裏面では‘3’が第1画像で
‘2’が第2画像に当たる。
【0012】レジスタ再設定制御手段101は、制御信
号生成手段103、第1のデータバス切換え手段10
4、第2のデータバス切換え手段105から構成され
る。再設定用レジスタ群102は、各レジスタが8ビッ
ト構成となっている。しかし各レジスタのビット数はこ
れに限定されるものではない。再設定用レジスタ群10
2の各レジスタには、それぞれ共通のデータバスREG
D7〜0と対応するレジスタ書き込み信号であるNRS
1A,NRS2A,……,NRS(m−1)A,NRS
mAが接続されており、CPUからこれらのレジスタに
書き込み要求が発生すると、該当する1本のNRSiA
信号(iは1≦i≦mを満たす自然数)のみをアサート
して該当するレジスタにREGD7〜0のデータを書き
込む。この書き込みは、後述する図3のタイミングによ
りNRSiA信号の立ち上がりエッジにて行われる。
【0013】制御信号生成手段103は、冊子作成モー
ドでなおかつ第1画像の画像処理正常終了を処理判別手
段100が検知したら、処理判別手段100が出力する
レジスタ再設定シーケンス起動信号STRによりレジス
タ書き込み信号NRS1,NRS2,……,NRS(n
−1),NRSnとデータバス切換え信号SEL1,S
EL2を出力する。データバス切換え手段104は、1
ビットの切り換え信号SEL1によりCPUからのデー
タバスCPUD7〜0かデータバス切換え手段105の
出力データRREGD7〜0かを切り換えて、REGD
7〜0として回転器、圧縮器、伸長器等各画像処理部の
レジスタへデータを出力する。データバス切換え手段1
05は、切り換え信号SEL2により再設定用レジスタ
群102のうちどれか1つのレジスタを選択してRRE
GD7〜0に出力する。切り換え信号SEL2のビット
数は、再設定用レジスタ群102の個数が4つであれば
2ビット、8つであれば3ビットというように、再設定
用レジスタ群102の個数によって変化する。
【0014】上記構成のCPU I/Fを備えた画像処
理装置全体を示すシステムブロック図が図2であり、以
下にその概要を説明する。スキャナ300は、原稿を読
み取るための画像入力部であり、ここで光学的に読み取
られた画像データは、A/D変換してデジタル画像デー
タとして回転器301へ転送される。画像回転器301
は、取り込んだ画像データ1ページ分を0°(回転な
し)、90°、180°、270°のいずれかの角度だ
け回転させて出力することができるものである。CPU
302は、図2に示す画像処理装置全体を制御するもの
であり、CPUI/F303は、先に説明した図1で示
される構成を持ち、CPU302から回転器301、圧
縮器308、伸長器313等の各画像処理部のレジスタ
にアクセスしたり、あるいはCPU I/F内部の再設
定用レジスタのデータを回転器301、圧縮器308、
伸長器313等の各画像処理部のレジスタに書き込んだ
りする制御を行うものである。ページメモリ304、3
05は、それぞれ入力原稿サイズ(ここではA4サイ
ズ)の画像データを格納できる記憶容量を持つDRAM
(Dynamic Randam Access Memory) であり、その入出力
部にそれぞれ別々のアドレス・バス・バッファとデータ
・バス・バッフを備え、これらのバッファのアウトプッ
ト・イネーブル端子(OE)をコントロールすることに
より切り換えてアクセスすることができるものである。
DMAC(Direct Memory Access Controller)306
は、RAS/CASなどのDRAMへの書き込みや読み
出しやリフレッシュに必要な信号、アドレス制御信号等
を生成し、ページメモリ304、305ヘのアクセスを
制御するためのものである。バス制御部307は、回転
器301の入力あるいは出力、圧縮器308の入力ある
いは出力、伸長器313の入力あるいは出力、蓄積装置
310、画像通信部312のうち、何がバスを占有する
かをあらかじめ決められた優先順位(プライオリティ)
に従って調停(アービトレーション)するものであり、
アービトレーションの結果バスを占有することが許され
たデバイスがバスを占有している間、他のデバイスは、
バスを占有することができない。圧縮器308は、入力
画像データを符号化して圧縮し出力する機能を有するも
のであり、圧縮方式としては、MH符号化、MR符号化
などいろいろあるが、本発明に関しては特に限定する必
要はない。画像表示装置309は、取り込んだ画像デー
タをCRTなどに表示する部分である。蓄積装置(ハー
ドディスク)310は、画像データ(圧縮画像データ)
を蓄積するためのものである。SCSI(Small Comput
er System Interface)311は、バスと蓄積装置310
をつなぐインタフェースである。画像通信部312は、
FAXなどのように外部装置と画像データのやりとりを
する部分である。伸長器313は、入力画像データ(符
号データ)を復号化して伸長し出力する機能を有する。
画像印字部314は、画像出力部であり、画像データを
紙に印字して出力する部分である。
【0015】次に、CPUからの通常のレジスタ書き込
みについて説明する。図3はCPUからの通常のレジス
タ書き込みを説明するためのタイミングチャートであ
る。図3において、RWはリードライト信号、Addr
essはアドレス信号、CPUD7〜0はデータ信号、
NASはアドレスストローブ信号で、これらはCPU3
02から出力される。これらの制御信号からCPU I
/Fにてレジスタアクセス信号であるNCSと、該当す
るレジスタの書き込み信号であるNRSiA信号を生成
する。各再設定用レジスタへの書き込みはNRSiA信
号の立ち上がりエッジにて行われる。再設定用レジスタ
への書き込みが行われたら、CPU I/FはNDTA
CKを生成してCPUへ出力し、レジスタ書き込みが終
了したことをCPUへ知らせる。CPUはクロックの立
ち上がりエッジでNDTACKをサンプリングし、NA
S,Addressその他の制御信号をディスエーブル
(無効)にする。つぎのクロックの立ち上がりエッジで
NCSはネゲート(出力停止)され、NCSのネゲート
を見てNDTACKがネゲートされる。これで1つのレ
ジスタについての書き込みアクセスが終了する。図3で
は2つのレジスタについてCPUから書き込みを行って
いるが、1つのレジスタへの書き込みが完了するのに少
なくとも4クロック周期必要である。なお、図3のよう
なCPUからの通常のレジスタアクセスについての制御
部も本来CPU I/Fに含まれるが、この制御部につ
いては本発明と特に関係がないので図1では省略してい
る。
【0016】図4は本発明に係る画像処理装置の動作を
説明するための図、図5は制御信号生成手段内部のNR
S信号出力回路の構成例を示す図である。次に、本発明
のCPU I/Fの動作について図1、図4をもとに説
明する。今、図7のような冊子を作成しようとした場合
に、図2の蓄積装置310に蓄積されている圧縮画像デ
ータを伸長器313で伸長処理し画像印字部314で図
7のように印字して出力するものとする。この場合、第
1画像の伸長処理が終了したら、第2画像に対する伸長
器313のコマンド/ステータスレジスタや動作モード
レジスタ、DMACレジスタの再設定を行う。これらの
レジスタの再設定は図4のタイミングチャートに従って
行われる。
【0017】処理判別手段100に入力されるINT信
号は、伸長器313から入力される割り込み信号で、伸
長器313でのエラー発生時や原稿1ページ分の画像伸
長が正常に終了した時に‘1’にセットされる。STT
Sは、原稿1ページ分の画像伸長が正常に終了した時に
のみ‘1’にセットされる画像伸長正常終了信号で、コ
マンド/ステータスレジスタにリセットコマンドを書き
込むことによりネゲートされる。SETSIGは、画像
印字部314内部のレジスタの出力信号のうちの1本
で、このビットが‘1’にセットされている時は冊子作
成モードであることを表す。
【0018】まずSETSIGが‘1’にセットされ、
かつ伸長器313での第1画像の画像伸長処理が正常に
終了したとする。伸長器313からのSTTSがアサー
トされ、当然INTもアサートされる。ここで第1画像
の処理終了か第2画像の処理終了かを判別するには処理
判別手段100内部の1ビットのF/Fで行う。このF
/Fは、STTSの立ち下がりエッジで出力が反転する
ようになっており、リセット時の初期値は‘1’で第1
画像を表し、第1画像のSTTSがネゲートされると
‘0,に反転し第2画像を表す。第2画像のSTTSが
ネゲートされるとまた‘1,に反転し再び第1画像を表
す。今このF/Fの出力信号名をSETPAGEとす
る。処理判別手段100は、STTS=‘1’、INT
= ‘1’、SETSIG=‘1’、SETPAGE=
‘1’という状態をクロックの立ち上がりエッジで検出
したら、1パルスのレジスタ再設定シーケンス起動信号
STRを出力する。
【0019】レジスタ再設定制御手段101内部の制御
信号生成手段103では、クロックの立ち上がりエッジ
でSTRのアサートを検出すると、SEL1を‘1’に
セットし、データバス切換え手段104をRREGD7
〜0側に切り換える。これによりRREGD7〜0がR
EGD7〜0として伸長器313の内部レジスタに入力
されるようになる。それと同時に制御信号生成手段10
3は、図4に示すタイミングで1パルスのNRSiを順
に出力し、2クロック周期毎にSEL2を順次切り換え
て出力していく。SEL2の切換えを2クロック周期毎
にしているのは、NRSiの立ち上がりエッジでレジス
タにデータを書き込む際、レジスタを構成するラッチの
データセットアップ時間/データホールド時間を十分に
満たすようにするためである。この場合、SEL2=
‘000’の時には再設定用レジスタ1のデータ(デー
タ1)がRREGD7〜0に出力され、NRS1の立ち
上がりエッジにてこのデータ1が伸長器313のレジス
タ(仮に伸長器レジスタ1とする)に書き込まれる。N
RS1の立ち上がりエッジにて伸長器レジスタ1への書
き込みが完了すると、次のクロックの立ち上がりエッジ
にてNRS2がアサートされ同時にSEL2=‘00
1’に切り換わる。SEL2 =‘001’の時には再
設定用レジスタ2のデータ(データ2)がRREGD7
〜0に出力され、NRS2の立ち上がりエッジにてこの
データ2が伸長器313のレジスタ(仮に伸長器レジス
タ2とする)に書き込まれる。以下、必要なレジスタに
ついてすべての再設定が終了するまでこの動作を繰り返
す。再設定がすべて完了したら、最後にコマンド/ステ
ータスレジスタにSTARTコマンドを書き込み、レジ
スタ再設定シーケンスを終了する。
【0020】このように図4に示すタイミングによりC
PUが介在することなくレジスタ再設定を行えば、図3
のようなCPUによるレジスタ再設定に比べ各レジスタ
アクセスに必要な時間が約半分に短縮できる。なお、伸
長器内部のレジスタは当然CPUからの通常のレジスタ
設定も行える。実際にはCPUからの通常のレジスタ設
定の場合には、図1に図示していない制御手段でNRS
信号を生成し、これをレジスタ再設定制御手段101内
部の制御信号生成手段103に入力している。制御信号
生成手段101では、この入力されたNRS信号かある
いは制御信号生成手段101で生成したNRS信号のど
ちらか一方がアサートされたらNRSnをアサートして
出力する。この論理和は、図5に示すように各レジスタ
毎のNRS信号について行う。また、蓄積装置310に
蓄積されている圧縮画像データは、第1画像から順番に
読み出されて一旦ページメモリ304あるいはページメ
モリ305に展開されるが、伸長器313に入力される
ページメモリ上の圧縮画像データは、あらかじめCPU
により入力順番が決定されるので、ある画像の伸長処理
終了と次の画像の伸長開始の間でCPUによる入力画像
順番決定のための演算は必要ない。
【0021】次に、本発明の処理判別手段100につい
て説明する。図6は処理判別手段の内部構成例を示す図
であり、説明を簡単にするため、図7に示すように1枚
の用紙の片面に2面の画像を印字し両面で計4つの画像
を印字して出力する冊子作成モード(n=2とする)に
より説明する。500は1ビットのフリップフロップ
で、リセット直後は画像識別信号SETPAGEが
‘1’にセットされ、第1画像を表す。そしてSTTS
の立ち下がりエッジでSETPAGEは反転し‘0’に
リセットされ、第2画像を表す。以降STTSの立ち下
がりエッジが入力されるたびに、画像識別信号SETP
AGEは反転する。501はレジスタ再設定起動信号S
TRを生成するSTR生成部である。実際にCPUへ出
力される割り込み信号はINTRQで、この信号はアク
ティブHであるとする。
【0022】
【表1】 図6のINTRQは、〔表1〕の真理値表に基づいて設
計されている。まずINT=‘0’の場合(No.
1)、当然割り込み信号INTがアサートされていない
わけであるからINTRQ=‘0’である。次にINT
=‘1’&STTS=‘0’の場合(No.2)、割り
込み信号INTはアサートされているが画像処理正常終
了信号STTSはネゲートされているため、これは画像
処理中にエラーが発生し画像処理が正常に終了しなかっ
たことを表し、冊子作成モードであるかどうかにかかわ
らずINTRQ=‘1’となる。次にINT=‘1’&
STTS=‘1’&SETSIG=‘0’の場合(N
o.3)、割り込み信号INTはアサートされていてな
おかつ画像処理正常終了信号STTSもアサートされて
いるので、この場合のINTは画像処理正常終了の割り
込みを表している。そしてSETSIG=‘0’である
ため、この場合は冊子作成モードではないので画像処理
正常終了の割り込み信号はSETPAGEの状態にかか
わらずINTRQ=‘1’となる。次にINT=‘1’
&STTS=‘1’&SETSIG=‘1’の場合(N
o.4/No.5)、INTは冊子作成モードにおける
画像処理正常終了の割り込み信号を表している。この場
合、もしSETPAGE=‘0’であれば第2画像の画
像処理正常終了であるので、INTRQ=‘1’とな
る。もしSETPAGE=‘1’であれば第1画像の画
像処理正常終了であるので、INTRQ=‘0’とな
る。
【0023】以上のような構成により、冊子作成モード
である場合は、第1画像の画像処理正常終了の割り込み
信号か第2画像の画像処理正常終了の割り込み信号かを
判別し、第1画像の画像処理正常終了の割り込み信号は
マスクし、第2画像の画像処理正常終了の割り込み信号
はマスクせずに出力することができる。また、第1画像
の画像処理の最中に発生したエラーの割り込み信号と第
2画像の画像処理の最中に発生したエラーの割り込み信
号はともにマスクせずに出力することができる。さら
に、この冊子作成モード以外の場合は、各画像の画像処
理正常終了の割り込み信号と各画像の画像処理の最中に
発生したエラーの割り込み信号はともにマスクせずに出
力することができる。
【0024】上記実施例ではn=2の場合について説明
したが、n≧3の場合は処理判別手段内部のフリップフ
ロップ500の代わりにカウンタを設け、STTSの立
ち下がりエッジをカウントすることにより第(n−1)
画像まではSETPAGE=‘1’となるようにし、第
n画像のときにはSETPAGE=‘0’となるように
制御すれば、最終画像かそうでないかを容易に判別で
き、簡単な回路構成で同様の機能を実現できる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、1枚の用紙の片面に複数原稿の画像を印字す
る冊子作成モードを有する画像処理装置において、ある
画像の画像処理終了と次の画像の画像処理開始の間にC
PUを介在することなしにレジスタの再設定を行えるよ
うにしたので、高速にレジスタの再設定を行うことがで
き、システム全体の処理速度を大幅に向上させることが
できる。さらに、冊子作成モード時、最終画像以外の各
画面の画像処理正常終了の割り込み信号はマスクし、最
終画像の画像処理正常終了の割り込み信号と最終画像を
含めた各画面の画像処理の最中に発生したエラーの割り
込み信号はマスクせずにCPUへ出力するので、冊子作
成モード時においてエラーが発生した場合のシステム全
体のリカバリを即座に行うことができ、システムの生産
性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像処理装置の1実施例を示す
図である。
【図2】 本発明に係る画像処理装置の全体を示すシス
テムブロック図である。
【図3】 CPUからの通常のレジスタ書き込みを説明
するためのタイミングチャートである。
【図4】 本発明に係る画像処理装置の動作を説明する
ための図である。
【図5】 制御信号生成手段内部のNRS信号出力回路
の構成例を示す図である。
【図6】 処理判別手段の内部構成例を示す図である。
【図7】 冊子作成モードの例を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
100…処理判別手段、101…レジスタ再設定制御手
段、102…再設定用レジスタ群、103…制御信号生
成手段、104…第1のデータバス切換え手段、105
…第2のデータバス切換え手段、300…スキャナ、3
01…画像回転器、302…CPU、303…CPU
I/F、304…ページメモリ1、305…ページメモ
リ2、306…DMAC、307…バス制御部、308
…画像圧縮器、309…画像表示装置、310…蓄積装
置、311…SCSI、312…画像通信部、313…
画像伸長器、314…画像印字部、500…フリップフ
ロップ、501…STR生成部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の用紙の片面にn面(n≧2)の原
    稿画像を記録して出力する冊子作成モードを有する画像
    処理装置において、パラメータ再設定用レジスタと、画
    像処理の最中に発生した割り込み信号がエラーによる割
    り込み信号であるか、最終画像の画像処理正常終了によ
    る割り込み信号であるか、冊子作成モード時の最終画像
    以外の画像の画像処理正常終了による割り込み信号であ
    るかを判別して、エラーによる割り込み信号と最終画像
    の画像処理正常終了による割り込み信号はマスクせずに
    出力し、冊子作成モード時の最終画像以外の画像の画像
    処理正常終了による割り込み信号はマスクする処理判別
    手段と、該処理判別手段の判別結果に基づきレジスタ再
    設定を制御するレジスタ再設定制御手段とを備え、冊子
    作成モード時に、最終画像以外の画像の画像処理が正常
    終了するたびに次の画像の画像処理に関わる各画像処理
    部のレジスタにパラメータ再設定用レジスタのデータを
    順次再設定することを特徴とする画像処理装置。
JP5268601A 1993-10-27 1993-10-27 画像処理装置 Pending JPH07121058A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003101792A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Ricoh Co Ltd 画像処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003101792A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JP4703921B2 (ja) * 2001-09-21 2011-06-15 株式会社リコー 画像処理装置

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