JP2796560B2 - ソフトカプセル用ダイロール - Google Patents

ソフトカプセル用ダイロール

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JP2796560B2 JP1040016A JP4001689A JP2796560B2 JP 2796560 B2 JP2796560 B2 JP 2796560B2 JP 1040016 A JP1040016 A JP 1040016A JP 4001689 A JP4001689 A JP 4001689A JP 2796560 B2 JP2796560 B2 JP 2796560B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、ソフトカプセル製造機のダイロールに係
り、特に、カプセル形成穴の配列に改良を施したものに
関するものである。
<従来の技術> ソフトカプセル製造の一般的な原理を示すと、第4図
の如くである。
すなわち、長手方向に2本の相対向するカプセルダイ
ロール1,1を設け、これら両ロール1,1の上側転接部の凹
み部分に僅かな隙間を持って加熱手段兼薬液等注入部2
を設け、この薬液等注入部2の左右の隙間から、ゼラチ
ンフイルム3,3を加熱しつつ供給し、カプセルダイロー
ル1,1の転接部に導き、一方、薬液等注入部2からは、
例えばピストンポンプ4での押圧により、薬液5をゼラ
チンフイルム3,3の間に注入する。カプセルダイロール
1,1の外周には、多数の半球状のカプセル形成穴(型
穴)6・・・,6・・・があって、これらの各対応する穴
6,6が丁度ダイロール1,1の転接部で適合するようになっ
ているため、両カプセル成形穴6,6部分で、ゼラチンフ
イルム3,3は、薬液入りの球状カプセルとして成形さ
れ、下方の篩部7で、ゼラチンフイルム3,3より分離さ
れて、目的のカプセルC・・・が得られる。
<発明が解決しようとする課題> ところが、上記のようにして出来上がってくるカプセ
ルCをよく観察すると、例えば第5図に示したようにゼ
ラチンフイルム3,3の上側および下側の接合部3a,3bにお
いて、フイルム層が薄く、均一でないことが多い。特
に、下側の接合部3bにあってはこの傾向が大きく、経時
的にカプセルCの液洩れを招くことがある。
その原因としては、種々のことが考えられるが、例え
ば、(1).2枚のゼラチンフイルム3,3は回転するカプ
セルダイロール1,1により引き込まれ、その際、カプセ
ルダイロール1,1の回転力(引張力)はゼラチンフイル
ム3,3の各部に均一に作用するわけでなく、下側になる
程大きくなる傾向があること、(2).また、このゼラ
チンフイルム3,3自体も高温溶融状態で、しかも上記ダ
イロール1,1の引張力により引き延ばされた延伸状態に
あるため、その内部には常に収縮力が働いていること、
等の微妙な力関係が挙げられる。
このため、従来、カプセル接合部3a,3bの薄肉化を防
止するため、例えば第6図に示したようにダイロール1
のカプセル成形穴6の歯部8の窪み深さ(高さ)Hと使
用するゼラチンフイルム3の厚さtを特定の関係に設定
したり(特公昭61−12698号)、あるいは第7図に示し
たようにダイロール1のカプセル成形穴6の歯部8の一
部にゼラチンの保留部9を設けて、特に下側の接合部3b
に補充したりする(特開昭57−86351号)等、微妙な工
夫が強いられている。
そして、このような条件を満たす一般的なカプセルダ
イロール1の一例を示すと、第8図の如くである。つま
り、その外径が102.8mm、ダイロール1の全長(L)が1
52.5mm程度の場合で、長径15.7mm、短径10.3mmの楕円形
状のカプセル成形穴6・・・(総穴数168個)を配列し
ようとする場合、軸方向に7列で、周方向に24等分し
て、互いに隣接する各カプセル成形穴6,6間の歯部8,8同
志の近接部(最も接近した部分)の離間距離lは2mm以
上としてある。
従来、この歯部8,8同志の近接部離間距離lを2mm以上
としたのは、特別な深い意味があるわけではなく、この
間隔があまり小さいと、ダイロール自体の加工が大変で
あることや、また、現場の経験則から出来上がったカプ
セルCに歪みが生じると考えられていたからであると、
推測される。
ところが、この点に関して、本発明者等がさらに鋭意
検討したところ、次のような結論に到達した。
つまり、2個のカプセルダイロール1,1は当然のこと
として、その外周は円形であり、この面に形成されたカ
プセル成形穴6,6の表面すなわち歯部8,8表面も緩くでは
あるが、曲面となっている。そして、この二つの対向す
るカプセル成形穴6,6は、カプセル製造時、カプセルダ
イロール1,1の回転によって互いに転接するわけである
が、その際、下側から先に転接し、上側へと移行してい
く。実際、この工程はカプセルダイロール1,1の回転が
速いため、瞬間的に行われる。
しかしながら、このことは、ある時点を静止的に捉え
た場合、互いに転接する歯部8,8での接合切断は、歯部
8,8の全面で均一に行われるわけではなく、下側が接合
切断されようとするとき、上側はその準備段階に入った
だけというような差異となって現れることが判る。
また、この接合切断において、ゼラチンフイルム3,3
には適度の弾性があるため、歯部8,8同志の喰い込みと
同時に直ちに接合切断が完了するわけではなく、ある転
接長さ(転接ストローク)が過ぎて、初めて完全な接合
切断が完結するようになっている。
従って、例えば第9図に示したように、カプセル製造
時を想定して、互いに転接するカプセルダイロール1,1
の一方の最下端のカプセル成形穴6を例に取って説明す
ると、環状の歯部8の下側半分によりゼラチンフイルム
3,3の下側が接合切断態勢に入っていても(図中、Xは
切断領域を示す)、上側はまだ接合切断の準備段階にあ
ると言える。そのため、互いに隣接するカプセル成形穴
6,6間の歯部8,8同志の近接部離間距離lが大きいと、ゼ
ラチンフイルム3,3の残部(カプセル成形後、残るシー
ト状の部分)3c,3cの面積が大きくなり、その大きい分
だけ、余分な力f・・・がカプセル成形のためのゼラチ
ンフイルム部分3e,3eに作用して、正常なカプセルの成
形が困難となることが、十分考えられる。
この余計な力f・・・の原因としては、例えば上述し
た如きゼラチンフイルム3,3に加えられたカプセルダイ
ロール1,1の引張力や、高温溶融状態下で延伸状態にあ
るゼラチンフイルム3,3自体の収縮力、あるいはこれら
の相乗作用力等が挙げられる。
このような観点に立って、本発明者等が、互いに隣接
するカプセル成形穴6,6間の歯部8,8同志の近接部離間距
離lを極めて小さくしたカプセルダイロール1,1を試験
的に作製したところ、従来の常識に反して、極めて良好
な状態のソフトカプセルが得られた。
本発明は、このような結果に基づきなされたものであ
る。
<課題を解決するための手段> 本発明の一つは、表面にカプセル形成穴16が多数配列
された2本のソフトカプセル用ダイロール11,11が対向
して設置され、これらの対向する両ソフトカプセル用ダ
イロール11,11間に2枚のゼラチンフイルムが供給され
ると共に、これらのゼラチンフイルム間のカプセル部分
に薬液が充填されてカプセルが製造されるソフトカプセ
ル製造機のソフトカプセル用ダイロールであって、 前記各ダイロール11,11の隣接するカプセル成形穴16,
16間の環状の歯部18,18同志の近接部離間距離を、前記
両ダイロール11,11の回転駆動による前記対向するカプ
セル成形穴16,16間の環状の歯部18,18同志の転接によっ
て、当該歯部18,18同志の下側から前記2枚の両ゼラチ
ンフイルムを接合切断する際、上側の非接合切断状態の
ゼラチンフイルム部分の残部の面積が小さくなるように
して、余計な力がカプセル形成のためのゼラチンフイル
ム部分側に作用しないように、1.5mm以下としたことを
特徴とするソフトカプセル用ダイロールにある。
本発明のもう一つは、表面にカプセル形成穴16が多数
配列された2本のソフトカプセル用ダイロール11,11が
対向して設置され、これらの対向する両ソフトカプセル
用ダイロール11,11間に2枚のゼラチンフイルムが供給
されると共に、これらのゼラチンフイルム間のカプセル
部分に薬液が充填されてカプセルが製造されるソフトカ
プセル製造機のソフトカプセル用ダイロールであって、 前記各ダイロール11,11の隣接するカプセル成形穴16,
16間の環状の歯部18,18同志の近接部離間距離を、前記
両ダイロール11,11の回転駆動による前記対向するカプ
セル成形穴16,16間の環状の歯部18,18同志の転接によっ
て、当該歯部18,18同志の下側から前記2枚の両ゼラチ
ンフイルムを接合切断する際、上側の非接合状態のゼラ
チンフイルム部分の残部の面積が小さくなるようにし
て、余計な力がカプセル形成のためのゼラチンフイルム
部分側に作用しないように、1.5mm以下とする一方、 前記各ダイロール11,11の両端側のカプセル形成穴16
の環状の歯部18の両縁寄りに、当該両縁側のゼラチンフ
イルム部分の残部からの余計な力がカプセル形成のため
のゼラチンフイルム部分側に作用しないように、前記ゼ
ラチンフイルムを押さえる概略波型の突条20,20を近接
して設けたことを特徴とするソフトカプセル用ダイロー
ルにある。
<作用> いずれの本発明でも、各ダイロール11,11の隣接する
カプセル成形穴16,16間の環状の歯部18,18同志の近接部
離間距離を、1.5mm以下としてあるため、ゼラチンフイ
ルムの残部部分からの悪影響が極めて小さくなり、良好
なソフトカプセルが得られる。
また、もう一方の本発明では、各ダイロール11,11の
両端側のカプセル形成穴16の環状の歯部18の両縁寄り
に、前期ゼラチンフイルムを押さえるための概略波型の
突条20,20を近接して設けてあるため、ゼラチンフイル
ムの両縁における残部部分からの悪影響も極めて小さく
なり、良品が得にくい縁寄りでも、良好なソフトカプセ
ルが得られる。
<実施例> 第1図〜第3図は本発明に係るソフトカプセル用ダイ
ロールの一実施例を示したものである。
このソフトカプセル用ダイロール11は、その外径が10
2.8mmで、その全長Lが152.5mmで、長径15.3mm、矩径9.
9mmの楕円形状のカプセル成形穴16・・・を、互いに隣
接する各カプセル成形穴16,16間の歯部18,18同志の近接
部離間距離をl1=1.23mm、l2=0.99mmの2種類として、
配列したことろ、総数232個の穴が形成できた。その配
列態様は、軸方向に8列で、周方向に29等分であった。
また、カプセル成形穴16の深さ(高さ)は5.5mm、こ
のカプセル成形穴16の底と連通された空気穴19の内径は
5.5mm、歯部18の巾(厚さ)は1.0mm、歯部18の高さは0.
8mmである。
さらに、このダイロール11の両側の縁寄りには、ゼラ
チンフイルム両縁を押さえるための、湾曲部分と直線部
分の連続からなる概略波型の突条20が設けてあり、この
突条20の巾は1.0mmで、その高さは0.8mmである。
(実施例1) このように互いに隣接する各カプセル成形穴16,16間
の歯部18,18同志の近接部離間距離をl1=1.23mm、l2
0.99mmとする、上記ソフトカプセル用ダイロール11の2
個を、ソフトカプセル製造機にセットして、ソフトカプ
セルを製造したところ、何ら問題のない良好な製品が得
られた。
また、このダイロール11では、その両側の縁寄りにゼ
ラチンフイルム両縁を押さえる概略波型の突条20,20が
設けてあるため、ゼラチンフイルムの縁寄りでも何ら問
題のない良好な製品が得られた。
(比較例1) これに対して、上記図8に示した、外径が102.8mm、
全長(L)が152.5mmの場合で、長径15.7mm、矩径10.3m
mの楕円形状のカプセル成形穴6・・・(総穴数168個)
を配列し、軸方向に7列で、周方向に24等分して、互い
に隣接する各カプセル成形穴6,6間の歯部8,8同志の近接
部の離間距離lを2mm以上としたソフトカプセル用ダイ
ロール1の2個を、ソフトカプセル製造機にセットし
て、ソフトカプセルを製造したところ、ゼラチンフイル
ムの上側および下側の接合部において、フイルム厚が薄
く、不均一となり、特に下側の接合部にあってはこの傾
向が大きく、経時的に液洩れする不良品が得られること
があった。
また、このダイロール1には、その両側の縁寄りにゼ
ラチンフイルム両縁を押さえる概略波型の突条が設けて
ないため、ゼラチンフイルムの縁寄りにあっては、押さ
えがなく、かつ、その残部部分の広さは相当大きくなる
ので、特に良好な製品が得られ難かった。
これらの実施例1及び比較例1の比較から、ソフトカ
プセル用ダイロールにおいて、各カプセル成形穴間の歯
部同志の近接部離間距離としては、上記図9に基づいた
説明から明らかなように、lが2mm以上ではその幅が大
き過ぎて、余計な力がゼラチンフイルムに作用して具合
が悪く、また、上記図1では、特にl1が1.23mmでも良好
な結果が得られることから、概ね1.5mm以下であれば、
良い結果が得られることが十分推定される。また、ダイ
ロール11の両側の縁寄りにゼラチンフイルム両縁を押さ
える概略波型の突条20が設けると、ゼラチンフイルムの
縁寄りでも良好な結果が得られることが分かる。
また、この結果を術した従来のソフトカプセル用ダイ
ロール1と比較すると、全長が同じであるのに、穴数が
38%(232÷168)程増えるため、その分カプセル数が多
くなり、大幅な生産性の向上があった。
さらに、各カプセル成形穴16.16間の歯部18,18同志の
近接部離間距離l1,l2が小さいことから、ゼラチンフイ
ルムの残部面積が、上記従来のソフトカプセルダイロー
ル1と比較して、30%程度減少した。すなわちゼラチン
の消費量(使用量)が3割程度少なくて済む。
なお、上記実施例では、ソフトカプセル用ダイロール
11の全長Lが152.5mmのものであったが、勿論これに限
定されるものではない。また、各カプセル成形穴16,16
間の歯部18,18同志の近接部離間距離も、本発明者等の
研究によれば、1.3mm以下がより好ましく、また、上記
実施例のようにl1=1.23mm、l2=0.99mmの2種類、およ
びこの数値に限定されるものではない。
<発明の効果> 本発明によれば、以上の説明から明らかなように次の
ような優れた効果が得られる。
(1).隣接するカプセル成形穴間の歯部同志の近接部
離間距離が、1.5mm以下と小さいため、カプセル成形穴
間の歯部同志の下側から2枚の両ゼラチンフイルムを接
合切断する際、上側の非接合切断状態のゼラチンフイル
ム部分の残部を小さくすることができる。この結果、ゼ
ラチンフイルムにダイロール側から加えられた引張力や
ゼラチンフイルム自体の収縮力により余計な力の低減が
可能となり、カプセル形成への悪影響を効果的に防止す
ることができ、正常なソフトカプセルの製造が期待でき
る。
(2).また、ダイロールの両側の縁寄りにゼラチンフ
イルム両縁を押さえる概略波型の突条が近接して設けて
ある場合、ゼラチンフイルムの縁寄りが押さえられ、か
つ、その残部部分が小さなるため、縁寄りでも正常なソ
フトカプセルが製造できる。さらに、この概略波型の突
条の形成によって、両ダイロールの位置合わせ時、対応
する両突条が位置決めの目安となる利点も得られる。
(3).また、上記のように歯部同志の近接部離間距離
が、1.5mm以下と小さくしてあるため、その結果とし
て、ダイロールへのカプセル成形穴の配列数(総個数)
を、従来のものに比べて少なくとも3割以上多くするこ
とができ、大幅な生産性の向上を図ることができる。
(4).また、上記歯部同志の近接部離間距離の狭小化
により、従来のものに比較して、ゼラチンフイルムの残
部面積が3割り程度減少するため、ゼラチンの消費量
(使用量)の大幅な節約を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るソフトカプセル用ダイロールの一
実施例になる一部を示した概略平面図、第2図は第1図
のソフトカプセル用ダイロールのカプセル成形穴を示し
た拡大断面図、第3図は第1図のソフトカプセル用ダイ
ロールのカプセル成形穴を示した拡大平面図、第4図は
ソフトカプセルの製造原理を示した概略説明図、第5図
は一般的なソフトカプセル製造機により製造されたソフ
トカプセルの縦断面図、第6図はソフトカプセル用ダイ
ロールの一般的なカプセル成形穴を示した拡大断面図、
第7図は従来のソフトカプセル用ダイロールのカプセル
成形穴の改良型を示した断面図、第8図は従来のソフト
カプセル用ダイロールの一例の一部を示した概略平面
図、第9図はカプセル成形穴によりゼラチンフイルムの
接合切断過程を示した概略説明図である。 図中、 11……ソフトカプセル用ダイロール、 16……カプセル成形穴、 18……歯部、 20……突条、 l1〜2……歯部同志の近接部離間距離、

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面にカプセル形成穴16が多数配列された
    2本のソフトカプセル用ダイロール11,11が対向して設
    置され、これらの対向する両ソフトカプセル用ダイロー
    ル11,11間に2枚のゼラチンフイルムが供給されると共
    に、これらのゼラチンフイルム間のカプセル部分に薬液
    が充填されてカプセルが製造されるソフトカプセル製造
    機のソフトカプセル用ダイロールであって、 前記各ダイロール11,11の隣接するカプセル成形穴16,16
    間の環状の歯部18,18同志の近接部離間距離を、前記両
    ダイロール11,11の回転駆動による前記対向するカプセ
    ル成形穴16,16間の環状の歯部18,18同志の転接によっ
    て、当該歯部18,18同志の下側から前記2枚の両ゼラチ
    ンフイルムを接合切断する際、上側の非接合切断状態の
    ゼラチンフイルム部分の残部の面積が小さくなるように
    して、余計な力がカプセル形成のためのゼラチンフイル
    ム部分側に作用しないように、1.5mm以下としたことを
    特徴とするソフトカプセル用ダイロール。
  2. 【請求項2】表面にカプセル形成穴16が多数配列された
    2本のソフトカプセル用ダイロール11,11が対向して設
    置され、これらの対向する両ソフトカプセル用ダイロー
    ル11,11間に2枚のゼラチンフイルムが供給されると共
    に、これらのゼラチンフイルム間のカプセル部分に薬液
    が充填されてカプセルが製造されるソフトカプセル製造
    機のソフトカプセル用ダイロールであって、 前記各ダイロール11,11の隣接するカプセル成形穴16,16
    間の環状の歯部18,18同志の近接部離間距離を、前記両
    ダイロール11,11の回転駆動による前記対向するカプセ
    ル成形穴16,16間の環状の歯部18,18同志の転接によっ
    て、当該歯部18,18同志の下側から前記2枚の両ゼラチ
    ンフイルムを接合切断する際、上側の非接合切断状態の
    ゼラチンフイルム部分の残部の面積が小さくなるように
    して、余計な力がカプセル形成のためのゼラチンフイル
    ム部分側に作用しないように、1.5mm以下とする一方、 前記各ダイロール11,11の両端側のカプセル形成穴16の
    環状の歯部18の両縁寄りに、当該両縁側のゼラチンフイ
    ルム部分の残部からの余計な力がカプセル形成のための
    ゼラチンフイルム部分側に作用しないように、前記ゼラ
    チンフイルムを押さえる概略波型の突条20,20を近接し
    て設けたことを特徴とするソフトカプセル用ダイロー
    ル。
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