JP2800890B2 - マイクロ波回路 - Google Patents
マイクロ波回路Info
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Description
関し,特に,誘電体共振器を用いた誘電体共振発振器
(DRO)やフイルタなどのマイクロ波回路に関する。
回路について図面を参照して説明する。
たマイクロ波回路の第1の例を示す平面図,図12
(b)は図12(a)のVI−VI' 線に沿う断面図であ
る。図12(a)及び図12(b)に示すように,この
従来のマイクロ波回路は,裏面に接地導体51を備えた
半導体基板52の表面にマイクロストリップ線路の中心
導体53が形成され,かつ,中心導体53の近傍に誘電
体共振器54が接着剤等で固定された構成である。
たマイクロ波回路の第2の例を示す平面図,図13
(b)は図13(a)のVII −VII'線に沿う断面図であ
る。図13(a)及び(b)に示すように,この従来の
マイクロ波回路は,裏面に接地導体51を備えた半導体
基板52の表面にマイクロストリップ線路の中心導体5
3が形成され,かつ,中心導体53の近傍に支持台28
を介して誘電体共振器54が接着剤等で固定された構成
である。この支持台28は,通常,石英ガラスなどを材
料として成形により形成されたもので,あらかじめ誘電
体共振器54の裏面に接着材で取り付けられる。また支
持台28の別の例としては,特開平7−38311号公
報に記載されているような,絶縁材料からなる厚膜体を
半導体基板52上に印刷形成したものでもよく,誘電体
共振器54はこの厚膜体上に接着剤により固着される。
マイクロ波回路の第1の例では,半導体基板52の表面
に誘電体共振器54を直接配置する構成であるため,誘
電体共振器54と接地導体51との距離が小さく,接地
導体51の導体損失に起因した共振系の無負荷Q値の低
下が大きくなるという問題がある。ここで,半導体基板
52の厚みを大きくすることにより無負荷Q値の低化は
抑制できるが同じマイクロストリップ線路の特性インピ
ーダンスを得るためには中心導体53の幅を大きくする
必要が生じ,チップ面積の増大につながる。さらに,能
動素子を集積化したモノリシック集積回路の場合には,
半導体基板厚の増大は放熱性の悪化やバイアホール径の
増大につながる。従って,半導体基板52の厚みを自由
に大きくすることはできない。
路の第2の例では,支持台28を介して誘電体共振器5
4を固定する構成とすることにより,半導体基板52の
厚みを増大させること無く,誘電体共振器54と接地導
体51の距離を大きくすることができ,接地導体51の
導体損失に起因した無負荷Q値の低下を抑制できる。
の半導体基板52の表面に垂直な方向の距離(支持台2
8の厚み方向の距離)が増大し,誘電体共振器54とマ
イクロストリップ線路との間の結合係数が低下するとい
う問題がある。
基板全体を厚くすることなく,かつ,誘電体共振器とマ
イクロストリップ線路の結合強度を低下させることなく
無負荷Q値を増大し得るマイクロ波回路を提供すること
にある。
め、本発明に係るマイクロ波回路では、マイクロストリ
ップ線路に誘電体共振器を磁気的に結合させたマイクロ
波回路において、前記マイクロストリップ線路を構成す
る基板の一面に前記誘電体共振器を形成し、前記基板の
一面に対向する他面の前記誘電体共振器と対向する部分
の基板自体に突起部を形成したことを特徴とする。ここ
で、本発明において、他面の前記誘電体共振器と対向す
る部分の基板自体に突起部を形成するとは、突起部自体
が基板からなるか、又は、基板面上に接触するように突
起部を形成したことをいう。
されるのとは反対の面に部分的に,突起部を設けるよう
にしたため,基板全体の厚みを増大させることなく,し
かも誘電体共振器と中心導体の半導体基板表面に垂直な
方向の距離を増大させることなく,誘電体共振器を接地
導体から遠ざけることが出来る。
同時に回避しながら無負荷Q値の劣化を抑制できる。
いては,前記マイクロ波回路における突起部を,基板を
エッチングすることにより基板と同一材料で形成するこ
とが好ましい。
ては,前記マイクロ波回路における突起部を,堆積した
絶縁膜により形成することが好ましい。この発明では,
突起部を絶縁膜の堆積により形成することにより,突起
部の厚みを精度良く制御できる。
ては,前記マイクロ波回路における突起部を,パタ−ニ
ングしたフォトレジストにより形成することが好まし
い。この発明では,パタ−ニングしたフォトレジストを
突起部として用いることにより突起部の形成に必要な工
程数を削減できる。
ては,前記マイクロ波回路における突起部の代わりに空
洞を形成することが好ましい。この発明では,突起部を
誘電損失の小さい空気とすることにより,突起部の誘電
損失に起因する無負荷Q値の劣化を抑制できる。
ては,前記のいずれかのマイクロ波回路において,突起
部の形成に伴い形成される接地導体の凹凸を平坦化して
いることがより好ましい。この発明では,接地導体の凹
凸を平坦化したため,マイクロ波回路をシールドケース
や金属ブロックに実装する際に凹凸により生じる困難を
回避できる。
施の形態を説明する。
マイクロ波回路の平面図,図1(b)は図1(a)のI
−I´線に沿う断面図である。図1(a)及び図1
(b)に示すように,この実施の形態のマイクロ波回路
は,20μm厚の金から成る接地導体1と,接地導体1
が裏面に形成された40μm厚のGaAsから成る半導
体基板2と,半導体基板2の表面の一端よりに形成され
た2μm厚で30μm幅の金から成る中心導体3と,中
心導体3の近傍に配置された半径650μmで高さ55
0μmの円柱型のBa(Mg,Ta)O3 から成る誘電
体共振器4と,半導体基板2の裏面に形成された10μ
m厚のGaAsから成る突起部5とから成る。ここで,
接地金属1,半導体基板2及び中心導体3によりマイク
ロストリップ線路が構成される。また,突起部5は,半
導体基板2の一面(表面)上に形成された誘電体共振器
4が配置される部分に対向するように,半導体基板2の
他面(裏面)に形成される。
回路では,半導体基板2の裏面に突起部5を形成するこ
とにより接地導体1を誘電体共振器4から遠ざけ,接地
導体1の導体損失に起因する無負荷Q値の劣化を抑制し
ている。
図13に示した支持台28を半導体基板2の表面側に形
成する従来構造と異なり,突起部5を形成しても,誘電
体共振器4と中心導体3の半導体基板2の表面に垂直な
方向の距離が増大することはない。
ップ線路の間の結合強度を低下させることなく,しかも
半導体基板2の全体の厚みを増大させることなく,接地
導体1の導体損失に起因する無負荷Q値の劣化を抑制で
きる。
波回路の製造工程について,図2(a)〜(d)を参照
して説明する。図2には,中心導体13,トランジス
タ,キャパシタ,抵抗等の素子を半導体基板2の表面に
形成する表面工程を終了後の裏面工程のみを示してい
る。この製造方法は,突起部5を半導体基板2のエッチ
ングにより形成した点に特長がある。
板2の基板厚を50μm厚まで研磨して調整した後,図2
(a)に示すように,600μm厚のGaAsからなる
半導体基板2の裏面にフォトレジスト6をリソグラフイ
ー技術を用いてパターニングする。次に,図2(b)に
示すように,フォトレジスト6をマスクとして半導体基
板2を硫酸系エッチャント等を用いて40μm厚までエ
ッチングし,図1の突起部5に相当する厚み10μmの
突起部5aを形成する。フォトレジスト6を除去後,図
2(c)に示すように半導体基板2の裏面に20μm厚
の金から成る接地導体1を形成する。この工程は,例え
ば,Ti/Pt/Auなどから成る0.5μm程度の金
属薄膜をスパッタにより形成する工程と,接地導体1と
なる金をメッキする工程とから構成される。最後に,図
2(d)に示すように,誘電体共振器4を半導体基板2
の表面上で,かつ,突起部5aの上方に接着剤等により
固定して,図1に示すマイクロ波回路が形成される。
説明する。本発明の第2の実施の形態によるマイクロ波
回路の構成は,図1に示すものと,突起部が絶縁膜で構
成されている以外は,同様の構造を有する。
波回路の製造工程について,図3(a)〜(d)を参照
して説明する。この製造工程は,突起部5を堆積した絶
縁膜7により形成した点に特長がある。
板2の基板厚を調整した後,図3(a)に示すように,
半導体基板2の裏面にSiO2 からなる低損失の絶縁膜
7をプラズマCVD法等により5μm程度堆積し,この
絶縁膜7の表面に,フォトレジスト6を塗布し,リソグ
ラフィー技術を用いてパタ−ニングする。
ジスト6をマスクとして絶縁膜7をバッファド弗酸等を
エッチャントとしたエッチングにより,突起部5b(図
1の突起部5に相当する)を形成する。フォトレジスト
6を除去後,図3(c)に示すように,半導体基板2の
裏面に20μm厚の金から成る接地導体1を形成する。
この工程は例えば,Ti/Pt/Auなどから成る0.
5μm程度の金属薄膜をスパッタにより形成する工程
と,接地導体1となる金をメッキする工程とから構成さ
れる。最後に,図3(d)に示すように,誘電体共振器
4を半導体基板2の表面上で,かつ,突起部5bの上方
に接着剤等により固定する。
イクロ波回路について説明する。本発明の第3の実施の
形態によるマイクロ波回路の構成は,図1に示すもの
と,突起部がフォトレジスト5cから構成される他は,
同様の構造を有する。また,第3の実施の形態によるマ
イクロ波回路は,第1及び第2の実施の形態によるもの
とは,その製造方法が異なっている。
波回路の製造工程について図4(a)〜(d)を参照し
ながら説明する。
板2の基板厚を調整した後,図4(a)に示すように,
半導体基板2の裏面に突起部5c(図1の突起部5に相
当する)を,5μm程度の厚膜のフォトレジスト塗布
し,リソグラフイー技術によりパターニングすることに
より形成する。次に,図4(b)に示すように,半導体
基板2の裏面に20μm厚の金から成る接地導体1を形
成する。この工程は例えば,Ti/Pt/Auなどから
成る0.5μm程度の金属薄膜8をスパッタにより形成
する工程と,接地導体1となる金をメッキする工程とか
ら構成される。最後に,図4(c)に示すように,誘電
体共振器4を半導体基板2の表面上で,かつ,突起部5
c上方に接着剤等により固定する。
イクロ波回路について説明する。本発明の第4の実施の
形態によるマイクロ波回路の構成は,図1に示すものと
は,接地導体1にエアブリッジ構造を用いることによ
り,突起部5eを空洞とした他は,同様の構造を有す
る。しかし,第4の実施の形態によるマイクロ波回路
は,第1,第2,及び第3の実施の形態によるものと
は,その製造方法が異なっている。
波回路の製造工程について,図5(a)〜(d)及び図
6(a)〜(d)を参照しながら説明する。図5(a)
〜(d)は,半導体基板2の裏面側(突起部が形成され
る側)から見た平面図であり,図6(a)〜(c)は図
5(a)〜(c)におけるII−II´,III −III ´,IV
−IV´線に沿う断面図,図6(d)は図5(d)のV−
V´線に沿う断面図である。また,図5においては,煩
雑を避けるため,金属薄膜8の表記を省略している。
板2の基板厚を調整した後,図5(a)及び図6(a)
に示すように,半導体基板2の裏面に5μm程度の厚み
のフォトレジスト6aをリソグラフィー技術を用いてパ
ターニングし,続いて,接地導体を形成するためのTi
/Pt/Auなどから成る0.5μm程度の金属薄膜8
をスパッタにより全面に形成する。
うに,フオトレジスト6aの周辺部の一部に20μm強
の厚みのフォトレジスト6bをパターニングする。続い
て,図5(c)及び図6(c)に示すように,接地導体
1となる金を20μm程度メッキにより形成した後,フ
オトレジスト6bを有機溶剤により,金属薄膜8の一部
をイオンミリングにより,フォトレジスト6aを有機溶
剤により順次除去する。最後に,図5(d)及び図6
(d)に示すように誘電体共振器4を半導体基板2の表
面上で,かつ,突起部(空洞)5dの上方に接着剤等に
より固定する。
イクロ波回路について説明する。本発明の第5の実施の
形態によるマイクロ波回路の構成は,図1に示すもの
と,接地導体の形状が異なる他は,同様の構造を有す
る。第5の実施の形態によるマイクロ波回路は,第1,
第2,及び第3の実施の形態によるものとは,その製造
方法が異なっている。
波回路の製造工程について,図7(a)〜(c)を参照
して説明する。図7は接地導体1を形成以降の工程を示
している。この製造方法は,接地金属1の形成を2回行
うことにより,突起部5の形成に伴い形成される接地導
体1の凹凸を平坦化している点に特長がある。
ジスト6を接地導体1の凸部に沿ってパターニングす
る。次に,図7(b)に示すように,フオトレジスト6
をマスクにして2回目の接地導体1の形成を行う。接地
導体1の形成方法は,図2〜図5に示した接地導体の形
成と同様な材料とプロセスとで形成されている。
レジスト6を除去した後,誘電体共振器4を半導体基板
2の表面上で,かつ,突起部5の上方に接着剤等により
固定する。
イクロ波回路について説明する。本発明の第6の実施の
形態によるマイクロ波回路の構成は,図7(c)に示す
ものと同様の構造を有する。第6の実施の形態によるマ
イクロ波回路の製造工程について図8(a)〜(c)を
参照して説明する。
ている。この製造方法は,突起部5の形成に伴い形成さ
れる接地導体1の凹凸を研磨工程により平坦化している
点に特徴がある。その製造方法は以下の通りである。
1を厚めに形成する。接地導体の形成方法は,図2〜図
5に示した接地導体の形成と同様な材料とプロセスとで
形成されている。次に,図8(b)に示すように,接地
導体1の凸部を研磨により平坦化する。最後に,図8
(c)に示すように,誘電体共振器4を半導体基板2の
表面上で,かつ,突起部5の上方に接着剤等により固定
する。
波回路をMMIC(Microwave Monolithic Integrated
Circuit )誘電体共振発振器(DRO)に適用した場合
の一例を示す平面図である。この例では,図6に示した
マイクロ波回路が適用されている。
μm厚の金から成る接地導体を有する半導体基板2,2
μm厚で30μm幅の金から成る中心導体3,10μm
厚のGaAsから成る突起部5,半径650μm,高さ
550μmの円柱型のBa(Mg,Ta)O3 から成る
誘電体共振器4,30μm角のバイアホール9,エピタ
キシャル層とAu/Ge/Ni/Auオーミック金属か
ら成る抵抗体10,SiNX を誘電膜に用いたMIMキ
ャパシタ11,バイアスパッド12,出力パッド13,
整合用オープンスタブ14,帰還用線路15,1/4波
長線路16,Ti/Alから成るゲート電極17,ドレ
イン電極18,ソース電極19,活性層20から構成さ
れる。ゲー卜電極17,Au/Ge/Ni/Auオーミ
ツク金属から成るドレイン電極18,ソース電極19,
活性層20により電界効果トランジスタ(FET)が構
成される。
ロ波回路をHIC( Hybrid Integrated Circuit) 誘電
体共振発信器(DRO)に適用した場合の一例を示す平
面図である。図10においては,図7に示したマイクロ
波回路を適用している。図10に示すように,DRO
は,中心導体(ストリップ導体)3,突起部5,誘電体
共振器4,抵抗体10,MIMキャパシタ11,出力パ
ッド13,整合用オープンスタブ14,帰還用線路1
5,1/4波長線路16が形成された100μm厚のア
ルミナから成る絶縁性基板21と,ゲート電極17,ド
レイン電極18,ソース電極19,活性層20を有する
FETチップ24と,チップコンデンサ23とが5mm
厚の銅表面に金をメッキした金属ブロック22上に固定
されることにより構成され,それぞれが直径10μm程
度の金線25により電気的に接続されている。尚,突起
部5は,アルミナから成る絶縁性基板21のエッチング
により形成されている。
ロ波回路を調整ビスを有するシールドケースに実装した
場合の一例を示す断面図である。図11では,図8に示
したマイクロ波回路を調整ビス26を有するシールドケ
ース27に実装した場合を示している。
のように誘電体共振器を用いた回路のチップは通常,図
11に示したような調整ビス26を有するシールドケー
ス27に実装して用いられる。シールドケース27は,
5mm厚の銅表面に金をメッキした金属により成り,調
整ビス26は,ネジ式で上下可動の密閉構造としてい
る。
半導体あるいは絶縁性基板の裏面に,部分的に突起部を
設けることにより,基板全体の厚みを増大させることな
く,しかも誘電体共振器とストリップ導体の半導体基板
表面に垂直な方向の距離を増大させることなく,誘電体
共振器を接地導体から遠ざけることが出来る。従って,
基板厚の増大と結合係数の低下を同時に回避しながら無
負荷Q値の低化を抑制できる効果がある。
ジストで形成することにより少ない工程数で上記の効果
を得ることができる。
ることにより,突起部の誘電損失に起因する無負荷Q値
の低下を同時に抑制できる。
い生じる接地導体の凹凸を平坦化することにより,本発
明のマイクロ波回路のシールドケース等への実装時の困
難を回避できる効果がある。
クロ波回路の平面図である。(b)は(a)のI−I´
線断面図である。
の第1の実施の形態によるマイクロ波回路の製造工程を
示す断面図である。
の第2の実施の形態によるマイクロ波回路の製造工程を
示す断面図である。
実施の形態によるマイクロ波回路の製造工程を示す断面
図である。
の第4の実施の形態によるマイクロ波回路の製造工程を
示す平面図である。
図5(a),(b),(c),及び(d)のII-II',II
I −III',IV−IV' ,V−V´線に沿う断面図である。
実施の形態によるマイクロ波回路の製造工程を示す断面
図である。
実施の形態によるマイクロ波回路を示す平面図である。
MICの誘電体共振発振器に適用した一例の平面図であ
る。
HICの誘電体共振発振器に適用した一例の平面図であ
る。
実装方法を示す断面図である。
ロ波回路の一例の平面図である。(b)は(a)のVI-V
I'線断面図である。
ロ波回路の他の例の平面図である。(b)は(a)のVI
I −VII'線断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 マイクロストリップ線路に誘電体共振器
を磁気的に結合させたマイクロ波回路において、前記マ
イクロストリップ線路を構成する基板の一面に前記誘電
体共振器を形成し、前記基板の一面に対向する他面の前
記誘電体共振器と対向する部分の基板自体に突起部を形
成したことを特徴とするマイクロ波回路。 - 【請求項2】 請求項1記載のマイクロ波回路におい
て,前記突起部は,前記基板と同じ材料で形成されてい
ることを特徴とするマイクロ波回路。 - 【請求項3】 請求項1記載のマイクロ波回路におい
て,前記突起部は,前記基板上に堆積された絶縁膜によ
り形成されていることを特徴とするマイクロ波回路。 - 【請求項4】 請求項1記載のマイクロ波回路におい
て,前記突起部は,前記基板上に堆積されたフォトレジ
ストにより形成されていることを特徴とするマイクロ波
回路。 - 【請求項5】 請求項1乃至4の内のいずれかに記載の
マイクロ波回路において,前記突起部を覆うように形成
される接地導体の前記突起部に対応した凹凸を平坦化し
たことを特徴とするマイクロ波回路。 - 【請求項6】 請求項1記載のマイクロ波回路におい
て,前記マイクロストリップ線路を構成する接地導体を
エアブリッジ状に形成し,前記突起部の代わりに空洞と
したことを特徴とするマイクロ波回路。 - 【請求項7】 請求項6記載のマイクロ波回路におい
て,前記接地導体の凹凸を平坦化したことを特徴とする
マイクロ波回路。
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