JP2801998B2 - 電子機器の冷却装置 - Google Patents

電子機器の冷却装置

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JP2801998B2
JP2801998B2 JP4273239A JP27323992A JP2801998B2 JP 2801998 B2 JP2801998 B2 JP 2801998B2 JP 4273239 A JP4273239 A JP 4273239A JP 27323992 A JP27323992 A JP 27323992A JP 2801998 B2 JP2801998 B2 JP 2801998B2
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20218Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating using a liquid coolant without phase change in electronic enclosures
    • H05K7/20281Thermal management, e.g. liquid flow control
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28BSTEAM OR VAPOUR CONDENSERS
    • F28B1/00Condensers in which the steam or vapour is separate from the cooling medium by walls, e.g. surface condenser
    • F28B1/06Condensers in which the steam or vapour is separate from the cooling medium by walls, e.g. surface condenser using air or other gas as the cooling medium
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F27/00Control arrangements or safety devices specially adapted for heat-exchange or heat-transfer apparatus

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器、特に発熱密
度の高いLSIを多数使用するコンピュータ等の電子機
器を、冷媒を循環させて冷却を行なう電子機器の冷却装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子機器の循環冷却を行なうた
めの循環系は、図18に示すように、冷媒1を貯めた
り、あるいは補給するためのタンク6と、冷媒1を循環
させるポンプ2と、冷媒1から熱を取り除くための熱交
換器3と、電子機器4に冷媒1を直接、あるいは間接に
接触させる冷却モジュール5を構成要素として含み、冷
媒1を、タンク6、ポンプ2、熱交換器3、冷却モジュ
ール5、タンク6の順で循環させるように構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、冷却モジュール
5や電子機器4は精密部品であり、過大な圧力が加わる
のは望ましくないにもかかわらず、上述した従来例にお
いては、タンク6が循環系8の一部分を構成するため
に、タンク6と他の部分との圧力差は系の形状、流量等
に応じて一義的に決定され、冷却系の他の要素に大きな
圧力が負荷されてしまうという欠点を有するものであっ
た。
【0004】すなわち、循環系8が密閉系の場合には、
循環系8に沿う圧力分布を示した図19に明らかなよう
に、液温の上昇により冷媒1の蒸気圧が上昇し、それに
伴なうタンク内圧の上昇がそのまま循環系8の圧力上昇
につながり、また、開放系の場合には、タンク内圧が大
気圧で固定されるために、冷却モジュール5等、循環系
8を構成する他の要素の圧力を低減させることは、制限
が多く、困難である。
【0005】なお、図19において、初期状態は、実線
で、電子機器4が発熱して液温が上昇した状態は2点鎖
線で示されており、初期状態は、冷媒1の循環を始める
前、タンク6内は大気圧であったものとして表わされて
いる。また、図19におけるアルファベットは、図18
に示す各部位に対応して示されており、装置内での各部
位の高さは略同等であるものとしている。
【0006】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、循環系8の圧力、および密閉系での圧
力上昇を低く抑えることのできる電子機器の冷却装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、実施例に対応する図1に示すように、冷媒1を循環
させるポンプ2と、冷媒1を冷却する熱交換器3と、電
子機器4を冷却する冷却モジュール5と、タンク6とを
有し、前記ポンプ2、熱交換器3、冷却モジュール5を
配管7により順に接続して循環系8を構成し、前記タン
ク6は、前記循環系8におけるポンプ2と熱交換器3間
の配管7から分岐する流入側バイパス流路9aと、冷却
モジュール5とポンプ2間の配管7に合流する流出側バ
イパス流路9bを介して循環系8に接続される電子機器
の冷却装置を提供することにより達成される。
【0008】また、図5に示すように、タンク6に、内
圧により内容積が増減する弾性可動部10を備えたり、
あるいは図7に示すように、流出側バイパス流路9bと
循環系8との合流部に液溜り11を設けることも可能で
ある。
【0009】さらに、上記冷却構造において、図3に示
すように、流入側バイパス流路9aを、熱交換器3と冷
却モジュール5間の配管7から分岐することも可能であ
り、この態様において、流出側バイパス流路9bと循環
系8との合流部に液溜り11を設けたり、あるいは、図
9に示すように、タンク6と液溜り11とを隔てる仕切
り部材12に設けられた孔状の流路を流出側バイパス流
路9bとしたり、図10に示すように、流出側バイパス
流路9bの液溜り11との境界部にノズル13を設ける
ことが可能である。
【0010】また、図11に示すように、冷却モジュー
ル5とポンプ2間の配管7の途中に、上部にベントバル
ブ23を備えた液溜り11を設けることも可能である。
さらに、図12に示すように、流入側バイパス流路9a
に、循環系8側が所定の圧力になると開く弁を備えたリ
リーフバルブ14を設けたり、図14に示すように、流
入側バイパス流路9aと流出側バイパス流路9bのいず
れか一方、または両方に弁開度が操作可能な調整弁15
を設け、調整弁15の弁開度を、液温センサ21、ある
いはタンク6に設けた圧力センサ17による検出値の所
定の関数として変化させる制御器16により制御するこ
とも可能であり、あるいは、上記制御器16により、調
整弁15の弁開度を操作量とし、循環系8内に設けた圧
力センサ17による検出値を制御量とする定値制御を行
なうこともできる。
【0011】さらに、図17に示すように、タンク6
に、タンク6内が所定の圧力になると外部への流路を開
く弁を備えた第2のリリーフバルブ22を設けることも
可能である。
【0012】
【作用】ポンプ2、熱交換器3、冷却モジュール5から
なる冷媒1の循環系8に対して、ポンプ2を跨架するよ
うにバイパス流路9a、9bを介してタンク6を接続し
た場合、タンク内圧は、バイパス流路9a、9bと循環
系8との接続点における循環系8の圧力と、バイパス流
路9a、9bの流体抵抗の関数で与えられる。
【0013】ここで、バイパス流路9a、9bの流体抵
抗は、流路の内径等を変更することにより可変であり、
該バイパス流路9a、9bの流体抵抗を適宜値に設定す
ることにより、タンク内圧と循環系8の圧力分布との相
対的な関係の制御が可能となる。
【0014】また、請求項2記載の発明における弾性可
動部10は、密閉系における、液温変化等によるタンク
内圧の変動を低減させ、請求項3記載の液溜り11は、
循環系8の流速を一旦低下させ、冷媒1液と気泡の分離
を行う。
【0015】さらに、請求項4記載の発明において、タ
ンク6内の液温の上昇を抑えることが可能となる。ま
た、請求項5記載の発明における液溜り11は、請求項
3記載の発明と同様に、循環系8の流速を一旦低下さ
せ、冷媒液と気泡18の分離を行い、請求項6記載の発
明における仕切り部材12、および請求項7記載のノズ
ル13は、液溜り11上部の気泡18と低温の冷媒1と
の接触、熱交換を促進する。
【0016】また、請求項8記載の発明における液溜り
11は、請求項3記載の発明と同様に、循環系8の流速
を一旦低下させて冷媒液と気泡18の分離を行うととも
に、その上部に設けられたベントバルブ23から、液溜
り11内に溜まった気体を外部へ放出することを可能と
する。
【0017】さらに、請求項9記載のリリーフバルブ1
4は、内圧の上昇により動作し、循環系8の圧力上昇を
抑え、請求項10記載の発明における調整弁15は、タ
ンク内圧変化による循環系8の圧力変化を相殺し、請求
項11記載の発明において、調整弁15の弁開度は、循
環系8内の圧力センサ17の検出値が一定となるように
調整される。
【0018】また、請求項12記載の発明における第2
のリリーフバルブ22は、タンク内圧の上昇により動作
し、タンク6および循環系8における過大な圧力上昇を
抑える。
【0019】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。本発明の第1の実施例を図1
に示す。この実施例において、例えば、水、フッ化炭素
等からなる冷媒1の循環系8は、ポンプ2と、熱交換器
3と、冷却モジュール5を構成要素として含み、各要素
は、配管7により上記順序で連結される。なお、図1に
おいて19は熱交換器3に設けられるファンを示し、2
0は電子機器4に接続される電源、および信号の配線を
示す。
【0020】また、上記循環系8に供給される冷媒1の
貯蔵、補給を行なうためのタンク6は、バイパス流路9
a、9bを介して循環系8に連結される。バイパス流路
9a、9bは、流出側9bがポンプ2の流入側に、流入
側9aがポンプ2の出力側に接続されている。なお、図
1において冷媒1の流れの向きは、図中矢印で示されて
おり、タンク6は、密閉型であっても、開放型であって
もよい。
【0021】上記冷却装置における圧力分布を密閉系に
ついて図2に示す。図2において左側は、循環系8内に
おける圧力分布を示し、右側がバイパス流路9a、9
b、およびタンク6部分の圧力分布を示し、図19と同
様に、初期状態は、実線で、電子機器4が発熱して液温
が上昇した状態は2点鎖線で示されている。なお、図2
におけるアルファベットは、図1に示す各部位に対応し
て示されており、装置内での各部位の高さは略同等であ
るものとしている。
【0022】いま、タンク6への流入側バイパス流路9
aの流体抵抗をRi、タンク6からの流出側バイパス流
路9bの流体抵抗をRo、バイパス流路の接続点c、h
における循環系8の圧力をそれぞれpi、poとすると、
タンク内圧とpi、poとの関係は、
【0023】
【数1】
【0024】となり、例えば、Ri = Ro ならば、タ
ンク内圧は、(pi+po )/2と等しくなり、また、
Ri >> Ro ならば、タンク内圧は po と等しくな
り、従来例における圧力分布と同じになる。
【0025】ここで、バイパス流路9a、9bの流体抵
抗Ri、Roは、流路の内径、長さ、途中に配置された弁
等の部品により変更可能であり、該流体抵抗Ri、Roを
調整することにより、piとpoの間の任意の圧力が、タ
ンク内圧と等しくなるように設定することができる。
【0026】したがって、予めpo をタンク内圧よりΔ
pだけ低く設定しておけば、その分、純化畏敬8側の圧
力分布は従来例より下がることになり、液温の上昇等で
タンク内圧が大気圧より上昇しても、循環系8側の大気
圧に対する圧力上昇は、従来例より低く抑えられる。
【0027】すなわち、この場合の圧力上昇抑制量Δp
は、
【0028】
【数2】
【0029】となる。この場合、po をタンク内圧に対
して低くし過ぎると、初期状態でポンプ2の入口圧が低
くなり過ぎて、ポンプ2でのキャビテーションが生じて
しまうため、Δpの値は、このような不具合が生じない
範囲で決定される。
【0030】なお、以上の説明においては、密閉系を例
に取ったが、大気に対して開放されている開放系におい
ても、循環系8の圧力を低く抑える効果が発揮されるた
めに、冷却モジュール5等に加わる圧力を従来例に比し
て低くすることが可能となる。
【0031】本発明の第2の実施例を図3に示す。この
実施例において、流入側バイパス流路9aは、熱交換器
3と冷却モジュール5間の配管7から分岐される。な
お、以下の実施例の説明において、上述した実施例と同
一の構成は、図中に同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0032】この実施例における循環系8の圧力分布
は、図4に示すように、上述した第1の実施例と略同様
であるが、タンク6への流入側バイパス流路9aの接続
点が熱交換器3と冷却モジュール5との間に移動してい
るため、液温が上昇しても、タンク6内は、熱交換器3
を通った後の比較的低温の冷媒1で満たされることとな
り、第1の実施例に比して、内圧の上昇はごく僅かに収
めることができる。
【0033】さらに、本実施例においては、開放系の場
合の動作も上述した第1の実施例と同様の効果を奏する
ものであるが、タンク6内の温度が第1の実施例よりも
低く抑えられるために、冷媒1の蒸散を抑えることがで
きるという効果をも奏することができる。
【0034】図5に上述した実施例におけるタンク6の
変形を示す。この変形例は、密閉系において特に有効で
あり、タンク6は、弾性可動部10を備える。弾性可動
部10は、タンク6の内圧に応じてその内容積が変化す
るように構成されるもので、図示の弾性可動部10は、
ベローズにより形成されるが、この外に、ゴム膜、アキ
ュムレータ等、適宜の構造を採用することができ、さら
に、弾性可動部10の設置位置は、タンク6のどこであ
ってもよい。
【0035】上記弾性可動部10の効果を図6に示す。
図6において実線は弾性可動部10を有しないタンク6
を使用して本実施例の冷却装置を構成した場合の液温−
タンク内圧線図であり、1点鎖線は、本変形例に係るタ
ンク6を使用する場合の液温−タンク内圧線図を示す。
【0036】図6において明らかなように、密閉系内部
の圧力は、冷媒蒸気圧等の変化をもたらす液温の変動に
よって変化し、液温の上昇により、徐々に上昇するが、
弾性可動部10は、密閉系内容積がある程度増減する余
裕をタンク6に与え、タンク内圧の変動は、緩和され
る。この結果、同じ圧力上昇抑制量Δpに対して、弾性
可動部10を有しない場合は、液温がTA まで上昇した
ところで抑制効果が相殺されてしまうのに対し、弾性可
動部10を設けた場合の方は、より広い液温範囲(初期
液温〜TB)において、圧力上昇の抑制効果をもてるこ
ととなるのである。
【0037】また、図7に示すように、流出側バイパス
流路9bと循環系8との接続部に液溜り11を設け、該
液溜り11の上部に流出側バイパス流路9bを接続する
と、液溜り11において循環系8の流速が落ちるため、
循環してきた冷媒1液と気泡18との分離を促進させる
ことができ、循環系8への冷媒1注入時等におけるガス
抜きを容易に行うことができる。
【0038】なお、図7に示すように、流出側バイパス
流路9bは、分離した気泡18が途中に滞留することな
くスムーズにタンク6へと抜けるような構造とすること
が望ましい。また、図7においては、第1の実施例を基
本に液溜り11を設けた場合を示したが、図8に示すよ
うに、第2の実施例を基本に液溜り11を設けることも
可能であり、この場合においても、上記効果を奏するこ
とが可能である。
【0039】さらに、図9に示すように、第2の実施例
を基本に液溜り11を設けた冷却装置において、タンク
6と液溜り11とを、仕切り部材12を介して隣接配置
し、該仕切り部材12に穿孔した孔を流出側バイパス流
路9bとして構成したり、図10に示すように、仕切り
部材12にノズル13を設け、タンク6内の冷媒1をノ
ズル13を介して液溜り11に供給するように構成する
こともでき、このように構成することにより、冷却モジ
ュール5における冷媒1の沸騰等で生じた気泡18とタ
ンク6内の低温の冷媒1との接触、熱交換を促進するこ
とができる。
【0040】なお、図9において、仕切り部材12に設
けられる孔の形状、個数、配置は任意であり、仕切り部
材12内で流路が分岐、合流を繰り返す多孔質状のもの
であってもよい。
【0041】また、図11に示すように、冷却モジュー
ル5とポンプ2間の配管7の途中に液溜り11を設け、
該液溜り11内の気体を外部へ放出するベントバルブ2
3を液溜り11の上部に設けると、図7に示した実施例
と同様に、液溜り11において循環系8の流速が落ちる
ため、循環してきた冷媒液と気泡18との分離を促進さ
せることができる。
【0042】気体を外部へ放出するベントバルブ23に
は、必要に応じて弁を開閉する主動式のバルブや、気体
と液体の密度差を利用して気体のみを自動的に放出する
タイプのバルブ等を用いることができるほか、タンク6
との高さの差による静水圧を考慮しても液溜り11内の
圧力が大気圧以下になり得る場合には、空気の吸い込み
を防止するように、これらのバルブと直列に逆止弁を併
用してもよい。
【0043】なお、図11においては、第1の実施例を
基本に液溜り11を設けた場合を示したが、同様に第2
の実施例に対して設けることも可能である。また、流出
側バイパス流路9bの循環系8への合流点と液溜り11
との位置関係は、図11のように液溜り11の方が上流
であるか、またはその逆でもよく、あるいは一致(流出
側バイパス流路9bが液溜り11に接続)していてもよ
い。
【0044】図12に本発明の第3の実施例を示す。こ
の実施例は、循環系8の圧力を適切に調整することを可
能としたもので、流入側バイパス流路9aの途中には、
リリーフバルブ14が配置される。このリリーフバルブ
14は、循環系8側が所定の圧力に達すると、冷媒1が
タンク6側に流れるように開く弁を備えており、循環系
8の圧力は、以下のように決定される。
【0045】すなわち、液温の上昇等によりpiが上昇
し、リリーフバルブ14の弁作動圧力を越えると、リリ
ーフバルブ14は開き始め、以下、図13に示すよう
に、右上がりの圧力−開度特性に沿って開度が増してい
く。一方、リリーフバルブ14が開くにつれて、Riは
減少するために、(2)式より、圧力上昇抑制量Δpが
増加し、循環系8の圧力は、右下がりの曲線で表わされ
る特性曲線に沿って降下していく。したがって、この特
性曲線とリリーフバルブ14の特性との交点が実際のp
iを与えることとなる。このため、リリーフバルブ14
が100%開き切るまでは、piは、略弁作動圧力の付
近に保たれる。
【0046】なお、この実施例において、タンク6は密
閉型であっても、開放型であってもよい。また、熱交換
器3は、水冷式のものを使用しているが、図1に示すよ
うに、空冷式のものを使用することも可能であり、さら
に、図1、3、7、8、9、11に示す熱交換器3を水
冷式とすることも自由である。
【0047】図14に本発明の第4の実施例を示す。こ
の実施例において、タンク6と循環系8とを接続する2
本のバイパス流路9a、9bには、制御器16からの指
令により弁開度が調整される調整弁15が設けられ、タ
ンク6には、タンク内圧を計測するための圧力センサ1
7が設けられる。
【0048】図15は制御器16による調整弁15の制
御状態を示すもので、圧力センサ17からの制御入力が
高くなると、制御器16は、流出側バイパス流路9bに
配置された調整弁15に対して弁開度を低下させ、流入
側バイパス流路9aに配置された調整弁15に対して弁
開度を増加させるように動作する。
【0049】この結果、タンク内圧の上昇に伴なって、
流入側バイパス流路9aの流路抵抗Riは減少し、流出
側バイパス流路9bの流路抵抗Roは増加し、(2)式
より、圧力上昇抑制量Δpが増加する。したがって、こ
のΔpがタンク内圧の上昇量と一定の差を保つように、
予め、図15の各制御状態線図の詳細を決めておくこと
により、循環系8側の圧力上昇は相殺される。すなわ
ち、この条件は、
【0050】
【数3】
【0051】と表わされる。ただし、Δpoは、初期状
態における圧力上昇抑制量を与える定数である。ここ
で、タンク内圧上昇量は、タンク内圧と大気圧との差で
あること、および(2)式を用いると、(3)式は次の
ようになる。
【0052】
【数4】
【0053】これは、さらに、
【0054】
【数5】
【0055】と変形できる。ここで、(pi−po)の値
は、循環系8内の2点間の圧力差であるため、一定とな
る。したがって、タンク内圧の値に対して、(5)式か
ら決まるRi、Roの比に等しくなるようにRi、Roの値
を適宜定め、その流路抵抗値に相当する調整弁の開度を
制御状態線図の値とすることにより、(3)式の条件を
満たすことができる。
【0056】なお、上述した実施例において、調整弁1
5は、流入側、流出側バイパス流路9a、9bの両方に
設けられているが、いずれか一方のみに設けておくこと
も可能であり、さらに、制御器16に入力される検出値
としては、図6のような液温−タンク内圧関係を利用し
て、例えば、図14の1点鎖線で示すように、タンク6
に設けた液温センサ21の値を使用することも可能であ
る。
【0057】また、上記制御器16における制御に、調
整弁15の弁開度を操作量とし、図14に点線で示すよ
うに、循環系8内に設けた圧力センサ17による検出値
を制御量とする定値制御を行なわせることで、タンク6
が密閉型、開放型のいずれであっても、圧力センサ17
の検出値が一定となるように、弁開度を操作することが
可能である。また、例えば、流入側バイパス流路9aの
調整弁15のみを操作するように構成する場合には、制
御器16において、図16に示す処理を行なえばよい。
【0058】なお、図16においてkは正の値の制御パ
ラメータ(比例ゲイン)であり、系の特性に応じて適宜
決定される。さらに、例えば、PID制御等、より応答
性、安定性に優れた制御方式を適用することももちろん
可能である。
【0059】図17に、上述した実施例におけるタンク
6のさらに他の変形例を示す。この変形例は、密閉系に
おいて特に有効であり、タンク6には、第2のリリーフ
バルブ22が設けられる。この第2のリリーフバルブ2
2は、タンク6内が所定の圧力に達すると、タンク6内
から外部への流路を開く弁を備えており、以下のように
機能する。
【0060】すなわち、上述した各実施例において、圧
力上昇抑制量Δpは無制限に大きくできるわけではな
く、(2)式より、(pi−po)がその上限であること
がわかる。したがって、ファン19の故障による液温上
昇等によりタンク内圧が異常に上昇すると、循環系8に
過大な圧力が加わることにもなり得るが、このような場
合に、上記第2のリリーフバルブ22からタンク内のガ
ス等を外部に放出することで、タンク内圧を低下させ、
循環系8における過大な圧力上昇を未然に防止すること
ができる。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、循環系の圧力、および密閉系での圧力上昇を
低く抑えることができ、冷却モジュール、および電子機
器の信頼性を向上させることができる。
【0062】また、タンクに弾性可動部を設けた場合に
は、液温等、密閉系のタンク内圧を変化させる因子に対
して、より広い範囲で圧力上昇を抑制することができ
る。さらに、流出側バイパス流路と循環系との合流部、
あるいは冷却モジュールとポンプ間の配管の途中に液溜
りを設けると、循環系の冷媒からの気泡の分離が促進さ
れ、保守性を向上させることができる。
【0063】また、流入側バイパス流路を、熱交換器と
冷却モジュール間の配管から分岐した場合には、タンク
内の冷媒温度を低くすることができるために、圧力上昇
を効果的に抑えることができる上に、開放系での冷媒蒸
散を抑えることができ、さらに、タンクと液溜りとを隔
てる仕切り部材に設けられた孔状の流路を流出側バイパ
ス流路としたり、流出側バイパス流路の液溜りとの境界
部にノズルを設けた場合には、沸騰循環系での蒸気泡の
消泡を効率よく行なうことができ、沸騰循環系の小型
化、安定化を図ることができる。
【0064】また、流入側バイパス流路にリリーフバル
ブを設けたり、流入側、流出側バイパス流路に調整弁を
設けると、循環系の圧力変動が抑えられ、冷却性能の安
定性、信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】図1の圧力分布図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図4】図3の圧力分布図である。
【図5】タンクの変形例を示す図である。
【図6】弾性可動部の動作を示す図である。
【図7】液溜りを設けた変形例を示す図である。
【図8】第2の実施例に液溜りを設けた変形例を示す図
である。
【図9】図8の変形例を示す図である。
【図10】図9の他の変形例を示す図である。
【図11】液溜りを設けたさらに他の変形例を示す図で
ある。
【図12】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図13】リリーフバルブの動作を示す図である。
【図14】本発明の第4の実施例を示す図である。
【図15】調整弁の動作を示す図である。
【図16】制御器の動作を示す図である。
【図17】タンクのさらに他の変形例を示す図である。
【図18】従来例を示す図である。
【図19】従来例における圧力分布を示す図である。
【符号の説明】
1 冷媒 2 ポンプ 3 熱交換器 4 電子機器 5 冷却モジュール 6 タンク 7 配管 8 循環系 9a 流入側バイパス流路 9b 流出側バイパス流路 10 弾性可動部 11 液溜り 12 仕切り部材 13 ノズル 14 リリーフバルブ 15 調整弁 16 制御器 17 圧力センサ 21 液温センサ 22 第2のリリーフバルブ 23 ベントバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 23/473 H01L 23/46 Z

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷媒(1)を循環させるポンプ(2)と、 冷媒(1)を冷却する熱交換器(3)と、 電子機器(4)を冷却する冷却モジュール(5)と、 タンク(6)とを有し、 前記ポンプ(2)、熱交換器(3)、冷却モジュール(5)を
    配管(7)により順に接続して循環系(8)を構成し、 前記タンク(6)は、前記循環系(8)におけるポンプ(2)
    と熱交換器(3)間の配管(7)から分岐する流入側バイパ
    ス流路(9a)と、 冷却モジュール(5)とポンプ(2)間の配管(7)に合流す
    る流出側バイパス流路(9b)を介して循環系(8)に接続
    される電子機器の冷却装置。
  2. 【請求項2】前記タンク(6)は、内圧により内容積が増
    減する弾性可動部(10)を備える請求項1記載の電子機
    器の冷却装置。
  3. 【請求項3】前記流出側バイパス流路(9b)と循環系
    (8)との合流部に液溜り(11)を設け、かつ、前記流出
    側バイパス流路(9b)を、液溜り(11)の上部に接続し
    た請求項1または2記載の電子機器の冷却装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の電子機器の冷却装
    置における流入側バイパス流路(9a)の配管(7)からの
    分岐点を、熱交換器(3)と冷却モジュール(5)間の間に
    代えた電子機器の冷却装置。
  5. 【請求項5】前記流出側バイパス流路(9b)と循環系
    (8)との合流部に液溜り(11)を設け、かつ、前記流出
    側バイパス流路(9b)を、液溜り(11)の上部に接続し
    た請求項4記載の電子機器の冷却装置。
  6. 【請求項6】前記流出側バイパス流路(9b)は、タンク
    (6)と液溜り(11)とを隔てる仕切り部材(12)に設け
    られた孔状の流路である請求項5記載の電子機器の冷却
    装置。
  7. 【請求項7】前記流出側バイパス流路(9b)の液溜り
    (11)との境界部には、液溜り(11)内に冷媒(1)を噴
    霧するノズル(13)を設けた請求項5または6記載の電
    子機器の冷却装置。
  8. 【請求項8】前記冷却モジュール(15)とポンプ(2)間
    の配管(7)の途中に液溜り(11)を設け、かつ、該液溜
    り(11)内の気体を外部へ放出するベントバルブ(23)
    を、液溜り(11)の上部に設けた請求項1、2または4
    記載の電子機器の冷却装置。
  9. 【請求項9】前記流入側バイパス流路(9a)には、循環
    系(8)側が所定の圧力になると開く弁を備えたリリーフ
    バルブ(14)を設けた請求項1、2、3、4、5、6、
    7または8記載の電子機器の冷却装置。
  10. 【請求項10】流入側バイパス流路(9a)と流出側バイ
    パス流路(9b)のいずれか一方、または両方に設けら
    れ、弁開度が操作可能な調整弁(15)と、 該調整弁(15)の弁開度を、液温センサ(21)、あるい
    はタンク(6)に設けた圧力センサ(17)による検出値の
    所定の関数として変化させる制御器(16)とを有する請
    求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の電
    子機器の冷却装置。
  11. 【請求項11】流入側バイパス流路(9a)と流出側バイ
    パス流路(9b)のいずれか一方、または両方に設けら
    れ、弁開度が操作可能な調整弁(15)と、 該調整弁(15)の弁開度を操作量とし、循環系(8)内に
    設けた圧力センサ(17)による検出値を制御量とする定
    値制御を行う制御器(16)とを有する請求項1、2、
    3、4、5、6、7、8または9記載の電子機器の冷却
    装置。
  12. 【請求項12】前記タンク(6)には、タンク(6)内が所
    定の圧力になると外部への流路を開く弁を備えた第2の
    リリーフバルブ(22)を設けた請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8、9、10または11記載の電子機器の
    冷却構造。
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