JP2801426B2 - オキシチタニウムフタロシアニン、その製造方法およびそれを用いた電子写真感光体 - Google Patents

オキシチタニウムフタロシアニン、その製造方法およびそれを用いた電子写真感光体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な結晶形のオキシチ
タニウムフタロシアニン、その製造方法及びそれを用い
た電子写真感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フタロシアニン系顔料は着色用途
の他、電子写真感光体、太陽電池、センサーなどに用い
られる電子材料として注目され検討されている。
【0003】また、近年、端末用プリンターとして従来
のインパクト型のプリンターにかわり、電子写真技術を
応用したノンインパクト型のプリンターが広く普及して
きている。これらは主としてレーザー光を光源とするレ
ーザービームプリンターであり、その光源としては、コ
スト、装置の大きさ等の点から半導体レーザーが用いら
れる。
【0004】現在、主として用いられている半導体レー
ザーはその発振波長が790±20nmと長波長のた
め、これらの長波長の光に十分な感度を有する電子写真
感光体の開発が進められてきた。
【0005】電子写真感光体の感度は電荷発生材料の種
類によって変わるものであり、長波長光に対して特に高
い感度を有する電荷発生材料として、近年アルミクロロ
フタロシアニン、クロロインジウムフタロシアニン、オ
キシバナジルフタロシアニン、クロロガリウムフタロシ
アニン、マグネシウムフタロシアニン、オキシチタニウ
ムフタロシアニンなどの金属フタロシアニンあるいは無
金属フタロシアニンなどについての研究が多くなされて
いる。
【0006】このうち多くのフタロシアニン化合物では
様々な結晶形の存在が知られており、例えば無金属フタ
ロシアニンではα型、β型、γ型、δ型、ε型、x型、
τ型などがあり、銅フタロシアニンではα型、β型、γ
型、δ型、ε型、x型などが一般に知られている。
【0007】また、これらの結晶形の違いが電子写真特
性(感度、耐久時の電位安定性等)及び塗料化した場合
の塗料特性にも大きな影響を与えることも一般に知られ
ている。特に長波長の光に対して高感度を有するオキシ
チタニウムフタロシアニンに関しても無金属フタロシア
ニンや銅フタロシアニンなどと同様に多くの結晶形が知
られている。例えば、特開昭59−49544号公報
(USP4,444,861)、特開昭59−1669
59号公報、特開昭61−239248号公報(USP
4,728,592)、特開昭62−67094号公報
(USP4,664,997)、特開昭63−366号
公報、特開昭63−116158号公報、特開昭63−
198067号公報および特開昭64−17066号公
報に各々結晶形の異なるオキシチタニウムフタロシアニ
ンが報告されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、新規
な結晶形を有するオキシチタニウムフタロシアニン及び
その製造方法を提供することにある。
【0009】また、本発明の目的は、溶剤安定性に優れ
た結晶形のオキシチタニウムフタロシアニン及びその製
造方法を提供することにある。
【0010】また、本発明の目的は、長波長の光線に対
して極めて高い光感度を有する電子写真感光体を提供す
ることにある。
【0011】また、本発明の目的は、繰り返し耐久を行
った場合に、電位の安定性が極めて良く、良好な画像を
保持する電子写真感光体を提供することにある。
【0012】さらに、本発明の目的は、可視光線を長時
間照射した場合でも光に対するメモリーのない電子写真
感光体を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、CuK
αのX線回折におけるブラッグ角2θ±0.2°が7.
4°、10.2°、12.5°、15.0°、16.3
°、18.3°、22.4°、24.2°、25.2°
及び28.5°のみに強いピークを有するオキシチタニ
ウムフタロシアニンである。
【0014】また、本発明は、非晶質オキシチタニウム
フタロシアニンを、エタノール及びエチルセロソルブか
らなる群より選ばれる溶剤で処理することを特徴とする
CuKαのX線回折におけるブラッグ角2θ±0.2°
が7.4°、10.2°、12.5°、15.0°、1
6.3°、18.3°、22.4°、24.2°、2
5.2°及び28.5°のみに強いピークを有するオキ
シチタニウムフタロシアニンの製造方法である。
【0015】さらに、本発明は、導電性支持体上に感光
層を有する電子写真感光体において、該感光層がCuK
αのX線回折におけるブラッグ角2θ±0.2°が7.
4°、10.2°、12.5°、15.0°、16.3
°、18.3°、22.4°、24.2°、25.2°
及び28.5°のみに強いピークを有するオキシチタニ
ウムフタロシアニンを含有することを特徴とする電子写
真感光体である。
【0016】以下、本発明を詳細に説明する。
【0017】本発明のオキシチタニウムフタロシアニン
のX線回折図は、図1に示すようにブラッグ角2θ±
0.2°が7.4°、10.2°、12.5°、15.
0°、16.3°、18.3°、22.4°、24.2
°、25.2°及び28.5°の位置のみに強いピーク
を有することを特徴とする。なお、本発明におけるX線
回折のピーク形状は、製造条件の相違によって、また、
測定条件などによって、僅かではあるが異なり、例え
ば、各ピークの先端部はスプリットする場合もあり得
る。
【0018】ここでオキシチタニウムフタロシアニンの
構造は
【0019】
【外1】 で表わされる。
【0020】ただし、X1,X2,X3,X4はClまたは
Brを表わしn,m,l,kは0〜4の整数である。
【0021】本発明の結晶形のオキシチタニウムフタロ
シアニンの製造方法の例を挙げる。
【0022】まず、四塩化チタンとオルトフタロジニト
リルをα−クロロナフタレン中で反応させ、ジクロロチ
タニウムフタロシアニンを得る。これをα−クロロナフ
タレン、トリクロロベンゼン、ジクロロベンゼン、N−
メチルピロリドンまたはN,N−ジメチルホルムアミド
等の溶剤で洗浄し、次いでメタノールやエタノール等の
溶剤で洗浄したのち、熱水により加水分解してオキシチ
タニウムフタロシアニン結晶を得る。こうして得られた
結晶は種々の結晶形の混合物であることが多い。本発明
では、この混合物をアシッドペーシティング法により処
理して非晶質のオキシチタニウムフタロシアニンに一端
変換しておく。
【0023】得られた非晶質オキシチタニウムフタロシ
アニンを、エタノール及びエチルセロソルブからなる群
より選ばれる溶剤を分散媒として用いて分散処理を行う
ことによって、本発明の結晶形のオキシチタニウムフタ
ロシアニンが得られる。
【0024】また、得られた非晶質フタロシアニンを上
述の溶剤を用いて室温下あるいは加熱または煮沸下で溶
剤処理を行うことによっても本発明の結晶形のオキシチ
タニウムフタロシアニンが得られる。
【0025】なお、ここで溶剤処理とは、上述の溶剤中
におけるオキシチタニウムフタロシアニンの懸濁撹拌処
理をいう。また、分散処理としては、例えばガラスビー
ズ、スチールビーズあるいはアルミナボールなどを用い
るミリング装置を用いて行うミリング処理などが挙げら
れる。
【0026】このようにして得られる前記オキシチタニ
ウムフタロシアニン結晶は、例えば光導電体としての機
能に優れ、電子写真感光体、太陽電池、センサ、スイッ
チング素子等の電子材料などに適用することができる。
【0027】以下、本発明のオキシチタニウムフタロシ
アニン結晶を電子写真感光体における電荷発生材料とし
て適用する場合の例を説明する。
【0028】まず、電子写真感光体の代表的な層構成を
図2および図3に示す。
【0029】図2は感光層1が単一層からなり、感光層
1が電荷発生材料2と電荷輸送材料(不図示)を同時に
含有している。
【0030】なお、3は導電性支持体である。
【0031】図3は感光層1が電荷発生材料2を含有す
る電荷発生層4と、電荷輸送材料(不図示)を含有する
電荷輸送層5の積層構造である例を示す。
【0032】なお、図3の電荷発生層4と電荷輸送層5
の積層関係は逆であっても良い。
【0033】電子写真感光体を製造する場合、導電性支
持体3としては導電性を有するものであれば良く、アル
ミニウム、ステンレスなどの金属、あるいは導電層を設
けた金属、プラスチック、紙などがあげられ、形状とし
ては円筒状又はフィルム状等があげられる。
【0034】また、導電性支持体3と感光層1の間には
バリヤー機能と接着機能を持つ下引層を設けることもで
きる。
【0035】下引層の材料としては、ポリビニルアルコ
ール、ポリエチレンオキシド、エチルセルロース、メチ
ルセルロース、カゼイン、ポリアミド、ニカワ及びゼラ
チンなどが用いられる。
【0036】これらは適当な溶剤に溶解して導電性支持
体上に塗布される。その膜厚は0.2〜0.3μmであ
る。
【0037】図2に示すような単一層からなる感光層を
形成する場合、本発明のオキシチタニウムフタロシアニ
ン結晶の電荷発生材料と電荷輸送材料を適当なバインダ
ー樹脂溶液中に混合し塗布乾燥することにより得られ
る。
【0038】図3に示すような積層構造から成る感光層
の電荷発生層の形成方法としては本発明のオキシチタニ
ウムフタロシアニン電荷発生材料を適当なバインダー樹
脂溶液とともに分散し塗布・乾燥する方法が挙げられる
が、蒸着することによって層形成することもできる。
【0039】なお本発明のオキシチタニウムフタロシア
ニン結晶を電荷発生材料として用いる場合、その目的に
応じて他の電荷発生材料と混合して用いることも可能で
ある。
【0040】ここで用いられるバインダー樹脂として
は、例えば、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリビ
ニルカルバゾール樹脂、フェノキシ樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリスチレン樹
脂、ポリビニルアセテート樹脂、ポリスルホン樹脂、ポ
リアリレート樹脂及び塩化ビニリデン・アクリロニトリ
ル共重合体樹脂などが主として用いられる。
【0041】電荷輸送層は主として電荷輸送材料とバイ
ンダー樹脂とを溶剤中に溶解させた塗料を塗工乾燥して
形成する。
【0042】用いられる電荷輸送材料としては各種のト
リアリールアミン系化合物、ヒドラゾン系化合物、スチ
ルベン系化合物、ピラゾリン系化合物、オキアゾール系
化合物、チアゾール系化合物及びトリアリルメタン系化
合物などが挙げられる。
【0043】また、バインダー樹脂としては上述したも
のを用いることができる。
【0044】感光層が単一層の場合、膜厚は5〜40μ
m、好ましくは10〜30μmが適当である。
【0045】また感光層が積層構造の場合、電荷発生層
の膜厚は0.01〜10μm、好ましくは0.05〜5
μmの範囲であり、電荷輸送層の膜厚は5〜40μm、
好ましくは10〜30μmの範囲である。
【0046】本発明においては、更にこれらの感光層を
外部からの衝撃から保護するために感光層の表面に薄い
保護層を設けても良い。
【0047】これら各種層の塗布方法としては、ディッ
ピング法、スプレーコーティング法、スピンナーコーテ
ィング法、ビードコーティング法、ブレードコーティン
グ法およびビームコーティング法などを用いることがで
きる。
【0048】本発明の電子写真感光体は、レーザービー
ムプリンター、LEDプリンター、CRTプリンターな
どのプリンターのみならず、通常の電子写真複写機、フ
ァクシミリやその他電子写真応用分野に広く適用するこ
とができる 。
【0049】次に本発明のオキシチタニウムフタロシア
ニン結晶の製造例を示す。
【0050】(製造例1)α−クロルナフタレン100
g中、o−フタロジニトリル5.0g、四塩化チタン
2.0gを200℃にて3時間熱攪拌したのち、50℃
まで冷却して析出した結晶を濾別、ジクロロチタニウム
フタロシアニンのペーストを得た。次にこれを100℃
に加熱したN、N′−ジメチルホルムアミド100ml
で攪拌下洗浄、次いで60℃のメタノール100mlで
2回洗浄を繰り返し、濾別した。更に、この得られたペ
ーストを脱イオン水100ml中80℃で1時間攪拌、
濾別して青色のオキシチタニウムフタロシアニン結晶を
得た。収量4.2g。
【0051】この化合物の元素分析値は以下の通りであ
った。元素分析値(C32168OTi)
【0052】
【外2】
【0053】次にこの結晶を濃硫酸120mlに溶解さ
せ、20℃の脱イオン水1200ml中に攪拌下で滴下
して再析出させて濾過し十分に水洗した後、減圧乾燥し
て非晶質のオキシチタニウムフタロシアニンを得た。こ
の非晶質オキシチタニウムフタロシアニンのX線回折図
を図4に示す。次に、この非晶質のオキシチタニウムフ
タロシアニン2.0gにエタノール40mlを加え、1
mmφのガラスビーズと共にミリング処理を室温(20
℃)下15時間行った。
【0054】この分散液より固形分を取り出し、メタノ
ール、次いで水で十分に洗浄、乾燥して本発明の新規な
結晶のオキシチタニウムフタロシアニンを得た。収量
1.8g。このオキシチタニウムフタロシアニンのX線
回折図を図1に示す。また、この結晶のKBrペレツト
を作製し、赤外吸収スペクトルを測定した結果を図5に
示す。
【0055】(製造例2)製造例1と同様の方法で得ら
れた非晶質のオキシチタニウムフタロシアニン2.0g
にエチルセロソルブ50mlを加え、1mmφのガラス
ビーズと共にミリング処理を室温(20℃)下、15時
間行った。この分散液より固形分を取り出し、メタノー
ル、次いで水で十分に洗浄、乾燥して本発明の新規なオ
キシチタニウムフタロシアニンを得た。収量1.8g。
このオキシチタニウムフタロシアニンのX線回折図を図
6に示す。
【0056】(製造例3)製造例1と同様の方法で得ら
れた非晶質のオキシチタニウムフタロシアニン4.0g
にエタノール100mlを加え、懸濁攪拌下、1時間煮
沸処理した後、濾過、減圧乾燥し、オキシチタニウムフ
タロシアニン結晶を得た。収量3.6g。このオキシチ
タニウムフタロシアニンのX線回折図を図7に示す。
【0057】(比較製造例1)特開昭61−23924
8号公報(USP4,728,592)に開示されてい
る製造例に従って、いわゆるα型とよばれている結晶形
のオキシチタニウムフタロシアニンを得た。
【0058】このオキシチタニウムフタロシアニンのX
線回折図を図8に示す。
【0059】(比較製造例2)特開昭62−67094
号公報(USP4,664,997)に開示されている
製造例に従って、いわゆるA型とよばれている結晶形の
オキシチタニウムフタロシアニンを得た。
【0060】このオキシチタニウムフタロシアニンのX
線回折図を図9に示す。
【0061】なお、本発明におけるX線回折の測定はC
uKα線を用いて次の条件により行った。
【0062】使用測定機:理学電器製X線回折装置 R
AD−Aシステム X線管球:Cu 管電圧:50kV 管電流:40mA スキャン方法:2θ/θスキャン スキャン速度:2deg./min. サンプリング間隔:0.020deg. スタート角度(2θ):3deg. ストップ角度(2θ):40deg. ダイバージェンススリット:0.5deg. スキヤッタリングスリット:0.5deg. レシービングスリット:0.3mm 湾曲モノクロメーター使用
【0063】以下、本発明の結晶形のオキシチタニウム
フタロシアニンを電子写真感光体に適用した場合の実施
例を示す。なお、部は重量部を示す。
【0064】
【実施例】1.10%の酸化アンチモンを含有する酸化
スズで被覆した酸化チタン粉体50部、レゾール型フエ
ノール樹脂25部、メチルセロソルブ20部、メタノー
ル5部およびシリコーンオイル(ポリジメチルシロキサ
ンポリオキシアルキレン共重合体、平均分子量300
0)0.002部をφ1mmガラスビーズを用いたサン
ドミル装置で2時間分散して導電層用塗料を調製した。
【0065】アルミニウムシリンダー(φ30mm×2
60mm)上に、上記塗料を浸漬塗布し、140℃で3
0分間乾燥させ、膜厚20μmの導電層を形成した。
【0066】この上に6−66−610−12四元系ポ
リアミド共重合体樹脂5部をメタノール70部とブタノ
ール25部の混合溶媒に溶解した溶液をディッピング法
で塗布乾燥して1μm厚の下引き層を設けた。
【0067】次に、本発明の製造例1で得られた結晶形
のオキシチタニウムフタロシアニン5部とポリビニルブ
チラール樹脂2部をシクロヘキサノン80部に添加し1
mmφのガラスビーズを用いたサンドミルで1時間分散
し、これに100部のメチルエチルケトンを加えて、希
釈し、これを下引き層上に塗布した後、80℃で10分
間乾燥して、膜厚0.15μmの電荷発生層を形成し
た。
【0068】次に下記構造式
【0069】
【外3】 で示される電荷輸送材料10部とビスフェノールZ型ポ
リカーボネート樹脂10部をモノクロルベンゼン60部
に溶解した溶液を作成し、電荷発生層上にデイツピング
法により塗布した。これを110℃の温度で1時間乾燥
して20μm厚の電荷輸送層を形成し電子写真感光体を
製造した。
【0070】(比較例1)比較製造例1で得られたα型
のオキシチタニウムフタロシアニンを用いた他は実施例
1と同様にして電子写真感光体を製造した。
【0071】(比較例2)比較製造例2で得られたA型
のオキシチタニウムフタロシアニンを用いた他は実施例
1と同様にして電子写真感光体を製造した。
【0072】これらの実施例1比較例1および2の電子
写真感光体をレーザービームプリンター(商品名:LB
P−SX:キヤノン製)に設置し、暗部電位が−700
(V)になるように帯電設定し、これに波長802nm
のレーザー光を照射して−700(V)の電位を−15
0(V)まで下げるのに必要な光量を測定し感度とし
た。
【0073】その結果を表1に示す。
【0074】
【表1】
【0075】また、製造例2および製造例3で得られた
結晶形のオキシチタニウムフタロシアニンをそれぞれ用
いて実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、感
度測定を行ったところ、実施例1と同様に高感度特性が
得られた。
【0076】次にこれら3種類の感光体を、暗部電位−
700(V)、明部電位−150(V)に設定した状態
で連続4000枚の通紙耐久試験を行って耐久後の暗
部、明部の電位の測定及び画像の評価を行った。
【0077】通紙耐久による暗部電位変動の状態を図1
0に、暗部電位と明部電位とのコントラスト電位の変動
の状態を図11に示す。
【0078】図10及び図11の結果から明らかなよう
に、実施例1においては耐久後においても初期と同等の
良好な画像が得られたが、比較例1及び2においては白
地部分において地カブリを起こしている。
【0079】また比較例1及び2については地カブリを
除くために濃度調節レバーにより調節したところ黒地部
分の濃度が不十分となった。
【0080】次に実施例1及び比較例1及び2と同じ感
光体を各1本用意し、それぞれの感光体の一部分に15
00ルックスの白色光を30分間照射した後、前記レー
ザービームプリンターに設置し、白色光を照射しない部
分の暗部電位を−700(V)に設定した場合の照射部
分との差を測定した。結果を表2に示す。
【0081】
【表2】
【0082】また、製造例2及び製造例3で得られた結
晶形のオキシチタニウムフタロシアニンをそれぞれ用い
て実施例1と同様にして製造した電子写真感光体につい
てもこの測定を行ったところ、実施例1の感光体と同様
に良好な光メモリー特性が得られた。
【0083】なお、図12に実施例1の電子写真感光体
において分光感度の最大値を1.0とした場合の相対分
光感度の分布を示す。
【0084】このように、本発明の結晶形オキシチタニ
ウムフタロシアニンを用いた電子写真感光体は750〜
850nm付近の長波長領域において安定した高感度特
性を発現するものである。
【0085】また、実施例1における本発明の結晶形の
オキシチタニウムフタロシアニンを分散含有した電荷発
生層塗工液から1カ月後にオキシチタニウムフタロシア
ニンの結晶を回収してX線回折を測定したところ、結晶
形がそのまま維持されていることを確認した。したがっ
て、本発明の結晶形のオキシチタニウムフタロシアニン
は液安定性にも優れていることが判明した。
【0086】また、実施例1における本発明の結晶形の
オキシチタニウムフタロシアニンがアルミニウム基板上
に塗布した後も、CuKαX線回折におけるブラッグ角
2θ±0.2°が7.4°、10.2°、12.5°、
15.0°、16.3°、18.3°、22.4°、2
4.2°、25.2°及び28.5°のみに明確なピー
クを有することも確認できた。
【0087】2.実施例1において、電荷発生層のバイ
ンダー樹脂賭してビスフェノールZ型ポリカーボネート
樹脂を用いたほかは実施例1と同様にして電子写真感光
体を製造した。
【0088】3.電荷輸送材料として下記構造式
【0089】
【外4】 で示される化合物を用いた他は実施例1と同様にして電
子写真感光体を製造した。
【0090】4.電荷輸送材料として下記構造式
【0091】
【外5】 で示される化合物を用いた他は実施例1と同様にして電
子写真感光体を製造した。
【0092】実施例2,3,及び4で得られた感光体に
ついて実施例1と同様にレーザービームプリンターで表
面電位を−700(V)から−150(V)に変化させ
るのに要する光量を測定し感度とした。その結果を表3
に示す。
【0093】
【表3】
【0094】5.厚さ50μmのアルミニウムシート基
体上に実施例1と同様の下引き層をバーコートにより形
成し、さらにこの上に実施例1と同様の電荷輸送層を2
0μm厚に形成した。
【0095】次にビスフェノールZ型ポリカーボネート
5部をシクロヘキサノン68部に溶解し、この溶液に製
造例1で得られたX線回折パターンを示すオキシチタニ
ウムフタロシアニン3部を混合し、サンドミルにて1時
間分散を行った後、ビスフェノールZ型ポリカーボネー
ト5部と実施例1で使用した電荷輸送材料10部を溶解
し、更にテトラヒドロフラン40部、ジクロルメタン4
0部を加えて希釈して分散塗料を得た。この塗料をスプ
レー塗布法にて電荷輸送層上に塗布して乾燥して6μm
厚の電荷発生層を形成し、電子写真感光体を製造した。
【0096】(比較例4)電荷発生材料として比較製造
例1で得られたα型オキシチタニウムフタロシアニンを
用いた他は実施例5と同様にして電子写真感光体を製造
した。
【0097】(比較例5)電荷発生材料として比較製造
例2で得られたA型オキシチタニウムフタロシアニンを
用いたほかは実施例5と同様にして電子写真感光体を製
造した。
【0098】実施例5、比較例4及び5で得られた電子
写真感光体を静電試験装置(EPA−8100:川口電
機製)を用いて評価した。
【0099】評価は初めに正のコロナ帯電により表面電
位が700(V)となるように設定し、次にモノクロメ
ーターにより分離した802nmの単色光により露光し
て表面電位が200(V)まで下がるときの光量を測定
し感度とした。その結果を表4に示す。
【0100】
【表4】
【0101】
【発明の効果】以上のように、本発明のオキシチタニウ
ムフタロシアニンは新規な結晶形を有し、その有用性は
明らかである。また、この新規な結晶形のオキシチタニ
ウムフタロシアニンを電荷発生材料として用いた電子写
真感光体は、長波長の光線に対して極めて高い感度を示
し、かつ連続使用においても帯電能の低下などの電位変
動がなく、電位安定性に優れ、さらに白色光に対する光
メモリー特性も良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】製造例1で得られた本発明のオキシチタニウム
フタロシアニンのCuKαX線回折図。
【図2】本発明の電子写真感光体の層構成の模式的断面
図。
【図3】本発明の電子写真感光体の層構成の模式的断面
図。
【図4】製造例1で用いた非晶質のオキシチタニウムフ
タロシアニンのCuKαX線回折図。
【図5】製造例1で得られた本発明のオキシチタニウム
フタロシアニンのKBr法による赤外吸収スペクトル
図。
【図6】製造例2で得られた本発明のオキシチタニウム
フタロシアニンのCuKαX線回折図。
【図7】製造例3で得られた本発明のオキシチタニウム
フタロシアニンのCuKαX線回折図。
【図8】比較製造例1で得られたオキシチタニウムフタ
ロシアニンのCuKαX線回折図。
【図9】比較製造例2で得られたオキシチタニウムフタ
ロシアニンのCuKαX線回折図。
【図10】実施例1、比較例1及び2で得られた電子写
真感光体の通紙耐久試験による暗部電位変動の状態を示
す図。
【図11】実施例1、比較例1及び2で得られた電子写
真感光体の通紙耐久試験による暗部電位と明部電位との
コントラスト電位の変動の状態を示す図。
【図12】実施例1で得られた電子写真感光体の相対分
光感度を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 元 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 金丸 哲郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 井内 一史 北海道江別市大麻園町27−7 (56)参考文献 特開 平3−54265(JP,A) 特開 昭63−116158(JP,A) 特開 平3−269061(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09B 67/50 C09B 67/12 C09B 47/04 - 47/32 C07D 487/22 G03G 5/06 C07F 7/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CuKαのX線回折におけるブラッグ角
    2θ±0.2°が7.4°、10.2°、12.5°、
    15.0°、16.3°、18.3°、22.4°、2
    4.2°、25.2°及び28.5°のみに強いピーク
    を有するオキシチタニウムフタロシアニン。
  2. 【請求項2】 非晶質オキシチタニウムフタロシアニン
    を、エタノール及びエチルセロソルブからなる群より選
    ばれる溶剤で処理することを特徴とするCuKαのX線
    回折におけるブラッグ角2θ±0.2°が7.4°、1
    0.2°、12.5°、15.0°、16.3°、1
    8.3°、22.4°、24.2°、25.2°及び2
    8.5°のみに強いピークを有するオキシチタニウムフ
    タロシアニンの製造方法。
  3. 【請求項3】 導電性支持体上に感光層を有する電子写
    真感光体において、該感光層がCuKαのX線回折にお
    けるブラッグ角2θ±0.2°が7.4°、10.2
    °、12.5°、15.0°、16.3°、18.3
    °、22.4°、24.2°、25.2°及び28.5
    °のみに強いピークを有するオキシチタニウムフタロシ
    アニンを含有することを特徴とする電子写真感光体。
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