JP2800716B2 - 製造工程管理システム - Google Patents

製造工程管理システム

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JP2800716B2
JP2800716B2 JP13220495A JP13220495A JP2800716B2 JP 2800716 B2 JP2800716 B2 JP 2800716B2 JP 13220495 A JP13220495 A JP 13220495A JP 13220495 A JP13220495 A JP 13220495A JP 2800716 B2 JP2800716 B2 JP 2800716B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製造工程管理システムに
関し、特に、一つの作業単位に含まれる製品数が同一で
はなくて工程により変動し、最初の工程の作業単位に含
まれる製品群が工程が進むにつれて分割,統合を繰り返
し、一つの作業単位に含まれる製品の組み合わせが工程
により変化していく製造ラインにおける製造工程管理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の高度技術製品の製造にかかわる工
程数は非常に多く、製造設備も多種多様なものが用いら
れている。このため、同じ条件の下でまとめて処理され
る一作業単位の製品の数(言い換えれば設備製造ロット
の大きさ)も工程により異なる場合が少なくない。この
ような場合、製造ラインの最初の工程で設定されたロッ
ト(一作業単位の製品群)は、工程が進むにつれてロッ
ト分割,ロット統合を繰り返し、最終的に個々の製品は
非常に多様なロットの組み合わせ履歴を持つことにな
る。
【0003】従来、このように途中の工程でロットの分
割や統合が行われる場合には、構成が変化した後工程の
作業単位に対して新たなロット番号を採番し直すことが
行われており、特開平2−172659号公報には、ロ
ット番号の改版履歴をファイルとして持つことにより、
任意のロットの分割,統合の経緯をトレースして管理で
きる方法が提案されている。
【0004】一方、電子機器の組立て作業などのよう
に、一つのボード又はシャーシに大きさや取付け方の異
なる多様な部品や回路素子を多数の工程に分けて組み込
んでいく製造ラインにおいては、最初に付与した一つの
製品番号で全工程を通して製品ごとに管理を行うことが
可能であり、それが望ましい場合も少なくない。又、製
品群としてロット管理する場合でも、最初に製造ライン
に投入したときのロットの製品構成のまま、全工程を通
して変化しない管理単位で管理する方が都合がよい場合
も少なくない。
【0005】ところで、近代化された製造ラインにおい
ては、運搬ロボット等により製品を工程間で自動搬送す
ることが多いが、この際に次工程の作業単位ごとに一つ
のカセット(製品運搬容器)に収納して搬送するのが一
般的である。製造ラインの各工程の作業管理のためには
作業単位ごとの管理が不可欠であり、このために使用す
る作業実績報告として、カセット番号や製品番号のバー
コード読み取りもまとめて容易に行えるため、カセット
に注目したデータの収集および報告が一般的に行われて
いる。このような製造ラインでは、製品群を管理するた
めのロットを作業管理のためのカセットに合わせ、ロッ
ト番号とカセット番号とを1対1で対応させており、製
造ラインに製品を投入するときのカセット(最初の工程
の作業単位)の収納製品群に対し製品管理のためのロッ
ト番号を設定している。その後、製造中に作業単位の製
品構成が変化して前工程のカセットと後工程のカセット
とが1対1で対応しない場合には、ロット番号を採番し
直すことによりロット番号による製品管理を行ってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のロット
管理の方法では、作業管理のための管理単位と製品管理
のための管理単位とを同一とし、ロット番号を途中で採
番し直しているため、投入時のロット番号に注目して製
品管理を行う場合には、現在のロット番号から履歴情報
を参照して投入時のロット番号を検索する必要がある。
しかも、特開平2−172659号公報に記載されてい
るようなロットの分割,統合の履歴情報のみでは、現在
のロットを構成する各製品の投入時ロットを正確に把握
することは難しく、投入時ロットによる一貫した製品ト
レースができない欠点がある。
【0007】図10は従来方式によるロットの分割,統
合の一例を示すものであり、投入時の工程「1203
0」でそれぞれ10個の製品からなるロットA,ロット
Bの2ロットが、次の工程「12040」ではロット
C,ロットD,ロットEの3ロットに分割され、更に工
程「12050」でロットF,ロットGに統合された場
合を示している。この場合、図中に矢印で示した分割,
統合の履歴を参照することにより、ロットF,ロットG
は共に投入時のロットA,ロットBと関連することは分
かるが、具体的にロットFの構成製品にロットAの製品
とロットBの製品が含まれているのか、ロットAの製品
だけで構成されているのかを知ることは不可能である。
【0008】すなわち、図11に示すように、ロット
A,ロットBとして投入された製品番号「001」〜
「020」の20個の製品のうち、ロットDの4個の製
品をロットCの6個と統合してロットFのカセットに収
納するとき、若い番号から製品番号「007」〜「01
0」を選択するのか、逆に後の方から製品番号「01
0」〜「013」を選択するのかによって、ロットFの
構成製品がロットAの製品だけの場合(CASE1)
と、ロットA及びロットBの双方の製品が含まれる場合
(CASE2)とが生じることになる。
【0009】本発明の目的は、製造ラインの構成上望ま
しいカセットによる作業管理に併せて、製品管理上望ま
しい製品別および投入時ロット単位の管理を容易に併用
できる製造工程管理システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の製造工程管理
システムは、工程により一つの作業単位に含まれる製品
数が同一でなく工程が進むにつれ分割,統合を繰り返し
作業単位内の製品の組み合わせが変化していく製造ライ
ンの製造工程管理システムであって、同一工程の同一作
業単位に属する複数の製品を収納するカセットのカセッ
ト番号に対して当該カセットへの製品収納の完了を確認
した収納確認日時と収納製品数と工程番号とを格納しカ
セット単位の管理を行うためのカセット制御ファイル
と、製品を一意に識別する製品番号に対して当該製品が
収納されているカセットのカセット番号と収納確認日時
と製品群を管理するロット番号とを格納し製品単位の管
理を行うための製品管理ファイルと、製造ラインに製品
を投入するときに前記製品管理ファイルに製品番号とロ
ット番号とを設定し登録するロット設定登録手段と、各
工程の各作業単位の作業開始および終了時に行われる作
業実績報告に基づき前記カセット制御ファイル及び製品
管理ファイルを更新する管理ファイル更新手段と、前記
カセット制御ファイル及び製品管理ファイルから必要な
情報を検索,編集して出力する管理情報検索手段とを備
えて構成されている。
【0011】請求項2の製造工程管理システムは、請求
項1記載の製造工程管理システムにおいて、ロット番号
ごとに各工程の進捗状況を格納する工程進捗ファイル
と、各工程の各作業単位の作業開始および終了時に作業
実績報告に基づき前記製品管理ファイル及びカセット制
御ファイルを参照して前記工程進捗ファイルを更新する
工程進捗管理手段とを備え、前記管理情報検索手段には
前記工程進捗ファイルの情報を検索,編集して出力する
機能を併せ備えたことを特徴としている。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【0014】図1に示す本実施例の製造工程管理システ
ムは、カセットごとの管理を行うカセット制御ファイル
1と、製品ごとの管理を行う製品管理ファイル2と、ロ
ット番号ごとに各工程の進捗状況を管理する工程進捗フ
ァイル3と、製造ラインに製品を投入するときに製品管
理ファイル2に製品番号とロット番号とを設定し登録す
るロット設定登録手段4と、作業実績報告に基づき各工
程の各作業単位の作業開始時にカセット制御ファイル1
及び製品管理ファイル2を更新する管理ファイル更新手
段5と、作業実績報告に基づき各工程の各作業単位の作
業開始および終了時に製品管理ファイル2及びカセット
制御ファイル1を参照して工程進捗ファイル3を更新す
る工程進捗管理手段6と、要求に応じカセット制御ファ
イル1,製品管理ファイル2及び工程進捗ファイル3か
ら情報を検索,編集して出力する管理情報検索手段7と
を含んで構成されている。
【0015】カセット制御ファイル1は、同一工程の同
一作業単位に属する複数の加工対象製品を収納して、工
程間の製品搬送に使用されるカセットを管理するための
ファイルであり、図2に示すように、製造ラインで使用
される全カセットのカセット番号が登録されているカセ
ット番号欄11と、各カセットのカセット番号に対し
て、当該カセットへ収納される全製品の収納完了を確認
した収納確認日時を格納する収納日時欄12と、収納し
た製品数を格納する数量欄13と、搬送先の仕掛工程の
工程番号を格納する仕掛工程欄14とで構成されてい
る。
【0016】製品管理ファイル2は、製造ラインに投入
される加工対象製品を製品単位で管理するためのファイ
ルであり、図3に示すように、製造ラインに投入される
加工対象製品を一意に識別する製品番号を登録する製品
番号欄21と、製品群としてロット管理するためのロッ
ト番号を格納するロット番号欄22と、各製品番号に対
応して、当該製品が収納されているカセットのカセット
番号を格納するカセット番号欄23と、当該カセットへ
の全製品の収納完了が確認された収納確認日時を格納す
る収納日時欄24とで構成されている。
【0017】工程進捗ファイル3は、製品群管理のため
に設定したロットの進捗状況を管理するためのファイル
であり、図4に示すように、ロット番号を格納するロッ
ト番号欄31と、仕掛工程の工程番号を格納する仕掛工
程欄32と、当該工程における作業着手製品の数を格納
する開始数欄33と、当該工程における作業終了製品の
数を格納する完了数欄34とで構成されている。
【0018】ロット設定登録手段4は、製造ラインに加
工対象製品を投入するときに、製品管理ファイル2に各
製品の製品番号を登録し、各製品番号に対応して製品群
管理のためのロット番号を設定し登録する。
【0019】管理ファイル更新手段5は、各工程の各作
業単位の作業開始および終了時に行われる作業実績報告
に基づき、カセット制御ファイル1の該当するカセット
番号に対し、収納確認日時,製品数,工程番号を更新
し、製品管理ファイル2の該当する製品番号に対し、カ
セット番号と収納確認日時とを更新する。
【0020】工程進捗管理手段6は、各工程の各作業単
位の作業開始および終了時に行われる作業実績報告に基
づき、製品管理ファイル2及びカセット制御ファイル1
を参照し、工程進捗ファイル3の該当するロット番号に
対応する各工程番号の作業着手製品数と作業終了製品数
とを更新する。
【0021】管理情報検索手段7は、利用者からの要求
に応じ、カセット制御ファイル1,製品管理ファイル2
及び工程進捗ファイル3から必要な情報を検索,編集
し、管理情報として出力する。
【0022】次に、工程の進捗につれて作業単位(カセ
ット)の製品数が図5に示すように変化する場合を例
に、工程ごとの各手段の動作と各ファイルのデータの変
遷について説明する。図5に示す工程ごとの作業単位の
変化は、図10の場合と同じであるが、製品群管理のた
めのロット番号は途中では変更しない。
【0023】まず、製品番号「001」〜「020」の
20個の製品をロットA,ロットBの2ロットに分け、
工程「12030」へ投入する。このとき、ロット設定
登録手段4により、図3に示すように、製品管理ファイ
ル2の製品番号欄21に製品番号「001」〜「02
0」が登録され、ロット番号欄22にロット番号「A」
及び「B」が設定される。続いて、ロット別にカセット
「001」及びカセット「002」に収納された加工対
象製品が、工程「12030」の各製造装置の場所に搬
送されると、作業開始時に行われる作業実績報告に基づ
いて、管理ファイル更新手段5により、図2に示すよう
に、カセット制御ファイル1のカセット番号「001」
及び「002」に対応する収納日時欄12,数量欄1
3,仕掛工程欄14の値が順次更新格納されると共に、
製品管理ファイル2のカセット番号欄23及び収納日時
欄24に、図3に示すように対応するデータが格納され
る。なお、収納日時欄12,24に格納される値は、カ
セットに製品の収納が行われた実際の日時ではなく、作
業実績報告時に一括して確認された日時である。
【0024】これと同時に、製品管理ファイル2及びカ
セット制御ファイル1を参照し、工程進捗管理手段6に
より図4に示すような工程進捗ファイル3が作成され、
ロットA及びロットBにつき、それぞれ仕掛工程欄32
及び開始数欄33にデータが格納される。
【0025】工程の進捗に伴って各作業単位の終了およ
び開始時に行われる作業実績報告により、管理ファイル
更新手段5及び工程進捗管理手段6は、カセット制御フ
ァイル1,製品管理ファイル2及び工程進捗ファイル3
を更新する。図6はカセット制御ファイル1の更新状況
を示しており、各工程の各作業単位の開始時に行われる
作業実績報告により、該当するカセット番号のレコード
にデータが格納されていく。図6の中段は、工程「12
040」の作業単位を示すカセット「003」〜「00
5」の開始報告がすべて完了した時点の状態を示してい
る。この場合、前工程で使用されたカセット「001」
及び「002」の格納データは、各作業単位の作業が完
了した時点で削除してもよいが、当該カセットが再使用
され格納データが更新されるまで図のようにそのまま残
して置いて差し支えない。なお、一つの工程の処理時間
が長く、ある作業単位の処理が終了するまでの間にその
作業単位に製品を搬送したカセットが他の工程間の製品
搬送等に再使用される場合には、そのカセット番号の当
該作業単位を表すデータは当該作業単位の処理が終了す
るまで保持して置く必要があるので、一つのカセット番
号に対して複数組のデータを格納できるようにすること
が必要である。
【0026】図7は製品管理ファイル2の更新状況を示
しており、各作業単位の開始時に行われる作業実績報告
により、カセット番号欄23及び収納日時欄24の両デ
ータが逐次更新される。製品管理ファイル2の各製品番
号のレコードは、当該製品番号を含むロットの全製品が
完了するまで保持される。なお、ロットA及びロットB
の製品の完了前に次のロットが同じ製造ラインに投入さ
れる場合には、製品番号「001」〜「020」のレコ
ードに加え、製品番号「021」〜「040」のレコー
ドが登録され、別のロット番号が設定される。
【0027】なお、工程進捗ファイル3は、各作業単位
の開始および終了の作業実績報告時に、工程進捗管理手
段6によって図8のように更新される。すなわち、各カ
セットの収納日時により、ロット別,工程別の開始数お
よび完了数が算出され更新される。図8の上段は、カセ
ット「003」の開始報告を受領した時点の状態を、中
段はカセット「004」の開始報告を受領した時点の状
態を、下段はカセット「006」の開始報告を受領した
時点の状態を示している。
【0028】図9は管理情報検索手段7の動作を示すフ
ローチャートである。以下、図9を参照して管理情報検
索手段7の検索動作について説明する。あるロットに属
する製品の工程の進捗を知りたい場合、利用者はまずロ
ット番号を入力する(ステップS51)。管理情報検索
手段7は、入力されたロット番号で製品管理ファイル2
を検索して該当レコードを抽出する(ステップS5
2)。抽出した各レコードについてカセット番号と収納
日時との両者をキーとしてカセット制御ファイル1を検
索し(ステップS53)、製品単位の出力要求の場合
(ステップS54)、製品番号と対応させカセット番
号,収納日時,仕掛工程が出力される(ステップS5
5,56)。これにより、製品ごとの工程の進捗状況を
知ることができる。なお、カセット単位の出力要求の場
合は(ステップS54)、カセット制御ファイル1から
検索したレコードの情報がそのまま出力される(ステッ
プS57)。これにより、指定ロットの製品がどの工程
のどの作業単位(カセット)で仕掛中であるかを知るこ
とができる。
【0029】なお、図9には示されていないが、工程単
位の進捗状況の出力が必要な場合には、管理情報検索手
段7が入力されたロット番号をキーとして工程進捗ファ
イル3を検索し、該当するロット番号の格納データを出
力する。
【0030】上述の実施例は、カセットごとの管理を行
うカセット制御ファイル1と、製品ごとの管理を行う製
品管理ファイル2とに加え、ロット番号ごとに各工程の
進捗状況を管理する工程進捗ファイル3と、これを更新
する工程進捗管理手段6備えており、カセット単位の
作業実績報告により、製品別,カセット別の工程進捗情
報のほか、工程別の情報も簡単に出力できるよう構成さ
れているものとした。このうち、工程進捗ファイル3及
び工程進捗管理手段6は省略することが可能であり、カ
セット単位の作業実績報告により、製品別,カセット別
の工程進捗情報を簡単に出力でき、ほぼ同等の効果を得
ることができる。
【0031】又、上記実施例の説明に際して、製品管理
のためのロットの設定は、製造ラインの最初の工程に加
工対象製品を投入するときのカセットと同一としたが、
ロットの設定は上記に限定されるものではなく、自由に
設定することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の製造工程
管理システムは、カセットごとの管理を行うカセット制
御ファイルと、製品ごとの管理を行う製品管理ファイル
とを設け、作業管理のためのカセット管理と製品管理の
ためのロット管理とを分離し、製造工程中に作業単位
(カセット)の構成が分割や統合により変化しても、製
品管理のためのロット番号は採番し直すことなく、投入
時に採番された不変のロット番号により一貫して製品群
の進捗管理を行うように構成した。その結果、製造ライ
ンの作業管理に適したカセット単位での作業実績報告に
基づき、ロット番号による個別製品別,カセット別の工
程進捗情報を簡単に出力することができ、製品投入時ロ
ット単位の製品管理とカセット単位の工程管理とを容易
に両立させることができる。また、工程進捗ファイル及
び工程進捗管理手段を設けることにより、ロット単位の
進捗状況の把握を更に効率的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示したカセット制御ファイルの構成例の
説明図である。
【図3】図1に示した製品管理ファイルの構成例の説明
図である。
【図4】図1に示した工程進捗ファイルの構成例の説明
図である。
【図5】図1におけるカセット分割,統合の一例を示す
説明図である。
【図6】カセット制御ファイルの更新状況の説明図であ
る。
【図7】製品管理ファイルの更新状況の説明図である。
【図8】工程進捗ファイルの更新状況を示す説明図であ
る。
【図9】図1の管理情報検索手段の動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】従来のロット管理方式によるロット分割,統
合の一例を示す説明図である。
【図11】図10の従来方式における問題点を示すため
の説明図である。
【符号の説明】
1 カセット制御ファイル 2 製品管理ファイル 3 工程進捗ファイル 4 ロット設定登録手段 5 管理ファイル更新手段 6 工程進捗管理手段 7 管理情報検索手段 11,23 カセット番号欄 12,24 収納日時欄 13 数量欄 14,32 仕掛工程欄 21 製品番号欄 22,31 ロット番号欄 33 開始数欄 34 完了数欄

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工程により一つの作業単位に含まれる製
    品数が同一でなく工程が進むにつれ分割,統合を繰り返
    し作業単位内の製品の組み合わせが変化していく製造ラ
    インの製造工程管理システムであって、同一工程の同一
    作業単位に属する複数の製品を収納するカセットのカセ
    ット番号に対して当該カセットへの製品収納の完了を確
    認した収納確認日時と収納製品数と工程番号とを格納し
    カセット単位の管理を行うためのカセット制御ファイル
    と、製品を一意に識別する製品番号に対して当該製品が
    収納されているカセットのカセット番号と収納確認日時
    と製品群を管理するロット番号とを格納し製品単位の管
    理を行うための製品管理ファイルと、製造ラインに製品
    を投入するときに前記製品管理ファイルに製品番号とロ
    ット番号とを設定し登録するロット設定登録手段と、各
    工程の各作業単位の作業開始および終了時に行われる作
    業実績報告に基づき前記カセット制御ファイル及び製品
    管理ファイルを更新する管理ファイル更新手段と、前記
    カセット制御ファイル及び製品管理ファイルから必要な
    情報を検索,編集して出力する管理情報検索手段とを備
    えたことを特徴とする製造工程管理システム。
  2. 【請求項2】 ロット番号ごとに各工程の進捗状況を格
    納する工程進捗ファイルと、各工程の各作業単位の作業
    開始および終了時に作業実績報告に基づき前記製品管理
    ファイル及びカセット制御ファイルを参照して前記工程
    進捗ファイルを更新する工程進捗管理手段とを備え、前
    記管理情報検索手段には前記工程進捗ファイルの情報を
    検索,編集して出力する機能を併せ備えたことを特徴と
    する請求項1記載の製造工程管理システム。
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