JP2797932B2 - ドロス除去装置 - Google Patents

ドロス除去装置

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JP2797932B2 JP29764493A JP29764493A JP2797932B2 JP 2797932 B2 JP2797932 B2 JP 2797932B2 JP 29764493 A JP29764493 A JP 29764493A JP 29764493 A JP29764493 A JP 29764493A JP 2797932 B2 JP2797932 B2 JP 2797932B2
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正典 栗原
昇 田口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融めっき浴槽の底部
に堆積したドロスを除去する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】溶融めっき、例えば、溶融亜鉛めっきに
おいては、めっき浴中を通過する鋼帯からFeが溶出
し、このFeがめっき浴中のZnと反応して金属間化合
物FeZn7 を主成分とする沈殿物が生成する。この沈
殿物は一般にドロスと呼ばれており、このドロスは、生
成時にはその粒径が数μm程度の非常に小さいものであ
るため、めっき浴中に浮遊しているが、合体したり、成
長したりして大きくなり、やがて溶融めっき浴槽の底部
に堆積する。この堆積量は操業時間の経過とともに増加
する。そして、このドロスはめっき浴との比重差が小さ
く、その沈降速度が小さいので、堆積量が増大すると、
鋼帯の走行に伴うめっき浴の随伴流によって、堆積して
いたドロスの一部が舞い上がり、めっき浴中に浮遊す
る。
【0003】ドロスの粒子が多数浮遊しているめっき浴
中でめっきを行うと、鋼帯の表面にドロスが付着し、製
品の品質が著しく低下する。すなわち、めっき皮膜の外
観性が悪くなったり、不めっきやピンホールの生成によ
る耐食性の低下などの表面欠陥が起こる。
【0004】このような問題に対処したドロス除去技術
としては、例えば、図7に示す実開平2−146153
号公報に提案されている装置がある。この装置において
は、ドロス41が堆積している溶融めっき浴槽1の底
に、半球状で無底のドロス回収フード30が伏せて置か
れる。このドロス回収フード30には浴流入管31、気
体噴射管32が器壁を貫通させて設けられ、気体噴射管
32の他端は浴面上に露出し、圧縮気体源に接続されて
いる。又、ドロス回収フード30の頂部には回収ドロス
上昇管33が連通させて設けられており、その他端は逆
U字に曲げられてめっき浴40上の空間に露出してい
る。そして、この回収ドロス上昇管33の先端直下には
ドロス濾過器34が設けられている。
【0005】この装置によってドロスを除去する場合、
ドロス回収フード30内へ気体噴射管32から圧縮気体
を吹き込み、浴流入管31からめっき浴を流入させる。
堆積しているドロス41は流入するめっき浴と共に回収
ドロス上昇管33を上昇し、ドロス濾過器34上に排出
され、濾過されて除去される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、溶融めっき浴槽1の底から汲み上げたドロス41を
分離するために、濾過器34が用いられている。しか
し、前述のように、ドロスの粒子は非常に小さく、その
多くは数μm〜数百μm程度の粒子であるため、フィル
ターの目詰まりが激しく、フィルターの交換を頻繁に行
わなければならない。このため、槽底に堆積しているド
ロスの除去作業に際しては、長時間を要し、又、多大の
労力をも要する。本発明は、溶融めっき浴槽の底に堆積
しているドロスを効率よく短時間で除去することができ
るドロス除去装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第一の発明においては、溶融めっき浴槽内に配設
されるドロス回収箱を有し、このドロス回収箱の下部側
壁に開口が設けられ、この開口にめっき浴を吸入させる
ための管路が接続され、ドロス回収箱の上部にはこのド
ロス回収箱内のめっき浴を溶融めっき浴槽へ排出させる
ためのポンプが備えられている。
【0008】又、第二の発明においては、溶融めっき浴
槽内に配設されるドロス回収箱と、このドロス回収箱内
の底部に配置されるバケットよりなり、ドロス回収箱は
上部が開放されてバケットの出し入れが可能な形状に形
成され、ドロス回収箱の下部側壁には開口が設けられ、
この開口にめっき浴を吸入させるための管路が接続さ
れ、ドロス回収箱の上部にはこのドロス回収箱内のめっ
き浴を溶融めっき浴槽へ排出させるためのポンプが備え
られている。更に、第三の発明においては、上記第一の
発明及び第二の発明におけるドロス回収箱が懸装されて
おり、水平方向に移動可能に構成されている。
【0009】
【作用】上記各発明においては、何れも、溶融めっき浴
槽内に配設させるドロス回収箱を有しており、このドロ
ス回収箱には、その下部にドロスを吸入させるための管
路が接続され、上部にはめっき浴を排出させるためのポ
ンプが備えられている。このため、ポンプを作動させ、
ドロス回収箱内のめっき浴を排出することによって、溶
融めっき浴槽内のめっき浴をドロス回収箱内へ吸引さ
せ、このめっき浴を再び溶融めっき浴槽内へ還流させる
ことができる。このようなめっき浴の還流を継続させる
と、めっき槽の底に堆積していたドロスがめっき浴と共
にドロス回収箱内へ吸引され、めっき槽から除去され
る。そして、ドロス回収箱へ吸引されたドロスはドロス
回収箱内で沈降し、その底部に集められる。
【0010】このようにしてドロス回収箱内に集められ
たドロスは、次のように取り出される。第一の発明にお
いては、ドロス回収箱を引き上げ、内部に溜まっている
ドロスを取り出す。又、第二の発明においては、ドロス
回収箱の底部に配置されているバケットを引き上げ、そ
の中に溜まっているドロスを取り出す。第三の発明にお
いては、ドロス回収箱を水平方向に移動し、めっき浴槽
底部に分布したドロスを効率良く回収し取り出す。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例が溶融めっき浴槽内
に配設された状態を示す概略の断面図である。1は溶融
めっき浴槽、2はシンクロール、3は鋼帯、4はスナウ
トであり、鋼帯3は矢印の方向に走行する。又、6はめ
っき付着量を調整するためのガスワイピングノズルであ
る。40は溶融金属のめっき浴、41はドロスを示す。
【0012】上記のように構成された溶融めっき浴槽1
内にドロス回収箱10が配設されている。このドロス回
収箱10の下部側壁には、そのシンクロール2側であっ
て、且つドロス回収箱10の底から所定の間隔をあけた
位置に、溶融めっき浴槽1内と同通させるための開口1
1が設けられている。そして、開口11にはめっき浴を
吸入させるための管路12が接続されている。又、ドロ
ス回収箱10の上部にはこのドロス回収箱10内のめっ
き浴を溶融めっき浴槽1へ排出させるための気泡ポンプ
14aが備えられている。15は気泡ポンプ14aに窒
素ガスを供給するためのガス供給管である。
【0013】ドロス回収箱10は、少なくとも下部の平
面形状が長方形の箱であって、上部よりも下部の方が大
きく、階段状の形状になっている。このドロス回収箱1
0の下部側壁に接続されている上記管路12は、図2の
ように、角度αが30°〜45°程度になるように下向
きに傾斜している。又、この管路12はその吸入口13
が長方形で、管路全体としてスリット状に形成されてい
る。そして、その深さhは通常0.5cm〜2cm程度
になっている。
【0014】ドロス回収箱10の下部は吸入されためっ
き浴中のドロスを沈降させるための部分であって、その
大きさ(平面の断面積)はめっき浴の吸入量とドロスの
沈降速度との関係によって決定されるものであるが、そ
の幅Wを管路12の深さhとの比較値で表せば、幅Wは
管路の深さhに対し約50倍以上であることが望まし
い。又、ドロス回収箱10の奥行D(鋼帯の幅方向)は
溶融めっき浴槽1の内法寸法に近づけた値にするのがよ
い。
【0015】上記の構成による装置おいて、ガス供給管
15から窒素ガスを供給して気泡ポンプ14aを作動さ
せると、ドロス回収箱10内のめっき浴が溶融めっき浴
槽1へ排出される。このめっき浴の排出によって、ドロ
ス回収箱10の下部に接続された管路12を経て溶融め
っき浴槽1内のめっき浴がドロス回収箱10内へ吸引さ
れる。そして、溶融めっき浴槽1からドロス回収箱10
を経て再び溶融めっき浴槽1へ戻るめっき浴の還流が始
まる。この際、還流させるめっき浴の流量は、管路12
内を通過するめっき浴の流速が0.01m/秒〜0.1
m/秒程度になるようにする。このめっき浴の流速は1
0μm〜200μmのドロスの粒子がめっき浴と共に流
れることができる流速である。
【0016】そして、上記管路12の先端部近傍におけ
る溶融めっき浴槽の底部には、図中、矢印で示すような
めっき浴の流れが形成され、このめっき浴流と共に溶融
めっき浴槽1の底部に堆積しているドロス41がドロス
回収箱10内へ吸入される。このようにして底部のドロ
ス41が吸引されるので、溶融めっき浴槽1の底部に
は、或る量以上のドロス41は残留しなくなり、その堆
積量は操業に支障がない程度に抑えられる。
【0017】一方、ドロスと共にドロス回収箱10内へ
吸引されためっき浴は、ドロス回収箱10内を上昇する
が、ドロス回収箱10内へ入ると、その流速が極端に遅
くなるので、同伴してきたドロスは沈降する。この際、
ドロス回収箱10においては、管路12がその底から所
定の間隔をあけた位置に接続されているので、その接続
部(開口11)よりも下の部分はめっき浴が流通しない
淀みになり、ドロスはこの淀みに堆積する。そして、ド
ロスが分離されためっき浴だけが気泡ポンプ14aによ
って溶融めっき浴槽1へ還流される。
【0018】ドロス回収箱10内のドロスの量が所定量
になった段階で、気泡ポンプ14aを停止し、クレーン
25によってドロス回収箱10を徐々に引上げる。次い
で、ドロス回収箱10がめっき浴上に引き上げると、ド
ロス吸入路12から上澄みのめっき浴が排出し、ドロス
回収箱10内にはドロスを主とするものだけが残る。そ
して、ドロス回収箱10を溶融めっき浴槽1の外へ搬出
し、管路12が下向きになるようにドロス回収箱10を
傾斜させ、ドロスを排出させる。そして、ドロスを排出
させたドロス回収箱10を再び溶融めっき浴槽1内へ入
れ、ドロスの除去を開始する。
【0019】なお、上記実施例においては、ドロス回収
箱10の形が上部よりも下部の方が大きい階段状の形状
である場合について説明したが、この実施例は、特に上
部の専有面積をできるだけ小さくし、溶融めっき浴槽が
既設のものであっても、容易に配設できるように考慮し
たものである。このため、このような考慮を要しない場
合には、その形状は直方体であってもよい。
【0020】又、上記実施例においては、ドロス回収箱
10の下部側壁に接続されている管路12がスリット状
に形成されているが、これを奥行き方向に分割し、複数
本の管路、例えば複数本のパイプにしてもよい。さら
に、上記実施例においては、ドロス回収箱10のめっき
浴を排出する手段として気泡ポンプ14aを備えている
が、この手段は気泡ポンプに限定されるものではなく、
例えば、電磁ポンプなとのように、めっき浴を移送すこ
とができるものであればよい。
【0021】図3は本発明の他の実施例が溶融めっき浴
槽内に配設された状態を示す概略の断面図である。な
お、この図はシンクロールなどの浴中機器を取り外した
状態を示す図である。図3において、図1と同じ部分に
ついては同一の符号を付し説明を省略する。本実施例に
おいては、ドロス回収箱10が支持部材16及び台車1
7によってレール19に懸吊されている。18は台車の
車輪であり、ドロス回収箱10は水平方向(シンクロー
ルが取り付けられる方向及びその逆方向)に移動可能に
なっている。
【0022】従って、この装置は、図1の装置と同様に
ドロス回収箱10を一か所に固定配置してドロスの除去
操作を行い、ドロスの堆積量を操業に支障がない程度に
抑えることもできるし、又、ドロス回収箱10をシンク
ロールが取り付けられる方向に徐々に移動させ、操業中
には除去できずに堆積しているドロスを残らず除去する
こともできる。ドロス回収箱10を移動させるドロスの
除去は、操業上許容される程度に堆積しているドロスを
取り除き、溶融めっき浴槽1を清掃する作業であり、こ
のドロス回収箱10を移動させるドロスの除去は、シン
クロールなどの浴中機器を交換する場合などの操業休止
時に行う。
【0023】図4は本発明のさらに他の実施例が溶融め
っき浴槽内に配設された状態を示す概略の断面図であ
る。図4において、図1と同じ部分については同一の符
号を付し説明を省略する。この実施例においては、ドロ
ス回収箱10が直方体の形になっており、その底には沈
降したドロス41を溜めるためのバケット20が出し入
れ可能な状態で配置されている。21はバケット20を
吊り上げるための線状部材、22はクレーンのフックを
掛けるための吊り輪である。そして、ドロス回収箱10
の上部には電磁ポンプ14bが備えられている。
【0024】上記の構成による装置おいて、電磁ポンプ
14bを作動させると、図1の装置の場合と同様に、溶
融めっき浴槽1内のめっき浴がドロス回収箱10内へ吸
入され、溶融めっき浴槽1からドロス回収箱10を経て
再び溶融めっき浴槽1へ戻るめっき浴の還流が始まる。
このめっき浴の還流によって、溶融めっき浴槽1の底部
に堆積しているドロス41はめっき浴と共にドロス回収
箱10内へ吸入される。そして、めっき浴と共にドロス
回収箱10内へ吸引されたドロスは、その底部に沈降
し、バケット20内へ溜まる。
【0025】バケット20内のドロスの量が所定量にな
った段階で、電磁ポンプ14bを停止し、クレーン25
によってバケット20を静かに引上げてドロスを排出す
る。そして、ドロスを排出したバケット20を再び溶融
めっき浴槽1内へ入れ、ドロスの除去操作を再開する。
なお、上記実施例においては、ドロス回収箱10内のめ
っき浴を排出する手段として電磁ポンプ14bを備えて
いるが、この手段は電磁ポンプに限定されるものではな
く、図1の装置と同じ気泡ポンプであってもよい。
【0026】図5は本発明のさらに又他の実施例が溶融
めっき浴槽内に配設された状態を示す概略の断面図であ
る。この図はシンクロールなどの浴中機器を取り外した
状態を示す図である。図5において、図3又は図4と同
じ部分については同一の符号を付し説明を省略する。本
実施例は、図3の装置と同様に、ドロス回収箱10がレ
ール19に懸吊されており、水平方向に移動可能になっ
ている。従って、この装置は、図3の装置と同様に、ド
ロス回収箱10を一か所に固定配置してドロスの除去操
作を行うことが可能であると共に、ドロス回収箱10を
移動させ、操業中には除去できなかったドロスを除去す
ることもできる。
【0027】図6は図5の装置が操業中の溶融めっき浴
槽内に配設された状態の上部を示す斜視図である。図6
において、図4及び図5と同じ部分については同一の符
号を付し説明を省略する。23はドロス回収箱移動装置
で、シンクロールなどの浴中機器を取り外した場合など
にドロス回収箱10を移動させる際に駆動する。24は
レール移動装置で、操業中にはレール18を浴中機器類
よりも手前に引っ込め、又ドロス回収箱10を移動させ
るためにレール19を押し出す際に駆動する。
【0028】
【発明の効果】本発明においては、溶融めっき浴槽内に
配設させるドロス回収箱を有し、このドロス回収箱に
は、その下部にドロスを吸入させるための管路が接続さ
れ、上部にはめっき浴を排出させるためのポンプが備え
られている。このため、ポンプを作動させることによっ
て、めっき浴と共に溶融めっき浴槽内に堆積しているド
ロスをドロス回収箱内へ吸引して除去し、この吸入した
ドロスをドロス回収箱内で沈降させ、その底部に集めて
回収することができる。このため、操業中にドロスの除
去を行うことができ、ドロスの堆積量を操業上支障がな
い程度に抑制することができる。
【0029】又、ドロス回収箱を移動可能に構成した装
置においては、操業休止時に、ドロス回収箱を移動させ
つつポンプを作動させることによって、操業中には除去
できずに堆積しているドロスを除去し、溶融めっき浴槽
の清掃を行うことができる。
【0030】本発明を使用すれば、溶融めっき浴槽の底
に堆積しているドロスを効率よく除去することができる
と共に、ドロスの堆積量が常に操業上支障がない程度に
抑制されるので、製品の表面欠陥が減少し、その品質が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が溶融めっき浴槽内に配設さ
れた状態を示す概略の断面図である。
【図2】ドロス回収箱下部の一部断面を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例が溶融めっき浴槽内に配設
された状態を示す概略の断面図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例が溶融めっき浴槽内
に配設された状態を示す概略の断面図である。
【図5】本発明のさらに又他の実施例が溶融めっき浴槽
内に配設された状態を示す概略の断面図である。
【図6】図5の装置が操業中の溶融めっき浴槽内に配設
された状態を示す上部の斜視図である。
【図7】従来のドロス除去装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 溶融めっき浴槽 2 シンクロール 3 鋼帯 4 スナウト 6 ガスワイピング 10 ドロス回収箱 11 溶融めっき浴槽内と同通させるための開口 12 めっき浴を吸入させるための管路 13 管路の吸入口 14a 気泡ポンプ 14b 電磁ポンプ 15 ガス供給管 16 支持部材 17 台車 18 台車の車輪 19 レール 20 バケット 21 線状部材 22 吊り輪 23 ドロス回収箱移動装置 24 レール移動装置 25 クレーン 40 溶融金属のめっき浴 41 ドロス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 昇 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 岩渕 正洋 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−263052(JP,A) 特開 平4−232235(JP,A) 実開 昭64−37462(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C23C 2/00 - 2/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融めっき浴槽内に配設されるドロス回
    収箱を有し、このドロス回収箱の下部側壁に開口が設け
    られ、この開口にめっき浴を吸入させるための管路が接
    続され、前記ドロス回収箱の上部にはこのドロス回収箱
    内のめっき浴を前記溶融めっき浴槽へ排出させるための
    ポンプが備えられたドロス除去装置。
  2. 【請求項2】 溶融めっき浴槽内に配設されるドロス回
    収箱と、このドロス回収箱内の底部に配置されるバケッ
    トよりなり、前記ドロス回収箱は上部が開放されて前記
    バケットの出し入れが可能な形状に形成され、前記ドロ
    ス回収箱の下部側壁には開口が設けられ、この開口にめ
    っき浴を吸入させるための管路が接続され、前記ドロス
    回収箱の上部にはこのドロス回収箱内のめっき浴を前記
    溶融めっき浴槽へ排出させるためのポンプが備えられた
    ドロス除去装置。
  3. 【請求項3】 ドロス回収箱が懸装され、水平方向に移
    動可能に構成された請求項1又は2記載のドロス除去装
    置。
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